JPS6364184A - 携帯可能電子装置 - Google Patents

携帯可能電子装置

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JPS6364184A
JPS6364184A JP61208252A JP20825286A JPS6364184A JP S6364184 A JPS6364184 A JP S6364184A JP 61208252 A JP61208252 A JP 61208252A JP 20825286 A JP20825286 A JP 20825286A JP S6364184 A JPS6364184 A JP S6364184A
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JP
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area
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portable electronic
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JP61208252A
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Yasuo Iijima
康雄 飯島
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Priority to KR1019860010185A priority patent/KR900002071B1/ko
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は、たとえば不揮発性のデータメモリおよびcp
u <セントラル・プロセッシング・ユニット)などの
制御素子を有するIC(集積回路)チップを内蔵した、
いわゆるICカードと称される携帯可能電子表=に関す
る。
(従来の技術) 最近、新たな携帯可能なデータ記憶媒体として、不連発
性のデータメモリおよびCPUなとの制御素子を有する
ICチップを内蔵したICカードが昔及し始めている。
このICカードは、内部のill 10素子もしくは外
部装置により内蔵するデータメモリに記憶されるデータ
の管理を行なうようになっている。
この種のICカードへのアクセス方式として、データメ
モリを複数のエリアに分割し、そのエリアを対豪とした
任意アクセスがあげられる。この場合、tCカード内に
は対象エリアの先頭アドレスとエリアを構成するバイト
数などの特定情報があらかじめ0録されており、入力し
た命令データ中に対象エリア情報を付加することにより
、ICカードは対象とするエリアの特定情報を探し、物
理的なアクセス情報に2換して処理を行なう。
ところで、従来のICカードでは、対象エリアへデータ
列を龜込む際、ある基準アドレス(たとえば先頭アドレ
ス)から単一方向に富込み、書込んだデータ列の最終ア
ドレスなどを制御素子内のRAM (ランダム・アクセ
ス・メモリ)に保持することにより、以降の書込動作が
簡略化できるようになっていた。つまり、ICカードへ
の電源が投入された状態では上記の簡略化が成立する。
しかし、−rtim源の供給を遮断し、再び電源を投入
した後、書込動作を行なう際は、RA〜1の内容が消去
されてしまうので、上記のR11アドレスを対象エリア
の中から探し出さなければならない。ただし、これは未
書込みデータml用のデータとして、たとえばFFH”
などの特定値を確保しなくてはならない。このため、デ
ータ裏込速度が著しく低下してしまうという欠点があっ
た。
(発明が解決しようとする問題点) 従来は、上記したようなデータ制御方式を用いていたた
めデータアクセス速度が遅く、また未占込みデータ認識
用のデータを確保しなければならなかった。
そこで、本発明は以上の欠点を除去するもので、データ
アクセス速度が著しく向上し、また未書込みデータ認識
用のデータを確保する必要のない携帯可能電子g+置を
提供することを目的とする。
[発明の構成コ (問題点を解決するための手段) 本発明の携帯可能電子装置は、アクセス対9エリアに複
数あるいは単一のデータ列を特定基点から単一方向へ順
次書込む際、工込んだデータ列群のうち最新データ列の
少なくとも一端となる点の位謂を認識できるエリア固有
情報を更新記憶するエリアがデータメモリ内に存在し、
