JPS6364339B2 - - Google Patents

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JPS6364339B2
JPS6364339B2 JP57027924A JP2792482A JPS6364339B2 JP S6364339 B2 JPS6364339 B2 JP S6364339B2 JP 57027924 A JP57027924 A JP 57027924A JP 2792482 A JP2792482 A JP 2792482A JP S6364339 B2 JPS6364339 B2 JP S6364339B2
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overhanging
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66CCRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
    • B66C23/00Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes
    • B66C23/62Constructional features or details
    • B66C23/72Counterweights or supports for balancing lifting couples
    • B66C23/78Supports, e.g. outriggers, for mobile cranes
    • B66C23/80Supports, e.g. outriggers, for mobile cranes hydraulically actuated

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はトラツククレーン、ラフタレーンクレ
ーン、ホイールシヨベル等のホイール式作業機械
に装備されるアウトリガ装置に関するものであ
る。
この種アウトリガ装置は、第6図乃至第8図に
示すように、走行体Aの前後両側に左右二組ず
つ、全体としてH字形配置で設置され、それぞれ
走行体Aに固着された固定ボツクスBに張出しビ
ームCを張出し、格納可能に嵌合させ、この張出
しビームCの先端に、下端にフロートDを有する
伸縮自在なジヤツキシリンダEを垂直姿勢で固設
して構成されている。
しかしながら、このタイプの従来のアウトリガ
装置には次のような問題があつた。すなわち、こ
の種ホイール式作業機械は、公道を走行する関係
から車体構造に種々の制約を受ける。機体下面の
地上からの高さ(以下、機体高さと称す)もその
一つである。従つて、アウトリガ装置のジヤツキ
シリンダEには、上記機体高さに、機体を地面か
ら浮かせるためのストロークをプラスした伸長ス
トロークが必要となる。このため、ジヤツキシリ
ンダEの全長がどうしても長くなり、長い分、機
体上方への突出量が大きくなる。こうして、ジヤ
ツキシリンダが機体上方に長く突出するため、杭
打ち作業、機体にトラツクを近接させての荷積み
作業等の所謂近接作業時にジヤツキシリンダが邪
魔になり、作業上非常に不便となつていた。
また、機体支持の安定性を高めるうえで、張出
しビームCはできるだけ機体外側方に長く張出す
のが望ましい。このため、張出しビーム格納状態
でジヤツキシリンダEが法定機体幅内一杯におさ
まるように設計されているが、こうするとジヤツ
キシリンダEの下端に装着されたフロートDの
ほゞ外側半部が機体幅内からはみ出ることにな
る。そこで、従来では、公道走行時には遂一フロ
ートDを取外しており、このフロート着脱作業が
非常に面倒であつた。また、このフロート着脱の
必要性から、フロート重量を小さくおさえる意味
でフロートDを小さくせざるを得ないため、機体
支持の安定性の点で不利となつていた。
本発明は上記の点に鑑み、法規制限を堅持しな
がら、ジヤツキシリンダの機体上方への突出量を
小さくおさえることができるとともに、格納状態
でフロートを機体幅内におさめることができるホ
イール式作業機械のアウトリガ装置を得んとする
ものであり、その構成は次の通りである。
本発明は、ジヤツキシリンダを張出しビーム先
端部に上部を支点として左右方向に揺動可能に枢
着することにより、該シリンダを張出しビーム内
側方に引き寄せて傾斜姿勢で格納しうるように構
成したことを基本的な特徴点とし、これに加える
に、上記ジヤツキシリンダの傾斜格納姿勢から垂
