JPS63150262A - 1,3,4,5−テトラヒドロベンズ〔cd〕インド−ル誘導体 - Google Patents

1,3,4,5−テトラヒドロベンズ〔cd〕インド−ル誘導体

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JPS63150262A
JPS63150262A JP29808986A JP29808986A JPS63150262A JP S63150262 A JPS63150262 A JP S63150262A JP 29808986 A JP29808986 A JP 29808986A JP 29808986 A JP29808986 A JP 29808986A JP S63150262 A JPS63150262 A JP S63150262A
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JP
Japan
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tetrahydrobenz
cis
indole
formula
methyl
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Application number
JP29808986A
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English (en)
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Masanori Somei
正徳 染井
Fumio Yamada
山田 文夫
Yoshihiko Makita
巻田 吉彦
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Kissei Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Kissei Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は医薬品の製造中間体として有用な新規な1.3
.4.5−テトラヒドロベンズ(cd )インドール誘
導体に関するものである。
従来の技術 麦角アルカロイド類はα−受容体遮断作用、抗セロトニ
ン作用、平滑筋収縮作用、末梢血管拡張作用、脳血管拡
張作用、プロラクチン分泌抑制作用等の薬理作用を有し
、種々の疾患治療剤として用いられている。例えば、偏
頭痛治療剤、末梢血管障害治療剤、老人性脳機能不全治
療剤、降圧剤、子宮収縮剤、子宮止血剤、高プロラクチ
ン症治療剤などである。
従来このような医薬品として用いられてきた麦角アルカ
ロイド類はほとんどのものが側鎖にペプチド鎖を有する
ペプチド型アルカロイドであった。
近年、ペプチド鎖を有しないクラビン型アルカロイドあ
るいはエルゴレン骨格のD環が開裂したセコエルゴレン
誘導体などのテトラヒドロベンズ[:cd :]インド
ール誘導体などの中にも有用な薬理作用を示す化合物が
見出され、注目を集めている。
今までに、4.5−二置換−1,3,4,5−テトラヒ
ドロベンズ〔cd〕インドール誘導体として、一般式(
式中のRは水素原子または低級アルコキシカルボニル基
である)で表される化合物など4.5−)ランス体は多
くの化合物が合成されている〔特開昭61−85361
号〕。
4.5−シス配置の1.3.4.5−テトラヒドロベン
ズ(cd ]インドール誘導体について、例えば4.5
−シス配置の1.3.4.5−テトラヒドロベンズ(c
d )インドール誘導体については天然物として4.5
−シス−5−(2−ヒドロキシメチル−1−プロペン−
1−イル>−4−メチルアミノ−1,3,4,5−テト
ラヒドロベンズ[:cd )インドール〔(±)−カッ
クラビン−■〕などの存在が知られ゛ているが、合成さ
れた例は報告されていない。また、5−(2−メチル−
1−プロペン−1−イル)−5−ニトロ−1,3,4,
5−テトラヒドロベンズ〔cd〕インドールを4.5−
シスおよび4.5−)ランスノの2:1の混合物として
合成した例があるが、シス体の単離には成功していない
〔テトラヘドロンレターズ(Tetraheron  
Letters)、 27巻、27号、3169〜31
72ページ、(1986年〕。
発明が解決しようとする問題点 この発明の目的は医薬品の製造中間体として有用な新規
な4.5−シス−4,5−二置換−1,3,4,5−テ
トラヒドロベンズ〔cd〕インドール誘導体を提供する
ことである。
問題点を解決するための手段 本発明者らは4.5−シス−4,5−二置換−1,3,
4,5−テトラヒドロベンズ(’cd〕インドール誘導
体を製造すべく検討した結果、4.5−)ランス−5−
(2−メチル−1−プロペン−1−イル)−4−ニトロ
−1,3,4,5−テトラヒドロベンズ(cd ]イン
ドールがある条件下でプロ、トネーション(Proto
nation)することにより異性化して4.5−シス
体に移行すること、さらに得られた4−ニトロ体を4.