このエリアに記憶されたエリア固有情報をもとに以降の
アクセスを行なうことを特徴としている。
(作用) たとえば対像エリアへデータ国込みを行なう際、1込ん
だデータ列の最終アドレスを対象エリアの中から探し出
す必要がなく、したがってデータアクセス速度が著しく
向上する。また、従来のように未囚込みデータ認識用の
データを確保する必要もない。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。
第18図は本発明に係る携帯可能電子装置としてのIC
カードが適用される、たとえばホームバンキングシステ
ムあるいはショッピングシステムなどの端末装置として
用いられるカード取扱装置の構成例を示すものである。
すなわち、このvl置は、ICカード1をカードリーダ
・ライタ2を介してCPUなどからなる制御部3と接続
可能にするとともに、制引部3にキーボード4.CRT
ディスプレイ′a!5、プリンタ6およびフロッピィデ
ィスク装置7を接続して構成される。
ICカード1は、ユーザが保持し、たとえば商品購入な
どの際にユーザのみが知得している明証番号の参照や必
要データの蓄積などを行なうもので、第17図にその機
能ブロックを示すように、リード・ライト部11、暗&
E設定・暗証照合部12、および暗号化・復号化部13
などの基本機能を実行する部分と、これらの基本機能を
管理するスーパバイザ14とで構成されている。リード
・ライト部11は、カードリーダ・ライタ2との門でデ
ータを読出し、書込み、あるいは消去を行なう機能であ
る。l1lS証設定・III証照合部12は、ユーザが
設定した暗証番号の記憶および読出禁止処理を行なうと
ともに、暗証番号の設定後にその暗証番号の照合を行な
い、以後の処理の許可を与える機能である。暗号化・襖
号化部13は、たとえば通信回線を介して制御部3から
他の端末¥A四へデータを送信する場合の通信データの
漏洩、偽造を防止するための暗号化や暗号化されたデー
タの復号化を行なうものであり、たとえばDES(Qa
ta  Ig−ncryption  3tandar
d)など、充分な9JH!強度を有する暗号化アルゴリ
ズムにしたがってデータ処理を行なう纒能である。スー
パバイザ14は、カードリーダ・ライタ2から入力され
たI能コードもしくはデータの付加された機能コードを
解読し、前記基本機能のうら必要な機能を選択して実行
させる機能である。
これらの諸機能を発揮させるために、ICカード1は例
えば第16図に示すように、制al1部としての制御素
子(たとえばCPU)15、データメモリ部としての記
憶内容が消去可能な不揮発性のデータメモリ16、プロ
グラムメモリ17、およびカードリーダ・ライタ2との
電気的接触を得るためのコンタクト部18によって構成
されており、これらのうち破線内の部分(υ制御素子1
5、データメモリ16、プログラムメモリ17)は1つ
のICチップで構成されている。プログラムメモリ17
はたとえばマスクRO〜1で構成されており、前記各基
本機能を実現するサブルーチンを備えたill Ill
素子15の制御プログラムが格納されている。
データメモリ16は各種データの記憶に使用され、たと
えばEEPROMで構成されている。
データメモリ16は、たとえば第1図に示すように複数
のエリアに分割されていて、これら各エリアはそれぞれ
単一または複数のブロックに分割されており、このブロ
ックはある定められたバイト数で構成され、そのブロッ
クを単位として処理するようになっている。また、1つ
のブロックは、性質情報(1バイト)と記憶データとか
ら構成されている。図示するように分割された各エリア
にはそれぞれエリア番号[0O−FF]が与えられてい
る。このうち、エリア[001には、第2図に示すよう
に、エリア[01〜FF]のそれぞれのブロック内の記
憶データのバイト数、エリアの先頭アドレスおよびエリ
アの最終アドレスがエリア番号と対応して配憶されてい
る。たとえばエリア[011の先頭アドレスはaaa番
地、fi終アドレスはbbb番地で、また1ブロック当
り6バイトで構成され、記憶データバイト数は1ブロッ
ク当り5バイトであるといったように対応している。そ
して、各エリアの先頭には、エリアにデータを硼込んだ
際、占地まれたデータの最終ブロックのJl終バイトの
7ドレス(以下ポインタ情報とする)を記憶する領域が
ある。ここで、図中のrl線部分は各ブロックに対する
性質情報が記憶される箇所である。性質情報は、対応す
る記憶データが有効か否かを示す識別子と、一連の記憶