直姿勢、およびその逆の姿勢変更作動を、張出し
シリンダの伸縮作動に連動して自動的に行なわせ
るようにした点、およびジヤツキシリンダを作業
時の垂直伸長状態に自動的にロツクするようにし
た点を特徴とするものである。
以下、本発明の実施例を図に依拠して説明す
る。
1は走行体フレーム、2は該フレーム1に固着
した固定ボツクス、3はこの固定ボツクス2に張
出し、格納可能に嵌合させた張出しビーム、4は
この張出しビーム3を張出し、格納するための張
出しシリンダ、5は張出しビーム3の先端部に取
付けたジヤツキシリンダ、6は該ジヤツキシリン
ダ5の下端に装着したフロートである。
ジヤツキシリンダ5は、シリンダチユーブ51
が下側、ロツド52が上側となつた、従来のジヤ
ツキシリンダと逆の姿勢で張出しビーム3の先端
部に配し、ロツド端部を機体前後方向に沿つた水
平ピン53を介して張出しビーム3に枢着してい
る。こうして、ジヤツキシリンダ5を、上部を支
点として機体左右(幅)方向に揺動しうるように
張出しビーム先端部に取付け、アウトリガ格納時
には、端シリンダ5を垂直姿勢から第1図に示す
如く上部を支点に張出しビーム3内側方に引き寄
せた傾斜姿勢で該ビーム3内に格納しうるように
構成している。また、このジヤツキシリンダ5の
上記ロツド上端部から下方に向けてリンク54を
突設している。
張出しシリンダ4は、シリンダチユーブ41の
基端部を固定ボツクス2の内面に走行体前後方向
に沿つた水平軸42を介して枢着することによ
り、固定ボツクス2に対し上下方向に揺動可能に
取付けている。そして、この張出しシリンダ4の
ロツド43の先端部をジヤツキシリンダ5に突設
したリンク54に同じく前後方向に沿つた水平軸
44を介して回動可能に枢着している。こうし
て、張出しシリンダ4とジヤツキシリンダ5とを
連動連結し、張出しシリンダ4の伸長初期に該シ
リンダ4が水平軸42まわりに下向きに回動しな
がらジヤツキシリンダ5を張出しビーム外側方に
向けて押し、また張出しシリンダ4の縮小初期に
は上記と逆に該シリンダ4の水平軸42まわりに
上向きに回動しつゝジヤツキシリンダ5を張出し
ビーム内側方に向けて引つ張るように構成してい
る。なお、張出しビーム3の前後両側またはその
一方の内面に、ジヤツキシリンダ5が垂直姿勢と
なつたときに張出しシリンダ4のロツド端の前後
両側または片側に延設した突片45が当接するス
トツパ31を固着し、ジヤツキシリンダ5が垂直
姿勢となつた時点から、張出シリンダ4の張出し
推力が張出しビーム3に直接作用するようにして
いる。
つぎに、ジヤツキシリンダ5を垂直伸長姿勢に
ロツクするためのロツク手段を説明する。
ジヤツキシリンダ5のシリンダチユーブ51に
は、前後両側に上端から下端近傍部までに亘つて
凸部55を突設している。この凸部55は、機体
幅方向の外側半部55aが内側半部55bよりも
突出寸法が大きい段状に形成している(以下、外
側半部55aを高位部、内側半部55bを低位部
と称す)。一方、張出しビーム3の先端部におけ
る前後両面に左右のブロツク32,33を固着
し、このブロツク32,33間に係合凹部34を
形成している。この係合凹部34は、ジヤツキシ
リンダ5が垂直縮小姿勢になつた状態で該シリン
ダ5の凸部55における高位部55aの下方に臨
む位置に、該高位部55aが係合しうる幅寸法を
もつて形成している。従つて、ジヤツキシリンダ
5を垂直姿勢で伸長させたとき、凸部55の高位
部55aが係合凹部34に上方から進入して係合
することとなる。
また、ジヤツキシリンダ5を垂直縮小姿勢に保
持する構造を説明すると、第3,4図に示すよう
に張出しビーム3先端の前後方向一側面下端部
に、ロツクピン7を圧縮コイルバネ71を介して
張出しビーム3内に対し弾性的に出没自在に保持
している。このロツクピン7の張出しビーム3外
に突出させた端部には上下に長い頭部72を連設
し、この頭部72を、固定ボツクス2先端部の下
部外面に上下に所定間隔を置いて固設した一対の
カム片8,8の外面に係止させている。このカム
片外面には、固定ボツクス2の先端に向かつて先
下がりとなる傾斜状のカム面81を形成してお
り、張出しビーム3の張出し移動に従い、ロツク
ピン7の頭部72がこのカム面81を摺動するこ
とにより、ロツクピン7が張出しビーム3内方に
突出し、最終的に該ロツクピン7の先端が垂直縮
小姿勢にあるジヤツキシリンダ5の凸部55の低
位部55bに当接するように構成している。この
凸部低位部55bへのロツクピン7の当接係合に
より、ジヤツキシリンダ5が垂直縮小姿勢で張出
