JPS6364311B2 - - Google Patents

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JPS6364311B2
JPS6364311B2 JP55184175A JP18417580A JPS6364311B2 JP S6364311 B2 JPS6364311 B2 JP S6364311B2 JP 55184175 A JP55184175 A JP 55184175A JP 18417580 A JP18417580 A JP 18417580A JP S6364311 B2 JPS6364311 B2 JP S6364311B2
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reservoir
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、助剤及び添加物に関して組成の異な
る軟質PVCから成る層を少なくとも2層有し、
場合により強化材を含む、軟質PVCを基質とす
る多層シール帯状物に関する。
水の作用及び気候の影響に対して抵抗性のシー
ル帯状物は、例えばドイツ連邦共和国特許出願公
告2628741号公報に記載されているように、種々
の熱可塑性プラスチツク又は加硫可能のプラスチ
ツクから一層又は多層で製造される。特に、可塑
剤含有ポリ塩化ビニルシール帯状物は、熱可塑加
工し、膨潤溶着によつて簡単かつ確実に継目及び
突き合せ接合部において相互に結合しうるので、
広く普及している。軟質PVCから成るこれらの
シール帯状物は一般に約30%の可塑剤含有率を有
する。
軟質PVCシール帯状物の性質は可塑剤の量及
び種類によつて決定的に定められ、低温亀裂温度
の高い弾性シール帯状物が求められている。
PVC−軟質シール帯状物は良好な耐老化性を有
し、機械的性質はUV光や空気の酸化作用によつ
てほとんど変化しないが、年月の経過中に可塑剤
の損失により軟質PVC−シール帯状物が硬化す
る危険がある。この硬化が起ると、シール帯状物
は脆化し、従つて使用不可能になる。
シール帯状物用の可塑剤に求められる要求は、
PVCとの良好な相溶性、良好な可塑化能、難揮
発性、低温強度、熱安定性、耐水性、化学薬品安
定性、小さい抽出性、耐光性、生理学的無害性及
び生理学的抵抗である。これらの要件はただ1種
の可塑剤によつて少ししか満されず、2種以上の
可塑剤の組合せが一層良好であり、これらの要件
を一層良好に満たすか、又は特定の応用例に最適
にする。
いずれにしても、難揮発性であることが、シー
ル帯状物に使用すべき可塑剤に重要である。
本発明は、軟質PVC−シール帯状物及び可塑
剤の挙動と関連して得られた認識に基づき、長期
使用しうる軟質PVC−シール帯状物を、シール
帯状物から可塑性を損なうことによつて起る障
害、例えば脆化及び収縮に対して保護することを
課題とする。
本発明は、例えばドイツ連邦共和国特許出願公
告第2434328号公報に記載されているような軟質
PVC−層の組成の異なる公知の多層シール帯状
物から出発して、多層を形成するPVC対可塑剤
の重量比75:25〜55:45で可塑剤を含有する軟質
PVC−層の間に埋込まれた軟質PVC内層を軟質
PVC外層に比して少なくとも5重量部だけ高い
可塑剤含有率を有する可塑剤貯留層として構成す
ることによつて前記課題を解決するものである。
本発明による多層シール帯状物を用いれば、内層
によつて可塑剤貯留層が準備され、この層が可塑
剤の濃度差に基づいて内層から外層への可塑剤移
行によつて、外層における可塑剤の損失による多
層帯状物の硬化及び脆化を阻止する。本発明によ
ればこの方法で年月の経過中に天候にさらされる
表面で起る、軟質PVC−シール帯状物の可塑剤
