JPS63680B2 - - Google Patents
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- JPS63680B2 JPS63680B2 JP54025915A JP2591579A JPS63680B2 JP S63680 B2 JPS63680 B2 JP S63680B2 JP 54025915 A JP54025915 A JP 54025915A JP 2591579 A JP2591579 A JP 2591579A JP S63680 B2 JPS63680 B2 JP S63680B2
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- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 38
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 38
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 23
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 9
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 5
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 229910001018 Cast iron Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
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- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 1
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Landscapes
- Pipe Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、例えばガス本管や水道本管のよう
に大径な管の継手部の漏洩を防止する装置に関す
る。
に大径な管の継手部の漏洩を防止する装置に関す
る。
ガス本管等の継手部は周知の手段によつて気密
に連結されるが、例えば大規模な地震等が発生し
た場合、継手部において管相互が軸方向に互いに
離間したり曲がつたりして継手部からガス漏れを
生じる危険があつた。また、地中に埋設された管
は長期間経過すると地盤の変動等によつて継手部
の弛みを生じ、管内のガス等が漏れることがあつ
た。
に連結されるが、例えば大規模な地震等が発生し
た場合、継手部において管相互が軸方向に互いに
離間したり曲がつたりして継手部からガス漏れを
生じる危険があつた。また、地中に埋設された管
は長期間経過すると地盤の変動等によつて継手部
の弛みを生じ、管内のガス等が漏れることがあつ
た。
このような問題を解決するため、例えば実開昭
53−155119号公報、実開昭52−54022号公報など
に開示されているように、管の内面に環状の漏洩
防止部材を密着させることにより、管相互の継ぎ
部に弛みが生じた場合の漏れを防止するものが提
案されている。しかしながらこれら従来のものは
いづれも管内面に対する密着性や固定強度が弱
く、特に漏洩防止箇所が1箇所だけであることか
らガス本管のように厳格な気密性が要求される場
合に、実用的ではなかつた。
53−155119号公報、実開昭52−54022号公報など
に開示されているように、管の内面に環状の漏洩
防止部材を密着させることにより、管相互の継ぎ
部に弛みが生じた場合の漏れを防止するものが提
案されている。しかしながらこれら従来のものは
いづれも管内面に対する密着性や固定強度が弱
く、特に漏洩防止箇所が1箇所だけであることか
らガス本管のように厳格な気密性が要求される場
合に、実用的ではなかつた。
この発明は上記事情にもとづきなされたもので
その目的とするところは、特に地震災害時に継手
部において管相互が互いに離れても内部のガス等
の漏れを確実に防止できる管継手部の漏洩防止装
置を提供することにある。
その目的とするところは、特に地震災害時に継手
部において管相互が互いに離れても内部のガス等
の漏れを確実に防止できる管継手部の漏洩防止装
置を提供することにある。
すなわち本発明は、管相互の継ぎ目の内側全周
を覆い弾性材料により環状に形成されるとともに
両端部を除く中間部を薄肉に形成した弾性リング
と、この弾性リングの両端部外周面にそれぞれこ
の弾性リングの軸線方向へ互に離間して形成され
た接着剤せき止めリツプ部と、これら各端部のせ
