JPS6368511A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JPS6368511A
JPS6368511A JP61212604A JP21260486A JPS6368511A JP S6368511 A JPS6368511 A JP S6368511A JP 61212604 A JP61212604 A JP 61212604A JP 21260486 A JP21260486 A JP 21260486A JP S6368511 A JPS6368511 A JP S6368511A
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concentrated
odor
cosmetic
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隆司 稲垣
Hiroyuki Takeuchi
宏之 竹内
Yutaka Kutsuna
沓名 裕
Masaaki Ishiwatari
石渡 正明
Shigeru Chiba
滋 千葉
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Nippon Terpene Chemicals Inc
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Nippon Terpene Chemicals Inc
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    • A61Q19/00Preparations for care of the skin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/96Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution
    • A61K8/97Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution from algae, fungi, lichens or plants; from derivatives thereof
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は無臭で着色力と色調安定性の高い優れた品質の
パプリカ色素を配合してなる化粧料、及び該色素を更に
分離精製して得られる前記特性に加えて高い彩度を有す
るパプリカ赤色素、パプリカ黄色素及びパプリカ橙色素
を配合してなる化粧料に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、パプリカ色素は、パプリカ (Capsicu+*annum L、)の果実に含ま
れている赤橙色色素であり、赤橙色系天然色素として食
品等の分野で広く応用されている。
古くは、パプリカ色素の製造方法として、パプリカ果実
やその乾燥粉末等を、大豆油、菜種油、ヤシ油、綿実油
、コーン油、魚油等の動植物性油で抽出して、パプリカ
色素をこれら油中へ溶出させる油溶法及びアルコール類
、ケトン類やハロゲン化炭化水素類等の有機溶剤で抽出
する溶剤法。
その他の方法が知られている。
しかしながらかかる方法では、濃厚な色素溶液を得るこ
とは困難であり、しかも得られた色素はパプリカ特有の
異臭を伴うものである。
これらの欠点を改善するための方法として、アルカリ水
溶液で加熱処理し、該色素を有機溶剤抽出する方法も提
案されている(特公昭52−3742号)。
又、抽出濃縮パプリカ色素、即ち、オレオレジンをリパ
ーゼで処理し、オレオレジンに含まれる脂質を分解して
遊離脂肪酸とし、次いでアルカリで中和し更に水蒸気蒸
溜する方法(特公昭53−37253号)やオレオレジ
ンにリパーゼを添加し、加水分解したものを分子蒸溜す
