JPS6362231B2 - - Google Patents

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JPS6362231B2
JPS6362231B2 JP54045799A JP4579979A JPS6362231B2 JP S6362231 B2 JPS6362231 B2 JP S6362231B2 JP 54045799 A JP54045799 A JP 54045799A JP 4579979 A JP4579979 A JP 4579979A JP S6362231 B2 JPS6362231 B2 JP S6362231B2
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JP
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coin
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はコイン遊技機に関し、特に例えばコ
イン遊技機の盤上に、複数種類の絵模様や記号等
の識別情報を可変表示し得る可変表示部材と、予
め定める単位数の表示部を組合せた複数の組合せ
表示器とを配設して成るコイン遊技機に関する。
一般に、コイン遊技機が広く普及し、手軽なレ
ジヤーの1つとして遊技客に親しまれている。周
知のように、この遊技は、コイン投入に応じて一
定数または一定時間の間、パチンコ球を打球して
遊技するものであつて、盤上に打込んだパチンコ
球が落下するのを受けるように遊技盤面下方に複
数のパチンコ球入口が水平に並んで配設され、ま
たはその盤上に複数の入賞孔(セーフ孔または入
賞球装置)が配設されている。このパチンコ球入
口へパチンコ球を落入させて予め定める組合せの
パチンコ球入口のそれぞれにパチンコ球が入つた
とき景品を払出すものである。また、他の遊技方
法として、遊技盤上に複数の入賞孔(セーフ孔ま
たは入賞球装置)を配設しておき、その入賞孔へ
入賞したパチンコ球数に基づいて或る景品を払出
すものもある。このようなコイン遊技機におい
て、遊技客の操作としては、コインを投入した
後、供給されるパチンコ球を打球ハンドルで単に
打球するのみであるため、遊技が単調となる傾向
がある。そこで、コイン遊技機に他の何らかの機
構を付加することによつて、遊技客の興味を倍加
させ、しかも遊技客へのサービスが向上できるよ
うなコイン遊技機が要望される。
それゆえに、この発明の主たる目的は、遊技客
の興趣を倍加できるとともに、サービスの向上が
図れるような、新規なコイン遊技機を提供するこ
とである。
この発明のその他の目的は、複数のパチンコ球
入口のそれぞれに対応する表示部を或る単位数ず
つ組合せた複数の組合せ表示器と可変表示部材と
を遊技盤上に設け、組合せ表示器の表示状態が或
る状態になつたときまたは可変表示部材の可変表
示状態に基づいて得点を付与することによつて、
得点を付与する遊技状態を多様化した、新規なコ
イン遊技機を提供することである。
この発明の上述の目的およびその他の目的と特
徴は図面を参照して行なう以下の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
第1図はこの発明の一実施例のコイン遊技機の
外観図である。図において、この実施例のコイン
遊技機10の前面パネルの側部には、コインの投
入口1と、コインを返却指令するための返却ボタ
ン2と、投入コインの返却口3と、遊技終了時に
おいて精算指令するための精算ボタン4とが配設
される。また、コイン遊技機10の前面パネルの
盤上には、パチンコ球の通過に応じて、後述の可
変表示部材40の可変表示・停止の可能な条件が
定められたパチンコ球通過領域5a,5b,5c
と、入賞孔6c,6h,6mとが配設される。こ
の通過領域5a,5b,5cには、図示しないが
通過球検出センサ5a′,5b′,5c′が設けられる。
また、コイン遊技機10の遊技盤面下方には、打
込まれたパチンコ球が盤上に沿つて落下すると
き、落下するパチンコ球を受ける位置に、複数の
パチンコ球入口7a〜7oが水平方向に並んで形
成されるとともに、複数のパチンコ球入口の両側
にフアール球として再び打球可能なように後述の