5−シス配置を保持したまま、種々の誘導体に変換でき
ることを見出し本発明を成すに至った。
本発明は医薬品の製造中間体として有用な、一般式 (式中のR1はメチル基またはヒドロキシメチル基であ
り R2はニトロ基、アミノ基またはメトキシカルボニ
ルアミノ基である。ただし、R1がメチル基の場合、R
2がニトロ基である化合物を除く)で表される1、 3
.4.5−テトラヒドロベンズ(cd )インドール誘
導体およびそれらの酸付加塩を提供するものである。
本発明の一般式(I)の化合物はいずれも新規化合物で
あり、下記のようにして製造することができる。例えば
、一般式(I)の化合物でR1がメチル基であり R2
がアミン基である化合物は、式で表される化合物を適当
な還元剤、例えば亜鉛アマルガム−塩酸を用いて還元す
ることにより得ることができる。さらに得られた化合物
を塩基の存在下にクロル炭酸メチルと処理することによ
り一般式(I)の化合物でR1がメチル基であり R2
がメトキシカルボニルアミノ基である化合物を得ること
ができる。
また、一般式(I)の化合物でR1がヒドロキシメチル
基であり R2がニトロ基である化合物は前記式(n)
の化合物を適当な酸化剤、例えば二酸化ゼレンを用いて
処理することにより得ることができる。この化合物を前
記と同じように還元、メトキシカルボニル化を行うこと
により一般式(I)の化合物でR1がヒドロキシメチル
基であり R2がアミノ基あるいはメトキシカルボニル
アミノ基である化合物を得ることができる。
本発明の一般式(1)の化合物の製造において出発原料
として用いられる式(n)の化合物は、式 で表される化合物をナトリウムメトキシドで脱プロトン
した後、10%酢酸水溶液で処理し、プロトネーション
して異性化することにより得ることができる。
本製造方法で原料として用いられる式(III)の化合
物は公知化合物であり、文献記載の方法により容易に製
造することができる〔ケミカル アンド ファーマシュ
ーチカル ブレチン(Chem。
Pharm、 Bull、) 32巻、5064ページ
、1984年〕。
本発明の一般式(1)の化合物は種々の医薬品として用
いられる麦角アルカロイド類の製造中間体として有用で
ある。例えば、一般式(I)の化合物でR2がメトキシ
カルボニル基である化合物は適当な還元剤、例えば水素
化リチウムアルミニウムを用いて還元することにより(
±)−5−エビ−6゜7−セコアグロラクビンあるいは
(±)−カックラビン■に導くことができる。
発明の効果 本発明の化合物は文献未載の新規化合物であり、医薬品
として有用な種々の麦角アルカロイド類に容易に導くこ
とができる。従って、本発明の一般式(I)の化合物は
医薬品の製造中間体として有用である。
実施例 本発明の内容を以下に述べる実施例および参考例により
さらに詳細に説明する。なお、各実施例および参考例中
の化合物の融点はすべて未補正である。
参考例 1 4.5−シス−5−(2−メチル−1−プロペン−1−
イル)−4−ニトロ〜1.3.4.5−テトラヒドロベ
ンズ[cd ]インドール 4.5−)ランス−5−(2−メチル−1−プロペン−
1−イル)−4−ニトロ−1,3,4,5−テトラヒド
ロベンズ〔cd〕インドール3.0158 gを無水メ
タノール300dに溶解し、これにナトリウムメトキシ
ド3.7579 gを加え、約5時間加熱攪拌した。減
圧下に溶媒を留去した後、残留物に水を加え、さらに氷
酢酸−水(l:肌v/v)混合溶媒を加えpH4とした
。反応液を酢酸エチルエステルで抽出し、有機層を飽和
食塩水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下に
溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(溶出溶媒:塩化メチレン/n−ヘキサン−1
/1. v/v)で精製して、4.5−シス体および4
.5−)ランス体の混合物2.8949 gを得た。こ
れをメタノールから再結晶して目的の4,5−シス−5
=(2−メチル−1−プロペン−1−イル)−4−二ト
ロー1゜3、4.5−テトラヒドロベンズ(ccl 〕
インドール2.0351 gを得た。
無色プリズム品  (メタノール) 融 点:147〜148℃ IR(KBr) ν□、  :  3381. 1620. 1606.