き止めリツプ部間に設けられ弾性リングの全周に
亘つて介在されてこの弾性リングを前記管の内面
に接着させる接着剤と、上記せき止めリツプ部よ
りもさらに外端部に位置して上記弾性リングの外
周面に形成され端縁から上記せき止めリツプ部に
向かうほどその突出高さが大となつて上記管内面
に弾接される軸線方向へ離間した複数の流体の洩
れ防止用リツプ部とを具備したことを特徴とする
管継手部の漏洩防止装置である。
を覆い弾性材料により環状に形成されるとともに
両端部を除く中間部を薄肉に形成した弾性リング
と、この弾性リングの両端部外周面にそれぞれこ
の弾性リングの軸線方向へ互に離間して形成され
た接着剤せき止めリツプ部と、これら各端部のせ
き止めリツプ部間に設けられ弾性リングの全周に
亘つて介在されてこの弾性リングを前記管の内面
に接着させる接着剤と、上記せき止めリツプ部よ
りもさらに外端部に位置して上記弾性リングの外
周面に形成され端縁から上記せき止めリツプ部に
向かうほどその突出高さが大となつて上記管内面
に弾接される軸線方向へ離間した複数の流体の洩
れ防止用リツプ部とを具備したことを特徴とする
管継手部の漏洩防止装置である。
したがつてこの発明によれば、地震の発生等に
よつて管の継ぎ目が管軸方向に離れたり、管が互
に径方向へずれても、弾性リングの薄肉な中間部
分が伸びたり弾性変形するだけあつて、両端部の
接着部分に無理な剥離力が加わらないため、両端
部の接着を良好に維持する。
よつて管の継ぎ目が管軸方向に離れたり、管が互
に径方向へずれても、弾性リングの薄肉な中間部
分が伸びたり弾性変形するだけあつて、両端部の
接着部分に無理な剥離力が加わらないため、両端
部の接着を良好に維持する。
そして両端部は接着剤を介して管内面に接着さ
れるが、この場合せき止めリツプ部によつて接着
剤のはみ出しを防止するから所定の接着力を得る
のに充分な接着剤をせき止めリツプ部に滞留させ
て、充分な接着剤で弾性リングを管内面に強固に
接合させることができる。
れるが、この場合せき止めリツプ部によつて接着
剤のはみ出しを防止するから所定の接着力を得る
のに充分な接着剤をせき止めリツプ部に滞留させ
て、充分な接着剤で弾性リングを管内面に強固に
接合させることができる。
さらにまた、このような接着箇所の外側に複数
の流体洩れ防止用リツプ部を形成してあるので、
上記接着剤の接着によるシール性と、この流体洩
れ防止用リツプ部の流体流入阻止作用とで2段階
のシールが確保され、よつて完全な気密を保持し
て漏洩を防止することができる。この場合流体洩
れ防止用リツプ部はせき止めリツプ部に近づくに
つれて突出高さを大きくしてあるのでラビリンス
シール性が高く、管内の流体が漏れるのを効果的
に阻止することができる。
の流体洩れ防止用リツプ部を形成してあるので、
上記接着剤の接着によるシール性と、この流体洩
れ防止用リツプ部の流体流入阻止作用とで2段階
のシールが確保され、よつて完全な気密を保持し
て漏洩を防止することができる。この場合流体洩
れ防止用リツプ部はせき止めリツプ部に近づくに
つれて突出高さを大きくしてあるのでラビリンス
シール性が高く、管内の流体が漏れるのを効果的
に阻止することができる。
以下この発明の一実施例を図面にもとづき説明
する。図中1a,1bは例えばガス本管として地
中に埋設される大径鋳鉄管、2はこの鋳鉄管の継
手部を示し、この継手部内には角ゴム3、鉛4、
麻肌5などが図のように介装され、締着体6をボ
ルト7で締め付けることによつて気密に固定され
ている。
する。図中1a,1bは例えばガス本管として地
中に埋設される大径鋳鉄管、2はこの鋳鉄管の継
手部を示し、この継手部内には角ゴム3、鉛4、
麻肌5などが図のように介装され、締着体6をボ
ルト7で締め付けることによつて気密に固定され
ている。
また、10は本発明に係る漏洩防止装置であつ
て、以下これについて詳述する。すなわち、11
は合成ゴムなどのような弾性材料からなる弾性リ
ングであり、この弾性リング11の両側端部1
2,12の間に位置する中間部分13の肉厚は、
これら両端部12,12よりも肉厚を薄くしてあ
り、弾性変形し易くしてある。そして各両端部1
2,12の外周面には、管1a,1bの内径より
やや大径な接着剤せき止めリツプ部14,15
が、弾性リング11の軸方向に互いに離間して設
けられている。そしてこれら接着剤せき止めリツ
プ部14,15間には、接着剤を含浸させた含浸
体19が、両端部12,12の全周にわたつて設
けられている。さらにこの含浸体19の取付部位
には、多数の突条状の接着補強用凹凸部20…が
軸方向に離間して設けてあり、これら凹凸部20
…によつて上記接着剤への食い付きを良くしてあ
る。なお上記接着剤は、好ましい例として常温硬
化性のエポキシ樹脂接着剤を使用している。
