JPS636645Y2 - - Google Patents

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JPS636645Y2
JPS636645Y2 JP13630781U JP13630781U JPS636645Y2 JP S636645 Y2 JPS636645 Y2 JP S636645Y2 JP 13630781 U JP13630781 U JP 13630781U JP 13630781 U JP13630781 U JP 13630781U JP S636645 Y2 JPS636645 Y2 JP S636645Y2
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rail
measuring
sensor
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  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Machines For Laying And Maintaining Railways (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は地下鉄道等に用いられる第3軌条の軌
道狂いを測定する装置に関するものである。
地下鉄道の車両に電力を供給する手段として一
般に第3軌条が広く用いられている。第1図Aは
第3軌条を備えた地下鉄用軌道の断面を示し、1
aは走行用の第1軌条、1bは走行用の第2軌
条、1cは給電用の第3軌条である。
走行用の第1軌条1aと第2軌条1bとによつ
て構成される走行軌道については、軌間距離Gab
及び各軌条の高低差等に関する軌道狂いの定義が
確立され、軌道狂いの測定方法,測定装置が開発
されている。しかし、第3軌条1cの軌道狂いに
ついては未だ能率的な測定装置が開発されていな
いので、従来一般に、直定規などを用いた手作業
で第3軌条の狂いの測定が行われている。
次に第3軌条1cの狂いについて説明する。
第2軌条1bと第3軌条1cとの間隔の標準寸
法をGpとし、実測寸法をGbcとする。
Gbc−Gp=ΔGbcが第3軌条1cの軌間狂いであ
る。
第1図Bにおいて、点Pa,Pb,Pcをそれぞれ
第1軌条1a,第2軌条1b,第3軌条1cの頂
点とし、基準水準面Hoからの高さをそれぞれa,
b,cとする。
点Pcが、点Paと点Pbとを結ぶ直線2の上にあ
るとき、これを狂い零の基準状態とする。点Pc
が上記の直線2の上に無いとき、次式によつて高
低狂いΔHが定義される。
ΔH=c−c′ c′=a+(b−a)×G′ab+G′bc/G′ab ただし、c′は基準水準面Hoから第3軌条1c
の頂部までの基準寸法、 G′abは点Pa,Pb間の実測寸法、 G′bcは点Pb,Pc間の実測寸法である。
従来一般に、上記のΔHを測定するには、第2
図又は第3図のように軌条の上に適当な直定規
2′を当て、第2図における第3軌条1cの上方
間隔寸法として高低狂いΔHを直接測定し、又は
第3図における第2軌条1bの上方間隔寸法
ΔH′を測定することによつて第3軌条1cの高低
狂いΔHを比例計算で算出していた。
上述の測定方法は単純な作業であるが、実際面
においては地下鉄が運行を停止している深夜に、
軌道長さ1Km当り数千個所の計測を行わねばなら
ないため多大の労力を要していた。
本考案の目的は、以上の事情に鑑み、高能率で
第3軌条の狂いを測定し得る自動装置を提供しよ
うとするものである。
上記の目的を達成するため、本考案は、2本の
平行な車軸を備えた台車の車台枠に車軸と平行な
梁を固着し、上記の梁に第1軌条に沿つて転動す
る測定車輪を支承した第1軌条の左右変位測定セ
ンサと、第2軌条に沿つて転動する測定車輪を支
承した第2軌条の左右変位測定センサと、第3軌
条に沿つて転動する測定車輪を井桁構成のアーム
によつて支承した第3軌条の上下,左右変位測定
センサを取付け、かつ、上記各センサの出力信号
を入力されて各軌条の間隔および軌条の高低差を
算出する機能並びに算出結果を記録する機能を有
する自動演算手段を前記台車に搭載したことを特
徴とする。
次に、本考案の一実施例について、第4図を参
照しつつ全体的構成を略述する。3は台車で、車
台枠3-1,3-2に2本の車軸4-1,4-2が平行に
支承され、その両端にそれぞれ走行車輪4-3,4
-4,4-5,4-6が取付けられている。
上記の車台枠3-1,3-2に、車軸4-1,4-2
平行に梁2″を固着する。
上記の梁2″に、3個の軌条変位測定センサ5
a,5b,5cをそれぞれ次記のように取付け
る。
5aは第5図について後述する第1軌条の左右
変位測定センサで、第1軌条1a上を転動する測
定車輪14aを支承している。
5bは上記の左右変位測定センサ5aと同様の
センサで、第2軌条1b上を転動する測定車輪1
4bを支承している。
