JPS637058B2 - - Google Patents
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- JPS637058B2 JPS637058B2 JP54133124A JP13312479A JPS637058B2 JP S637058 B2 JPS637058 B2 JP S637058B2 JP 54133124 A JP54133124 A JP 54133124A JP 13312479 A JP13312479 A JP 13312479A JP S637058 B2 JPS637058 B2 JP S637058B2
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- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims description 35
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 27
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 8
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 7
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 230000001960 triggered effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L1/00—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
- H04L1/24—Testing correct operation
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Radio Transmission System (AREA)
- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、信号監視回路を持ち、複数個の入力
信号線の中から障害のない信号線を1個選択して
次段受信回路への入力とする、冗長入力系の選択
回路を有する信号線選択回路に関する。
信号線の中から障害のない信号線を1個選択して
次段受信回路への入力とする、冗長入力系の選択
回路を有する信号線選択回路に関する。
従来は信号線監視回路を入力信号線の本数分用
意し、入力信号線の選択回路の入力側に配置して
いた。この方式の長所は入力信号線に障害発生や
正常状態への復旧などの状態変化が起こつた時
に、信号監視回路がそれを検出するまでに検出遅
延が存在しても検出状態が安定するまでの十分な
時間が経過すれば、検出結果は確定することで、
確定結果に対しては予め決定されている論理に従
い正常で適切な入力信号線を選択させるための確
定した選択情報を得ることができる。短所は、入
力信号線1本1本に対して信号監視回路を必要と
する為、回路が複雑化しコスト高になることであ
る。
意し、入力信号線の選択回路の入力側に配置して
いた。この方式の長所は入力信号線に障害発生や
正常状態への復旧などの状態変化が起こつた時
に、信号監視回路がそれを検出するまでに検出遅
延が存在しても検出状態が安定するまでの十分な
時間が経過すれば、検出結果は確定することで、
確定結果に対しては予め決定されている論理に従
い正常で適切な入力信号線を選択させるための確
定した選択情報を得ることができる。短所は、入
力信号線1本1本に対して信号監視回路を必要と
する為、回路が複雑化しコスト高になることであ
る。
そこで信号監視回路の位置を入力信号線の選択
回路の入力側から出力側に移すことを考えると、
信号監視回路の個数は1個に減少するが、従来の
方式と大きく異なる点は、信号監視回路は入力信
号線の障害状態の有無を常時監視するのではな
く、選択回路で、その入力信号線が選択されてか
ら始めて監視が開始されることである。その結
果、障害発生時に選択回路の切替え動作の結果正
常な入力信号線が選択されていても、信号監視回
路は検出遅延時間の為にそれを検出できず、この
誤判定の結果、選択回路の最初の切替え動作を契
機に無限な切替え動作の振動状態が発生する場合
がある。この状態は障害検出時の切替え動作の起
こる周期が、信号監視回路の正常状態に対する検
出遅延時間よりも小さい場合に生じる。
回路の入力側から出力側に移すことを考えると、
信号監視回路の個数は1個に減少するが、従来の
方式と大きく異なる点は、信号監視回路は入力信
