JPS6363745B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6363745B2
JPS6363745B2 JP54086578A JP8657879A JPS6363745B2 JP S6363745 B2 JPS6363745 B2 JP S6363745B2 JP 54086578 A JP54086578 A JP 54086578A JP 8657879 A JP8657879 A JP 8657879A JP S6363745 B2 JPS6363745 B2 JP S6363745B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
shuttle
chamber
valve
piston
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54086578A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5512298A (en
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Publication of JPS5512298A publication Critical patent/JPS5512298A/ja
Publication of JPS6363745B2 publication Critical patent/JPS6363745B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M57/00Fuel-injectors combined or associated with other devices
    • F02M57/02Injectors structurally combined with fuel-injection pumps
    • F02M57/022Injectors structurally combined with fuel-injection pumps characterised by the pump drive
    • F02M57/025Injectors structurally combined with fuel-injection pumps characterised by the pump drive hydraulic, e.g. with pressure amplification
    • F02M57/026Construction details of pressure amplifiers, e.g. fuel passages or check valves arranged in the intensifier piston or head, particular diameter relationships, stop members, arrangement of ports or conduits
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M57/00Fuel-injectors combined or associated with other devices
    • F02M57/02Injectors structurally combined with fuel-injection pumps
    • F02M57/022Injectors structurally combined with fuel-injection pumps characterised by the pump drive
    • F02M57/025Injectors structurally combined with fuel-injection pumps characterised by the pump drive hydraulic, e.g. with pressure amplification
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M59/00Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps
    • F02M59/02Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps of reciprocating-piston or reciprocating-cylinder type
    • F02M59/10Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps of reciprocating-piston or reciprocating-cylinder type characterised by the piston-drive
    • F02M59/105Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps of reciprocating-piston or reciprocating-cylinder type characterised by the piston-drive hydraulic drive

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、燃料噴射装置、特にデイーゼルエン
ジンに使用するのに適したソレノイド作動式電子
制御燃料噴射装置に関する。
ソレノイド、増圧ピストン及び噴射ノズルを含
むいくつかの構成要素がすべて共通のハウジング
に収納されたコンパクトなソレノイド作動式の電
子制御燃料噴射装置が米国特許第3921604号に開
示されている。この特許には、燃料圧力に間欠的
にさらされるサーボピストンによつて駆動され
て、ポンプピストンにその排出(噴射)工程を行
なわせる往復動ポンプピストンが示されている。
2つの排出工程の間、ポンプ作動室はスロツトル
を介して加圧燃料が充填される一方、ポンプピス
トンはその戻り工程を実行する。スロツトルは、
動作のサイクルの間噴射期間に関して注入期間が
実質的に長くなるような寸法に常に設定された流
れ通路を定めている。サーボピストンへの燃料の
注入は、ソレノイド弁によつて制御される期間加
圧燃料に順次さらされる弁プランジヤの切換位置
によつて制御される。注入はソレノイド弁の可変
の消勢期間の間に行われる。
上記米国特許は、従来の液体作動装置、さらに
は従来の電子制御装置よりもかなりすぐれた燃料
噴射装置を示したものではあるが、いくつかの欠
点が見られる。たとえば、各燃料噴射器のソレノ
イドは動作サイクルのほとんどの間付勢されてお
り、これがソレノイドを特にエンジン速度が低い
時に過熱させてしまう傾向にある。又、弁プラン
ジヤは与えられた圧力の力に抗してばねによりバ
イアスされていおり、ばねが折れたり弱つたりす
れば、連続使用中に、与えられた圧力に対する弁
プランジヤの応答に逆の影響を与えることにな
る。恐らくは、注入ボアのオリフイスが固定であ
ることが、ポンプ作動室への燃料供給の速度に影
響を与えており、燃料噴射装置に使用されている
一組の噴射器の個々の噴射器間での製造公差及び
他の誤差を調整できないものにしている。
他のソレノイド作動式電子燃料噴射装置は米国
特許第4069800号に記載されている。このの装置
は可変オリフイスを有しているという利点はある
が作動上の欠陥、たとえば前記特許の装置が有し
ているような、なわちスプール弁をスプール弁室
の一端へバイアスするばねを使用しているという
欠陥がある。ばねのバイアスは与えられた圧力の
変動に対するスプール弁の感度を落とすことにな
り、スプール弁に作用する内部の影響を増すこと
になる。これによりスプール弁をシフトして入口
とサーボ室との間を連通させるようにするのに必
要な応答時間が増えてしまう。
上述した2種の周知の燃料噴射装置が有してい
る欠点、特にバイアスばねを使用しているという
ことを十分に考慮して、本発明燃料噴射器では、
バイアスばねが不要であることに加え、高精度を
もつて電子制御の可能な簡単かつよりコンパクト
な燃料噴射器を提供することを目的とする。
本発明によれば、ハウジングと、このハウジン
グ内に設置され加圧燃料源に接続した吸込路と一
方を燃料リザーバに接続した1対の吐出路とを有
する三方弁と、前記ハウジング内に設置され一端
が前記三方弁の前記吐出路の他方と連通している
シヤツトル室と、前記三方弁に接続されこの三方
弁を、前記吸込路が前記他方の吐出路と連通しか
つ前記一方の吐出路が吸込路及び他方の吐出路の
いずれとも連通していない第1の状態から前記吸
込路が両吐出路と連通していなくかつ両吐出路が
互いに連通している第2の状態へと切換えるもの
であつて電子制御器により与えられた入力信号に
よつて付勢されて前記三方弁の動作を調整する電
磁手段と、前記ハウジング内に規定された作動室
及び計量室と、前記作動室内を移動可能な上部シ
リンダ部材及び前記計量室内を移動可能な下部シ
リンダ部材を包含する増圧ピストンと、前記シヤ
ツトル室を前記作動室へ連通させて前記シヤツト
ル室から加圧燃料を受けこれを作動室へ与えて前
記増圧ピストンを移動させる第1導管手段と、前
