JPS6363468B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6363468B2 JPS6363468B2 JP55043481A JP4348180A JPS6363468B2 JP S6363468 B2 JPS6363468 B2 JP S6363468B2 JP 55043481 A JP55043481 A JP 55043481A JP 4348180 A JP4348180 A JP 4348180A JP S6363468 B2 JPS6363468 B2 JP S6363468B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- pulley
- motor
- drive
- reducer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 claims description 21
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 claims description 7
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 7
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 7
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 7
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000001010 compromised effect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はエスカレータ等乗客コンベアに係り、
特に駆動効率の高い乗客コンベアの駆動機械の保
守運転装置に関する。
特に駆動効率の高い乗客コンベアの駆動機械の保
守運転装置に関する。
エスカレータあるいは電動道路等の乗客コンベ
アは従来駆動機械としてウオーム減速機が一般に
使用されてきている。これは特にエスカレータに
おいてはデパート、スーパーストアからホテル、
銀行まで幅広い用途に使用されることから、比較
的低騒音を要求される場合が多く、この要求を容
易に満たすウオーム減速機が使用されてきてい
る。これに対し昨今のエネルギー情勢の悪化か
ら、エスカレータにおいても省エネルギー化が要
求されてきているが、従来のウオーム減速機は伝
達効率が低く、これに代わるものとして伝達効率
の高い平歯車等を使用した平行軸減速機が検討さ
れている。この種の平行軸減速機は入力軸と出力
軸が平行に配置されるため、第1図に示すように
横形のモータ1がカツプリング2を介して入力軸
3に結合され、出力軸4には駆動力をチエーン5
を介してエスカレータの駆動ギヤ6に伝達するた
めのスプロケツト7が固定される構造が一般的で
ある。このような構造においては平行軸減速機8
とモータ1およびカツプリング2は図に示すよう
にエスカレータの幅方向に並んで配置されるため
フレーム9の内側寸法を殆んど全て使うことにな
る。このため従来の縦形ウオーム減速機のよう
に、モータ上部に手動ハンドルを設ける方式は、
平行軸減速機ではスペース上不可能となり、エス
カレータを据付工事する場合や、保守点検時の手
動による駆動機械の運転が大きな問題となつてい
た。またエスカレータ等においては、手動運転の
条件として、操作者が装置全体を目視しながら運
転することが安全上必要条件であり、構造上機械
室の底部に配置される平行軸減速機の駆動機械に
おいては、手動運転装置は問題となるところであ
つた。
アは従来駆動機械としてウオーム減速機が一般に
使用されてきている。これは特にエスカレータに
おいてはデパート、スーパーストアからホテル、
銀行まで幅広い用途に使用されることから、比較
的低騒音を要求される場合が多く、この要求を容
易に満たすウオーム減速機が使用されてきてい
る。これに対し昨今のエネルギー情勢の悪化か
ら、エスカレータにおいても省エネルギー化が要
求されてきているが、従来のウオーム減速機は伝
達効率が低く、これに代わるものとして伝達効率
の高い平歯車等を使用した平行軸減速機が検討さ
れている。この種の平行軸減速機は入力軸と出力
軸が平行に配置されるため、第1図に示すように
横形のモータ1がカツプリング2を介して入力軸
3に結合され、出力軸4には駆動力をチエーン5
を介してエスカレータの駆動ギヤ6に伝達するた
めのスプロケツト7が固定される構造が一般的で
ある。このような構造においては平行軸減速機8
とモータ1およびカツプリング2は図に示すよう
にエスカレータの幅方向に並んで配置されるため
フレーム9の内側寸法を殆んど全て使うことにな
る。このため従来の縦形ウオーム減速機のよう
に、モータ上部に手動ハンドルを設ける方式は、
平行軸減速機ではスペース上不可能となり、エス
カレータを据付工事する場合や、保守点検時の手