号線の障害状態の有無を常時監視するのではな
く、選択回路で、その入力信号線が選択されてか
ら始めて監視が開始されることである。その結
果、障害発生時に選択回路の切替え動作の結果正
常な入力信号線が選択されていても、信号監視回
路は検出遅延時間の為にそれを検出できず、この
誤判定の結果、選択回路の最初の切替え動作を契
機に無限な切替え動作の振動状態が発生する場合
がある。この状態は障害検出時の切替え動作の起
こる周期が、信号監視回路の正常状態に対する検
出遅延時間よりも小さい場合に生じる。
本発明の目的は、切替え動作の振動を生じるこ
となく信号監視回路を選択回路の出力側に設ける
ことを可能にして、それによりその個数を1個に
減少することのできる信号線選択回路を提供する
ことにある。
となく信号監視回路を選択回路の出力側に設ける
ことを可能にして、それによりその個数を1個に
減少することのできる信号線選択回路を提供する
ことにある。
本発明の信号選択回路は、複数個の入力信号線
の中から1個を選択して出力信号とする選択回路
と、該選択回路の出力側の障害の有無を監視する
信号監視回路と、該信号監視回路により起動され
るタイマー回路とを有し、前記信号監視回路は該
出力信号の障害状態から正常状態への変化に対し
検出遅延時間TNを有し、且つ障害状態検出中は
パルス幅TC、パルス送出周期TPである切替えパ
ルスを出力し、前記タイマー回路は前記切替えパ
ルスの後縁のタイミングで起動され、パルス幅
TMのパルスを出力し、上記のパルスに対しTM>
TN−TC>TPの関係に設定しておき、前記障害発
生時に於ける前記信号監視回路から前記選択回路
への切替えパルス送出において、前記切替えパル
ス列の最初の1個のパルスのみが送出され、引き
続く時間TMの間に発生する切替えパルスの送出
を禁止するようにしたことを特徴とする。
の中から1個を選択して出力信号とする選択回路
と、該選択回路の出力側の障害の有無を監視する
信号監視回路と、該信号監視回路により起動され
るタイマー回路とを有し、前記信号監視回路は該
出力信号の障害状態から正常状態への変化に対し
検出遅延時間TNを有し、且つ障害状態検出中は
パルス幅TC、パルス送出周期TPである切替えパ
ルスを出力し、前記タイマー回路は前記切替えパ
ルスの後縁のタイミングで起動され、パルス幅
TMのパルスを出力し、上記のパルスに対しTM>
TN−TC>TPの関係に設定しておき、前記障害発
生時に於ける前記信号監視回路から前記選択回路
への切替えパルス送出において、前記切替えパル
ス列の最初の1個のパルスのみが送出され、引き
続く時間TMの間に発生する切替えパルスの送出
を禁止するようにしたことを特徴とする。
次に図面を用いて詳細に説明する。第1図は、
仮に信号監視回路を選択回路の出力側に設けよう
とした場合の問題点を説明するためのブロツク図
である。選択回路12によりPCM信号などのn
個の入力信号線111〜11nの1個が選択され
て出力線13に出て、信号監視回路14に加えら
れる。信号監視回路14は、入力信号にする障害
の有無を検出し、制御線15を通じて前記選択回
路12へ切替情報を与える。第1図の動作を第2
図の具体例に基いて説明する。簡単のために、第
2図に於ける入力信号線の個数nを2個とする。
仮に信号監視回路を選択回路の出力側に設けよう
とした場合の問題点を説明するためのブロツク図
である。選択回路12によりPCM信号などのn
個の入力信号線111〜11nの1個が選択され
て出力線13に出て、信号監視回路14に加えら
れる。信号監視回路14は、入力信号にする障害
の有無を検出し、制御線15を通じて前記選択回
路12へ切替情報を与える。第1図の動作を第2
図の具体例に基いて説明する。簡単のために、第
2図に於ける入力信号線の個数nを2個とする。
第2図に於て、211〜212は入力信号線
を、22は選択回路を示す。選択回路22は2本
の入力信号線の選択情報を与えるための1段のカ
ウンタ221と、カウンタ出力のデコード回路2
22と、デコード回路出力により制御される2入
力の選択ゲート223で構成されている。23は
選択回路22の出力線を、24は信号線監視回路
を、25は切替情報を伝える制御線を示す。信号
監視回路24は、出力線23の正常、異常の検出
回路241と、制御線25への切替情報送出を制
御するゲート回路24より構成されている。
を、22は選択回路を示す。選択回路22は2本
の入力信号線の選択情報を与えるための1段のカ
ウンタ221と、カウンタ出力のデコード回路2
22と、デコード回路出力により制御される2入
力の選択ゲート223で構成されている。23は
選択回路22の出力線を、24は信号線監視回路
を、25は切替情報を伝える制御線を示す。信号