記計量室の下流に配置されていてその計量室に連
通されているノズルと、通常は前記ノズルを閉じ
るようバイアスしている液圧及び機械手段と、前
記シヤツトル室内を移動可能に設置され前記電磁
手段の状態の変化に応じて第1の位置では吸込路
と前記第1導管手段との間の連通を確立し第2の
状態ではこのような連通を阻止するシヤツトル手
段と、前記作動室から前記リザーバへ延びていて
前記シヤツトル手段が前記第1の位置にあるとき
流体連通が阻止され前記第2の位置にあるきには
そのような連通が許される第2導管手段と、この
第2導管手段に設置しこれを通る燃料の排出の割
合を制御して前記電磁手段が前記第2の状態にあ
る間の前記増圧ピストンの排出量を制御する可変
オリフイス手段とを包含する燃料噴射器におい
て、前記シヤツトル手段は、前記三方弁を介して
前記吸込路から前記シヤツトル室の一端まで通じ
ている加圧燃料によつて前記シヤツトル室内の第
1の位置の方へ動かされるとともに、前記シヤツ
トル室の他端に設けられ第3導管手段を介して前
記吸込路から伝えられた加圧燃料を常時受けてい
る小さなピストンによつて第2の位置の方へ動か
され、前記シヤツトル手段のその第2の位置まで
の移動は前記電磁手段により前記三方弁がその第
2の状態に切換つたことによつて行われることを
特徴とする燃料噴射器が提供される。
以下添付図面に例示した本発明の好適な実施例
について詳述する。
図面において、第1図は、デイーゼルエンジン
のような内燃機関のシリンダヘツド14の開口1
2に固定されている噴射器10を含んだ、ソレノ
イド作動式電子燃料噴射装置の主要な構成要素を
示している。断片だけを示したシリンダヘツド1
4には冷却通路16も形成されている。噴射装置
は、エンジンブロツク23の燃焼室22において
ピストンがその上方行程に限界に近づくときピス
トン20の上端に位置される空胴18内に細かく
霧化された燃料を高圧で直接放出する。
1つの燃料噴射器しか図示していないが、燃料
噴射装置全体では、エンジンブロツク23の燃焼
室22ごとに同一構成の燃料噴射器を備えるとと
もに、これらの燃料噴射器に特定のシーケンスで
制御信号を供給する電子制御器25を備えてい
る。
燃料噴射器10は第1ハウジング部24と、L
形の第2ハウジング部26と、エンジンのシリン
ダヘツド14の開口12に着座された細長の第3
ハウジング部28とを包含している。ハウジング
部は互いに螺合されており、噴射器はL形を呈し
ている。これら第1、第2、及び第3ハウジング
部24,26,28は特許請求の範囲では単にハ
ウジングと総称している。
第1ハウジング部24内には三方弁30が設置
されており、この三方弁30は第2図及び第3図
に示すように1つの吸込路32と1対の吐出路3
4,36とを備えている。吸込路32を介して吐
出路36へ流れてきた流体は第2ハウジング部2
6のシヤツトル室37へ入り、このシヤツトル室
37内に設けたシヤツトル弁38を作動させる。
他方の吐出路34はシヤツトル室37から燃料リ
ザーバ39へ流体を戻すための流路である。三方
弁30は、中でも、パイロツト弁40と導線44
を介して付勢されるソレノイド42とを包含す
る。このパイロツト弁40及びソレノイド42は
特許請求の範囲では電磁手段と表現してある。ソ
レノイド42の状態、すなわち付勢か消勢かは、
流路が、吸込路32とシヤツトル室37との間で
吐出路36を介して成立する第1の状態となるか
又は、シヤツトル室37と燃料リザーバ39へ通
じる吐出路34との間で成立する第2の状態とな
るかを決定する。パイロツト弁40はスペーサ4
1とストツプ板43とによつて正規位置に保持さ
れる。ストツプ板43はパイロツト弁40の吸込
路32に整合された通路45を有している。三方
弁30の更に詳細な構造は第2図及び第3図に示
されており、詳細は後述する。
第1図によれば、シヤツトル弁38は弁軸方向
端にかかる流体圧力に応じて第2ハウジング部2
6のシヤツトル室37内でシフトされる。好適な
実施例ではスプール弁の形状としたシヤツトル弁
38は小径の溝によつて相互に接続された3つの
円筒状のセグメントを包含する。溝は、流体の流
通路に位置されたとき、入口46に供給された燃
料をまわりに流し、シヤツトル弁38を通し、そ
して導管48を介して、第3ハウジング部28に
第1図に示すように保持された増圧ケーシング5
1の作動室49の上端に入れるようにする。しか
し、シヤツトル弁38が第1図に示した位置から
シフトされると、円柱状セグメントはシヤツトル
室37を限定している壁にぴつたり合つて、燃料
が導管48に流れ込むのを阻止する一方、燃料は
出口140(第1図には図示していないが第6図
に見ることができる)に通じている戻り導管へ流
れて燃料リザーバ39へ戻る。ここで特許請求の
範囲ではシヤツトル弁38はシヤツトル手段、導
管48は第1導管手段と表現してあり、シヤツト
ル弁38は燃料噴射器の動作のうち、噴射相にあ
る時第1の位置をとり、測定相にある時第2の位
置ををとるものとしている。
パイロツト弁40の吸込路32に導く第1の枝
導管52は入口46と、ストツプ板43の通路4
5との間にあり、一方、第2の枝導管54(特許
請求の範囲では第3導管手段と表現)は入口46
から増圧ケーシング51に延びていて中に形成さ
れた大きな環状体56を有する横穴55に開口し
ている。第3ハウジング部28を介して穴あけさ
れた横穴55の入口はプラグ58によつて密封さ
れている。シヤツトル室37の一端には第2の枝
導管54と直接連通状態にある小さなピストン6
0が位置されており、この小さなピストン60の
作用面に連続的に与えられる流体圧力はシヤツト
ル室37に存在する間欠的流体圧力に抗してシヤ
ツトル室37のシヤツトル弁38を動かすよう作
用する。しかし、ピストン60の作用面の面積は
シヤツトル弁38の作用面の面積の数分の1であ
るので、シヤツトル弁38は、ある動作条件下だ
け、すなわちシヤツトル室37の流体圧力が供給
レベルにない時だけ、この小さなピストン60に
よつて動かされるのである。
増圧ピストン62は、第2ハウジング26に設
けられた増圧ケーシング51の中で動くように配
置されている。増圧ピストン62は、大きな上部
シリンダ64と、中間シリンダ65と、小さな下
部シリンダ66とを包含する。増圧ピストン62
を含む構成要素は増圧ケーシング51の内側の輪
郭に適合しており、その中で運動する。下部シリ
ンダ66はしかし、好適な実施例では上部シリン
ダ64の面積の1/5であり、下部シリンダ66の
内側にはT形通路70が規定されている。増圧ピ
ストン62の構成は第7図及び第8図に明確に示
されている。なお、上部シリンダ64及び下部シ
リンダ66は、特許請求の範囲ではそれぞれ上部
シリンダ部材及び下部シリンダ部材としてある。
T形通路70は通常、第2の枝導管54に開口
している横穴55との整合から外れて位置される
が、増圧ピストン62が上部シリンダ64の上端
に作用する加流流体に応じて下方へ移動するとき
には、下部シリンダ66はシフトされて導管86
と横穴55との間に連通が確立する。玉弁の形と
した逆止弁72は導管71,72の接続部に配置
され、ばね74によつて弁座の方へ押圧されてい
る。逆止弁72は、動作のサイクルの噴射相にあ
る時、増圧ピストン62によつて圧力が生じさせ
られる計量室50から第2の枝導管54へ戻る流
れを阻止している。測定相にある時の逆止弁72
は、加圧流体の計量室50への流入を遅らせてい
るだけである。作動室49及び計量室50は別機
能をもつた2つの別個の室としてあるが、実際は
増圧ピストン62によつて1つの空胴を別個の室
に分けたものである。
ノズル78は第3ハウジング部28の下端にあ
る開口を通して突出しており、15000psiを越える
圧力でピストン20の上端の空胴18に燃料を放
射状に放出する。ノズル78は増圧ケーシング5
1の下の第3ハウジング部28に位置し、ばねハ
ウジング80、ストツプ板82、及びノズル本体
84を包含している。導管86は、増圧ピストン
62の下部シリンダ66の下にある計量室50の
下端からストツプ板82を介して軸方向に延びて
いて、ノズル本体84の環状空胴88で終端して
いる。
ノズル90はノズル本体84を介して延びてお
り、このノズルの上端はリテーナ92で受けられ
ている。このリテーナ92は、ばねハウジング8
0のばね室96に入れられてノズルの下端をノズ
ル本体84の内部に形成された座に押圧するばね
94によつて下方へバイアスされている。ばね9
4の力は、加圧燃料が第2の枝導管54、横穴5
5、環状体56、そして導管98を介してばね室
96内へ流入しているので、燃料入口46に与え
られた圧力が加えられて増大されている。この意
味で、特許請求の範囲では、ばね94、ばね室9
6、及び導管96を総称して液圧及び機械手段と
表現している。更に、ノズル90はニードル、ば
ね室96は空胴、そして導管98は第4導管手段
とそれぞれ表現してある。このようにばね室96
は導管98、横穴55及び第2の枝導管54を介
して常に入口46と連通していて、そこから加圧
燃料を受けている。ノズル90がこの加圧燃料の
圧力及びばね94のばね力の合成力に答えて着座
されている時、ノズル本体84のオリフイスを介
する流れは妨げられる。ノズル78は差圧ノズル
として知られているもので、開にするのに必要な
力は閉にするのに必要な力を越えるようにしたも