の損失が調整され、機械的性質(この性質にとつ
ては、外層の可塑剤含有率が決定的に重要であ
る)は、本発明により、実用において軟質PVC
−シール帯状物の著しく長い寿命及び機能効率が
生じるように達成される。同時に、本発明による
多層シール帯状物は更に、普通の可塑剤含有率で
充填された多層が乾いた感触を有し、その強度に
基づいてあまり傷つきやすくはなく、巻き上げる
際にブロツキング作用を生じないという利点を有
する。即ち、外層で起る可塑剤の損失が長期間に
わたつて可塑剤貯留層によつて張整されるので、
軟質PVCから成るシール帯状物の寿命が著しく
増加する。
本発明を実施する際には、軟質PVC外層が、
重量部で計算して、75:25〜55:45、特に70:30
〜60:40のPVC:可塑剤の比を有し、可塑剤貯
留層として作用する軟質PVC内層が55:45〜
40:60のPVC:可塑剤の比を有するように配慮
する。
従来の可塑剤は多塩基性酸と1価アルコールと
のエステルであるのが好ましく、このアルコール
は炭素原子数6乃至13個の鎖長を有するのが好ま
しいと言われている。フタル酸エステル類が有利
であり、更に若干の燐酸エステル並びにアジピン
酸、アゼライン酸及びセバシン酸のエステル並び
にフエノール及びクレゾールのアルキルスルホン
酸エステルも使用しうる。気候の複雑な影響に耐
えなければならないシール帯状物に関しては、可
塑剤において難揮発性、耐光性、水による抽出に
対する抵抗性及び菌感染並びに低温強度について
の適合性を考慮すべきであり、これらが本発明に
よる可塑剤貯留層を形成する課題となる。本明に
よれば、可塑剤貯留層に移行性可塑剤を使用すべ
きである。可塑剤貯留層として内層に含まれる可
塑剤の量の少なくとも1部は、可塑剤の少ない外
層中に移動しうるように、移行性可塑剤から構成
しなければならない。
本発明の実施態様においては、可塑剤貯留層に
ジ−2−エチルヘキシルフタレート、ジイソニル
フタレート、ジイソデシルフタレート、C7〜C9
−、C9〜C11−、C8〜C10−アルキルフタレート、
トリ−2−エチルヘキシルホスフエート、2−エ
チルヘキシルジフエニルホスフエート、ジ−2−
エチルヘキシルアゼレート、ジイソデシルセバケ
ート、ジ−2−エチルヘキシルセバケートのよう
な可塑剤を単独で又は相互に組合せて或いは他の
可塑剤と組合せて使用することを提案する。更に
本発明の提案により外層にジ−2−エチルヘキシ
ルフタレート(DOP)、ジ−n−オクチルフタレ
ート、ジイソオクチルフタレート(DIOP)、ジ
イソノニルフタレート(DINP)、ジイソデシル
フタレート(DIDP)、主として線状アルコール
から成るC7〜C11−アルキルフタレート、C6〜C10
−n−アルキルフタレート、ジ−2−エチルヘキ
シルセバケート(DOS)、2−エチルヘキシル−
ジフエニルホスフエート又はフエノール及びクレ
ゾールのアルキルスルホン酸エステル、例えばパ
ラフインスルホン酸、フエニルクレジルエステル
のような可塑剤を単独又は相互に組合せて使用す
る。
本発明による多層シール帯状物は、対称、即
ち、両方の外層が同じ厚さを有し、可塑剤貯留層
として作用する内層が、個々の外層より厚く、好
ましくは2層の外層と同じ全厚を有する、即ち外
層:可塑剤貯留層の比が1:2であるように構成
するのが有利である。多層の全厚はその使用分野
に適合され、建築におけるシール帯状物の場合に
は一般に0.8〜3mmである。
また本発明による多層シール帯状物は、強化材
を埋込むことによつてその性質、特に引裂強度及
び寸法保持性に関して、確実に改善される。この
場合、本発明によるシール帯状物において強化材
を可塑剤貯留層及び外層中に埋込むことができ
る。強化材としては、織物、フリース又はガラス
繊維若しくはポリエステル繊維から成る堆積を使