しビーム内側方向への揺動を防止される。
なお、固定ボツクス2および張出しビーム3の
先端部下面には、ジヤツキシリンダ5の揺動を許
容するための切欠21,35を設けている。また
第1図において、22は張出しビーム3を格納状
態にロツクするためのロツクピンである。
フロート6は、ジヤツキシリンダ5のシリンダ
チユーブ51の下端部前後両側に突設したピン5
6、およびフロート取付座61に設けた長孔62
(第4図に示す)を介して左右方向に揺動可能に
枢着している。
つぎに作用を説明する。
アウトリガ使用時には、第1図に示す状態から
張出しシリンダ4を伸長させて第5図に示すよう
に張出しビーム3を機体外側方に張出し、ついで
ジヤツキシリンダ5を垂直姿勢で伸長させること
によりフロート6を接地させて機体を浮かせ、こ
の状態で各種作業を行なう。
しかして、張出しビーム格納状態でジヤツキシ
リンダ5は図示の如き傾斜格納姿勢となつてい
る。そして、張出しビーム3の張出し時におい
て、張出しシリンダ4が伸長を開始すると、前記
したように該シリンダ4が自ら水平軸42を中心
として下向きに回動しながら、ロツド43でジヤ
ツキシリンダ5のリンク54を押す。これによ
り、ジヤツキシリンダ5が水平ピン53を中心に
回動して垂直姿勢となり、この時点から前記スト
ツパ31を介して張出しシリンダ4の張出し力が
張出しビーム3に加えられて該ビーム3の張出し
が開始されることとなる。
なお、この実施例のようにジヤツキシリンダ5
が垂直姿勢となつた時点から張出しシリンダ4の
張出し力を張出しビーム3に伝える構成とすれ
ば、ジヤツキシリンダ5が垂直姿勢となつた後も
引き続き該シリンダ5を介して張出し力を張出し
ビーム3に伝える構成とした場合と比較して、ジ
ヤツキシリンダ5に大きな張出し力が作用しない
ため、該シリンダ5の保護上有益となる。
一方、上記のようにジヤツキシリンダ5が垂直
姿勢となつたとき、第3,4図に示すようにロツ
クピン7の先端がジヤツキシリンダ5の凸部55
の低位部55bに臨んだ状態となり、この状態か
ら張出しビーム3の張出し移動に従い、前記した
ように該ロツクピン7が固定ボツクス2に設けら
れたカム片8,8のカム面81,81による案内
作用によつて張出しビーム3内に突出し、やがて
凸部低位部55bに当接する。これにより、張出
しビーム3の移動中におけるジヤツキシリンダ5
の揺れ動きを防止することができる。
そして、張出しビーム張出し後、ジヤツキシリ
ンダ5を伸長させると、凸部55の高位部55a
が張出しビーム3の内面に形成された係合凹部3
6に係合することによつて、該シリンダ5が垂直
伸長姿勢にロツクされ、作業時の横振れ、横倒れ
が防止される。
つぎに、アウトリガを格納するときは、ジヤツ
キシリンダ5を縮小させ、凸部高位部55aを係
合凹部36から離脱させた状態で張出しビーム3
を固定ボツクス2内に引き込んで格納する。この
張出しビーム格納開始当初に、張出しシリンダ4
の縮小によつてジヤツキシリンダ5が張出しビー
ム内側方に引つ張られるが、このときジヤツキシ
リンダ5はロツクピン7によつて傾斜姿勢方向へ
の揺動を阻止される。従つて、張出しビーム3の
格納ストローク中、ジヤツキシリンダ5は垂直縮
小姿勢に保持され、このジヤツキシリンダ5、ロ
ツクピン7を介して張出しシリンダ4の縮小力が
張出しビーム3に伝えられる。そして、張出しビ
ーム3の格納ストロークエンド直前において、ロ
ツクピン7の頭部72が、固定ボツクス2に設け
られたカム片8,8のカム面81,81を登るこ
とにより、ロツクピン7がビーム外方向に引つ張
られるため、該ロツクピン7がジヤツキシリンダ
5の凸部低位部55bから離れる。これにより、
ジヤツキシリンダ5の垂直縮小姿勢でのロツクが
解かれるため、張出しビーム3の格納完了時点か
らジヤツキシリンダ5が張出しシリンダ4に引つ
張られて、垂直姿勢から傾斜格納姿勢に自動的に
揺動変位し、最終的に第1図に示す状態に戻る。
このときフロート6は、水平姿勢で固定ボツクス
2の下面に密接した状態となる。
このように、アウトリガ格納時にはジヤツキシ
リンダ5を傾斜姿勢で張出しビーム3内に格納す
るようにしたこのアウトリガ装置によるときは、
ジヤツキシリンダ5を使用に際して垂直姿勢とし
たときに、該シリンダ5が張出しビーム3下方に
突出するため、いゝかえれば、ジヤツキシリンダ
5を機体下方に突出させて地面との距離を縮小す
ることができるため、機体を浮かせるための該シ
リンダ5の所要ストロークが従来のそれよりも小
さくてすむ。従つて、その分、ジヤツキシリンダ
5の全長を縮小できることになる。また、ジヤツ