のである。この性質によりノズルからのぼた落ち
は減少する。
第2図は、常態の、すなわち非作特状態におけ
る三方弁30の構成を示している。図示の三方弁
は、仏国の会社ソフレデイ/ソプロミ
(Sofredi/Sopromi)によつて開発されたソフレ
デイ弁として知られたものである。ソフレデイ/
ソプロミ弁に関する技術情報は現在、仏国政府機
関ANVARを通じて入手できる。パイロツト弁
40はソレノイド42によつて作動され、燃料の
流れを、(1)吸込路32から吐出路36を介してシ
ヤツトル室37へ、又は(2)シヤツトル室37から
吐出路34を介して燃料リザーバ39へと選択的
に分流させる。パイロツト弁40は、ソレノイド
42をこのパイロツト弁40に対して一定の関係
をもつて保持している第1ハウジング部24の開
口端に固設されている。中央通路100はパイロ
ツト弁40を介して軸方向に延びており、ソレノ
イド42から下方へ突出している弁スリーブ10
2は通路100に嵌合している。
弁スリーブ102の上端は、第2図に示すよう
に、通常は、ソレノイド42の電磁コア106か
ら少し離れた位置にあるアーマチユア104の開
口に嵌合している。巻線108及び電磁コア10
6は埋込用樹脂110は埋設され、ソレノイド4
2の巻線108は2つの端子112に取付けたリ
ード44を介して付勢される。テーパ状の金属ア
ーマチユア104はパイロツト弁40の上端とソ
レノイド42の下端との間に規定された環状体1
14内を垂直に動くことができる。ソレノイド4
2では、図示のように、そのハウジングに埋込用
樹脂110を充填し、そこに軸方向の穴あけをし
ていくつかの流路116を形成することができ
る。又は、埋め込用樹脂110の周囲を平らな面
で構成してソレノイド作動子(図示しない)のハ
ウジングを完成に埋めてしまわないようにするこ
とによつて流路116を形成してもよい。
電磁コア106の下端中心部には端ぐり空胴1
18が設けられ、その中にばね120が位置され
ている。ステツプピストン124の上方の突出部
123には真鍮のストツプ122が嵌合されてお
り、ばね120によつて下方へバイアスされてい
る。ステツプピストン124はソレノイド42に
依存し、スリーブ102と緊密に適合している。
ステツプピストン124の下端には径の小さい先
端126が形成されており、又、スリーブ102
の下半分はその内径を大きくしてある。このた
め、ステツプピストン124の先端126とスリ
ーブ102との間にはステツプピストン124を
囲むような環状空間が規定されている。ここに受
けた燃料は上方向の力をステツプピストン124
及びストツプ122に与える。
アーマチユア104がソレノイド42の付勢さ
れた巻線108の方向へ吸引されるとき一緒に上
方へ移動するスリーブ102は、パイロツト弁4
0の環状室132の入口に設けられた弁座130
に受けられる円錐状をした突出部128によつて
終端されている。スリーブ102の側部には開口
134が配置され、このような開口134はパイ
ロツト弁40の吸込路32と直接連通していて、
入口46、ストツプ板43の通路45、及び吸込
路32を介して噴射器10に導入された燃料を受
ける。
第2図及第3図の対比は、三方弁30が電子制
御器25(第1図)によるソレノイド42の付勢
又は消勢に応答して選択的に燃料を、(1)吸込路3
2から吐出路36を介してシヤツトル室37へ、
及び(2)シヤツトル室37から吐出路34を介して
燃料リザーバ39へとそれぞれ分流させる様子を
示している。吐出路34は燃料を燃料リザーバ3
9に戻す一方、吐出路36の開路によつて燃料を
シヤツトル室37へ流入させてシヤツトル弁38
を作動させる。第2図は非作動状態、すなわちス
リーブ102の突出部128が弁座130に対し
て十分に押圧されている状態のソレノイド42を
示している。したがつて、入口46からの加圧燃
料はストツプ板43を介してシヤツトル室37へ
流入する。ソレノイド42が消勢されている時の
燃料の流れは第2図の矢印方向で示され、ソレノ
イドが付勢された時の燃料の流れは第3図の矢印
方向で示される。
第4図は、シヤツトル室37、シヤツトル弁3
8、小さなピストン60、及び加圧燃料源に接続
された入口46の断面図である。このような構成
要素は第1図でも見られるが第4図では拡大して
示している。シヤツトル弁38の衝撃を吸収する
ストツプ板43も見ることができ、同様に第1及
び第2の枝導管52,54、及び作動室49と増
圧ピストン62の上部シリンダ64に連通してい
る導管48の一部も見られる。円筒部及び環状拡
大部の変形した形状を有するシヤツトル室37
は、第2ハウジング部26へ穴あけ、中ぐりある
いは機械加工され、次いでワツシヤ138付きの
プラク136がシヤツトル室37の開口端に密封
するようねじ込まれる。明らかに、第4図の平面
は第1図の平面を反時計方向に回転させたもので
ある。
第5図は第4図と同様の断面図であるが、第4
図がシヤツトル弁38が下がつてシヤツトル室3
7の底部に近づいた状態を示しているのに対し、
第5図はシヤツトル弁38が上がつて三方弁30
の下に位置するストツプ板43に近づいた状態を
示している。後で分かるが、シヤツトル弁38は
第1図及び第4図においては動作のサイクルのう
ちの噴射相にあり、第5図においては測定相にあ
る。シヤツトル弁38の移動は、シヤツトル弁3
8の上部作用面へ加圧流体を間欠的に与えること
及び小さなピストン60に圧力を連続的に与える
ことによつて調整される。
第6図は、測定相の間にシヤツトル弁38が上
方に移動した時、シヤツトル弁38によつて閉塞
された加圧燃料をリザーバ39へ戻すことができ
る出口140を示している。出口140は、噴射
相が終了した後作動室49にある加圧燃料を、横
穴142を含む曲りくねつた交差通路を介して燃
料リザーバ39へ切換えて戻すことができる。ニ
ードル弁144の先端はテーパの付けられた弁座
144aと作動関係に配置され、ねじ146はそ
の先端を弁座に関して調整でき、これによつてリ
ザーバ39へ戻す燃料の流量割合を変えてやるこ
とができる。ニードル弁144はこれをシールす
るようOリングを配置してもよい。流量割合を調
整することによつて燃料噴射装置の各噴射器を電
子制御器25に関連して個別に校正することがで
きる。作動室49とシヤツトル室37との間の戻
り導管に可変オリフイスを構成するニードル弁1
44及びねじ146を設けたことは、この制限に
よつて微少変化の圧力降下しか生じないので、校
正技術の効果を更に高めている。第6図は又、環
状体37aのようなシヤツトル室37の主要部で
ある大きな環状部に入つた燃料が動作のサイクル
の測定相の間に出口140へも流出することを示
唆している。全ての戻り流路は共通の出口140
に達する前に一緒になる。出口140を介して燃
料リザーバ39へ戻る燃料の流出モードは別の等
価手段を使つてもよい。図中、ニードル弁144
の一部は横穴142を示すために削つてある。な
お、特許請求の範囲では、横穴142は第2導管
手段、ニードル弁144及びねじ146は可変オ
リフイス手段、そしてねじ146はニードル弁を
調整する調整手段とそれぞれ表現してある。
第7図及び第8図は増圧ケーシング51とその
中に配置された構成要素とを拡大して示したもの
である。第7図は動作の測定相の間に位置される
構成要素を示し、第8図は動作の噴射相の間に位
置される構成要素を示している。
増圧ケーシング51の上下の表面から出ている
ピン148はこの増圧ケーシング51に隣接して
位置されるもの(図示しない)の開口と整合させ
て適正な配列をなすのを保証するためのものであ
る。増圧ピストン62の上部シリンダ64は作動
室49内を移動し、下部シリンダ66は計量室5
0内を移動する。増圧ピストン62の移動下限
は、第8図に示すように、上部シリンダ64の下
面が作動室49の大径環状体49Aの基部と接触
することによつて規定される。下部シリンダ66
の下面は、第8図に示すように、計量室50にあ
る大径環状体の基部へ近づくが接触はしない。作
動室49の底部の大きな領域は増圧ピストン62
の衝撃に耐えるものである。
動作サイクルの測定相のとき、下部シリンダ6
6は上方に移動して計量室50はその容積を増
し、加圧燃料を導入する。上方移動の限界は、増
圧ピストン62の上部シリンダ64の上端が作動
室49の頂部に達し第2ハウジング部26の下面
に接触することによつて規定される。第7図は移
動上限にある増圧ピストン62を示し、第8図は
移動下限にある増圧ピストン62を示している。
電子制御器25によつて三方弁30のソレノイド
42に与える電気信号の持続時間を変えることに
より、計量室50での下部シリンダ66の上方移
動の範囲が調整され、加圧燃料の可変の所望量が
計量されてそこへ導入することができる。続い
て、計量された調整は動作サイクルの最終時点で
内燃機関に噴射される。
増圧ピストン62の下部シリンダ66を介して
軸方向に延びているT形通路70も又、第7図及
び第8図に見られる。第7図では、そのT形通路
70は横穴55より上で上方に移動しており、そ
こから逃げる燃料は中間シリンダ65と下部シリ
ンダ66との間のハウジングにたまる。横穴55
の流れは、環状体56に入り、下部シリンダ66
のまわりを流れるので、ばねハウジング80のば
ね室96に通じている軸方向導管98へ行く途中
でこの下部シリンダ66によつて妨げられること
