JPS6363302B2 - - Google Patents

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JPS6363302B2
JPS6363302B2 JP21437282A JP21437282A JPS6363302B2 JP S6363302 B2 JPS6363302 B2 JP S6363302B2 JP 21437282 A JP21437282 A JP 21437282A JP 21437282 A JP21437282 A JP 21437282A JP S6363302 B2 JPS6363302 B2 JP S6363302B2
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JP
Japan
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runner
casting
runners
ceramic
heat insulating
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JP21437282A
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JPS59104244A (ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C13/00Dental prostheses; Making same
    • A61C13/20Methods or devices for soldering, casting, moulding or melting
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22CFOUNDRY MOULDING
    • B22C9/00Moulds or cores; Moulding processes
    • B22C9/08Features with respect to supply of molten metal, e.g. ingates, circular gates, skim gates

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Dental Prosthetics (AREA)
  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、歯科用鋳造物の鋳造において、ス
プルー、ランナー、ゲートと呼ばれる湯道が、鋳
造物の冷却凝固より先に凝固することを防止する
凝固遅延湯道・湯溜りに関する。
従来の歯科用鋳造物の鋳造にあつては、鋳造物
が小さいために、ロストワツクス法が使われてい
た。
このロストワツクス法は、鋳造物および湯道を
ワツクスで製作し、これをリング内に埋没材によ
り埋め込み、続いてこれをリングごと800〜900℃
で加熱することによりワツクスを燃焼させて空洞
化したものに、鋳造用金属、例えばニツケルクロ
ーム合金(1200〜1300℃)で溶解の溶湯を流し込
んで鋳造していた。
この場合、鋳造物部分が冷却凝固するより先に
湯道部分が冷却凝固すると溶湯を湯道から補給す
ることができなくなつて、鋳造物部分の凝固の
際、鋳造物が収縮により変形したり鋳巣が発生す
る等して、求める歯科用鋳造物が得られないとい
つた問題があつた。
また歯科用鋳造物の場合、鋳造物が小さいため
に加圧法によらなければ鋳造物を流し込むことが
できず湯道・湯溜りの耐圧性が必要であつた。
さらに鋳造物が小さいので湯道・湯溜りも小さ
くする必要があつたが、鋳造物部分の冷却凝固が
早いので小さくすることができず鋳型も大きなも
のとなつてしまつていた。
以下従来技術の問題点を図面に従つて説明す
る。
第3図は中央のポンテイツクaの両側に支持冠
bをもつた3本連結歯を鋳造する場合の従来の湯
道を示したものである。
ポンテイツクaは塊状の肉厚物であり、両側の
支持冠は肉薄であつて、このような肉厚の差の大
きいものは鋳造が困難である。
よつて、図のように3本の分岐した湯道を立て
て鋳造していたのであるが、この場合の冷却凝固
の順序は一番目に薄肉である両側の支持冠bであ
り、続いて分岐スプルーc、ランナーd、メイン
スプルーeとなり、最後に肉厚のポンテイツクa
が凝固することになり、このためポンテイツクa
が凝固する時の収縮に対して、既に湯道は全部凝
固しているので溶湯を補給することができないか
ら、ポンテイツクaには鋳巣ができたり、ヒケが
発生する等の不都合が生じる。
こうした欠陥構造によると次のような悪影響が
生じる。
鋳巣があると、食物が詰まつて取れにくいの
で不衛生となる。
鋳巣があると、鋳造体が弱体化するので破損
し易い。
