JPS6361815A - ボイラ自動制御装置 - Google Patents

ボイラ自動制御装置

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JPS6361815A
JPS6361815A JP61203717A JP20371786A JPS6361815A JP S6361815 A JPS6361815 A JP S6361815A JP 61203717 A JP61203717 A JP 61203717A JP 20371786 A JP20371786 A JP 20371786A JP S6361815 A JPS6361815 A JP S6361815A
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JP
Japan
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nox
boiler
fuel
air
signal
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JP61203717A
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English (en)
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Mitsuo Tanaka
田中 三雄
Akira Sugano
彰 菅野
Atsushi Esashi
厚 江刺
Kiyoichi Sato
佐藤 喜代一
Shinya Kikuchi
信也 菊池
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Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
    • F23N5/00Systems for controlling combustion
    • F23N5/003Systems for controlling combustion using detectors sensitive to combustion gas properties
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
    • F23N1/00Regulating fuel supply
    • F23N1/02Regulating fuel supply conjointly with air supply
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
    • F23N2235/00Valves, nozzles or pumps
    • F23N2235/02Air or combustion gas valves or dampers
    • F23N2235/06Air or combustion gas valves or dampers at the air intake
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
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    • F23N2900/05003Measuring NOx content in flue gas

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、火力発電所のボイラ自動制御装置に係り、特
に各段W/B入口ダンパすボイラにおいて、ボイラ状態
変化や燃料の成分の違いによるNOx変動を抑制するの
に好適なN OX制御方式に関する。
〔従来の技術〕
ボイラのNOx制御法については、「火力原子力発電J
、1977年3月号82〜88頁の1.3排煙脱硝に示
されているように、燃焼用空気に燃焼非ガスの一部を混
入することで燃焼空気中の02濃度を低減させ、緩やか
な燃焼により、燃焼温度を低下させてNOxの低減を図
る(排ガス再循環方式)、あるいは炉外に導いた排ガス
を吸収液に直接接触させ、排ガス中のNOxを液側へ吸
収することによって、排ガスを清浄化する(外部脱硝)
などの方法が採られていた。
さらに、最近では、ボイラ各段にW/B入口ダンパけ、
空燃比を一定にすることでNOxの低減を図る方式のボ
イラも開発されつつある。
しかし、NOx分析計からのNOx値信号のフィードバ
ックや、燃料の成分、例えば混焼比や燃料の種類などに
よる各段W/B入口ダンパ度制御の点については配慮さ
れていなかった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は各段W/Bダンパの開度制御による空燃
比制御の点について′配慮がされておらず、空燃比一定
のもとではNOx値がある値(約60PPM)以下にな
らないという間圧があった。
本発明の目的は各段W/B入口ダンパ度を制御し、ボイ
ラの状態変化や燃料の成分の違いに応じて空燃比を調整
し、安定した低NOx運転を可能とすることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、N Ox分析計からのNOx値信号を、W
/B入ロダンパ制御回路にフィードバックしてダンパ開
度を制御すること、さらには燃料の成分の違いに応じて
空燃比マスタに補正を加えることにより、達成される。
〔作用〕
N Ox分析計からのNOx値信号は、W/B入口ダン
パ制御回路ィードバックされ、予めプログラムされてい
るダンパ開度関数との偏差が演算されろ。また、燃料の
成分の違い、例えば混焼比は空燃比マスタ回路の補正信
号として動作する。
それらによって、W/B入口ダンパ度は調整・補正され
、低N Ox運転に最適な空燃比が得られる。
〔実施例〕
以下1本発明の一実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
第6図において、火力発電プラントの概要を説明する。
火力発電プラントは、ボイラ本体2.高圧タービン60
6.中圧タービン6052発電機604により構成され
、ボイラ自動M御装[602は、負荷(タービン・発電
機)からの要求、つまり、タービン制御装置603が、
ガバナ623の開度調整を行ない、この開度により決定
される定格圧力、温度の主蒸気を供給すべく、燃料流調
弁10により燃料量を、BFP610により給水流量を
、FDP入口ダンパ4り空気量をそれぞれ制御する。
次に燃焼ガスの流れについて説明すると、火炉にて燃焼
したガスは、まず火炉壁(以下WWと略す)616.ド
ラム617.1次過熱器(以下ISHと略す)619.
