JPS61118768A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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JPS61118768A
JPS61118768A JP59239540A JP23954084A JPS61118768A JP S61118768 A JPS61118768 A JP S61118768A JP 59239540 A JP59239540 A JP 59239540A JP 23954084 A JP23954084 A JP 23954084A JP S61118768 A JPS61118768 A JP S61118768A
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邦男 重田
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洋子 山本
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  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、有機光導電性感光体を用いて電子写真法、静
電記録法、静電印刷法等において形成される静電潜像上
二成分現像剤により現像する工程を含む画像形成方法に
関するものである。
〔従来技術〕
現在において、成る画像情報から可視画像を形成するた
めに、電子写真法等の静電潜像t−経由する方法が広(
利用されている。例えば電子写真法の一例によれば、帯
電工程及び露光工程によって光導電性感光体より成る潜
像担持体に形成された静電潜像をトナーと称する検電性
着色粒子より成る現像剤により現像し、このトナー像を
通常は輯写材に転写して定着せしめて可視画像を得る。
斯かる静電潜像の現像に用いられる現像剤には、トナー
とキャリアとが混合されて成るいわゆ、る二成分現像剤
と、磁性体を含有する磁性トナーより成りキャリアと混
合されずに単独で用いられるいわゆる一成分現像剤とが
あるが、二成分現像剤を用いる方式においては、トナー
とキャリアとを機械的に攪拌することによってトナーを
摩擦帯電せしめるので、キャリアの特性、攪拌の条件等
を選定することにより、トナーの帯電極性及び帯電量を
相当程度制御することが可能であり、この点で一成分系
現像剤よりも優れている。
また、現象法としては、磁気ブラシ法、カスケード法な
どがあり、このうち磁気ブラシ法が好ましくルいられて
いる。この磁気ブラシ法とは、現像剤搬送担体上に磁気
力によりブラシ状に起立した現像剤の穂即ち磁気ブラシ
を形成し、この磁気ブラシを潜像担持体の表面に摺擦さ
せ、静電潜像tζトナー粒子を付着せしめて現像を行な
う方法である。
このような磁気ブラシ法等を利用する現像方法において
は、トナー粒子が、その付着すべき静電潜像部以外の背
景部にも付着して画像全治す、いわゆる「カプリ」の発
生が問題となる。かかるカプリの発生は、主として、ト
ナーがその一部に帯電状態の適正でないものを含むこと
に起因し、例えば、トナーが本来必要とされる帯電量に
達しない弱帯電トナー、あるいは本来必要とされる帯藏
極性と逆の極性を有する逆帯電トナーを含む場合に生じ
ゃすい。このようなカプリの発生を防止するために、従
来より多くの荷電制御技術が提案されており、さらに例
えば、現像時に現像剤搬送担体と潜像担持体との間に適
正なバイアス電圧を印加することも有効な手段のひとつ
とされている。
しかしながら、潜像担持体を構成する感光体として有機
光導電性感光体(以下ropco光体」ともいう。)t
−用いた場合においては、バイアス電圧の印加によって
も除去することのできないカプリの発生のあることが判
明した。このようなカプリの発生する原因は必ずしも明
らかではないが磁気ブラシが着像担持体を摺擦するとき
に、トナーがOPC感光体との摩擦により帯電し、この
