JPS6366073A - ポリウレタン弾性糸チ−ズ - Google Patents

ポリウレタン弾性糸チ−ズ

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Publication number
JPS6366073A
JPS6366073A JP20593686A JP20593686A JPS6366073A JP S6366073 A JPS6366073 A JP S6366073A JP 20593686 A JP20593686 A JP 20593686A JP 20593686 A JP20593686 A JP 20593686A JP S6366073 A JPS6366073 A JP S6366073A
Authority
JP
Japan
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cheese
elastic
winding
yarn
thread
Prior art date
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Pending
Application number
JP20593686A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Maruyama
哲夫 丸山
Isao Ito
勲 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Du Pont Toray Co Ltd
Original Assignee
Du Pont Toray Co Ltd
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Publication date
Application filed by Du Pont Toray Co Ltd filed Critical Du Pont Toray Co Ltd
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Publication of JPS6366073A publication Critical patent/JPS6366073A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments
    • B65H2701/319Elastic threads

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、チーズからの解舒性が良好で、加工工程にお
けるチーズの形状保持性が優れており、かつ接着剤によ
る接着性の良い、特に紙おむつ用弾性体資材として好適
な、多巻量のポリウレタン弾性糸チーズに関するもので
おる。
(従来の技術とその問題点) 使い捨て紙おむつの両側レッグ部に弾性体を伸長状態で
配置接着して液もれを防止するようにすることは、従来
型に一般的に知られている。
第3図は、従来既知の両側レッグ部にポリウレタン弾性
糸をそれぞれ複数水引揃え配置接着した使い捨て紙おむ
つの平面概略図である。
この紙おむつ1に使用する弾性体としては、従来、ゴム
テープ、ゴム糸、ウレタンフィルム、発泡ウレタンシー
トなどが用いられていたが、最近浸れた物性と経済的な
利点から、ポリウレタン弾性糸2が使用されてきている
第4図は、上記第4図に示した紙おむつを製造する製造
工程の一実施例を概略的に示す概略図で必る。
第4図に示すように、複数本のポリウレタン弾性糸2は
、上記複数本のポリウレタン弾性糸に対応する数だけ準
備されたチーズ3に若干伸長された状態で巻上げられて
いる。該チーズ3は、駆動ローラ(図示せず)上に回転
可能に載せられ、該駆動ローラの回転に伴ってチーズ3
からポリウレタン弾性糸2が引き出され、紙おむつ10
両側レッグ部にそれぞれ配置される。上記の製造工程に
おいては、各チーズ3のポリウレタン弾性糸2が消費さ
れる毎に、工程を停止させてチーズの取替え作業を行な
う必要があるが、従来使用されていたポリウレタン弾性
糸のチーズは、最大でも1゜1+<gと巻量が小さく、
そのため、工程の停止、チーズの取替え作業を頻繁に行
なうことになり、生産効率を著しく損う原因となってい
る。
この原因を解決するために、多容量のチーズの検問を行
なったが、巻量を1.5kQ以上とし、巻幅と巻厚の比
率を0.5以上とした場合には、特に内層へ向うに従い
、弾性糸のチーズからの解舒性が悪化し、糸同志の粘着
による糸切れが発生し易くなるという問題点を有するこ
とが判明した。
また、この場合、解舒性を改善する目的で、弾性糸をチ
ーズに巻上げる際の伸長率を低下させ、チーズをソフト
なものにした場合には、紙おむつの製造工程において、
前記した駆動ローラ上にチーズを載せて、高速で解舒、
糸出しを行なうに際し、チーズが変形して崩れ、糸がも
つれることにより、前記したと同様、糸切れの原因とな
ることが判明した。
なお、幅の大きい紙管を用い、ポリウレタン弾性糸チー
ズの巻幅を大きくすることによって巻量アップをはかる
ことは可能でおるが、紙おむつの製造工程においては、
