JPS6365940A - シリカ微粉末の水系分散剤 - Google Patents

シリカ微粉末の水系分散剤

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Publication number
JPS6365940A
JPS6365940A JP61209584A JP20958486A JPS6365940A JP S6365940 A JPS6365940 A JP S6365940A JP 61209584 A JP61209584 A JP 61209584A JP 20958486 A JP20958486 A JP 20958486A JP S6365940 A JPS6365940 A JP S6365940A
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JP
Japan
Prior art keywords
fine powder
silica fine
dispersant
polyamine
aqueous
Prior art date
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Pending
Application number
JP61209584A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ito
宏 伊藤
Hideyuki Tawara
田原 秀行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Shokubai Co Ltd filed Critical Nippon Shokubai Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はシリカ微粉末の水系分散剤に関するものである
。更に詳しくは、シリカ微粉末を水系で安定に分散させ
て、輸送の効率を高め、またその取り扱い性を改善する
ためのシリカ微粉末の水系分散剤に関するものである。
(従来の技術) シリカ微粉末とはシリカ質を主成分とする平均粒径1μ
m以下の微粒子状シリカを意味し、普通フェロシリコン
やシリコンメタル等を製造する際に副産物として得られ
ている。そして、これは「シしかし、シリカ微粉末は嵩
比重が小さいため、微粉末の状態で輸送その他の取り扱
いを行うのは容易でなく、また粉塵の飛散による人体へ
の影響や環境汚染等といった使用上の問題点があった。
近年注目されているシリカ微粉末の用途として、その非
晶質・球形でかつ高活性な特性を生かしたコンクリート
・モルタル用混和材用途があり、この使用により高強度
、高耐久性のコンクリート・モルタル製品が得られてい
る。シリカ微粉末のコンクリート・モルタルへの添加方
法としては、粉末のまま添加する方法や水スラリーにし
て添加する方法があるが、前者では粉塵の飛散等によシ
取シ扱いが煩雑になシ、後者では高濃度で均一なスラリ
ーが得にくく、たとえ均一なスラリーとなっても経時的
な安定性が悪く、凝集して沈降したυ増粘するといった
問題点を有していた。
(発明が解決しようとする問題点) そこで、本発明者は、従来の技暫のもつ問題点、すなわ
ちシリカ微粉末の取り扱い性の悪さ、粉塵力微粉末を安
定に高濃度で分散した水スラリーを得るため鋭意検討し
た結果、本発明に到達したものである。
したがって、本発明の目的は、分散性、安定性に優れた
水スラリーを与えるシリカ微粉末の水系分散剤を提供す
ることにある。
(問題点を解決するための手段および作用)本発明は、
ポリアルキレンポリアミン及び/又はその誘導体からな
るシリカ微粉末の水系分散剤に関するものである。
本発明に用いられるポリアルキレンポリアミンとは、分
子中にアルキレン基を介して結合された少なくとも2個
のアミノ基を有するものである。
ポリアルキレンポリアミンとしては、例えば、エチレン
イミンの重合によって得られるポリエチレンイミンやエ
チレンイミンとプロピレンイミンとの共重合体などの如
きポリアルキレンイミン類、ジエチレントリアミン、ト
リエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、ペ
ンタエチレンへキサミンなどを挙げることができる。
また、ポリアルキレンポリアミン訪導体としては、例え
ば前記のポリアルキレンポリアミンとアジピン酸などの
多塩基酸との縮合によって得られるポリアミドポリアミ
ン、ポリアルキレンポリアミンと尿素との反応によって
得られるポリウレアポリアミン、ポリアルキレンポリア
ミンにエチレンオキシド、プロピレンオキシドなどのア
ルキレンオキシドや(メタ)アクリルアミドなどのα。
β−不飽和酸アミド化合物を付加反応させたものなどを
挙げることができる。
ポリアルキレンポリアミンの中でも、平均分子量500
〜500000のポリエチレンイミンが、シリカ微粉末
の分散性能によりすぐれているため好ましい。ポリエチ
レンイミンの平均分子量が500未満の場合、その分散
性能が不充分となシ、シリカ微粉末のスラリー粘度が高
くなる傾向にある。
下してシリカ微粉末が沈降しやすくなる。
本発明の分散剤の使用量は、シリカ微粉末100重量部
に対して1重量部以上とするのが望ましい。
使用量の上限は特にないが、シリカ微粉末100重量部
に対して201計部を超えるとスラリー粘度が逆に高く
なり、取り扱い上好ましくない。
本発明の分散剤の添加時期・場所は任意であるが、たと
えば生コンクリートプラントでは予め分散剤の添加され
た練シ水を用いて調製されたシリカ微粉末スラリーをミ
キサーに投入してもよい。
本発明の分散剤がシリカ微粉末を分散させる機構はかな
らずしも明らかでないが、ポリアルキレンポリアミン中
の窒素原子がシリカ微粉末の表面を覆っているシラノー
ル基に強く吸着する一方で、アルキレン鎖による水中へ
の分散安定化効果がバランス良く発揮されることによる
ものと考えられる。しかし、このような連山により本発
明の分散剤が何ら制限を受けるものでない。
(発明の効果) 本発明の分散剤は、ソIJ力微粉末の水性液中への分散
性能にすぐれているため、従来高濃度かつ低粘度水スラ
リー化の困難であったシリカ微粉末に対して少量の添加
で、流動性にすぐれしかもその経時的安定性にもすぐれ
た高濃度シリカ微粉末水スラリーを提供するものである
。したがって、本発明の分散剤を用いることにより、シ
リカ微粉末の輸送や取り扱い中の作業性の改善が実現で
きる。
(実施例) 以下に実施例を掲げてさらに詳細に本発明を説明する。
実施例1 本発明の分散剤としてポリエチレンイミン(平均分子[
1200)4.56!iを250 atの金属容器にと
9、水を加えて全量を123gとした。これにシリカ微
粉末(日本重化学工業■製、「シリカヒユームパウダー
」平均粒径1.37μ7′n)228yを撹拌しながら
加え、ケミスターラー(東京理科機械製)で10分間、
1640 rpmで撹拌して、シリカ微粉末スラリーと
した。得られたスラリーの粘度を直ちに≠型粘度計で測
定した。捷だ、このスラリーをガラス容器にとり、1週
間後、3週間後の沈殿物の有無を観察した。それらの結
果を第1表に示す。
実施例2〜4 実施例1で分散剤として用いたポリエチレンイミン(分
子量1200 )のかわシに第1表に示された分散剤を
同量用いた以外は、実施例1と同様の操作により、シリ
カ微粉末スラリーを得た。得られたシリカ微粉末スラリ
ーのそれぞれを用いて、その粘度と沈殿物の有無を実施
例1と同様にして評価した。それらの結果を第1表に示
す。
比較例1 実施例1で分散剤として用いたポリエチレンイミン(分
子fM1200)を使用しない以外は、実施例1と同様
の操作によシ、比較用のシリカ微粉末スラリーを得た。
この比較用のスラリーを用いて、粘度と沈殿物の有無を
実施例1と同様にして評価した。その結果を第1表(て
示す。
第   1   表 第1表から明らかなように、本発明の分散剤を用いるこ
とによって、高濃度かつ低粘度のシリカ微粉末スラリー
が得られ、また、得られたスラリーの経時的分散安定性
もすぐれていることがわかった。
特許出願人     日本触媒化学工業株式会社代理入
  山 口 1剛 男