動による駆動機械の運転が大きな問題となつてい
た。またエスカレータ等においては、手動運転の
条件として、操作者が装置全体を目視しながら運
転することが安全上必要条件であり、構造上機械
室の底部に配置される平行軸減速機の駆動機械に
おいては、手動運転装置は問題となるところであ
つた。
本発明はこの点に鑑みなされたもので、その目
的は、フレームの幅寸法を変えることなく、簡便
なる作業により駆動機械を目視しながら運転し得
る保守運転装置を提供することにある。
的は、フレームの幅寸法を変えることなく、簡便
なる作業により駆動機械を目視しながら運転し得
る保守運転装置を提供することにある。
すなわち、本発明では駆動機械のモータ軸を含
む高速軸に従動輪を、駆動機械の上方に駆動輪を
設け、これらを無端状の伝導帯で連結することに
より、駆動輪の手動回転により、駆動機械を手動
運転できるように構成したものである。
む高速軸に従動輪を、駆動機械の上方に駆動輪を
設け、これらを無端状の伝導帯で連結することに
より、駆動輪の手動回転により、駆動機械を手動
運転できるように構成したものである。
以下本発明の一実施例を図面に従つて詳細に説
明する。
明する。
第3図は本発明になる一実施例を示す上面図、
第4図は第3図のB−B視図を示す。ここで10
は平行軸減速機を、11はモータを示し、12は
モータの出力を平行軸減速機10に伝達するカツ
プリングを示す。また13は平行軸減速機とモー
タを一体に支承するベースである。また14は平
行軸減速機の出力軸15に固定されたスプロケツ
トで、駆動チエーン16により動力を駆動ギヤ1
7に伝達するためのものである。ここで18は平
行軸減速機10の入力軸19の一部で、減速機本
体の反対側に突出した補助軸で、これにはプーリ
20が固定されている。21はこのプーリ20に
巻掛けられた無端状のベルトで、駆動機械22の
上方に設けられた駆動プーリ23に巻掛けられて
いる。駆動プーリ23はフレーム24に設けられ
た支持台25に、ピン26により回転可能に取付
けられており、この駆動プーリに固定されたハン
ドル27により手動回転できるようになつてい
る。なおこの駆動プーリ23は駆動機械の上方で
かつ、フレーム24の上部近くに設けられてい
る。また駆動プーリ部分へのベルト21の着脱は
自在にできるよう構成されている。このような構
造において、据付工事あるいは保守点検時には、
無端状のベルト21を駆動プーリ23とプーリ2
0の間に巻掛け、ハンドル27を回転することに
より平行軸減速機の補助軸18が回転し、スプロ
ケツト14および駆動チエーン16を介して駆動
ギヤ17を手動運転することができる。またこの
とき、駆動プーリ23はフレームの上部に設けら
れているため、操作者はエスカレータ全体を目視
しながら運転できるため、他の作業者の安全を損
なうことがない。
第4図は第3図のB−B視図を示す。ここで10
は平行軸減速機を、11はモータを示し、12は
モータの出力を平行軸減速機10に伝達するカツ
プリングを示す。また13は平行軸減速機とモー
タを一体に支承するベースである。また14は平
行軸減速機の出力軸15に固定されたスプロケツ
トで、駆動チエーン16により動力を駆動ギヤ1
7に伝達するためのものである。ここで18は平
行軸減速機10の入力軸19の一部で、減速機本
体の反対側に突出した補助軸で、これにはプーリ
20が固定されている。21はこのプーリ20に
巻掛けられた無端状のベルトで、駆動機械22の
上方に設けられた駆動プーリ23に巻掛けられて
いる。駆動プーリ23はフレーム24に設けられ
た支持台25に、ピン26により回転可能に取付
けられており、この駆動プーリに固定されたハン
ドル27により手動回転できるようになつてい
る。なおこの駆動プーリ23は駆動機械の上方で
かつ、フレーム24の上部近くに設けられてい
る。また駆動プーリ部分へのベルト21の着脱は
自在にできるよう構成されている。このような構
造において、据付工事あるいは保守点検時には、
無端状のベルト21を駆動プーリ23とプーリ2
0の間に巻掛け、ハンドル27を回転することに
より平行軸減速機の補助軸18が回転し、スプロ
ケツト14および駆動チエーン16を介して駆動
ギヤ17を手動運転することができる。またこの
とき、駆動プーリ23はフレームの上部に設けら
れているため、操作者はエスカレータ全体を目視
しながら運転できるため、他の作業者の安全を損
なうことがない。
ここで、プーリ20を平行軸減速機10の入力
軸を延長した補助軸18に設けたが、カツプリン
グ12あるいはモータ軸28に取付けることも勿
論可能であるが、カツプリング12に駆動プーリ
を設ける、あるいはカツプリング自体を駆動プー
リとした場合には、ベルトは無端状のものを使用
すると、通常運転時に駆動機械から取外しが不可
となるため、継手を有するベルトを使用し、手動
運転時にこれをプーリに巻掛け、ベルトを無端状
に継がなければならない。またモータ軸28を外
側に延長し、これにプーリを取付けるように構成
すれば、上記と異なり無端状ベルトを使用するこ