る方法(特公昭6〇−30515号)等が提案されてい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら上記提案方法においては、アルカリ及びリ
パーゼ処理生成物は、脂肪酸のアルカリ塩固形物となる
ため1色素抽出効率と作業性が悪い。又、有機溶剤でパ
プリカ色素を抽出する際悪臭成分を伴なってくるため、
水蒸気蒸溜や分子蒸留をする必要があり、工程が煩雑で
ある。又、従来のパプリカ色素は、タンニン等のフェノ
ール性物質が残存しているため、経時で黒化することが
ある。この様に、従来技術では品質の優れたパプリカ色
素を工業的に有利に製造できないため、パプリカ色素を
化粧料に応用できないという問題点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らはかかる事情に鑑み、上記問題点を解決すべ
く鋭意研究を重ねた結果、リパーゼ処理と抽出及び洗滌
を組合せることにより無臭で着色力と色調安定性の高い
濃厚パプリカ色素が工業的に有利に得られること、該濃
厚パプリカ色素を更にカラムクロマトグラフィーで分離
精製すると前記特性に加え高い彩度を有するパプリカ赤
色素、パプリカ黄色素及びパプリカ橙色素の3色素成分
が工業的に有利に得られることを見出した。そしてこれ
らの濃厚パプリカ色素、パプリカ赤色素、パプリカ黄色
素又はパプリカ橙色素を配合した化粧料、ことにメーキ
ャップ化粧料は所望の色調に着色され、しかも経日で変
臭、褪色しないことを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
即ち、本発明は、パプリカ又はその処理物をリパーゼで
処理し、低極性有機溶剤で抽出し、抽出液を含水アルコ
ール又は塩基性含水アルコールを用いて洗滌することに
よって得られる無臭で着色力と色調安定性の高い濃厚パ
プリカ色素を含有することを特徴とする化粧料、並びに
更に該濃厚パプリカ色素を分離精製することによって得
られる前記特性に加え高い彩度を有するパプリカ赤色素
パプリカ黄色素及びパプリカ橙色素から選ばれる1種又
は2種以上を含有することを特徴とする化粧料に関する
ものである。
以下本発明の構成について詳述する。
処理原料としては、パプリカそれ自体及び/又はその処
理物を使用する。パプリカ処理物としては、パプリカ・
オレオレジン、パプリカの(粗)抽出物、パプリカ磨砕
物、パプリカ搾汁液、その濃縮液、その凍結乾燥粉末、
パプリカの乾燥粉末等が自由に使用できる。
これら処理原料のリパーゼ処理生成物を低極性有機溶剤
で抽出する。
リパーゼとしては、各種起源のものが広く利用され特に
限定されないが、例えばリパーゼMY、リパーゼAP、
リパーゼ(サイケン)等の市販の酵素が有利に使用でき
る。リパーゼ処理は常法に従い攪拌して加水分解反応を
行なえばよい。なおこの加水分解反応中に、抽出に用い
る低極性有機溶剤を前以て加えておいてもよい。
加水分解終了後、低極性有機溶剤を加えて攪拌した後、
下層を分離し、パプリカ色素を含有する低極性有機溶剤
層を含水アルコール又は塩基性含水アルコールを加えて
洗滌して、脂肪酸、タンニン及び悪臭成分を除去する。
低極性有機溶剤としては、石油エーテル、又はペンタン
、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、ノナン、デカン等の
パラフィン系炭化水素が好適である。
アルコールとしては、メタノール、エタノール、プロパ
ツール、ブタノールその他のアルコール類が好適である
塩基性物質としては、苛性カリや苛性ソーダ等のアルカ
リが挙げられるが、苛性カリが脂肪酸。
タンニンを効率的に除去できるため最も好ましい。
含水アルコールの濃度は60〜95%、好ましくは80
〜95%程度とするのがよい。
本発明のおいては含水アルコールによる洗滌及び塩基性
含水アルコールによる洗滌のいずれでも用いることがで
きるが、好ましくは含水アルコールによる洗滌をおこな
った後さらに塩基性含水アルコールを用いてパプリカ色
素含有有機溶剤層を洗滌し、脂肪酸、タンニンを完全に
除去するのが好ましい。
塩基性含水アルコールは、苛性カリ濃度が0.1〜1.