キシリンダ5を垂直姿勢で機体下方に突出させう
ることにより、従来装置と比較して該シリンダ5
の機体上方への突出量をそれだけ小さくすること
ができる。
従つて、本アウトリガ装置によるときは、 (イ) ジヤツキシリンダ5の全長を縮小できること (ロ) 同シリンダ5を機体下方に突出させうること
の二点の相乗効果により、ジヤツキシリンダ5
の機体上方への突出量を従来装置と比較して格
段に小さくおさえることができる。このため、
従来のようにジヤツキシリンダ5が杭打ち作業
等の近接作業の邪魔になるおそれがなくなり、
作業上非常に有益となる。
一方では、アウトリガ格納状態で、フロート6
がジヤツキシリンダ5とともに張出しビーム3側
に引き寄せられて固定ボツクス2の下面に完全に
おさまるため、すなわちフロート6が機体外側方
に突出しないため、従来装置のように公道走行に
際してフロート6をジヤツキシリンダ5からいち
いち取外す必要がなくなる。また、このようにフ
ロート着脱の必要がなくなることにより、該フロ
ート6の重量をおさえる必要もなくなるため、格
納状態でフロート6が機体外側方にはさみ出さな
い範囲でできるだけフロート6を大きくすること
ができ、これにより機体支持の安定性を高めうる
こととなる。
また、本装置によるときは、ジヤツキシリンダ
5の垂直姿勢と傾斜格納姿勢との間の揺動変位作
動を、張出しシリンダ4の伸縮作動を利用して自
動的かつ強制的に行ないうるようにしたから、こ
のジヤツキシリンダ変位作動の確実性にすぐれる
とともに、この作動に関して余計な操作を行なう
必要がない。さらに、このシリンダ揺動変位のた
めの油圧シリンダ等の専用駆動源を付加する必要
がない。しかも、張出しシリンダ4そのものをジ
ヤツキシリンダ5と連動して揺動しうるように固
定ボツクス2に取付けてジヤツキシリンダ5と直
接連動連結しているため、たとえば揺動不能な張
出しシリンダと揺動可能なジヤツキシリンダ5と
をリンク機構等の中間伝動機構を介して連動連結
する場合と比較してより一層構造が簡単となると
ともに、中間伝動機構の増速作用によつてジヤツ
キシリンダ5の揺動変位が不必要に速くなる等の
作用上の幣害を招くおそれもない。
ところで、ジヤツキシリンダ5を、シリンダチ
ユーブ51が下側、ロツド52が上側となる従来
とは逆の姿勢で張出しビーム先端部に取付けた上
記実施例によれば、ロツド52が張出しビーム3
内に隠れるため、とかく起こり勝ちなロツド52
の損傷、これによる油もれや動作不良を防止でき
るとともに、同シリンダ5に加えるべきロツク手
段等のための加工をシリンダチユーブ51に施せ
ばよいため、当該加工が容易となる。但し、本発
明においては、ジヤツキシリンダ5を、従来と同
じくシリンダチユーブ51が上側にくる姿勢で設
置してもよい。こうした場合には、張出しシリン
ダ4とジヤツキシリンダ5のシリンダチユーブ5
1とを連結することになるが、このとき、該両者
4,51を上記実施例の如きリンク54を用いる
ことなく、直接枢支連結してもよい。
上記のように本発明によれば、アウトリガ格納
時に、ジヤツキシリンダを上部を支点として張出
しビーム内に引き寄せて該ビーム内に傾斜姿勢で
格納する構成とすることにより、従来のアウトリ
ガ装置と比較してジヤツキシリンダの機体上方へ
の突出量を格段に小さくできるため、杭打ち作業
等の近接作業に非常に有利となる。また、フロー
トをジヤツキシリンダとともに機体幅内におさめ
ることができるため、公道走行の都度、フロート
を着脱する面倒がなくなるとともに、フロート径
を大きくして、アウトリガ作業時の安定性を向上
させることができるものである。
また、本発明によれば、上記ジヤツキシリンダ
の揺動変位を、それ専用の特別な駆動源を用いる
ことなく、張出しシリンダの伸縮作動を利用して
自力で行なわせることができるため、構造が簡単
でコストも低廉ですむとともに、該シリンダ揺動
変位作動の確実性、信頼性に富むものとなる。ま
た、ロツク手段により、ジヤツキシリンダを垂直
伸長状態に自動的にロツクする構成としたから、
同シリンダの作業時の横振れ、横倒れ等を防止す
ることができる。しかも、このロツク手段を、相
係合する凹部と凸部とによつて機械的に構成した
から、たとえば油圧力を用いたロツク手段の場合
のような油のリークによるロツクの不安定化とい
つたおそれがなく、ロツクの確実性が高いものと
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す格納状態の縦断
正面図、第2図は同使用時においてジヤツキシリ
ンダを垂直姿勢に変位させた状態の縦断正面図、
