JPS6363657A - インド−ル誘導体およびそれらの製造方法 - Google Patents

インド−ル誘導体およびそれらの製造方法

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JPS6363657A
JPS6363657A JP20758586A JP20758586A JPS6363657A JP S6363657 A JPS6363657 A JP S6363657A JP 20758586 A JP20758586 A JP 20758586A JP 20758586 A JP20758586 A JP 20758586A JP S6363657 A JPS6363657 A JP S6363657A
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JP
Japan
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formula
compound
solvent
indole
general formula
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Pending
Application number
JP20758586A
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English (en)
Inventor
Masanori Somei
正徳 染井
Hirokuni Amari
裕邦 甘利
Yoshihiko Makita
巻田 吉彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kissei Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Kissei Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は医薬品の製造中間体として有用なインドール誘
導体およびそれらの製造方法に関するものである。
従来の技術 インドール誘導体は種々の薬理作用を有し、医薬品とし
て重要な化合物も多い。これらの化合物の中には環状化
合物を置換基として有するものや環状化合物と縮合した
ものも少なくない。このような化合物を製造する場合、
直接環状化合物が導入できれば、製造工程を著しく短縮
することができる。
一般に芳香環上に核置換基として芳香環基を導入する方
法としてウールマン反応 (UllmannReact
ion)  などが知られている。この反応はアリール
ハロゲン化物を銅触媒下にカップリングさせてジアリー
ル化合物を製造するものであるが、非対象化合物を製造
する場合は単一化合物が得られないなどの問題点がある
ため、分子内開環に多く用いられている。
発明が解決しようとする問題点 インドール環の4位に芳香環、特に3−ピリジル基が導
入できれば麦角アルカロイド類の製造にきわめて有利で
ある。しかしながら、従来の芳香環導入の方法では目的
とするものがほとんど得られない。
不発明の目的は医薬品の製造中間体として有用な4−置
換インドール誘導体およびそれらの効率的な製造方法を
提供するものである。
問題点を解決するための手段 インドール誘導体は種々の薬理作用を有しており、医薬
品に用いられている化合物も多い。例えハ、解熱、消炎
、鎮搭剤のインドメタシン(l ndo−methac
in) 、インドブD 7 sン(Indoprofe
n)、インドキソール(Indoxole) 、血管拡
張剤のピンドロー ル(Pindolol)、高血圧治
療剤のインドラミン(Indoramin)  などで
ある。また、麦角アルカロイド類のように五環性または
四環性の化合物でインドール骨格を含む化合物にも、医
薬品として有用なものが多い。
このような二環性あるいは四環性の化合物を製造する方
法としては鎖状の置換基を導入した後、それを分子内で
閉環する方法がもっばらとられている。もし、環状の置
換基が直接導入できれば製造工程を大巾に短縮すること
ができる。例えばインドールの4位に3−ピリジル基が
導入できれば、インドール環の2位とピリジン環の2位
とを炭焉原子1個を介して閉コすることによってきわめ
て容易に麦角アルカロイド類に導くことができる。
本発明はこのように医薬品の製造中間体として有用な一
般式 (式中のAは芳香族炭化水素基または異項環基である)
で表されるインドール誘導体およびそれらの製造方法を
提供するものである。