トナーがOPC感光体上の潜像部以外の背景部に付着し
、この付着トナーが結局転写材に転写定着されて上述の
Lうなカプリが発生するものと考えられる。
本発明者は1、このような観点に基いて鋭意研究t−1
ねた結果、磁気ブラシがOPC感光感光体操摺擦ときに
OPC感光体が磁気ブラシにより受ける衝撃力の大きさ
が上述のようなカプリの発生に重大な関係があることを
見出し、この知見に基いて本発明を完成した。
〔発明の目的〕
本発明は以上のような背景のもとになされたものであっ
て、その目的とするところは、カプリのない、しかも高
い画朶濃度を有する画像を形成することのできる画像形
成方法を提供することにある。
〔発明の構成〕
以上の目的は、トナーとキャリアとよりなる二成分現像
剤による磁気ブラシを現像剤搬送担体上に形成し、現像
領域において前記磁気ブラシにより有機光導電性感光体
よりなる潜像担持体上の潜像kl擦して現像を行なう現
像゛工程を含む画像形成方法において、前記現像剤搬送
担体の線速度v8 と前記潜像担持体の線速度V、の比
v8/4VPが1.9≦v8/vP≦4の範囲内にあり
、かつ現像領域において前記現像剤搬送担体の移動方向
と前記潜像担持体の移動方向が同方向であることを特徴
とする画像形成方法によって達成される。
以下本発明を電子写真法に適用する場合の一例に基いて
詳細に説明する。
本発明においては、有機光導電性感光体よりなる潜像担
持体tζ現像の行なわれる一定の間隙即ち現像領域を介
して現像剤搬送担体を対向配置し、現像剤搬送担体の線
速度VSと潜像担持体の線速度vPノ比v8/vPカ、
1−9 ”’AIP’ 4 ノ範B 内となり、かつ現
像領域において現像剤搬送担体の移動方向と潜像担持体
の移動方向が同方向となる条件下において、前記潜像担
持体を移動せしめながら当該担持体上に形成された静電
潜像を現像領域へ移動せしめると共に、現像剤搬送担体
上に磁気力により形成した、トナーとキャリアとよりな
る二成分現像剤によるブラシ状に起立した穂即ち磁気ブ
ラシを現像領域に搬入せしめ、現像領域においてこの磁
気ブラシにより潜像担持体上の静電潜像を摺擦し磁気ブ
ラシ中のトナー粒子を静電潜像に静電的に付着せしめて
現像を行ないトナー像を形成する。次いで、例えば静電
転写法により紙などの転写材にトナー像を転写せしめ、
そして転写像を定着器において例えば加熱ローラによる
接触加熱定着方式により定着処理し、これにLo可可視
像像形成する。
以上において現像剤搬送担体の線速度Vs  とは、現
像領域へ磁気ブラシが搬入されるときの搬入方向におけ
る、現像剤搬送担体の移動方向の移動速度をいい(現像
剤搬送担体が現像スリーブなど円筒状のものである場合
、円筒が回転する接線方向の速度をいう。)、潜像担持
体の線速度vP とは、当該潜像担持体面が現像領域内
を移動するときの移動方向における移動速度をいう。
本発明においては、このようにして画像の形成を行なう
が、本発明の主たる特徴は、 (イ)現像剤搬送担体の線速度Vs  と潜像担持体の
線速度Vpの比v8/vPが1.9〜4の範囲内にあり
、 (ロ)現像領域において現像剤搬送担体の移動方向と潜
像担持体の移動方向が同方向である点にあり、斯かる秦
件ピ)、幹)を満足することにより、カプリの発生が防
止され、しかも十分高い画像濃度の画像を形成すること
が可能となる。即ち条件(ロ)乍満足することにより磁
気ブラシの摺擦にエリopc76光体が受ける衝撃力が
相当に緩和され、そして条件ヒ)全満足することにより
、前記衝撃力の大きさ及び現像領域に搬入されるトナー
量を適正範囲内のものとすることができ、その結果、比
v8/VPの値が大きい場合には前記衝撃力が大きくて
、磁気ブラシとOPC感光体との摩擦による摩擦電荷に
よって背景部にトナー付着が生じてカプリが発生し易い
ところ、そのようなカプリの発生を防止することができ
、しかも比VB、y、の値が小さい場合には現像領域に
搬入されるトナー量が不足して画像濃度が低下したりす
るところ、そのような画像濃度の低下を防止することが