第3図は第2図−線に沿う拡大断面図、第4
図は第3図−線に沿う断面図、第5図は使用
状態の縦断正面図、第6図は従来例を説明するた
めのトラツククレーン全体の概略側面図、第7図
は同平面図、第8図は拡大背面図である。 1……走行体フレーム、2……固定ボツクス、
3……張出しビーム、4……張出しシリンダ、5
……ジヤツキシリンダ、42……張出しシリンダ
の揺動支点としての水平軸、44……同シリンダ
とジヤツキシリンダの枢支連結用水平軸、53…
…ジヤツキシリンダの揺動支点としての水平ピ
ン、55……ロツク手段を構成する凸部の高位
部、36……同凹部、6……フロート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ホイール式走行体に固着された固定ボツクス
    と、この固定ボツクスに張出し、格納可能に嵌合
    された張出しビームと、この張出しビームを張出
    し、格納する張出しシリンダと、張出しビームの
    先端部に設けられ下端にフロートを有するジヤツ
    キシリンダとを具備し、このジヤツキシリンダは
    上記張出しビームに対し、垂直姿勢と、下部が張
    出しビーム内に引き寄せられた傾斜格納姿勢とに
    揺動変位しうるように上部を支点として左右方向
    に揺動可能に枢着するとともに、上記張出しシリ
    ンダの一端をこのジヤツキシリンダに、他端を固
    定ボツクスに、それぞれ上記走行体の前後方向に
    沿つた水平軸線まわりに回動可能に枢着し、か
    つ、張出しビームとジヤツキシリンダとの間に、
    ジヤツキシリンダの垂直伸長状態で相係合してジ
    ヤツキシリンダを垂直伸長状態にロツクする凹部
    と凸部からなるロツク手段が設けられてなること
    を特徴とするホイール式作業機械のアウトリガ装
    置。
JP2792482A 1981-08-18 1982-02-22 ホイ−ル式作業機械のアウトリガ装置 Granted JPS58145554A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2792482A JPS58145554A (ja) 1982-02-22 1982-02-22 ホイ−ル式作業機械のアウトリガ装置
EP82304328A EP0072697A1 (en) 1981-08-18 1982-08-17 Outrigger device for wheel-mounted working machines
US06/409,145 US4593932A (en) 1981-08-18 1982-08-18 Outrigger device for wheel-mounted working machines

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2792482A JPS58145554A (ja) 1982-02-22 1982-02-22 ホイ−ル式作業機械のアウトリガ装置

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JPS58145554A JPS58145554A (ja) 1983-08-30
JPS6364339B2 true JPS6364339B2 (ja) 1988-12-12

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3871685A (en) * 1973-01-18 1975-03-18 Ppm Sa Device for statilization of an appliance
JPS5239213A (en) * 1975-09-23 1977-03-26 Tadano Tekkosho:Kk Device for containing outrigger leg board

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US3871685A (en) * 1973-01-18 1975-03-18 Ppm Sa Device for statilization of an appliance
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JPS58145554A (ja) 1983-08-30

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