JPH022687Y2 - - Google Patents

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JPH022687Y2
JPH022687Y2 JP19396983U JP19396983U JPH022687Y2 JP H022687 Y2 JPH022687 Y2 JP H022687Y2 JP 19396983 U JP19396983 U JP 19396983U JP 19396983 U JP19396983 U JP 19396983U JP H022687 Y2 JPH022687 Y2 JP H022687Y2
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はトラツククレーン、ラフテレーンクレ
ーン、ホイールシヨベル等のホイール式作業機械
に装備されるアウトリガ装置に関するものであ
る。
さらに詳しくは本考案は、特開昭58−43848号
公報、同58−145554号公報等によつてすでに公知
となつているところの、下端にフロートを有する
ジヤツキシリンダを、アウトリガ格納時には上端
部を支点として張出しビーム内方に引寄せて傾斜
姿勢で格納するようにしたアウトリガ装置に関す
るものである。このアウトリガ装置によるとき
は、アウトリガ使用に際してジヤツキシリンダを
垂直姿勢としたときに、該シリンダが張出しビー
ム下方に突出するため、いいかえればジヤツキシ
リンダを機体下方に突出させて地面との距離を縮
小できるため、機体を浮かせるための該シリンダ
の所要ストロークが小さくてすむ。したがつて、
その分、ジヤツキシリンダの全長を縮小できると
ともに、該シリンダの機体上方への突出量を小さ
くすることができる。また、アウトリガ格納状態
で、ジヤツキシリンダ下端のフロートが該シリン
ダとともに、張出しビーム側に引寄せられて機体
幅内に充分収められるため、公道走行に際してフ
ロートをジヤツキシリンダからいちいち取外す必
要がなくなる等の種々のすぐれた効果を奏するも
のである。
また、このタイプのアウトリガ装置において、
張出しビームを張出し、格納するための張出しシ
リンダとジヤツキシリンダとを連結し、張出しシ
リンダの伸縮運動を利用してジヤツキシリンダを
自動的に上記の如く垂直姿勢と傾斜格納姿勢とに
揺動変位させるようにしたものもまた、前記特開
昭58−145554号公報等によつて公知となつてい
る。このような構成をとれば、ジヤツキシリンダ
の揺動のための油圧シリンダ等の専用駆動源を付
加する必要がないため、該ジヤツキシリンダの揺
動にかかる構造が簡単で、かつこの揺動作動の確
実性に富む等の利点を有する。
本考案の目的は、このように張出しシリンダの
伸縮運動を利用してジヤツキシリンダを揺動させ
る構成をとるアウトリガ装置において、上記利点
に加えて、ジヤツキシリンダの揺動時に、該シリ
ンダと張出しシリンダの連結部に無理な荷重が作
用せず、したがつて該連結部を低強度、低コスト
のものとすることができるようにせんとするもの
である。
本考案の特徴とするところは、ホイール式走行
体に設けられた固定ボツクスと、この固定ボツク
スに張出し、格納可能に嵌合された張出しビーム
と、この張出しビームを張出し、格納する張出し
シリンダと、張出しビームの先端部に設けられた
下端にフロートを有するジヤツキシリンダとを具
備し、該ジヤツキシリンダは張出しビームに対
し、シリンダチユーブが下側、ロツドが上側とな
つた状態で、垂直姿勢と、張出しビーム内方に引
寄せられた傾斜格納姿勢とに揺動変位しうるよう
にロツド上端部を支点として左右方向に揺動可能
に枢着し、かつ、このジヤツキシリンダには、該
シリンダ伸長時に、上記張出しビームの先端部内
面に設けられた係合凹部に係合して該シリンダを
垂直姿勢に保持する凸部をシリンダチユーブの外
面部にシリンダ軸方向に沿つて設けるとともに、