2次過熱器(以下25Hと略す)621.再熱器(以下
RHと略す) 624 。
節炭器(以下ECOと略す)615を通り、1部は再循
環ガスとしてガス再循環ファン(以下GRFと略す)1
5とGRF入口ダンパ16り再循環ガス流量を調整して
火炉内に注入させることにより、WW616.  ドラ
ム617 、 l5H619゜2SH621,RH62
4、EC0615での伝熱量調整に使用し、残りは外部
脱硝装置18を通り、この装置内で排ガス中のN Ox
分をアンモニア水と反応させ、N Ox規制値内になっ
たガスを煙突より排出させる。
また、水蒸気系について説明すると、タービン605か
らの排気を冷却して復水とし、ボイナ給水用として使用
出来るようにする復水器607と、この水を加圧してボ
イラへ送るBFP610とを通った水はWW616にて
過熱されて蒸気となる。この蒸気は、ドラム617にて
飽和蒸気と飽和水に分離され、l5IL619で過熱さ
れ、給水の1部をスプレー弁625を介して減温器62
0に注水した後、2511621にて過熱蒸気となり高
圧タービン606へ送られる。次に高圧タービン606
で仕事を終えた蒸気は、RH624にて再熱され中圧タ
ービン605へ送られる。中圧タービン605で仕事を
終えた蒸気は、復水器607へ送られ再度ボイラ給水用
として使用される。
さらに、NOx低減を目的として、ボイラ各段に空気量
調整ダンパを設置し、各段の空燃比調整又は空気量調整
を行なっている。すなわち、ボイラ最上段の空気量を調
整するアフターエアポート(以下AAPと略す)入口ダ
ンパ5と、上段バーナ11に流れる燃料量に対して適切
な空気量を調整する上段W/B入口ダンパ6.同様段バ
ーナ13に流れる燃料量に対して適切な空気量を調整す
る下段W/B入口ダンパフる。
その他の装置として、中央操作盤601.押込通風機3
、アンモニア流量調整弁22がある。
第7図に、従来の各段W/Bの空燃比を調整する炉内脱
硝ボイラにおけるNOxの制御性を示すため、負荷変動
及び炉熱脱硝の比率を変えるNOxマスター信号を変え
た場合の主なプロセス量の挙動を示す。第7図より明ら
かなように、負荷変化中及びNOxマスター信号変化中
においては、どうしても各段W/Bの空燃比が、ボイラ
パフォーマンス値よりずれ、空気が多く注入されるため
にNOx値が規定値をオーバーしてしまうことが判かる
同様に、第8図には、各段のW/B空気量を調整するこ
とにより、多様な燃料を使用した場合に発生する燃焼ガ
ス温度の違いによる蒸気温度の変動を抑制した多種燃料
使用型ボイラにおいて、負荷変動させた場合の主なプロ
セス量の挙動を示す。
第8図においても第7図と同様、負荷変化中において、
空気が多く注入されるためにN Ox値が規定値をオー
バーしてしまうことが判かる。
ここで、NOx生成の原理について説明すると、NOx
の発生原因は大別して熱要因窒素酸化物(以下サーマル
NOxと呼ぶ)と燃料中窒素酸化物(以下フューエルN
 Oxと呼ぶ)の2つがある。
フューエルN Oxについては、N2含有量の少ない燃
料を選ぶことが第1の解決策であり、ボイラ制御方式に
よるN Ox低減には界隈があり、外部脱硝装置により
排ガス中のNOx分を除去する方法が一般に用いられて
いる。一方、サーマルNOxの発生については、燃焼条
件を制御することにより、NOxを抑えることが出来る
。サーマルNOx発生濃度を物理式で示すと以下のよう
になる。
〔〕;濃度 E;見かけの活性化エネルギー (kca Q /kgma Q ) R;ガス定数(1,99kca fl八へma Q 1
0K)T;火炎温度(0K) te;高温燃焼域でのガスの滞留時間(S)(1)式よ
りサーマルNOxの生成は、燃焼温度が高く、燃焼域で
の02濃度が高く、又高温域での燃焼ガスの滞留時間が
長いほど多くなることが判かる。よってサーマルNOx
を抑制するには。
i)燃焼速度を抑えて燃焼最高温度を低下させる。
it)燃焼ガスの高温域滞留時間を短くする。
■)低02運転を行なう。
などの方法がある。
上記のi)〜1ii)を具体的な制御法として実現して
いるものに、2段燃焼法、排ガス混合法、1次ガス注入
法、低NOxバーナチップの採用、さらに外部脱硝装置
によるN Oxの除去法などがある。
ところが、近年の公害規制の強化により従来の燃焼を調
整するNOx低減法では対応出来なくなって来ており、