 1526. 1444゜1378.1367  cm
−’ ’H−NMR(CDC13) δ:  1.67(3)1.  cl、  J=1.2
Hz)、  1.83(31(、d、  J−1,5H
z)、  3.33(LH,dd、  J=15.4 
and5.3Hz)、  3.59(1N、  ddd
、  J=15.4. 10.0and 1.5Hz)
、  4.73(II、  dd、  J=10.3 
and4.4Hz>、  4.96(II(、ddd、
  J=10.0. 5.3and 4.4Hz)、 
 5.13(1)1.  br−d、  J=10JH
z)、  6.75〜6.98(IH,m)、  6.
92(ltl、 br−s)、 7.圓〜7.25(2
tl、 m)、 7.98(IH,br−s) MS  :   m/z 256  (M″′)、〔C
15H16N202=256〕実施例 l ドール 亜鉛末997.8mgと塩化第二水銀154.2mgを
混合し、2N−塩酸10−を加えて室温下5分子IIJ
攪拌した。
上澄液を除去して得られた亜鉛アマルガムに、4゜5−
シス−5−(2−メチル−1−プロペン−1−イル)−
4−ニトロ−1,3,4,5−テトラヒドロベンズ[c
d ]インドール129.6mgをメタノール30m7
!に溶解した溶液を加え、2N=塩酸10m1.を加え
て約4時間加熱攪拌した。綿栓ろ過して不溶物をろ去後
、減圧下に溶媒を留去した。残留物に2N−水酸化ナト
リウムを加えてアルカリ性とした後塩化メチレン−メタ
ノール(95:5. v/v)混合溶媒で抽出した。有
機層を飽和食塩水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た後、減圧下に溶媒を留去した。残留物をシリカゲル分
取薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホルム/
メタノール/アンモニア水=91/8/1゜v/v)で
精製して、112.0mg (97,9%)の4.5−
シス−4−アミノ−5−(2−メチル−1−プロペン−
1−イル)−1、3,4,5−fトラヒドロベンズ[c
d :]インドールを得た。
無色オイル 1R(film) ν、、、:  3390. 3140,2890. 1
600゜1439  c+y+” ’H−NMR(CDCl2) δ:  1.69(2N、  br−s)”、  1.
8[3H,d、  J=1.2Hz)。
1.85(3H,d、  J=1.2flz)、  2
.81(ill、  ddd。
J=15.2. 7.3  andl、0tlz)、 
 3.05(ltl。
ddd、  J=15.2. 4.4  and  1
,0Hz)、  3.44(LH,ddd、  J=7
.3. 4.4  and  3.5Hz)。
3.98(IH,dd、  J=10.0  and 
 3.5Hz)、5.27(IH,br−d、  J=
10.0H2)、  6.7(]−6,91(IH。
m)、  6.83(LH,br−s>、  6.97
〜7.19(2tl。
m>、  8.03(II(、br−s)本=020添
加により消失 MS  :  m/z 225 (M”)、 〔C,5
H,、N2=2251実施例 2 4.5−シス−4−アミノ−5−(2−メチル−1−プ
ロペン−1−イル)−1,3,4,5−テトラヒドロベ
ンズ(cd )インドール109.9mgを塩化メチレ
ン4mlに溶解し、これにトリエチルアミン0.2ml
を加え、さらにクロル炭酸メチルエステル95.0mg
を塩化メチレン1meに溶解した液を加えて室温下約1
時間攪拌した。
反応終了後、塩化メチレン約20m1を加え、飽和炭酸
水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で順次洗い、無
水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下に溶媒を留去した。
残留物をシリカゲル分取薄層クロマトグラフィー(展開
溶媒:塩化メチレン)で精製して90.4 mg (6
5,5%)の4,5−シス−4−メトキシカルボニルア
ミノ−5−(2−メチル−1−プロペン−1−イル)−
1,3,4,5−テトラヒドロベンズ(cd)インドー
ルを得た。
無色針状晶  (メタノール−水) 融  点 :  137〜139℃ IR(KBr) ν、、、 : 3320. 1683. 1669. 