監視回路24は、出力線23の正常、異常の検出
回路241と、制御線25への切替情報送出を制
御するゲート回路24より構成されている。
第5図は第2図の動作説明のためのタイミング
図である。51は第2図の選択回路22の出力線
23に現れる入力信号の選択状態であり、N1は
正常時の211の入力信号を、A1は異常時の2
11の入力信号を、N2は正常時の212の入力
信号を選択している状態を表わす。52は切替情
報送出の駆動パルス源CLKからの駆動パルスで、
周期TP、パルス幅TCと仮定する。53は検出回
路241の出力状態で、低レベルは出力線23が
“正常”と判定している状態、高レベルは“異常”
と判定している状態を示す。ここでTAおよびTN
は、それぞれ検出回路241の異常発生時の判定
遅延時間、および正常復帰時の判定遅延時間で
TN−TC>TPの関係にあると仮定する。54は制
御線25の切替情報を示す。
図である。51は第2図の選択回路22の出力線
23に現れる入力信号の選択状態であり、N1は
正常時の211の入力信号を、A1は異常時の2
11の入力信号を、N2は正常時の212の入力
信号を選択している状態を表わす。52は切替情
報送出の駆動パルス源CLKからの駆動パルスで、
周期TP、パルス幅TCと仮定する。53は検出回
路241の出力状態で、低レベルは出力線23が
“正常”と判定している状態、高レベルは“異常”
と判定している状態を示す。ここでTAおよびTN
は、それぞれ検出回路241の異常発生時の判定
遅延時間、および正常復帰時の判定遅延時間で
TN−TC>TPの関係にあると仮定する。54は制
御線25の切替情報を示す。
次に第2図の信号線選択回路の動作の説明をす
る。初期状態に於て第2図の出力線23の状態5
1はN1であると仮定する。即ち選択回路22は
正常状態にある入力信号線211を選択してお
り、検出回路241の出力状態53は低レベル即
ち“正常”を示している。時刻t1に出力線23の
状態51はN1からA1に変化する。即ち入力線2
11の状態が正常から異常に変化するが、検出回
路241は異常発生検出に対する判定遅延時間の
ため、TAだけ遅れて時刻T2に“異常”と判定し、
出力状態53は高レベルに変化する。次いで時刻
t3に駆動パルス52が到来して切替情報54がゲ
ート回路242を通して制御線25に出力され
る。この結果選択回路22のカウンタ221が反
転し、デコード回路222を介して選択ゲート2
23が切替えられ、出力線23の状態51はN2、
即ち選択回路22が正常な入力線212を選択し
ている状態になる。この時、検出回路241は正
常復帰検出に対する判定遅延時間のため、時刻t3
の後も更にTNの間“異常”と判定し続け、検出
回路241の出力状態53は高レベルを維持す
る。ここで前に仮定したようにTN−TC>TP(駆
動パルス源の周期)とすると、時刻T4に再び切
替情報54が作られ、選択回路22が再切替えさ
れて、出力線23の状態51はA1即ち異常な入
力線211を選択する状態に復帰する。検出回路
241は異常検出の判定遅延時間TAに拘わりな
く、“異常”と判定し続ける。
る。初期状態に於て第2図の出力線23の状態5
1はN1であると仮定する。即ち選択回路22は
正常状態にある入力信号線211を選択してお
り、検出回路241の出力状態53は低レベル即
ち“正常”を示している。時刻t1に出力線23の
状態51はN1からA1に変化する。即ち入力線2
11の状態が正常から異常に変化するが、検出回
路241は異常発生検出に対する判定遅延時間の
ため、TAだけ遅れて時刻T2に“異常”と判定し、
出力状態53は高レベルに変化する。次いで時刻
t3に駆動パルス52が到来して切替情報54がゲ
ート回路242を通して制御線25に出力され
る。この結果選択回路22のカウンタ221が反
転し、デコード回路222を介して選択ゲート2
23が切替えられ、出力線23の状態51はN2、
即ち選択回路22が正常な入力線212を選択し
ている状態になる。この時、検出回路241は正
常復帰検出に対する判定遅延時間のため、時刻t3
の後も更にTNの間“異常”と判定し続け、検出
回路241の出力状態53は高レベルを維持す
る。ここで前に仮定したようにTN−TC>TP(駆
動パルス源の周期)とすると、時刻T4に再び切
替情報54が作られ、選択回路22が再切替えさ
れて、出力線23の状態51はA1即ち異常な入
力線211を選択する状態に復帰する。検出回路
241は異常検出の判定遅延時間TAに拘わりな
く、“異常”と判定し続ける。
上記の説明のように、正常復帰の検出時の判定
遅延時間TN(但しTN−TC>TPでTPは切替情報送
出の最短周期である)のため、検出回路241は
