JP2003201112A - 表面改質シリカ粉末とそのシリカスラリー - Google Patents

表面改質シリカ粉末とそのシリカスラリー

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JP2003201112A JP2001400072A JP2001400072A JP2003201112A JP 2003201112 A JP2003201112 A JP 2003201112A JP 2001400072 A JP2001400072 A JP 2001400072A JP 2001400072 A JP2001400072 A JP 2001400072A JP 2003201112 A JP2003201112 A JP 2003201112A
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powder
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俊夫 森井
Masamichi Murota
正道 室田
Hirokuni Kino
博州 城野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 標準的なpHおよびシリカ濃度において、
粘性が低く、かつ粘度の経時安定性に優れたシリカスラ
リーを得ることができるシリカ粉末とそのスラリーを提
供する。 【解決手段】BET比表面積40〜150m2/gのシリカ粉
末をアミノ基含有シランカップリング剤によって表面処
理し、全窒素量を0.1〜0.5wt%に調整することによ
って、該シリカ粉末からなるスラリーの基準pHおよび
基準シリカ濃度下において50mPa s以下の粘性を与え
ることを特徴とする表面改質シリカ粉末。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スラリー濃度が比
較的高くても従来より粘性が大幅に低く、かつ粘度の経
時安定性に優れる流動性の良好なスラリーを得ることが
できる表面改質シリカ微粉末とそのシリカスラリーに関
する。
【0002】
【従来の技術】シリカ微粉末は液体(水等)の増粘剤とし
て広く使われており、少量の添加で各種液体の粘度を格
段に向上させることができ、接着剤、医薬品、化粧品、
塗料、印刷インキなどの様々な分野で使用されている。
特に気相法によって製造されたシリカ微粉末は比表面積
が大きく、構造粘性を有するために増粘剤に適する。一
般に、シリカの増粘性は比表面積の増大に伴って大きく
なり、pH6付近で最大である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、適度な比表
面積のシリカ微粉末を用い、アミノ基含有シランカップ
リング剤を用いた表面処理の際にその全窒素量を一定範
囲に調整することによって、標準的なシリカ濃度のスラ
リーにおいて粘性が低く、かつ粘性の経時安定性に優れ
たシリカスラリーを得ることができるシリカ粉末とその
シリカスラリーを提供するものである。
【0004】すなわち、本発明は以下の表面改質シリカ
粉末および低粘性シリカスラリーに関する。 (1)BET比表面積40〜150m2/gのシリカ粉末をア
ミノ基含有シランカップリング剤によって表面処理し、
全窒素量を0.1〜0.5wt%に調整することによって、
該シリカ粉末からなるスラリーの基準pHおよび基準シ
リカ濃度下において50mPa s以下の粘性を与えること
を特徴とする表面改質シリカ粉末。 (2)上記(1)のシリカ粉末からなるシリカスラリー
が、pH6以上またはpH5以下および30〜40wt%
のシリカ濃度下で、10〜50mPa sの粘性を与える表
面改質シリカ粉末。 (3)シリカ粉末100gに対して4.5mmol以上のア
ミノ基含有シランカップリング剤を用い、乾式下で表面
処理することによって全窒素量を0.1〜0.5wt%とし
た上記(1)または(2)の表面改質シリカ粉末。 (4)上記(1)、(2)または(3)のシリカ粉末からなるシリ
カスラリーであり、室温下で30日経過後の粘度変化が
調製直後の粘度に対して±15%以内である低粘性シリ
カスラリー。 (5)上記(1)〜(4)の何れかに記載するシリカ粉末から
なるシリカスラリーであり、室温下で30日経過後にお
いても実質的にシリカが沈降しない低粘性シリカスラリ
ー。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施形態に基づい
て具体的に説明する。本発明のシリカ粉末は、BET比表
面積40〜150m2/gのシリカ粉末をアミノ基含有シラ
ンカップリング剤によって表面処理し、その全窒素量を
0.1〜0.5wt%に調整することによって、該シリカ粉