シリンダ縮小状態で該凸部の外面部に同凸部と平
行に重なり合うリンクを、上端部がロツド上端部
に固定され、下部が上記凸部に係合せる両側支持
状態で取付け、上記張出しシリンダの先端部をこ
のリンクの中間部に、基端部を固定ボツクスにそ
れぞれ前後方向に沿つた水平軸まわりに回動可能
に枢着してなるホイール式作業機械のアウトリガ
装置、に存する。
以下、本考案の実施例を図によつて説明する。
1は走行体フレーム、2は該フレーム1に設け
た固定ボツクス、3はこの固定ボツクス2に張出
し、格納可能に嵌合させた張出しビーム、4はこ
の張出しビーム3を張出し、格納するための張出
しシリンダ、5は張出しビーム3の先端部に取付
けたジヤツキシリンダ、6は該ジヤツキシリンダ
5の下端に装着したフロートである。
ジヤツキシリンダ5は、シリンダチユーブ51
が下側、ロツド52が上側となつた、従来のジヤ
ツキシリンダと逆の姿勢で張出しビーム3の先端
部に配し、ロツド上端のクレビス53を機体前後
方向に沿つた水平ピン54を介して張出しビーム
3に枢着している。こうして、ジヤツキシリンダ
5を、上部を支点として機体左右方向に揺動しう
るように張出しビーム先端部に取付け、アウトリ
ガ格納時には、該シリンダ5を垂直姿勢から第1
図に示す如く上部を支点に張出しビーム3内側方
に引寄せた傾斜姿勢で該ビーム3内方に格納しう
るように構成している。
また、このジヤツキシリンダ5には、シリンダ
チユーブ51の前後両側外面部に上端から下端近
傍部までに亘つて一定幅をもつた凸部55を突設
している。一方、張出しビーム3の先端部におけ
る前後両側内面の下部に、上下方向に沿つた係合
凹部31aを有するパツド31を固着しており、
ジヤツキシリンダ5を垂直縮小姿勢から伸長させ
たとき、該シリンダ5の凸部55が係合凹部31
aに上方から進入して係合しうるように構成して
いる。この凸部55と係合凹部31aの係合作用
により、ジヤツキシリンダ5が垂直伸長姿勢に保
持(ロツク)される。
さらにジヤツキシリンダ5には、張出しシリン
ダ4に対する連結用リンク7を設けている。すな
わち、このリンク7は、ジヤツキシリンダ5の凸
部55より広幅でかつ同凸部55とほぼ同等の長
さをもつた板状に形成し、該シリンダ5の前後い
ずれか一側において、同シリンダ縮小姿勢で凸部
55の外面部に同凸部55と平行に重なり合う状
態となるように、上端部をジヤツキシリンダ5の
ロツド上端クレビス53にボルト71,71で取
付けている。該リンク7の下端部内側には左右一
対のプレート72,72を固着して、該プレート
72,72間に係合溝部73を形成し、この係合
溝部73をジヤツキシリンダ5の凸部55に係合
させている。該係合溝部73は、ジヤツキシリン
ダ縮小状態で凸部55の下端部に係合し、伸長状
態では同凸部55の上端部に係合する。こうし
て、リンク7を、ジヤツキシリンダ5の縮小、伸
長にかかわらず、上下両側支持状態となるように
ジヤツキシリンダ5に取付けている。しかして、
上記リンク7の上下方向中間部に張出しビーム3
内方に向けてブラケツト74を一体に突設し、張
出しシリンダ4の先端部をこのブラケツト74
に、基端部を固定ボツクス2の内面にそれぞれ前
後方向に沿つた水平軸41,42を介して回動可
能に枢着している。
このようにして、張出しシリンダ4とジヤツキ
シリンダ5とをリンク7を介して連動連結し、張
出しシリンダ4の伸縮運動を利用してジヤツキシ
リンダ5を垂直姿勢と傾斜格納姿勢とに揺動変位
させうるように構成している。この点の具体的作
用は後に詳述する。
なお、リンク7の、上記張出しシリンダ4に対
する連結用ブラケツト74と反対側の部位にスト
ツパ75を固着している。このストツパ75は、
ジヤツキシリンダ5が垂直姿勢となつたときに張
出しビーム3の先端面に設けた当て金33に当接
し、この時点から張出しシリンダ4の張出し推力
が張出しビーム3に加えられるようになつてい