打球待機樋11へ導くリプレー孔7pが形成され
る。さらに、遊技盤の中央部には表示窓8が形成
されていて、該表示窓8にはこの発明の特徴とな
る組合せ表示装置30(後述の第3図で詳細に説
明する)と可変表示部材40とが配設される。
前記可変表示部材40としては、ドラムの外周
上に複数種類の識別情報を描いたドラム形式のも
のや、一定間隔毎に複数種類の識別情報をエンド
レス状に記録媒体(たとえばフイルム)上に描き
該フイルムの両側にスプロケツト孔を穿設してお
きスプロケツト孔に噛合うスプロケツトを回転さ
せることによつて識別情報を可動表示するような
フイルム形式のものや、板状部材に或る識別情報
を描いた複数枚の板状部材を両側から円盤の外周
部で回動自在にはさみかつ円盤を可動させること
によつて識別情報を可動表示するようなリーフ式
のものや、セグメント表示器に表示すべき複数種
類の数値または信号などをコード化した信号を順
次与えることによつて可変表示するようなセグメ
ント表示装置などの各種表示装置が考えられる。
そこで、以下の説明では可変表示部材の一例とし
てドラム形式の回転ドラム機構(後述の第3図お
よび第4図で詳細に説明する)40の場合につい
て述べる。
また、前面パネルの下方には、コインの投入に
応じて(所定数または一定時間の間)払出された
パチンコ球を1個順次打球させるために打球位置
へ導く打球待機樋11と、打球待機樋11によつ
て打球位置まで導かれたパチンコ球に打球する打
球杆(裏側に設けられる25)を回動してパチン
コ球を発射させるための打球ハンドル12と、得
点に応じた数の景品用コインを払出すためのコイ
ン払出口13と、コイン払出口13から払出され
たコインを受けるコイン受皿14とが設けられ
る。そして、前記パネルの一部には、回転ドラム
機構40によつて可変表示される識別情報の各種
の組合せに応じた得点を記載した当たり絵表示お
よび遊技説明を記載した表示板15が形成され
る。また、前面パネルの側部下方には、回転ドラ
ム機構40を始動指令するための始動指令スイツ
チ16が配設される。なお、必要に応じて、始動
指令スイツチ16の操作が可能なことを知らせる
表示器16′を設けてもよい。さらに、コイン遊
技機10の下方には、回転ドラム機構40に含ま
れる各列の回転ドラム41a,41b,41cを
手動的に停止指令するための停止指令スイツチ1
7a,17b,17cが配設される。
前記コイン遊技機の盤上上部には、前記通過領
域5a〜5cを通過した通過球数(または前記回
転ドラム機構40を駆動可能な回数)を表示する
セグメント表示器18と、コイン遊技によつて獲
得した得点情報(または景品コイン数)を表示す
るための得点情報表示器19が設けられる。この
得点情報表示器19は、図示では得点数に応じて
点灯表示するランプや発光ダイオードなどで示さ
れるが、セグメント表示器で表示するようにして
もよい。
なお、図示では回転ドラム機構40に含まれる
回転ドラムが3列から成り、各列のドラムに対応
してそれぞれ3個の停止指令スイツチを設けた場
合を示すが、これに限ることなく、適当な数であ
ればよい。
第2A図はコイン遊技機10の裏面パネルの図
解図であり、第2B図はパチンコ球入口7a〜7
oと検出スイツチの詳細を示す断面図である。図
において、前記コイン投入口1の裏側に関連して
設けられるコイン検出・払出機構21は、コイン
投入口1へ投入されたコインを選別するコインセ
レクタ211と、コインセレクタ211で選別さ
れた使用可能なコインを景品用コイン収納筒21
4へ導くコインシユート212と、コインシユー
ト212を通過するコインを検出してコインが投
入されたことを検知するコイン検出スイツチ21
3と、景品用コイン収納筒214に所定量のコイ
ンが収納された後以後投入されるコインを収納す
るオーバフロー用コイン収納箱215と、景品用
コイン収納箱214に収納されているコインを得
点に応じて払出すコイン払出し用ソレノイド21
6と、コイン収納筒214に関連して設けられか
つ景品用コイン切れを検出するコイン切れ検出ス
イツチ217とから成り、ソレノイド216を付
勢して景品用コイン収納筒214の横方向からコ
インを押出すことによつて該コインを前記コイン
払出口13へ払出すものである。
