JPS6363631B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6363631B2 JPS6363631B2 JP60189401A JP18940185A JPS6363631B2 JP S6363631 B2 JPS6363631 B2 JP S6363631B2 JP 60189401 A JP60189401 A JP 60189401A JP 18940185 A JP18940185 A JP 18940185A JP S6363631 B2 JPS6363631 B2 JP S6363631B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- treatment
- zone
- metal strip
- treatment liquid
- chemical conversion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 42
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 33
- 238000004381 surface treatment Methods 0.000 claims description 19
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- 238000007654 immersion Methods 0.000 claims description 6
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Landscapes
- Chemical Treatment Of Metals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は金属ストリツプの表面処理方法、詳し
くは金属ストリツプをりん酸塩処理、クロメート
処理等の化成処理ゾーンを含む表面処理装置内を
通過させる表面処理方法に関する。
くは金属ストリツプをりん酸塩処理、クロメート
処理等の化成処理ゾーンを含む表面処理装置内を
通過させる表面処理方法に関する。
従来のりん酸塩処理、クロメート処理等の化成
処理ゾーンを含む金属ストリツプの表面処理装置
としては、例えば第２図に示されるように、脱脂
ゾーン１、水洗ゾーン２、りん酸塩処理ゾーン
３、クロメート処理ゾーン４、水洗ゾーン５、お
よび水洗ゾーン６が直列に整列され、各ゾーン１
〜６にはそれぞれの処理に適合する処理液を収容
するタンクが下方に設けられるとともに、それぞ
れの処理液をスプレーする空間を画成するブース
が上方に設けられ、金属ストリツプ７がほぼ水平
に矢線８の方向に移送されるようになつていたも
のがある。金属ストリツプ７のそれぞれのゾーン
における処理に際しては、被処理物である金属ス
トリツプがそれらのゾーンのブースを縦貫するよ
うに通過する間にタンク内の処理液がポンプによ
つて揚液され、ブース内に配設されたノズルを通
して金属ストリツプにスプレーされたのち該タン
クに戻るようになつている。
処理ゾーンを含む金属ストリツプの表面処理装置
としては、例えば第２図に示されるように、脱脂
ゾーン１、水洗ゾーン２、りん酸塩処理ゾーン
３、クロメート処理ゾーン４、水洗ゾーン５、お
よび水洗ゾーン６が直列に整列され、各ゾーン１
〜６にはそれぞれの処理に適合する処理液を収容
するタンクが下方に設けられるとともに、それぞ
れの処理液をスプレーする空間を画成するブース
が上方に設けられ、金属ストリツプ７がほぼ水平
に矢線８の方向に移送されるようになつていたも
のがある。金属ストリツプ７のそれぞれのゾーン
における処理に際しては、被処理物である金属ス
トリツプがそれらのゾーンのブースを縦貫するよ
うに通過する間にタンク内の処理液がポンプによ
つて揚液され、ブース内に配設されたノズルを通
して金属ストリツプにスプレーされたのち該タン
クに戻るようになつている。
そして上述の装置を用いて、例えば金属ストリ
ツプに、 (i) 脱脂→水洗→りん酸塩処理→水洗→水洗 (ii) 脱脂→水洗→クロメート処理→水洗→水洗 の二通りの表面処理を行なう場合に、りん酸塩処
理またはクロメート処理の何れか一方を作動状態
にし、他方を不作動状態にするようにしていた。
上述のものはスプレー方式による表面処理の例で
あるが、浸漬方式による表面処理の場合も同様に
考えることができる。
ツプに、 (i) 脱脂→水洗→りん酸塩処理→水洗→水洗 (ii) 脱脂→水洗→クロメート処理→水洗→水洗 の二通りの表面処理を行なう場合に、りん酸塩処