できるものと思われる。
次に本発明をさらに具体的に説明する。
二成分現像剤を現像領域に供給するための現像剤搬送担
体は、例えば現像スリーブが好ましく用いられる。現像
スリーブは複数本のスリーブからな6も0と本(07,
9−:#にらな6も0”“あ6”“・   11本のス
リーブからなるものにおいてより好ましく画像の形成を
行なうことができる。現像剤搬送担体は、これにバイア
ス電圧を印加し得る構造のものt用いることができ、例
えば表面に磁気ブラシが担持される筒状のスリーブと、
このスリーブの内部に配置した複数の磁極を有する磁石
体とにより構成することができ、スリーブの回転によっ
てスリーブ上の磁気ブラシが現像領域に搬入される。
現像剤搬送担体上に担持された磁気ブラシは、ムラのな
い均一な現像を行なうためには、その高さが均一な状態
で現象領域に搬入されるのが好ましく、このため現像剤
搬送担体における現像領域の上流側においては、磁気ブ
ラシの高さを規制するための規制ブレードを設けてこれ
により磁気ブラシの高さを一定に切揃えるようにするこ
とが好ましい。規制ブレードは磁性体よりなるものであ
っても非磁性体よりなるものであっても裏い。この規制
ブレードの先端と現像剤搬送担体面との間の距a(He
ut)は、現象領域における潜像担持体と現像剤搬送担
体との間隙(Dsd)の大きさとの関連において設定さ
れるが、磁気ブラシの先端が潜像担持体の被現康面にほ
どよく接触ししかも画像濃度が高くなるように十分な量
のトナーを現、像領域に供給できるようにするkめには
、距離(Hcut)は間隙(Dsd)の約0.8倍程度
とするのが好ましい。まに間隙(Dsd)は、例えば0
.3〜4、0 mm程度とするのが好ましく、この間隙
(Dsd)  が0.3 mm未満の場合には、現像領
域で均一な現像作用が得られに((なり、しかも現像に
寄与するトナー量が不足するようになって画像濃度が低
下し易い。一方間隙(Dsd)が4.0 mmを越える
場合には、現像領域においてトナー粒子と潜像との対向
電極効果が低下して画像濃度が低下し易(、また潜像の
中央部に対して輪郭部のトナー付着が多くなるというエ
ツジ効果が大きく現われ易い。
現像領域には必要に応じてバイアス電圧を作用せしめる
ことができる。このバイアス電圧は、一般には直流電圧
のみであるが、直流電圧に交流電圧t−重畳した電圧で
もよ(、この場合には直流電圧1でよって潜像部以外の
背景部へのトナー粒子の付着を防止する効果が得られる
うえ、交流電圧によってトナー粒子がキャリア粒子から
離散し易くなってa像へのトナー付着性が良好となる。
直流電圧の大きさはその絶対値が0であってもよいが3
00一度以下であり、好ましくはxoo 〜200(V
)である。交流電圧は実効値が例えば100V〜5KV
程度が好ましく、周波数が例えば1OGHz〜10KH
z程度であることが好ましい。
本発明に用いる#像担持体は、有機光導電性感光体(O
PC感光体)よりなるものである。このOPC感光体は
、有機化合物よりなる光導電性物質を単独であるいは必
要に応じてバインダー樹脂中に分散含有せしめてなる感
光層を、導電性支持体上に形成して構成される。かかる
感光層曇ネ可視光を吸収して荷電キャリアを発生するキ
ャリア発生物Rt含有して成るキャリア発生層と、この
キャリア発生層において発生した正または負のキャリア
の何れか一方または両方上輸送するキャリア輸送物質を
含有して成るキャリア輸送層とを組合せた2層構造とす
るのが好ましい。このように、キャリアの発生と、その
輸送という感光層において必要な2つの基礎的機能を、
別個の層に分担せしめることにより、感光層の構成に用
い得る物質の選択範囲が広範となるうえ、各機能を最適
に果す物質または物質系を独立に選定することが可能と
なり、またそうすることにより、電子写真プリセスにお
いて要求さ九る緒特性、例えば帯電せしめたときの表面
電位が高(、電荷保持能が大きく、光感度が高(、また
反復使用における安定性が大きい等の優れた特性を有す
る感光体を構成せしめることが可能となる。