本発明の第1および第2の製造方法は、一般式(式中の
Xはヨード原子またはビス(トリフルオロアセチルオキ
シ)クリラムである)で表される化合物と、一般式 %式%() (式中のAは前記と同じ意味をもつ)で表される化合物
とを反応させるか、あるいは式 テ表すレル4−ヨードー3−インドールカルバルデヒド
と一般式 %式%() (式中のAは前記と同じ意味をもつ)で表される化合物
とを光照射下に反応させることを特徴とするものである
本製造方法によれば、フェニル基、フリール基、ピリジ
ル基などの芳香環基を一工程でインドール環に直接導入
することができる。
また、本発明の第3の製造方法は、一般式(式中のAは
前記と同じ意味をもつ)で表される化合物をN、N−ジ
メチルホルムアミド−オキシ塩化リン〔フィルスマイヤ
ー試薬(Vilsmeier re−agent) )
と反応させてホルミル化することを特徴とするものであ
る。
本製造方法は、位置選択的にホルミル化することにより
、一工程で4位に芳香環基あるいは異項環基を有する3
−インドールカルバルデヒド透導体を製造するものであ
る。
本発明の製造方法において出発原料として用いられるー
、般式(n)、(III)、(rV)および(V)の化
合物はすべて公知の化合物であり、市販品として人手す
ることもできるし、また、文献記載の方法あるいはそれ
に準じた方法に従って製造することができる。
また、一般式(Vl)の化合物は4−ヨードインドール
に本発明の第1あるいは第2の製造方法に碩じて直接環
状化合物を導入するか、あるいは5−ヨード−2−二ト
ロトルエンを用い、6位に環状化合物を導入した後閉環
してインドール環を形成することなどにより製造するこ
とができる。
本発明の第1の製造方法を好適に実施するには、一般式
(II)の化合物と1.2〜5倍モルの一般式(III
)および少量の酢酸パラジウムを適量の不活性溶媒、例
えばN、N−ジメチルホルムアミドに溶解し、必要なら
ば塩基、例えばトリエチルアミン等を加えて100〜1
20℃で1〜2時間加熱する。反応終了後常法により処
理精製して目的物を得る。
本発明の第2の製造方法を好適に実施するには、一般式
(rV)の化合物を適当な溶媒中あるいは無溶媒下、過
剰量あるいは溶媒兼用の一般式(〜f)の化合物に加え
、必要ならば塩基、例えばピリジンを加えて室温下、高
圧水銀灯を用いて光照射する。反応終了後常法により処
理、精製して目的物を(与る。
本発明の第3の製造方法を好適に実施するには、無水の
N、N−ジメチルホルムアミドに水冷攪拌下やや過剰景
のオキシ塩化リンを加え、暫時攪拌してVilsm=i
er試薬を製し、これに適量のN、N〜ジメチルホルム
アミドに溶解した一般式(VI)の化合物を加え、氷冷
〜加温下3〜10時間攪拌する。反応終了後常法に従い
処理、精製して目的物を得る。
発明の効果 本発明の製造方法は一工程でしかも収率よく環上に芳香
環基または異項環基を有するインドール誘導体を製造す
ることができる。
本発明の方法で製造される4−置換インドール透導体は
医薬品等の製造中間体として有用である。
特に3−ホルミル−4−(3−ピリジル)インドールは
閉環、還元することにより、容易に麦角アルカロイドの
基本骨格であるエルゴリン誘導体に導くことができ、麦
角アルカロイド類の合成中間体としてきわめて有用であ
る。
実施例 本発明の内容を以下の参考例および実施例によって更に
詳細に説明する。なお、各参考%lおよび実施例中の化
合物の融点はすべて未補正である。
各参考例および実施例中、tl、 p、は融点、III
は赤外線吸収スペクトル、’ H−N !、l Rはプ
ロトン核磁気共鳴スペクトル、MSはマススペクトル、
Anal、  ハ元素分析値を示す。
参考例 1 6−ヨード−2−二トロトルエン 6−アミノ−2−二トロトルエン8.330gを濃塩酸
13.0mlと水13.0+nj2の混合溶液に溶解し
た。これに亜硝酸す) IJウム4.200gを水10
.0mlに溶かした液を水冷攪拌下、液温を10℃以下
に保ちながら加えた。約20分攪拌した後、反応液にヨ
ウ化カリウム11.700 gを水17.0mm!に溶
かした液を加え、4 ”A−Q水浴上で約10分間加熱
した。冷却後、塩化メチン、ンで抽出し、有機層を10
%チオ硫酸す)IJウム水溶液および飽和食塩水で順次
洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下に溶媒を
′留去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(溶出溶媒:塩化メチレン/n−ヘキサン=1/1.
