JPS6368405A - 重荷重用ラジアルタイヤ - Google Patents
重荷重用ラジアルタイヤInfo
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- JPS6368405A JPS6368405A JP61214546A JP21454686A JPS6368405A JP S6368405 A JPS6368405 A JP S6368405A JP 61214546 A JP61214546 A JP 61214546A JP 21454686 A JP21454686 A JP 21454686A JP S6368405 A JPS6368405 A JP S6368405A
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- rubber
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/0041—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts comprising different tread rubber layers
- B60C11/005—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts comprising different tread rubber layers with cap and base layers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、ラジアルタイヤにおいて、特に小型トラッ
ク用以上の車両に装着される重荷重用ラジアルタイヤに
関し、そのワンダリング性能の改良に関するものである
。
ク用以上の車両に装着される重荷重用ラジアルタイヤに
関し、そのワンダリング性能の改良に関するものである
。
トラック、バス、トレーラ等の重荷重用のタイヤ部門に
おいても、バイアスタイヤに比べ、ラジアルタイヤがも
つ優れた操縦性、けん引・制動性、低燃費性や耐摩耗性
のため、バイアスタイヤからラジアルタイヤへの転換が
急速に進んだ。しかし、最近特にトラック輸送の大幅増
加や車両の高馬力化に伴って、特に高速道路においてわ
だちの形成が助長され、わだち内の走行中に車両が不安
定な走行状況に陥るというワンダリング現象が安全走行
上人ぎな問題として浮び上ってきた。このため小型トラ
ック以上の車両に装着される重荷重用ラジアルタイヤに
おいて、このワンダリング特性の改良要望が大きくクロ
ーズアップされ、いくつかの改良策が提案されている。
おいても、バイアスタイヤに比べ、ラジアルタイヤがも
つ優れた操縦性、けん引・制動性、低燃費性や耐摩耗性
のため、バイアスタイヤからラジアルタイヤへの転換が
急速に進んだ。しかし、最近特にトラック輸送の大幅増
加や車両の高馬力化に伴って、特に高速道路においてわ
だちの形成が助長され、わだち内の走行中に車両が不安
定な走行状況に陥るというワンダリング現象が安全走行
上人ぎな問題として浮び上ってきた。このため小型トラ
ック以上の車両に装着される重荷重用ラジアルタイヤに
おいて、このワンダリング特性の改良要望が大きくクロ
ーズアップされ、いくつかの改良策が提案されている。
しかしながらラジアルタイヤのもつ上記の優れた緒特性
を低下させずにバイアスタイヤ並のワンダリング特性を
もつ重荷重用ラジアルタイヤは未だ開発されていない。
を低下させずにバイアスタイヤ並のワンダリング特性を
もつ重荷重用ラジアルタイヤは未だ開発されていない。
そこで、この発明の目的とするところは、上記ラジアル
タイヤの優れた緒特性を低下させることなく、しかも良
好なワンダリング特性をもった重荷重用ラジアルタイヤ
を提供するところにある。
タイヤの優れた緒特性を低下させることなく、しかも良
好なワンダリング特性をもった重荷重用ラジアルタイヤ
を提供するところにある。
(問題点を解決するための手段)
ラジアルタイヤが元来持っている優れた操縦性や低燃費
性さらには耐摩耗性を低下させずにバイアスタイヤ並の
ワンダリング性能をもつラジアルタイヤの開発を目指し
鋭意研究した結果、トレッドゴムの種類とトレッドの厚
み、ざらに好ましくはキャップ/ベース構造のトレッド
構成を適切に組合わせることにより、従来のラジアルタ