る。また、同リンク7の中間部に次に述べるジヤ
ツキシリンダ自動ロツク機構の自動ピンが係脱す
るピン孔76を設けている。
ジヤツキシリンダ自動ロツク機構を説明する
と、第5,6図に示すように、張出しビーム3の
先端部における上記リンク7のピン孔76と相対
向する側壁部にロツクピン8を圧縮コイルバネ8
1を介して張出しビーム3内に対し弾性的に出没
自在に保持している。このロツクピン8の張出し
ビーム3外に突出させた端部には上下に長い頭部
82を設け、この頭部82を、固定ボツクス2の
先端部外面に固設した上下一対のカム片9,9の
外面に係止させている。このカム片外面には、固
定ボツクス2の先端に向かつて先下がりとなる傾
斜状のカム面91を形成しており、張出しビーム
3の張出し移動にしたがい、ロツクピン8の頭部
82がこのカム面91を摺動することにより、ロ
ツクピン8が張出しビーム3内方に突出し、最終
的に該ロツクピン8の先端部が垂直縮小姿勢にあ
るジヤツキシリンダ5におけるリンク7のピン孔
76に係合するように構成している。このロツク
ピン8のピン孔76への係合により、ジヤツキシ
リンダ5が垂直縮小姿勢で張出しビーム内側方へ
の揺動を防止される。
なお、固定ボツクス2および張出しビーム3の
先端部下面には、ジヤツキシリンダ5の揺動を許
容するための切欠21,32を設けている。ま
た、第1図において、22は張出しビーム3を格
納状態にロツクするためのピンである。
フロート6は、ジヤツキシリンダ5に対し、シ
リンダチユーブ下端部に突設したピン56、およ
び取付座61に設けた長孔62を介して左右方向
に揺動可能に取付けている。
つぎに作用を説明する。
アウトリガ使用時には、第1図に示す状態から
張出しシリンダ4を伸長させて第3図に示すよう
に張出しビーム3を機体外側方に張出し、ついで
ジヤツキシリンダ5を垂直姿勢で伸長させること
によりフロート6を接地させて機体を浮かせ、こ
の状態で各種作業を行なう。
しかして、張出しビーム格納状態でジヤツキシ
リンダ5は第1図に示すように傾斜格納姿勢とな
つている。そして、張出しビーム3の張出し時に
おいて、張出しシリンダ4が伸長を開始すると、
該シリンダ4が自ら水平軸42を中心として下向
きに回動しながら、ロツド43でジヤツキシリン
ダ5のリンク7を押す。これにより、ジヤツキシ
リンダ5が水平ピン54を中心に回動して垂直姿
勢となり、この時点からリンク7のストツパ75
を介して張出しシリンダ4の張出し力が張出しビ
ーム3に加えられて該ビーム3の張出しが開始さ
れることとなる。
なお、この実施例のようにジヤツキシリンダ5
が垂直姿勢となつた時点から張出しシリンダ4の
張出し力を張出しビーム3に伝える構成とすれ
ば、ジヤツキシリンダ5が垂直姿勢となつた後も
引き続き該シリンダ5を介して張出し力を張出し
ビーム3に伝える構成とした場合と比較して、ジ
ヤツキシリンダ5に大きな張出し力が作用しない
ため、該シリンダ5の保護上有益となる。
一方、上記のようにジヤツキシリンダ5が垂直
姿勢となつたとき、第5,6図に示すようにロツ
クピン8の先端部がリンク7のピン孔76に臨ん
だ状態となり、この状態から張出しビーム3の張
出し移動にしたがい、前記したように該ロツクピ
ン8が固定ボツクス2に設けられたカム片9,9
のカム面91による案内作用によつて張出しビー
ム3内に突出してピン孔76に係合する。これに
より、張出しビーム3の移動中におけるジヤツキ
シリンダ5の揺れ動きを防止することができる。
そして、張出しビーム張出し後、ジヤツキシリ
ンダ5を伸長させると、凸部55が張出しビーム
内面に設けられたパツド31の係合凹部31aに
係合することによつて、該シリンダ5が垂直伸長
姿勢にロツクされ、作業時の横振れ、横倒れが防
止される。
つぎに、アウトリガを格納するときは、ジヤツ
キシリンダ5を縮小させ、凸部55をパツド31
の係合凹部31aから離脱させた状態で張出しビ
ーム3を固定ボツクス2内に引き込んで格納す