1533  cm−’’)l−NMR(1:’DC13
) δ:  1.79(1B、  d、  J=2.0Hz
)、  1.81(LH,d、  J−1,5Hz)、
  2.87(IH,dd、  J=15.5  an
d7.0Hz>、  3.11(IH,dd、  J=
15.5  anc14.2112)、  3.61(
3H,S)、  4.05(LH,dd、  J=9.
8 and 3.7Hz)、  4.30(LH,dd
dd、  J=9.5. 7.0. 4.2  and
  3.7Hz)、  4.75(1)1゜br−d、
  J=9.5Hz)、  5.21(LH,’ br
−d、  J−9,8t(z)、  6.68〜6.9
2(1B、  m)、  6.85(IH。
br−s)、  6.96 〜7.25(2H,m)、
  7.93(lfl。
t+r−s) MS  :   m/z  284  (Ma、[C,
7H2,N202=2843実施例 3 4.5−シス−5−(2−メチル−1−プロペン−1−
イル)−4−ニトロ−1,3,4,5−テトラヒドロベ
ンズ[cd ]インドール49.2mgをジオキサン−
水(4:1. v/v)混合溶媒に溶解し、これに新た
に昇華して精製した二酸化ゼレン89.4n+gを加え
て約4時間加熱攪拌した。
減圧下に溶媒を留去し、残留物に飽和炭酸水素ナトリウ
ム水溶液を加えて塩化メチレン−メタノール(95:5
. v/り混合溶媒で抽出した。有機層を飽和食塩水で
洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後減圧下に溶媒を
留去した。残留物をシリカゲル分取薄層クロマトグラフ
ィー(展開溶媒:塩化メチレン)で分離精製して、Rf
O,20〜0.10のバンドからト4,5−シス−5−
(2−ヒドロキシメチル−1−プロペン−1−イル)−
4−ニトロ−1,3,4,5−テトラヒドロベンズ(c
d )インドール16.0mg (30,6%)を得た
無色プリズム晶 (塩化メチレン−n−ヘキサン) 融  点=  132〜134℃ ?R(KBr) ν□M: 3496.3246.1607.1535゜
1370  cm−’ ’H−NMR(CDCl2) δ: 1.86(3H,d、 J=1.5Hz)、 3
.37(IH,dd。
J=16 and 5.5Hz)、  3.62(LH
,ddd、  J=16゜10.3 and 1.71
(z)、  3.94(2tl、  br−s)。
4.81(IH,dd、  J=10.3 ancl 
4.511z)、  5.02(IH,ddd、  J
=10.3. 4.5 and 5.5Hz>。
5.46(IH,dq、  J=10.3 and 1
.5Hz)、  6.84(LH,dd、  J=5,
8 and 2.2Hz)、  6.96(IH。
br−s)、  7.04〜7.28(2H,m)、、
 8.03(IH。
br−s) 元素分析値’  (C1SHIllIN203として)
0%   8%   N% 計算値  66.16   5.92  10.29実
測値  66.05   5.91  10.08M5
  :  m/z 272 (M”)実施例 4 亜鉛末142.2mgと塩化第二水銀22.2mgを混
合し、2N−塩酸2.0ntll!を加えて室温下5分
間攪拌した。
G 上澄液を除去して得られた亜鉛アマルガムに、ト4.5
−シス−5−(2−ヒドロキシメチル−1−プロペン−
1−イル)−4−ニトロ−1,3,4,5−テトラヒド
ロベンズ〔cd〕インドール20.3+ngをメタノー