データ列が複数ブロックに渡る場合、最終データが記憶
されているブロックか否かを示す識別子が含まれている
。第3図に性質情報のフォーマット例を示す。図示する
ように、第6ビツト目はブロック内の記憶データが有効
か否かの識別子で、このビットが1′ならば無効である
ことを示し、“0′。
であれば有効であることを示す。第7ビツト目は一連デ
ータのR終バイトが含まれるブロックか否かを示す識別
子で、このピットが1′°ならば最終バイトが含まれて
いないブロックであることを示し、0”であれば含まれ
ているブロックであることを示す。なお、第Oないし第
5ビツト目はダミービットである。
次に、このような構成においてデータメモリ16に対す
るデータ書込動作を第4図に示すフローチャートを参照
して説明する。データメモリ16にデータを霞込む際に
は第5図に示すようなフォーマットを持つ自込み命令デ
ータを入力する。
この書込み命令データは、書込み機能コード、エリア番
号および記憶データから構成されている。
記憶データは、記憶すべきデータ列とそのデータ列を構
成するバイト数情報(以下データ列バイト数情報という
)とからなっている。定常状態では、カードリーダ・ラ
イタ2からの命令データ待ち状態となっており、このと
きカードリーダ・ライタ2から命令データが入力される
と、l111 m素子15はまず命令データに含まれる
機能コードが書込用のものか否かを確認する。8込用の
ものであれば、制御素子15は命令データに付加されて
いるエリア番号をデータメモリ16のエリア[OO]か
ら探し出す。見つからなければ、制御lll累子15は
該当エリア無しを意味する応答データを出力し、命令デ
ータ待ち状態に戻る。見つかれば、制御素子15はそれ
に対応した処理車ウデータを参照する。
さて、この記憶データをエリアにm込む際には、制御素
子15はまずエリアの先頭にあるポインタ情報を参照し
、1始めるアドレスを確認する。次に、制御素子15は
命令データ中のデータ列バイト数情報により、入力した
記憶データが全てエリアに書込めるか否かの判定を行な
う。この判定の結果、纏込めないと判定すると、制御素
子15はバイト数情報エラーを意味する応答データを出
力し、命令データ待ち状態に戻る。上記判定の結果、ぬ
込めると判定すると、制御素子15はデータ列バイト数
情報と今回命令データ中に含まれているデータ列を構成
するバイト数のチェックを行なう。
このチェックの結果、前者の値が後者の値よりも小なる
場合、制御素子15はバイト数情報エラーを意味する応
答データを出力し、命令データ待ち状態に戻る。それ以
外の場合には前者の値から後者の値を引き、その結果を
残amとして保持しておく。
次に、制御素子15はデータ列バイト数情報を構成して
いるビット列の最上位ビットを“1°゛にすることによ
り、記憶データを一時無効状態にする。次に、制御素子
15はこの記憶データを処理単位データ数ごとに分割し
、この分割したデータのそれぞれに性質情報を付加して
記憶する。このとき、先に保持された残量値が「0」で
あれば入力データを全て記憶し、さらに記憶されたデー
タ列バイト数情報を構成しているビット列の最上位ビッ
トを0°′にすることにより、記憶データを有効状態に
し、記憶データ列中のR終バイトが含まれているブロッ
クのjfHIアドレスをポインタ情報として記憶する。
そして、制御素子15は霧込み終了を意味する応答デー
タを出力し、命令データ待ち状態に戻る。一方、残暑値
がrOJ以外であれば、制御素子15は最終分割データ
のみ記憶せずに内蔵するRAM (ランダム・アクセス
・メモリ)に保持し、かつ内蔵する書込み継続受付はフ
ラグをセットし、次の未書込みブロックの先頭アドレス
を記憶開始アドレスとして上記RAMに保持し、同時に
自込み継続受付けを意味する応答データを出力し、命令
データ持ち状態に戻る。
次に、l続自込動作について第6図に示すフローチャー
トを参照して説明する。継F!c書込みを行なう際には
第7図に示すようなフォーマットを持つ継続書込み命令
データを入力する。この継続書込み命令データは、継続
書込み機能コードと記憶データとから構成されている。
継am込み命令データが入力されると、制御素子15は
まず先の書込み継続受付はフラグを参照し、そのフラグ
がセットされているか否かを確認する。その結果、書込
み継続受付はフラグがセットされていなければ、制御素
子15はシーケンスエラーを意味する応答データを出力
し、命令データ持ち状態に戻る。m込み継続受付はフラ
グがセットされていれば、制御素子15は入力した記憶