はない。第8図において、T形通路70と関連す
るアンダカツト150はこのT形通路70と環状
体56との間の連通を確立させている。T形通路
0から出された燃料は環状体56に入り、放射状
に流れて、横穴55そして軸方向導管54へ入
る。ばね室96は、増圧ピストン62の位置に関
係なく、横穴55を流れる加圧燃料を受ける。
第1図ないし第8図に示した燃料噴射装置の顕
著な機能特性は、第9図及び第10図を参照しな
がら動作サイクルの詳細を述べることによつて認
識することができる。まず、基準点として、油送
ポンプ(図示しない)が燃料リザーバ39から燃
料を回収して高圧ポンプ152に供給する時、サ
イクルが始まるものとする。ポンプ152は燃料
を加圧し、噴射器のハウジングを介して延びてい
る導管48、第1の枝導管52、第2の枝導管5
4に入口46を通つてこの燃料を連続的に供給す
る。ソレノイド42は第2図に示すような通常消
勢されているので、第1の枝導管52内の加圧燃
料の流れは、ストツプ板43を介してパイロツト
弁40の吸込路32へ行き、次いで開口134を
介して弁スリーブ102へ流入し、そして吐出路
36を介してシヤツトル室37へ行く。シヤツト
ル弁38の上部作用面はこのようにして与えられ
た圧力の加圧燃料にさらされ、シヤツトル弁38
は第4図に示すようにシヤツトル室37において
その底部に安全に着座するまで下方へ移動する。
シヤツトル弁38がシヤツトル室37の底部に着
座されると、中央セグメントと下部セグメントと
の間にある溝が加圧燃料を通すようになり、次に
これを作動室49に入れて増圧ピストン62の上
部作用面に圧力を与えることになる。シヤツトル
弁38のこの下方移動により、シヤツトル弁38
の上部セグメントは横穴142を閉じるようにな
り、その結果、作動室49から可調整のニードル
弁144を介して戻る流れは阻止されて、シヤツ
トル弁38より下流の燃料リザーバ39へ達する
ことができない。したがつて、増圧ピストン62
は作動室49の下端の環状体49Aまで下方へ下
げられる(第8図参照)。
加圧燃料は第1の枝導管52を介して流れると
同時に、第2の枝導管54を介しても流れる加圧
燃料は小さなピストン60の底部作用面に作用す
るが、このような上向きの力はシヤツトル弁38
の作用面に作用する力に打ち勝つことはできな
い。というのは、このシヤツトル弁38の作用面
の面積は小さなピストン60の作用面の面積より
数倍大きいからである。第2の枝導管54内の加
圧燃料は下下方へ流れ、横穴55、環状体56、
増圧ピストン62のまわりへ流入し、ばね室96
に入つてリテーナ92に作用する力を増強し、ノ
ズル90を着座させる。
第2の枝導管54内の加圧燃料は又導管71を
流れる。逆止弁72は通常ばね74によつて弁座
の方へ押圧されている。測定相の間、逆止弁72
は第10図に示したように、加圧燃料の力によつ
てその弁座74から離れる方向に押される。噴射
相の間は、増圧ピストン62が下方へ駆動される
ので、逆止弁72はその弁座に対し(1)計量室50
を密閉して中の燃料の圧力を増大し、(2)加圧燃料
が第2の枝導管54の方へさかのぼるのを防ぐよ
うにされる。これらの関係は第9図に示してあ
る。
動作のサイクルの噴射相は、増圧ピストン62
がそのピストン頂部に加圧燃料を受けることによ
つて計量室50で押下げられる時、始まる。噴射
用の持続時間は増圧ピストン62の移動時間に相
当し、第10図に示したように作動室49の最初
の高さ位置から第9図に示したように作動室49
の底部に達する位置までの移動時間である。増圧
ピストン62は与えられた圧力でその上部作用面
に作用する加圧燃料によつて下方へ駆動されるの
で、計量室50内の燃料にかかる圧力は増圧ピス
トン62の上部及び下部シリンダ64,66の作
用面の面積差によつてかなり増大される。上部シ
リンダ64の面積はたとえば、下部シリンダ66
の面積の4倍がよい。このようにして、5000psi
の加圧燃料が上部シリンダ64に与えられるとす
れば、下部シリンダ66で計量室50の燃料に対
して4倍の力が作用し、圧力レベルは20000psiに
上がる。計量室50からの加圧燃料はノズル本体
84の導管86及び環状空胴88へ流入する。加
圧ノズルは20000psiなので、生ずる流体圧力はば
ね94の力(たとえば30psi)とノズル90を閉
位置に普通に保持するだけのばね室96内の加圧
燃料の力(たとえば5000psi)との合成力に打ち
勝つ。環状空胴83の圧力ノズルが大きいという
正味効果により、ノズル90はその座から離さ
れ、加圧燃料はエンジンブロツクの燃焼室22へ
細かく霧化されて放出される。第9図は、増圧ピ
ストン62が作動室49内で移動下限にあり、ソ
レノイド42が消勢状態にあり、シヤツトル弁3
8がシヤツトル室37の底部にある場合を示して
いることに注意されたい。作動室49の底部の環
状体49A及びシヤツトル室37の底部の環状体
37aに燃料がたまらないようにするには、これ
らの環状体は共に直列に接続され、出口140を
介して燃料リザーバ39へ抜ける通路を作ればよ
い。各種導管を通る加圧燃料の流れは矢印で示し
てある。
第9図に対し、第10図は動作のサイクルの測
定相の時に位置される燃料噴射装置の構成要素を
示すものである。測定相を開始させるには、第3
図に示すように、アーマチユア104を吸引する
ソレノイド42の巻線108に電気信号が与えら
れ、これによつて、ステツプピストン124に関
して弁スリーブ102を動かす。第1の枝導管5
2及び吸込路32にある加圧燃料は吐出路6を密
閉しているステツプピストン124の先端126
によつて阻止され、一方、流路はシヤツトル室3
7から弁座130を通つて、吐出路34、燃料リ
ザーバ39と確立される。
第2の枝導管54の加圧燃料は小さなピストン
60の下部作用面へ連続的に与えられる。このと
き、第1の枝導管52内の加圧燃料は阻止されて
いて、シヤツトル弁38の上部作用面には作用し
ないので、小さなピストンは大きなシヤツトル弁
38を上方へ駆動することができる。ストツプ板
43へ向うシヤツトル弁38の上方移動によりシ
ヤツトル室37の上端にある燃料が吐出路34を
介して燃料リザーバ39へ戻される。シヤツトル
弁38は、これの上部セグメントと中間セグメン
トとの間の環状体が横穴142と整合し、下部セ
グメントが導管48の流れを阻止して加圧燃料が
増圧ピストン62の上端へ供給されなくなるまで
上方へ移動する。横穴55及び環状体56の加圧
燃料は増圧ピストン62のまわりをその位置とは
無関係に流れ、ばね室96に連通している。
噴射相の時、増圧ピストン62は下方へ移動し
て計量室50内の燃料の圧力レベルを増大させ
る。この増大された圧力は逆止弁72のボールを
その弁座に着座させて、計量室50内の圧力が弁
座76を通つて逆方向の導管71,54へ逃げる
のを防止している。噴射相の終わりにおいて、増
圧されたレベルは環状空胴88及びノズル弁にて
非常に急速に低下し、燃料の細かな霧化は急激に
終了する。これは環状空胴88等に集められた加
圧燃料が膨張しニードル弁が上方へ移動して普通
の不作動位置に戻ることによつて完了する。燃料
は導管86を介して上方へ移動し、T形通路70
を介して増圧ピストン62の中間シリンダ65及
び下部シリンダ66の間に規定された環状体、及
びその周囲の環状体56へ入る。これら環状体間
の連通により加圧燃料の急速釈放ができ、これに
より燃料噴射器の動作すなわち正確さを保証し、
ノズルでのぼた落ちを防止している。加圧燃料は
径の大きな上部シリンダ64が増圧ピストン62
の上端に達する前にシヤツトル弁38によつて阻
止されるので、下部シリンダ66の下部作用面に
作用する加圧燃料は増圧ピストン62を上方へ駆
動することができる。増圧ピストン62が上方へ
移動されると、シリンダ64上の作動室49に集
められた燃料は横穴142へ押しやられる。燃料
がリザーバ39へ戻る時の横穴142における流
れの割合はニードル弁144をその弁座に関して
調整することによつて変更される。ニードル弁1
44によつて制御される調整オリフイスは、作動
室49とシヤツトル室37との間に位置させたこ
とにより、流れ条件の範囲を調整することができ
る。この能力は所定の持続時間の制御信号に関す
る各噴射器の性能差を調整するために使用するこ
とができる。実際、各噴射器は細かく調整するこ
とができ、戻り導管の横穴142の比較的大きな
流れは調整の範囲にかなりの幅を考慮している。
増圧ピストン62の上方移動の程度はソレノイ
ド42の付勢の持続時間と直接関係する。ソレノ
イド42の動作の全期間、すなわち数ミリ秒の間
付勢されるとすれば、増圧ピストン62は上方へ
移動して計量室50の所定容積が逆止弁72を流
れる加圧燃料によつて充填される。ソレノイド4
2が計量室50に最大加圧燃料を入れるのに必要
な全期間の一部だけ付勢されるとすれば、この計
量室50はこのような一部の期間に相応したレベ
ルまで充填される。本質的に、ソレノイド42の
付勢の期間の持続時間を変える電子制御器25の
能力は本燃料噴射装置の各噴射器について計量容
量を可変にできることである。したがつて、同じ
噴射器が、最適に噴射すべき異なつた量又は燃料
を必要とする各種エンジンに異なる作動条件で有
効に使用できる。
本発明の燃料噴射装置の作動は、第11図のタ
イミングチヤートを参照して要約することができ
る。この第11図のタイミングチヤートはクラン