イヤに期待のできない総合特性をもつラジアルタイヤを
提供するに至った。
性さらには耐摩耗性を低下させずにバイアスタイヤ並の
ワンダリング性能をもつラジアルタイヤの開発を目指し
鋭意研究した結果、トレッドゴムの種類とトレッドの厚
み、ざらに好ましくはキャップ/ベース構造のトレッド
構成を適切に組合わせることにより、従来のラジアルタ
イヤに期待のできない総合特性をもつラジアルタイヤを
提供するに至った。
すなわち、従来の重荷重用ラジアルタイヤにおいては、
剛性の高いスチールベルトに隣接したトレッドには、3
00%引張応力の高いゴムを配し、タイヤに働く力を効
果的に路面に伝達させ、無駄なエネルギーロスを最小限
に保つことにより、ラジアルタイヤのもつ優れた上記緒
特性を発揮させている。しかし、反面これはタイヤが走
行中にわだちにはまった場合のわだち内直進走行安定性
とわだち乗入れ・乗越し性から評価されるワンダリング
性能には不利に働き、重荷重用ラジアルタイヤの大きな
欠点となっていたのである。そこで、今回300%引張
応力が大きく異なる各種トレッドゴムからなる重荷重用
ラジアルタイヤのワンダリング性能の評価を試みたとこ
ろ、300%引張応力が120kMcnf以下のゴムが
顕著なワンダリング性能の改良効果を示した。しかし、
このトレッドゴムは反面ラジアルタイヤのもつ優れた上
記緒特性を低下させた。
剛性の高いスチールベルトに隣接したトレッドには、3
00%引張応力の高いゴムを配し、タイヤに働く力を効
果的に路面に伝達させ、無駄なエネルギーロスを最小限
に保つことにより、ラジアルタイヤのもつ優れた上記緒
特性を発揮させている。しかし、反面これはタイヤが走
行中にわだちにはまった場合のわだち内直進走行安定性
とわだち乗入れ・乗越し性から評価されるワンダリング
性能には不利に働き、重荷重用ラジアルタイヤの大きな
欠点となっていたのである。そこで、今回300%引張
応力が大きく異なる各種トレッドゴムからなる重荷重用
ラジアルタイヤのワンダリング性能の評価を試みたとこ
ろ、300%引張応力が120kMcnf以下のゴムが
顕著なワンダリング性能の改良効果を示した。しかし、
このトレッドゴムは反面ラジアルタイヤのもつ優れた上
記緒特性を低下させた。
そこで、第1図に示すように、重荷重用ラジアルタイヤ
としては従来、全く使用されていない、300%引張応
力は低いが、硬度が高いという特徴をもつトレッドゴム
について評価したところ、従来のラジアルタイヤのもつ
優れた上記緒特性をほとんど低下させることなく、しか
も重荷重用ラジアルタイヤの大きな欠点であるワンダリ
ング性能を改良し得ることを確認した。すなわち、30
0%引張応力が120k(]/Cm2以下で硬度が63
以上のトレッドゴムが所期の目的を達成し得ることを確
認したのである。
としては従来、全く使用されていない、300%引張応
力は低いが、硬度が高いという特徴をもつトレッドゴム
について評価したところ、従来のラジアルタイヤのもつ
優れた上記緒特性をほとんど低下させることなく、しか
も重荷重用ラジアルタイヤの大きな欠点であるワンダリ
ング性能を改良し得ることを確認した。すなわち、30
0%引張応力が120k(]/Cm2以下で硬度が63
以上のトレッドゴムが所期の目的を達成し得ることを確
認したのである。
第1図に示すように、従来のトレッドゴムCTは硬度と
300%引張応力がほぼ比例関係にあり、かつ、直線り
の下部領域に存在する。これに対して、この発明のトレ
ッドゴムPTは、比較的低応力であるが、低応力の割に
は硬度の高いゴムであるという特徴を有している。
300%引張応力がほぼ比例関係にあり、かつ、直線り
の下部領域に存在する。これに対して、この発明のトレ
ッドゴムPTは、比較的低応力であるが、低応力の割に
は硬度の高いゴムであるという特徴を有している。
なお300%引張応力が60 kg/cm2より低くな
ると硬度を高くしてもラジアルタイヤのもつ優れた上記
緒特性を維持できず、また硬度が72を越えるとゴムの
動的発熱性や破壊物性が悪化し、タイヤをキャップ/ベ
ース構造にしても熱破壊特性が悪化し、耐久力が低下す
る。
ると硬度を高くしてもラジアルタイヤのもつ優れた上記
緒特性を維持できず、また硬度が72を越えるとゴムの
動的発熱性や破壊物性が悪化し、タイヤをキャップ/ベ
ース構造にしても熱破壊特性が悪化し、耐久力が低下す
る。