ON、アルコール濃度が60〜90%程度とするのがよ
く、特に好適な値はそれぞれ0.2〜0.8Nと80〜
90%である。
上記の条件で抽出及び洗滌をおこなうが、理想的には洗
滌作業の終りにさらに50〜90%、好ましくは80%
含水アルコールを用いて再度洗滌を繰り返し、脂肪酸、
臭気成分を完全に除去する。
抽出及び洗滌処理終了後、上層の低極性有機溶剤層を回
収し、低極性有機溶剤を留去すれば、高品質の濃厚パプ
リカ色素を得る。
このようにして得た濃厚パプリカ色素は、臭気成分が完
全に除去されているため1分子蒸留や水蒸気蒸留等の脱
臭の後処理工程が不必要で工業的に有利なものであり、
化粧料用の着色料として次の様な優れた品質を有してい
る。
(1)色素成分が高度に濃縮されているため、着色力が
極めて高い。
(2)無臭であり、経時で戻り臭が発生しない。
(3)タンニン等のフェノール性物質が除去されている
ため、従来のパプリカ色素の様に経時で黒化することが
なく1色調安定性が高い。
更に、パプリカ色素に高い彩度と色相範囲の拡大を望む
場合には、パプリカ色素を分離精製して複数の色素成分
に分画する。
パプリカ色素を分離精製する方法としては、カラムクロ
マトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー、ゲル濾
過法、超臨界炭酸ガス抽出法、沈殿法、溶剤分配法、或
はこれらの手段の組合せが挙げられるが、カラムクロマ
トグラフィーが工業的に有利であるため好ましい。
カラムクロマトグラフィーは常法により行ない。
カラム内に担体を充填し、これに前述した濃厚パプリカ
色素を負荷し、移動層溶剤を用いて色素成分を溶出する
。担体の種類、移動層溶剤の種類と混合率等を変えるこ
とにより効率良く各色素成分1を分離精製することがで
きる。
担体は例えばシリカゲル、ケイ酸、活性白土、ケイ酸マ
グネシウム、活性アルミナ、活性炭等が挙げられる。こ
れらの中でシリカゲルが色素成分を良好に保持、溶離す
ることかでき、色素の回収率も高い等の理由から最も好
ましい。
移動層溶剤は、パラフィン系炭化水素、芳香族炭化水素
、アルコール、エーテル、ケトン、ハロゲン化炭化水素
等の有機溶剤或はこれらの混合溶剤を使用することがで
きる。これらの中でn−ヘキサン、イソプロピルエーテ
ルとn−ヘキサンとの混合溶剤及びアセトンを順に使用
すると各色素成分を良好に分離精製できるため最も好ま
しい。
カラムクロマトグラフィーの原料としては、パプリカ色
素含有物が広く使用できるのであるが、前述した濃厚パ
プリカ色素を使用するのが効率的であるため好ましい。
カラムクロマトグラフィーによる分離精製は例えば次の
様にして行う。
カラムにシリカゲルとn−ヘキサンを混合して充填後、
シリカゲルに対して5〜70%、好ましくは20〜25
%の濃厚パプリカ色素を加え、n−ヘキサンにて溶離さ
せるとパプリカ黒色素が溶出する。次いで5%イソプロ
ピルエーテル−95%n−ヘキサンに混合溶剤で溶離さ
せるとパプリカ黄色素が溶出する。その後25%イソプ
ロピルエーテル−75%n−ヘキサン混合溶剤で溶離さ
せるとパプリカ赤色素が溶出する。最後にアセトンで溶
離させるとパプリカ橙色素が溶出する。各色素の収率は
、黒、黄、赤、橙それぞれ約5%、33%、30%、 
30%である。又、各色素の極大吸収波長(アセトン中
)は黄、赤、橙それぞれ450nm、 468n+s、
450と470r+a+であった。
以上の様に工業的に有利な方法で分離精製して得た各色
素は、本発明による濃厚パプリカ色素の前記特性に加え
て高い彩度を有する優れた品質のものである0本発明に
