JPS6370249A - 帯状物の乾燥方法 - Google Patents

帯状物の乾燥方法

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Publication number
JPS6370249A
JPS6370249A JP21277586A JP21277586A JPS6370249A JP S6370249 A JPS6370249 A JP S6370249A JP 21277586 A JP21277586 A JP 21277586A JP 21277586 A JP21277586 A JP 21277586A JP S6370249 A JPS6370249 A JP S6370249A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drying
strip
inert gas
band
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP21277586A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Ogawa
小川 正春
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP21277586A priority Critical patent/JPS6370249A/ja
Publication of JPS6370249A publication Critical patent/JPS6370249A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/74Applying photosensitive compositions to the base; Drying processes therefor

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば長尺のプラスチック製支持体に塗液を
塗布して乾燥することにより写真感光材料を製造する際
の乾燥工程を改良するものである。
〔従来の技術〕
プラスチックシートあるいは紙などの長尺の支持体に各
種の積層あるいはコーティングを行なう写真感光材料そ
の他各種の製品は一般に所定の成分を有機溶剤に溶解あ
るいは分散した塗液を支持体に塗布し、これを乾燥する
ことにより製造されている。
この乾燥方法としては、従来は、塗液を塗布した支持体
にノズルから熱風を吹きつける方法が一般に採用されて
きた。このノズル方式は熱風を進行方向の反対方向より
流して乾燥するカウンターフロ一方式に比べて塗布面の
伝熱係数を大きくできて有利である。このノズル方式で
乾燥速度を上昇させるには熱風の温度、風速、風量を上
げるのが効果的とされてきた。
一方、0.2〜50cpの粘度を有する塗布量50/ボ
未渦の比較的低粘度、低塗布吊で塗布された塗膜をこの
ような方法で乾燥するとオーブン内で気化蒸発した溶剤
が高濃度になって、爆発が生じる危険性がある。それ故
このガス濃度を下限界値(一般にLELと略称)の1/
3以下に抑えて安全性を保つようにしているのが通例で
ある。
又、塗布直後の乾燥においては、風速を大にすると塗膜
表面の境幕及び蒸発ガスの除去に効果があり、乾燥速度
が大きくはなるが、風の動的作用(動圧)により塗膜表
面の平面性がそこなわれて、最終的に品質に影響すると
いう欠陥が生じる。かくして低粘液塗布膜について塗布
直後で乾燥速度を大きくすることは難しい問題になって
いた。従来からこの問題を解決するために種々の検討が
行なわれてきた。例えば、ノズル方式の乾燥で爆発を防
ぐ方法が提案されている(特公昭54−26026月公
報)。この方法においては、ノズルの近傍に新鮮風を導
入することより、溶剤ガス濃度を爆発下限の20〜30
%以下に抑えるようにしている。
又、急激な乾燥による塗膜の平面性悪化対策に関しては
、乾燥の温度、風量、風速の条件を乾燥のゾーンごとに
変えて乾燥する方法が一般に知られている。
〔発明が解決しようとでる問題点〕
ノズル近傍に新鮮風を導入する方法も平均的にガス濃度
は下げても、塗膜面真近のガス11r!!は下がってい
るとは限らず完全ではない。
又、乾燥J!1濡、風量、風速をゾーンごとに設定する
方法は、ある品種に対しては有効であっても汎用性のあ
る方法ではなく、乾燥速度も全体としては小さくなって
しまう。
本発明の目的は、このような問題を解決し、品質を損な
うことなく乾燥速度を上げる方法を提供することにある
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者は、このようt′に目的をj!成づべく鋭意検
討を行った結果、乾燥オーブンを不活性雰囲気にし、帯
状物の上下から比較的低風速の不活性ガスの熱風を噴出
させることにより爆発に対しても安全で、しかち乾燥速
度が大きく、乾膜での平面性に優れた製品を得るなど、
種々の利点を見い出し本発明を完成させるに至った。す
なわち本発明は、可燃性有機溶剤を含む低粘度塗液が塗
布された帯状物を不活性ガスの熱風が充満されているオ
ーブン内を走行させつつ乾燥するにあたり、乾燥の前期
において該帯状物の上下に配置されたノズルから比較的
低風速の不活性ガス熱風を噴出させて該帯状物を乾燥す
ることを特徴とする帯状物の乾燥方法に関するものであ
る。
帯状物の種類は特に制限されるものではなく、各種プラ
スチックシートあるいは紙等の支持体に用途に応じて必
要な成分が可燃性有機溶剤に溶解あるいは分散された塗
液が塗布されCいるものである。塗液の粘度は25℃に
J3いて0.2〜50cpPi!度であり、特に2〜2
5cp程度のものに対して、本発明の方法は威力をR揮
づろ。塗布品は、10〜50CC/yrl程度である。
可燃性有Fj3溶剤は溶解あるいは分散する成分などに
応じて適当なものが選択されるが、例えばベンゼン、ト
ルエン、アルコール、アセI〜ン、酢酸メチル、メチレ
ングリコールなどである。
可燃性有機溶剤を含む塗液が塗布されている帯状物を不
活性ガスの熱風が送風、充満されているオーブン内に進
入走行させることによって乾燥する。このオーブンは内