また、裏面パネルには、前記入賞孔6c,6
h,6mへ入賞したパチンコ球を対応するパチン
コ球入口7c,7h,7mへ導く径路221,2
22,223が設けられるとともに、各パチンコ
球入口7a〜7oへ入つたパチンコ球を前記打球
待機樋11へ導く径路224が設けられる。
前記パチンコ球入口7a〜7oの裏側には、対
応する各入口へ落入したパチンコ球を検出するた
めの検出スイツチ機構23a〜23oが設けられ
る。この検出スイツチ機構23a〜23o(第2
B図ではこれらを総称して23と示す)は、各入
口の下方に設けられた径路231へパチンコ球が
入つたときに押圧されるように、レバー232を
挿入し、該レバー232で板状片233を押圧さ
せる。この板状片233のほぼ中間部の導電部分
234には、可動接点235が形成される。可動
接点235に対峙して、固定接点236が設けら
れる。固定接点236の固定側端には、支点とな
る突起部237が形成される。この各入口7a〜
7oの径路231の下方には、パチンコ球貯留放
出機構24に含まれる回転遮蔽板241が設けら
れる。回転遮蔽板241は水平状態に保持される
ことによつて各入口7a〜7oに対応する径路2
31内にパチンコ球を貯留し、垂直状態に保持さ
れることによつて貯留していたパチンコ球を放出
するものである。そして、回転遮蔽板241が水
平状態に保持されているとき、各入口7a〜7o
へ落入したパチンコ球でレバー232が連続的に
押圧されている間、可動接点235と固定接点2
36とが接触することによつてスイツチとして作
用する。以下には、検出スイツチ機構23a〜2
3oをスイツチと略称する。
前記パチンコ球貯留放出機構24は、前記回転
遮蔽板241を支持軸242に固着し、該支持軸
242を支持部材245で回動自在に支承し、支
持軸242とレバー243の一端とを連結し、レ
バー243の他端をソレノイド244の軸に連結
して構成される。そして、ソレノイド244が付
勢されると、レバー243、支持軸242を介し
て回転遮蔽板241を回動させて垂直状態とし
て、径路231に貯留されていたパチンコ球を放
出させ、ソレノイドが消勢されると復帰させて回
転遮蔽板241を水平状態に保持して径路231
内へパチンコ球を貯留させるものである。
また、前記打球ハンドル12に対応する裏面に
は、打球ハンドル12の手動操作によつて回動さ
れて打球位置へ導かれたパチンコ球を打球するた
めの打球杆25が設けられる。なお、図示では手
動式打球機構を示すが、電動式打球機構を用いて
もよい。
第3図は前記表示窓8に配設される組合せ表示
装置30と回転ドラム機構40の正面図である。
図において、組合せ表示装置30はそれぞれ予め
定める単位数(図示では5)の表示部を含む組合
せ表示器31a,32b,33cから成る。各組
合せ表示器31a,32b,33cに含まれる表
示部は、それぞれ前記パチンコ球入口7a〜7o
に対応する。たとえば、組合せ表示器31は、前
記パチンコ球入口7a〜7eに対応する表示部3
1a〜31eをサイコロの五の目のごとく配列し
て設け、組合せ表示器32はパチンコ球入口7f
〜7jにそれぞれ対応する表示部32f〜32j
を含み、組合せ表示器33はパチンコ球入口7k
〜7oに対応する表示部33k〜33oを含む。
この各組合せ表示器31〜33に含まれるそれぞ
れの表示部は、たとえば発光ダイオードや表示ラ
ンプなどが用いられる。そして、各組合せ表示器
31,32,33のそれぞれの5個の組合せ表示
部に対応するパチンコ球入口へパチンコ球が落入
すると、組合せの完成した組合せ表示器の数に対
応する得点(最大6点)が付与される。
また、表示窓8には可変表示部材の一例の回転
ドラム機構40に含まれる各列のドラム41a,
41b,41cが設けられるが、その詳細は後述
の第4図で説明する。
第4図は前記可変表示部材の一例としての回転
ドラム機構40の具体的な図解図である。構成に
おいて、回転ドラム機構40に含まれる回転ドラ
ム群41は、たとえば複数列の回転ドラム41
a,41b,41cから成り、各列のドラムの外
周上には絵模様や記号や数字等の識別情報が描か
れている。そして、この各列のドラム41a,4
1b,41cの或る識別情報が、前記前面パネル
の一部に形成された表示窓8から遊技客に視認で
きるように配置される。この各列のドラム41
