JPS636675A - 画像処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、画像処理装置、特に互いに関係を持つ複数の
部分画像からなる画像を編集する画像処理装置に関する
ものである。

［従来の技術］ 従来、部分画像で構成する画像を編集する際に、それぞ
れの部分画像に対して施す編集操作を予め設定した変換
命令を用いて一括して編集を行う方式が考えられていた
。例えば、目、鼻１口。

眉という部分画像からなる願という画像に対して、予め
「笑う」という変換命令を「右目を反時計回りに３０°
回転する」、「左目を時計回りに３０°回転する」、「
口を１，５倍に拡大する」なとの編集操作の組と設定し
ておき、「笑う」という変換命令によって一括して編集
を行うものであった。

しかし、編集操作が独立した部分画像に対するものであ
り、部分画像で構成された画像全体としてノ性質を利用
していなかった。部分画像の間には一定の関係があって
、−方の編集操作を利用して他方の編集操作が必然的に
決まる場合がある。

また、−方の編集操作を利用して他方のＩＡ集操作を求
めることができる場合もある。しかし従来の方法では、
このような場合にも、変換命令を設定する際には、変形
する必要のある全ての部分画像に対して編集操作を指定
しなければならず、変換命令を設定する手間が多く、編
集の柔軟性に欠けるという欠点があった。

［発明が解決しようとする問題点］ 本発明は、これらの欠点を解決するために、画像を構成
する複数の部分画像の間での連動関係。

位置関係、包含関係などの関係情報を予め備え、編集の
際に利用することによって、変換命令の設定の容易化、
効率化を図り、編集の柔軟性を高めた画像処理装置を提
供する。

［問題点を解決するための手段］ この問題点を解決するための一手段として、本発明の画
像処理装置は、編集を指示する指示手段と、該指示手段
の指示により、予め記憶された前記複数の部分画像間の
関係情報に基づいて画像を編集する編集手段とを備える
。

［作用］ かかる構成において、画像を編集する場合に、ｍ集子段
は予め記憶された複数の部分画像間の関係情報に基づい
て画像を編集する。

［実施例］ 第１図は実施例の画像処理装置のブロック図であり、１
は外部から入力する画像識別子および変換命令識別子を
受は取る人力装置、２は部分画像識別子と該形状データ
の１つ以上の対で構成する画像と該画像の画像識別子を
記憶する画像記憶部であり、第２図（ａ）には画像記憶
部２内に記憶する１つの画像の表現例を示す。３は入力
装置１から人力された画像識別子を鍵として画像記憶部
２内の画像を検索し、該当する画像を出力する画像検索
部、４は画像検索部３から出力された部分画像識別子と
形状データの１つ以上の対で構成された画像を一時記憶
する画像バッファである。

５は部分画像識別子と該編集操作の１つ以上の対で構成
される変換命令と命令識別子を記憶する変換命令記憶部
であり、第３図に変換命令記憶部５内に記憶する変換命
令の例を示す。６は人力装置１から入力された命令識別
子を鍵として変換命令記憶部５内の変換命令を検索し、
該当する変換命令を出力する変換命令検索部、７は変換
命令検索部６から出力された部分画像識別子と編集操作
の１つ以上の対で構成された変換命令を一時記憶する変
換命令バッファである。

８は画像を構成する複数の部分画像の間の関係情報を記
憶する部分画像関係情報記憶部であり、第４図は、部分
画像関係情報記憶部８内に記憶する部分画像関係情報の
例を示す。第４図の例では、部分画像関係情報は部分画
像識別子と編集操作の１つ以上の対、矢印（＝）、部分
画像識別子と編集操作の１つ以上の対からなる組が１つ
以上集まったものである。９は変換命令バッファ７内の
部分画像識別子と編集操作を鍵として部分画像関係情報
記憶部８を検索して、関連して変形する必要のある部分
画像識別子とそれに対する編集操作を変換命令バッファ
７内の変換命令に追加して出力する編集操作解析部、１
０は編集操作解析部９から出力された部分画像識別子と
編集操作の１つ以上の対を一時記憶する編集操作バッフ
ァである。

１１は編集操作バッファ１０の部分画像識別子に対応す
る画像バッファ４の形状データに対して、編集操作バッ
ファ１０の該部分画像識別子と対をなす編集操作を施す
編集操作実行部であり、対応する部分画像識別子が編集
操作バッファ１０に存在しない画像バッファ４の中の形
状データはそのまま出力される。１２は編集操作実行部
１１で編集操作を施された画像を一時記憶する編集済画
像バッファであり、１３は画像の表示信号を発生する表
示制御部、１４は画像を表示する表示装置である。

次に第１図に従って、実施例の画像処理装置の動作を説
明する。まず、人力装置１に画像識別子「顔Ａ」を入力
する。画像検索部３は「顔Ａ」をキーとして画像記憶部
２内の画像を検索し、第２図（ａ）の部分識別子と形状
データの１４個の対を出力し、画像バッファ４内に一時
記憶する。そして表示装置制御部１３は画像バッファ４
の形状データを読み取り、表示装置１４に第２図（ｂ）
を顔を出力する。次に人力装置１に命令識別子「笑う」
を人力する。変換命令検査部６は「笑う」をキーとして
変換命令記憶部５内の変換命令を検索し、第３図の部分
画像識別子と編集操作の５個の対を出力し、変換命令バ
ッファ７に一時記憶する。