よる各色素は化粧料を黄色から赤色の色相域で所望の鮮
明な色調に着色することができ、又、これらの色素で着
色された化粧料は、色調安定性が優れている。これらの
色素を配合した化粧料は、官能検査によれば、色素が化
粧料の匂いに対して影響を与えず、更に経日により戻り
臭も認められないものである。
〔実施例〕
次に参考例及び実施例を挙げで本発明を具体的に明らか
にする0本発明はこれにより限定されるものではない。
参考例−1 リパーゼMY1gを水200諷Ωに溶解後、パプリカオ
レオレジン(カラーバリユー82,500) 200g
を加えた。更にn−ヘキサン200Iを加え、常温にて
4時間攪拌反応した0反応終了後n−ヘキサン600w
rQを加え、攪拌溶解後、静置して下層を分液した。
パプリカ色素含有n−ヘキサン層(上層)を95%含水
メタノール600tRで洗滌し、次いで80%含水エタ
ノール300mmで3回洗滌後、n−へキサンを留去す
ることにより濃厚パプリカ色素48gを得た0本濃厚パ
プリカ色素はカラーバリユーが302,000と高く、
無臭で品質の優れたものであった。
参考例−2 リパーゼMY1gを水200mAに溶解後、パプリカオ
レオレジン(カラーバリユー82,500) 200g
を加えた。これにn−ヘキサン200+mQを加え、常
温にて4時間攪拌反応した0反応終了後n−ヘキサン6
00Iを加え、攪拌溶解後、静置して下層を分液した。
パプリカ色素含有n−ヘキサン層(上層)を90%含水
エタノール600tRで洗滌し、更に0.5N苛性カリ
−75%エタノール600mQで洗滌した6次いで80
%含水エタノール300tQで3回洗滌後、n−ヘキサ
ンを留去回収することにより濃厚パプリカ色素46gを
得た0本濃厚パプリカ色素はカラーバリユーが355,
100と高く、無臭で品質の優れたものであった。
参考例−3 ガラス製カラムにシリカゲル250gを充填後、参考例
−1の濃厚パプリカ色素48gを負荷した後。
n−ヘキサン8005Mで溶出し、n−へキサンを留去
してパプリカ黒色素2.5gを得た0次いで5%イソプ
ロピルエーテル−95%n−ヘキサン混合溶剤1400
―Ωで溶出後、溶剤を留去してパプリカ黄色素15.3
gを得た。更に25%イソプロピルエーテル75%n−
ヘキサン混合溶剤1700a+1で溶出後、溶剤を留去
してパプリカ赤色素14.4 gを得た。最後にアセト
ン1700−Ωで溶出し、アセトンを留去してパプリカ
橙色素14.5 gを得た。各色素はいずれも彩度が高
く無臭で品質の優れたものであった。
参考例−4 ガラス製カラムにシリカゲル250gを充填後。
参考例−2の濃厚パプリカ色素46gを負荷した後。
n−ヘキサン800+sQで溶出し、n−ヘキサンを留
去してパプリカ黒色素2.0gを得た0次いで5%イソ
プロピルエーテル−95%n−ヘキサン混合溶剤140
0raQで溶出後、溶剤を留去してパプリカ黄色素15
.1gを得た。更に25%イソプロピルエーテル75%
n−ヘキサン混合溶剤1700mAで溶出後、溶剤を留
去してパプリカ赤色素13.9 gを得た。最後にアセ
トン1700mjlで溶出し、アセトンを留去してパプ
リカ橙色素13.8 gを得た。各色素はいずれも彩度
が高く無臭で品質の優れたものであった。
参考例−5 ガラス製カラムにシリカゲル250gを充填後、パプリ
カオレオレジン20g(カラーバリユー85,000)
を負荷した後、n−ヘキサン1100+aQで溶出し、
n−ヘキサンを留去してパプリカ黒色素0.2gを得た
。次いで5%イソプロピルエーテル−95%n−ヘキサ
ン混合溶剤900mff1で溶出後、溶剤を留去してパ
プリカ黄色素(カラーバリユー142,600) 1.