斯かるキャリア発生物質としては、例えばアントアント
ロン系顔料、ペリレン誘導体、ブタロシアニン系顔料、
アゾ系色素、インジゴイド系色素なεを挙げ、ることが
′eき、またキャリア輸送物質としては、例えばカルバ
ゾール誘導体、オキサジアゾール謙導体、トリアリール
アミン謙導体、ポリアリールアルカン誘導体、ヒドラゾ
ン誘導体、ピラゾリン誘導体、スチルベン諺導体、スチ
リルトリアリールアミン誘導体などを挙げることができ
る。
0PC感光体において感光層を構成するバインダー樹脂
としては、例えばポリエチレン、ボリプaピレン、アク
リル樹脂、メタクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニ
ル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、フェノール
樹脂、ポリエステル樹脂、アルキッド樹脂、ポリカーボ
ネート樹脂、シラコン樹脂、メラミン樹脂等の付加重合
型樹脂、重付加型樹脂、重縮合型樹脂、並びにこれらの
樹脂の繰り返し単位のうちの2つ以上を含む共重合体樹
脂、例えば塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、塩化
ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸共重合体樹脂、ス
チレン−アクリル共重合体樹脂等の絶縁性樹脂の他、ポ
リ−N−ビニルカルバゾール等の高分子有機半導体を挙
げることができる。
また、OPC感光体において導電性支持体を構成する材
質としては、例えばアルミニウム、ニッケル、銅、亜鉛
、パラジウム、銀、インジウム、錫、白金、金、ステン
レス、鋼、真鍮等の金属のシートを用いることができる
斯かるOPC感光体としては種々の機械的構成のものが
あるが、本発明においては特に限定されずいずれの構成
のものを用いてもよい。また帯電せしめたときの表面電
位が絶対値で例えば400〜700 (Vlとなるよう
なOPC感光体を特に好ましく用いることができる。
第1図乃至第6図はそれぞれOPC感光体の機械的構成
例を示し、第1図および第3図はそれぞれ導電性支持体
11上に、キャリア発生物質を主成分とするキャリア発
生層12とキャリア輸送物ltk主成分として含有する
キャリア輸送層13との積層体より成る感光層14t−
設けた例である。
第2図および第4図はそれぞれ感光層14と導電性支持
体11との間に中間層15t−設けた例である。また、
第5図および第6図はそれぞれキャリア発生物質17t
−キャリア輸送物質を主成分とする層16中に分散せし
めて成る感光層14に一導電性支持体11上に直接設け
た例及び中間層15 t−介して設けた例である。
本発明に用いる二成分現像剤を構成するトナーは、バイ
ンダー樹脂中に着色剤などのトナー成分全分散せしめて
成るものであり、ここにパインた樹脂としては、種々の
熱可塑性樹脂が用いられる。
その具体例としては、例えば、スチレン、パックロロス
チレン、α−メチルスチレンナトのスチレン類;アクリ
ル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリルf!n−プロ
ピル、アクリル酸ラウリル、アクリル謙2−エチルヘキ
シル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタ
クリル酸n−ブチル、メタクリル酸ラウリル、メタクリ
ル酸2−エチルヘキシルなどのα−メチレン脂肪族モノ
カルボン酸エステル類;アクリロニトリル、メタアクリ
ロニトリルナトのビニルニトリル類;2−ビニルピリジ
ン、4−ビニルピリジンなどのビニルピリジン類;ビニ
ルメチルエーテル、ビニルイソブチルエーテルなどのビ
ニルエーテル類;ビニルメチルケトン、ビニルエチルケ
トン、メチルイソプロペニルケトンなどのビニルケトン
頚:エチレン、プロピレン、イソプレン、ブタジェン等
の不飽和炭化水素類およびそのハロゲン化物、りacx