 V/V) で精製して、13.4592 g  <9
3%)の6−ヨード−2−二トロトルエンを得た。
無色プリズム晶 (メタノール−水) m、p、  32.0〜34.0℃ IR(KBr)  vmax : 3400.1518
.1350  cm−’’)l−N!JR(CDCl2
) δ: 2.53(3,H,s)、 6.88(1)1.
 t、 J=7.6Hz)。
7.60(IH,dd、 J=7.6 and 1.5
Hz)、 7.93(IH,dd、 J=7.6 an
d 1.5Hz)!JS  m/z :  263  
(!、1’)Anal、 Ca1cd for C,H
,INO□:C,31,96; H,2,30; N、
 5.33Found  C,31,91; H,2,
19; N、 5.10参考例 2 2−ニトロ−6−(3−ピリジル)トルエン6−ヨード
−2−二トロトルエン135.4mgをN、N−ジメチ
ルホルムアミド2.0mlに溶解し、これにジエチル(
3−ピリジル)ボラン222.8mg (3mol e
q、)、酢酸パラジウム8.0mg (0,07mol
 eq、)  )リエチルアミン1.0−を加え、12
0℃で約6時間加熱攪拌した。減圧下に溶媒を留去した
後、残留物に飽和炭酸水素す) IJウム水溶液を加え
、メタノール−酢酸エチルエステル(5:95. v/
v)混合溶媒で抽出した。有機層を飽和食塩水で洗い、
無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下に溶媒を留去した
。残留物をメタノールで再結晶して原料のジエチル(3
−ピリジル)ボラン134.Omgをろ去した。母液を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:塩化
メチレン/メタノール=9515. V/V)で精製し
て55.9mg (51,7%)′の2−ニトロ−6−
(3−ピリジル)トルエンを得た。
無色プリズム晶 (ジエチルエーテル−〇−ヘキサン) m、p、  57.0〜58.0℃ IR(KBr)  vmax : 3400. 151
9.1352  cm−’’It−N!JR(100!
、IHz、  CDC13)δ:  2.36(3H,
s)、  7.30〜?、50(3)1.  m)。
7.63(1)1.  dt、  J=7.8  an
d  2.0Hz)、  7.83(IH,dd、  
J=7.8  and  3.0)!z)、  8.5
6(IH。
brcl、  J=1.5t(z)、  8.66(1
)I、  dd、  J=4.9arid  i、5t
lz) !、(S  ITl/ z  :   214   (
M −)Anal、  Ca1cd  for  Cl
2HION202  ’C,67,28;  H,4,
71;  N、  13.03Found  C,66
,98;  H,4,68;  N、  12.71参
考例 3 4−(3−ピリジル)インドール 2−ニトロ−6−(3−ピリジル)トルエン732.9
mgをp l、 N−ジメチルホルムアミド20.0−
に溶解し、これにN、N−ジメチルホルムアミドジメチ
ルアセクール1.2260 gおよびジアザビシクロ(
5,4,01ウンデセン274.1mgを加えて約7時
間還流した。減圧下に溶媒を留去し、残留物にメタノー
ル20.0 rnlを加え、これに16%三塩化チタン
水溶液13.2mlを加えて約5分間激しく攪拌した。
反応液に2N−水酸化す) IJウム水溶液を加えてp
H14とし、さろにアンモニア水を加えた後、塩化メチ
レン−メタノール(95:5. v/v)混合溶媒で抽
出した。有機層を飽和食塩水で洗い、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥後、減圧下に溶媒を留去した。残留結晶を塩化
メチレンで再結晶して315.3mgの4−(3−ピリ
ジル)インドールを?4た。母液をシリカゲル分攻薄暮
りロマトグラフィー(展開溶媒:塩化メチレン/メタノ
ール=9515. v/v)で精製してさらに23.3
mgの目的物を得た。総収量338.6mg (5i%
)無色プリズム晶 (ベンゼン) m、p、172.0〜174.0 ℃ IR(KBr)  νmax :  34QQ  cm
−’’)I−NMR(100!JHz、 CDC13)
δ: 6.56(1)1. d、 J=3.4Hz)、
