JPS6365417A - レ−ザ−ビ−ム走査光学系 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明は、回転多面鏡或いはガルバノミラ−の様な偏向
器を用いる走査光学系の結像位置調整に関するものであ
る。

［従来技術］ 第２図及び第３図（ａ）、（ｂ）は、走査光学系の一例
として、偏向器での倒れを補正する光学系が示されてい
る。レーザービームな回転多面鏡又はガルバノミラ−の
偏向器で走査して感光体の如く被走査面上に画像を形成
する装置では回転多面鏡の各々の面が基準の角度に対し
異なっていたり、又ガルバノミラ−の軸に軸振れがある
場合、ビームが感光体を走査する位置が走査毎に異なり
悪い画像となる。この欠点を解決したのが、第２図及び
第３図に示した倒れ補正光学系である。

この光学系は、光源であるレーザーユニット１からの成
る径の平行光束を副走査方向のみ回転多面鏡３上に結像
させる為、回転多面鏡３とレーザーユニット１との間に
シリンドリカルレンズ２を配置している。回転多面鏡３
で反射された光束′は、球面レンズ４及び直交する方向
で屈折力の異なるトーリックレンズにより感光体６上に
結像される。第３図（ａ）で示す様に、主走査方向の断
面の結像は、回転多面鏡３で反射された平行光を球面レ
ンズ４とトーリックレンズ５で感光体６の上に結像し、
副走査方向の断面では第３図（ｂ）で示す様に回転多面
鏡３上で結像されているため反射された光は発散光とな
り、これが球面レンズ４とトーリックレンズ５によって
感光体６に結像させている。この様な補正光学系では個
々の部品の加工精度及び組立精度のばらつきによって主
走査方向と副走査方向の結像位置が一致しない。

従来、この様な場合、両走査方向の結像位置を一致させ
る為に、前記シリンドリカルレンズ２を光軸方向に移動
させ副走査方向の結像位置を移動させていた。従来、シ
リンドリカルレンズ２の位置調整は、第４図に示す如く
、シリンドリカルレンズ２を該レンズ２のつき当て面１
４に反対方向から押え板バネ１３で押しつけた状態でシ
リンドリカルレンズ２とつきあて面１４の間にワッシャ
ー１１を入れ、その厚さを変更する事によフて行ってい
た。即ち、標準の厚さのワッシャーを入れた状態で副走
査方向の結像面で結像位置のずれを検出し、そのずれ量
からシリンドリカルレンズの位置補正量求めシリンドリ
カルレンズをその分だけずれるワッシャー１１を選んで
差し替えるという方法をとっていた。この様な方法では
結像位置のずれの検出、補正量の算出、ワッシャーの交
換とかなりの作業があり、調整にかなりの時間がかかっ
ていた。

［発明の目的］ 本発明の目的は、簡易な手段で、走査方向と副走査方向
の走査スポットの結像位置を調整可能なレーザービーム
走査光学系を提供することにある。

本発明に係るレーザービーム走査光学系においては、複
数の楔より成る部材に隣接してシリンドリカルレンズを
設け、前記複数の楔の相対位置を変えることにより、前
記楔より成る部材の厚さを変化させ、これによりシリン
ドリカルレンズを光軸方向に移動させて、副走査方向の
結像位置を変化させることにより、上記目的を達成せん
とするものである。

［実施例］ 第１図は本発明に係るレーザービーム走査光学系の一実
施例の部分概略図である。図中、第２図から第４図にお
いて用いた付番と同一の付番は同じ部材を示すので、こ
こでは説明を省く。

１０はレーザーユニット１とシリンドリカルレンズ１２
とを支持する筐体、１２は押え板バネ、１５は固定楔、
１６は調整楔、１７は調整楔１６を押すネジ、１８は調
整楔を引くネジである。

シリンドリカルレンズ２とつき当て面１４の間には、上
下方向には押え板バネ１２によってシリンドリカルレン
ズ２と共に固定された固定楔と、上下方向に調整可能な
調整楔１６がそれぞれの楔の斜面が互いに接する様に置
かれている。

この調整楔１６の上下方向の移動により上下方向の押え
板バネ１２と、光軸方向の押え板バネ１３で押えられて
いるシリンドリカルレンズは光軸方向に移動する。即ち
、押しネジ１７をまねずことにより調整楔１６は下に押
される。これによって固定楔１５とシリンドリカルレン
ズ２は回転多面鏡３から離れる方向に移動する。又、逆
に押しネジ１７を緩め、引きネジ１８をまゎせば調整楔
１６は上に引き上げられ、固定楔１５とシリンドリカル
レンズ２は回転多面鏡３に近づく１８を操作することに
よりシリンドリカルレンズ２を光軸方向に連続的に且つ
精度良く移動させることができる。従って感光体相当面
にできる像を監視しながら副走査方向の結像状態がベス
トになる様に押しネジ、引きネジを操作することにより
、この光学系の調整は容易にでき調整時間の短縮と、調
整断度の向上が計られる。

［効　　果］ 以上説明した様にシリンドリカルレンズ位置の調整につ
きあて面とシリンドリカルレンズとの間に一対の楔、即
ち固定楔と調整楔を使用することにより副走査方向の結
像状態をベストに調整する作業が容易になり、調整時間
の短縮と調整精度を向上させるという効果がある。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明に係る調整機構を有するレーザービーム
走査光学系の一実施例を示す図、第２図及び第３図（ａ
）、（ｂ）は倒れ補正走査、光学系の一例を示す図、第
４図は従来の調整機構。 ル女ナス１ノーぜ−レ１−人キ岑卑少エバー生食幣α１
１ル示す図。 １−ｍ−レーザーユニット ２−ｍ−シリントリカルレンズ ３−ｍ−回転多面鏡 １２．１３−一一押え板バネ １４−ｍ一つき当て面 １５−ｍ−固定楔 １６−−−調整楔 １７−−−押しネジ １８−一一引きネジ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）レーザービームを回転多面鏡又はガルバノミラー
   等の偏向器により走査し、この偏向されたレーザービー
   ムで感光体の如き被走査面を走査する走査光学系におい
   て、複数の楔を光路上に配して、被走査面上でのレーザ
   ービームの位置を調整することを特徴とするレーザービ
   ーム走査光学系。