ざらに、上記トレッドゴムに好適なトレッドの厚みにつ
いて考察した結果、トレッドの厚みDとベルト上面から
トレッド溝底までの厚みdの比D/d (第2図参照)
を2.5〜4倍とし、従来のタイヤに比べて薄いトレッ
ド構造を組み合わせることにより、ラジアルタイヤが元
来もっている優れた操縦性や低燃費性さらには耐摩耗性
を低下させずにワンダリング性能を大幅に向上すること
が判明した。この場合、厚みの比D/dが4倍を越える
とワンダリング性能の改良効果が少なく、またD/dが
2.5倍より小さくなるとタイヤの摩耗寿命が低下し実
用的な価値がなくなる。
いて考察した結果、トレッドの厚みDとベルト上面から
トレッド溝底までの厚みdの比D/d (第2図参照)
を2.5〜4倍とし、従来のタイヤに比べて薄いトレッ
ド構造を組み合わせることにより、ラジアルタイヤが元
来もっている優れた操縦性や低燃費性さらには耐摩耗性
を低下させずにワンダリング性能を大幅に向上すること
が判明した。この場合、厚みの比D/dが4倍を越える
とワンダリング性能の改良効果が少なく、またD/dが
2.5倍より小さくなるとタイヤの摩耗寿命が低下し実
用的な価値がなくなる。
なお、トレッドゴムの硬度が比較的高くなると、一般に
反ぱつ弾性が低下し、ラジアルタイヤのもつ特徴の一つ
である低燃費性が悪化することがある。この場合は、ト
レッドの構造をキャップ/ベースの2層構造とし、ベー
スゴムの反ぱつ弾性をキャップゴムの反ぱつ弾性よりも
高くす′ることによりタイヤの低燃費性の悪化を防ぐこ
とが好ましい。
反ぱつ弾性が低下し、ラジアルタイヤのもつ特徴の一つ
である低燃費性が悪化することがある。この場合は、ト
レッドの構造をキャップ/ベースの2層構造とし、ベー
スゴムの反ぱつ弾性をキャップゴムの反ぱつ弾性よりも
高くす′ることによりタイヤの低燃費性の悪化を防ぐこ
とが好ましい。
トレッドゴムの配合を変え、ゴム物性の異なる各種タイ
ヤについてワンダリング特性、コーナリングフォース、
転勤抵抗性を比較した結果を第1表に示す。
ヤについてワンダリング特性、コーナリングフォース、
転勤抵抗性を比較した結果を第1表に示す。
ゴム配合成分は、表中記載の外、亜鉛華3重量部、ステ
アリン酸2重量部、老化防止剤2重量部、硫黄2重量部
、加硫促進剤071重量部が一律に含まれている。
アリン酸2重量部、老化防止剤2重量部、硫黄2重量部
、加硫促進剤071重量部が一律に含まれている。
(以下次頁)
表中における各評価項目は下記の様にして求められたも
のである。
のである。
*硬度
JIS K6301に基づいて測定した。
* 300%引張応力
JIS K6301に基づいて測定した。指数が大き
いほど耐摩耗性は良好である。
いほど耐摩耗性は良好である。
*反ぱつ弾性
JIS K 6301に基づいて、リュプケ式反ぱ
つ弾性試験機を用いて測定し指数で表わした。指数が大
きいほど反ぱつ弾性は良好である。
つ弾性試験機を用いて測定し指数で表わした。指数が大
きいほど反ぱつ弾性は良好である。
*ワンダリング性
他の条件は同一とし、各配合番号の組成物を用いたトレ
ッドからなる6、50R1610PRのタイヤを製作し
て積載ff12tの中型トラックに装着し、わだちの出
来た路面を時速60km/hで走行し、わだち内の直進
走行安定性とわだち乗入れ・乗越し性の総合性からフィ
ーリング評価した。
ッドからなる6、50R1610PRのタイヤを製作し
て積載ff12tの中型トラックに装着し、わだちの出
来た路面を時速60km/hで走行し、わだち内の直進
走行安定性とわだち乗入れ・乗越し性の総合性からフィ
ーリング評価した。
評価ランクは、1−11.1+、2−12.2+・・・
・・・・・・10−10.10+の30段階で評価し、
数の大きいほどワンダリング性能が良好である。
・・・・・・10−10.10+の30段階で評価し、
数の大きいほどワンダリング性能が良好である。
*コーナリングフォース
同タイヤを、横すべり角をもたせ、キャンバ角O°で回
転させた時、タイヤに接地面から作用する力の進行方向
に直角な水平成分として定義されるコーナリングフt−
スをコーナリングマシンを用いて測定した。
転させた時、タイヤに接地面から作用する力の進行方向
に直角な水平成分として定義されるコーナリングフt−
スをコーナリングマシンを用いて測定した。
*転動抵抗性
同タイヤを米国自動車技術者協会報文SAE第7708