用するのが有利である。
本発明によるシール帯状物の製造方法は、個個
の層を同一又は異なる公知方法、例えば押出、カ
レンダリング、塗布、被覆又は浸漬により製造
し、続いて相互に結合して多層シート帯状体にす
ることを特徴とする。この場合、単層又は既に多
層の予備生成物を所望の構造、所望の厚さ及び操
作方法により予め製造し、これらを一緒に結合す
ることができる。本発明によれば、軟質PVC−
ペーストから成る帯状物を単独で又はカレンダー
法による軟質PVC帯状物と組合せて製造する塗
布法を所望の多層シール帯状体の製造に特に有利
に適用することができる。有利な操作法によれ
ば、動いている無端支持体ベルト上にまず、場合
により着色した、充填剤を含む軟質PVC−プラ
スチゾルから成る外層を好ましくは約0.3〜0.6mm
の薄い厚さで施し、約200〜250℃の温度でゲル化
し、次に外層におけるより相応して高い可塑剤含
有率を有する、場合により充填剤を含み、着色し
た軟質PVC−プラスチゾルから成る、好ましく
は同じ厚さの可塑剤貯留層として作用する層少な
くとも1層を施し、約200〜250℃の温度でゲル化
し、その後場合によりこの多層生成物を可塑剤貯
留層として作用する層をゲル化する前に、同じ方
法で製造した多層生成物上に、可塑剤貯留層とし
て作用する層側同士を合せて置き、ゲル化により
結合させて所望の多層シール帯状物にする。
更に別の有利な操作法は、2層生成物の、可塑
剤貯留層として作用する未ゲル化層に外層として
作用する、カレンダリング或いは押出成形により
製造した軟質PVCシートを重ね、ゲル化により
結合させる。
多層帯状物を製造するため塗布法及びカレンダ
リングを組合せることは、極めて高い可塑剤含有
率を有する、可塑剤貯留層として作用する内層が
易粘着性であるか、又はブロツキングしやすく、
ここまでは塗布法で有利に製造しうるが、可塑剤
含有率の少ない外層は、内層に比して硬く、従つ
て表面が乾燥していて例えばカレンダリングによ
つて経済的に製造しうる場合に、本発明によるシ
ール帯状物の性質に特に適合する。
本発明を有利に実施するには、強化材を適用す
る場合に、強化織物上に可塑剤貯留層として作用
する内層を1回以上浸漬することによつて施すこ
ともできる。こうして製造した内層を次に外層
と、軟質PVCペーストの塗布又はカレンダリン
グ、例えばカレンダリング若しくは押出成形した
軟質PVC帯状体と二重又は三重に重ねることに
よつて結合して所望の多層帯状体にすることがで
きる。
次に本発明を図面及び実施例に基づいて詳述す
る。図面において、第1図〜第3図は構造の異な
る多層シール帯状物の断面図である。
第1図には、軟質PVCから成る外層1及び軟
質PVCから成る内層或いは下層2を有する2層
シール帯状体を示し、この下層2は可塑剤貯留層
として作用し、外層1より少なくとも5重量部だ
け高い可塑剤含有率を有する。しかし本発明によ
れば可塑剤貯留層としての中心軟質PVC層2の
両面が、好ましくは同じ構成及び同じ厚さの、軟
質PVCから成る外層1,3で覆われている対称
構造のシール帯状物が有利である。外層1,3が
年月の経過するうちに気候の影響、その他の影響
及び揮発によつて可塑剤に不足する場合には、内
層2と外層1及び3との可塑剤の濃度差に基づい
て可塑剤が内層2から外層1,3へ移動(移行)
し、こうして可塑剤の不足による外層1,3の脆
化を防止又は解消することができる。
第3図には、内層2中に付加的に強化材4を埋
込んだ多層シール帯状物1,2,3を示す。
下記の実施例では、本発明によるシール帯状物
の構造及び種々の製造方法を有利な実施形態とし
て説明する。
例 1 支持体として鋼ベルトを有する塗布装置上に、