a,41b,41cのそれぞれの側面には、外周
上に描かれた識別情報の数に相当する歯数を有す
るラチエツト歯車42a,42b,42c(図示
では42cのみを示す)が固着される。そして、
各列のドラム41a,41b,41cのそれぞれ
は、ドラム軸43に遊嵌されてその摩擦力で個別
的に回転可能なように構成される。ドラム軸43
は、その両側がボツクス44の側面で軸支され、
その一方端に回転力伝達機構45に含まれる歯車
451が固着される。この歯車451は減速用歯
車452と噛み合い結合される。また、ボツクス
44の側面には、ドラム駆動用モータ46が装着
される。このモータ46はギヤードモータであつ
て、その駆動歯車が歯車452と結合されてい
て、その回転力が歯車452,451を介してド
ラム軸43に伝達され、回転ドラム群41を回転
駆動する。また、ボツクス44の後方側面には、
各列のドラム41a,41b,41cのそれぞれ
を個別的に回転または停止制御するためのソレノ
イド47a,47b,47cが固着される。これ
らのソレノイドのソレノイド軸48a,48b,
48cは、それぞれ係止レバー49a,49b,
49cの一端とピンで支承される。この係止レバ
ー49a,49b,49cのほぼ中央部は、レバ
ー軸49で軸支され、該レバー軸49の両端がボ
ツクス44の両側面に固着される。各列のドラム
41a,41b,41cに対応する係止レバー4
9a,49b,49cのそれぞれの先端には、爪
状部49a′,49b′,49c′(図示では49c′のみ
が示される)が形成され、この爪状部49a′,4
9b′,49c′が対応するラチエツト歯車42a,
42b,42cのそれぞれと係合して各列のドラ
ムを停止し、ロツク状態を保持する。
第5A図および第5B図はこの発明の一実施例
の遊技制御回路図であり、特に第5A図は組合せ
表示器30の組合せ表示状態に基づいて得点を付
与制御する制御回路と価値付与手段の一例の景品
用コイン払出制御回路を有し、第5B図は前記回
転ドラム機構40の駆動制御回路図を示す。次
に、第1図ないし第5B図を参照して、第5A図
および第5B図の具体的な回路構成とともに、こ
の実施例の動作を説明しよう。
遊技客がコイン貨機で購入したコインを前記コ
イン投入口1へ投入すると、投入されたコインは
前記コインセレクタ211で使用可能なコインか
否かが選別され、使用可能なコインであればコイ
ンシユート212を介して景品コイン収納筒21
4へ収納される。このとき、前記コイン検出スイ
ツチ213は投入コインがコインシユート212
の検出位置を通過するとき閉成されるため、ハイ
レベル(以下「H」)信号がコイン検出スイツチ
213およびORゲート514を介して遅延回路
59に与えられ、該遅延回路59で遅延された後
リセツト信号としてカウンタ53および加減算カ
ウンタ62に与えられる。これによつて、カウン
タ53および加減算カウンタ62が初期リセツト
される。これと同時に、回路図に示されないが、
コイン検出スイツチ213の出力に応じて、前記
ソレノイド244が付勢されるため、それまで各
パチンコ球入口7a〜7oに入つていたパチンコ
球が放出され、径路224を介して打球待機樋1
1へ払出される。このようにして、打球遊技が可
能となり、1回のゲームで打球可能な所定数のパ
チンコ球が放出された後、ソレノイド244が消
勢されて、回転遮蔽板241が水平状態に保持さ
れ、以後打球されたパチンコ球入口へ入つたパチ
ンコ球を当該パチンコ球入口内で貯留させる。
前述のごとくして払出された一定数のパチンコ
球は、遊技客が打球ハンドル12で打球操作する
ごとに順次コイン遊技機10の盤上へ打込まれ
る。打込まれたパチンコ球は、前記通過領域5a
〜5cのいずれかを通過するか、または入賞孔6
c,6h,6mのいずれかへ落入するか、もしく
は入賞孔へ落入することなくパチンコ球入口7a
〜7oのいずれかへ落入する。
今、打球された1個のパチンコ球がパチンコ球
入口7aへ落下した場合を想定すると、落入した
パチンコ球によつてスイツチ23aが押圧されて
連続的に閉成される。応じて、「H」信号がスイ
ツチ23aを介して表示部(以下発光ダイオード
という)31aに印加されるため、該発光ダイオ
ード31aは連続的に発光表示する。また、打込
