JPS6367117A - ル−フライニングの製造法 - Google Patents

ル−フライニングの製造法

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JPS6367117A
JPS6367117A JP21075686A JP21075686A JPS6367117A JP S6367117 A JPS6367117 A JP S6367117A JP 21075686 A JP21075686 A JP 21075686A JP 21075686 A JP21075686 A JP 21075686A JP S6367117 A JPS6367117 A JP S6367117A
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JP
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mat
cloth
phenolic resin
roof lining
molded body
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JP21075686A
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JPH0314613B2 (ja
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Yukio Iwazawa
岩沢 幸雄
Masanari Yasuda
保田 真成
Kunio Kanaguchi
金口 邦夫
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Asahi Fiber Glass Co Ltd
TS Tech Co Ltd
Original Assignee
Asahi Fiber Glass Co Ltd
Tokyo Seat Co Ltd
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明はルーフライニングの製造法に関するものである
(従来の技術) 天井部にガラス製窓部を設けた自動車が用いられるよう
になった。このような自動車の内装用天井板(ルーフラ
イニングと言う)には窓部に相当する箇所に窓部とほぼ
等しい大きさの開孔部が形成されている。
従来ルーフライニングとしては、レザーのような内装材
に鋼線のような金属m線を取付けた吊天井が使用された
が、次のような問題点があった。
断熱、吸音性が低く、又車体に取付けるために相当の厚
みの空間が必要であり、それたけ車高を大とすることを
要する。
ガラス繊維マットを所定形状に成型したもの(マット成
型体と言う)を使用することにより。
ルーフライニングの厚み、取付けに必要な空間の厚みを
小とすることも試みられた。
しかしながら、ルーフライニングは相当大きい開孔部を
有しているため、開口部付近の強度か低く、マット成型
体て形成されたルーフライニングの一端を手で支持して
車体に取付けようとすると、ルーフライニングか開孔部
付近で折損し易い。
マット成型体の嵩比重を大どすれば強度は大きくなるが
、重量か大となってしまう。
マット成型体の厚みを増すことによって強度を大きくす
れば、取付けに必要な空間を小とすることができない。
マット成型体の機械的強度を大ならしめるため、FRP
、金属板のような補強部材とマット成型体とを貼り合わ
せ補強する方法も提案されているか(実公昭53−14
493号公報参照)、次のような問題点を有する。
(1)マット成型体と補強部材が剥離し易い。
(2) ?p位而面肖りの重量か大となる。
(3)マット成型体か、平板状のものである場合、補強
部材と未硬化のバインダを含む無機質M&  □維マッ
トを重ね合わせ、加圧、加熱してバインダを硬化せしめ
てマット成型体とするとともに補強部材と一体的に結合
することもできる。(以下この方法を一体成型法という
)しかしなから板状体か弯曲した形状を有している場合
、一体成型法て補強板状体を製造することは困難てあり
、マツ1〜成型体と補強部材を別々に成型し貼り合わせ
る必要かあり、製造工程か複雑になるばかってなく、両
者の形状を完全に一致させることか困難であり、マット
成型体と補強部材の間に隙間か生じ、剥離発生酸は強度
低下の原因となり易い。
(発明か解決しようとする問題点) 本発明は従来技術か有していた前述の問題点を解消する
ことを目的とするものである。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は前述の問題点を解決すべくなされたものであり
、開孔部を有するルーフライニングの製造法において、
フェノール樹脂溶液な含浸させ次いて乾燥した布状物を
、フェノール樹脂バインダを含む未硬化のガラス繊維マ
ットの、少なくとも開孔部を形成せしむべき部分の近傍