5cは第5図について後述する第3軌条の上
下,左右変位検出センサで、第3軌条1c上を転
動する測定車輪14cを後述するような井桁構成
のアームによつて支承している。
16は第8図について後述する各軌条間隔及び
軌条高低差演算手段で、台車3に搭載し、前記各
センサの信号出力を入力させる。
17はパルス発信機で、車軸4-1に付設しその
回転を検出させ、その信号出力を前記の演算手段
16に入力させる。
第5図は前記の第3軌条用の上下,左右変位測
定センサ5cの斜視図である。
-1及び6-2は本図に示した上下,左右変位測
定センサ5c全体を支承する軸受であつて、前述
の梁2″に固着する。
上記の軸受6-1及び6-2によつてポテンシヨメ
ータ駆動軸7を回動自在に支承する。このポテン
シヨメータ駆動軸7は、梁2″に固着されたポテ
ンシヨメータ8の回動軸8aに直結してある。
一方、2個の軸受11-1および11-2によつて
測定車輪軸12を支承する。この測定車輪軸12
はその一端に第3軌条1c上を転動する測定車輪
14cを取付けてある。
前述のポテンシヨメータ駆動軸7と測定車輪軸
12との間に2本のアーム10-1,10-2を平行
に架け渡し、その一端をそれぞれピン9-1,9-2
によつてポテンシヨメータ駆動軸7に回動自在に
軸着し、その他端をそれぞれピン9-3,9-3によ
つて軸受11-1,11-2に回動自在に軸着する。
上記のピン9-1,9-2,9-3のうち、アーム10
-1とポテンシヨメータ駆動軸7とを軸着するピン
-1は、アーム10-1に対して固着し、ポテンシ
ヨメータ駆動軸7に穿つたピン孔(図示せず)に
回動自在に嵌合する。そして、上記ポテンシヨメ
ータ13の本体部をポテンシヨメータ駆動軸7に
固着するとともに、上記ポテンシヨメータ13の
回動軸13aを前記ピン9-1に直結する。
以上のような構成により、2本の軸7,12と
2本のアーム10-1,10-2とは平行四辺形の井
桁構造を形成する。18は測定車輪軸12を付勢
するように設けた空気バネで、測定車輪14cの
フランジ14c-1を第3軌条1cに向けて押しつ
けている。
第3軌条の上下,左右変位測定センサ5cは以
上のように構成され、前記の井桁構造によつて第
3軌条1c上を転動する測定車輪14cを支承し
ている。そしてこの上下,左右変位測定センサ5
cは次に述べるように第3軌条1cの左右方向の
変位及び上下方向の変位に従つてポテンシヨメー
タ13及び同8の回動軸を回動させてその電気抵
抗値を変化させる。
第6図は第5図に示した第3軌条の上下,左右
変位測定センサ5cの左右偏位検出機能の説明図
である。第3軌条1cが実線位置から点線位置ま
で左方に偏ると測定車輪14cおよび測定車輪軸
12は空気バネ18を圧縮して左方へ寄せられ、
アーム10-1,10-2は点線で示したように左方
へ回動せしめられる。これによりポテンシヨメー
タ13の回動軸に直結したピン9-1が回動され、
第3軌条1cの左右変位は電気信号に変換され
る。
第7図は第5図に示した上下,左右変位測定セ
ンサ5cの上下変位検出機能の説明図である。前
述の構成により、ポテンシヨメータ駆動軸7はア
ーム10-1,10-2を介して測定車輪軸12を支
承している。このため第3軌条1cが点線のよう
に上方に偏ると、アーム10-1,10-2が点線で
図示したように回動せしめられ、ポテンシヨメー
タ8の回動軸が回される。これにより第3軌条1
cの上下方向変位はポテンシヨメータ8の電気抵
抗を変化させて電気信号に変換される。
本実施例は以上説明したようにアーム10-1
同10-2,測定車輪軸12及びポテンシヨメータ
駆動軸7によつて井桁構造を形成しているので、
1個の測定車輪14cを用いて第3軌条1cの上
下方向変位並びに左右方向変位を簡単な構成で検
出することができる。
一方、第4図に示した第1軌条左右変位測定セ
ンサ5aと第2軌条左右変位測定センサ5bと
は、第5図に示した上下,左右変位検出センサ5
cに比較して、ポテンシヨメータ8を省略した構
造とする。このため左右変位検出センサ5a及び
同5bは、第6図について説明したような左右変
位検出機能のみを有し、第7図について説明した
ような上下変位検出機能を有していない。
第8図は第4図について略述した自動演算手段
16のブロツク図である。
左右変位測定センサ5aが発する第1軌条1a
の左右方向変位信号dは演算手段16の演算部1
6aの走行軌道軌間計算器16-1に入力される。
左右変位測定センサ5bが発する第2軌条1b
の左右方向変位信号eは計算手段16の走行軌道
軌間計算器16a-1および第3軌条軌間計算器1
a-2に入力される。
上下,左右変位測定センサ5cが発する第3軌
条1cの左右方向変位信号fは演算部16aの第
3軌条軌間計算器16a-2に入力される。
上下,左右変位測定センサ5cが発する第3軌
条1cの上下方向変位信号gは演算部16aの第
3軌条高低計算器16a-3に入力される。