シヤフトを完全に2回転すなわち720゜回転させた
場合を示し、ピストン20の上死点(TDC)位
置は零基準点として選択されている。ソレノイド
42は通常は付勢されておらず、計測作動は三方
弁30のソレノイド42の巻線108により受け
た電子制御器25からの信号により始められる。
この信号の終了により(この信号の持続時間はし
かし数ミリ秒である)、噴射作動を始める。この
信号の持続時間を変えることにより、計量室50
へ燃料噴射量は変えられ、これにより次の噴射サ
イクル中における増圧ピストン62による噴射ノ
ズル78を通しての燃料噴射量も変えられる。信
号の持続時間を変えることに加え、燃料噴射が生
じさせられるサイクルのタイミングは、エンジン
次第の終了位置を変えることにより制御すること
ができる。第11図中に記載した矢印“アドバン
ス”はこのタイミングを変えるための能力を示唆
する。第11図中の点線は、ソレノイドの付勢の
ための許容限界と、シヤツトル弁38及び増圧ピ
ストン62の工程の全範囲を完成するための時間
とを示す。寸法は、シヤツトル弁38の行程の許
容限界(1.5mmまで)と、増圧ピストン62の行
程の許容限界(4.5mmまで)とを示す。点線は、
計量室50を充填するのに必要に量よりも少ない
燃料量を計測するための本発明噴射器の能力及び
さらには有効機能を示す。
上述した燃料噴射装置に対する種々の変形がこ
の分野の当業者にとつてなし得るであろう。たと
えば、ソレノイドは通常その付勢状態に維持させ
ることができ、又ソレノイドは電子制御器からの
遠隔信号により遮断させることができる。しか
し、ソレノイドの付勢を維持するのに必要な電力
を増加することは特に低エンジン速度で過熱を生
じさせる可能性がある。同様に、ニードル弁14
4は燃料リザーバ39へ戻る流量を制御するよう
にその弁座に関連して調節自在であるが、他の機
構が、作動室49及びシヤツトル室37間の、出
口導管につながる横穴142の調節自在な可変オ
リフイスを限定するのに使用できる。又、玉弁と
した逆止弁72に代えて、他の型式の逆止弁が使
用できる。更に、弁スリーブ102と固定プラン
ジヤであるステツプピストン124との間の共同
動作は、圧縮燃料の流れを選択的に迂回させるこ
とができる他の弁装置に置換することができる。
シヤツトル弁38は、種々の弁、たとえば玉弁に
相互接続したスプール弁のようなものにすること
ができる。増圧ピストン62は単一部材として作
られているが、このピストンはばねにより一緒に
結合した分離自在な複数の円筒形部材で作ること
ができる。又、小さなピストン60は、シヤツト
ル弁38と一体に作ることがきる。最後に、用語
「下方へ」及び「上方へ」は、シヤツトル弁38
及び増圧ピストン62の動きを説明するために使
用してきたが、これらの動きの方向は左又は右と
言い替えることができる。又、「上方向」及び
「下方向」もはこれらを容易に逆にすることがで
きる。
したがつて、特許請求の範囲は、本発明により
得ることができた重要な利益に相応する範囲で記
載されているものであり、その記載用語を狭く又
は制限して解釈すべきではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理に従つて構成された電子
制御燃料噴射器の縦断面図、第2図は第1図の燃
料噴射器に使用されるソレノイド作動三方弁の消
勢状態における拡大断面図、第3図は付勢状態に
ある第2図と同様の図、第4図は本燃料噴射器に
使用されるシヤツトル弁、小さなピストン及び三
方弁の一部を示す拡大断面図、第5図は第4図の
線5―5に沿つてみた同じ構成要素の断面図、第
6図は燃料噴射器のハウジングの一部を示す図、
第7図は燃料噴射器に使用される増圧アセンブリ
の動作のサイクルの測定相の時を示す断面図、第
8図に動作のサイクルの噴射相の終了時における
増圧ピストンを示す第7図と同様の図、第9図は
第1図の燃料噴射器の噴射相の終了時を示す回路
図、第10図は燃料噴射器の測定相を示す回路
図、第11図は燃料噴射装置の動作のサイクルに
おける事象をエンジン事象に相関させたタイミン
グ図である。特許請求の範囲中、ハウジングは第
1ハウジング部24、第2ハウジング部26及び
第3ハウジング部28を含み、電磁手段はパイロ
ツト弁40及びソレノイド42を含み、上部シリ
ンダ部材は上部シリンダ64を表し、下部シリン
ダ部材は下部シリンダ66を表し、第1導管手段
は導管48を表し、液圧及び機械手段はばね9
4、ばね室96及び導管98を含み、シヤツトル
手段はシヤツトル弁38を表し、第2導管手段は
横穴142を表し、可変オリフイス手段はニード
ル弁144及び146を含み、調整手段はばね1
46を表し、第3導管手段は第2の枝導管54を
表し、空胴はばね室96を表し、ニードルはノズ
ル90を表し、第4導管手段は導管98を表す。 発明の詳細な説明中、10……噴射器、14…
…シリンダヘツド、22……燃焼室、23……エ
ンジンブロツク、25……電子制御器、30……
三方弁、38……シヤツトル弁、39……燃料リ
ザーバ、40……パイロツト弁、42……ソレノ
イド、49……作動室、50……計量室、51…
…増圧ケーシング、52……第1の枝導管、54
……第2の枝導管、55……横穴、56……環状
体、60……小さなピストン、62……増圧ピス
トン、70……T形通路、72……逆止弁、78
……ノズル、80……ばねハウジング、84……
ノズル本体、90……ノズル、92……リテー
ナ、94……ばね、96……ばね室、98……導
管、102……スリーブ、104……アーマチユ
ア、106……電磁コア、108……巻線、14
4……ニードル弁、150……アンダカツト、1
52……ポンプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ハウジング24,26,28と、 このハウジング内に設置され加圧燃料源に接続
    した吸込路32と一方を燃料リザーバ39に接続
    した1対の吐出路34,36とを有する三方弁3
    0と、 前記ハウジング内に設置され一端が前記三方弁
    の前記吐出路の他方36と連通しているシヤツト
    ル室37と、 前記三方弁に接続されこの三方弁を、前記吸込
    路が前記他方の吐出路と連通しかつ前記一方の吐
    出路が吸込路及び他方の吐出路のいずれとも連通
    していない第1の状態から前記吸込路が両吐出路
    と連通していなくかつ両吐出路が互いに連通して
    いる第2の状態へと切換えるものであつて電子制
    御器25により与えられた入力信号によつて付勢
    されて前記三方弁の動作を調整する電磁手段4
    0,42と、 前記ハウジング内に規定された作動室49及び
    計量室50と、 前記作動室内を移動可能な上部シリンダ部材6
    4及び前記計量室内を移動可能な下部シリンダ部
    材66を包含する増圧ピストン62と、 前記シヤツトル室を前記作動室へ連通させて前
    記シヤツトル室から加圧燃料を受けこれを作動室
    へ与えて前記増圧ピストンを移動させる第1導管
    手段48と、 前記計量室の下流に配置されていてその計量室
    に連通されているノズル78と、 通常は前記ノズルを閉じるようバイアスしてい
    る液圧及び機械手段94,96,98と、 前記シヤツトル室内を移動可能に設置され前記
    電磁手段の状態の変化に応じて第1の位置では吸
    込路と前記第1導管手段との間の連通を確立し第
    2の位置ではこのような連通を阻止するシヤツト
    ル手段38と、 前記作動室から前記燃料リザーバへ延びていて
    前記シヤツトル手段が前記第1の位置にあるとき
    流体連通が阻止され前記第2の位置にあるときに
    はそのような連通が許される第2導管手段142
    と、 この第2導管手段に設置しこれを通る燃料の排
    出の割合を制御して前記電磁手段が前記第2の状
    態にある間の前記増圧ピストンの排出量を制御す
    る可変オリフイス手段144,146と を包含する燃料噴射器において、 前記シヤツトル手段38は、前記三方弁30を
    介して前記吸込路32から前記シヤツトル室37
    の一端まで通じている加圧燃料によつて前記シヤ
    ツトル室内の第1の位置の方へ動かされるととも
    に、前記シヤツトル室の他端に設けられ第3導管
    手段54を介して前記吸込路から伝えられた加圧
    燃料を常時受けている小さなピストン60によつ
    て第2の位置の方へ動かされ、前記シヤツトル手
    段38のその第2の位置までの移動は前記電磁手
    段40,42により前記三方弁30がその第2の
    状態に切換つたことによつて行われることを特徴
    とする燃料噴射器。 2 可変オリフイス手段144,146は、作動
    室49とシヤツトル室37との間に設けられてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    燃料噴射器。 3 可変オリフイス手段144,146は、ニー
    ドル弁144と、作動室とシヤツトル室との間に
    設けた弁座に関して前記ニードル弁を調整する調
    整手段146とを包含することを特徴とする特許
    請求の範囲第2項記載の燃料噴射器。 4 電磁手段40,42は、通常その第1の状態