末からなるスラリーの基準pHおよび基準シリカ濃度下
において50mPa s以下の粘性を与えることを特徴とす
る表面改質シリカ粉末である。
【0006】気相法によって製造したシリカは、そのBE
T比表面積が150m2/gより大きいと、シリカ濃度30w
t%以上のスラリーにおいて、スラリーの粘度が50mPa
s以上になり、粘性が高くなるので流動性が悪くなり、
インキ、塗料、化学研磨剤などととして利用する際に取
り扱い性が低下すると云う不具合が生じる。一方、BET
比表面積が40m2/gより小さいシリカ粉末は、シリカ濃
度30wt%以上のスラリーにおいて、スラリー粘度は低
く抑えられるものの、スラリーが長期間経過するとシリ
カの沈降が生じ、粘度の経時安定性が悪くなる。
【0007】シリカ粉末をアミノ基含有シランカップリ
ング剤によって表面処理することによってシリカ粉末の
親水性が保たれる。この表面処理は窒素雰囲気の乾式下
で行うのが好ましい。アミノ基含有シランカップリング
剤としては、導入されるアミノ基は、1級アミン、2級
アミン、3級アミン、または4級アンモニウム塩のいず
れかを一つ以上持つシランカップリング剤であって、γ
-アミノプロピルトリメトキシシラン、γ-アミノプロピ
ルトリエトキシシラン、γ-(2アミノエチル)アミノプロ
ピルトリメトキシシラン、γ-(2アミノエチル) アミノ
プロピルトリエトキシシラン、N-フェニル-γアミノプ
ロピルトリメトキシシラン、N-フェニル-γアミノプロ
ピルトリエトキシシラン、オクタデシルジメチル(3-(ト
リメトキシシリル)プロピル)アンモニウムクロライド等
を用いることができる。
【0008】本発明のシリカ粉末は、アミノ基含有シラ
ンカップリング剤を用いた上記表面処理による全窒素量
を0.1〜0.5wt%に調整する。全窒素量が0.5wt%
より多いと、スラリーに分散したときの粘性の経時安定
性が低下する。一方、全窒素量が0.1wt%より少なく
とスラリーに分散したときの粘性が高くなり、取り扱い
性が悪くなる。全窒素量を上記範囲に調整するには、シ
リカ粉末100gに対して4.5mmol以上、好ましくは
8mmol以上のアミノ基含有シランカップリング剤を用
い、一般的に知られている乾式方法で表面処理すると良
いが、本件の要求を満たすものであれば湿式による方法
でも良い。
【0009】以上の条件下で表面処理することによって
製造した本発明のシリカ粉末は、基準pHおよび基準シ
リカ濃度下において50mPa s以下の粘性を有する低粘
性のシリカスラリーを得ることができる。なお、基準p
Hとは例えばpH6以上またはpH5以下のpH域であ
り、基準シリカ濃度とは例えば30〜40wt%のシリカ
濃度である。
【0010】さらに、本発明のシリカ粉末によって得ら
れるシリカスラリーは、室温下で30日経過後の粘度変
化が調製直後の粘度に対して±15%以内であり、かつ
室温下で30日経過後においても実質的にシリカが沈降
しない粘性の経時安定性に優れたシリカスラリーであ
る。
【0011】
【実施例】以下、実施例および比較例によって本発明を
具体的に示す。なお、全窒素量、スラリー粘度は以下の
ようにして測定した。各例の結果を表1に示した。 〔全窒素量〕:試料を高温酸化し、生成したNOXをさら
にオゾンと反応させて励起状態にし、励起状態から基底
状態になるときの光に基づいて測定する。窒素測定装置
は三菱化学社製品の全窒素分析装置TN-10を用いた。 〔スラリー粘度〕:温度22℃、せん断速度0.15〜
100/secとして粘度を測定した。測定装置はHAAKE社
製レオメータ(RheoStress RS150, 二重円筒管のダブル
キ゛ャッフ゜DG41)を使用した。 〔粘度の変化率〕:分散時の粘度と30日経過後の粘度
(N)の差(M-N)の分散時の粘度(M)に対する%、(M-N)/(M)
%。
【0012】〔実施例1〕BET比表面積46m2/gの気相
法シリカ100gをミキサーに入れ、窒素雰囲気下で攪
拌しながらγ-(2アミノエチル)アミノプロピルトリメ
トキシシラン(商品名KBM603:信越化学製品)9mmol/1
00gを滴下し、150℃で90分間加熱混合攪拌し、揮
発分を除去した後に冷却し、全窒素量0.11%の表面
処理シリカ微粉末を得た。超音波ホモジナイザーを用い
て上記シリカ微粉末を水に分散させ、シリカ濃度40wt
%の水性スラリーとした。スラリーのpHは8.6であ
った。その粘度を測定したところ100/secのせん断速度
時で33mPa sであった。このシリカスラリーを30日
間室温中で保管した後の粘度は36mPa sであった。
【0013】〔実施例2〕BET比表面積88m2/gの気相
法シリカ100gをミキサーに入れ、窒素雰囲気下で攪
拌しながらγ-アミノプロピルトリエトキシシラン(商
品名KBE903:信越化学製品)30mmol/100gを滴下し、