ル5.0−に溶解した溶液を加え、2N−塩酸2.0−
を加えて約1時間加熱攪拌した。綿栓ろ過して不溶物を
ろ去後、減圧下に溶媒を留去し、残留物に2N−水酸化
ナトリウムを加えてアルカリ性とした後、塩化メチレン
で抽出した。有機層を飽和食塩水で洗い、無水硫酸ナト
リウムで乾燥した後、減圧下に溶媒を留去した。残留物
をシリカゲル分取薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:
クロロホルム/メタノール/アンモニア水=91/8/
1. v/v)で精製して17.7mg(98,0%)
の日−4,5−シス−4−アミノ−5−(2−ヒドロキ
シメチル−1−プロペン−1−イル)−1,3,4,5
−テトラヒドロベンズ〔cd〕インドールを得た。
無色プリズム品 (酢酸エチルエステル−〇−ヘキサン)融  点 : 
 208〜210℃ (dec、)IR(KBr) v、、、l :  3150  (br)、  161
4. 1597. 1572゜1420  c++r’ ’I(−NMR(Pyridine−ds)δ:  2
.06(31(、d、  J=1tlz)、  2.9
8(LH,dd、  J=15J  an=6 7.3
11z)、  3.19(IH,dd、  J=15.
3and  3.9H,z)、  3.50〜3.77
(Ill、  m)、  4.28(IH,dd、  
J=9.8  and  3.9Hz)、  4.34
(2H。
S)、6.05(IH,br−d、  J=9.8Hz
)、7.01(LH,d、  J=6.8Hz)、  
7.09〜7.46(3H,m>。
11.55(11(、br−s) 元素分析値’  (C158111N20・1/8N2
0として)0%     8%     N% 計算値  73.66   7.52  11.46実
測値  73.88   7.49  11J3MS 
 :   m/z  242  (Ma実施例 5 ト4,5−シス−5−(2−ヒドロキシメチル−1−プ
ロペン−1−イル)−4〜メトキシカルボニルアミノ−
1,3゜4、5− テトラヒドロベンズ[cd ]]イ
ンドール14.5−シスー4−アミノ5−(2−ヒドロ
キシメチル−1−プロペン−1−イル)−1,3,4,
5−テトラヒドロベンズ〔cd )インドール1[1,
1mgをテトラヒドロフラン1.0m1.に溶解し、こ
れにクロル炭酸メチルエステル16.9mgをテトラヒ
ドロフラン0.5m7!に溶解した液を加え、さらにト
リエチルアミン0.03mNを加えて室温下約30分間
攪拌した。反応液に適量の水を加え、塩化メチレンで抽
出した。有機層を飽和炭酸水素す)IJウム水溶液およ
び飽和食塩水で順次洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た後減圧下に溶媒を留去した。残留物をシリカゲル分取
薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:塩化メチレン/メ
タノール−9515,v/v)で精製して12.3 m
g (98,3%)゛のB−4,5−シス−5〜(2−
ヒ゛ドロキシメチルー1−プロペン−1−イル)−4−
メトキシカルボニルアミノ−1,3゜4、5− テトラ
ヒドロベンズ〔cd〕インドールを得た。
無色オイル IR(film) νmaM : 3350.1695  Cm−’q ’H−NMR(CDCl2) δ:  1.86(311,d、  J=1.2112
)、  2.91(IH,dd。
J=15.5  and  6.3flz)、  3.