る。この張出しビーム格納開始時に、張出しシリ
ンダ4の縮小によつてジヤツキシリンダ5が張出
しビーム内側方に引つ張られるが、このときジヤ
ツキシリンダ5はロツクピン8によつて傾斜姿勢
方向への揺動を阻止される。したがつて、張出し
ビーム3の格納ストローク中、ジヤツキシリンダ
5は垂直縮小姿勢に保持され、このジヤツキシリ
ンダ5、ロツクピン8を介して張出しシリンダ4
の縮小力が張出しビーム3に伝えられる。そし
て、張出しビーム3の格納ストロークエンド直前
において、ロツクピン8の頭部82が、固定ボツ
クス2に設けられたカム片9,9のカム面91,
91を登ることによつて、ロツクピン8がビーム
外方向に引つ張られるため、該ロツクピン8がリ
ンク7のピン孔76から抜き出る。これにより、
ジヤツキシリンダ5の垂直縮小姿勢でのロツクが
解かれるため、張出しビーム3の格納完了時点か
らジヤツキシリンダ5が張出しシリンダ4に引つ
張られて、垂直姿勢から傾斜格納姿勢に自動的に
揺動変位し、最終的に第1図に示す状態に戻る。
このときフロート6は、水平姿勢で固定ボツクス
2の下面に密接した状態となる。
このアウトリガ装置によるときは、前に述べた
ジヤツキシリンダ5の縮小化、公道走行に際して
のフロート6の着脱の不要化等といつた、このタ
イプのアウトリガ装置本来の効果を有するうえ
に、ジヤツキシリンダ5の垂直姿勢と傾斜格納姿
勢との間の揺動変位作動を、張出しシリンダ4の
伸縮作動を利用して自動的かつ強制的に行ないう
るようにしたから、このジヤツキシリンダ変位作
動の確実性にすぐれるとともに、この作動に関し
て余計な操作を行なう必要がない。さらに、この
シリンダ揺動変位のための油圧シリンダ等の専用
駆動源を付加する必要がない。しかも、張出しシ
リンダ4そのものをジヤツキシリンダ5を連動し
て揺動しうるように固定ボツクス2に取付けてジ
ヤツキシリンダ5と直接連動連結しているため、
たとえば揺動不能な張出しシリンダと揺動可能な
ジヤツキシリンダ5とをリンク機構等の中間伝動
機構を介して連動連結する場合と比較してより一
層構造が簡単となるとともに、中間伝動機構の増
速作用によつてジヤツキシリンダ5の揺動変位が
不必要に速くなる等の作用上の弊害を招くおそれ
もない。
かかる利点に加えて本装置によるときは、張出
しシリンダ4とジヤツキシリンダ5とを連結する
連結部材としてのリンク7を、ジヤツキシリンダ
5に対し、上端部がロツド上端のクレビス53に
ボルト固定され、下端部がシリンダチユーブ51
の凸部55に係合した上下両側支持状態で取付け
てあるため、該リンク7を上下いずれか片持ち状
態でジヤツキシリンダ5に取付けた場合(たとえ
ば前記した特開昭58−145554号公報に記載されて
いるようにロツド上端部から下方に向けてリンク
をアーム状に突設した場合)と比較して、ジヤツ
キシリンダ揺動時の該リンク7の荷重負担が遥か
に小さくてすむ。したがつて、該リンク7の必要
強度としては小さなものでよいことから材料費が
安くてすむとともに、強度向上のためのとくべつ
な加工も必要としないため、コストが低廉です
む。なお、ジヤツキシリンダ5が垂直伸長状態で
誤つて傾斜格納方向に揺動操作される場合が考え
られるが、この場合でも、リンク7は前記したよ
うに係合溝部73がシリンダチユーブ51の凸部
55に係合した両持ち状態となつているため、該
リンク7が曲損または折損するおそれはない。
一方、本装置の前提となる、ジヤツキシリンダ
5をシリンダチユーブ51が下側、ロツド52が
上側となつた姿勢で張出しビーム先端部に取付け
た上記構成によるときは、ロツド52が張出しビ
ーム3内に隠れるため、とかく起こり勝ちなロツ
ド52の損傷およびこれによる油もれや動作不良
を防止できるとともに、同シリンダ5に加えるべ
き垂直伸長姿勢でのロツク手段等のための加工を
シリンダチユーブ51に施せばよいため、当該加
工が容易となる。
ところで、上記実施例では、リンク7の下端部
内側に左右一対のプレート72,72を設けて、
該両プレート間に係合溝部73を形成し、この係
合溝部73をシリンダチユーブ51の凸部55に
係合させるようにしたが、リンク7全体を断面U
字形の溝枠状に形成し、その下部を凸部55に係
合させるようにしてもよい。
以上述べたように本考案によれば、張出しシリ
ンダの伸縮運動を利用してジヤツキシリンダを垂
直姿勢と傾斜格納姿勢とに揺動変位させる構成に
基づく利点、すなわちジヤツキシリンダの揺動の
ための油圧シリンダ等の専用駆動源を付加する必
要がないため、ジヤツキシリンダの揺動にかかる
構造が簡単で、かつこの揺動作動の確実性に富む
等の利点に加えて、張出しシリンダの張出し、格
納推力をジヤツキシリンダに伝える両シリンダ連
結部材としてのリンクに無理な荷重が作用せず、
したがつて該リンクを低強度、低コストのものと
することができるものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図はアウトリ
ガ格納状態の縦断正面図、第2図はアウトリガ使
用に際してジヤツキシリンダを垂直姿勢に揺動変
位させた状態の縦断正面図、第3図はアウトリガ
張出し状態の縦断正面図、第4図は第3図−
線に沿う拡大断面図、第5図は第2図−線に
沿う拡大断面図、第6図は同−線に沿う拡大
断面図である。 1……走行体フレーム、2……固定ボツクス、
3……張出しビーム、4……張出しシリンダ、5
……ジヤツキシリンダ、51……同シリンダのシ
リンダチユーブ、52……同ロツド、53……同
ロツド上端のクレビス、54……同水平枢軸、5
5……同シリンダの凸部、31a……係合凹部、
41……張出しシリンダの水平枢軸、42……張
出し、ジヤツキ両シリンダ連結用水平軸、7……
リンク、71……同リンク上端部取付用ボルト、
73……同リンク下端部の係合溝部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ホイール式走行体に設けられた固定ボツクス
    と、この固定ボツクスに張出し、格納可能に嵌合
    された張出しビームと、この張出しビームを張出
    し、格納する張出しシリンダと、張出しビームの
    先端部に設けられた下端にフロートを有するジヤ
    ツキシリンダとを具備し、該ジヤツキシリンダは
    張出しビームに対し、シリンダチユーブが下側、
    ロツドが上側となつた状態で、垂直姿勢と、張出
    しビーム内方に引寄せられた傾斜格納姿勢とに揺
    動変位しうるようにロツド上端部を支点として左
    右方向に揺動可能に枢着し、かつ、このジヤツキ
    シリンダには、該シリンダ伸長時に、上記張出し
    ビームの先端部内面に設けられた係合凹部に係合
    して該シリンダを垂直姿勢に保持する凸部をシリ
    ンダチユーブの外面部にシリンダ軸方向に沿つて
    設けるとともに、シリンダ縮小状態で該凸部の外
    面部に同凸部と平行に重なり合うリンクを、上端
    部がロツド上端部に固定され、下部が上記凸部に
    係合せる両側支持状態で取付け、上記張出しシリ
    ンダの先端部をこのリンクの中間部に、基端部を
    固定ボツクスにそれぞれ前後方向に沿つた水平軸
    まわりに回動可能に枢着してなることを特徴とす
    るホイール式作業機械のアウトリガ装置。
JP19396983U 1983-12-15 1983-12-15 ホイ−ル式作業機械のアウトリガ装置 Granted JPS60100254U (ja)

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JPS60100254U JPS60100254U (ja) 1985-07-08
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