JPS6364371B2 - - Google Patents

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JPS6364371B2
JPS6364371B2 JP12552083A JP12552083A JPS6364371B2 JP S6364371 B2 JPS6364371 B2 JP S6364371B2 JP 12552083 A JP12552083 A JP 12552083A JP 12552083 A JP12552083 A JP 12552083A JP S6364371 B2 JPS6364371 B2 JP S6364371B2
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JP12552083A
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  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
  • Replacement Of Web Rolls (AREA)
  • Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
  • Control And Safety Of Cranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は搬出装置に関し、上下動不能に拘束
支持された物体を、その拘束支持機構に過負荷を
加えず、また荷受部への落下による衝撃も加えず
に取出すことを目的とするものである。
例えば巻取機により紙、プラスチツク、金属等
のシートを巻取り、シートロールを巻上げたら、
これを巻取機から搬出せねばならない。従来は天
井走行クレーンによる場合がほとんどであるが、
クレーンのフツクにシートロール吊上げ治具をつ
け、一たんシートロールを吊上げた後、巻取機の
シートロール両端を拘束支持している回転駆動
部、チヤツク、または挟圧用押コツプ(旋盤のセ
ンター治具に当る)から解放する。これにはクレ
ーン運転者と玉掛け担当者が呼応して行う。下手
にシートロールを下から押上げると巻取機のシー
トロール支持駆動部を破損させる事になり、逆に
クレーンの上げ方が足りないと、支持をはずされ
たシートロールが荷受部へ短矩離だが落下する衝
撃を生じる。最近のように大重量となるシートロ
ールに落下衝撃を与えると、精密巻取りしたシー
トロールの製品価値を落すのであるが、機械の方
を破損させないため、多少の落下衝撃はやむを得
ない事とされている。しかし、第6,7図のよう
にシートロールが荷受部の丸棒上へ落下すれば影
響が大きかつた。
この発明は搬出装置の荷受部に緩衝機構を加
え、宙に浮かしたシートロールその他の物体を受
けるため荷受部を上昇させ接触させると、物体の
重みが緩衝機構に加わつて、これを伸縮させるよ
うにした。緩衝機構の反力が物体の重量を超えな
ければ物体は動かず、緩衝機構の伸縮だけが続
く。緩衝機構の反力が物体の重量より大になると
物体は押上げられる。しかし、物体は拘束支持機
構により上下方向にほとんど移動できないように
なつているから、荷受部の上昇によりその拘束支
持機構に上向方を加えはじめる。荷受部の上昇を
続行すれば、やがて拘束支持機構を破損してしま
う。その破損を生じさせる危険な押上力は計算で
き、その押上力を生ずる緩衝機構の伸縮量も計算
できる。
従つて、緩衝機構の伸縮量を常時、監視し、そ
れが危険値に達した時、荷受部の上昇駆動を停め
ればよい事になる。これで、荷受部が比較的乱暴
に物体を押上げても、物体への衝撃は緩衝機構に
より吸収され、拘束支持機構への過負荷は、緩衝
機構の伸縮量検出部によつて防がれる事になる。
なお、緩衝機構の最大反力が物体の重量より小
さな場合は、その最大反力に達した時の伸縮量を
検出して、荷受部の上昇を停めればよい。いずれ
の場合も、荷受部の上昇を停めたら、緩衝機構の
緩衝作用を制止した後、物体を拘束支持機構から
解放し、緩衝作用にともなう振動を生ずることな
く荷受部へ移すのである。
上のような構想を具体化したのがこの発明であ
つて、次に図面を参照してその構成、実施態様を
説明する。
第1,2図は巻取機の巻取アーム1,1間に渡
した巻軸2にシートロール3を巻上げた後、アー
ム1,1を垂直に立て、天井を走るこの発明の搬
出装置の荷受部10に巻軸2もろともシートロー
ル3を移す直前の状態を示す。
シートロール3を付けた巻軸2は両側の巻取ア
ーム1,1から突出した円すい形の押コツプ4,