150℃で90分間加熱混合攪拌し、揮発分を除去した
後に冷却し、全窒素量0.40%の表面処理シリカ微粉
末を得た。超音波ホモジナイザーを用いて上記シリカ微
粉末を水に分散させ、シリカ濃度40wt%の水性スラリ
ーとした。スラリーのpHは9.2であった。その粘度
を測定したところ100/secのせん断速度時で40mPa sで
あった。このシリカスラリーを30日間室温中で保管し
後の粘度は45mPa sであった。
【0014】〔実施例3〕BET比表面積148m2/gの気
相法シリカ100gをミキサーに入れ、窒素雰囲気下で
攪拌しながらγ-(2アミノエチル)アミノプロピルトリ
メトキシシラン(商品名KBM603:信越化学製)18mmol
/100gを滴下し、150℃で90分間加熱混合攪拌し、
揮発分を除去した後に冷却し、全窒素量0.48%の表
面処理シリカ微粉末を得た。超音波ホモジナイザーを用
いて上記シリカ微粉末を水に分散させシリカ濃度32wt
%の水性スラリーとした。スラリーのpHは9.8であ
った。その粘度を測定したところ100/secのせん断速度
時で38mPa sであった。このシリカスラリーを30日
間室温中で保管し後の粘度は42mPa sであった。
【0015】〔実施例4〕実施例1で調製した表面処理
シリカ微粉末40wt%スラリーのpHを酢酸で3.6に
調整した。その粘度を測定したところ100/secのせん断
速度時で12mPa sであった。このシリカスラリーを3
0日間室温中で保管した後の粘度は11mPa sであっ
た。
【0016】〔実施例5〕実施例2で調製した表面処理
シリカ微粉末40wt%スラリーのpHを酢酸で6.2に
調整した。その粘度を測定したところ100/secのせん断
速度時で36mPa sであった。このシリカスラリーを3
0日間室温中で保管した後の粘度は40mPa sであっ
た。
【0017】〔実施例6〕実施例3で調製した表面処理
シリカ微粉末30wt%スラリーのpHを水酸化カリウム
で10.6に調整した。その粘度を測定したところ100/s
ecのせん断速度時で32mPa sであった。このシリカス
ラリーを30日間室温中で保管した後の粘度は30mPa
sであった。
【0018】〔比較例1〕BET比表面積306m2/gの気
相法シリカ100gをミキサーに入れ、窒素雰囲気下で
攪拌しながらγ-(2アミノエチル)アミノプロピルトリ
メトキシシラン(商品名KBM603:信越化学製品)18mm
ol/100gを滴下し、150℃で90分間加熱混合攪拌
し、揮発分を除去した後に冷却し、全窒素量0.42%
の表面処理シリカ微粉末を得た。超音波ホモジナイザー
を用いて上記シリカ微粉末を水に分散させ、シリカ濃度
32wt%の水性スラリーとした。スラリーのpHは8.
6であった。その粘度を測定したところ100/secのせん
断速度時で106mPa sであった。このシリカスラリー
を30日間室温中で保管した後の粘度は210mPa sで
あった。
【0019】〔比較例2〕BET比表面積202m2/gの気
相法シリカ100gをミキサーに入れ、窒素雰囲気下で
攪拌しながらγ-アミノプロピルトリエトキシシラン
(商品名KBE903:信越化学製品)30mmol/100gを滴下
し、150℃で90分間加熱混合攪拌し、揮発分を除去
した後冷却し、全窒素量0.38%の表面処理シリカ微
粉末を得た。超音波ホモジナイザーを用いて上記シリカ
微粉末を水に分散させ、シリカ濃度40wt%の水性スラ
リーとした。スラリーのpHは9.1であった。その粘
度を測定したところ100/secのせん断速度時で260mPa
sであった。このシリカスラリーを30日間室温中で保
管した後の粘度は320mPa sであった。
【0020】〔比較例3〕BET比表面積88m2/gの気相
法シリカ100gをミキサーに入れ、窒素雰囲気下で攪
拌しながらγ-(2アミノエチル)アミノプロピルトリメ
トキシシラン(商品名KBM603:信越化学製品)30mmol
/100gを滴下し、150℃で90分間加熱混合攪拌し、
揮発分を除去した後に冷却し、全窒素量0.80%の表
面処理シリカ微粉末を得た。超音波ホモジナイザーを用
い上記シリカ微粉末を水に分散させ、シリカ濃度40wt
%の水性スラリーとした。スラリーのpHは9.6であ
った。その粘度を測定したところ100/secのせん断速度
時で38mPa sであった。このシリカスラリーを30日
間室温中で保管した後の粘度は22mPa sであり、さら
にシリカの沈降が確認された。
【0021】〔比較例4〕比較例1で調製した表面処理
シリカ微粉末32wt%スラリーのpHを酢酸で4.6に
調整した。その粘度を測定したところ100/secのせん断
速度時で86mPa sであった。このシリカスラリーを3
0日間室温中で保管した後の粘度は110mPasであっ
た。
【0022】〔比較例5〕比較例2で調製した表面処理