    にある時、消勢状態にあることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の燃料噴射器。 5 シヤツトル手段38は、小径の溝によつて結
    合された複数の円筒状セグメントから成るスプー
    ル弁を包含し、前記円筒状セグメントはスプール
    弁がその中を移動するときシヤツトル室37に密
    接に適合されており、前記溝はスプール弁とシヤ
    ツトル室49との間にあつて第1導管手段48が
    開口している環状空間へ燃料を供給圧力下で流入
    させていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の燃料噴射器。 6 小さなピストン60は、その面積をシヤツト
    ル手段38の面積の数分の1としたことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の燃料噴射器。 7 増圧ピストン62は、その下部シリンダ部材
    66の面積を前記増圧ピストンの上部シリンダ部
    材64の面積の数分の1としたことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の燃料噴射器。 8 増圧ピストン62は、その下部シリンダ部材
    66を通して形成されたT形通路70を包含し、
    この通路は加圧燃料が噴射された時にノズル78
    にたまつた燃料を急速に排出させるものであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第7項
    記載の燃料噴射器。 9 第3導管手段54は、横穴55と、この横穴
    の中に規定された大きな環状体56と、下部シリ
    ンダ部材66の上端に形成されたアンダカツト1
    50とに連通され、前記アンダカツトと前記環状
    体との比較的大きな領域がノズル78にたまつた
    加圧燃料を急速膨張及び排出を行わせるものであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    燃料噴射器。 10 ノズル78は、このノズルの中に形成され
    た空胴96と、前記ノズル内に配置されたニード
    ル90と、このニードルに作用するよう前記空胴
    内に配置されたばね94と、前記空胴に連通され
    ていてそこへ燃料を供給圧力下で連続供給するよ
    うにした第4導管手段98とを包含し、供給圧力
    下の燃料と前記ばねとの合成力によつて前記ニー
    ドルを着座させて弁を閉じさせていることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の燃料噴射器。
JP8657879A 1978-07-10 1979-07-10 Fuel injector Granted JPS5512298A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US05/923,137 US4219154A (en) 1978-07-10 1978-07-10 Electronically controlled, solenoid operated fuel injection system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5512298A JPS5512298A (en) 1980-01-28
JPS6363745B2 true JPS6363745B2 (ja) 1988-12-08

Family

ID=25448183

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8657879A Granted JPS5512298A (en) 1978-07-10 1979-07-10 Fuel injector

Country Status (6)

Country Link
US (1) US4219154A (ja)
JP (1) JPS5512298A (ja)
CA (1) CA1116962A (ja)
DE (2) DE2927440A1 (ja)
FR (1) FR2431037B1 (ja)
GB (1) GB2026088B (ja)

Families Citing this family (59)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56146056A (en) * 1980-04-14 1981-11-13 Nippon Denso Co Ltd Fuel injection device
JPS56167846A (en) * 1980-05-30 1981-12-23 Nippon Denso Co Ltd Fuel injection apparatus
US4374511A (en) * 1980-12-22 1983-02-22 Ford Motor Company Fuel injection pump with distributor type fuel control
US4422424A (en) * 1981-06-23 1983-12-27 The Bendix Corporation Electronically controlled fuel injection pump
USRE33270E (en) * 1982-09-16 1990-07-24 Bkm, Inc. Pressure-controlled fuel injection for internal combustion engines
EP0107894B1 (en) * 1982-09-16 1990-01-31 Bkm, Inc. Method and apparatus for precisely controlled fuel injection in a diesel engine
US4628881A (en) * 1982-09-16 1986-12-16 Bkm, Inc. Pressure-controlled fuel injection for internal combustion engines
US4544096A (en) * 1983-07-28 1985-10-01 Energy Conservation Innovations, Inc. Electronically controlled fuel injection system for diesel engine
JPS60108561A (ja) * 1983-11-15 1985-06-14 Nippon Denso Co Ltd 燃料分配管
EP0149598B1 (de) * 1984-01-16 1988-08-17 VOEST-ALPINE AUTOMOTIVE Gesellschaft m.b.H. Einspritzdüse für Einspritzbrennkraftmaschinen
US5088467A (en) * 1984-03-05 1992-02-18 Coltec Industries Inc Electromagnetic injection valve
DE3408012A1 (de) * 1984-03-05 1985-09-05 Gerhard Dipl.-Ing. Warren Mich. Mesenich Elektromagnetisches einspritzventil
US4586656A (en) * 1984-08-14 1986-05-06 United Technologies Diesel Systems, Inc. Solenoid valve, particularly as bypass valve with fuel injector
CH671809A5 (ja) * 1986-09-09 1989-09-29 Nova Werke Ag
US4922878A (en) * 1988-09-15 1990-05-08 Caterpillar Inc. Method and apparatus for controlling a solenoid operated fuel injector
DE4010449A1 (de) * 1990-03-31 1991-10-02 Bosch Gmbh Robert Kraftstoffeinspritzeinrichtung, insbesondere pumpeduese
DE4010450A1 (de) * 1990-03-31 1991-10-02 Bosch Gmbh Robert Kraftstoffeinspritzeinrichtung fuer einspritzbrennkraftmaschinen
US5181494A (en) * 1991-10-11 1993-01-26 Caterpillar, Inc. Hydraulically-actuated electronically-controlled unit injector having stroke-controlled piston and methods of operation