約12m/分の通過速度で、処方A: E−PVC、K価70 60重量部 ジイソデシルフタレート可塑剤 35 〃 ジ−2−エチル−ヘキシルホスフエート可塑剤
5 〃 亜燐酸鉛/硫酸鉛−混合物(2:1)(安定剤)
3 〃 TiO2/カーボンブラツク−顔料混合物 2 〃 のPVC−ペーストの0.3mmの層を施し、230℃でゲ
ル化する。第二被覆工程で、この第一の層上に処
方B; E−PVC、k価70 52重量部 ジ−イソ−デシルフタレート可塑剤 43 〃 ジ−2−エチルヘキシルフタレート可塑剤5 〃 亜燐酸鉛/硫酸沿−混合物(2:1)(安定剤)
3 〃 TiO2/カーボンブラツク−混合物 1 〃 のPVCペーストの0.3mmの層を施すが、この層に
はガラスフリース(G)を50g/m2の面積重量で
埋込む。続いて240℃でゲル化させ、こうて得た
3層(A、B、C)予備生成物を巻き上げる。
こうして得た予備生成物(A、B、G)を、処
方A及びBから成る、鋼ベルト上に施された2層
の新しい層(処方Bはまだゲル化していない)上
に重ねる。全生成物を次にゲル化し、調整し、構
造A、B、G、B、Aを有する本発明による多層
強化シール帯状物を形成し、その際層Bは可塑剤
貯留層を含む。
例 2 カレンダー上で処方C; S−PVC、K−価70 52重量部 ジ−イソ−デシルフタレート 45 〃 ジ−2−エチルヘキシルアジペート 3 〃 Ba/Cd−安定剤 3 〃 滑 剤 0.2 〃 により厚さ0.4mmのシートCを2枚製造する。
この2枚のシートCを3層化装置上で50g/m2
の面積重量でガラス織物(G)を用いて3層に重
ねて予備生成物CGCにする。この予備生成物を
次にカレンダー法で製造した処方D; S−PVC、K−価70 70重量部 ジ−イソ−デシルフタレート可塑剤 27 〃 パラフイン−スルホン酸−フエニル−クレジルエ
ステル 3 〃 Ba/Cd−安定剤 3 〃 滑 剤 0.2 〃 による厚さ0.4mmのシート2枚と3層に重ね、多
層シール帯状物DCGCDの構造の最終生成物とし
て調整する。
例 3 鋼ベルトを有する塗布装置上に、より軟質の内
層を予め走行させる、即ち鋼ベルト上に処方Bを
0.3mm又は0.4mmの厚さの層で施し、例えば50g/
m2のガラスフリースを置き、ゲル化させる。第二
の被覆工程によつてガラスフリースを有するゲル
化した層上に同じ処方Bの0.3又は0.4mmの二の層
を施し、次に全体を約210℃で10m/分の速度で
ゲル化する。次に予備生成物BDBを巻き上げ、
3層化装置で中間シートとして、例えば処方Dを
基質とする0.3〜0.4mmの厚さの2枚のカレンダー
シートの間に走行させ、構造DBGBDを有する所
望のシール帯状物を製造する。
例 4 更に、例えば厚さ0.3mmの層を鋼ベルト上に施
し、これをゲル化することによつて製造すること
もできる。処方A参照。例えば処方Bの第二の層
を第二塗布工程によつて0.6mmの厚さで施し、ガ
ラスフリースを流す。沈み込んだガラスフリース
上又は再びゲル化した層上に処方Dの厚さ0.5mm
のカレンダーシートを圧延し、生成物全体を210
℃でゲル化させ、巻き上げ、こうして構造
ABGDを有する多層シール帯状物が生じる。
例 5 カレンダリングと同様にして、軟質PVC層用
の個々のシートを押出機上で例えば処方Cで作る
ことができる。これを次に3層化装置でガラスフ
リースと共に3層に重ね、この生成物を次に再び
処方Dの2枚押出成形シートと共に3層に重ね、
構造DCGCDを有する多層シール帯状物を作り、
これを巻き上げ、常法で調整する。
例 4 浸漬法及び直接塗布法を組合せて多層シール帯
状物を製造する。例えば80g/m2のガラスフリー
スGの両面にそれぞれ約0.5mmの処方Bを浸漬法
で施し、210℃でゲル化し、第二工程で更に処方
Bの層を施す。この被覆したガラスフリースの両