理またはクロメート処理の何れか一方を作動状態
にし、他方を不作動状態にするようにしていた。
上述のものはスプレー方式による表面処理の例で
あるが、浸漬方式による表面処理の場合も同様に
考えることができる。
上述のりん酸塩処理、クロメート処理等の化成
処理ゾーンを含む表面処理装置を作動させる場
合、それらの処理時間を対象とされる金属ストリ
ツプにその都度適合させることができないという
問題があつた。
処理ゾーンを含む表面処理装置を作動させる場
合、それらの処理時間を対象とされる金属ストリ
ツプにその都度適合させることができないという
問題があつた。
本発明は上述の問題を解決するために、金属ス
トリツプをりん酸塩処理、クロメート処理等の化
成処理ゾーンを含む表面処理装置内を通過させる
表面処理方法において、化成処理ゾーンを縦長型
の処理液槽内への浸漬方式による処理ゾーンとす
るとともにそれらの処理ゾーンの処理液槽の処理
液面レベルを可変にしておき、その処理液面を対
象となる金属ストリツプに適合する予め定めたレ
ベルに維持し、且つ処理液槽内の金属ストリツプ
の入槽部分に金属ストリツプの移送径路に沿つて
処理液噴出ノズルを配設し処理液内で処理液を金
属ストリツプの両側面に向かうように噴出しなが
ら処理を行うようにしたものである。
トリツプをりん酸塩処理、クロメート処理等の化
成処理ゾーンを含む表面処理装置内を通過させる
表面処理方法において、化成処理ゾーンを縦長型
の処理液槽内への浸漬方式による処理ゾーンとす
るとともにそれらの処理ゾーンの処理液槽の処理
液面レベルを可変にしておき、その処理液面を対
象となる金属ストリツプに適合する予め定めたレ
ベルに維持し、且つ処理液槽内の金属ストリツプ
の入槽部分に金属ストリツプの移送径路に沿つて
処理液噴出ノズルを配設し処理液内で処理液を金
属ストリツプの両側面に向かうように噴出しなが
ら処理を行うようにしたものである。
本発明による金属ストリツプの表面処理方法に
よれば、りん酸塩処理、クロメート処理等の化成
処理ゾーンを縦長型の処理液槽内への浸漬方式に
よる処理ゾーンとするとともにそれらの処理ゾー
ンの処理液槽の処理液面レベルを可変にしている
ので、その液面レベルを対象となる金属ストリツ
プに適合する予め定めたレベルに維持することが
でき、従つて対象となる金属ストリツプに適合し
た処理時間とすることが可能となる。
よれば、りん酸塩処理、クロメート処理等の化成
処理ゾーンを縦長型の処理液槽内への浸漬方式に
よる処理ゾーンとするとともにそれらの処理ゾー
ンの処理液槽の処理液面レベルを可変にしている
ので、その液面レベルを対象となる金属ストリツ
プに適合する予め定めたレベルに維持することが
でき、従つて対象となる金属ストリツプに適合し
た処理時間とすることが可能となる。
以下本発明による金属ストリツプの表面処理方
法の実施例について、図面を参照して説明する。
法の実施例について、図面を参照して説明する。
従来の表面処理装置については第２図を参照し
て説明したとおりであつて、本発明方法に用いら
れる表面処理装置についても第２図の脱脂ゾーン
１、水洗ゾーン２，５，６は同様の構成とするこ
とができる。しかしながら第２図の従来のりん酸
塩処理ゾーン３およびクロメート処理ゾーン４
は、本発明方法においては第１図のりん酸塩処理
ゾーン１１およびクロメート処理ゾーン３１とな
る。第１図においては選択的にりん酸塩処理ゾー
ン１１が作動状態、クロメート処理ゾーン３１が
不作動状態として示されているが、両者は実質的
に同一構成であるので、りん酸塩処理ゾーン１１
のみについて説明する。
て説明したとおりであつて、本発明方法に用いら
れる表面処理装置についても第２図の脱脂ゾーン
１、水洗ゾーン２，５，６は同様の構成とするこ
とができる。しかしながら第２図の従来のりん酸
塩処理ゾーン３およびクロメート処理ゾーン４
は、本発明方法においては第１図のりん酸塩処理
ゾーン１１およびクロメート処理ゾーン３１とな
る。第１図においては選択的にりん酸塩処理ゾー
ン１１が作動状態、クロメート処理ゾーン３１が
不作動状態として示されているが、両者は実質的
に同一構成であるので、りん酸塩処理ゾーン１１
のみについて説明する。
１２は縦長型の処理液槽であつて、上方に送入
ローラ１３および送出ローラ１４、下部に案内ロ
ーラ１５が設けられ、金属ストリツプ７が送入ロ
ーラ１３、案内ローラ１５、送出ローラ１４を介
して移送され、処理液槽１２内の処理液に浸漬方
式によつて処理されるようになつている。１６は
補助槽であつて、上部が処理液槽１２と高さを異
にするパイプ１７ａ，１７ｂ，１７ｃによつて連
結されるとともに下部はパイプ１８によつて連結
されており、パイプ１７ａ，１７ｂ，１７ｃには
