JPS6363306A

JPS6363306A - 芝刈り機

Info

Publication number: JPS6363306A
Application number: JP61208560A
Authority: JP
Inventors: 信行山下
Original assignee: Kubota Corp
Current assignee: Kubota Corp
Priority date: 1986-09-04
Filing date: 1986-09-04
Publication date: 1988-03-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、走行機体の下方に芝刈り装置を配置し、前記
走行機体の後方に集草容器を配置すると共に、前記芝刈
り装置と前記集草容器とを接続する芝搬送用筒体を設け
た芝刈り機に関する。

〔従来の技術〕

かかる芝刈り機においては、従来、切断芝を集草容器に
貯留しながらする作業形態と、切断芝を集草容器に回収
せずに刈刃ハウジングから地上に撒きながらする作業形
態とに切換えるのに、芝刈り装置と集草容器とを接続す
る芝顕送用筒体を刈刃ハウジングに連結したり、この連
結を解除するようになっていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、上記従来の場合、作用形態の切換えをす
るに当たり、芝搬送用筒体を着脱するところの煩わしい
手間が必要であった。

木考宰のｌ」的は、作用形態の切換えを容易迅速に行な
えるようにする点にある。

〔問題点を解決するための手段〕

本考案の特徴構成は、冒記した芝刈り機において前記芝
搬送用筒体の前記芝刈り装置の刈刃ハウジングに近い箇
所に、芝排出口を下向きに設けると共に、前記芝排出口
に対する蓋体を内装し、前記芝排出口を閉じ、かつ、前
記芝刈り装置からの芝が前記集草容器に流れるように前
記芝搬送用筒体を開放する第１状態と、前記芝排出口を
間放し、かつ、前記芝刈り装置からの芝が前記芝排出口
に流れるように前記芝Ｗｉ送用筒体を閉じると共に芝を
案内する第２状態とに前記蓋体を切換える操作機構を設
けた点にあり、その作用及び効果は次の通りである。　
、〔作　用〕すなわち、操作機構の操作により蓋体を第１状態にする
と、芝排出口が閉じられると共に、搬送用筒体が開放さ
れ、切断芝が集草容器に供給されるのであり、蓋体を第
２状態にすると、芝排出口が開放されると共に、切断芝
が蓋体により、芝を芝排出口に案内され、切断芝が地上
に排出される。

前記蓋体が芝を芝排出口に案内して筒体内に芝が詰まる
ことの防止を図り、芝排出口が刈刃ハウジングの近くに
在り、かつ、下向きであるので、切断芝を地面上にその
近くから排出する。

〔発明の効果〕

したがって、作業形態の切換えが操作機構を操作するだ
けで容易迅速にできるようになり、芝刈り作業をいずれ
の形態でする場合でも準備作業の面から能率よくできる
ようになった。

しかも、切断芝を撒く作業形態をとるに際し、芝搬送用
筒体での芝詰まりが防止されることにより、排出不良を
伴わないで、かつ、詰まり解消の手間を要しないで能率
よく作業できると共に、芝排出口が地面上近くで行われ
ることから、芝の舞い上がりを抑制できて、作業を快適
にできるようになった。

その上、芝搬送用筒体の蓋と芝排出口の蓋とを兼用する
こと、及び、蓋とを芝排出カイトに兼用することの夫々
により、構造の簡略化が可能になり、経済面で有利にで
きた。

〔実施例〕

第５図に示すように、機体前部のエンジンボンネット（
１）内に配置したエンジン（２）及び燃料タンク（３）
、機体後方側に配置した操縦ハンドル（４）、運転席（
５）及び左右平らなデツキ（６）、並びに、前後車輪（
７）　、　（８）を備えた走行機体の前後輪間に、縦軸
芯周りで駆動回転自在な左右一対の刈刃（９）　、　（
９）が、刈刃ハウジング（１０）に内装された芝刈り装
置（八）を連結すると共に、この芝刈り装置（Ａ）から
の芝が芝搬送用筒体（１１）を介して供給される集草容
器（１２）を走行機体の後方に設けて、乗用型芝刈り機
を構成しである。

前記芝搬送用筒体（１１）は、前記刈刃ハウジング（１
０）に一体形成された第１筒体（ＩＩＡ）と、これに連
結された第２筒体（ＩＩＢ）とから成っている。

第１図乃至第４図に示すように、前記芝搬送用筒体（１
１）のうち前記刈刃ハウジング（１０）の近くに位置す
る箇所としての前記第１筒体（ＩＩＡ）に、芝排出口（
１１ａ）を下向きに設けてある。