14(LH,dd、  J=15.5  anll!4
.5Hz)、  3.60(3H,s)、  4.07
(28,s)、  4.14(1)I、  dd、  
J=9.8 and3.7flz)、  4.20〜4
.57(IH,−、)、  4.89(ltl。
br−d、J=9.5Hz)、  5.56(LH,b
r−d、J=9、8)1z) 、  6.64〜6.9
6 (2H,m) 、  7.00〜7.31(2H,
m)、8.04(LH,br−s)高分解能MS m/z  :  C17f12oN20+として計算値
  300.1472 実測値  300.1521 参考例 2 5−エビ−6,7−セコアグロクラビン水素化リチウム
アルミニウム156.1mgを無水テトラヒドロフラン
2mlに懸濁した液に氷冷攪拌下4.5−シス−4−メ
トキシカルボニルアミノ−5−(2−メチル−1−プロ
ペン−1−イル)−1,3,4,5−テトラヒドロベン
ズ(cd )インドール56.7mgを無水テトラヒド
ロフラン3.Omeに溶解した溶液を加えた。約3時間
加熱攪拌した後再び氷冷し、メタノールを加えて過剰の
水素化リチウムアルミニウムを分解した。反応混合物に
20%酒石酸カリウムナトリウム水溶液を加え、塩化メ
チレン−メタノール(95:5゜v/v)混合溶媒で抽
出した。有機層を飽和食塩水で洗い、無水硫酸す)IJ
ウムで乾燥した後減圧下に溶媒を留去した。残留物をシ
リカゲル分取薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:クロ
ロホルム/メタノール/アンモニア水=91/8/1.
 v/v)で精製して43.8 mg (91,4%)
の5−エビ−6,7−セコアグロクラビンを得た。
無色プリズム晶  (メタノール) 融 点:177〜178℃ IR(KBr) ν□、 : 3140.3090.3050.1661
.1437゜1092、748 cm−’ ’H−NMR(CDC1,) δ: 1.57(IH,s)”、 1.73(3H,d
、 J=1.2Hz)。
1.89(3H,d、  J=1.2Hz)、  2.
51(3H,s)、 。
2.77(iff、  ddd、  J=15.4. 
10.3  andl、5Hz)、  2.93〜3.
22(2N、  m>、  4.14(IH。
dd、  J=10.3 and 3.7Hz)、  
5.21(IH,br−d、  J=10.3Hz)、
  6.69〜6.87(E、  m)。
6.81(IH,br−s>”、  6.91〜7.1
5<2)1.  m)。
8、01 (IH,br−s)  ” *: 020添加で消失 京*:  D20添加テsM
S  :  m/z 240 (M”) 、  [:C
,6H2ON2=240)〔ケミストリー レターズ(
Chem、  Lett、)。
1981年、615ページ〜;有機合成化学協会跡40
巻、387ページ〜、 1982年〕参考例 3 (±)−カックラビン■ B−4,5−シス−5−(2−ヒドロキシメチル−1−
フロペン−1−イル)−4−メトキシカルボニルアミノ
−1,3゜4.5−テトラヒドロベンズ〔cd〕インド
ール12.1mgを無水テトラヒドロフラン2.0m1
.に溶解し、これに水素化リチウムアルミニウム18.
1mgを加え約1時間加熱攪拌した。水冷下にメタノー
ルを加えて過剰の水素化リチウムアルミニウムを分解し
た後、20%酒石酸カリウムナトリウム水溶液を加えて
塩化メチレン−メタノール(95:5. v/v)混合
溶媒で抽出した。有機層を飽和食塩水で洗い、無水硫酸
ナトリウムで乾燥した後、減圧下に溶媒を留去した。残
留物をシリカゲル分取薄層クロマトグラフィー(展開溶
媒;クロロホルム/メタノール/アンモニア水=91/
8/1. V/v)で精製して12.0mg(57,1
%)のく±)−カックラビン−■を(尋た。
無色プリズム晶  (クロロホルム) 融  点 =  86〜88℃ IR(KBr) ν□、  :  3190. 1620. 1605.