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポリアルキレンポリアミン及び/又はその誘導体か
    らなるシリカ微粉末の水系分散剤。 2、ポリアルキレンポリアミンが平均分子量500〜5
    00000のポリエチレンイミンである特許請求の範囲
    第1項記載の水系分散剤。
JP61209584A 1986-09-08 1986-09-08 シリカ微粉末の水系分散剤 Pending JPS6365940A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1153652A1 (en) * 2000-05-09 2001-11-14 Sandvik Aktiebolag Preparation of well dispersed suspensions for spray drying
KR100417682B1 (ko) * 1999-12-24 2004-02-11 재단법인 포항산업과학연구원 실리카질 슬리브 성형용 조성물 및 이로부터 실리카질슬리브를 제조하는 방법
KR100425241B1 (ko) * 1999-12-24 2004-03-30 재단법인 포항산업과학연구원 실리카질 슬리브 성형용 조성물 및 이로부터 실리카질슬리브를 제조하는 방법
US6960644B2 (en) * 2002-09-17 2005-11-01 Kawamura Institute Of Chemical Research Water-soluble block copolymer and production method therefor
JP2007514865A (ja) * 2003-12-17 2007-06-07 サントル ド ルシェルシュ メタリュルジク アエスベエル−セントラム ヴォール リサーチ イン デ メタルージー フェーゼットヴェー 超微粒層で金属表面を被覆する方法
JP2013518160A (ja) * 2010-01-27 2013-05-20 オムヤ・デイベロツプメント・アー・ゲー 炭酸カルシウム含有物質の水性懸濁液における添加剤としてのポリエチレンイミンの使用

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