必然的にコスト高となる外部脱硝に頼らざるを得なくな
っている。そこで、ボイラの各段にW/Bダンパを設け
、各段のW/Bの空燃比や空気量をそれぞれ調整出来る
ようにした炉内脱硝ボイラや多種燃料使用型ボイラが造
られ、従来のNOx低減法に比べて、NOx低減効果が
大きくなった。
第9図に、炉内脱硝ボイラにおけるN Ox低減効果に
ついて示す。すなわち、下段バーナでは、低02燃焼を
行なうべく上段空燃比αを制御し、火炎温度と酸素濃度
を低く押えNOx発生の低減を図っている6次に上段バ
ーナでは、炉内でNOxを気相還元させるために含窒素
ラジカル(CN。
NH)を生成すべく、空燃比βを制御する。空燃比α、
βの関係は、ボイラパフォーマンスにより決定される値
であり、気相還元による炉内脱硝を行なわすために制御
しなければならない値である。
さらに、アフターエアポート部では、ボイラ全体から見
た空燃比を調整すべく、上段、下段で絞られた空気を火
炉に注入させ、完全燃焼を行なわしめる。なお、炉内脱
硝ボイラにおいては、上段と下段の燃料調整もそれぞれ
行なえるようになっており、上段と下段の空燃比の調整
について、空気量配分だけでなく、燃料量の配分もから
ち行える。
第10図に、多燃料使用型ボイラにおけるNOx低減効
果について示す。このN Ox低減効果は、従来技術の
2段燃焼法の考えを拡張し、上段バーナと下段バーナに
おいて実施したものである。すなわち、下段バーナにて
燃焼したガスは、高温燃焼域に滞留する時間が長いため
、NOxの生成が上段バーナにて燃焼したガスのNOx
生成より多くなってしまう。そこで、NOxを低減させ
るためには、下段バーナでの焼煙を少なくすべく下段W
/B空気量を少なくすれば良いことになる。なお、多燃
料使用型ボイラの燃料量制御は上段と下段で変わらず、
同一燃料量を流している。
さらに、外部脱硝装置について簡単に説明するが、近年
の低NOxボイラでは、まず、燃焼制御によるNOx低
減を行ない、それでもNOx値が規定値以下とならなか
った場合のバックアップ装置として、外部脱硝装置を考
えている。NOx除去の原理を示すと、排ガスにアンモ
ニア(NHa)水を注入して、適切な温度条件の下で触
媒を用いてN Oxを反応させ、無害なN2とI−I 
20 に還元分解するもので、反応式は、 となる。
また、第11図に負荷と排ガス量の特性、第12図に負
荷とアンモニア水流量及びNOx値の関係示す、この図
は、N Ox値を一定値に制御するには、排ガス量に見
合ったアンモニア水を注入する必要があることを示して
いる。
本発明によれば、ボイラ各段にW/Bダンパを持つボイ
ラにおいて、ボイラの状態変化によりN Ox値が規制
値をオーバーした場合に、NOx分析計からのNOx値
をフィードバックし、この信号により各段W/Bダンパ
を調整し、NOx値を規定値に抑えることが出来る。
第1図に、炉内脱硝ボイラに本発明を適用した制御回路
を示す。なお、本図は上段W/Bダンパ調整による上段
W/Bの空燃比制御回路を示しており、下段W/Bの空
燃比制御も同等の回路構成となるが、本図からは除いて
いる。
まず、1は制御装置の範囲を示す。NOx分析計17か
らのN Ox値信号と、ボイラパフォーマンスにより決
定されるN Oxマスター信号を、NOxマスター設定
器101より設定し、アナログ変換モジュール102に
てアナログ信号とし、このNOxマスター信号をべ′−
スとして関数発生器103によりNOx値信号を作成し
、加算器106にて、ボイラパフォーマンスのNOx値
と現在のNOx値とを比較して、この加算器106の出
力信号、すなわちN Ox値偏差を比例積器107にて
演算し、空燃比補正信号とする。空燃比信号は、発電機
出力信号19をベースとして、関数発生器104にて空
燃比を算出し、NOxマスター信号により炉内脱硝の比
率を掛算器105にて演算し、この空燃比信号と、NO
x値偏差による空燃比補正信号を加算器108で演算し
、上段燃料量信号20と掛算器109にて演算させ、上
段空気量要求信号を作成する。次に、この要求信号と上
段空気流量のフィー・ドパツク信号を加算器110にて
演算し、この偏差信号を比例積分器111にて演算して
、上段W/Bダンパ6の操作信号とする。
第2図に、多種燃料使用型ボイラに本発明を適用した制
御回路を示す。
1は制御装置の範囲を示す。N Ox分析計17からの