6gを得た。
更に5%イソプロピルエーテル−95%n−ヘキサン混
合溶剤4000mRで油脂を溶出後、10%イソプロピ
ルエーテル−90%n−ヘキサン混合溶剤4500dで
溶出後、溶剤を留去してパプリカ赤色素(カラーバリユ
ー230,000) 5.8gを得た。最後にアセトン
500mQで溶出し、アセトンを留去してパプリカ橙色
素(カラーバリユー138,300) 2.2gを得た
。各色素はいずれも彩度が高く無臭で品質の優れたもの
であった・ 参考例−6 濃厚パプリカ色素10kg(カラーバリユー317,0
00)を参考例−3と同様の方法でカラムクロマトグラ
フィー(シリカゲル50kg)により分離精製し、n−
ヘキサンで溶出してパプリカ黒色素0.5kgを得た。
次いで5%イソプロピルエーテル−95%n−ヘキサン
混合溶剤で溶出してパプリカ黄色素(カラーバリユー1
25,000) 3.5kgを得た。更に25%イソプ
ロピルエーテル−75%n−ヘキサン混合溶剤で溶出し
てパプリカ赤色素(カラーバリユー467.000)2
.9kgを得た。最後にアセトンで溶出してパプリカ橙
色鋼(カラーバリユー320,000) 3.0kgを
得た。各色素はいずれも彩度が高く無臭で品質の優わた
ものであった。
実施例−1頬 紅 (1)タルク           12.5重量%(
2)マイカ          66.6(3)カオリ
ン          8.6(4)赤色酸化鉄   
      0.4(5)群青       0.1 (6)雲母チタンパール剤     3.0(7)参考
例−1の濃厚パプルカ色素 0.5(8)スクワラン 
        3.0(9)イソプロピルミリステー
ト5.0(10)防腐剤           0.3
(11)香料       適量 製法 (1) (2) (3) (4) (5)をヘンシェル
ミキサーで混合し、これに(7) (8) (9) (
10)を加熱溶解して混合し更にゆるやかに(11)を
吹きつけながら混合した。
これをパルペライザーで粉砕し、(6)を加えてゆるや
かに混合した後、中皿にプレス成形して頬紅を得た。
得られた頬紅は、所望のアーモンド系の色調を有してお
り、50℃に1ケ月間放置しても変臭、褪色は認められ
なかった。
実施例−2頬 紅 参考例−1の濃厚パプリカ色素の代りに参考例−3のパ
プリカ赤色素を用いて、実施例−1と同様にして得られ
た頬紅は、所望のピンク系の色調を有しており、50℃
に1ケ月間放置しても変臭、褪色は認められなかった。
実施例−3頬 紅 参考例−1の濃厚パプリカ色素の代りに参考例−3のパ
プリカ黄色素を用いて、実施例−1と同様にして得られ
た頬紅は、所望のオークル系の色調を有しており、50
℃に1力月間放置しても変臭、褪色は認められなかった
実施例−4頬 紅 参考例−1の濃厚パプリカ色素の代りに参考例−3のパ
プリカ橙色素を用いて、実施例−1と同様にして得られ
た頬紅は、所望のアーモンド系の色調を有しており、5
0℃に1力月間放置しても変臭、褪色は認められなかっ
た。
実施例−5アイシャドー (1)タルク            9.5重量%(
2)マイカ          62.0(3)カオリ
ン          11.0(4)赤色酸化鉄  
       1.3(5)雲母チタンパール剤   
  7.0(6)参考例−4のパプリカ赤色素  1.
