JPS636211A - ボ−ルジヨイント及びその製造法 - Google Patents

ボ−ルジヨイント及びその製造法

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JPS636211A
JPS636211A JP14950086A JP14950086A JPS636211A JP S636211 A JPS636211 A JP S636211A JP 14950086 A JP14950086 A JP 14950086A JP 14950086 A JP14950086 A JP 14950086A JP S636211 A JPS636211 A JP S636211A
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JP
Japan
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sphere
welding
yoke
holder
pair
Prior art date
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JP14950086A
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English (en)
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Hiroshi Teramachi
博 寺町
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ボールジヨイントとその製造法に係り、特
に球体の真球度が高くて円滑な回転運動と揺動運動を達
成することができるボールジヨイントとその製造法に関
する。
[従来の技術] 従来、この種のボールジヨイント及びその製造法として
は、本発明者の提案に係るものとて、球体を中子として
ホルダーを鋳造し、上記球体とこの球体を抱持するホル
ダーの球体抱持部との間に外力を作用させてこれらの間
に隙間を形成し、このホルダーに抱持された球体をヨー
クの一対の腕部の間に挟み込み、次いでこれら腕部と球
体との間をスポット溶接で固着してなるものが知られて
いる(実公昭48−21,728号、実公昭48−21
,729号及び実公昭48−21 、732号の各公報
)。そして、この方法においては、球体として表面が円
滑で真球度の高いものを使用することができ、また、こ
の球体を中子としてホルダーの球体抱持部が鋳造される
ので、その球体抱持部の内面に硬いチル層を形成するこ
ともできるという特長がある。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記の方法においては、ヨークの腕部と
球体との間をスポット溶接で溶接しており、溶接部分が
部分的になってヨークの腕部と球体との間の結合力が弱
く、これらの間に強い引張り力や衝撃力が作用するとこ
のスポット溶接の部分で簡単に分離してしまうという問
題があった。
また、このスポット溶接においては、溶接後の焼戻し処
理を別工程で行わなければならず、しかも、溶接後焼戻
し処理まで長い時間放置すると溶接部分にいわゆる置き
割れが生じるので、溶接後できるだけ早く焼戻し処理を
しなければならず、製造工程が制約されるという問題が
あった。
従って、本発明の目的は、ヨークの腕部と球体との間の
結合力が強く、また、溶接工程も極めて簡単であるボー
ルジヨイント及びその製造法を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] すなわち、本願の第一番目の発明は、互いに略平行な一
対の腕部を有して略々コ字状に形成され、基部には被接
続部材に連結するための連結部を有するヨークと、上記
ヨークの一対の腕部間にプロジェクション溶接で溶接さ
れて広い溶接面積で結合した球体と、一端側に上記球体
を回転及び揺動可能に抱持する球体抱持部を有すると共
に他端側には被接続部材に連結するための連結部を有す
るホルダーとを有するボールジヨイントであり、また、
本願の第二番目の発明は、一対の腕部を有するヨークと
、このヨークの一対の腕部間に取付けられた球体と、こ
の球体を回転及び揺動可能に抱持する球体抱持部を有す
るホルダーとからなるボールジヨイントを製造するに際
し、上記球体を中子としてホルダーを鋳造し、このホル
ダーに抱持された球体をヨークの一対の腕部の間に挟み
込み、次いでこれら腕部と球体との間をプロジェクショ
ン溶接で溶接するボールジヨイントの製造法である。
本発明において、ヨークの基部に形成される連結部とし
ては、例えばおねじやめねじのように、それが被接続部
材に連結できるものであればよく、また、ヨークの基部
に一体に形成されていても別体に形成されてこの基部に
取付けられているものでもよい。
また、上記ヨークの両腕部とその間に取付けられる球体
との間の溶接については、基本的には一対の腕部の間に
球体を挟んでこれら腕部と球体との間をプロジェクショ
ン溶接により溶接すればよく、このプロジェクション溶
接の方法としては重ねプロジェクション溶接等信の方法
もあるが、好ましくは突合せプロジェクション溶接であ
る。このプロジェクション溶接によれば、溶接ばりの生
成が少なく、この溶接ばりを除去する切削加工等の必要
がない。
また、このプロジェクション溶接によって一対の腕部の
間に球体を溶接した後、そのままの状態で再度電流を流
すことにより溶接部分の焼戻し処理を行うことができる
。これにより、例えば高炭素鋼では溶接後長時間放置す
るとその溶接部分に割れが生じる、いわゆる置き割れが
起るが、このように溶接に引続いて焼戻し処理を行うこ
とにより置き割れの発生を完全に防止することができる