まれたパチンコ球が入賞孔6cに入賞すると、該
パチンコ球が径路121を介してパチンコ球入口
7cの裏面上部から落入され、スイツチ23cを
押圧して閉成させる。これによつて、発光ダイオ
ード31cが発光表示する。同様にして、打込ま
れたパチンコ球がその他の各パチンコ球入口7b
〜7oのいずれかへ落入すると、パチンコ球の落
入したパチンコ球入口に対応するスイツチ23b
〜23oのいずれかが閉成されるため、対応する
発光ダイオードが発光表示する。
そして、各組合せ表示器31,32,33のい
ずれかの全ての表示部(たとえば組合せ表示器3
1の表示部31a〜31e)が発光表示すると、
ANDゲート511が組合せ成立状態を検出して
「H」信号を導出しエンコーダ52に与える。こ
のエンコーダ52は、組合せ表示器31,32,
33のそれぞれの組合せ状態が成立した条件を検
出するANDゲート511,512,513のう
ち、1つの入力があつたことに応じて得点1を表
わすコード化信号を導出し、2つのANDゲート
から「H」信号が与えられたとき得点2のコード
化信号を導出し、3つのANDゲートから「H」
信号が与えられたとき得点3を導出するものであ
る。そこで、今、アンドゲート511のみから
「H」信号が与えられた場合を想定すると、エン
コーダ52は得点1のコード化信号をカウンタ5
3に与えて加算させる。続いて、2つめの組合せ
表示器(たとえば32)に含まれる単位数の表示
部の全てが点灯するように対応するパチンコ球入
口へパチンコ球が落入すると、ANDゲート51
2が「H」信号を導出してエンコーダ52に与え
る。このため、エンコーダ52は2つのANDゲ
ート511,512から「H」信号入力があるこ
とに基づいて、得点2のコード化信号を導出し、
カウンタ53に与える。カウンタ53は、これま
での得点(すなわち1つの組合せ表示器が成立し
たことに基づく得点1)と今与えられた得点2と
を加算(1+2=3)し、結果的には2つの組合
せ表示器31,32の組合せ状態が成立したこと
に基づいて得点3が与えられることになる。ま
た、組合せ表示器33に含まれる単位数の表示部
33k〜33oの全てが点灯表示するように対応
するパチンコ球入口へ落入すると、ANDゲート
513が「H」信号を導出するため、エンコーダ
52は3つのANDゲート511〜513から
「H」信号が与えられたことに基づいて得点3の
コード化信号を導出して、カウンタ53に与え
る。カウンタ53はそれまでに計数していた得点
3に今与えられた得点3を加算(3+3=6)
し、その加算した得点数をデコーダ54に与え
る。したがつて、結果的には、1つの組合せ表示
器が組合せ表示状態の成立したとき得点1が付与
され、2つの組合せ表示器の組合せ状態が成立し
たとき得点3が付与され、3つの組合せ表示器の
表示部の組合せ表示状態が成立したとき得点6が
付与されることになる。このように、カウンタ5
3で計数される刻々変化する得点数が常時デコー
ダ54に与えられる。従つて、デコーダ54は得
点数に相当する端子から信号を導出して得点表示
器19の得点数に対応する発光ダイオードを点灯
させるか、またはカウンタ53で計数されている
得点数以下の各発光ダイオードを発光表示させ
る。
なお、前述のごとく、全てのパチンコ球入口7
a〜7oの全てに1個ずつのパチンコ球を落入さ
せることは非常にまれなことであり、実際にはい
ずれかのパチンコ球入口に多数のパチンコ球が落
入しかつあるパチンコ球入口には1個のパチンコ
球も落入しない場合がある。
一方、遊技客によつて打球されたパチンコ球が
前記通過領域5a〜5cのいずれかを通過した場
合は、各通過領域5a〜5cに対応して設けられ
ている通過球センサ5a′〜5c′によつて検出され
る。今、通過球センサ5a′が通過球を検出した場
合を想定すると、通過球センサ5a′の通過球検出
出力に基づくパルスが微分回路611で微分さ
れ、ORゲート515を介して加減算カウンタ6
2の加算入力として与えられる。加減算カウンタ
62は通過領域5a〜5cのいずれかを通過した
通過球数(n)を累積的に計数し、その計数値を
デコーダ64に与えてセグメント表示器18に表
示させることにより、前記回転ドラム機構40の
駆動回数を表示させる。
そして、全てのパチンコ球を打球した後、遊技