とも可能であるが、平行軸減速機を使用した駆動
機械では、モータ軸を延長することは、駆動機械
の全長Lを大きくすることになり、エスカレータ
のフレームの幅寸法を制約することになるので実
用化は困難である。これに対し、第3図、第4図
で説明した実施例においては、プーリは出力軸1
5と同じ側に設けた補助軸18に取付けられるた
め、スプロケツトの占める幅寸法内に十分収納す
ることが可能であり、駆動機械の全長を大きくす
ることはない。しかも補助軸18の軸端にプーリ
が設けられるため、通常の無端状のベルトを容易
に着脱することが可能であり、簡便に手動装置を
使用することができるものである。
軸を延長した補助軸18に設けたが、カツプリン
グ12あるいはモータ軸28に取付けることも勿
論可能であるが、カツプリング12に駆動プーリ
を設ける、あるいはカツプリング自体を駆動プー
リとした場合には、ベルトは無端状のものを使用
すると、通常運転時に駆動機械から取外しが不可
となるため、継手を有するベルトを使用し、手動
運転時にこれをプーリに巻掛け、ベルトを無端状
に継がなければならない。またモータ軸28を外
側に延長し、これにプーリを取付けるように構成
すれば、上記と異なり無端状ベルトを使用するこ
とも可能であるが、平行軸減速機を使用した駆動
機械では、モータ軸を延長することは、駆動機械
の全長Lを大きくすることになり、エスカレータ
のフレームの幅寸法を制約することになるので実
用化は困難である。これに対し、第3図、第4図
で説明した実施例においては、プーリは出力軸1
5と同じ側に設けた補助軸18に取付けられるた
め、スプロケツトの占める幅寸法内に十分収納す
ることが可能であり、駆動機械の全長を大きくす
ることはない。しかも補助軸18の軸端にプーリ
が設けられるため、通常の無端状のベルトを容易
に着脱することが可能であり、簡便に手動装置を
使用することができるものである。
なお本実施例ではプーリとベルトの組合せで手
動装置を構成したが、チエーンとスプロケツトあ
るいはタイミングベルトとプーリ等を使用するこ
とも勿論可能である。
動装置を構成したが、チエーンとスプロケツトあ
るいはタイミングベルトとプーリ等を使用するこ
とも勿論可能である。
本発明によれば、フレームの幅寸法を変えるこ
となく、簡便な作業により駆動機械を目視しなが
ら運転ができる保守運転装置を提供することが可
能となり、その効果は大きなものとなる。
となく、簡便な作業により駆動機械を目視しなが
ら運転ができる保守運転装置を提供することが可
能となり、その効果は大きなものとなる。
第1図は平行軸減速機を使用した駆動機械の上
面図、第2図は第1図のA−A視図を示す。第3
図は本発明の1実施例になる保守運転装置を備え
た駆動機械部分の上面図、第4図は第3図のB−
B視図を示す。 10……平行軸減速機、12……カツプリン
グ、11……モータ、19……入力軸、28……
モータ軸、20……プーリ、23……駆動プー
リ、27……ハンドル、21……ベルト、18…
…補助軸。
面図、第2図は第1図のA−A視図を示す。第3
図は本発明の1実施例になる保守運転装置を備え
た駆動機械部分の上面図、第4図は第3図のB−
B視図を示す。 10……平行軸減速機、12……カツプリン
グ、11……モータ、19……入力軸、28……
モータ軸、20……プーリ、23……駆動プー
リ、27……ハンドル、21……ベルト、18…
…補助軸。
Claims (1)
- 1 横形モータのモータ軸に平行軸減速機の入力
軸を連結してなる駆動機械を、フレーム上端部の
内側に該フレームの幅方向に沿つて据付けてなる
乗客コンベアにおいて、前記平行軸減速機の反モ
ータ側に前記入力軸を延長して突出させ、この突
出した入力軸端に従動輪を設けると共に、前記駆
動機械の上方に位置し平面的に前記従動輪と対向
する前記フレーム上に手動操作用の駆動輪を設
け、かつ前記従動輪と前記駆動輪との間に無端体
を巻掛けたことを特徴とする乗客コンベアの保守
運転装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4348180A JPS56141283A (en) | 1980-04-04 | 1980-04-04 | Maintaining driving device for man conveyor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4348180A JPS56141283A (en) | 1980-04-04 | 1980-04-04 | Maintaining driving device for man conveyor |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56141283A JPS56141283A (en) | 1981-11-04 |
JPS6363468B2 true JPS6363468B2 (ja) | 1988-12-07 |
Family
ID=12664907