 7.07〜7.60 (5H。
m)、 8.14(IH,brd、 J=7.8Hz)
、 8.49(LH。
brd、 J=4.3)1z)、 8.83(1!I、
 brs)MS  m/z :  194  (M’)
Anal、  Ca1cd  for  C13)1+
oN2 ’C,80,38;  H,5,19;  N
、  14.42Found  C,?9.46;  
H,4,98;  N、  14.29実施例 1 4−フェニル−3−インドールカルノくルデヒド(3−
ホルミルインドール−4−イル)ピストリフルオロアセ
テ−) 290mg、ベンゼンボロン酸73.5mg1
酢酸パラジウム8 mgをN、N−ジメチルホルムアミ
ド2.0−に溶解し、120℃で1時間加熱攪拌した。
減圧下に溶媒を留去し、残留物に飽和炭酸水素ナトリウ
ム水溶液を加え、酢酸エチルエステルで抽出した。抽出
液を水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下に
溶媒を留去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(溶出溶媒:塩化メチレン/メタノール=98/
2. v/v)で精製して、4−フェニル−3−インド
ールカルバルデヒド66.6+++g (60%)を得
た。
無色プリズム晶 (ジエチルエーテル−〇−ヘキサン) [11,11,164,5〜165.5  ℃IR(K
Br)   νmax  : 3100、 1640. 1505. 1385  c
m−’’H−NvR(CD、00) δ:6.85〜7.50(8H,m)、  7.93(
IH,s)、  9.15(LH,S) !、IS  m/z:  221  (M’)Anal
、 Ca1cd  far  C15H++\0:C,
81,43;  H,5,01;  N、  6.33
Found:  C,81,19;  H,4,90;
  N、  6.15実施例 2 4−フェニル−3−インドールカルバルデヒド4−ヨー
ド−3−インドールカルバルデヒド136.0mg、)
リエチルアミン0.2m12、ベンゼンボロン酸73.
5mg、酢酸パラジウム8 mgをN、N−ジメチルホ
ルムアミド2.0−に溶解し、120℃で1時間加熱攪
拌した。減圧下に溶媒を留去し、残留物に飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルエステルで抽出し
た。抽出液を水で洗い無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減
圧下に溶媒を留去した。残留物をシリカゲル分取薄層ク
ロマトグラフィー(展開溶媒;塩化メチシル/メタノー
ル=9515. v/v)で精製し、目的物53.5 
i+g (48,2%)を得た。
このものの物理恒数は実施例1で得た化合物のものと同
一であった。
実施例 3 4−フェニル−3−インドールカルバルデヒド4−ヨー
ド−3−インドールカルバルデヒド202.3呵をベン
ゼン150 mlとピリジン1.5rn1の混合溶媒に
溶解し、アルゴンガス導通下、450Wの高圧水銀灯で
パイレックスフィルターを通して室温攪拌下4時間光照
射した。減圧下に溶媒を留去後、残留物にIN−水酸化
ナトリウム水溶液を加えてアルカリ性とし、塩化メチレ
ン−メタノール(95:5. v/v)混合溶媒で抽出
した。有機層を飽和食塩水で洗い、無水硫酸ナトリウム
で乾燥後、減圧下に溶媒を留去した。残留物をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:塩化メチレン
/メタノール=99/1. v/v)で精製して、目的
1勿98.2zg (60%)を得た。
このものの物理恒数は実施例1で得た化合物のものと同
一であった。
実施例 4 。
4− (2−フリル)−3−インドールカルバルデヒド
(3−ホルミルインドール−4−イル)ピストリフルオ
ロアセテート290.0 mg 、 2−フリルボロン
酸282.9mg (5mol eq、)、酢酸パラジ
ウム8 mgをN。
N−ジメチルホルムアミド2.0−に溶解し、120℃
で約1時間加熱攪拌した。減圧下に溶媒を留去し、残留
物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、メタノール