4により拘束支持され、回転駆動される。
この発明の搬出装置は、この実施例では従来同
様、天井を走る台車11、巻上ホイスト12、チ
エン又はワイヤロープ13、運搬治具14、その
両端につけたフツク(荷受部)10等を使つてい
る。従来と異るのは運搬治具14に荷受部のフツ
ク10が固定されず、緩衝機構15を介して弾力
的に昇降するように吊るされている点、つまり緩
衝機構15つき荷受部10をもつ事が第一の点で
ある。荷受部10はその昇降駆動機構として巻上
ホイスト12をもち、水平駆動機構として天井走
行台車11を備える。
第二として、緩衝機構15の伸縮量が一定値に
達した時、昇降駆動機構(巻上ホイスト)12に
よる荷受部フツク)10の上昇駆動を停める検
出、制御装置、この場合、、近接スイツチ16と
各ホイスト12内電磁開閉器を含む電気的検出、
制御部を備える。
第三として、緩衝機構15の緩衝作用を随時制
止する機構、この場合、クサビ17とその電動機
構(第3,4図)を備える。
緩衝機構15と荷受部10の詳細は第3,4図
に示す。緩衝手段にはコイルバネ18を使つてい
る。荷受部10を吊るして運搬治具14の貫通穴
を上下摺動する二本の垂直支柱19夫々にコイル
バネ18をはめている。両支柱19は上部を水平
板20により連結され、その水平板20と治具1
4との間を上記コイルバネ18が弾力的に支えて
いる。治具14から下へ出た荷受部10が下向き
荷重を受けて両支柱19が下降する際、バネ18
が緩衝作用をするのである。これらは周枠21で
包まれ、その天井には水平板20のストツパ24
を設けてバネ振動を抑えるようにしている。
水平板20の中央部下面に、バネ18の緩衝作
用を制止するクサビ17との摺動斜面をもつ斜面
板22を固定している。そのクサビ17は治具1
4上のレール23沿いに移動する。これを駆動す
るのは第4,5図のモータ25、磁粉クラツチ3
1によりチエン26を介して回転駆動されるネジ
棒27で、クサビ17のメネジと噛合い、これを
押し引きする。
なお、この発明と直接の関係はないが、この実
施例は台車11(第1,2図参照)の停止位置と
巻取アーム1の起立位置を決め、運搬治具14を
真下へおろしてシートロール3を搬出するように
しているため、荷受部のフツク10を横へ開くこ
とができるようにしている。即ち、第3,4図の
モータ28、減速機29によりレバー30を回動
させてフツク10を第3図鎖線のように横へ開く
ことができるようにしている。
フツク10を横へ開いて降下させ、真下へ戻し
て引上げると、第3図のようにシートロール3の
両端から出た巻軸2を引掛ける。そのまゝホイス
ト12の巻上げを続け運搬治具14を引上げる
と、フツク10は巻軸2に当つているため、コイ
ルバネ18を圧縮して治具14側だけが上昇す
る。コイルバネ18が圧縮され、この例では治具
14側の囲枠21に付けた近接スイツチ16(第
4図)がフツク10側の水平板20を検出するに
至ると、スイツチ16が発信して両ホイスト12
の巻上げを停止させる。それからモータ25を起
動してネジ棒27を回し、フツク10側に付く斜
面板22と、運搬治具14側レール23との間へ
クサビ17を押進める。磁粉クラツチ31が介在
するので、クサビ17が一定の力で押込まれた
後、クラツチ31が空転してからモータ25が停
まるよう、タイマーを効かしておく。
こうしてコイルバネ18の緩衝作用を制止した
ら、巻取アーム1の押コツプ4を後退させる。こ
れでシートロール3をつけた巻軸2がフツク10
に渡されたことになり、運搬治具14を引上げ、
台車11を目的位置へ進めるのである。
次に第6,7図の実施例について説明する。上
述の実施例と違うのは、緩衝機構15′や荷受部
10′に間接的に設けられて台車11の浮動梁1
1aを支える仕組みになつて居り、且つ荷受部1
0′はフツクでなく一対の水平丸棒である事であ
る。シートロール3は剛性巻軸を用いず、直接、
押コツプにより芯管を挟持して回転駆動される場
合である。ホイスト12四個で以て巻上げる点は
変らないが、この場合、揺れ止め用昇降案内材3
2に沿つて運搬治具14′が昇降するようにして
いる。
緩衝機構15′は第8,9図に示すように、台
車11の外枠に固定した水平受材11bにより、
コイルバネ18を介して浮動梁11aを支持して
いる。コイルバネ18は浮動梁11aから垂下
し、受材11bの穴を抜けたボルト33に外挿し
ている。
この例ではバネ18の制止手段はクサビでな
く、ネジ棒ストツパ34で、これをモータ31に
より回転駆動して浮動梁11a下面に達せしめる
事によるようにしている。
なおバネその他の緩衝作用を制止する機構は上
述のクサビ、ネジや油圧ロツク方式等、機械設計