US5176115A (en) * 1991-10-11 1993-01-05 Caterpillar Inc. Methods of operating a hydraulically-actuated electronically-controlled fuel injection system adapted for starting an engine
JP3037752B2 (ja) * 1991-10-11 2000-05-08 キャタピラー インコーポレイテッド 油圧作動式電子制御ユニット噴射器のアクチュエータ及びバルブ組立体
KR100203322B1 (ko) * 1991-10-11 1999-06-15 매리 제이 캘라한 전자 제어식 분사기용 댐핑 작동기 및 밸브 조립체
US5191867A (en) * 1991-10-11 1993-03-09 Caterpillar Inc. Hydraulically-actuated electronically-controlled unit injector fuel system having variable control of actuating fluid pressure
US5271371A (en) * 1991-10-11 1993-12-21 Caterpillar Inc. Actuator and valve assembly for a hydraulically-actuated electronically-controlled injector
US5168855A (en) * 1991-10-11 1992-12-08 Caterpillar Inc. Hydraulically-actuated fuel injection system having Helmholtz resonance controlling device
US5143291A (en) * 1992-03-16 1992-09-01 Navistar International Transportation Corp. Two-stage hydraulic electrically-controlled unit injector
US5235954A (en) * 1992-07-09 1993-08-17 Anatoly Sverdlin Integrated automated fuel system for internal combustion engines
US5323667A (en) * 1992-10-02 1994-06-28 Caterpillar Inc. Integrated engine and transmission control system
US5339063A (en) * 1993-10-12 1994-08-16 Skf U.S.A., Inc. Solenoid stator assembly for electronically actuated fuel injector
US5640987A (en) * 1994-04-05 1997-06-24 Sturman; Oded E. Digital two, three, and four way solenoid control valves
US5598871A (en) * 1994-04-05 1997-02-04 Sturman Industries Static and dynamic pressure balance double flow three-way control valve
US6161773A (en) * 1994-05-31 2000-12-19 Caterpillar Inc. Fuel injector nozzle with guide to check clearance passage providing injection rate shaping
US6257499B1 (en) 1994-06-06 2001-07-10 Oded E. Sturman High speed fuel injector
US6161770A (en) * 1994-06-06 2000-12-19 Sturman; Oded E. Hydraulically driven springless fuel injector
US5485957A (en) * 1994-08-05 1996-01-23 Sturman; Oded E. Fuel injector with an internal pump
US5720261A (en) * 1994-12-01 1998-02-24 Oded E. Sturman Valve controller systems and methods and fuel injection systems utilizing the same
US6148778A (en) * 1995-05-17 2000-11-21 Sturman Industries, Inc. Air-fuel module adapted for an internal combustion engine
AT1623U1 (de) * 1995-05-19 1997-08-25 Avl Verbrennungskraft Messtech Einspritzsystem für eine insbesondere mit flüssiggas als kraftstoff oder kraftstoffkomponente betriebene brennkraftmaschine
US5641148A (en) * 1996-01-11 1997-06-24 Sturman Industries Solenoid operated pressure balanced valve
US5819704A (en) * 1996-07-25 1998-10-13 Cummins Engine Company, Inc. Needle controlled fuel system with cyclic pressure generation
US5676114A (en) * 1996-07-25 1997-10-14 Cummins Engine Company, Inc. Needle controlled fuel system with cyclic pressure generation
US6085991A (en) * 1998-05-14 2000-07-11 Sturman; Oded E. Intensified fuel injector having a lateral drain passage
EP1155233B1 (de) 1999-02-24 2005-01-19 Siemens Aktiengesellschaft Regelorgan zur steuerung einer druckverstärkung von kraftstoff für einen kraftstoffinjektor
US6530363B1 (en) * 1999-04-16 2003-03-11 Caterpillar Inc Variable delivery pump and common rail fuel system using the same
US6913212B2 (en) * 2001-01-17 2005-07-05 Siemens Diesel Systems Technology, Llc Oil activated fuel injector control with delay plunger
JP3832401B2 (ja) * 2002-08-07 2006-10-11 トヨタ自動車株式会社 燃料噴射装置
US6982619B2 (en) * 2003-02-07 2006-01-03 Robert Bosch Gmbh Solenoid stator assembly having a reinforcement structure
DE10335059A1 (de) * 2003-07-31 2005-02-17 Robert Bosch Gmbh Schaltventil für einen Kraftstoffinjektor mit Druckübersetzer
WO2005071252A1 (en) * 2004-01-25 2005-08-04 Mazrek Ltd. Hydraulically driven pump-injector for internal combustion engines with hydromechanical return device of the power piston
DE602004005152T2 (de) * 2004-01-28 2007-07-12 Siemens Vdo Automotive S.P.A., Fauglia Ventilkörper, Fluidinjektor und Herstellungsmethode für einen Ventilkörper
CN100385109C (zh) * 2005-01-18 2008-04-30 侯德洋 微位移变截面均匀细雾化复合式喷油器
WO2006091392A1 (en) * 2005-02-22 2006-08-31 Siemens Vdo Automotive Corporation Common rail system with pressure amplification