に重ね合わせ、加圧、加熱してフェノール樹脂を硬化さ
せてマットと布状物を一体的に詰合した成型体となし、
この成型体の一部を切断除去して開孔部を形成させるこ
とを特徴とするルーフライニングの製造法を提供するも
のである。
次に大発明を更に具体的に説明する。
大発明においてフェノール樹脂バインダを含む未硬化の
ガラスマットとしては、遠心法、火焔法等によって得ら
れたガラス短繊維に、フェノール樹脂水溶液を噴霧し、
下面を減圧状態に保った有孔コンベア上に堆積せしめる
ことによって得られるマットか好適に使用できる。
無機質繊維の太さは製造条件によって異なるか、太さ3
〜15ルのものを使用するのが望ましい。
フェノール樹脂バインダとしては、フェノール及びフォ
ルムアルデヒドの付加縮合によって得られるオキシメチ
ル基に富んだ水溶性初期生成物(レゾール)或はその誘
導体の水溶液か適当であり、ガラス繊維マットの工業的
製造に用いられるフェノール系バインダが好適に使用て
きる。
ガラスm維マツ1〜中に含まれるバインダ固型分及び水
分は夫々8〜30wt%、3〜10wt%とするのか適
当である。
又ガラス繊維マットの単位面積当りの重量はルーフライ
ニングの大きさ等に応じて定められるか本発明の方法に
よるときは400 gr、/ rn’ 8=度のマット
を用いた場合ても充分な曲げ強度を有するルーフライニ
ングをうろことができる。
布状物としては木綿、麻等の天然有機繊維、ポリエステ
ル等の合成有機繊維、ガラス繊維等の繊維よりなる織布
、不織布、リンター紙、クラブ)〜紙等が好適に使用で
きる。特に木綿製織布、クラフト紙等が好ましい。
フェノール樹脂溶液としてはレゾールの低級アルコール
溶液か適当である。
フェノール樹脂溶液を布状物に所定員含浸させ次いて乾
燥させる。乾燥の程度は少なくとも指触乾燥以上、好ま
しくは樹脂が常温て可塑性を失う程度とするのが適゛当
である。
乾燥の程度が不充分の場合作業性が悪く、布状物の硬化
に長時間を要し、工業的な一体成型が困難となる。
工業的には、所定量のフェノール樹脂溶液を含浸させた
布状物を、所定温度に保たれた乾燥炉中な通過させるこ
とにより、効率よく乾燥布状物をうろことかできる。
乾燥の間にフェノール樹脂の架橋反応か進行し、レジト
ール(Bステージ)の状態となる。
布状物の目付け(単位面積当り重量)、布状物に含浸せ
しむべき樹脂の重量は、必要とされる補強の程度(ルー
フライニングに要求される強度)に応じて定められるが
、通常夫々40〜100gr/ rn’、20〜75g
r/rn’特に夫々75〜85gr/ rrr’、50
〜70gr/rr+2と定めるのが適当である。
本発明によるときは500gr/rr1′程度で、而も
充分な強度を有するルーフライニングをつるととがてき
る。
前述したフェノール樹脂バインダを含む未硬化のガラス
tagマット(以下本マットと言う)とフェノール樹脂
を含浸させた布状物(以下乾燥布状物という)とを重ね
合わせ一対の型て挟圧し、加熱する。
乾燥布状物は、本マット1の開孔部2を形成せしむべき
部分の近傍がこの乾燥布状&J3て覆われるように重ね
合わせる。
第1図に示した実施態様では、本マット1の点線で示す
開孔部2を形成せしむべき部分及びその全周(近傍全体
)を覆って乾燥布状物3が重ねられ、後述の切断除去操
作により布状物で補強された部分が切取られる。
第2図に示した実施態様においては、木マット1の開孔
部2を形成せしむべき部分の一部並びに開孔部を形成せ
しむべき部分の近傍の一部を覆って乾燥布状物3が重ね
られ、布状物て補強された部分の一部及びこの部分に隣
接する補強されてない部分が切取られ、開孔部が形成さ
れる。
乾燥布状物は本マットの全体を覆って重ね、ルーフライ
ニング全面を補強することも可能であるが、開孔部を形
成させることによって特に強度の低下する開孔部近傍の
みを補強するのが望ましく、ルーフライニングの重量を
軽減することができ、しかもこのような部分補強を行な
っても、一体栽型の操作に何の支障もなく、又得られた
ルーフライニングに剥離等の生ずるこζもないことが見
出された。
加熱により乾燥布状物に含まれるフェノール樹脂は一旦
軟化し、次いで硬化する。このため布状物は硬化する前
に充分可塑変形を起こすことができ、従って型馴染みも
良好で、深く弯曲したルーフライニングの製造も可能で
ある。
乾燥布状物中に含まれる樹゛脂の架橋反応による硬化と
同時に、本マット中に含まれる樹脂の架橋反応による硬
化も進行する。乾燥布状物に含まれる樹脂はBステージ
(レジトール)であり、木7シト中に含まれる樹脂はA
ステージ(レゾール)であり、且つ木マット中には相当
量の水分が含まれ、しかも本マットの方か単位面積当り
の重量が大きく、厚みが大きいに拘らず、両者を短時間
て同時に硬化させることができ、両者は強固に一体的に
結合され、剥離も生じないことか見出された。。
加熱温度は190〜250℃、好ましくは200〜22
0℃とするのが適当てあり、加熱所要時間は40〜12
0 sec程度である。