“異常”と判定した状態からの脱出が不可能にな
る。それに伴ない切替情報54が以後も送出され
続け選択回路22の選択状態はTPの周期で振動
する。
遅延時間TN(但しTN−TC>TPでTPは切替情報送
出の最短周期である)のため、検出回路241は
“異常”と判定した状態からの脱出が不可能にな
る。それに伴ない切替情報54が以後も送出され
続け選択回路22の選択状態はTPの周期で振動
する。
第3図は、本発明の実施例の示すブロツク図で
あり、信号監視回路34の出力を抑圧するタイマ
ー回路36が付加されている。第3図に於て、3
11〜31nは入力信号線を、32は選択回路
を、33は選択回路の出力線を、35は選択回路
に加わる制御線を、37はタイマー回路に起動す
るタイミングを知らせる起動線を、38は信号監
視回路の出力を抑圧するタイマー回路の出力線を
示す。第3図の動作を第4図のタイミング図を参
照して説明する。ここでも第2図の場合と同様
に、入力信号線の個数nは2個と仮定しておく。
あり、信号監視回路34の出力を抑圧するタイマ
ー回路36が付加されている。第3図に於て、3
11〜31nは入力信号線を、32は選択回路
を、33は選択回路の出力線を、35は選択回路
に加わる制御線を、37はタイマー回路に起動す
るタイミングを知らせる起動線を、38は信号監
視回路の出力を抑圧するタイマー回路の出力線を
示す。第3図の動作を第4図のタイミング図を参
照して説明する。ここでも第2図の場合と同様
に、入力信号線の個数nは2個と仮定しておく。
第4図に於て、411〜412は入力信号線
を、42は選択回路を示す。選択回路42の構成
は第2図の選択回路22と同一である。43は選
択回路42の出力線を、44は信号監視回路を、
45は切替情報を伝える制御線を示す。信号監視
回路44の構成は、第2図と比べるとタイマー回
路46を起動する起動線47への出力と、タイマ
ー回路46の出力線48からの入力が付加され、
検出回路441の出力を制御するゲート回路44
2の入力部分が異なつている。
を、42は選択回路を示す。選択回路42の構成
は第2図の選択回路22と同一である。43は選
択回路42の出力線を、44は信号監視回路を、
45は切替情報を伝える制御線を示す。信号監視
回路44の構成は、第2図と比べるとタイマー回
路46を起動する起動線47への出力と、タイマ
ー回路46の出力線48からの入力が付加され、
検出回路441の出力を制御するゲート回路44
2の入力部分が異なつている。
第6図は第4図の動作を説明するためのタイミ
ング図である。61は第4図の選択回路42の選
択状態を示し、N1,A1,N2の意味は第5図の5
1と同様である。62は切替情報送出の駆動パル
ス源CLKからの駆動パルスで、その周期をTPと
する。63は検出回路441の出力状態で、低レ
ベルと高レベルの意味は、それぞれ第5図の53
と同様である。64は制御線45へ出力される切
替情報である。65はタイマー回路46の出力線
48へ出力されるパルスで、信号監視回路44の
内部ゲート回路442の出力を制御して、低レベ
ルの時出力線45への切替情報の送出を許可し、
高レベルの時抑圧するように動作する。
ング図である。61は第4図の選択回路42の選
択状態を示し、N1,A1,N2の意味は第5図の5
1と同様である。62は切替情報送出の駆動パル
ス源CLKからの駆動パルスで、その周期をTPと
する。63は検出回路441の出力状態で、低レ
ベルと高レベルの意味は、それぞれ第5図の53
と同様である。64は制御線45へ出力される切
替情報である。65はタイマー回路46の出力線
48へ出力されるパルスで、信号監視回路44の
内部ゲート回路442の出力を制御して、低レベ
ルの時出力線45への切替情報の送出を許可し、
高レベルの時抑圧するように動作する。
次に、第4図と第6図についてその動作を説明
する。初期状態に於て、第4図の出力線43の状
態61はN1で、選択回路42は正常状態にある
入力信号線411を選択しており、検出回路44
1の出力状態63は低レベルで“正常”を示して
いると仮定する。時刻t1に入力線411が正常か
ら異常に変化し、出力線43の状態61はN1か
らA1に変化するが、検出回路441は異常発生
検出に対する判定遅延時間のため、TAだけ遅れ
て時刻t2に“異常”と判定し、同時に出力状態6
3が高レベルに変化する。次に時刻t3に駆動パル
ス62が到来した時、タイマー回路46の出力線
48は低レベルにあり、ゲート回路442を通つ
て切替情報64が制御線45へ送出される。切替
情報64の“立上り”で選択回路42が切替えら
れ、出力線43の状態61はN2、即ち選択回路
42が正常な入力線412を選択している状態に