第4図に示すように、通常4〜5本のチーズを並べて使
用するのが通例であるため、供給部分の幅が紙おむつ7
J造機械から突出する。このことにより、ポリウレタン
弾性糸の糸道が大きく曲げられることになり、糸切れな
どの工程トラブルの原因となる他、工場のレイアウト面
及び通路の安全性などに問題を生じることになる。
本発明の目的は、前記した従来のポリウレタン弾性糸チ
ーズを改善し、解舒性が良好で、チーズの形態保持性が
滞れており、かつ接着剤による紙おむつ用シート材料と
の接着性のよい紙おむつ用資材として好適な多容量のポ
リウレタン弾性糸チーズを提供せんとするものである。
上記の目的を達成する本発明の構成は、巻量が1.5k
C]以上で、巻幅Aと巻厚Bとの比B/Aが0.5以上
であるポリウレタン弾性糸チーズであって、該チーズ内
の弾性糸の見掛けの伸長率C(%)と、弾性糸の油剤付
着量Do、v、f (重量%)とが、 D−5≦C≦D+5、 D≦2 の関係にあることを特徴とするポリウレタン弾性糸チー
ズ。
[なお、Cはチーズ内の弾性糸各層、各部分で測定され
、各部分にお【プるCは、 C(%)=((チーズ巻上局長)−(チーズ内弾性糸の
解舒・弛緩後の糸長)}×100/(チーズ巻上局長) で定義されるコ 巻幅Aは、チーズにあける最大幅部分を測定したもので
ある。
なお、チーズ内の弾性糸の見掛けの伸長率C(%)につ
いて以下に説明する。
第2図は、チーズ内の特定の弾性糸層を取り出して展開
した図でおる。
第2図に示すように、チーズ内のポリウレタン弾性糸は
、若干伸長せしめられた状態で巻上げられているため、
第3図のa−e間の弾性糸を解舒して取り出した場合、
直ちに収縮する。仮に、この解舒・弛緩後のa−e間の
弾性糸の糸長をaeとすると、 ae<ab+bc+cd+de なる関係が存在することは明らかである。
ここで、チーズ上のポリウレタン弾性糸の巻上げ綾角を
αとし、解舒後の収縮率(%)をβとすると、第3図か
ら、 ae= (ab+bC+cd+de}× (100−β
)となり、Cは次式のように表示できる。
C(%) = 100−((100−β)/CO5α)
実際にCを測定する場合には、ポリウレタン弾性糸チー
ズを周長既知のローラに接触回転させながら、特定の周
長に達するまで弾性糸を解舒し、解舒された弾性糸を室
温で弛緩させた後の実糸長と、チーズ周長とを比較する
ことにより算出することができる。
以下、本発明を更に詳細に説明する。
第1図は、本発明に係るポリウレタン弾性糸チーズの断
面図でおる。
第1図に示すように、巻幅Aと巻厚Bとの比率B/Aが
0.5以上であり、かつその巻量が1゜5kg以上のポ
リウレタン弾性糸チーズにおいて、本発明は、チーズ内
の弾性糸の見掛けの伸長率C(%)が、弾性糸の表面に
付着している油剤の付着量(0,W、f )をD(%)
とした場合、D−5≦C≦D+5・・・・・・・・・(
1)D≦2       ・・・・・・・・・(2)と
するものである。
チーズ内の弾性糸の児掛けの伸長率C(%〉が、弾性糸
の表面に付着している油剤の付@罪D+5より大きい場
合は、チーズ内で弾性糸同志の粘着が大となり、紙おむ
つ製造工程中の県立らか不良となり、糸切れが多発する
。また、逆にCがD−5より小さい場合は、チーズがソ
フトに巻かれるため、同じく紙おみつ製造工程において
、駆動ローラ上で高速回転して糸出しを行なう際、チー
ズの形状が崩れ易くなり、やはり糸切れの原因となる。
したがって、Cの値は、(1)式の範囲に制御すること
が必要でおるが、更に、好ましいCの範囲は、D−3≦
C≦D+3である。
一方、油剤付着ff1D(重量%)を2以上とし、Cを
7以上とした場合は、解舒性が良く、かつ駆動ローラ上
で高速回転させても、チーズ形状が崩れ難いチーズを形
成することが可能となる。しかしながら、この場合は、
糸表面の油剤分が弾性糸と紙おむつ用シート材料とを接
着する際の障害となり、弾性糸が剥離し易くなるという
問題点を有する。したがって、油剤付着ff1D(重量
%)は、2以下とする必要がある。
Dの値も2以下であれば接着は可能であるが、更に好ま
しいDの範囲は、D≦1である。
なあ、この場合の油剤としては、特に限定されないが、
ポリウレタン弾性糸に対し、粘着防止、高次加工性の向
上などを目的として付与されるものであればよく、例え
ば、ジメチルポリシロキサン、メチル基の一部を、伯の
アルキル基、フェニル基、アミノ基などで置換した変成
ポリシロキサン、鉱物油などを主成分とした油剤が適用
できる。
また、本発明に適用できるポリウレタン弾性糸は、28
0〜1120デニールのものが好ましい。
チーズ紙管の長さは11〜12cmのものが適当でおる
実施例1 両末端に水酸基を有する分子ff12000のポリテト
ラメチレンエーテルグライコール40部に、4.4′−
ジフェニルメタンジイソシアネート1O部を加えて、プ
レポリマー反応を行なわせ、次いでジメチルホルムアミ
ドに溶解させた後、1部のヒドラジンヒトラードと0.
05部のジエチルアミンを加えて、鎖伸長及び末端停止
反応を行ない、ポリマ濃度30%で1800ボイスの粘
度を有するポリウレタン溶液を得た。
このポリウレタン溶液を、紡糸口金から220℃の加熱
空気を流した紡糸筒内に押出して乾式紡糸し、長さ11