データを構成するバイト数と先の残量値をチェックする
。このチェックの結果、前者の値が後者の値よりも大な
る場合、制御素子15はバイト数情報エラーを意味する
応答データを出力し、命令データ待ち状態に戻る。
それ以外の場合には後者の値から前者の値を引き、その
結果を新たな残量値として保持しておく。
次に、制御素子15は入力した記憶データの前に先にR
AMに保持しておいた前回最終分割データを付加して新
たな記憶データを生成し、これを処理単位データ数ごと
に分割し、この分割したデータのそれぞれに性質情報を
付加する。そして、先にRAMに保持した記憶開始アド
レスをもとにデータを記憶する。このとき、先に保持し
た新規の残量値がrOJであれば、記憶データの全てを
記憶し、さらに先に記憶されたデータ列バイト数情報の
最上位ビットを“011にし、記憶データ列中の最終バ
イトが含まれているブロックの最終アドレスをポインタ
情報として記憶する。そして、υJt[l素子15は書
込み継続受付はフラグをリセットし、古込み終了を意味
する応答データを出力し、命令データ持ち状態に戻る。
一方、残mtaがrOJ以外であれば、制御素子15は
最終分割データのみ記憶せずに内蔵するRAMに保持し
、かつ書込み継続受付はフラグをセットし、次の未書込
みブロックの先頭アドレスを記憶開始アドレスとして上
記RAMに保持し、同時に書込み継続受付けを意味する
応答データを出力し、命令データ侍ら状態に戻る。
このようにして、1回の伝送では古込みきれないデータ
列を記憶する。ただし、ブロックごとに記憶した際、付
加する性質情報のうち第7ビツト目をO″にする。また
、特に残量値がrOJとなった場合のm終分割データが
記憶されるブロックには第7ビツト目および第6ビツト
目を共に“0゛にする。
すなわち、たとえば第8図(a)に示すような命令デー
タが入力されたとする。これは書込み命令データであり
、対象とするエリアは[o2:であるとLX Iする。
エリア[02]の処理単位バイト数は4バイトである。
まず、入力した命令データ中のバイト数情報を抽出し、
同時にエリア[02]の先頭に位置するポインタ情報を
参照し、記憶データが全て記憶できることをFIlil
!、バイト数情報の最上位ビットを1°°にする(第8
図b)。次に、記憶データのバイト数とバイト数情報の
値から残量値をセットする(第8図C)。この場合、バ
イト数情報が「11」で、今回の記憶データのバイト数
が「5」であるので残m値は「6」となる。次に、記憶
データを処理単位バイト数で分割しく第8図d)、第8
図(e)に示すようにエリア[02]に記憶する。ただ
し、残量値は「0」以外なので最終分割データは記憶し
ない。そして、次に書込むべきアドレスを保持し、書込
み継続受付はフラグをセットする。
この状態で、第8図(f)に示すような継US込み命令
データが入力されたとすると、この命令データ中の記憶
データ数をチェックし、よければ先の残1i1と今回の
記憶データのバイト数により新たな残jllilをセッ
トする(第8図g)。この場合、先の残量値は「6」で
、今回の記憶データのバイト数が「6」であるので新た
な残量値はrOJとなる。次に、先に保持しておいた前
回最終分割データと今回入力した記憶データとを合わせ
(第8図h)、記憶データを処理単位バイト数で分割し
く第8図i)、先の自込むべきアドレスにより記憶して
ゆく〈第8図j)。このとき、残量値はrOJになって
いるので、バイト数情報の最上位ビットをO″にし、か
つR1?アドレスをポインタ情報として記憶する。
次に、データメモリ16に対するデータ読出動作を第9
図に示すフローチャートを参照して説明する。データメ
モリ16に記憶したデータを読出す際には第10図に示
すようなフォーマットを持つ読出し命令データを入力す
る。この読出し命令データは、読出し機能コードおよび
エリア番号から構成されている。定常状態では、カード
リーダ・ライタ2からの命令データ待ち状態となってお
り、このときカードリーダ・ライタ2から命令データが
入力されると、制御101子15はまず命令データに含
まれる機能コードが続出用のものか否かをft認する。
続出用のものであれば、制御素子15は命令データに付
加されているエリア番号をデータメモリ16のエリア〔
00〕から探し出す。
見つからなければ、制御素子15は該当エリア無しを意
味する応答データを出力し、命令データ待ち状態に戻る
。見つかれば、制御素子15はそれに対応した処理単位
データを参照し、同時にエリアの先頭アドレスおよび最
