JPS636890Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS636890Y2 JPS636890Y2 JP2189780U JP2189780U JPS636890Y2 JP S636890 Y2 JPS636890 Y2 JP S636890Y2 JP 2189780 U JP2189780 U JP 2189780U JP 2189780 U JP2189780 U JP 2189780U JP S636890 Y2 JPS636890 Y2 JP S636890Y2
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- JP
- Japan
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- output
- level
- reference voltage
- voltage
- amplifier
- Prior art date
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- Expired
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- 238000009499 grossing Methods 0.000 claims description 22
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
Landscapes
- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、発振器において、自動レベル制御
機能を備えて、その基準となる電圧を変化させる
ことにより出力信号レベルを可変するようにした
レベル可変装置に関するものである。
機能を備えて、その基準となる電圧を変化させる
ことにより出力信号レベルを可変するようにした
レベル可変装置に関するものである。
従来、発振器の自動レベル制御装置を用いた出
力レベル可変装置として、第1図に示す構成のも
のがある。
力レベル可変装置として、第1図に示す構成のも
のがある。
第1図において、1は発振器、2は電圧制御減
衰器で、印加電圧に応じて減衰度を変える電圧比
例応動型で、発振器1からの信号に所要の減衰を
与える。3は出力増幅器、4は出力端子、5は検
波器で、出力端子4に接続され、出力信号を検波
する。6は平滑回路、7は比較増幅器で、平滑回
路6の直流電圧VDが反転入力に加えられ、可変
の基準電圧VRfが非反転入力に加えられ、その比
較出力VCが電圧制御減衰器2に制御電圧として
印加される。
衰器で、印加電圧に応じて減衰度を変える電圧比
例応動型で、発振器1からの信号に所要の減衰を
与える。3は出力増幅器、4は出力端子、5は検
波器で、出力端子4に接続され、出力信号を検波
する。6は平滑回路、7は比較増幅器で、平滑回
路6の直流電圧VDが反転入力に加えられ、可変
の基準電圧VRfが非反転入力に加えられ、その比
較出力VCが電圧制御減衰器2に制御電圧として
印加される。
その動作について説明する。発振器1から得ら
れた信号は、電圧制御減衰器2、出力増幅器3を
通つて出力端子4に出力されるが、出力信号の一
部は、検波器5で検波され直流電圧VDとなり、
これと基準電圧VRfが比較増幅器7で比較される。
今、VD>VRfであればその差が比較増幅器7で増
幅され、+VCとなり、これが電圧制御減衰器2に
印加され、その減衰度を大として出力信号のレベ
ルを下げる。かくして、比較増幅器7は直流電圧
VDと基準電圧VRfとが等しくなるように電圧制御
減衰器2を基準電圧VRfに応じた比較出力VCを加
える。出力端子4には基準電圧VRfに従つたレベ
ルの出力信号が得られる。したがつて、基準電圧
VRfを変化させれば出力信号のレベルを制御する
ことができる。
れた信号は、電圧制御減衰器2、出力増幅器3を
通つて出力端子4に出力されるが、出力信号の一
部は、検波器5で検波され直流電圧VDとなり、
これと基準電圧VRfが比較増幅器7で比較される。
今、VD>VRfであればその差が比較増幅器7で増
幅され、+VCとなり、これが電圧制御減衰器2に
印加され、その減衰度を大として出力信号のレベ
ルを下げる。かくして、比較増幅器7は直流電圧
VDと基準電圧VRfとが等しくなるように電圧制御
減衰器2を基準電圧VRfに応じた比較出力VCを加
える。出力端子4には基準電圧VRfに従つたレベ
ルの出力信号が得られる。したがつて、基準電圧
VRfを変化させれば出力信号のレベルを制御する
ことができる。
ところで、第1図の回路において、出力信号の
レベルを変化させるために、比較増幅器7の一方
の入力である基準電圧VRfをステツプ状に変化さ
せると、比較増幅器7の他方の入力は平滑回路6
の時定数のために直ちに応答できないため、比較
増幅器7の比較出力VCは入力差が増巾されるた
め大きな値となり、したがつて出力信号のレベル
が大きく変化し、その後、徐々に最終レベルに漸
近する。