部を不活性ガスで満たされた状態に保つために周囲に覆
いを設け、帯状物の入口及び出口はスリット状の最小限
の間口にとどめるのがよい。
不活性ガスはその雰凹気内における燃焼を阻止しうるガ
スであり、例えば窒素ガス、炭酸ガスなどである。オー
ブンに吹き込まれる不活性ガスの温度及びff1ffi
は要は帯状物を所定の程度まで乾燥しうるように設定さ
れ、帯状物の種類、サイズ及び走行速度、有機溶剤の種
類などを考慮し、て適当になるように設定される。オー
ブン内に赤外線ヒータ等を補助熱源として配設すること
もできる。
不活性ガスをオーブン内に吹き込むため送風機を設け、
一方オーブン内から排出させるために排風機を設ける。
オーブンの大きさ等により送風u1及び排風態の一方を
省略できることはいうまでもない。
このようなオーブン内の帯状物走行路の上下にノズルを
配設する。ノズルは少なくとも乾燥前期において帯状物
の表裏両面に前記不活性ガスの熱風を均一に吹き付ける
ことができるように配設する。乾燥前期とは塗液が固化
づる前ひあって熱風により凹凸を生じうる状態の息であ
る。このノズルはオーブン内の帯状物走行路の全長にわ
たって上下に設けることがぐきることはいうまでもない
ノズルの形状は問うところではなく、例えば管状のほか
吹出口がスリット状であってもよい。
ノズルから不活性ガスの熱風を比較的低I!l速で、す
なわち乾燥前期において塗液面の平面性を損なわない程
度の風速で噴出させる。この風速の上限は塗液の種類、
熱」潤度などによって異なる。11出する熱風は帯状物
の各面で均一になればよく、表面と裏面では異なってい
てもよい。
〔作用〕
本発明の方法においては、乾燥を不活性ガス雰囲気中で
行わせることによって蒸発した溶剤蒸気の爆発を防止し
、オーブン内の高濃度状態を可能にしている。
反型布面よりのノズル吹出し風の動圧によっては塗布面
の平面性悪化の影響はなく、一方、反型布面よりの伝熱
の効果により、乾燥速度は大きく出来るようにしている
。すなわち、塗布面の平面性悪化防止のため、塗布面よ
りのノズル吹出し風速を下げても乾燥速度が極端に小さ
くなることはなく、又、爆発の問題に対しても安全性が
保たれている。
〔実施例〕
ポリエチレンテレフタレートを支持体にして、この表面
に第1表に示ず組成及び物性を有する塗布液を20cc
/ゴ塗布した。
第1表 この帯状物を本発明の方法、すなわち、塗布直後の乾燥
ゾーンにおいて第1図に示すような不活性ガス雰囲気の
オーブンで上下ノズル風により乾燥した。このA−ブン
にはノズル1.2が上下に設けられていて、塗布装置3
で塗液を塗布された帯状物4に不活性ガスの熱風5.6
を両面から吹き付けられるようになっている。尚、同図
には搬送ロール7の図示が省略されている。このオーブ
ンで乾燥したところ、l・−タルの乾燥時間は約15秒
であり、品質上特に問題はなかった。このときのfIi
濡は70℃、」速は上下ノズルとも3 m/sであった
次に従来の方法、すなわち空気雰囲気の第2図に示すA
−ブンで上のみのノズル風により乾燥したところ、トー
タルの乾燥時間は約20秒であった。しかし、乾燥面に
は風による平面性欠陥(ffiムラ)が認められた。こ
のときのIII渇は70℃、ノズル風速は5m/sであ
った。
〔発明の効果] 本発明の方法は希釈空気を゛必要とせず、従ってこれを
加熱する熱エネルギーも不要になる。
反型布面からの伝熱の効果により塗布面ノズル風を下げ
ても乾燥速度を大きく出来る。しかも表面に欠陥のない
高品質の製品を19ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法により、そして第2図は従来の方
法によりそれぞれ帯状物を乾燥している状態を示す側面
図である。 1.2・・・噴出しノズル、3・・・塗fli菰買、4
・・・帯状物、5.6・・・熱風、7・・・搬送ロール
特許出願人 富士写真フィルム株式会社代理人 弁理士
  [11中 政 浩 はか1名

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 可燃性有機溶剤を含む低粘度塗液が塗布された帯状物を
    不活性ガスの熱風が充満されているオーブン内を走行さ
    せつつ乾燥するにあたり、乾燥の前期において該帯状物
    の上下に配置されたノズルから比較的低風速の不活性ガ
    ス熱風を噴出させて該帯状物を乾燥することを特徴とす
    る帯状物の乾燥方法
JP21277586A 1986-09-11 1986-09-11 帯状物の乾燥方法 Pending JPS6370249A (ja)

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JP21277586A JPS6370249A (ja) 1986-09-11 1986-09-11 帯状物の乾燥方法

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JPS6370249A true JPS6370249A (ja) 1988-03-30

Family

ID=16628185

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JP21277586A Pending JPS6370249A (ja) 1986-09-11 1986-09-11 帯状物の乾燥方法

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JP (1) JPS6370249A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014048033A (ja) * 2012-09-04 2014-03-17 Dainippon Printing Co Ltd 乾燥システムおよび乾燥方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014048033A (ja) * 2012-09-04 2014-03-17 Dainippon Printing Co Ltd 乾燥システムおよび乾燥方法

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