客はセグメント表示器18に回転ドラム機構40
を駆動可能な回数が表示されていれば、始動指令
スイツチ16を押圧する。この始動指令スイツチ
16の押圧信号がORゲート516を介して比較
指令信号として比較回路63に与えられる。この
比較回路63は、回転駆動機構40を1回だけ回
転駆動するのに要する通過球数(m)を予め設定
記憶しておくものであつて、加減算カウンタ62
で計数されている通過球数(n)が当該設定数よ
りも大きいか否かを判定し、設定数(m)よりも
加減算カウンタ62の計数値の方が大きいとき
(すなわちn≧mのとき)「H」信号を導出して、
微分回路651に与える。なお、1個の通過球数
につき回転ドラム機構40を1回駆動できるもの
(すなわちm=0)とすれば、比較回路63は加
減算カウンタ62の計数値(n)が0より大きい
とき「H」信号を導出するものである。この比較
回路63の出力を受けて、微分回路651は立上
り微分し、該微分パルスをフリツプフロツプ(以
下FF)66a〜66dのセツト入力として与え
るとともに、タイマ67に始動指令信号として与
え、さらに加減算カウンタ62に減算指令信号と
して与える。この加減算カウンタ62は、微分回
路651から1個の微分パルスが与えられると、
回転ドラム機構40を1回だけ回転駆動するのに
要する通過球数を減算(n−m)し、残余の通過
球数をデコーダ64を介してセグメント表示器1
8に表示させるとともに、比較回路63に与え
る。
前記FF66a,66b,66c,66dがセ
ツトされると、対応するトランジスタ68a,6
8b,68cを導通させて、ソレノイド47a〜
47cを付勢させる。このソレノイド47a〜4
7cの付勢に応じて、各列の係止レバー49a〜
49cの先端の爪状部49a′〜49c′とラチエツ
ト歯車42a〜42cとの係合状態を解除させ
て、ロツク状態を解除する。これと同時に、FF
66dのセツト出力がトランジスタ68dを導通
させるため、モータ46に電源が供給されて、該
モータ46が回転駆動する。したがつて、各列の
ドラム41a〜41cは、モータ46の回転力で
回転駆動されるため、遊技客には各列のドラム4
1a〜41cが可変表示しているごとく見える。
前述のごとく、各列の回転ドラム41a,41
b,41cのそれぞれが個別的に回転駆動されて
いる状態において、遊技客は各列のドラムを所望
の組合せとなるように適宜のタイミングで停止指
令スイツチ17a,17b,17cのいずれかを
押圧する。たとえば、停止指令スイツチ17aを
押圧した場合は、「H」信号がスイツチ17aお
よびORゲート51aを介してFF66aをリセツ
トさせるため、トランジスタ68aが非導通とな
り、ソレノイド47aを消勢する。ソレノイド4
7aの消勢に応じて、ソレノイド軸48aが上方
に押上げられて係止レバー49aの先端の爪状部
49a′とドラム41aに固着されているラチエツ
ト歯車42aとを係合させて、ドラム41aを停
止させる。また、ドラム41b(または41c;
以下41cの場合を括弧書きで示す)を停止させ
る場合は、対応する停止指令スイツチ17b,1
7cを押圧することによつて、前述の動作と同様
にしてソレノイド47b,47cを消勢させ、そ
れによつて係合レバー49b,49cの爪状部4
9b′,49c′とラチエツト歯車42b,42cと
を係合させて、ドラム41b,41cを停止させ
る。このようにして、各列のドラム41a〜41
cの全てが停止されると、全てのFF66a〜6
6cがリセツトされるため、該FF66a〜66
cの各リセツト出力端から「H」信号が導出され
てANDゲート517に与えられる。このため、
ANDゲート517は「H」信号を導出し、FF6
6dをリセツトさせてトランジスタ68dを非導
通としてモータ46を停止させるとともに、該
「H」信号を微分回路652に与える。微分回路
652はANDゲート517からの「H」信号入
力を微分し、判定指令信号として得点判定回路5
6に与える。
前記判定回路56は、判定指令信号に応じて、
以下のごとくして得点の判定動作を行なう。すな
わち、前記表示窓8に表示されている各列のドラ
ム41a,41b,41cのそれぞれの停止位置
が停止位置検出器57a,57b,57cのそれ
ぞれによつて検出される。この停止位置検出器5