−酢酸エチルエステル(5:95. v/v) 混合溶
媒で抽出した。有機層を飽和食塩水で洗い、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥後、減圧下に溶媒を留去した。残留物を
シリカゲル分取薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:ベ
ンゼン/酢酸エチルエステル=1/1.  v/v) 
 で精製して4−(2−フリル)−3−インドールカル
バルデヒド58.9zg(57%)を得た。
無色プリズム晶 (ベンゼン) m、p、  105〜106℃  ・ IR(KBr)  νmax :  3130.163
5.1505 cm−’’H−NMR(CDC13) δ: 6.35〜6.60(2H,m)、 6.95〜
7.60(4H。
m)、 7.85(ltl、 d、 J=3.4)1z
”)、 9.69(1)1゜s) 、9.98 (IH
,br−s、 NH)(本=D20 添加によりS) 〜Is  m/z:  211 (M”)Anal、 
Ca1cd for C,3)19NO2:C,73,
92; H,4,30;、 N、 6.63Found
: C,?3.98; H,4,09; N、 6.6
2実施例 5 4−(2−フリル)−3−インドールカルバルデヒド4
−ヨード−3−インドールカルバルデヒド150.6m
gを7ラン143dとピリジン7.5−の混合溶媒に溶
解し、アルゴンガス導通下、450Wの高圧水銀灯でパ
イレックスフィルターを通して室温攪拌下、1時間光照
射した。減圧下に溶媒を留去後、残留物にIN−水酸化
ナトリウム水溶液を加えてアルカリ性とし、塩化メチレ
ン−メタノール(9515,v/v)混合溶媒で抽出し
た。有機層を飽和食塩水で洗い、無水硫酸ナトリウムで
乾燥後、減圧下に溶媒を留去した。残留物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチルエス
テル/n−ヘキサン”1/3. v/v )で精製して
目的物75.5 mg (6496)を得た。
このものの物理恒数は実施例4で得た化合物のものと同
一であった。
実施例 6 4−ヨード−3−インドールカルバルデヒド306.3
mgをピリジン200 mJ2に溶解し、窒素ガス導通
下、450ij高圧水銀灯でパイレックスフィルターを
通して室温攪拌下、2時間光照射した。減圧下に溶媒を
留去後、残留物にIN−水酸化ナトリウム水溶液を加え
てアルカリ性とし、塩化メチレン−メタノール(951
5,V/V)混合溶媒で抽出した。有機1を飽和食塩水
で洗い、無水硫酸す) IJウムで乾燥後、減圧下に溶
媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(溶出溶媒:酢酸エチルエステル/n−ヘキサン
=2/1. V/V)で分mWi製して、4−(2−ピ
リジル)−3−インドールカルバルデヒド74.6mg
 00%)、 4−り3−ピリジル)−3−イン下−ル
カルバルデヒド47.lh+g(19%)、4−(4−
ピリジル)−3−インドールカルバルデヒド22.3m
g(9%)をそれぞれ得た。
4−(2−ピリジル)−3−インドールカルバルデヒド
(化合物A) 無色プリズム晶 (メタノール−酢酸エチルエステル) m、p、  185.0〜186.0℃IR(K8r)
  νmax :  3420.1663.1653 
Cm−’’)I−N!JR(100MHz  CD30
0)δ:  7.16〜7.68(5H,m)、  7
.92(!H,dt、  j=1.7  and  7
.8Hz)、  8.15(lfl、  s)、  8
.57(lft。
brd  J=5.1Hz)、  9.47(1)1.
  s)MS  m/z:  222”(M゛)Ana
l、  Ca1cd  for  C14H+oNzO
’C,75,66;  H,4,54;  N、  1
2.61Found:  C,?5.7?;  H,4
,44;  N、  12.594−(3−ヒ!J シ
ル)−3−インドールカルバルデヒド(化合物B) 無色プリズム晶 (メタノール−酢酸エチルエステル) m、p、  190.0〜191.0℃IR(にBr)
Q  νmax :  1670 cm−’’H−NM
R(400MH2CD30D)δ: 7.18(1)1
. dd、 J=7J and 0.7Hz)、 7.