それぞれ開閉バルブが介装されている。
ローラ１３および送出ローラ１４、下部に案内ロ
ーラ１５が設けられ、金属ストリツプ７が送入ロ
ーラ１３、案内ローラ１５、送出ローラ１４を介
して移送され、処理液槽１２内の処理液に浸漬方
式によつて処理されるようになつている。１６は
補助槽であつて、上部が処理液槽１２と高さを異
にするパイプ１７ａ，１７ｂ，１７ｃによつて連
結されるとともに下部はパイプ１８によつて連結
されており、パイプ１７ａ，１７ｂ，１７ｃには
それぞれ開閉バルブが介装されている。
処理液槽１２には処理液噴出装置が付設されて
おり、その噴出装置はりん酸塩等の化成処理を促
進して均一な化成被覆を得る目的で、処理液槽内
の金属ストリツプの移送径路に沿いパイプ１７ａ
〜１７ｃの高さにそれぞれ適応して金属ストリツ
プ７の両側面に向かうように配設された高さを異
にするノズル２１ａ，２１ｂ，２１ｃを有し、処
理液はポンプ１９によつて揚液されパイプ２０を
通り、パイプ２０とノズル２１ａ〜２１ｃとの間
に介装された開閉バルブによつて選択的にノズル
２１ａ〜２１ｃから金属ストリツプ７に向かつて
噴出されるようになつている。
おり、その噴出装置はりん酸塩等の化成処理を促
進して均一な化成被覆を得る目的で、処理液槽内
の金属ストリツプの移送径路に沿いパイプ１７ａ
〜１７ｃの高さにそれぞれ適応して金属ストリツ
プ７の両側面に向かうように配設された高さを異
にするノズル２１ａ，２１ｂ，２１ｃを有し、処
理液はポンプ１９によつて揚液されパイプ２０を
通り、パイプ２０とノズル２１ａ〜２１ｃとの間
に介装された開閉バルブによつて選択的にノズル
２１ａ〜２１ｃから金属ストリツプ７に向かつて
噴出されるようになつている。
処理液槽１２の処理液面レベルはパイプ１７ａ
〜１７ｃの何れか一つをそれに介装された開閉バ
ルブを開にすることによつて調整することがで
き、処理液面を対象となる金属ストリツプに適合
するよう予め定めたレベルに維持しながら処理を
行なうことができるようになつており、従つてそ
れらの処理時間、即ち液中への浸漬時間を調整す
ることが可能となつている。またノズル２１ａ〜
２１ｃはそれらのノズルに付設された開閉バルブ
を開にすることによつて選択的に作動させること
ができ、金属ストリツプ７の入槽部分に処理液を
噴出させて化成処理を促進し均一な化成被覆を得
ることが可能となつている。
〜１７ｃの何れか一つをそれに介装された開閉バ
ルブを開にすることによつて調整することがで
き、処理液面を対象となる金属ストリツプに適合
するよう予め定めたレベルに維持しながら処理を
行なうことができるようになつており、従つてそ
れらの処理時間、即ち液中への浸漬時間を調整す
ることが可能となつている。またノズル２１ａ〜
２１ｃはそれらのノズルに付設された開閉バルブ
を開にすることによつて選択的に作動させること
ができ、金属ストリツプ７の入槽部分に処理液を
噴出させて化成処理を促進し均一な化成被覆を得
ることが可能となつている。
本実施例にはパイプ１７ａ〜１７ｃを用いる液
面レベル調整の手段を例示したが、それ以外にも
連通管を上下にスライドさせる無段調整手段と
か、ポンプの吐出量を調整することによる手段等
種々の手段を用いることもでき、また本実施例に
はノズル２１ａ〜２１ｃを用いる処理液噴出レベ
ル調整の手段を例示したが、無段調整手段とか
種々の調整手段を用いることもできる。
面レベル調整の手段を例示したが、それ以外にも
連通管を上下にスライドさせる無段調整手段と
か、ポンプの吐出量を調整することによる手段等
種々の手段を用いることもでき、また本実施例に
はノズル２１ａ〜２１ｃを用いる処理液噴出レベ
ル調整の手段を例示したが、無段調整手段とか
種々の調整手段を用いることもできる。
りん酸塩処理ゾーン１１、クロメート処理ゾー
ン３１等の化成処理ゾーンは対象とされる金属ス
トリツプに対して選択的に用いられるもので、そ
の数および配列もそのストリツプに適合するよう
に設計されるとともに、処理液槽１２の液面レベ
ル調整のための手段および処理液噴出レベル調整
のための手段も対象となるストリツプに適合する
ように設計される。
ン３１等の化成処理ゾーンは対象とされる金属ス
トリツプに対して選択的に用いられるもので、そ
の数および配列もそのストリツプに適合するよう
に設計されるとともに、処理液槽１２の液面レベ
ル調整のための手段および処理液噴出レベル調整
のための手段も対象となるストリツプに適合する
ように設計される。
本発明による表面処理方法は、上述のように構
成されているので、例えばりん酸塩処理、クロメ
ート処理等の化成処理ゾーンにおける処理時間、
即ち浸漬時間を対象となる金属ストリツプに適合
させることができる。