プレンなどのハロゲン系不飽和炭化水素類などの単量体
による重合体あるいは、これら単量体’に21以上組み
合わせて得られる共重合体、およびこれらの混合物、あ
るいは、例えばロジン変性フェノールホルマリン樹脂、
エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、
ポリアミド樹脂、セルロース樹脂、ポリエーテル樹脂な
どの非ビ・ニル縮合系樹脂あるいはこれらと補記ビニル
系樹脂との混合物を挙げることができる0着色剤として
は、例えば、カーボンブラック、ニグロシンILアニリ
ンブルー、カルコオイルブルー、クロームイエロー、ウ
ルトラミリンブルー、メチレンブルー、ローズベンガル
、フタ−シアニンブルー、またはこれらの混合物tJ#
げることができる0着色剤以外のトナー成分としては、
荷電制御剤、オフセット防止剤、流動性向上剤などがあ
り、また必要に応じて磁性体微粉末が含有されていても
Lい。
斯かるトナーは従来公知のトナーの侵透方法によ、って
得ることができ、平均粒径が20μm以下、特に8〜l
’2μ1mのトナーが好ましい。
本発明に用いる二成分現像剤t−構成するキャリアは、
導電性キャリアでもよいしまた絶縁性キャリアでもよく
、その構成は特に限定されず、例えば磁性体よりなる核
体粒子の表面を樹脂によってコーティングしてなる構成
、あるいはバインダー樹脂中に磁性体微粉末を分散含有
せしめてなる構成、その他の構成とすることができる。
キャリアを樹脂コーティングキャリアまたは磁性体分散
型キャリアとする場合において用いることができるコー
ティング用樹脂またはバインダー用樹脂としては、スチ
レン、p−クロルスチレン、メチルスチレン等のスチレ
ン類:塩化ビニル、臭化ビニル、7ツ化ビニル等のハロ
ゲン化ビニル類;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ベ
ンジェ酸ビニル、酪酸ビニル等のビニルエステル類;ア
クリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−プ
チル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸ドデシル、ア
クリル酸イソブチル、アクリル酸3−クロルエチル、ア
クリル酸フェニル、α−クロルアクリル酸メチル、メタ
アクリル酸メチル、メタアクリル酸エチル、メタアクリ
ル酸ブチル等のα−メチレン脂肪族モノカルボン酸のエ
ステル類;アクリロニトリル、メタ實りリ四ニトリル、
ビニルメチルエーテル、ビニルイソブチルエーテル、ビ
ニルエチルエーテル等のビニルエーテル類;ビニルメチ
ルケトン、ビニルへキシルケトン、メチルイソプロペニ
ルケトン等のビニルケトン類などの単量体t−41合さ
せたホモポリマー或いは、この他の樹脂としてエポキシ
樹脂、ロジン変性フェノールホルマリン樹脂、七ルロー
ズ樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリビニルブチラール樹脂
、ポリエステ、ル樹脂、スチレン−ブタジェン樹脂、ポ
リビニルホルマール樹脂、ポリカーボネート樹脂、フッ
素樹脂等の樹脂を単独で若しくはブレンドして使用する
ことができる。
このうち、フッ素樹脂、塩化ビニル酢酸ビニル樹脂、ポ
リエステル樹脂のような樹脂が好適であり、なかでもポ
リ7ツ化ビニリデン、ポリテトラフルオ四エチレン、−
ポリフルオロ(メタンアクリレート等のフッ素樹脂が特
に好ましい。
キャリアを構成する前記磁性体としては、フエライト、
マグネタイトを始めとする鉄、コバルト。
ニッケルなどの強磁性を示す金属若しくは合金またはこ
れらの元素を含む化合物、あるいは強磁性元素を含まな
いが適当な熱処理を施すことによって強磁性を示す二う
になる合金、例えばマンガン−銅−アルミニウム、マン
ガン−綱−M =−;i トのマンガンと銅とを含むホ
イスラー合金と呼ばれる種類の合金、まkは二酸化クロ
ム、その他を挙げることができる。