鋳巣があると、メタルポンドワークにおいて
は陶材との結合を阻害し、気泡が発生して致命
的欠陥となる。
鋳巣があると審美的に見劣りがする。
収縮による変形で寸法精度を損じる。
このため鋳造物部分の凝固より湯道部分の凝固
を後らせるために、スプルー、ランナー等湯道部
分を大きくすることがおこなわれているが、種々
の欠点がある。
すなわち、湯道を大きくすると、湯道の凝固収
縮が大きくて鋳造物を変形させたり、湯道のゲー
ト部分の切断仕上げが困難となり、寸法精度を損
じる等の幣害が生じる。
また高価な歯科用金属の浴湯が大量に必要とな
る。
このような湯道は鋳造物の形状や容積によつて
も異なるが、通常2.5〜5mm程度の直径のものと
なる。
特に肉厚のものを鋳造する場合には、湯溜り付
の湯道を使つたり、メクラ湯溜りを設けたりして
肉厚部分の遅い冷却による収縮分を湯溜りから補
給するようにしなければならず、湯道の構造が複
雑となり、溶湯も多量に必要となるなどの欠点が
あつた。
また鋳造体の厚みが異なるものに対しては肉厚
部に冷し金を用いて、チル効果によつて急冷させ
ることがおこなわれているが、歯科のような精密
鋳造には適さない。
この発明は係る問題点を解決した歯科鋳造用湯
道・湯溜りに関するものであり、湯道・湯溜りを
セラミツクとしその周囲に断熱層を形成して湯
道・湯溜りの凝固を遅延させることを目的とし、
従来より小径な湯道を堤供するものである。
以下図面にもとづいて詳細に説明する。
第1図は、歯科鋳造における湯道・湯溜りを中
空固形セラミツク1の周囲に断熱層2を設けて凝
固、遅延を果たすようにした本発明の一実施例で
ある。
4はリング、5はリングにに沿つたアクベスト
等の断熱材、6は埋没材である。
内側に溶湯が流れる中空固形セラミツク1は、
第1図に示すように一端に鍔を付したものや、単
なる円筒状に形成したもの、または第4図のよう
に断熱層2を円筒状に形成して内面にセラミツク
泥をコーテイングして中空固形セラミツク1を形
成してもよい。
さらに複雑な形状の湯道・湯溜りの場合には、
第5図、第6図、第7図、第8図に示すようにパ
ラフインワツクス等の可燃性高分子材料で中空部
分の形状を作成し、これにセラミツク泥を塗布し
て焼成することにより可燃性高分子材料を燃焼さ
せて内部に複雑な形状の中空固形セラミツク1を
形成してもよい。
断熱層の形成手段として発泡セラミツク(多孔
性セラミツク)を用いたものを第4図に示し、2
は発泡セラミツクの断熱層であり、内面にセラミ
ツク泥をコーテイングしてあつて、発泡セラミツ
クの多数の空隙が断熱作用を果たすものである。
以上のように本発明の湯道の構造は、第4図に
示すように内側が固形セラミツクあるいはセラミ
ツク泥のコーテイング焼成したものから成り、そ
の周囲に、発泡セラミツクによつて、断熱層を形
成したものであつて、鋳造上充分耐熱性及び耐圧
性を有するものでなければならない。
次に異形のものに本発明を実施した例を第5図
〜第8図に示す。
第5図のものは、湯溜り3付の湯道で、鋳造品
に肉厚部分がある時に使用するもので、第2図に
その使用例を示す。
aはポンテイツク、bは支持冠、cは分岐スプ
ルーであり、かかる鋳造物を製作する際に湯溜り
3を断熱構造とすることにより複雑な鋳造物を得
ることができる。
第6図は3本連結歯等に使用するもので、第3
図に従来型の湯道で示したもののような場合に使
用し、分岐数は3本のものを例示したが、2本以
上何本にでも分岐したものを製作できるものであ
る。
第6図の断熱層を持つた湯道を使用すると、湯
道全体が冷却し難いから多肉部分のポンテイツク
aに対しても収縮分を補給することができるので
良好な鋳造が得られる。
またこれに使用する湯道に第2図に示すように
第5図の湯溜り付の湯道を使用すれば、簡単な湯
道で良好な鋳造が得られる。
第7図は、T字形のものを示し、多数連結歯の
場合、直管型のものと種々に組併せて使用するも
の、第8図はメクラ湯溜りで、湯道が付け難いと
か肉厚部分とかに利用するものである。
なお、第4図から第8図に示したものは、本発
明の数例に過ぎず、図示以外にもL字形、Y字
形、十字形、曲管形等、多くの形状のものや寸法
割合の異なるものが製作利用できるものである。
本発明は、以上のように構成されるから以下の
効果を有する。
湯道・湯溜りを形成するセラミツク自体も熱の
不良導体であるが、断熱層と相俟つて優れた断熱
効果を生じるので鋳造物よりも、湯道・湯溜りの
凝固が遅延する。
よつて従来より小径の湯道で変形や鋳巣のない
良質な鋳造が得られる。
さらに従来、鋳造体の2倍量もの湯溜りを必要
としていたものが鋳造体の1/2以下ですみ、場合
によつては湯溜りを不要とすることができる。
その結果、総じて鋳造に必要な溶湯の量を大幅
に現象させることがでるので、歯科用金属が高価
なものであるだけに経済的利益は大きい。
また鋳造体に対して必要な溶湯量の算出も可能