面に次に直接塗布法で処方Aの0.3mmのPVC塗膜
を設け、210℃でゲル化させ、構造ABBGBBAを
有する最終生成物として仕上げる。
例 7 支持体として鋼ベルトを有する塗布装置上で、
約12m/分の通過速度で処方E; E−PVC、K−価70 62重量部 ジ−n−C8〜C10フタレート 16 〃 ジ−イソ−デシルフタレート 17 〃 ジ−2−エチルヘキシルフタレート 5 〃 Ba/Cd/Zn−安定剤 3 〃 RiO2/カーボンブラツク−混合物 1 〃 のPVC−ペーストの0.3mmの層を施し、230℃でゲ
ル化させる。この層上に第二の被覆工程によつて
再び処方F; E−PVC、K−価70 55重量部 ジ−n−C8〜C10フタレート 18 〃 ジ−イソ−デシルフタレート 19 〃 ジ−2−エチルヘキシルフタレート 8 〃 Ba/Cd/Zn−安定剤 3 〃 TiO2/カーボンブラツク−混合物 1 〃 のPVC−ペーストの0.3mmの層を施し、この中に
100g/m2のポリエステル織物(P)を埋込む。
続いて240℃でゲル化を行ない、得られた予備生
成物EFPを巻き上げる。こうして得た半製品を
鋼ベルト上に施した、処方E及びFの新しい2枚
の層(処方Fはまだゲル化していない)上に置
く。次に生成物全体をゲル化し、調整し、構造
EFPFEを有するシール帯状物を得る。
例 8 支持体として鋼ベルトを有する塗布装置上で約
12m/分の通過速度で、処方Eの0.3mmのPVC−
ペーストを施し、230℃でゲル化させる。この層
上に第二の被覆工程によつて再び処方H; E−PVC、K−価70 52重量部 ジ−n−C8〜C10フタレート 21 〃 ジ−イソデシルフタレート 22 〃 ジ−イソ−デシルセバケート 5 〃 Ba/Cd/Zn−安定剤 3 〃 TiO2/カーボンブラツク−混合物 1 〃 のPVC−ペーストの0.3mmの層を施し、この中に
ガラス織物G70g/m2を埋込む。240℃でゲル化
を行い、得られた予備生成物EHGを巻き上げる。
こうして得た予備生成物を、鋼ベルト上に施し
た、処方E及びFの新しい2枚の層(処方Fはま
だゲル化していない)上に重ねる。次に生成物全
体をゲル化し、調整して構造EHGHEのシール帯
状物にする。
個々の層の軟質PVC組成物は、軟質PVCの加
工及び応用に常用かつ公知の充填剤、顔料、滑
剤、助剤等を付加的に含んでいてよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の2層シール帯状物の断面図、
第2図は本発明の3層シール帯状物の断面図、第
3図は強化材を埋込んだ本発明の多層シール帯状
物の断面図である。 1,3……外層、2……内層、4……強化材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 助剤及び添加物に関して組成の異なる軟質
    PVCから成る層を少なくとも2層有し、場合に
    より強化剤を含む、軟質PVCを基質とする多層
    シール帯状物において、外層1,3を形成する2
    層の、PVC対可塑剤の重量比75:25〜55:45で
    可塑剤を含有する軟質PVC層の間に埋込まれた
    軟質PVC内層2が、前記軟質PVC外層1,3に
    比して少なくとも5重量部だけ高い可塑剤含有率
    を有する可塑剤貯留層として構成されていること
    を特徴とする軟質PVCを基質とする多層シール
    帯状物。 2 軟質PVC外層1,3が、重量部で計算して、
    75:25〜55:45特に70:30〜60:40のPVC:可
    塑剤の比を有し、可塑剤貯留層として作用する軟
    質PVC内層2が55:45〜40:60のPVC:可塑剤
    の比を有する特許請求の範囲第1項記載のシール
    帯状物。 3 可塑剤貯留層が移行性可塑剤を含む特許請求