 1440  cm−’’H−NMR(Pyridin
eJ5)δ: 2.12(3H,d、 J=IHz)、
 2.47(3H,s)。
2.95(II(、dd、 J=15.5 and 1
0.0Hz)。
3、10〜3.38 (2N、 m)、 4.28 (
21(、s) 、 4.43(1N、  dd、  J
=10.2  and  3.8flz)、  6.0
3(Ift。
d、 、J=IO,2+(Z)、 6.98〜7.44
(4H,Ift)。
11.54(IH,br−s) 高分解能MS m/z   Cl6H20N20 として計算値  2
56.1575 実測値  256.1577 〔ヘルベチ力 ヒミ力 アクタ(Helv、Chim。
ACta)、  47巻、2186ページ〜、1964
年〕参考例 4 (±)−アグロクラビン−■ 5−エビ−6,7−セコアグロクラビン30.7mgを
ジオキサン7.0mj2に溶解し、これにトリエチルア
ミン83.4mg、二酸化ゼレ716.9+ngを加え
90℃で5時間攪拌した。水冷後飽和炭酸水素ナリトウ
ム水溶液を加えてアルカリ性とした後塩析して塩化メチ
レン−メタノール(95:5. v/v)混合溶媒で抽
出した。
有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾
燥し、減圧下に溶媒を留去した。残留物をシリカゲル分
取薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホルム/
メタノール/アンモニア水=乙0 481510、5. v/v) テ分離精製シテ、Rf
o、 40−0.31 ノバンドから9.5 mg (
29,1%)の5−エビ−6,7−セコーフーヒドロキ
シアグロクラビンを得た。
無色オイル IR(film) ν□、 : 3390.3240.1602.1440
  cnr’’H−NMR(Pyridine−d5)
δ:  1.92(3ft、  d、  J=1.2t
lz)、  2.49(3fl、  t)。
2.89(ill、 dd、 J=15.4 and 
11.2Hz)。
3.06〜3.35(2H,m)、 4.46(lft
、 d、 J=12.1Hz)、 4.54(1)1.
 dd、 J=10.3 and3.7flz)、 4
.78(ltl、 d、 J=12.1Hz)、 5.
54(LH,d、 ’J=10.3Hz)、 6.98
(IH,d、 J=6.711z)、 7.05〜7.
27(28,m)、 7.34(Ift。
d、 J=7.9H2) MS  :  m/z 256 (M”)、 CC,5
LoLO=25435−エビ−6,7−セコづ一ヒドロ
キシアグロクラビ723、5 mg ヲシオキサン10
.0nti2に溶解し、これに塩化チオニル453.1
mgをジオキサン1.0m7!に溶解した液を水冷攪拌
下に加えた。室温で約30分間攪拌した後、減圧下に溶
媒を留去した。残留物に水冷下飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液を加えてアルカリ性とし、塩化メチレン−メタノ
ール(95:5. v/V)混合溶媒で抽出した。有機
層を飽和食塩水で洗浄後無水硫酸ナトリウムで乾燥し、
減圧下に溶媒を留去した。残留物をシリカゲル分取薄層
クロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホルム/メタノ
ール/アンモニア水= 481510.5. vハ)で
精製して(±)−アグロクラビンー■を6.Omg (
27,5%)得た。
無色プリズム晶  (アセトン) 融  点:  157〜158℃ IR(KBr) シ、、、 : 1618.1607.1444  ct
v’’H−NMR(COCL) δ: 1.63(3tl、 br−s)、 2.56(
3H,s)、 2.78(18,ddd、 J=15.
0.10.0 and 1.5Hz)。
2.98’(LH,dd、 J=15.0 and 4
.5Hz>、 3.07(2t(、br−s)、 3.
24〜3゜49(Ift、 m)、 3.92(IH,
br−s)、 5.48(IH,br−s)、 6.7
9(IN。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のR^1はメチル基またはヒドロキシメチル基で
    あり、R^2はニトロ基、アミノ基またはメトキシカル
    ボニルアミノ基である。ただし、R^1がメチル基の場
    合、R^2がニトロ基である化合物を除く)で表される
    1,3,4,5−テトラヒドロベンズ〔cd〕インドー
    ル誘導体およびそれらの酸付加塩。
JP29808986A 1986-12-15 1986-12-15 1,3,4,5−テトラヒドロベンズ〔cd〕インド−ル誘導体 Pending JPS63150262A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62132856A (ja) * 1985-12-05 1987-06-16 Sagami Chem Res Center 4−スルホニルメチルインド−ル誘導体

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