前記の走行軌道軌間計算器16a-1に入力され
る左右方向変位信号d及び同eは、軌条1a,1
bが外側に変位しているときを正符号とし、内側
に変位しているときを負符号とするように定めて
おき、走行軌道軌間計算器16a-1は上記の信号
dと同eとを加算する。この走行軌道軌間計算器
16a-1は第1軌条1aと第2軌条1bとの間隔
が標準寸法であるとき出力データが零となるよう
予め校正しておき、信号d,eの加算結果を
ΔGabとして記録部16bに出力し、これを記録
せしめる。
第3軌条軌間計算器16a-2は、信号e,fに
基づき上記と同様にして両信号の加算結果を
ΔGbcとして記録部16bに出力し、これを記録
せしめる。
第3軌条高低計算器16a-3は、第3軌条1c
が標準高さ寸法c′である場合の信号g0の値を記憶
していてg−g0の値を算出し、これを第3軌条の
高低狂いΔHとして出力して記録部16bに記録
させる。
上記の記録部16bは車軸4-1に付設されたパ
ルス発生器17からパルス信号を受け、これに基
づいて車台の走行距離に応じて記録紙の横送りを
行い、前記のΔGab,ΔGbc,ΔHの値をそれぞれ
軌道位置に対応させて記録する。
本考案は以上のように構成されているので、走
行車輪4-3〜4-6を走行用の第1,第2軌条1
a,1bに乗せ、台車3の上に計算手段16を搭
載して走行させると第3軌条1cの軌間狂い寸法
ΔGbcおよび第3軌条1cの高低狂い寸法ΔHが自
動的に検出され、軌道上の位置に対応させて記録
される。そして、上記の第3軌条1cの軌間狂い
寸法ΔGbcに異常値が発見された場合は、その地
点における走行軌道の軌間狂い寸法ΔGabを参照
して検討することも容易にできる。
以上説明したように、本考案は、2本の平行な
車軸を備えた台車の車台枠に車軸と平行な梁を固
着し、上記の梁に第1軌条に沿つて転動する測定
車輪を支承した第1軌条の左右変位測定センサ
と、第2軌条に沿つて転動する測定車輪を支承し
た第2軌条の左右変位測定センサと、第3軌条に
沿つて転動する測定車輪を井桁構成のアームによ
つて支承した第3軌条の上下,左右変位測定セン
サを取付け、かつ、上記各センサの出力信号を入
力されて各軌条の間隔および軌条の高低差を算出
する機能並びに算出結果を記録する機能とを備え
た自動演算手段を前記台車に搭載することによ
り、高能率で第3軌条の狂いを自動的に測定し記
録することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第3軌条を備えた軌道の断面図、第2
図および第3図は従来行われている第3軌条の狂
いを測定する方法の説明図、第4図乃至第8図は
本考案の一実施例を示し、第4図は斜視図、第5
図は井桁構成のアームを備えた上下,左右変位測
定センサの斜視図、第6図は同作用説明のための
平面図、第7図は同側面図、第8図は記録機能を
備えた自動演算手段のブロツク図である。 1a…第1軌条、1b…第2軌条、1c…第3
軌条、2′…直定規、2″…梁、3…台車、3-1
-2…車台枠、4-1,4-2…車軸、4-3,4-4
-5,4-6…走行車輪、5a,5b…左右変位測
定センサ,5c…上下,左右変位測定センサ、6
-1,6-2…軸受、7…ポテンシヨメータ駆動軸、
8,13…ポテンシヨメータ、9-1,9-2…取付
ピン、10-1,10-2…アーム、11-1,11-2
…軸受、12…測定車輪軸、14a,14b,1
4c…測定車輪、16…自動演算手段、16a…
同演算部、16a-1…走行軌道軌間計算器、16a
−2…第3軌条軌間計算器、16a-3…第3軌条高
低計算器、16b…記録部、17…パルス発信
器、18…空気バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2本の平行な車軸を備えた台車の車台枠に車軸
    と平行な梁を固着し、上記の梁に第1軌条に沿つ
    て転動する測定車輪を支承した第1軌条の左右変
    位測定センサと、第2軌条に沿つて転動する測定
    車輪を支承した第2軌条の左右変位測定センサ
    と、第3軌条に沿つて転動する測定車輪を井桁構
    成のアームによつて支承した第3軌条の上下,左
    右変位測定センサを取付け、かつ、上記各センサ
    の出力信号を入力されて各軌条の間隔および軌条
    の高低差を算出する機能並びに算出結果を記録す
    る機能を有する自動演算手段を前記台車に搭載し
    たことを特徴とする第3軌条の狂い測定装置。
JP13630781U 1981-09-16 1981-09-16 第3軌条の狂い測定装置 Granted JPS5842609U (ja)

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JPS5842609U (ja) 1983-03-22

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