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4348180A Granted JPS56141283A (en) | 1980-04-04 | 1980-04-04 | Maintaining driving device for man conveyor |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56141283A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58137680U (ja) * | 1982-03-11 | 1983-09-16 | 三菱電機株式会社 | 乗客コンベヤの駆動装置 |
JPS5961171U (ja) * | 1982-10-18 | 1984-04-21 | 株式会社東芝 | エスカレ−タなどのタ−ニングハンドル装置 |
JPS60180282U (ja) * | 1984-05-11 | 1985-11-29 | 三菱電機株式会社 | マンコンベヤの手巻運転装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5563962A (en) * | 1978-10-31 | 1980-05-14 | Mitsubishi Electric Corp | Test working device of passenger conveyor |
JPS5598073A (en) * | 1979-01-17 | 1980-07-25 | Mitsubishi Electric Corp | Trial run device of passenger conveyor |
-
1980
- 1980-04-04 JP JP4348180A patent/JPS56141283A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5563962A (en) * | 1978-10-31 | 1980-05-14 | Mitsubishi Electric Corp | Test working device of passenger conveyor |
JPS5598073A (en) * | 1979-01-17 | 1980-07-25 | Mitsubishi Electric Corp | Trial run device of passenger conveyor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56141283A (en) | 1981-11-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR940009415B1 (ko) | 에스컬레이터용 구동장치 | |
TWI386361B (zh) | 具有驅動機之電扶梯或輸送機 | |
DE2421729C3 (de) | Antrieb für überlange Rolltreppen | |
JPS6363468B2 (ja) | ||
KR860002593Y1 (ko) | 엘리베이터용 권상기 | |
CN210366691U (zh) | 一种运行式电动葫芦 | |
KR890002397B1 (ko) | 맨컨베이어의 구동장치 | |
CN110304318B (zh) | 一种漆包线缠绕装置 | |
JP3599584B2 (ja) | 乗客コンベア | |
JPS6346458Y2 (ja) | ||
JPH01145996A (ja) | ケーブル引張り機 | |
KR200182236Y1 (ko) | 차동유성기어 감속구조를 이용한 권상기 | |
KR840002396Y1 (ko) | 맨컨베이어(Man Conveyer) | |
JPH06227630A (ja) | モータ内蔵ローラおよびローラコンベア装置 | |
JP6100349B1 (ja) | 乗客コンベア | |
SU1030290A1 (ru) | Приводное устройство эскалатора | |
KR200216594Y1 (ko) | 벨트 콘베이어용 구동풀리드럼의 슬립 방지장치 | |
KR100356749B1 (ko) | 차동유성기어 감속구조를 이용한 권상기 | |
CN2182795Y (zh) | 置于皮带轮内的少齿差减速机 | |
KR19990045912A (ko) | 스페이서댐퍼작업차의구동장치 | |
KR200273965Y1 (ko) | 전동 스쿠터의 구동장치 | |
CN113944742A (zh) | 刮板输送机的驱动装置及具有该驱动装置的刮板输送机 | |
SU1320127A1 (ru) | Ленточный конвейер | |
JPS641334Y2 (ja) | ||
SU1454499A1 (ru) | Дробилка забойного конвейера |