[作用] 本発明のボールジヨイントは、ヨークの一対の腕部とホ
ルダーの球体抱持部に回転及び揺動可能に抱持された球
体との間をプロジェクション溶接で溶接しているのでこ
れらの間の溶接面積が大きくなってその間の結合力が著
しく向上するほか、溶接後にそのままの状態で簡単に焼
戻し処理を行うことができ、溶接工程を簡単にすること
ができる。
[実施例] 以下、添付図面に示す実施例に基いて、本発明のボール
ジヨイント及びその製造法を説明する。
第1図ないし第3図において、この発明の実施例に係る
ボールジヨイントが示されている。このボールジヨイン
トは、互いに略平行な一対の腕部4を有して略々コ字状
に形成され、基部5には図示外の被接続部材に連結する
ためのボルト6が取付けられているヨーク1と、上記ヨ
ーク1の一対の腕部4間にプロジェクション溶接で溶接
されて広い溶接面積で結合した球体2と、一端側に上記
球体2を回転及び揺動可能に抱持する球体抱持部7を有
すると共に他端側には図示外の被接続部材に連結するた
めの雌捩子部8が形成されているホルダー3とで構成さ
れている。
この実施例において、上記ヨーク1の基部5に対するボ
ルト6の取付は、この基部5の底部に透孔9を穿設し、
ヨーク1内部からボルト6の捩子部6aを挿通すると共
にボルト6の頭部6bを基部5の内部に収容することに
より等の手段で固着することにより行われている。
なお、第3図において、符号11はホルダー3の雌捩子
部8に被接続部材を連結する際にグリース等の潤滑剤が
充填される油充填穴であり、ホルダー3を鋳造する際に
雌捩子部8を形成するためのスライド中子10c  (
第4図参照)に設けられて金型10a及び10b内に球
体2を固定する支持部10eによって形成されるもので
おる。
この実施例のボールジヨイントの製造は、第4図に示す
ように、先ずホルダー3の金型10a及び10b内に球
体2を中子としてセットすると共にスライド中子10c
をセットし、この金型10a及び10bのキャビティ1
0d内にダイキャスト溶融合金を鋳込んで球体2が球体
抱持部7に抱持されたホルダー3を鋳造し、上記球体抱
持部7の外側からこの球体抱持部7と球体との間に外力
を作用させてこれらの間に隙間を形成し、これによって
この球体2を球体抱持部7内で回転可能にし、次にヨー
ク1の基部5に形成した透孔9にはその内部にボルト6
の捩子部6aを挿通して頭部6bが上記基部5の内部に
位置するように取付け、第5図に示すように、ホルダー
1の球体抱持部7に抱持された球体2をヨーク1の一対
の腕部4の間に挟み込み、次いでこれら両腕部4と球体
2との間に所定の圧力Fを作用させながら所定の溶接電
流を所定の時間流してこれら両腕部4と球体2との間を
プロジェクション溶接で同時に溶接し、次いでそのまま
所定の焼戻し電流を所定の時間だけ通電して焼戻し処理
を行うものである。
次に、第6図及び第7図は他の実施例に係るボールジヨ
イントを示すもので、上記実施例の場合と異なり、ヨー
ク]の基部5にはナツト12が設けられている。
[発明の効果] 本発明のボールジヨイントは、ヨークの二対の腕部とホ
ルダーの球体抱持部に回転及び揺動可能に抱持された球
体との間をプロジェクション溶接で溶接してこれらの間
の溶接面積を大きくしているので、これらの間の結合力
が箸しく向上し、引張り力や衝撃力に対して優れた強度
を示すものである。
また、本発明のボールジヨイントのWA造法によれば、
溶接後にそのままの状態で簡単に焼戻し処理を行うこと
ができ、溶接工程を簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るボールジヨイントの平面
図、第2図は第1図の■−■線断面図、第3図は第1図
の左側面図、第4図はホルダーを鋳造する際の金型を示
す断面図、第5図はヨークの腕部と球体との間をプロジ
ェクション溶接する状態を示す断面説明図、第6図及び
第7図は他の実施例に係るボールジヨイントを示す第1
図及び第2図と同様の平面図及び断面図である。 符号の説明 (1)・・・ヨーク、(2)・・・球体、(3)・・・
ホルダー、(4)・・・腕部、 (5)・・・基部、(
6)・・・ボルト、(7)・・・球体抱持部、  (8
)・・・雌捩子部、(9)−W孔、     (10a
)(10b)−・・金型、(10c)・・・スライド中
子、(10e)・・・支持部、(11)・・・油充h1
穴1.    (12)・・・ナツト。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)互いに略平行な一対の腕部を有して略々コ字状に
    形成され、基部には被接続部材に連結するための連結部
    を有するヨークと、上記ヨークの一対の腕部間にプロジ
    ェクション溶接で溶接されて広い溶接面積で結合した球
    体と、一端側に上記球体を回転及び揺動可能に抱持する
    球体抱持部を有すると共に他端側には被接続部材に連結
    するための連結部を有するホルダーとを有することを特
    徴とするボールジョイント。
  2. (2)一対の腕部を有するヨークと、このヨークの一対
    の腕部間に取付けられた球体と、この球体を回転及び揺
    動可能に抱持する球体抱持部を有するホルダーとからな
    るボールジョイントを製造するに際し、上記球体を中子
    としてホルダーを鋳造し、このホルダーに抱持された球
    体をヨークの一対の腕部の間に挟み込み、次いでこれら
    腕部と球体との間をプロジェクション溶接で溶接するこ
    とを特徴とするボールジョイントの製造法。
JP14950086A 1986-06-27 1986-06-27 ボ−ルジヨイント及びその製造法 Pending JPS636211A (ja)

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