0(7)スクワラン         5.0(8)イ
ソプロピルミリステート  2.0(9)ソルビタンセ
スキオレート  1.0(10)防腐剤       
    0.2(11)香 料           
適量製法 (1)(2) (3) (4)をヘンシェルミキサーで
混合し、これに(6) (7) (8) (9) (1
0)を加熱溶解して混合し、更にゆるやかに(11)を
吹きつけながら混合した。
これをバルペライザーで粉砕し、(5)を加えてゆるや
かに混合した後、中皿にプレス成形してアイシャドーを
得た。
得られたアイシャドーは、所望のレッド系の色調を有し
ており、50℃に1ケ月間放置しても変臭、褪色は認め
られなかった。
実施例−6アイシャドー 実施例−5において、参考例−4のパプリカ赤色素の代
りに参考例−4のパプリカ黄色素を、又赤色酸化鉄の代
りに黄色酸化鉄を用いて、実施例−5と同様にして得ら
れたアイシャドーは、所望のイエロー系の色調を有して
おり、50℃に1力月間放置しても変臭、褪色は認めら
れなかった。
実施例−7アイシャドー 実施例−5において、参考例−4のパプリカ赤色素の代
りに参考例−4のパプリカ橙色素を用いて、実施例−5
と同様にして得られたアイシャドーは、所望のオレンジ
系の色調を有しており、50℃に1力月間放置しても変
臭、褪色は認められなかった。
実施例−8ネイルエナメル (1)ニトロセルロース      13.0重量%(
2)変性アルキッド樹脂    13.0(3)クエン
酸アセチルトリブチル 4.0(4)酢酸−〇−ブチル
       33.0(5)酢酸エチル      
   5.0(6)n−ブチルアルコール     2
.0(7)トルエン          22.0(8
)参考例−5のパプリカ赤色素  4.0(9)有機変
性モンモリロナイト  1.0(10)雲母チタンパー
ル剤     3.0製法 (1) (2) (3) (5) (6) (7) (
8)と(4)の一部を溶解し。
これに(9)と(4)の残部を混合しゲル状にしたもの
を添加混合した。更に(10)を攪拌しながら徐々に加
えて分散し、容器に充填してネイルエナメルを得た。
得られたネイルエナメルは、深みのあるレッド系の色調
を有しており、50℃に1力月間放置しても変臭、褪色
は認められなかった。
実施例−9ネイルエナメル 実施例−8において、参考例−5のパプリカ赤色素の代
りに参考例−5のパプリカ黄色素を用いて、実施例−8
と同様にして得られたネイルエナメルは、所望のイエロ
ー系の色調を有しており、50℃に1力月間放置しても
変臭、褪色は認められなかった。
実施例−10ネイルエナメル 実施例−8において、参考例−5のパプリカ赤色素の代
りに参考例−5のパプリカ橙色素を用いて、実施例−8
と同様にして得られたネイルエナメルは、所望のオレン
ジ系の色調を有しており、50℃に1力月間放置しても
変臭、褪色は認められなかった。
実施例−11口 紅 (1)キャンデリラロウ      9.0重量%(2
)固形パラフィン       8.0(3)ミツロウ
           5.0(4)カルナウバロウ 
      5.0(5)ラノリン         
 11.0(6)精製ヒマシ油       50.5
(7)イソプロピルミリスチン酸 エステル         10.0 (8)参考例−6のパプリカ赤色素  1.0(9)二
酸化チタン−精製ヒマシ油 等量混練品        0.5 (10)香料       適量 製法 (1)(2) (3) (4) (5) (6) (7
) (8)と(9)を80℃で加熱融解してディスパー
で分散した後、80℃で再融解して(10)を加え、脱
泡してから型に流し込み、室温まで急冷して固めた。こ
れを容器に装填し、炎の中を通して表面を均一にした。
得られた口紅は、非常に鮮明な赤橙色の色調を有してお
り、45℃に1力月間放置しても変臭、褪色は認められ
なかった。
実施例−12口 紅 参考例−6のパプリカ赤色素の代りに参考例−6のパプ
リカ橙色素を用いて、実施例−10と同様にして得られ
た口紅は、非常に鮮明な橙色の色調を有しており、45
℃に1力月間放置しても変臭、褪色は認められなかった
実施例−13筆ペンアイライナー (1)参考例−2の濃厚パプリカ色素 4.0重量%(
2)天然ビタミンE        O,1(3)ポリ
オキシエチレンモノオレ イルエーテル(20E、O,)    2.0(4) 
1.3−ブチレングリコール  10.0(5)精製水
           3.9(6)カーボンブラック
      1.0(7)ポリオキシエチレンモノオレ イルエーテル(20E、O,)    2.0(8)精
製水           4.0(9)ポリビニルア