終アドレスを内蔵するRAMに記憶しておく。さて、こ
のエリア内のデータを読出す際には、III Ill素
子15はまずエリアの先頭に位W1するポインタ情報を
参照する。その結果、このポインタ情報の全ビットが“
1°゛であれば、制御素子15はこのエリアには何も記
憶されていないとKXIし、未書込みエリアを意味する
応答データを出力し、命令データ待ち状態に戻る。
一方、ポインタ情報の全ビットが“1”でなければ、制
御素子15はこのポインタ情報をもとにエリア内の最新
データの先頭ブロックをnlする。
この先頭ブロックにはバイト数情報が記憶されているの
で、制御素子15はこのバイト数情報を抽出してその値
をチェックし、データ列がエリアに存在できる値か否か
を調べる。その結果、存在できない不当な値だと判定す
ると、υI11]素子15はバイト数情報エラーを意味
する応答データを出力し、命令データ待ち状態に戻る。
存在できるような正当な値だと判定すると、制tIIi
A子15は上記抽出したバイト数情報を内蔵するカウン
タの初期値としてセットする。このとき、上記バイト数
情報の最上位ビットが°゛1”になっている場合、t1
1制御素子15はこれに続くデータ列は無効データであ
ると認識し、内蔵する無効データ有りフラグをセットす
る。次に、制御素子15はバイト数情報の後に続くデー
タ列を1バイトずつ読出し、内蔵するRAMに記憶して
ゆく。この際、1バイト読出すごとに上記カウンタを1
つ減譚する。ただし、性質情報を読出す際にはカウンタ
は不変で、RAMにも記憶しない。
このようにして、記憶データをカウンタが「O」になる
まで順次RAM内に記憶する。しかし、RAMの容量が
限られているため、カウンタがrOJになる前にRAM
内に記憶したデータ数がこの容■となった場合、制御素
子15はこのカウンタ値と今回読出しデータの最終アド
レスを保持しておき、同時に内蔵する読出し継続受付は
フラグをセットする。そして、till till素子
15は読出し継続受付けを意味する応答データにRAM
内のデータ列を付加して出力し、命令データ持ち状態に
戻る。一方、カウンタ値が「0」であれば、制御素子1
5は無効データ有りフラグがセットされているか否かを
チェックし、セットされていなければ読出し終了を意味
する応答データにRAM内のデータ列を付加して出力し
、命令データ持ち状態に戻る。無効データ有りフラグが
セットされていれば、ill Ill素子15は無効デ
ータを意味する応答データにRAM内のデータ列を付加
して出力し、命令データ持ち状態に戻る。
次に、継!1読出動作について第11図に示すフローチ
ャートを参照して説明する。継FA読出しを行なう際に
は第12図に示すようなフォーマットを持つ継f1読出
し命令データを入力する。この継II出し命令データは
、継続読出し機能コードおよびエリア番号から構成され
ている。継続読出し命令データが入力されると、制御素
子15はまず先の読出しw1続受付はフラグを参照し、
そのフラグがセットされているか否かをIil XΣす
る。その結果、読出し継続受付はフラグがセットされて
いなければ、Ill 120素子15はシーケンスエラ
ーを意味する応答データを出力し、命令データ持ち状態
に戻る。読出し継続受付はフラグがセットされていれば
、l1tll素子15は先に保持しておいたアドレスと
カウンタ値から同様にカウンタを1つ減陣しながらデー
タを読出し、RAMに記憶する。ただし、性質情報を読
出す際にはカウンタは不変で、RAMにも記憶しない。
そして、カウンタが「0」となった場合、訓惨■素子1
5は読出し継続受付はフラグをリセットし、無効データ
有りフラグがセットされているか否かをチェックし、セ
ットされていなければ読出し終了を意味する応答データ
にRAM内のデータ列を付加して出力し、命令データ待
ち状態に戻る。無効データ有りフラグがセットされてい
れば、制御素子15は無効データを意味する応答データ
にRAM内のデータ列を付加して出力し、命令データ待
ち状態に戻る。一方、カウンタがrOJどなる前にRA
Mの客員が満たされた場合、制御素子15はこのカウン
タ値と今回読出しデータの@終了ドレスを保持してIt
、同時に読出し継続受付はフラグをセットする。そして
、制御素子15は読出し継続受付けを意味する応答デー
タにRAM内のデータ列を付加して出力し、命令データ
侍ら状態に戻る。
すなわち、たとえば第8図(j>のような状態のエリア
(エリアr02J )を対象に、第13図(a)に示す
ような読出し命令データにより読出しを行なうものとす