シリカ微粉末40wt%スラリーのpHを酢酸で6.5に
調整した。その粘度を測定したところ100/secのせん断
速度時で220mPa sであった。このシリカスラリーを
30日間室温中で保管した後の粘度は286mPa sであ
った。
【0023】〔比較例6〕比較例3で調製した表面処理
シリカ微粉末40wt%スラリーのpHをアンモニア水で
10.5に調整した。その粘度を測定したところ100/sec
のせん断速度時で32mPa sであった。このシリカスラ
リーを30日間室温中で保管した後の粘度は26mPa s
であり、さらにシリカの沈降が確認された。
【0024】〔比較例7〕BET比表面積88m2/gの気相
法シリカ100gをミキサーに入れ、窒素雰囲気下で攪
拌しながらγ-アミノプロピルトリエトキシシラン(商
品名KBE903:信越化学製品)6mmol/100gを滴下し、1
50℃で90分間加熱混合攪拌し、揮発分を除去した後
に冷却し、全窒素量0.08%の表面処理シリカ微粉末
を得た。超音波ホモジナイザーを用いて上記シリカ微粉
末を水に分散させ、シリカ濃度40wt%の水性スラリー
とした。スラリーのpHは7.2であった。その粘度を
測定したところ100/secのせん断速度時で120mPa sで
あった。このシリカスラリーを30日間室温中で保管し
た後の粘度は1688mPa sであった。
【0025】〔比較例8〕BET比表面積34m2/gの気相
法シリカ100gをミキサーに入れ、窒素雰囲気下で攪
拌しながらγ-アミノプロピルトリエトキシシラン(商
品名KBM603:信越化学製品)8mmol/100gを滴下し、1
50℃で90分間加熱混合攪拌し、揮発分を除去した後
に冷却し、全窒素量0.18%の表面処理シリカ微粉末
を得た。超音波ホモジナイザーを用いて上記シリカ微粉
末を水に分散させ、シリカ濃度40wt%の水性スラリー
とした。スラリーのpHは7.8であった。その粘度を
測定したところ100/secのせん断速度時で18mPa sであ
った。このシリカスラリーを30日間室温中で保管した
ところ、シリカは沈降しており、粘度測定ができなかっ
た。
【0026】
【発明の効果】本発明のシリカ粉末は、pH6以上また
はpH5以下のpH域、および30〜40wt%のシリカ
濃度において、50mPa s以下の粘性を有する低粘性の
シリカスラリーを得ることができる。さらに、このシリ
カスラリーは、室温下で30日経過後の粘度変化が調製
直後の粘度に対して±15%以内であり、かつ室温下で
30日経過後においても実質的にシリカが沈降しない粘
性の経時安定性に優れたシリカスラリーである。
【0027】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 城野 博州 三重県四日市市三田町3番地 日本アエロ ジル株式会社四日市工場内 Fターム(参考) 4G072 AA28 AA38 EE01 GG03 HH14 HH28 MM01 QQ06 RR12 4J037 AA18 CB23 EE02 EE28 EE43

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 BET比表面積40〜150m2/gのシリカ
    粉末をアミノ基含有シランカップリング剤によって表面
    処理し、全窒素量を0.1〜0.5wt%に調整することに
    よって、該シリカ粉末からなるスラリーの基準pHおよ
    び基準シリカ濃度下において50mPa s以下の粘性を与
    えることを特徴とする表面改質シリカ粉末。
  2. 【請求項2】 請求項1のシリカ粉末からなるシリカス
    ラリーが、pH6以上またはpH5以下および30〜4
    0wt%のシリカ濃度下で、10〜50mPa sの粘性を与
    える表面改質シリカ粉末。
  3. 【請求項3】 シリカ粉末100gに対して4.5mmol
    以上のアミノ基含有シランカップリング剤を用い、乾式
    下で表面処理することによって全窒素量を0.1〜0.5
    wt%とした請求項1または2の表面改質シリカ粉末。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3のシリカ粉末から
    なるシリカスラリーであり、室温下で30日経過後の粘
    度変化が調製直後の粘度に対して±15%以内である低
    粘性シリカスラリー。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかに記載するシリカ
    粉末からなるシリカスラリーであり、室温下で30日経
    過後においても実質的にシリカが沈降しない低粘性シリ
    カスラリー。
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