変化する。この切替情報64は同時に起動線47
を通つてタイマー回路46にも伝えられ、パルス
の“立上り”の時刻t4にモノマルチMMをトリガ
ーしてパルス幅TMのパルス65が作られる。こ
のパルス65はタイマー回路46の出力線48を
通つて信号監視回路44のゲート回路442に加
えられ、駆動パルス62の送出を禁止する。ここ
でTM>TN−TC>TPの関係を仮定する。TCは駆
動パルス62のパルス幅である。検出回路441
の出力状態63は正常復帰検出の判定遅延TNの
ため時刻t3から時刻t6まで高レベル、即ち“異
常”との判定結果を保持する。一方タイマー回路
46の出力線48のパルス65が時刻t4から時刻
t7まで保持されるため、時刻t4から時刻t7の間の
時刻t5に到来する駆動パルス62はゲート回路4
42から制御線45への送出を禁止される。時刻
t7以後は検出回路の出力状態63が判定遅延時間
TNを過ぎて低レベルになつているため、結局、
切替情報64は時刻t3に1回だけしか送出され
ず、第2図のような切替状態の振動は発生しな
い。
する。初期状態に於て、第4図の出力線43の状
態61はN1で、選択回路42は正常状態にある
入力信号線411を選択しており、検出回路44
1の出力状態63は低レベルで“正常”を示して
いると仮定する。時刻t1に入力線411が正常か
ら異常に変化し、出力線43の状態61はN1か
らA1に変化するが、検出回路441は異常発生
検出に対する判定遅延時間のため、TAだけ遅れ
て時刻t2に“異常”と判定し、同時に出力状態6
3が高レベルに変化する。次に時刻t3に駆動パル
ス62が到来した時、タイマー回路46の出力線
48は低レベルにあり、ゲート回路442を通つ
て切替情報64が制御線45へ送出される。切替
情報64の“立上り”で選択回路42が切替えら
れ、出力線43の状態61はN2、即ち選択回路
42が正常な入力線412を選択している状態に
変化する。この切替情報64は同時に起動線47
を通つてタイマー回路46にも伝えられ、パルス
の“立上り”の時刻t4にモノマルチMMをトリガ
ーしてパルス幅TMのパルス65が作られる。こ
のパルス65はタイマー回路46の出力線48を
通つて信号監視回路44のゲート回路442に加
えられ、駆動パルス62の送出を禁止する。ここ
でTM>TN−TC>TPの関係を仮定する。TCは駆
動パルス62のパルス幅である。検出回路441
の出力状態63は正常復帰検出の判定遅延TNの
ため時刻t3から時刻t6まで高レベル、即ち“異
常”との判定結果を保持する。一方タイマー回路
46の出力線48のパルス65が時刻t4から時刻
t7まで保持されるため、時刻t4から時刻t7の間の
時刻t5に到来する駆動パルス62はゲート回路4
42から制御線45への送出を禁止される。時刻
t7以後は検出回路の出力状態63が判定遅延時間
TNを過ぎて低レベルになつているため、結局、
切替情報64は時刻t3に1回だけしか送出され
ず、第2図のような切替状態の振動は発生しな
い。
上記の作用が円滑に行われる条件を、もう一度
述べると、切替情報送出のための駆動パルス62
のパルス幅TC、周期TP、検出回路441の正常
復帰時の判定遅延時間TN、タイマー回路の出力
パルス幅TMに関して、TM>TN−TC>TPの関係
に設定しなければならない。
述べると、切替情報送出のための駆動パルス62
のパルス幅TC、周期TP、検出回路441の正常
復帰時の判定遅延時間TN、タイマー回路の出力
パルス幅TMに関して、TM>TN−TC>TPの関係
に設定しなければならない。
尚、上述の説明に於ては、入力信号線の個数が
2個の場合を述べたが、一般にn個存在する場合
でも容易に拡張することができる。その場合は第
4図の選択回路42の内部構成を以下のように修
正する必要がある。たとえば、カウンタ421は
通常のバイナリ・カウンタとして構成し、必要な
らばリセツト回路を付加して0からn−1の数値
をカウントできるようにする。デコード回路42
2もそれに伴なつて、入力はカウンタのmビツト
(mはlog2n以上の最小の整数値)の出力、出力は
入力信号線の本数に相当するnビツトで、カウン
タの数値に応じてn本のうち1本の出力のみが活
性化(高レベル)され、残りは非活性化(低レベ
ル)されるものに変更する。アンド・オア・ゲー
トで構成される選択ゲート423もアンド・ゲー
ト数をn個にオア・ゲートの入力をn入力に変更
する。
2個の場合を述べたが、一般にn個存在する場合
でも容易に拡張することができる。その場合は第
4図の選択回路42の内部構成を以下のように修
正する必要がある。たとえば、カウンタ421は
通常のバイナリ・カウンタとして構成し、必要な
らばリセツト回路を付加して0からn−1の数値