まに1本発明に用いるキャリアには必要に応じて荷電制
御剤、流動性向上剤などの添加剤を含有せしめてもよい
キャリアt−m脂コーティングキャリアとする場合には
例えば次のようにして製造することができる。即ち前述
のコーティング用樹脂を溶剤に溶解して塗布液を作製し
、この塗布液をキャリア用核体粒子即ち磁性体粒子の表
面に塗布する。この塗布においては、浸漬法、スプレー
法等を用いることができるが、特に流動化ベッド法によ
るのが好適である。この流動化ベッド法は、流動化ベッ
ド装置内において上昇する加圧ガス流により、核体粒子
を平衡高さにまで上昇浮遊させ、烏該核体粒子が再び落
下するまでの間に前記塗布液を上方からスプレーして各
粒子に塗布し、これを繰返して所望の厚さの塗膜を形成
する方法であり、この方法により各粒子に均一な塗膜を
形成することができる。前記塗布液にはコーティング用
樹脂と相溶性の良い他の樹脂を混合し溶解しても良い。
以上において、核体粒子即ち磁性体粒子は、その粒径が
30〜200.#m、好ましくは4G−120,am、
特に好ましくは50〜75μmであり、また樹脂被覆層
の厚さは、0.2〜5μm1持に0.5〜2μmである
ことが好ましい。この粒径が30μm未満の場合には、
キャリアの流動性が低くて現像領域へのトナー搬送能力
が小さくこの結果画像濃度が低下し易く、しかもキャリ
アの製造時においてはコーティング6理が困難となるた
めそのような小径のキャリア  ・であって均一な被覆
層を有するものを得ることは困難である。一方粒径が2
00μmt−越える場合には、単位重量当りのキャリア
粒子全体の表面積が小さいため現顛領域へのトナー搬送
能カが小さくて画像濃度が低下し易い。
本発明tζおいて、キャリアとしてこのようなコーティ
ングキャリアを用いた場合には、キャリアが耐湿性に優
れていて摩擦帯電特性が長期間安定して得られるため、
キャリアt−a返し使用に供したときにもキャリアの帯
電極性及び帯電量が長期間安定していて、弱帯電トナー
または逆極性帯電トナーの発生が抑止され良好な現像を
安定して行なうことが可能となる。
またキャリアを磁性体分散型キャリアとする場合には従
来用いられているトナーの製造方法と同iiの方法を用
いて製造することができ、列えはキャリア原材料t−混
凍した後、冷却、粉砕、分級の工程を経る方法、あるい
は種々のgLW1合工程全工程方法を用いることができ
る。この裏うにして得られるキャリア粒子の粒径は、例
えば10〜50/Jm。
好ましくは15〜40μm1特に好ましくは20〜30
μmである。キャリア粒子は不定形であってもよいし、
流動性向上のために球形化処理を施してもよい。
次に本発明において実像工程を遂行するために用いるこ
とができる具体的な装置の一例に基いて本発明の一実施
態様について説明する。第7図は装置の一例を示し、第
7図において、lはOPC感光体りりなる回転ドラム状
の潜像担持体であって、例えばアルミニラAI!の筒状
の導電性支持体la上に有機光導電性物質よりなる感光
層lbが積層されて構成されている。この潜像担持体l
は矢印X方向に回転され、現像領域Qの上流側において
帯電器(゛図示せず)により被現像面が例えば−400
〜−700vの範囲内のある一定の電位となるよう帯電
され、次いで露光装置(図示せず)に裏り原稿に対応す
るIP電allが被現像面に形成され、その後静電潜像
が現V&領塙Qに移動されここで現像が行なわれる。
2はアルミニウム等の非磁性材料からなるストプ、3は
スリーブ2の内部に設けられた複数のN。
S磁極上層に沿って有する磁石体で、スリーブ2と磁石
体3とで現像剤搬送担体が構成され、スリーブ2が矢印
Y方向即ち現像領域Qにおいて潜像担持体lの移動方向
と同方向に移動するよう回転され、磁石体3は固定され
ている。またスリーブ2の、線速度■sが既述の条件即
ち1.9≦s4≦4を満足するように、潜像担持体lの
線速度Vp との関連tζおいてスリーブ20回転数を
調整する。
磁石体3のN、sa極は通常SOO〜1500ガウスの
磁束密度に磁化されており、その磁気力によってスリー