40(LH,dd、 J=8.2 and 7JHz)
、 7.50(1!l。
dd、 Jニア、9 and 5.1Hz)、 7.5
7(LH,dd。
J=8.2 and O,7Hz)、 7.87(LH
,dt、 J=7.′3and  1.9Hz)、  
8.20(1)1.  s)、  8.53(1)1゜
brd、  J=5.1)1z)、  8.55(LH
,tars)、  9.35(IIl、   S) MS  m/z:   222  (M”)、Anal
、  Ca1cd  for  Cl4)11ON20
4/4LO:C,74,15;  H,4,67;  
N、  12J6Found:  C,74,18; 
 )1. 4.37;  N、  12.324− (
4−ピリジル)−3−インドールカルバルデヒド(化合
物C) 無色プリズム晶 (メタノール) m、p、  285.0〜288.0℃ (分解)IR
(KBr)  νmax :  1555 cm−’’
H−NMR(100M)Iz ds−D!、l5O)δ
: 7.14(LH,dd、 J=7.1 and 1
.3Hz)、 7.37(IH,dd、 J=7.9 
and 7.1)1z)、 7.41(2H。
dd、 J=4.4 and 1.5Hz)、 7.6
2(1)1. dd。
J=7.9 and 1.3Hz)、 8J2(LH,
s)、 8.60(2H,dd、 J=4.4 and
 1.5Hz)、 9.57(IH。
S)、 12.43(IH,brs) MS  m/z:  222  (1゛)Anal、 
 Ca1cd  for  C141(1ON20:C
,75,66;  H,4,54;  ::、  12
.61Found:  C,75,92;  H,4,
33;  N、  12.49実施例 7 4− (3−ピリジル)−3−インドールカルバルデヒ
ド無水N、N−ジメチルホルムアミド1.50mgに水
冷攪拌下、オキシ塩化リン430.4mg (2,5m
ol eq、)を加え、約20分間攪拌した。この溶液
に4〜(3−ピリジル)インドール272Jmgを無水
\、N−ジメチルホルムアミド3.0−に溶かした溶液
を室温攪拌下に加え、約3.5時間室温下で攪拌した。
反応液に2N−水酸化ナトリウム水溶液を加えて、p)
l 14とした後、塩化メチレン−メタノール(95:
5. v/v)混合溶媒で抽出した。有機層を飽和食塩
水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下に溶媒
を留去した。残留結晶をメタノール−酢酸エチルエステ
ルで再結晶して4−(3−ピリジル)−3−インドール
カルバルデヒド263.5mgを得た。母液をンリカゲ
ル分取薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホル
ム/メタノール/アルモニア水=461510.5゜v
/v)で精製して、さらに21.!h+gの目的?勿を
得た。
穏収↑235.4mg (92%)。
この化合物の物理恒数は実施例6で得られた化合?N 
Bのものと同一であった。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のAは芳香族炭化水素基または異項環基である)
    で表されるインドール誘導体。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のAは芳香族炭化水素基または異項環基である)
    で表されるインドール誘導体を製造するにあたり一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のXはヨード原子またはビス(トリフルオロアセ
    チルオキシ)タリウムである)で表される化合物と一般
    式 A−B(OH)_2 (式中のAは芳香族炭化水素基または異項環基である)
    で表されるボラン酸誘導体とを反応させることを特徴と
    する製造方法。
  3. (3)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のAは芳香族炭化水素基または異項環基である)
    で表されるインドール誘導体を製造するにあたり、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表される化合物と、一般式 A−H (式中のAは芳香族炭化水素基または異項環基である)
    で表される化合物とを光照射下に反応させることを特徴
    とする製造方法。
  4. (4)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のAは芳香族炭化水素基または異項環基である)
    で表されるインドール誘導体を製造するにあたり、一般
    式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のAは芳香族炭化水素基または異項環基である)
    で表される化合物をN,N−ジメチルホルムアミド−オ
    キシ塩化リンを用いてホルミル化することを特徴とする
    製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003074047A1 (en) * 2002-03-04 2003-09-12 4Sc Ag Indole derivatives as modulators of potassium channels

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55151505A (en) * 1979-05-14 1980-11-26 Kuraray Co Ltd Indole agricultural and horticultural fungicide

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