JPS636582A

JPS636582A - 現像装置

Info

Publication number: JPS636582A
Application number: JP61150551A
Authority: JP
Inventors: Eiji Nimura; 栄司丹村; Susumu Nakazawa; 中沢　享; Kazuhiko Yamamura; 和彦山村; Ryuji Watariki; 渡木　龍司
Original assignee: Mita Industrial Co Ltd
Current assignee: Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Priority date: 1986-06-26
Filing date: 1986-06-26
Publication date: 1988-01-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は９例えば電子写真複写機のように、感光体に形
成された静電潜像を現像剤にて現像する現像装置に関す
る。

（従来の技術）例えば、電子写真複写機は２表面に感光層を有する感光
体を回転させ、その回転に伴って、恣光体上に静電潜像
を形成し、該静電潜像を現像装置によりトナー現像する
ことにより複写画像を得ている。現像装置は、感光体に
対向して配設された円筒状の現像ローラーを有しており
、該現像ローラーの回転によりその周面上を現像剤が搬
送される。そして、その周面上を搬送される現像剤（ト
ナ、−）は感光体との対向位置にて、静電気力にて感光
体上の静電潜像に付着し、該静電潜像を現像する。通常
、現像ローラーにバイアス電圧を印加することにより背
景部の画像かぶりの発生を防止し、その結果コントラス
トをよくする手段が施されている。

電子写真複写機では、この現像ローラーに印加されるバ
イアス電圧を変更して、原稿画像の濃度に対する現像画
像の濃度を変化させることが行われている。現像ローラ
ーのバイアス電圧を変更すれば、該現像ローラーのトナ
ー保持力が変化し。

静電潜像に付着するトナー量が変化する。つまり。

バイアス電圧の変化により、静電潜像に付着するトナー
量が変更され１画像濃度が変更される。しかし、この方
法では、原稿画像濃度に対する現像画像濃度の階調再現
性を表すＴ値は変化しない。

現像画像濃度を下げることにより見かけ上の階調性を向
上させようとすると、バイアス電圧を上げる必要がある
が、バイアス電圧を上げると通常の現像剤では電気抵抗
値が低下する傾向にある。

現像剤の電気抵抗値が低下すれば、現像ローラーと感光
体との間の電界強度が強くなり、感光体上の静電潜像に
付着するトナー量が増加し、現像された画像の濃度は高
くなる。つまり、現像ローラーに印加されるバイアス電
圧を上昇させれば、現像画像濃度が低くなるはずである
が、使用する現像剤によっては、現像剤の電気抵抗が低
下するために、現像画像濃度があまり低くならず、従っ
て実際には階調性はほとんどよくならない。またバイア
ス電圧を上昇させすぎると、現像剤のトナーのみならず
、キャリアも静電潜像に付着し、いわゆるキャリア引き
を招来するおそれもある。

（発明が解決しようとする問題点）本発明は、上記従来の問題点を解決するものであり、そ
の目的は、原稿画像に対する現像画像の階調再現性を、
容易にかつ正確に変更し得る現像装置を提供することに
ある。

（問題点を解決するための手段）本発明の現像装置は、原稿画像に対応する静電潜像が形
成された感光体に対向して回転可能に配設され、その回
転に伴い周面上を現像剤が搬送される現像ローラーと、
該現像ローラーの回転駆動手段と、原稿画像濃度に対す
る現像画像の濃度の階調再現性を設定する画質設定器と
、該画質設定器にて設定された階調再現性に対応させて
感光体に対する現像ローラーの回転速度を変更すべく前
記回転駆動手段を制御する回転速度制御手段と。

を具備してなり、そのことにより上記目的が達成される
。

（実施例）以下に本発明を、電子写真複写機の実施例について説明
する。

本発明の現像装置は２例えば、第１図に示す電子写真複
写機に用いられる。該電子写真複写機は。

中央部に配設された感光体１０と、該感光体１０の周囲
に配設された帯電装置２０．露光装置３０２本発明の現
像装置４０．転写・分離装置５０．クリーニング装置６
０．除電装置６１とを有する。

感光体１０は、その周面に感光層１１を有し、矢印Ｂで
示す方向への回転可能となっている。ＨＥ　Ｎ光体１０
の上方には、帯電装置２０が配設されており。

該帯電装置２０にて感光体ｌＯは一様に帯電される。

該帯電装置２０の上方には、露光装置３０が配設されて
いる。機体上面には矢印Ａで示す方向への移動可能とな
った原稿台７０が配設されている。該露光装置３０は、
該原稿台７０上に載置される原稿の画像を露光し、その
反射光を一様に帯電された感光体ｌＯ上へ轟き、該感光
体１０上に原稿画像に対応した静電潜像を形成する。