5mm、外径83mmの紙管に巻幅101 mm、で巻
取り、840デニールのポリウレタン弾性糸チーズ1.
5kgのチーズを作成した。この場合、油剤は付着させ
なかった。
このとき、紡糸速度、巻取速度、チーズ上の綾角を調節
することにより、チーズ内の弾性糸の見掛けの伸長率を
−7から+7まで変化させた7種類のチーズを得た。
次にこれらチーズを、紙おむつ製造は械における弾性糸
送り出し装置を用いて紙おむつ製造時と同様の100m
/分の速度で強制送り出しテストを実施した。
なお、この弾性糸送り出し装置は、水平かつ平行に置か
れた2本の駆動ローラ上にチーズを置き、該チーズを強
制回転させながら、一定速度で弾性糸の糸出しを行なう
ものである。
テストの結果を第1表に示す。
但し、※1:糸の粘着が原因である糸切れ故。
※2:チーズ形状崩れが原因である糸切れ数。
実施例2 実施例1のポリウレタン溶液を用いて、同様に乾式紡糸
し、同じく長さ115mm、外径83mmの紙管に、巻
幅1Q4mmで巻取り、560デニールのポリウレタン
弾性糸1.5kqのチーズを作成した。油剤は、流動パ
ラフィン98%、ステアリン酸カルシウム2%の成分を
有するものを使用し、平均1%付付着た。この時、紡糸
、巻取条件を調節してチーズ内の見掛けの伸長率を−6
から+8まで変化させて7種類のチーズを得た。
次に、これらのチーズを、実施例1と同じ設備を用いて
強制送り出しテストを実施した。
テストの結果を、第2表に示す。
但し、※1:糸の粘着が原因である糸切れ数。
※2:チーズ形状崩れが原因である糸切れ数。
実施例3 実施例1と同様の方法で、油剤を付着しないで840デ
ニールのポリウレタン弾性糸3.0kgのチーズを作成
した。
この場合のチーズの形状は、巻幅102mm。
巻厚2 f3 Q m m、またチーズ内の弾性糸の見
掛けの伸長率は、チーズの内、中、外層で測定した値の
平均が+2.5%であった。
このチーズを5本ずつ、計10本を紙おむつ製造機械に
取付け、1分間300枚の速度で紙おむつの製造を行な
った。この場合のチーズからの糸出し速度は60m/分
であった。
このチーズを内層まで完全に消費するまで約9時間の連
続操業が可能であったが、この間1本の糸切れも発生せ
ず、また製造された紙おむつにおいても、ポリウレタン
弾性糸は均一に接着されており、品質上の問題は認めら
れなかった。
(効果) 本発明に係るポリウレタン弾性糸チーズは、紙おむつ製
造工程に用いた場合、多巻〕であるため、チーズの取替
作業が頻繁になることを防止し、かつ弾性糸表面の付着
油分りと、チーズ内の弾性糸の見掛けの伸長率Cとの関
係が定められた範囲に制御されているため、紙おむつ製
造工程において、糸立ちが良好であり、かつチーズの形
状保持性が良いので、糸切れ等のトラブルが少なく、ま
た油分量が2%以下と少ないので、弾性糸と紙おむつ用
シート材料との接着性が良く、剥離等の問題を生じ難い
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るポリウレタン弾性糸チーズの断
面図である。 第2図は、チーズ内の特定の弾性糸層を取り出して展開
した図である。 第3図は、従来既知の両側レッグ部にポリウレタン弾性
糸をそれぞれ複数水引揃え配置接着した使い捨て紙おむ
つの平面概略図である。 第4図は、上記第4図に示した紙おむつを製造する製造
工程の一実施例を概略的に示す概略図でである。 1:紙おむつ 2:ポリウレタン弾性糸 3:チーズ 特許出願人   東し・デュポン株式会社ヌ+ Iz 悌3n

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 巻量が1.5kg以上で、巻幅Aと巻厚Bとの比B/A
    が0.5以上であるポリウレタン弾性糸チーズであつて
    、該チーズ内の弾性糸の見掛けの伸長率C(%)と、弾
    性糸の油剤付着量D(重量%)とが、 D−5≦C≦D+5、 D≦2 の関係にあることを特徴とするポリウレタン弾性糸チー
    ズ。 [なお、Cはチーズ内の弾性糸各層、各部分で測定され
    、各部分におけるCは、 C(%)={(チーズ巻上周長)−(チーズ内弾性糸の
    解舒・弛緩後の糸長)}×100/(チーズ巻上周長) で定義される]
JP20593686A 1986-09-03 1986-09-03 ポリウレタン弾性糸チ−ズ Pending JPS6366073A (ja)

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ID=16515180

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000078658A1 (de) * 1999-06-18 2000-12-28 Bayer Faser Gmbh Elastanfaserspulen mit variablem präparationsauftrag

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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