て、以下これについて詳述する。すなわち、11
は合成ゴムなどのような弾性材料からなる弾性リ
ングであり、この弾性リング11の両側端部1
2,12の間に位置する中間部分13の肉厚は、
これら両端部12,12よりも肉厚を薄くしてあ
り、弾性変形し易くしてある。そして各両端部1
2,12の外周面には、管1a,1bの内径より
やや大径な接着剤せき止めリツプ部14,15
が、弾性リング11の軸方向に互いに離間して設
けられている。そしてこれら接着剤せき止めリツ
プ部14,15間には、接着剤を含浸させた含浸
体19が、両端部12,12の全周にわたつて設
けられている。さらにこの含浸体19の取付部位
には、多数の突条状の接着補強用凹凸部20…が
軸方向に離間して設けてあり、これら凹凸部20
…によつて上記接着剤への食い付きを良くしてあ
る。なお上記接着剤は、好ましい例として常温硬
化性のエポキシ樹脂接着剤を使用している。
また、上記接着剤せき止めリツプ部15の外側
には、管内のガス洩れ防止用リツプ部16,17
が形成されている。これらガス洩れ防止用リツプ
部16,17は、弾性リング11の軸線方向に互
いに離間して設けられ、内側のリツプ部16の方
が外側のリツプ部よりも高さが大となるように形
成されている。また、弾性リング11の両側端に
は高さが最つとも高い端部リツプ部18が形成さ
れている。
には、管内のガス洩れ防止用リツプ部16,17
が形成されている。これらガス洩れ防止用リツプ
部16,17は、弾性リング11の軸線方向に互
いに離間して設けられ、内側のリツプ部16の方
が外側のリツプ部よりも高さが大となるように形
成されている。また、弾性リング11の両側端に
は高さが最つとも高い端部リツプ部18が形成さ
れている。
また上記両端部12,12の内周面にはそれぞ
れ一対の内向き鍔部25,25が軸方向に離間し
て形成されていて、これらの間に環状をなす拡径
部材26,26が設けられている。この拡径部材
26は、例えば帯状の金属板をリング状に形成し
たものであつて、図示しない治具によつて縮径お
よび拡径できるように構成されている。
れ一対の内向き鍔部25,25が軸方向に離間し
て形成されていて、これらの間に環状をなす拡径
部材26,26が設けられている。この拡径部材
26は、例えば帯状の金属板をリング状に形成し
たものであつて、図示しない治具によつて縮径お
よび拡径できるように構成されている。
以上のように構成された漏洩防止装置10を管
内面に取付けるには、まず作業者が管内に入り漏
洩防止装置10を継手部2まで持つて行く。そし
て弾性リング11の両側端12,12が管の継ぎ
目2aの両側、つまり双方の管端部にまたがるよ
うに位置させ、その中間部13が継ぎ目2aの内
側全周を覆うようにする。次いで、拡径部材20
を図示しない治具によつて拡径させ、上記両側端
12,12の外周面を管内面に圧着させる。これ
によつて各リツプ部14〜18が管内面に密着す
るとともに、含浸体19から接着剤が搾出され
る。そして一定時間放置して接着剤を硬化させる
ことにより、それぞれの管端部の内面と弾性リン
グ11の両側端12,12が気密に一体化する。
なお拡径部材26は接着剤の硬化後に取外すよう
にしてもよい。また、接着剤は必らずしも含浸体
19に含浸させる必要はなく、せき止めリツプ部
14,15間に直接塗布するようにしてもよい。
内面に取付けるには、まず作業者が管内に入り漏
洩防止装置10を継手部2まで持つて行く。そし
て弾性リング11の両側端12,12が管の継ぎ
目2aの両側、つまり双方の管端部にまたがるよ
うに位置させ、その中間部13が継ぎ目2aの内
側全周を覆うようにする。次いで、拡径部材20
を図示しない治具によつて拡径させ、上記両側端
12,12の外周面を管内面に圧着させる。これ
によつて各リツプ部14〜18が管内面に密着す
るとともに、含浸体19から接着剤が搾出され
る。そして一定時間放置して接着剤を硬化させる
ことにより、それぞれの管端部の内面と弾性リン
グ11の両側端12,12が気密に一体化する。
なお拡径部材26は接着剤の硬化後に取外すよう
にしてもよい。また、接着剤は必らずしも含浸体
19に含浸させる必要はなく、せき止めリツプ部
14,15間に直接塗布するようにしてもよい。
しかして上記構成によれば、弾性リング11の
両側端外周面をそれぞれ管端部の内面に接着させ
るとともに、中間部13の肉厚は両側端12,1
2の肉厚よりも薄くし、さらにこの両側端外周面
には接着剤との食い付きを良くするための突条2
0…を設けて接着力を高め、両側端12,12の
環性変形を少なくして中間部13のみを弾性変形
し易くしてある。したがつて例えば地震の発生に
より管の継ぎ目2aが管軸方向に離れたり、管軸
方向が互いにずれたりして両管1a,1b間に隙
間が生じても、上記中間部13が伸びたり弾性変