原稿画像が露光される感光体１０の位置よりも感光体回
転方向下流側には１本発明に係る現像装置４０が配設さ
れている。

該現像装置４０は、トナーホッパー４１と該トナーホッ
パー４１の下方に配設された攪拌室４２とを有する。該
攪拌室４２内には、攪拌ローラー４３および現像ローラ
ー４４が配設されている。攪拌ローラー４３は、トナー
ホッパー４１から供給されるトナーを撹拌室４２内のキ
ャリアと混合し、トナーおよびキャリアを摩擦帯電する
。

現像ローラー４４は、マグネットローラーが用いられ、
感光体１０の露光位置より感光体回転方向下流側位置に
て感光体１０と対向している。該現像ローラー４４は１
例えば、感光体１０の回転方向とは順方向（矢印Ｃで示
す方向）への回転可能となっている。該現像ローラー４
４は、その回転に伴って周面上に現像剤を搬送する。搬
送される現像剤は。

現像ローラー４４の周面に磁気ブラシを形成する。

そして、現像ローラー４４の回転に伴って、磁気ブラシ
の穂は感光体１０上の静電潜像に接触し、トナーが静電
潜像に付着して該静電潜像はトナー現像される。

感光体１０の下方には、転写・分離装置５０が配設され
ており、該現像装置４０により現像された感光体１０上
のトナー像は転写紙に転写される。転写紙は１機体内を
縦断する搬送路８０内を搬送され、感光体１０と該転写
・分離装置５０の間を通り、定着装置８１内を通過して
機外に排出される。

転写・分離装置５０と帯電装置２０との間にはクリーニ
ング装置６０および除電装置６１が配設されている。該
クリーニング装置６０は、トナー像が転写された後の感
光体１０の残留トナーを除去し、除電装置６１は感光体
ＩＯの残留電荷を消失させる。

現像装置４０の現像ローラー４４は、可変モータ４５に
て回転駆動される。該可変モータ４５は２回転速度制御
回路４６にてその回転速度が変更される。該回転速度制
御回路４６には９階調再現性を変更する際に操作される
画質設定器４７の出力が与えられている。画質設定器４
７は１例えば２機体上面に設けられる操作パネル内に配
設される。該回転速度制御回路４６は２画質設定器４７
にて設定される階調再現性に対応させて、可変モータ４
５の回転速度を変更し、感光体１０の回転速度に対する
現像ローラー４４の回転速度を変更する。例えば、原稿
画像に対する複写画像の階調再現性を良くするために１
画質設定器４７を軟調側に設定すると１回転速度制御回
路４６は、可変モータ４４の回転速度を遅＜シ、感光体
１０の回転速度に対する現像ローラー４４の回転速度を
遅くする。反対に、原稿画像に対する複写画像のコント
ラストを強く再現するために１画質設定器４７を硬調側
に設定すると１回転速度制御回路４６は、可変モータ４
４の回転速度を速＜シ、感光体ｌＯの回転速度に対する
現像ローラー４４の回転速度を速くする。

（作用）このような電子写真複写機による複写動作は次の通りで
ある。まず、原稿台７０上に原稿を載置する。このとき
、！！２置された原稿画像に応じて、得られる複写画像
の階調再現性を１画質設定器４７にて設定しておく。例
えば１文字原稿の場合には硬調側へ、写真原稿の場合は
軟調側へそれぞれ画質設定器４７を設定する。

このような状態で複写動作を開始すると、感光体１０は
一定の速度で回転する。そして、感光体１０が回転する
間に帯電装置２０にて感光体１０は一様に帯電され１次
いで、露光装置３０にて原稿画像が露光される。これに
より、原稿画像に対応した静電潜像が感光体１０上に形
成される。

本発明の現像装置４０は、感光体１０上に形成された静
電潜像を２感光体１０の回転に伴って、トナー現像する
。現像装置４０の現像ローラー４４は、可変モータ４５
にて回転駆動されているが、その回転速度は２画質設定
器４７にてあらかじめ設定された階調再現性に対応して
いる。例えば、得られる現像画像を軟調とする場合には
、現像ローラー４４の回転速度は遅くされ９反対に硬調
とする場合には。