成されているので、例えばりん酸塩処理、クロメ
ート処理等の化成処理ゾーンにおける処理時間、
即ち浸漬時間を対象となる金属ストリツプに適合
させることができる。
第１図は本発明による金属ストリツプの表面処
理方法に用いられる化成処理ゾーンの実施例の線
図的側面図、第２図は従来の金属ストリツプを化
成処理するための表面処理装置の線図的側面図で
ある。 １……脱脂ゾーン、２……水洗ゾーン、３……
りん酸塩処理ゾーン、４……クロメート処理ゾー
ン、５……水洗ゾーン、６……水洗ゾーン、７…
…金属ストリツプ、１１……りん酸塩処理ゾー
ン、１２……処理液槽、１６……補助槽、１７ａ
〜１７ｃ……パイプ、１９……ポンプ、２１ａ〜
２１ｃ……ノズル、３１……クロメート処理ゾー
ン。
理方法に用いられる化成処理ゾーンの実施例の線
図的側面図、第２図は従来の金属ストリツプを化
成処理するための表面処理装置の線図的側面図で
ある。 １……脱脂ゾーン、２……水洗ゾーン、３……
りん酸塩処理ゾーン、４……クロメート処理ゾー
ン、５……水洗ゾーン、６……水洗ゾーン、７…
…金属ストリツプ、１１……りん酸塩処理ゾー
ン、１２……処理液槽、１６……補助槽、１７ａ
〜１７ｃ……パイプ、１９……ポンプ、２１ａ〜
２１ｃ……ノズル、３１……クロメート処理ゾー
ン。
Claims (1)
- １ 金属ストリツプを化成処理ゾーンを含む表面
処理装置内を通過させる表面処理方法において、
前記化成処理ゾーンを縦長型の処理液槽内への浸
漬方式による処理ゾーンとするとともにそれらの
処理ゾーンの処理液槽の処理液面レベルを可変に
しておき、その処理液面を対象となる金属ストリ
ツプに適合する予め定めたレベルに維持し、且つ
前記処理液槽内の金属ストリツプの入槽部分に金
属ストリツプの移送径路に沿つて処理液噴出ノズ
ルを配設し処理液内で処理液を金属ストリツプの
両側面に向かうように噴出しながら処理を行うよ
うにしたことを特徴とする金属ストリツプの表面
処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18940185A JPS6250481A (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | 金属ストリツプの表面処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18940185A JPS6250481A (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | 金属ストリツプの表面処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6250481A JPS6250481A (ja) | 1987-03-05 |
| JPS6363631B2 true JPS6363631B2 (ja) | 1988-12-08 |
Family
ID=16240668
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18940185A Granted JPS6250481A (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | 金属ストリツプの表面処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6250481A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5735683A (en) * | 1980-08-01 | 1982-02-26 | Nippon Parkerizing Co Ltd | Method for preventing dripping from ceiling in booth |
-
1985
- 1985-08-30 JP JP18940185A patent/JPS6250481A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5735683A (en) * | 1980-08-01 | 1982-02-26 | Nippon Parkerizing Co Ltd | Method for preventing dripping from ceiling in booth |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6250481A (ja) | 1987-03-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |