JPS6361843B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6361843B2 JPS6361843B2 JP56187377A JP18737781A JPS6361843B2 JP S6361843 B2 JPS6361843 B2 JP S6361843B2 JP 56187377 A JP56187377 A JP 56187377A JP 18737781 A JP18737781 A JP 18737781A JP S6361843 B2 JPS6361843 B2 JP S6361843B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- cross
- electric wire
- noise
- section
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 2
- 206010020880 Hypertrophy Diseases 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は風圧により生ずる電線の騒音を低減す
ると同時にコロナ音(いわゆるオーデイブルノイ
ズ)をも低下せしめた低騒音電線に関する。
ると同時にコロナ音(いわゆるオーデイブルノイ
ズ)をも低下せしめた低騒音電線に関する。
電線の外周長手方向にスパイラル状に素線を巻
き付け、電線外周の空気を乱流化させることで電
線の風圧による騒音の発生を防止した低騒音電線
は知られている。この場合、晴天時には問題がな
いが、雨の日には前記スパイラル素線によつて雨
水が堰止められる形となり、雨滴が大きく成長し
てその先端よりコロナを発生させ、周囲にオーデ
イブルノイズとして悪影響を与えることがある。
これは送電線の超高圧化がすすめられている今日
決して無視できない。
き付け、電線外周の空気を乱流化させることで電
線の風圧による騒音の発生を防止した低騒音電線
は知られている。この場合、晴天時には問題がな
いが、雨の日には前記スパイラル素線によつて雨
水が堰止められる形となり、雨滴が大きく成長し
てその先端よりコロナを発生させ、周囲にオーデ
イブルノイズとして悪影響を与えることがある。
これは送電線の超高圧化がすすめられている今日
決して無視できない。
本発明はそのような悪影響の生ずることを阻止
した低騒音電線を提供しようとするものである。
降雨時のコロナ発生を防止するには、雨滴が成長
しないことはもとより、素線自身の電位傾度をも
小さくする必要がある。
した低騒音電線を提供しようとするものである。
降雨時のコロナ発生を防止するには、雨滴が成長
しないことはもとより、素線自身の電位傾度をも
小さくする必要がある。
発明者らはその両方を低下せしめるために種々
実験を重ねた結果、断面の仮性円形の半径rを有
する2本の素線をいわば合体した形の断面ω状に
形成することで効率よく水滴の肥大と自身の電位
傾度とを減少せしめ得ることを見出した。
実験を重ねた結果、断面の仮性円形の半径rを有
する2本の素線をいわば合体した形の断面ω状に
形成することで効率よく水滴の肥大と自身の電位
傾度とを減少せしめ得ることを見出した。
第1図は本発明に係る素線2を電線1に巻き付
けた様子を示す説明図である。
けた様子を示す説明図である。
このような素線2は、第2図に示したような構
成を有する。すなわち、第2図イが基本的考え方
であつて、仮性半径rなる断面を有する素線2本
をくつつけ合うことにより断面ω状に構成するの
である。
成を有する。すなわち、第2図イが基本的考え方
であつて、仮性半径rなる断面を有する素線2本
をくつつけ合うことにより断面ω状に構成するの
である。
第2図ロは同図イの実線部を取り出したもので
あつて、これが本発明に係る素線2となる。
あつて、これが本発明に係る素線2となる。
素線2は第3図の断面図で示されたように電線
1の外周長手方向に巻きつけられる。
1の外周長手方向に巻きつけられる。
このように構成してなる素線2には凹み部2a
が存在するがため雨水の表面張力と具合よく呼応
し、雨滴は肥大する前にどんどん落下して行くの
である。素線2自身は仮性円周を2個くつつけた
状態よりなるためそれ自身の電位傾度も最小限に
保持し得る。
が存在するがため雨水の表面張力と具合よく呼応
し、雨滴は肥大する前にどんどん落下して行くの
である。素線2自身は仮性円周を2個くつつけた
状態よりなるためそれ自身の電位傾度も最小限に
保持し得る。
このような素線2は第2図イに示すようにその
仮性円の半径をr、仮性円の中心間の距離をlと
しl/2rの値をプロツトする。
仮性円の半径をr、仮性円の中心間の距離をlと
しl/2rの値をプロツトする。
l/2r=0とは半径rなる素線1本の状態であ
り、l/2r=1とは半径rなる素線2ケを接触せ
しめた状態である。
り、l/2r=1とは半径rなる素線2ケを接触せ
しめた状態である。
横軸にl/2rを取り、縦軸にオーデイブルノイ
ズANの低下率をとる。素線は1本の状態すなわ
ちl/2r=0でも2本接触の状態、すなわちl/
2r=1でもAN値は悪く、その中間において最適
条件があることがわかる。すなわち、その最適条
件とはl/2rが0.2〜0.7の範囲である。
ズANの低下率をとる。素線は1本の状態すなわ
ちl/2r=0でも2本接触の状態、すなわちl/
2r=1でもAN値は悪く、その中間において最適
条件があることがわかる。すなわち、その最適条
件とはl/2rが0.2〜0.7の範囲である。
今後送電線の低騒音化がさけばれつつあると
き、送電線の送電電圧も超高圧化しつつある事情
をみれば、本発明の効果はまことに大きいという
べきである。
き、送電線の送電電圧も超高圧化しつつある事情
をみれば、本発明の効果はまことに大きいという
べきである。
第1図は本発明に係る実施例の説明図、第2図
は素線の構成を示す説明図、第3図は第1図の断
面を示した断面図、第4図はl/2rとANの関係
を示す線図である。 1:電線、2:スパイラル素線。
は素線の構成を示す説明図、第3図は第1図の断
面を示した断面図、第4図はl/2rとANの関係
を示す線図である。 1:電線、2:スパイラル素線。
Claims (1)
- 1 電線の外周長手方向にスパイラル状に素線を
巻きつけてなる低騒音電線において、素線の形状
を仮性半径rよりなる単位部片の2本を合体した
断面ω状に形成し、その断面ω状素線の仮性円の
中心間の距離lとした場合l/2rの値が0.2〜0.7
の範囲にあるように構成してなる低騒音電線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56187377A JPS5889714A (ja) | 1981-11-20 | 1981-11-20 | 低騒音電線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56187377A JPS5889714A (ja) | 1981-11-20 | 1981-11-20 | 低騒音電線 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5889714A JPS5889714A (ja) | 1983-05-28 |
JPS6361843B2 true JPS6361843B2 (ja) | 1988-11-30 |
Family
ID=16204940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56187377A Granted JPS5889714A (ja) | 1981-11-20 | 1981-11-20 | 低騒音電線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5889714A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0386650U (ja) * | 1989-12-25 | 1991-09-02 | ||
JPH03115994U (ja) * | 1990-03-12 | 1991-12-02 | ||
JPH0436349U (ja) * | 1990-07-23 | 1992-03-26 |
-
1981
- 1981-11-20 JP JP56187377A patent/JPS5889714A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0386650U (ja) * | 1989-12-25 | 1991-09-02 | ||
JPH03115994U (ja) * | 1990-03-12 | 1991-12-02 | ||
JPH0436349U (ja) * | 1990-07-23 | 1992-03-26 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5889714A (ja) | 1983-05-28 |
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