現像ローラー４４の回転速度は速くされる。

このように回転速度制御回路４６にてその回転速度が制
御された現像ローラー４４は、その回転に伴って周面上
に現像剤を搬送する。そして感光体１０と対向する位置
にて、その周面を搬送される現像剤中のトナーが感光体
１０上の静電潜像に付着し。

該静電潜像が現像される。

現像画像を硬調とする場合には、現像ローラー４４の回
転速度は速く設定されｔいるため、この供給されたトナ
ーは、原稿画像の高濃度部分である静電潜像の静電気力
が強い部分（高電位部分）に集中して付着することにな
る。反対に、現像画像を軟調とする場合には、現像ロー
ラー４４の回転速度は遅く設定されるため、供給される
トナーは。

原稿画像の高濃度部分での付着量は減少するが低濃度部
分での付着量は、はとんど変化しない。その結果、中間
調域の再現性が向上する。

このようにして形成された感光体１０上のトナー像は、
転写・分離装置５０により転写紙上に転写され、定着装
置８１にて転写紙上に定着される。

転写紙上に定着された複写画像の濃度は、上述のように
１画質設定器４７にて硬調に設定した場合は、原稿画像
の高濃度部分がより高濃度となり。

第２図（イ）に示すように、原稿画像濃度に対する複写
画像濃度を表す曲線の傾きθは大きくなり。

ｒ＝ｔａｎ　θで表されるγ値が大きくなる。反対に。

軟調に設定した場合には、第２図（ロ）に示すように傾
きθは小さくなりγ値も小さく、１に近い状態となる。

本発明の現像装置では、現像ローラー４４を感光体ＩＯ
の回転方向とは順方向に回転させる場合において、該現
像ローラー４４の回転速度は感光体１０の回転速度の１
〜４倍程度に設定される。現像ローラー４４の回転速度
が感光体１０の回転速度の１倍以下になれば、感光体Ｉ
Ｏ上の静電潜像にトナーが充分に付着せず画像濃度が極
端に低（なり、４倍以上になれば、現像ローラー４４の
回転による遠心力にてキャリアが飛散するおそれがある
。現像ローラー４４は、感光体１０の回転方向とは逆方
向へ回転させることも可能である。この場合、現像ロー
ラー４４の回転速度は、感光体１０の回転速度の１〜２
倍程度とされる。

なお、上述の実施例では、現像ローラー４４の回転駆動
手段として、可変モータ４５を設ける構成としたが、こ
のような構成に限らず５例えば、感光体１０の駆動源か
ら変速装置を介して現像ローラー４４に動力を伝え、該
現像ローラー４４を回転させる構成としてもよい。この
場合９回転速度制御回路４５により該変速装置を制御し
て現像ローラー４４の回転速度を変更する構成とすれば
よい。

（発明の効果）本発明の現像装置は、このように、原稿画像濃度に対す
る現像画像濃度の階調再現性を容易に。

しかも正確に変更できる。現像バイアス電圧を変更しな
いため、現像バイアス電圧の変更による現像剤の変化の
影響を受けず、キャリア引き等を招来するおそれがない
。

４、　ヌ　　の　　゛な舌゛Ｈ第１図は本発明の現像装置を用いた電子写真複写機の縦
断面図、第２図は２本発明の現像装置による階調再現性
を示すグラフである。

１０・・・感光体、４０・・・現像装置、４４・・・現
像ローラー。

４５・・・可変モータ、４６・・・回転速度制御回路、
４７・・・画質設定器。

以上

Claims

【特許請求の範囲】１、原稿画像に対応する静電潜像が形成された感光体に
対向して回転可能に配設され、その回転に伴い周面上を
現像剤が搬送される現像ローラーと、該現像ローラーの回転駆動手段と、原稿画像濃度に対する現像画像の濃度の階調再現性を設
定する画質設定器と、該画質設定器にて設定された階調再現性に対応させて感
光体に対する現像ローラーの回転速度を変更すべく前記
回転駆動手段を制御する回転速度制御手段と、を具備する現像装置。２、前記回転ローラは、前記感光体に対して順方向もし
くは逆方向への回転が可能である特許請求の範囲第１項
に記載の現像装置。３、前記回転速度制御手段は、感光体に対して順方向へ
回転する現像ローラーの回転速度を、感光体の回転速度
の１〜４倍となるように制御する特許請求の範囲第２項
に記載の現像装置。４、前記回転速度制御手段は、感光体に対して逆方向へ
回転する現像ローラーの回転速度を、該感光体の回転速
度の１〜２倍となるように制御する特許請求の範囲第２
項に記載の現像装置。