    の範囲第1項又は第2項記載のシール帯状物。 4 可塑剤貯留層にジ−2−エチルヘキシルフタ
    レート、ジイソノニルフタレート、ジイソデシル
    フタレート、C7〜C9−、C9〜C11−、C8〜C10
    アルキルフタレート、トリ−2−エチルヘキシル
    ホスフエート、2−エチルヘキシルジフエニルホ
    スフエート、ジ−2−エチルヘキシルアゼレー
    ト、ジイソデシルセバケート、ジ−2−エチルヘ
    キシルセバケートのような可塑剤が単独で又は相
    互に組合せて或いは他の可塑剤と組合せて使用さ
    れている特許請求の範囲第3項記載のシール帯状
    物。 5 外層にジ−2−エチルヘキシルフタレート、
    ジ−n−オクチルフタレート、ジイソオクチルフ
    タレート、ジイソノニルフタレート、ジイソデシ
    ルフタレート、C7〜C11−アルキルフタレート、
    C6〜C10−n−アルキルフタレート、ジ−2−エ
    チルヘキシルセバケート、2−エチルヘキシル−
    ジフエニルホスフエート又はフエノール及びクレ
    ゾールのアルキルスルホン酸エステルのような可
    塑剤が単独又は相互に組合せて使用されている特
    許請求の範囲第1項から第4項までのいずれか1
    項記載のシール帯状物。 6 外層:可塑剤貯留層の厚さの比が約1:2で
    ある特許請求の範囲第1項から第5項までのいず
    れか1項記載のシール帯状物。 7 強化剤が可塑剤貯留層中に又は可塑剤貯留層
    と外層との間の堺界に埋込まれている特許請求の
    範囲第1項から第6項までのいずれか1項記載の
    シール帯状物。 8 個々の層1,2,3を同一又は異なる方法、
    例えば押出、カレンダリング、塗布、被覆又は浸
    漬により製造し、続いて相互に結合して多層シー
    ル帯状体にすることを特徴とする、外層1,3を
    形成する2層の、PVC対可塑剤の重量比75:25
    〜55:45で可塑剤を含有する軟質PVC層の間に
    埋込まれた軟質PVC内層2が、前記軟質PVC外
    層1,3に比して少なくとも5重量部だけ高い可
    塑剤含有率を有する可塑剤貯留層として構成され
    ている。軟質PVCを基質とする多層シール帯状
    物の製法。 9 動いている無端支持体ベルト上にまず、場合
    により着色した、充填剤を含み、PVC対可塑剤
    の重量比75:25〜55:45で可塑剤を含有する軟質
    PVC−プラスチゾルから成る外層を好ましくは
    約0.3〜0.6mmの薄い厚さで施し、約200〜250℃の
    温度でゲル化し、次に第一の層におけるより相応
    して高い可塑剤含有量を有し、場合により充填剤
    を含み、着色した軟質PVC−プラスチゾルから
    成る、好ましくは同じ厚さの可塑剤貯留層として
    作用する層少なくとも1層を施し、約200〜250℃
    の温度でゲル化し、その後場合によりこの多層生
    成物を可塑剤貯留層として作用する層をゲル化す
    る前に、同じ方法で製造した多層生成物上に、可
    塑剤貯留層として作用する層側同士を合せて置
    き、ゲル化により結合させて所望の多層シール帯
    状物にすることを特徴とする特許請求の範囲第8
    項記載の製法。 10 多層生成物の、可塑剤貯留層として作用す
    る未ゲル化層に外層として作用する、カレンダリ
    ング或いは押出成形により製造した軟質PVCシ
    ートを重ね、ゲル化により結合させる特許請求の
    範囲第9項記載の製法。
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