本マットの単位面積当りの重量、並びに上型と下型の間
隔によって得られるルーフライニングの密度が定まる。
密度は通常ioo〜400 kg、−rrr’とするの
が適当である。
成型後、刃型な使用し、布状物で補強された部分の一部
又は布状物で補強された部分に隣接する部分を切断除去
し開孔部を形成させる。
本発明の方法によるときは40cmx80cm程度の大
きな開孔部を形成させた場合でも、充分な強度を有し、
軽量て厚みの小さいルーフライニングが得られる。
(作 用) 乾燥布状物に含まれるフェノール樹脂が加熱によって軟
化し、布状物は可塑変形か可能となり、型馴染みもよく
、乾燥布状物、本マットに含まれるフェノール樹脂の硬
化が同時に進行する結果、両者は強固に一体化し、剥離
を生ずることなく充分な補強効果か得られる。
(実施例1) 遠心法によって得られた平均直径フルのガラス短繊維に
、Aステージのフェノール樹脂を含むバインダーを吹付
け、下部を減圧状態に保った有孔コンベアーにに集積し
、400gr/rrr’、厚み15■、固型分として樹
脂を18vt%、水分を5wt%含む未硬化のガラス繊
維マットを得た。
井40の綿糸よりなる打込本数、経糸68木、緯糸60
本の平織の綿布(80gr/rn’)にAステージのフ
ェノール樹脂のアルコール溶液を含浸させ、加熱、乾燥
し、Bステージのフェノール樹脂を70gr/m’含む
乾燥布状物を得た。
大きさ100cmX 150cr@のマットと50cn
+X100cmの乾燥布状物を第1図に示すように重ね
合わせ、220°Cに保たれた一対の型て90scc間
加熱し、弯曲した形状を有する、厚み3ml!+、マッ
トの嵩密度130 kg/ゴの成型体を得た。この成型
体の一部を刃型により切断除去し、第1図に示すように
40 cmX 80 co+の開孔部を形成させ、ルー
フライニングを得た。
マットと布状物は一体的に結合されて剥離を生ずること
なく、又得られたルーフライニングの一端を手て持って
水平に支持して曲りの程度は僅かであり、折れ、剥離も
生じなかった。このルーフライニングの重量は627z
rて軽量であり、1つ断熱、吸音性も良好であった。
(実施例2) 実施例1の未硬化のガラス繊維マットに代え、600g
r/rIf、樹脂含有量13wt%、厚み20mnのマ
ットを使用し、綿布に代えて厚さ0.i、nun。
75 gr/ m’のクラフト紙を用いて得られた、フ
エ、ノール樹脂含有量40gr/rn’の50cmX5
cmの乾燥布状物2枚を使用しこの乾燥布状物を第2図
のように重ね実施例1と同様の結果を得た。
(効 果) 軽量て、断熱、吸音性に優れ、充分な強度を有するルー
フライニングが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は本発明に係るルーフライニングの製造法を
説明するための平面図である。 図中1はガラス繊維マット、2は開孔部、3は布状物を
示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)開孔部を有するルーフライニングの製造方法にお
    いて、フェノール樹脂溶液を含浸させ次いで乾燥した布
    状物を、フェノール樹脂バインダを含む未硬化のガラス
    繊維マットの、少なくとも開孔部を形成せしむべき部分
    の近傍に重ね合わせ、加圧、加熱してフェノール樹脂を
    硬化させてマットと布状物が一体的に結合した成型体と
    なし、この成型体の一部を切断除去して開孔部を形成さ
    せることを特徴とするルーフライニングの製造法。
  2. (2)ガラス繊維マットは固型分として8〜30wt%
    のフェノール樹脂を含むことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のルーフライニングの製造法。(3)布状
    物は固型分として1m^2当り20〜75grのフェノ
    ール樹脂を含むことを特徴とする特許請求の範囲第2項
    記載のルーフライニングの製造法。
JP21075686A 1986-09-09 1986-09-09 ル−フライニングの製造法 Granted JPS6367117A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS499577A (ja) * 1972-05-23 1974-01-28
JPS51112889A (en) * 1975-03-31 1976-10-05 Nippon Tokushu Toryo Kk Lining materials for automobile ceiling and method of making the same
JPS59187816A (ja) * 1983-03-26 1984-10-25 Mazda Motor Corp Frp成形品の製造法

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