ブ2の表面にブラシ状に起立した穂よりなる現像剤りの
層即ち磁気ブラシを形成する。
4は磁気ブラシの高さ、量を規制する磁性または非磁性
体からなる規制ブレード、5は現像領域Qを通過した磁
気ブラシtスリーブ2上から#&去するクリーニングブ
レードである。クリーニング後のスリーブ20表面は再
び現康剤溜t)6)ζおいて現像剤りと接触して当該表
面に新しい磁気ブラシが形成されこれによって現像剤り
の供給が行われる。7は現像剤溜り6の現鑞剤Dt−攪
拌して成分を均一にする攪拌スクリューである。現像剤
溜り6の現像剤Dfζおいては、キャリアは繰返して使
用されるのに対し、トナーは現像の度毎に消費されるた
め、トナーホッパー8によって新しいトド粒子でが適宜
補給される。9は現像剤溜り6にトナー粒子T1c落す
その表面に凹部を有する供給ローラである。lOは保護
抵抗几を介してスリーブ2にバイアス電圧上印加するバ
イアス4源である。
静電潜像の現像においては、均一な現像を行なうために
磁気ブラシの先端が潜像担持体lの表面に浅(接触する
ことが好ましく、このため規制ブレード4の先端とスリ
ーブ20表面との間の距離(Haut)は、現象領域Q
における$11但持体重とスリーブ2との間隙(1)a
d )の約0.8倍程度とするのが好ましい。また間隙
(Dad)は既述のように0.3〜4. Ommとする
のが好ましい。
以上の工うな装置においては、スリーブ20回転に伴っ
てその表面の磁界の大きさ及び方向が変(ts−7”6
#−6・X!J−22!li[−0′″″297fli
t   。
回転振動しながらスリーブ20回転移動に追従して現像
領域Qへ搬送される。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明によれば、OPC感
光体よりなる潜像担持体を用い、これに二成分現像剤に
よる磁気ブラシを摺擦して現像を行なう現像工程を含む
画像形成方法において、バイアス電圧の大きさを調整す
ることによってカブリの発生を確実に防止することがで
き、しかも高い画像濃度を有する鮮明な画像を形成する
ことができ、この結果OPC感光体を用いることの利益
例えば高温耐久性が高くて長期間に亘り特性が安定して
いることなどの利益を十分得ながら優れたT11像を得
ることができる。
線速度vs と潜像担持体の線速度vPの比VS/v。
が1.9〜4の範囲内にあり、かつ現像領域において現
像剤搬送担体の移動方向と潜像担持体の移動方向が同方
向であるため、磁気ブラシの摺擦に二〇〇PC感光体が
受ける衝撃力が相当に緩オロされてトナー粒子とOPC
感光体との摩擦帯電が抑制されると共に現像領域に重大
されるトナー量が十分多く、これらの結果カブリのない
高い画像濃度の画像が得られるからであると考えられる
以上においで、現像領域において現像剤搬送担体の移動
方向と潜像担持体の移動方向が逆、方向である場合及び
当該移動方向が同方向であっても前記比v% 12” 
4 t−越える場合には、opc 感光体が磁気ブラシ
の摺擦により受ける衝撃力が大きいため、トナーがOP
C感光体との摩擦によ0帯電し、このトナーが潜像部以
外の前景部に付着してカブリが発生し、また前記比v8
/vPが1.9未満の場合には、トナーの現象領域への
搬送量が不十分となって画像濃度が低下する。
〔発明の実施例〕
以下本発明の具体的実施例について説明する力ζ本発明
はこれらの実施例tζ限定されるものではない0 (現像剤) スチレン−アクリル系樹脂tバインダー樹脂として用い
たトナー(平均粒径lOμm)の10重量部と、スチレ
ン−アクリル系樹脂中に磁性体微粉末を分散した負帯電
性の磁性本分数個キャリア(平均粒径40μm)の90
重量部とを混合して二成分現像剤を調製しに0これを「
現像剤A」とする。
(感光体) キャリア発生物質としてアントアントロン14M料を用
い、キャリア輸送物質としてカルバゾールals体を用
いてなる負帯電性二層構造の感光層をドラム状のアルミ
ニウム製導電性支持体上に積層してOPC感光体を作製
