JPS6364843A - 貨物自動車における煽戸開閉装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａ）産業上の利用分野 本発明は貨物自動車における上下２段の煽戸の煽戸開閉
装置の分野で利用するものである。

（ｂ）従来の技術 従来の貨物自動車の収容ボデーの煽戸は収容ボデーの床
面の端部に１枚物の煽戸を回動自在に設けていた。

（Ｃ）発明が解決しようとする問題点 このため、収容ボデーの高さが高い場合には煽戸も高く
なり、この高い煽戸を開いた場合には、煽戸の上端が収
容ボデーより離れた地面に当接した状態に煽戸が開く。

この状態で荷物を積卸しすると煽戸が邪魔になって収容
ボデーいっばいまで近づくことができず煽戸と反対側の
収容ボデーの荷物の積卸しに不自由をきたすという問題
があった。

（ｄ）問題点を解決するための手段 本発明は前記問題点を解決するためになされたもので、
貨物自動車の車体上に収容ボデーを塔載し、この収容ボ
デーの床面の少なくとも１つの側端若しくは後端には煽
戸を開閉自在に設け、前記煽戸は前記床面に対して回動
自在とした下部煽戸と、この下部煽戸上に下部煽戸に対
して屈折自在とした上部煽戸とよりなり、前記上部煽戸
の上端側方には一端を収容ボデー側に回動自在に軸支し
た一対の支持杆の他端を軸支し、下部煽戸と収容ボデー
側との間に適宜駆動手段を設け下部煽戸が適宜駆動手段
にて上回動すると、上部煽戸の上端は支持杆の回動にと
もなって降下し、煽戸が折りたたまれて収容ボデーを開
くようにしたものである。

（ｅ）作用 貨物自動車の煽戸を開く場合、まず駆動手段を縮小させ
て下部煽戸を上回動させる。

すると上部煽戸の上端は支持杆の回動にともなって回動
し、煽戸が収容ボデーの下方に折りたたまれて収容ボデ
ーを開く。

次に煽戸を閉じる場合には、駆動手段を伸長させて下部
煽戸を上回動させる。

すると上部煽戸の上端は支持杆の回動にともなって回動
し、煽戸が直立して収容ボデーを閉じる。

（ｆ）実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明すると、
（１）は貨物自動車（２）の車体上に塔載した収容ボデ
ーで、この収容ボデー（１）は荷物を乗せる床面（３）
と、この床面（３）の前後端に立設した門型の一対の支
持部材（４）（４）と、床面（３）の前端部に立設した
前壁（５）と、床面（３）の後端部に油圧シリンダ（６
）の伸縮にともなって開閉する後扉（７）と、床面（３
）の右側端部に立設した右側壁（８）と、床面（３）の
左側端部に開閉自在に設けた煽戸（９）と、床面（３）
の上方を覆うシート装置（１０）より構成されている。

前記煽戸（９）は床面（３）に対して回動自在とした下
部煽戸（１０）と、この下部煽戸（１０）上に蝶番等の
連結部材（１１）（１１）・・・により下部煽戸（１０
）に対して屈折自在に連結した上部煽戸（１２）とより
構成されている。

前記上部煽戸（１２）の上端側方には一端を支持部材（
４）（４）に回動自在に軸支した一対の支持枠（１３）
（１３）の他端を軸支しである。

（１４）は床面（３）の裏側に一端を回動自在に軸支し
たベルクランクで、このベルクランク（１４）の他端は
下部煽戸（１０）の下部に一端を軸支したリンク（１５
）の他端を軸支してあり、ベルクランク（１４）の中間
部にはバレル側を床面（３）に軸支した油圧シリンダ（
１６）のロッド側を軸支しである。

前記後扉（７）内には通板（１７）を内装して格納して
あり、伸縮シリンダ（１８）の伸縮により張出、格納自
在としである。

車体の前部には車体全体を傾斜させるフロントジヤツキ
（図示せず）を取付けてあり、車体の後部にはりャジャ
ッキ（１９）　（１９）を取付けである。

また（２０）・・・・・・は大型はかりの検査用の分銅
であり、（２１）は前記分銅（２０）・・・・・・を運
搬する自走式のアーム付荷役作業車である。

本発明は前記の如き構成で、次に作用について説明する
と、本貨物自動車（２）を車両の積載量等を計量する計
最場の大型はかりのそばへ運転していき停止する。

その後第１図のようにフロントジヤツキを伸長させて車
体を傾斜させる。

そしてリヤジヤツキ（１９）　（１９）を伸長させて接
地させ、その後油圧シリンダ（６）を縮小させて後扉（
７）を開き、伸縮シリンダ（１８）を伸長させて通板（
１７）を張出し、通板（１７）の先端を地面に接地させ
る。

次にシート装置（１０）を右側方に開放する。

その後油圧シリンダ（１６）を縮小するとベルクランク
（１４）は時計方向に回動し、リンク（１５）を介して
下部煽戸（１０）は上回動するとともに上部煽戸（１２
）の上端は支持枠（１３）　（１３）の回動にともなっ
て回動し、煽戸（９）は折りたたまれて収容ボデー（１
）のＲ（７）と通板（１７）を渡って地面におろす。

その後、アーム付荷役作業車（２１）により収容ボデー
（１）の左側面より分銅（２０）・・・・・・をおろし
て、大型はかりの検査を行なう。

検査終了後は前記とは逆の順序で行ない、次の計吊場へ
行くことができる。

（ｇ）発明の効果 以上の如く本発明は煽戸を上下部煽戸より構成し、煽戸
を回動させて収容ボデーを開放するとき、煽戸を折りた
たむようにしたので、荷物を積卸しする場合、煽戸が邪
魔になって荷物の積卸しに不自由をきたすことはない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の煽戸開閉装置を備えた貨物自動車の斜
視図、第２図・第３図は煽戸開閉装置の詳細図である。 （１）は収容ボデー、（２）は貸物自動車、（３）は床
面、（９）は煽戸、（１０）は下部煽戸、（１２）は上
部煽西、（１３）は支持杆である。 出願人　　　極東開発工業株式会社 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 貨物自動車の車体上に収容ボデーを塔載し、この収容ボ
   デーの床面の少なくとも１つの側端若しくは後端には煽
   戸を開閉自在に設け、前記煽戸は前記床面に対して回動
   自在とした下部煽戸と、この下部煽戸上に下部煽戸に対
   して屈折自在とした上部煽戸とよりなり、前記上部煽戸
   の上端側方には一端を収容ボデー側に回動自在に軸支し
   た一対の支持杆の他端を軸支し、下部煽戸と収容ボデー
   側との間に適宜駆動手段を設け下部煽戸が適宜駆動手段
   にて下回動すると、上部煽戸の上端は支持杆の回動にと
   もなつて降下し、煽戸が折りたたまれて収容ボデーを開
   いてなる貨物自動車における煽戸開閉装置。