75号に記載の測定法に準じた方法にて、タイヤが高温
状態になった時点での転勤抵抗を測定し指数にて対比し
た。指数の小さいものほど転勤抵抗性は良好でおる。
75号に記載の測定法に準じた方法にて、タイヤが高温
状態になった時点での転勤抵抗を測定し指数にて対比し
た。指数の小さいものほど転勤抵抗性は良好でおる。
第1表から明らかな通り、300%引張応力が120層
Mcm2以下60 kg/cm2以上で、かつ硬度が6
3以上72以下のトレッドゴムを使用した配合番号1〜
5の実施例は、ワンダリング性は6平均、コーナリング
フォースは配合番号2において96、その他は100以
上で共に改良されており、転勤抵抗性の低下も少なかっ
た。
Mcm2以下60 kg/cm2以上で、かつ硬度が6
3以上72以下のトレッドゴムを使用した配合番号1〜
5の実施例は、ワンダリング性は6平均、コーナリング
フォースは配合番号2において96、その他は100以
上で共に改良されており、転勤抵抗性の低下も少なかっ
た。
配合番号6〜9の比較例において、ワンダリング性にお
いて実施例と同等の評価を示す6.7は、コーナリング
フt−スが極端に悪い。
いて実施例と同等の評価を示す6.7は、コーナリング
フt−スが極端に悪い。
また、配合番号3の同一トレッドゴムを使用した場合に
おいても、トレッド厚み(D/d)が、2.5〜4倍の
範囲にない比較例では、ワンダリング性及びコーナリン
グフォースともに悪い。
おいても、トレッド厚み(D/d)が、2.5〜4倍の
範囲にない比較例では、ワンダリング性及びコーナリン
グフォースともに悪い。
これらから、この発明のタイヤが、ラジアルタイヤの優
れた特性を維持しながら、ワンダリング性能を向上して
おり総合性能において優れていることが判る。
れた特性を維持しながら、ワンダリング性能を向上して
おり総合性能において優れていることが判る。
次に、キャップ/ベース構造のトレッドゴムについての
テスト結果を第2表に示す。
テスト結果を第2表に示す。
タイヤ構造は、第2図に例示の通りであり、トレッドは
外層のキャップゴム1と内層のベースゴム2の2層から
なり、キャップゴム1とベースゴム2のボリューム比は
3:1としている。3はスチールベルトで、重荷重用ラ
ジアルタイヤでは通常少なくとも2枚以上のスチールベ
ルト層が使用される。この例では3層のベルト層を有し
ている。
外層のキャップゴム1と内層のベースゴム2の2層から
なり、キャップゴム1とベースゴム2のボリューム比は
3:1としている。3はスチールベルトで、重荷重用ラ
ジアルタイヤでは通常少なくとも2枚以上のスチールベ
ルト層が使用される。この例では3層のベルト層を有し
ている。
トレッドの厚みDは、最外層のスチールベルトの上面か
らトレッド溝4の底部までの厚みdに対して2.5〜4
.0倍に納めている。
らトレッド溝4の底部までの厚みdに対して2.5〜4
.0倍に納めている。
キャップゴムとしては、第1表における配合番号5を一
律に使用し、ベースゴムとしてa−eの5種類を使用し
た。
律に使用し、ベースゴムとしてa−eの5種類を使用し
た。
配合番号eでは、キャップゴムとベースゴムの配合が同
一となる。表中における各評価項目は第1表における注
釈と同様である。
一となる。表中における各評価項目は第1表における注
釈と同様である。
(以下次頁)
第2表より明らかな通りキャップゴムとベースゴムが同
一配合のeに比べ、a−dの配合番号の場合、すなわち
ベースゴムの300%引張応力、反ぱつ弾性がキャップ
ゴムのそれらより高い組み合わせにおいて、ワンダリン
グ性は満足でき、コーナリングフォースの低下は少なり
、へ転動抵抗性の改良が大きい結果が得られた。
一配合のeに比べ、a−dの配合番号の場合、すなわち
ベースゴムの300%引張応力、反ぱつ弾性がキャップ
ゴムのそれらより高い組み合わせにおいて、ワンダリン
グ性は満足でき、コーナリングフォースの低下は少なり
、へ転動抵抗性の改良が大きい結果が得られた。
以上の通り、この発明においては、従来の重荷重用ラジ
アルタイヤにおいては全く使用されていなかった300
%引張応力は低いが硬度が高いという特徴をもつトレッ
ドゴムを使用することによってラジアルタイヤの持つ優
れた操縦性や低燃費性さらには耐摩耗性を低下させずに
バイアスタイヤ並のワンダリング性能を発揮する改良さ
れた重荷重用ラジアルタイヤを提供し得たのでおる。