次に編集操作解析部９は変換命令バッファ７の部分画像
識別子と編集操作の最初の対「左目」と「細く」を読み
出す。そして「左目」と「細く」をキーとして部分画像
関係情報記憶部８を検索する。第４図の部分画像関係情
報において、矢印（＝）の左側を検索して、部分画像識
別子が「左目」でかつ編集操作が「細く」であるものを
探す。そしてその対に対応する矢印（＝）の右側の部分
画像識別子と編集操作の１つ以上の対、すなわち部分画
像識別子「左眉」と編集操作「下げる」の対および部分
画像識別子「左目玉」と編集操作「左目からはみ出さな
い」の対を読み出す。

同様に変換命令バッファ７内の部分画像識別子と編集操
作の全ての対をキーとして部分画像関係情報記憶部８を
検索し、読み出された全ての部分画像識別子と編集操作
の対を変換命令バッファ７の変換命令に追加して編集操
作バッファ１０に出力する。この時の４１Ａａ操作バッ
ファ１０は第５図のようになっている。

次に、編集操作実行部１１は編集操作バッファ１０の最
初の部分画像識別子「左目」と対応する編集操作「細く
」を読み出し、画像バッファ４内の「左目」に対応する
形状データに対して「細く」という編集操作を実行して
、編集済画像バッファ１２に出力する。同様にＥ’ｌｌ
ｂ操作バッファ１０の全ての部分画像識別子に対して、
画像バッファ４内の形状データに対応する編Ｂ　ｉｔ作
を施す。ただし、−度編集操作を施された部分画像の形
状データは編集済画像バッファ１２に存在するので、編
集操作実行部１１で画像バッファ４を検索して、対応す
る形状データが存在しないときには編集済画像バッファ
１２を検索し、編集済画像バッファ１２内の形状データ
に対して編集操作を施す。最終的に編集済画像バッファ
１２内の画像を表示装置制御部１３が読み取り表示装置
１４に表示する。表示した例が第６図である。

以上が実施例の画像処理装置の動作であるが、部分画像
関係情報として、画像を構成する複数の部分画像の間の
位置関係、包含関係を部分画像関係情報記憶部に記憶さ
せることもできる。顔の例では、「各部分画像は互いに
重なることはない」また「眉、目、鼻、口は髪、あごか
らはみ出すことはない」という部分画像関係情報を部分
画像関係情報記憶部８に記憶させ、該関係情報を利用し
て編集操作解析部９で各部分画像に対しての変形の大き
さを決定し編集操作を決める。

また、編集操作を施した後、編集済画像に対して部分画
像関係記憶部８の中の位置関係、包含関係などの関係を
利用して適切な位置関係、包含関係になっているかどう
か検査し、適切でない場合には再び編集操作解析部９に
戻って編集操作を変更した後で編集操作実行部１１で変
更した編集操作を実行する。この動作を繰り返して、関
係情報に適切な画像になったところで、実行を終了させ
るようにすることもできる。この場合部分画像間の関係
を部分画像関係情報記憶部８の中の部分画像関係情報と
比較検査をする関係比較検査部１５を編集済画像バッフ
ァ１２と表示装置制御部１３の間に入れる必要がある。

この変更した第２の実施例を第７図に示す。

尚、本実施例では画像として顔を基にして説明したが、
本発明の技術思想は部分画像の間の関係情報を利用する
ことであり、建築物や物質等の変形・８動のシミュレー
ション等にも拡張できる。

以上説明したように、本発明によれば、互いに関係のあ
る部分画像で構成される画像に対して少数の変換命令で
多くの編集を一括して行う場合、部分画像の間の関係情
報を予め記憶させておき、ｍ集操作を実行する際に該関
係情報を利用することによって部分画像間の関係から他
の部分画像の変形に依存して編集操作が決まる部分画像
に対してはＩＪＡ集操作を設定する必要がないため、変
換命令の設定が容易かつ効率的に行えるという利点があ
る。また、編集済画像に対して部分画像関係情報の位置
関係、包含関係などを検査することによって、予め定毅
した性質を満足した画像を容易に作成することができる
という利点がある。

［発明の効果］ 本発明により、画像を構成する複数の部分画像の間での
連動関係１位置関係、包含関係などの関係情報を予め備
え、編集の際に利用することによって、変換命令の設定
の容易化、効率化を図り、編集の柔軟性を高めた画像処
理装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は実施例の画像処理装置のブロック図、 第２図（ａ）は画像記憶部の画像情報側口、第２図（ｂ
）は表示装置に表示された画像の一例を示す図、 第３図は変換命令の一例を示す図、 第４図は部分画像関係情報の一例を示す図、第５図は編
集操作バッファ１０の内容の例を示す図、 第６図は編集操作を実行した後表示装置に表示された例
を示す図、 第７図は第２の実施例の画像処理装置のブロック図であ
る。 図中、１・・・入力装置、２・・・画像記憶部、３・・
・画像検索部、４・・・画像バッファ、５・・・変換命
令記憶部、６・・・変換命令検索部、７・・・変換命令
バッファ、８・・・部分画像関係情報記憶部、９・・・
編集操作解析部、１０・・・編集操作バッファ、１１・
・・編集操作実行部、１２・・・編集消画像バッファ、
１３・・・表示装置制御部、１４・・・表示装置、１５
・・・関係比較検査部である。 特許出願人　　キャノン株式会社 第３図 り３４区 ィ）　５ｒＡ 第６図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数の部分画像で構成された画像を編集する画像
   処理装置において、編集を指示する指示手段と、該指示
   手段の指示により、予め記憶された前記複数の部分画像
   間の関係情報に基づいて画像を編集する編集手段とを備
   えることを特徴とする画像処理装置。
2. （２）編集手段は、編集結果と予め記憶された複数の部
   分画像の関係情報との比較に基づいて編集結果を検査す
   る検査手段を含むことを特徴とする特許請求の範囲第１
   項記載の画像処理装置。