CN101484678A (zh) * 2006-07-17 2009-07-15 罗伯特·博世有限公司 用于借助于燃料喷射系统喷射燃料的方法
US7578283B1 (en) 2008-06-30 2009-08-25 Caterpillar Inc. System for selectively increasing fuel pressure in a fuel injection system
US7832374B2 (en) * 2008-10-21 2010-11-16 Gm Global Technology Operations, Inc. Fuel pressure amplifier
US8775054B2 (en) 2012-05-04 2014-07-08 GM Global Technology Operations LLC Cold start engine control systems and methods
US9181890B2 (en) * 2012-11-19 2015-11-10 Sturman Digital Systems, Llc Methods of operation of fuel injectors with intensified fuel storage
JP6583304B2 (ja) * 2017-02-17 2019-10-02 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の制御装置
GB2560513A (en) * 2017-03-13 2018-09-19 Ap Moeller Maersk As Fuel injection system
GB2590366A (en) * 2019-12-09 2021-06-30 Rklab Ag Injector apparatus

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5118010A (en) * 1974-08-05 1976-02-13 Toho Denki Kogyo Kk Atc sochikirokukyoekisukauntokairo
US4069800A (en) * 1975-01-24 1978-01-24 Diesel Kiki Co., Ltd. Fuel injection apparatus
JPS5532903A (en) * 1978-07-31 1980-03-07 Riken Corp Sintering alloy material for internal combustion engine valve seat and its preparation

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1070442B (de) * 1955-01-14 1959-12-03 British Internal Combustion Engine Research Association, Slough, Buckinghamshire (Großbritannien) Brennstoff-Einspritzsystem fur Brennkraftmaschinen
DE2126777A1 (de) * 1971-05-28 1972-12-14 Bosch Gmbh Robert Pumpe Düse zur Kraftstoffeinspritzung fur Brennkraftmaschinen
DE2126653A1 (de) * 1971-05-28 1972-12-07 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Kraftstoffeinspritzeinrichtung für Brennkraftmaschinen
DE2126736A1 (de) * 1971-05-28 1972-12-07 Bosch Gmbh Robert Kraftstoffeinspntzanlage fur Brenn kraftmaschinen
DE2213776A1 (de) * 1972-03-22 1973-09-27 Bosch Gmbh Robert Kraftstoffeinspritzanlage fuer brennkraftmaschinen
JPS49108427A (ja) * 1973-02-19 1974-10-15
US3961612A (en) * 1974-08-22 1976-06-08 Diesel Kiki Kabushiki Kaisha Fuel injection device for diesel engines
US4129256A (en) * 1977-09-12 1978-12-12 General Motors Corporation Electromagnetic unit fuel injector

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5118010A (en) * 1974-08-05 1976-02-13 Toho Denki Kogyo Kk Atc sochikirokukyoekisukauntokairo
US4069800A (en) * 1975-01-24 1978-01-24 Diesel Kiki Co., Ltd. Fuel injection apparatus
JPS5532903A (en) * 1978-07-31 1980-03-07 Riken Corp Sintering alloy material for internal combustion engine valve seat and its preparation

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5512298A (en) 1980-01-28
FR2431037A1 (fr) 1980-02-08
FR2431037B1 (fr) 1985-10-04
DE2927440C2 (ja) 1990-08-23
DE2954686C2 (ja) 1992-08-06
US4219154A (en) 1980-08-26
DE2927440A1 (de) 1980-01-24
GB2026088B (en) 1982-12-08
GB2026088A (en) 1980-01-30
CA1116962A (en) 1982-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6363745B2 (ja)
JP2576861B2 (ja) 内燃機関用燃料噴射装置
JP3468813B2 (ja) 内燃機関のための燃料噴射装置
US6161770A (en) Hydraulically driven springless fuel injector
EP0774066B1 (en) Direct-operated spool valve for a fuel injector
CA1102641A (en) Fuel injector
US4129254A (en) Electromagnetic unit fuel injector
US4197996A (en) Constant pressure fuel injector assembly
EP0774067B1 (en) Solenoid actuated miniservo spool valve
KR860008403A (ko) 동축적으로 배치된 2개의 밸브를 가진 고압유체제어용 솔레노이드 밸브장치
JPH1077922A (ja) エンジンの燃料噴射装置
US4373671A (en) Electromagnetic fuel injector
AU4270000A (en) An electronic controlled diesel fuel injection system
JPS6154945B2 (ja)
WO2005069885A2 (en) Fuel injector and assembly
US5542610A (en) Fuel injection nozzle with integral solenoid valve
US4019481A (en) Fuel injection systems
US4167373A (en) Fuel injection pumping apparatus
US4497298A (en) Diesel fuel injection pump with solenoid controlled low-bounce valve
US3892362A (en) Fuel injector
US5934559A (en) Electronic fuel injector with internal single-pole solenoid and center flow post
JPH0681937B2 (ja) ディーゼル内燃機関用の燃料噴射装置
KR20040012819A (ko) 연료 분사기
US7004150B2 (en) Control valve for fuel injector and method of use
US4449503A (en) Fuel injection pump