をカウントできるようにする。デコード回路42
2もそれに伴なつて、入力はカウンタのmビツト
(mはlog2n以上の最小の整数値)の出力、出力は
入力信号線の本数に相当するnビツトで、カウン
タの数値に応じてn本のうち1本の出力のみが活
性化(高レベル)され、残りは非活性化(低レベ
ル)されるものに変更する。アンド・オア・ゲー
トで構成される選択ゲート423もアンド・ゲー
ト数をn個にオア・ゲートの入力をn入力に変更
する。
以上説明した様に、本発明では、信号監視回路
の入力と出力間の時間遅れに起因する誤つた制御
を防止するためのタイマー回路を1個導入するこ
とにより、従来、入力信号線の個数だけ必要であ
つた信号監視回路を、唯の1個に減少できる効果
がある。
の入力と出力間の時間遅れに起因する誤つた制御
を防止するためのタイマー回路を1個導入するこ
とにより、従来、入力信号線の個数だけ必要であ
つた信号監視回路を、唯の1個に減少できる効果
がある。
第1図は仮想的な信号線切替回路を示すブロツ
ク図、第2図は第1図をさらに詳細に示す回路
図、第5図は第2図の動作を示すタイミング図で
ある。第3図は本発明の実施例のブロツク図、第
4図は第3図をさらに詳細に示す回路図、第6図
は第4図の動作を示すタイミング図である。 411〜412…入力信号線、42…選択回
路、43…出力線、44…信号監視回路、45…
制御線、46…タイマー回路、47…起動線、4
8…出力線。
ク図、第2図は第1図をさらに詳細に示す回路
図、第5図は第2図の動作を示すタイミング図で
ある。第3図は本発明の実施例のブロツク図、第
4図は第3図をさらに詳細に示す回路図、第6図
は第4図の動作を示すタイミング図である。 411〜412…入力信号線、42…選択回
路、43…出力線、44…信号監視回路、45…
制御線、46…タイマー回路、47…起動線、4
8…出力線。
Claims (1)
- 1 複数個の入力信号線の中から1個を選択して
出力信号とする選択回路と、該選択回路の出力側
の障害の有無を監視する信号監視回路と、該信号
監視回路により起動されるタイマー回路とを有
し、前記信号監視回路は該出力信号の障害状態か
ら正常状態への変化に対し検出遅延時間TNを有
し、且つ障害状態検出中はパルス幅TC、パルス
送出周期TPである切替えパルスを出力し、前記
タイマー回路は前記切替えパルスの後縁のタイミ
ングで起動され、パルス幅TMのパルスを出力し、
上記のパルスに対しTM>TN−TC>TPの関係に設
定しておき、前記障害発生時に於ける前記信号監
視回路から前記選択回路への切替えパルス送出に
おいて、前記切替えパルス列の最初の1個のパル
スのみが送出され、引き続く時間TMの間に発生
する切替えパルスの送出を禁止するようにしたこ
とを特徴とする信号線選択回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13312479A JPS5657344A (en) | 1979-10-16 | 1979-10-16 | Signal line selecting circuit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13312479A JPS5657344A (en) | 1979-10-16 | 1979-10-16 | Signal line selecting circuit |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5657344A JPS5657344A (en) | 1981-05-19 |
JPS637058B2 true JPS637058B2 (ja) | 1988-02-15 |
Family
ID=15097342
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13312479A Granted JPS5657344A (en) | 1979-10-16 | 1979-10-16 | Signal line selecting circuit |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5657344A (ja) |
-
1979
- 1979-10-16 JP JP13312479A patent/JPS5657344A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5657344A (en) | 1981-05-19 |
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