そして、前記芝排出口（１１ａ）及び前記芝搬送用筒体
（１１）の搬送経路（１３）を閉じる蓋体（１４）を、
回転支軸（１５）を介して横軸芯周りで揺動するように
前記芝搬送用筒体（１１）に内装すると共に、前記回転
支軸（１５）と、前記デツキ（６）を貫通する操作レバ
ー（１６）とを揺動アーム（１７）により連動連結して
、前記蓋体（１４）の切換え操作のための操作機構（Ｂ
）を構成しである。そして、操作レバー（６）を第１操
作位置（Ｓ、）に引き上げ操作すると、蓋体（１４）が
第１図に実線で示す如く、−前記芝排出口（１１ａ）を
閉じ、かつ、前記芝確送用筒体（１１）の搬送経路（１
３）を開放する第１状態になり、操作レバー（１６）を
第２操作位置（Ｓ２）に下げ操作すると、蓋体（１４）
が第１図に２点鎖線で示す如く、前記芝搬送用筒体（１
１）の搬送経路（１３）を閉じると共に前記芝排出口（
ＩＩＡ）を開放し、かつ、前記芝刈り装置（Ａ）からの
芝を芝排出口（１１ａ）に案内する第２状態になるよう
に、構成しである。

要するに、前記操作レバー（１６）を第１操作位置（Ｓ
、）に操作することにより、芝刈り装置（Ａ）からの芝
を芝搬送用筒体（１１）を介して集草容器（１２）に貯
留する作業形態に切換わり、前記操作レバー（１６）を
第２操作位置（Ｓ２）に操作することにより、芝刈り装
置（Ａ）からの芝を芝排出口（１１ａ）から地上に下向
きで排出する作業形態に切換わるようにしである。

前記操作レバー（１６）を第１操作位置（Ｓｌ）及び第
２操作位ｆｉ（ｓｚ）に保持させるに、第１回及び第３
図に示すように、前記操作レバー（１６）にピン（１８
）を付設してあり、そして、操作レバー（１６）を第１
操作位置（Ｓｌ）に操作するに伴って前記ピン（１８）
が前記デツキ（６）にボルト固定された板バネ（１９）
を弾性変形させながら、この板バネ（１９）の上方に移
動して仮バネ（１９）で受は止め保持されるようにしで
ある。又、前記操作レバー　（１６）を第２操作位置（
Ｓ２）に操作すると、前記ピン（１８）が仮バネ（１９
）を弾性変形させなからこ（Ａ）・・・・・・芝刈り装
置、（Ｂ）・・・・・・操作機構。

れの下側に移動することにより前記仮バネ（１９）によ
る操作レバー（１６）の保持が解除されると共に、前記
蓋体（１４）が第１筒体（ＩＩＡ）によって受止められ
ることにより操作レバー（１６）が第１操作位置（Ｓｌ
）に保持されるのである。

〔別実施例〕

前記操作レバー（１６）を第１操作位置（Ｓ、）及び第
２操作位Ｗ（Ｓりに位置保持させるための具体構成は各
種変更できる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明にかかる芝刈り機の実施例を示し、第１図
は蓋体の操作構造を示す一部切欠き断面図、第２図は第
１図におけるｎ−ｎ線断面図、第３図は操作レバーを位
置保持させる構造を示す一部切欠き断面図、第４図はハ
ウジングの内部構造を示す一部切欠き断面図、第５図は
乗用型芝刈り機全体の側面図である。

Claims

【特許請求の範囲】

走行機体の下方に芝刈り装置（Ａ）を配置し、前記走行
機体の後方に集草容器（１２）を配置すると共に、前記
芝刈り装置（Ａ）と前記集草容器（１２）とを接続する
芝搬送用筒体（１１）を設けた芝刈り機であって、前記
芝搬送用筒体（１１）の前記芝刈り装置（Ａ）の刈刃ハ
ウジング（１０）に近い箇所に、芝排出口（１１ａ）を
下向きに設けると共に、前記芝排出口（１１ａ）に対す
る蓋体（１４）を内装し、前記芝排出口（１１ａ）を閉
じ、かつ、前記芝刈り装置（Ａ）からの芝が前記集草容
器（１２）に流れるように前記芝搬送用筒体（１１）を
開放する第１状態と、前記芝排出口（１１ａ）を開放し
、かつ、前記芝刈り装置（Ａ）からの芝が前記芝排出口
（１１ａ）に流れるように前記芝搬送用筒体（１１）を
閉じると共に芝を案内する第２状態とに前記蓋体（１４
）を切換える操作機構（Ｂ）を設けてある芝刈り機。