レベルを変化させるために、比較増幅器7の一方
の入力である基準電圧VRfをステツプ状に変化さ
せると、比較増幅器7の他方の入力は平滑回路6
の時定数のために直ちに応答できないため、比較
増幅器7の比較出力VCは入力差が増巾されるた
め大きな値となり、したがつて出力信号のレベル
が大きく変化し、その後、徐々に最終レベルに漸
近する。
出力信号が低周波の時は平滑回路6の時定数は
大きくとる必要があり、そのために、出力信号の
レベル変化のための応答時間が長くなるばかり
か、出力信号のレベルの行き過ぎ量のため、出力
端子4に接続されている機器が破損するという欠
点があつた。
大きくとる必要があり、そのために、出力信号の
レベル変化のための応答時間が長くなるばかり
か、出力信号のレベルの行き過ぎ量のため、出力
端子4に接続されている機器が破損するという欠
点があつた。
この考案は上記の点にかんがみなされたもの
で、応答時間を改善してレベルの行き過ぎ量を抑
えるようにしたレベル可変装置に関するものであ
る。以下、この考案について説明する。
で、応答時間を改善してレベルの行き過ぎ量を抑
えるようにしたレベル可変装置に関するものであ
る。以下、この考案について説明する。
第2図はこの考案の一実施例を示すブロツク図
である。この図において、符号、1〜7は第1図
と同じものである。8は平滑回路で、比較増幅器
7の非反転入力と基準電圧VRfとの間に設けられ、
その時定数は平滑回路6と同じ値にしてある。9
は加算器で、比較増幅器7の比較出力VCと、基
準電圧VRfとの加算を行い、その結果を電圧制御
減衰器2に制御電圧として印加する。10は増幅
器または減衰器等の電圧調整器で、電圧制御減衰
器2に印加する電圧を調整するためのもので、必
要に応じ設けられる。
である。この図において、符号、1〜7は第1図
と同じものである。8は平滑回路で、比較増幅器
7の非反転入力と基準電圧VRfとの間に設けられ、
その時定数は平滑回路6と同じ値にしてある。9
は加算器で、比較増幅器7の比較出力VCと、基
準電圧VRfとの加算を行い、その結果を電圧制御
減衰器2に制御電圧として印加する。10は増幅
器または減衰器等の電圧調整器で、電圧制御減衰
器2に印加する電圧を調整するためのもので、必
要に応じ設けられる。
次に動作について説明する。今、出力信号のレ
ベルを変化させるために基準電圧VRfをステツプ
状に変化させると、比較増幅器7の基準電圧VRf
側の入力は平滑回路8の時定数のためにすぐには
変化しない。同様に平滑回路6の出力も時定数の
ためすぐには変化しないため、比較増幅器7の出
力も変化しない。一方、加算器9には平滑回路8
を通さない基準電圧VRfが加えてあるので、加算
器9の出力は基準電圧VRfが変化した分だけ即座
に変化し、したがつて出力信号のレベルも直ちに
変化する。その後、平滑回路6,8から両入力
V′D,VRfは徐々に増加する。その増加の仕方は平
滑回路6,8の時定数を同じにしてあるので、両
者ほゞ同一となる。したがつて、比較増幅器7の
出力には、基準電圧VRfと、直流電圧V′Dのレベル
との誤差分だけが現われ、加算器9を経て出力信
号のレベルを補正するように動作する。
ベルを変化させるために基準電圧VRfをステツプ
状に変化させると、比較増幅器7の基準電圧VRf
側の入力は平滑回路8の時定数のためにすぐには
変化しない。同様に平滑回路6の出力も時定数の
ためすぐには変化しないため、比較増幅器7の出
力も変化しない。一方、加算器9には平滑回路8
を通さない基準電圧VRfが加えてあるので、加算
器9の出力は基準電圧VRfが変化した分だけ即座
に変化し、したがつて出力信号のレベルも直ちに
変化する。その後、平滑回路6,8から両入力
V′D,VRfは徐々に増加する。その増加の仕方は平
滑回路6,8の時定数を同じにしてあるので、両
者ほゞ同一となる。したがつて、比較増幅器7の
出力には、基準電圧VRfと、直流電圧V′Dのレベル
との誤差分だけが現われ、加算器9を経て出力信
号のレベルを補正するように動作する。
したがつて、第2図において、平滑回路6と平
滑回路8の時定数を全く同一にしておけば、比較
増幅器7の出力には、第1図の従来例の場合のよ
うな基準電圧VRfと直流電圧V′Dとの立上り時間の
差から発生する大きな電圧が生じないため、行き
過ぎ量はほとんど生ぜず、そのちめ応答時間も改
善することができる。
滑回路8の時定数を全く同一にしておけば、比較
増幅器7の出力には、第1図の従来例の場合のよ
うな基準電圧VRfと直流電圧V′Dとの立上り時間の
差から発生する大きな電圧が生じないため、行き
過ぎ量はほとんど生ぜず、そのちめ応答時間も改
善することができる。
なお、上記実施例では電圧制御減衰器2を用い
たが、電圧で制御できる可変利得増幅器であつて
もよく、要は比較増幅器の比較出力で出力信号の
レベルの制御ができる制御回路であればよい。
たが、電圧で制御できる可変利得増幅器であつて
もよく、要は比較増幅器の比較出力で出力信号の
レベルの制御ができる制御回路であればよい。
以上説明したように、この考案の出力信号の検