形するだけであつて、両側端12,12が弾性変
形しないのでこれらの接着部分19a,19aに
無理な剥離力が加わらず、よつて両側端12,1
2の接着状態を維持できる。したがつて、両側端
12,12と中間部13とで管内の気密を保持す
るため、ガス漏れを確実に防止することができ
る。また、接着剤はせき止めリツプ部14,15
によつて流出が防止されるため、これらせき止め
リツプ部14,15間に必要量の接着剤が充填さ
れ、接着強度がきわめて強固となるので、この接
着箇所のガス漏れ防止の信頼性が増す。しかもガ
ス洩れ防止用リツプ部16,17は弾性リングの
端縁11aからせき止めリツプ部15に向かうも
のほど突出高さが大となり、弾接力が次第に高ま
るようになつているため、端部リツプ部18から
接着部19a側に向つて漏れようとする管内の圧
力ガスは、まず最も突出量の小さなガス漏れ防止
用リツプ部17によつて漏れが阻止され、さらに
このリツプ部17から漏れる圧力降下された僅か
な量のガスは、このリツプ部17よりも弾接力の
強い次のガス洩れ防止用リツプ部16によつて完
全に遮断される。しかもこのリツプ部16よりも
内方には接着部19aが存在しているため、上記
リツプ部16から僅かなガス漏れが生じても、こ
のガスは接着部19aによつて漏れが防止される
ものである。このように上記実施例によれば、次
第に弾接力の強まるガス洩れ防止用リツプ部1
7,16によるラビリンスシール作用と接着剤に
よる接着シール作用によつて2重に漏洩が防止さ
れるので、確実にガス漏れを防止でき、きわめて
安全である。
両側端外周面をそれぞれ管端部の内面に接着させ
るとともに、中間部13の肉厚は両側端12,1
2の肉厚よりも薄くし、さらにこの両側端外周面
には接着剤との食い付きを良くするための突条2
0…を設けて接着力を高め、両側端12,12の
環性変形を少なくして中間部13のみを弾性変形
し易くしてある。したがつて例えば地震の発生に
より管の継ぎ目2aが管軸方向に離れたり、管軸
方向が互いにずれたりして両管1a,1b間に隙
間が生じても、上記中間部13が伸びたり弾性変
形するだけであつて、両側端12,12が弾性変
形しないのでこれらの接着部分19a,19aに
無理な剥離力が加わらず、よつて両側端12,1
2の接着状態を維持できる。したがつて、両側端
12,12と中間部13とで管内の気密を保持す
るため、ガス漏れを確実に防止することができ
る。また、接着剤はせき止めリツプ部14,15
によつて流出が防止されるため、これらせき止め
リツプ部14,15間に必要量の接着剤が充填さ
れ、接着強度がきわめて強固となるので、この接
着箇所のガス漏れ防止の信頼性が増す。しかもガ
ス洩れ防止用リツプ部16,17は弾性リングの
端縁11aからせき止めリツプ部15に向かうも
のほど突出高さが大となり、弾接力が次第に高ま
るようになつているため、端部リツプ部18から
接着部19a側に向つて漏れようとする管内の圧
力ガスは、まず最も突出量の小さなガス漏れ防止
用リツプ部17によつて漏れが阻止され、さらに
このリツプ部17から漏れる圧力降下された僅か
な量のガスは、このリツプ部17よりも弾接力の
強い次のガス洩れ防止用リツプ部16によつて完
全に遮断される。しかもこのリツプ部16よりも
内方には接着部19aが存在しているため、上記
リツプ部16から僅かなガス漏れが生じても、こ
のガスは接着部19aによつて漏れが防止される
ものである。このように上記実施例によれば、次
第に弾接力の強まるガス洩れ防止用リツプ部1
7,16によるラビリンスシール作用と接着剤に
よる接着シール作用によつて2重に漏洩が防止さ
れるので、確実にガス漏れを防止でき、きわめて
安全である。
なおガス洩れ防止用リツプ部の数は上記一実施
例に限定されるものではなく、要するに接着部1
9aに近づくものほど突出高さが大となるような
複数のリツプ部を形成すればよい。またこの発明
は、例えば水道本管などの継手部の補強に用いる
こともできる。
例に限定されるものではなく、要するに接着部1
9aに近づくものほど突出高さが大となるような
複数のリツプ部を形成すればよい。またこの発明
は、例えば水道本管などの継手部の補強に用いる
こともできる。
この発明は以上説明したようになり、地震の発
生等によつて地盤が変動し、管の継ぎ目が離れて
隙間が生じても、弾生リングによつて管内の気水
密を確保でき、ガス等の漏れを防止できる。しか
も接着部に近付くほど弾接力の強まる複数の流体
洩れ防止用リツプ部によつてガス等の洩れを防止
しかつ接着部によつても洩れを防止するので二重
の洩れ防止が行われ、管内の気水密が確実に確保
される効果を奏する。
生等によつて地盤が変動し、管の継ぎ目が離れて
隙間が生じても、弾生リングによつて管内の気水
密を確保でき、ガス等の漏れを防止できる。しか
も接着部に近付くほど弾接力の強まる複数の流体
洩れ防止用リツプ部によつてガス等の洩れを防止
しかつ接着部によつても洩れを防止するので二重
の洩れ防止が行われ、管内の気水密が確実に確保
される効果を奏する。
図面はこの発明の一実施例を示し、第1図はガ
ス管継手部の断面図、第2図は弾性リングの要部
の拡大断面図である。 1a,1b……管(大径鋳鉄管)、2……継手
部、2a……管の継ぎ目、10……漏洩防止装
置、11……弾性リング、11a……リング端
縁、12……弾性リングの両側端、13……中間
部、14,,15……せき止めリツプ部、16,
17……流体の洩れ防止用リツプ部、19……接
着剤含浸体、19a……接着部。
ス管継手部の断面図、第2図は弾性リングの要部
の拡大断面図である。 1a,1b……管(大径鋳鉄管)、2……継手
部、2a……管の継ぎ目、10……漏洩防止装
置、11……弾性リング、11a……リング端
縁、12……弾性リングの両側端、13……中間
部、14,,15……せき止めリツプ部、16,
17……流体の洩れ防止用リツプ部、19……接
着剤含浸体、19a……接着部。
Claims (1)
- 1 管相互の継ぎ目の内側全周を覆い弾性材料に
より環状に形成されるとともに両端部を除く中間
部を薄肉に形成した弾性リングと、この弾性リン
グの両端部外周面にそれぞれこの弾性リングの軸
線方向へ互に離間して形成された接着剤せき止め
リツプ部と、これら各端部のせき止めリツプ部間
に設けられ弾性リングの全周に亘つて介在されて
この弾性リングを前記管の内面に接着させる接着
剤と、上記せき止めリツプ部よりもさらに外端部
に位置して上記弾性リングの外周面に形成され端
縁から上記せき止めリツプ部に向かうほどその突
出高さが大となつて上記管内面に弾接される軸線
方向へ離間した複数の流体の洩れ防止用リツプ部
とを具備したことを特徴とする管継手部の漏洩防
止装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2591579A JPS55119289A (en) | 1979-03-06 | 1979-03-06 | Leakage preventing device of pipe joint portion |
DE8080101146T DE3065441D1 (en) | 1979-03-06 | 1980-03-06 | Sealing device for a pipe joint |
EP19800101146 EP0015559B1 (en) | 1979-03-06 | 1980-03-06 | Sealing device for a pipe joint |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2591579A JPS55119289A (en) | 1979-03-06 | 1979-03-06 | Leakage preventing device of pipe joint portion |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55119289A JPS55119289A (en) | 1980-09-12 |
JPS63680B2 true JPS63680B2 (ja) | 1988-01-08 |
Family
ID=12179064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2591579A Granted JPS55119289A (en) | 1979-03-06 | 1979-03-06 | Leakage preventing device of pipe joint portion |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS55119289A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5988594U (ja) * | 1982-12-03 | 1984-06-15 | 北村 皓一 | 液体移送管の亀裂封止装置 |
JP4897268B2 (ja) * | 2005-10-19 | 2012-03-14 | 大成機工株式会社 | 管継手部の離脱防止構造及び管継手部の離脱防止強化方法 |
-
1979
- 1979-03-06 JP JP2591579A patent/JPS55119289A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55119289A (en) | 1980-09-12 |
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