した。これ七「OPC感光体A」とする。
実施例1−11Rび比較例1〜5 前記OPC感光体At−潜像担持体として電子写真複写
機rU−Bix 30GG」(小西六写真工業社II)
に搭載し、各実施例及び比較例においては、前記現識剤
AI用いて下記第1表に示す条件に従って実写テスト上
行ない、カブリの発生及び最高[像濃度(DmaX)に
ついて調べた。結果を第1表に併せて示す、@、その他
の条件においては、OPC感光体Aにおいて帯電せしめ
たときの表面電位<RL高電位)は−5!OV、 現像
領域におけるOPC感光体Aとスリーブとの間隙(Ds
d)は9.9 mm 、規制ブレードの先端とスリーブ
との間の距離()(Oul)は0.6rML、磁石体は
固定型でスリーブ表面における磁束密度は800ガウス
、スリーブに印加するバイアス電圧は直流電圧で一10
0Vである。
まにカブリの発生については、複写画像における原画の
白地部分に対応する部分の黒池面積率を、網点解析装置
「さくらエリアダック−100J(小西六写真工業社製
)で測定した値により評価し、最高画像濃度(Dma3
C)は、原画の画像濃度t−1,3としたときの相対濃
度で評価した。
第1表の結果から理解されるように、本発明の実施例1
〜11によれば、いずれにおいてもカブリのない高い画
像濃度の画像を得ることができた。
s これtζ対して、比較例IVCよれば、 4への値が1
.9未満であるため画像濃度が低く、比較例2及び4に
よればvS/VPの値が4t−越えているためカブリの
発生が多く、比較例3及び5にLれば、現像領域におけ
るスリーブと感光体の移動方向が逆方向であるためカブ
リの発生が著しく多(、結局いずれの比較例においても
カブリのないしかも画像濃度の高い画像を得ることはで
きなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図−は各々有機光導電性感光体の機械的
構成例を示す断面図、第7図は本発明の実施において現
像工程を遂行するために用いることができる現像装置の
一例の概略を示す説明用断面図である。 −11・・・導電性支持体  12・・−キャリア発生
層13・・・キャリア輸送層 14・・・感光層15・
・・中間層     17・−・キャリア発生物質l・
・・潜像担持体   2・・・スリーブ3・・・磁石体
     4・・・規制ブレード5・・・クリーニンク
フレード

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)トナーとキャリアとよりなる二成分現像剤による磁
    気ブラシを現像剤搬送担体上に形成し、現像領域におい
    て前記磁気ブラシにより有機光導電性感光体よりなる潜
    像担持体上の潜像を摺擦して現像を行なう現像工程を含
    む画像形成方法において、前記現像剤搬送担体の線速度
    V_Sと前記潜像担持体の線速度VPの比V_S/V_
    Pが1.9≦V_S/V_P≦4 の範囲内にあり、かつ現像領域において前記現像剤搬送
    担体の移動方向と前記潜像担持体の移動方向が同方向で
    あることを特徴とする画像形成方法。
JP59239540A 1984-11-15 1984-11-15 画像形成方法 Granted JPS61118768A (ja)

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DE19853540638 DE3540638A1 (de) 1984-11-15 1985-11-15 Verfahren zur erzeugung eines bildes

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS636582A (ja) * 1986-06-26 1988-01-12 Mita Ind Co Ltd 現像装置

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