7a〜57cは、機械的に各列のドラムの停止位
置を検出するもの、または電気的に検出するも
の、もしくは光学的に検出するもののいずれの検
出器であつてもよい。得点判定回路56は各停止
位置検出器57a〜57cのそれぞれの停止位置
検出出力に基づいて各列のドラム41a〜41c
のそれぞれの停止位置を判別し、その停止位置に
基づいて表示窓に表示されている識別情報の種類
の組合せを判定し、組合せに基づく得点情報を導
出してカウンタ53に与える。そして、回転ドラ
ム機構40の各列のドラムが停止した状態におい
て、識別情報の組合せに基づく得点がカウンタ5
3によつて加算されてデコーダ54を介して得点
表示器19で表示される。
なお、各列のドラム41a〜41cが回転駆動
されたにもかかわらず、遊技客が停止指令スイツ
チ17a〜17cを押圧しなければ、ドラムが連
続的に回転駆動し、次の動作を行なわなくなる。
そこで、前記微分回路651が微分パルスを導出
してから、タイマ67によつて定められる一定時
間(たとえば30秒)経過しても停止指令スイツチ
が押圧されていなければ、タイマ67のタイムア
ツプ出力がORゲート51a,51b,51cを
介して対応するFF66a,66b,66cをリ
セツトさせることにより、各列のドラムの回転駆
動を停止制御する。
以下同様にして、微分回路652の微分パルス
出力がORゲート516を介して比較回路63に
比較指令出力として与えられることにより、加減
算カウンタ62の計数値がm以下になるまで回転
ドラム機構40の回転駆動が行なわれ、それに基
づく得点判別が行なわれる。
このようにして、回転ドラム機構40を回転駆
動可能な回数だけ回転駆動した後、遊技客は精算
ボタン4を押圧する。この精算ボタン4の押圧に
よつて、「H」信号がORゲート514を介して
ゲート開成指令信号としてゲート55に与えられ
るため、該ゲート55はカウンタ53で計数され
ている得点数を景品用コイン払出制御回路58に
与える。景品用コイン払出制御回路58は1ゲー
ム期間においてカウンタ53で計数されている得
点数に基づいて、前記コイン払出用ソレノイド2
16を得点数に相当する回数だけ間欠的に付勢制
御し、それによつて得点数に相当する景品用コイ
ンを払出制御する。また、精算ボタン4の押圧に
よつて導出される「H」信号は、遅延回路59で
遅延された後カウンタ53および加減算カウンタ
62をリセツトさせる。以上の動作によつて1ゲ
ームにおける一連の動作を終了する。
なお、前述の説明では、組合せ表示装置30の
組合せ状態と回転ドラム機構40の回転駆動に基
づく得点数に基づいて、遊技客の獲得した得点数
に相当する景品用コインをそのまま払出す場合に
ついて述べたが、法律により1ゲーム期間におい
て払出可能な景品用コイン数が制限されている場
合は、景品用コイン払出制御回路58に上限設定
値を設定記憶させておき、カウンタ53で計数さ
れている点数が上限値を越えたときは当該上限値
以上の景品の払出制御を制限するようにしてもよ
い。
このように、組合せ表示器の組合せ状態と可変
表示部材の一例の回転ドラム機構を回転駆動した
後停止させた状態における識別情報の組合せによ
つて得点を付与するようにしているため、遊技客
にとつては遊技技術と遊技上の作戦によつて多量
の景品を獲得することが可能となり、遊技客の興
趣を一層倍加できる利点がある。また、回転ドラ
ム機構を回転駆動可能な条件が定められている通
過領域を通過した球は、下方に設けられているパ
チンコ球入口のいずれかにも落入するため、1個
のパチンコ球を有効に使つた遊技が可能となり、
遊技客に対してのサービスの向上を図れる利点が
ある。
なお、上述の説明ではコイン遊技を制御するた
めの回路として、ハード回路によつて制御する場
合について述べたが、マイクロプロセツサなどの
演算処理装置を用いて予め定めるプログラムに基
づいて同様の動作を達成させるようなソフトウエ
アによつて行つてもよいことは言うまでもない。
以上のように、この発明によれば、パチンコ球
の打球遊技状態に基づいて組合せ表示器の表示状
態を変えかつ可変表示部材を可変表示し、遊技客
の操作によつて可変表示部材の可変表示を所望の
識別情報となるように停止制御するように遊技す
るため、遊技客の興趣を倍加できるとともに、遊
技客へのサービスの向上が図れるような、新規な
コイン遊技機が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のコイン遊技機の
外観図である。第2A図はコイン遊技機の裏面パ
ネルの図解図であり、第2B図はパチンコ球入口
と検出スイツチの詳細を示す断面図である。第3
図はこの発明の特徴となる組合せ表示装置と回転
ドラム機構の正面図である。第4図は可変表示部
材の一例の回転ドラム機構の図解図である。第5
A図および第5B図はこの発明の一実施例の遊技
制御回路図である。 図において、10はコイン遊技機、5a〜5c
は通過領域、7a〜7oはパチンコ球入口、16
は始動指令スイツチ、17a〜17cは停止指令
スイツチ、31〜33は組合せ表示器、40は回
転ドラム機構、52はエンコーダ、53はカウン
タ、54および64はデコーダ、55はゲート、
56は得点判定回路、57a〜57cは停止位置
検出器、58は景品用コイン払出制御回路、21
6はコイン払出用ソレノイド、62は加減算カウ
ンタ、63は比較回路、66a〜66dはフリツ
プフロツプ、68a〜68dはトランジスタを示
す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 コインの投入に応じて1ゲーム間にパチンコ
    球を打球遊技可能なコイン遊技機において、 前記コイン遊技機の遊技盤面へ打球されたパチ
    ンコ球が落入するのを受けるように、遊技盤に配
    設される複数個のパチンコ球入口、 前記各パチンコ球入口に対応する表示部を有
    し、予め定める単位数の表示部を組合せた複数の
    組合せ表示手段、 前記各パチンコ球入口に対応して設けられかつ
    対応するパチンコ球入口へ落入したパチンコ球を
    検出する複数の落入球検出手段、 前記コイン遊技機の遊技盤上に少なくとも1つ
    配設され、かつ複数種類の識別情報を順次可変表
    示可能な可変表示部材、 前記遊技盤上に配設され、かつ前記可変表示部
    材を可変表示できる条件の定められた通過領域を
    通過したパチンコ球を検出する通過球検出手段、 前記各落入球検出手段出力のある毎に対応する
    前記表示部を表示させかつ前記単位数の表示部の
    表示状態が予め定める組合せになつたことに基づ
    いて得点を付与し、前記通過球検出手段出力のあ
    ることに応じて前記可変表示部材を可変表示させ
    かつその可変表示を停止させた状態における該可
    変表示部で表示されている識別情報の種類に基づ
    いて得点を付与し、両得点の和の得点を導出する
    遊技制御手段、および 前記遊技制御手段で導出された得点に相関する
    価値を付与する価値付与手段を備えたコイン遊技
    機。 2 前記可変表示部材は、複数個配設され、 前記遊技制御手段は、前記通過球検出手段出力
    のあることに応じて前記複数個の可変表示部材を
    可変表示させ、全ての可変表示部材を停止させた
    状態における各可変表示部材で表示されている識
    別情報の種類の組合せに基づいて異なる得点を付
    与することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載のコイン遊技機。 3 前記遊技制御手段は、通過球検出手段の出力
    数を計数する計数手段を含み、前記計数手段で計
    数されている回数だけ前記可変表示部材を可変表
    示・停止制御することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項または第2項記載のコイン遊技機。 4 前記遊技制御手段は、前記可変表示部材の可
    変表示を開始指令する開始指令手段と、可変表示
    部材を停止指令する停止指令手段とを含み、開始
    指令手段出力に応じて可変表示部材を可変表示さ
    せかつ停止指令手段出力に応じて該可変表示部材
    の可変表示を停止制御することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載
    のコイン遊技機。
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