ルコール    0.5(10)精製水       
   62.0(11)メチルパラベン       
0.5(12) 1.3−ブチレンゲリコール  10
.0(13)香 料           適量製法 (1)に(2)を加え加熱溶解し、(3) (4) (
5)を加熱溶解した。これらを加熱しながら混合し、ホ
モミキサーにより均一に乳化することにより、水分散型
濃厚パプリカ色素を得た。 (6) (7) (8)を
混合してサンドミルで均一に分散し、(9)を(10)
に加熱溶解し、(11)(13)を(12)に加熱溶解
し2て、これらのものと前述した水分散型濃厚パプリカ
色素を攪拌器で均一に混合した。これを筆先に発泡ウレ
タンを使用した筆ペン容器に充填して車ペンアイライナ
ーを得た。
得られた筆ペンアイライナーは、所望のブラウン系の色
調を有しており、50℃に1力月間放置しても変臭、褪
色は認められなかった。
実施例−14筆ペンアイライナー 実施例−13において、参考例−2の濃厚パプリカ色素
の代りに参考例−6のパプリカ赤色素を用いて、実施例
−13と同様にして得られた筆ペンアイライナーは、実
施例−13より赤味のブラウン系の色調を有しており、
50℃に1力月間放置しても変臭、褪色は認められなか
った。
実施例−15エモリエントローション (1)ステアリン酸        2.0重量%(2
)セタノール         1.4(3)ワセリン
           3.0(4)ラノリンアルコー
ル     2.0(5)流動パラフィン      
 10.0(6)参考例−2の濃厚パプリカ色素 0.
1(7)ポリオキシエチレンモノオレ イン酸エステル(10E、O,)   2.0(8)香
料       適量 (9)防腐剤、酸化防止剤     0.5(10)グ
リセリン         3.0(11)プロピレン
グリコール    5.0(12)トリエタノールアミ
ン     1.0(13)精製水         
  70.0製法 (13)に(10) (11) (12)を加え70℃
で加熱混合した(1) (2) (3) (4) (5
) (6) (7) (8) (9)を加熱溶解して7
0℃とした。この油相成分に、前述した水相成分を徐々
に攪拌しながら加えた後、ホモミキサーにより均一に乳
化した。乳化後、熱交換器により30℃まで冷却するこ
とによりエモリエントローションを得た。
得られたエモリエントローションは、鮮明な橙色の色調
を有しており、 50℃に1力月間放置しても変臭、褪
色は認められなかった。
実施例−16エモリエントローション 参考例−2の濃厚パプリカ色素の代りに参考例−6のパ
プリカ黄色素を用いて、実施例−15と同様にして得ら
れたエモリエントローションは、鮮明な黄色の色調を有
しており、50℃に1力月間放置しても変臭、褪色は認
められなかった。
〔発明の効果〕
本発明による濃厚パプリカ色素、パプリカ赤色素、パプ
リカ黄色素、及びパプリカ橙色素から選ばれる1種又は
2種以上を配合して化粧料は、所望の鮮明な色調を有し
1色調安定性及び匂い安定性に優れた物である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)パプリカ又はその処理物をリパーゼで処理し、低
    極性有機溶剤で抽出し、抽出液を含水アルコール又は塩
    基性含水アルコールを用いて洗滌することによって得ら
    れる濃厚パプリカ色素を含有することを特徴とする化粧
    料。
  2. (2)パプリカ又はその処理物をリパーゼで処理し、低
    極性有機溶剤で抽出し、抽出液を含水アルコール又は塩
    基性含水アルコールを用いて洗滌し、更に分離精製する
    ことによって得られるパプリカ赤色素、パプリカ黄色素
    及びパプリカ橙色素から選ばれる1種又は2種以上を含
    有することを特徴とする化粧料。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006111163A1 (en) * 2005-04-21 2006-10-26 Novozymes A/S Plant extraction process
JP2008169163A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Kobayashi Pharmaceut Co Ltd 外用組成物
CN106700642A (zh) * 2016-12-29 2017-05-24 河南中大恒源生物科技股份有限公司 一种辣椒红色素的精制方法

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