る。ただし、RAMの容量は例えば8バイトであるとす
る。この場合、この命令データで読出されるデータ列は
第13図(b)のようなデータ列であり、かつバイト数
情報は11バイトをホしている。したがって、読出した
データ列をRAMに記憶した状態においてカウンタは「
5」である。カウンタの値は「0」以外なので、読出し
継続受付けを意味する応答データとして、このデータ列
を付加して出力する(第13図C)。次に、第13図(
d>に示すような$1続胱出し命令データが入力される
と、RAM内には第13図(e)に示すようなデータ列
が記憶される。このとき、カウンタは「0」になってい
るので、読出し終了を意味する応答データにこのデータ
列を付加して出力する(第13図f)。
次に、データメモリ16に対するデータ消去動作を第1
4図に示すフローチャートを参照して説明する。データ
メモリ16に記憶したデータを消去する際には第15図
に示すようなフォーマットを持つ消去命令データを入力
する。この消去命令データは、消去機能コードおよびエ
リア番号から構成されている。定常状態では、カードリ
ーグ・ライタ2からの命令データ待ち状態となっており
、このときカードリーダ・ライタ2から命令データが入
力されると、制御O素子15はまず命令データに含まれ
る機能コードが消去用のものか否かを確認する。消去用
のものであれば、制御素子15は命令データに付加され
ているエリア番号をデータメモリ16のエリア[00]
から探し出す。見つからなければ、制御素子15は該当
エリア無しを意味する応答データを出力し、命令データ
待ち状態に戻る。見つかれば、III In素子15は
エリアの先頭アドレスを参照し、このエリアのポインタ
情報を確認する。その結果、このポインタ情報の全ピッ
トが“1”であれば、υ+111素子15はこのエリア
には何も記憶されていないとELIし、未書込みエリア
を意味する応答データを出力し、命令データ待ち状態に
戻る。一方、ポインタ情報の全ピットが“1°゛でなけ
れば、制(社)素子15はこのポインタ情報の全ピット
を1°°にし、消去終了を意味する応答データを出力し
、命令データ持ち状態に戻る。
以上説明したICカードは、データメモリの各エリアの
先頭には、エリアにデータを自込んだ際、自込まれたデ
ータの最終ブロックのR柊バイトのアドレス(ポインタ
情ItFi)を更新記憶するエリアが存在し、このエリ
アに記憶されたポインタ情報をもとに以降のアクセスを
行なうようにしている。
これにより、たとえば対象エリアへデータ書込みを行な
う際、従来のように書込んだデータ列の最終アドレスを
対象エリアの中から探し出す必要がなく、したがってデ
ータアクセス速度が著しく向上する。また、従来のよう
に未書込みデータKm W用のデータを確保する必要も
なくなる。さらに、従来のデータ制御方式と異なる方式
を採用しても確実にデータ管理が行なえる。したがって
、Icカードシステムとして効率の良い運用が可能とな
る。
なお、前記実施例では、制御素子、データメモリおよび
プログラムメモリが1つのICチップで構成されている
場合について説明したが、必ずしも1つのICチップで
構成されている必要はなく、別々のIcチップで構成さ
れていてもよい。
また、前記実施例では、携帯可能電子装置としてICカ
ードを例示したが、本発明はカード状のものに限定され
るものでなく、たとえばブロック状あるいはペンシル状
のものでもよい。また、携帯可能電子装置のハード構成
もその要后を速成しないか囲で種々変形可能である。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、データアクセス速
度が著しく向上し、また来店込みデー夕認識用のデータ
を確保する必要のない携帯可能電子装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を説明するためのもので、第1図
および第2図はデータメモリの構成を示す図、第3図は
性質情報のフォーマットを示す図、第4図はデータ書込
動作を説明するフローチャート、第5図は選込み命令デ
ータのフォーマットを示す図、第6図はII!読書込動
作を説明するフローチャート、第7図は継続言逃み命令
データのフォーマットを示す図、第8図はデータ書込動
作の具体例を説明する図、第9図はデータ読出動作を説
明するフローチャート、第10図は読出し命令データの
フォーマットを示す図、第11図はm続読出肋作を説明
するフローチャート、第12図は継続読出し命令データ
のフォーマットを示す図、第13図はデータ読出動作の
具体例を説明する図、第14図はデータ消去動作を説明
するフローチャート、第15図は消去命令データのフォ
ーマットを示す図、第16図はICカードに内蔵するI
Cチップの構成を示すブロック図、第17図はICカー
ドのR能ブロックを示す図、第18図はカード取扱装置
の構成を示すブロック図である。 1・・・・・・ICカード<lj%帯可帯電能電子装置
2・・・・・・カードリーグ・ライタ、15・・・・・
・υ制御素子(制別部)、16・・・・・・データメモ
リ(データメモリ部)、17・・・・・・プログラムメ
モリ、18・・・・・・コンタクト部。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第2図 (0:含まれる l:含まれない) 第3図 第5図 第7図 記憶データ 第8図 第8図 (a) (c) 第10図 (b) 第12図 第13図 第14図 第15図 第16図 第17図 ム 第18図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)データメモリ部と、このデータメモリ部に対して
    データの読出しおよび書込みを行なうための制御部を有
    し、選択的に外部からの入出力を行なう手段を具備し、
    かつ前記データメモリ部が複数のエリアに分割されてお
    り、選択的にエリアへのアクセスを行なう手段を具備す
    る携帯可能電子装置において、アクセス対象エリアに複
    数あるいは単一のデータ列を特定基点から単一方向へ順
    次書込む際、書込んだデータ列群のうち最新データ列の
    少なくとも一端となる点の位置を認識できるエリア固有
    情報を更新記憶するエリアが存在し、かつ前記エリア固
    有情報をもとに以降のアクセスを行なう手段を具備する
    ことを特徴とする携帯可能電子装置。
  2. (2)前記エリア固有情報を更新記憶するエリアは前記
    アクセス対象エリアの内部に存在することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の携帯可能電子装置。
  3. (3)前記エリア固有情報を更新記憶するエリアは前記
    アクセス対象エリア以外の、かつ前記複数のエリアに含
    まれる少なくとも1つのエリアであることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の携帯可能電子装置。
  4. (4)前記特定基点とはアクセス対象エリアの先頭アド
    レスであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の携帯可能電子装置。
  5. (5)前記最新データ列の少なくとも一端となる点とは
    データ列の最終バイトのアドレスであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の携帯可能電子装置。
  6. (6)前記データメモリ部は消去可能な不揮発性メモリ
    である特許請求の範囲第1項記載の携帯可能電子装置。
  7. (7)前記制御部はCPU(セントラル・プロセッシン
    グ・ユニット)である特許請求の範囲第1項記載の携帯
    可能電子装置。
JP61208252A 1985-11-30 1986-09-04 携帯可能電子装置 Pending JPS6364184A (ja)

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FR8616559A FR2591006B1 (fr) 1985-11-30 1986-11-27 Dispositif electronique portatif
KR1019860010185A KR900002071B1 (ko) 1985-11-30 1986-11-29 휴대할 수 있는 전자장치
US07/323,196 US5093785A (en) 1985-11-30 1989-03-13 Portable electronic device with memory having data pointers and circuitry for determining whether a next unwritten memory location exist

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