者の周知技術に任せる。その制止機構による制止
は、緩衝機構の伸縮量を検出して行うものである
から、制止によつて伸縮量を増減させないように
する。そのためには前述のように制止機構の駆動
部に磁粉クラツチを入れるとか、トルクリミツタ
を入れるとか、適当圧の流体圧シリンダを用いる
など適宜設計する。
緩衝機構は各種のバネのほか、流体圧を利用す
ることも周知である。
緩衝機構の取付場所も上記二実施例のほか、台
車の車輪懸架部、ホイスト吊下部、運搬治具吊下
部、荷受部の支持部等、搬出物体の荷重を支える
どの部分に入れてもよい。
搬出装置の形態も、台車に吊るして搬送すると
限らず、第10図のように地上を走る台車11の
案内柱35沿いに荷受部10を昇降させてもよ
い。緩衝機構15′も荷受部10の直下に入れた
例と、回動可能な荷受部10の回動部と固定部材
との間に介入させた例(下側)とを示す。
要するに搬出装置として、その形態、緩衝機
構、荷受部の形状、駆動機構、検出、制御装置、
緩衝制止機構は夫々が周知で多様に変化、応用し
得るものゆえ、実施条件に応じて設計者が適宜周
知機構を組合わせればよいものである。
この発明は上下動不能に拘束された物体の搬出
に当り、従来、搬出装置の荷受部へ移す際、その
拘束機構を損じないよう、また物体に荷受部への
落下衝撃を与えないよう細心の注意を要した作業
を完全に機械化することに成功した。
荷受部に緩衝機構を加え、拘束された物体を多
少乱暴に押上げても衝撃は吸収され、拘束機構破
損のおそれも無くしたが、さらにその緩衝機構の
伸縮量を検出し、拘束機構に過負荷をかけない押
上力になつたところで荷受部の上昇を停めるので
あるから、拘束部にゆとりがなくても検出、停止
はゆとりをもつて行われ、機械的制御がまことに
容易である。そして、必要な働きを終えた緩衝機
構は制止してしまうから、物体を振動、動揺なく
受入れ、搬送できるのである。各動作をシリーズ
制御することにより搬出作業を全自動化できるの
で、搬出作業の能率向上効果は絶大である。
【図面の簡単な説明】
第1,2図はこの発明一実施例の立面図、側面
図、第3,4図はその荷受部付近の拡大立面図、
側面図、第5図は同じく緩衝機構の制止機構平面
図、第6,7図は他の実施例の立面図、側面図、
第8,9図はその緩衝機構の立面図、側面図、第
10図はさらに他の実施例の説明図である。 10……荷受部、16……検出制御装置の近接
スイツチ、17……緩衝制止機構のクサビ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 上下動不能に拘束支持された物体の搬出装置
    において、 緩衝機構を直接又は間接に備えた荷受部と、上
    記荷受部の昇降、水平駆動機構と、上記緩衝機構
    の伸縮量が一定値に達した時、上記昇降駆動機構
    による上記荷受部の上昇駆動を停める検出、制御
    装置と、上記緩衝機構の緩衝作用を随時制止する
    機構とを備え、 上記物体の拘束支持機構に過負荷をかけない範
    囲の緩衝機構の伸縮量で荷受部の上昇を停め、そ
    の緩衝作用を制止して、上記拘束支持機構の拘束
    を解き、上記物体を搬出するようにしたことを特
    徴とする搬出装置。
JP12552083A 1983-07-12 1983-07-12 搬出装置 Granted JPS6019689A (ja)

Priority Applications (1)

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JP12552083A JPS6019689A (ja) 1983-07-12 1983-07-12 搬出装置

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JP12552083A JPS6019689A (ja) 1983-07-12 1983-07-12 搬出装置

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JPS6019689A JPS6019689A (ja) 1985-01-31
JPS6364371B2 true JPS6364371B2 (ja) 1988-12-12

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JP2533492B2 (ja) * 1986-06-25 1996-09-11 株式会社日立製作所 分周回路
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