となる。
また本発明を用いれば湯道・湯溜りを小さくで
きるので、仕上加工において湯道の切離しが容易
で、美しく正確な製品が得られるとともに鋳型も
小型化できる。
また鋳造物を加圧により流し込む場合でも湯
道・湯溜りがセラミツクのため耐圧性が保障され
る。
連結歯等の場合等、従来は湯道を多く必要とす
るものに対しても、溶湯の補給効率が良くなるの
で湯道が少なくてすみ、また肉厚のポンテイツク
部の冷却収縮量をスプルー部が補充してくれるの
で、内方への収縮による支持冠連結部の亀裂や鋳
巣の発生が防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明湯道・湯溜りの使用例
を示す鋳型の縦断面図、第3図は従来方法の湯道
例を示す鋳型の縦断面図、第4図は基本的な直管
湯道の縦断面図、第5図は湯溜り付湯道を示す縦
断面図、第6図は分岐湯道を示す縦断面図、第7
図はT字型湯道を示す縦断面図、第8図はメクラ
湯溜りを示す縦断面図である。 1…中空固形セラミツク、2…断熱層、3…湯
溜り、4…リング、5…断熱材、6…埋没材、a
…ポンテイツク、b…支持冠、c…分岐スプル
ー、d…ランナー、e…メインスプルー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 歯科用鋳造物を鋳造する際の湯道、湯溜が、
    鋳造物部分の凝固より遅延するように、前記湯
    道、湯溜りをセラミツクで形成し、湯道の内径を
    5mm以下とするとともに、その周囲に多孔性セラ
    ミツクからなる断熱層を設けたことを特徴とする
    歯科鋳造用凝固遅延湯道・湯溜り。
JP57214372A 1982-12-06 1982-12-06 歯科鋳造用凝固遅延湯道・湯溜り Granted JPS59104244A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57214372A JPS59104244A (ja) 1982-12-06 1982-12-06 歯科鋳造用凝固遅延湯道・湯溜り
US06/558,496 US4682644A (en) 1982-12-06 1983-12-06 Mold for use in dental precision casting

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57214372A JPS59104244A (ja) 1982-12-06 1982-12-06 歯科鋳造用凝固遅延湯道・湯溜り

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59104244A JPS59104244A (ja) 1984-06-16
JPS6363302B2 true JPS6363302B2 (ja) 1988-12-07

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ID=16654693

Family Applications (1)

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JP57214372A Granted JPS59104244A (ja) 1982-12-06 1982-12-06 歯科鋳造用凝固遅延湯道・湯溜り

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Families Citing this family (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4895592A (en) * 1987-12-14 1990-01-23 Eastman Kodak Company High purity sputtering target material and method for preparing high purity sputtering target materials
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JPS4918692A (ja) * 1972-06-14 1974-02-19
JPS55128345A (en) * 1979-03-28 1980-10-04 Hitachi Ltd High temperature ceramic mold

Family Cites Families (1)

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JPS59104244A (ja) 1984-06-16

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