波側に用いられる平滑回路を同じ時定数の平滑回
路を比較増幅器の基準電圧入力側に挿入し、さら
に比較増幅器の出力と基準電圧とを加算する加算
器を設け、この加算器の出力を用いて制御回路に
より出力信号のレベルを変えるようにしたので、
基準電圧をステツプ状に変化させても、出力信号
のレベルは検波側の平滑回路の時定数の影響をほ
とんど受けずに基準電圧に追従することが可能に
なるばかりでなく、出力信号のレベルの行き過ぎ
量がなくなるため、機器を破損するようなことは
ない。したがつて、基準電圧に正弦波など各種図
形を加えて出力信号のレベルを振幅変調する場合
にもその周波数応答特性を改善できるなどの優れ
た利点がある。
波側に用いられる平滑回路を同じ時定数の平滑回
路を比較増幅器の基準電圧入力側に挿入し、さら
に比較増幅器の出力と基準電圧とを加算する加算
器を設け、この加算器の出力を用いて制御回路に
より出力信号のレベルを変えるようにしたので、
基準電圧をステツプ状に変化させても、出力信号
のレベルは検波側の平滑回路の時定数の影響をほ
とんど受けずに基準電圧に追従することが可能に
なるばかりでなく、出力信号のレベルの行き過ぎ
量がなくなるため、機器を破損するようなことは
ない。したがつて、基準電圧に正弦波など各種図
形を加えて出力信号のレベルを振幅変調する場合
にもその周波数応答特性を改善できるなどの優れ
た利点がある。
第1図は従来のレベル可変装置の一例を示すブ
ロツク図、第2図はこの考案の一実施例を示すブ
ロツク図である。 図中、1は発振器、2は電圧制御減衰器、3は
出力増幅器、4は出力信号、5は検波器、6は平
滑回路、7は比較増幅器、8は平滑回路、9は加
算器である。
ロツク図、第2図はこの考案の一実施例を示すブ
ロツク図である。 図中、1は発振器、2は電圧制御減衰器、3は
出力増幅器、4は出力信号、5は検波器、6は平
滑回路、7は比較増幅器、8は平滑回路、9は加
算器である。
Claims (1)
- 出力信号のレベルを検出する検波器と、この検
波器の出力を平滑する平滑回路と、この平滑回路
で得られる直流電圧と基準電圧とを比較する比較
増幅器と、この比較増幅器の比較出力で出力信号
のレベルを制御する制御回路とを備え、前記基準
電圧を変化させることにより出力信号のレベルを
可変するようにした発振器のレベル可変装置にお
いて、前記平滑回路と等しい時定数を有する平滑
回路を前記比較増幅器の基準電圧入力側に挿入
し、さらに前記比較増幅器の出力と前記基準電圧
とを加算し前記制御回路に加える加算回路を設け
たことを特徴とするレベル可変装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2189780U JPS636890Y2 (ja) | 1980-02-23 | 1980-02-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2189780U JPS636890Y2 (ja) | 1980-02-23 | 1980-02-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56125623U JPS56125623U (ja) | 1981-09-24 |
JPS636890Y2 true JPS636890Y2 (ja) | 1988-02-27 |
Family
ID=29618032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2189780U Expired JPS636890Y2 (ja) | 1980-02-23 | 1980-02-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS636890Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4733234A (en) * | 1986-04-16 | 1988-03-22 | Hewlett-Packard Company | Remote calibrated power source system and method |
JPS6361508A (ja) * | 1986-09-01 | 1988-03-17 | Kenwood Corp | デジタルアツテネ−タ付アナログ発振器 |
JP2006203489A (ja) * | 2005-01-20 | 2006-08-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高周波信号受信装置とこれに用いる集積回路および前記高周波信号受信装置を用いた電子機器 |
-
1980
- 1980-02-23 JP JP2189780U patent/JPS636890Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56125623U (ja) | 1981-09-24 |
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