アルタイヤにおいては全く使用されていなかった300
%引張応力は低いが硬度が高いという特徴をもつトレッ
ドゴムを使用することによってラジアルタイヤの持つ優
れた操縦性や低燃費性さらには耐摩耗性を低下させずに
バイアスタイヤ並のワンダリング性能を発揮する改良さ
れた重荷重用ラジアルタイヤを提供し得たのでおる。
第1図は、この発明において使用したトレッドゴムPT
と従来例CTの対比図、 第2図は、キャップ/ベース構造の実施例を示す要部縦
断面図である。
と従来例CTの対比図、 第2図は、キャップ/ベース構造の実施例を示す要部縦
断面図である。
Claims (2)
- (1)スチールベルト層を備えた重荷重用ラジアルタイ
ヤにおいて、トレッドに300%引張応力が120kg
/cm^2以下60kg/cm^2以上で、かつ硬度が
63以上72以下のトレッドゴムを配し、トレッドの厚
みをベルト上面からトレッド溝底までの厚みの2.5〜
4倍としたことを特徴とする重荷重用ラジアルタイヤ。 - (2)トレッドが外層のキャップゴムと内層のベースゴ
ムの2層からなり、キャップゴムに300%引張応力が
120kg/cm^2以下60kg/cm^2以上で、
かつ硬度が63以上72以下のゴムを配し、ベースゴム
の300%引張応力及び反ぱつ弾性をキャップゴムのそ
れらより大としたことを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の重荷重用ラジアルタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61214546A JPS6368405A (ja) | 1986-09-11 | 1986-09-11 | 重荷重用ラジアルタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61214546A JPS6368405A (ja) | 1986-09-11 | 1986-09-11 | 重荷重用ラジアルタイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6368405A true JPS6368405A (ja) | 1988-03-28 |
Family
ID=16657531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61214546A Pending JPS6368405A (ja) | 1986-09-11 | 1986-09-11 | 重荷重用ラジアルタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6368405A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0282601U (ja) * | 1988-12-08 | 1990-06-26 | ||
US20150151581A1 (en) * | 2012-07-13 | 2015-06-04 | The Yokohama Rubber Co., LTD. a corporation | Pneumatic Tire |
US20150336428A1 (en) * | 2012-12-28 | 2015-11-26 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Pneumatic Tire |
US20180272806A1 (en) * | 2015-10-06 | 2018-09-27 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Pneumatic Tire |
JP2020015411A (ja) * | 2018-07-25 | 2020-01-30 | 横浜ゴム株式会社 | 空気入りタイヤ |
JP2021084455A (ja) * | 2019-11-25 | 2021-06-03 | 住友ゴム工業株式会社 | 自動二輪車用タイヤ |
-
1986
- 1986-09-11 JP JP61214546A patent/JPS6368405A/ja active Pending
Cited By (10)
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