N Ox値信号と、ボイラパフォーマンスにより決定さ
れる発電機出力信号19をベースとして、関数発生器1
04により求めた信号を、加算器106にて演算し、こ
の偏差信号を比例積分器107にて演算して、上段W/
Bダンパ6と下段W/Bダンパ7ヘシーソーバイアス的
に補正を加える。また、各段W/Bの空気量要求信号は
、燃料量信号21を、発電機出力信号19をベースとし
た関数発生器116により空燃比信号を算出して、掛算
器112により演算して作成する。この空気量要求信号
と、上段空気量信号12とを加算器113にて演算して
上段空気量の偏差信号を作成する。さらに、この偏差信
号に、NOx値による補正信号である比例積分器107
の出力信号を加算した信号を比例積分器115により演
算して、上段W/Bダンパ操作信号とする。下段W/B
制御についても同様にして、空気量要求信号と、下段空
気量信号14とを加算器117にて演算し、さらにNO
x値からの補正量を加算器118にて演算し、この偏差
信号を比例積分器119にて演算して、下段W/Bダン
パ操作信号とする。
第3.第4図は、別の発明であるが、燃料の成分、例え
ば混焼比や、燃料の種類により空燃比を補正する制御回
路を設けたことに特徴がある。
第3図では、第1図で示したN Ox制御に付は加えて
、発電機出力信号19をベースとした燃料油の場合の空
燃比作成用の関数発生器104と。
燃料ガスの場合の空燃比作成用の関数発生器116の出
力信号を、混焼比信号23とを掛算器120にて演算し
、この信号を加算器121で演算して、混焼時の空燃比
信号を作成する回路を設けている。
ここで混焼比を定義すると、 GF+OF R;混焼比 GF;燃料ガス流量(%;カロリーベース)OF;燃料
油流量(%;カロリーベース)となる。
第4図は、第2図で示したNOx制御に付は加えて、第
3図で示した同一の混焼時の空燃比信号を作成する回路
を設けたちの′である。
第13〜第16図に、′本発明の制御方式に採用した場
合の主なプロセス量の挙動を示す。
第13図は、炉内脱硝ボイラにおいて、負荷変動、NO
xマスター信号変動を行なった場合のプロセス量の挙動
を示す。
第14図は、炉内脱硝ボイラにおいて、混焼比信号変動
を行なった場合のプロセス量の挙動を示す。
第15図は、多種燃料使用型ボイラにおいて、負荷変動
を行なった場合のプロセス量の挙動を示す。
第16図は、多種燃料使用型ボイラにおいて、混焼比信
号の変動を行なった場合のプロセス量の挙動を示す。
これらの図より明らかなように、N Ox分析計からの
N Ox値信号をフィードバックし、各段W/Bダンパ
ーを調整することにより、ボイラ状態の変化に対しても
、常に安定したNOx制御が可能となることが判かる。
第5図に1本発明の機能ブローを示す。
まず、演算ブロック51にて、N Ox値が規制値を越
えていないかどうかを判定する。もし、規制値を越えて
いれば、演算ブロック52へ進み、N Ox分析計から
のNOx値とボイラパフォーマンスから決まった・NO
x値とを比較し補正信号を作成する。同様に、燃料の成
分による例えば混焼率や燃料の種類によって、ボイラパ
フォーマンスから決まるNOx値と比較し補正信号を作
成する。
次に、演算ブロック53へ進み炉内脱硝ボイラか、それ
以外のボイラ、本発明では多燃料使用型ボイラかを判定
する。もし、炉内説研ボイラであれば、演算ブロック5
4へ進み、NOxマスター信号を補正することにより、
ボイラ各段の空燃比を調整する。もし、多種燃料使用型
ボイラであれば、演算ブロック55へ進み、ボイラ各段
W/B空気量を調整するというN Ox低減を区る本発
明の機能フローを示している。
〔発明の効果〕 本発明によれば、火力発電所のボイラ、特に各段にW/
B入口ダンパするボイラにおいて、ボイラの状態変化や
混燃比の変化の際にも速やかにW/B入口ダンパ開度御
し、低NOx運転のために最適な空燃比が得られるので
、従来技術との大気濃度比較において約1/2以下とい
う低N Ox運転の実現と、ボイラ制御装置の制御性向
上とに多大の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1ト第4図は本発明の実施例の制御系統図、第5図は
第1〜第4図の説明での本発明の機能説明フロー図、第
6図は各段W/B入口ダンパする代表的ボイラの本体系
統図及び主要制御装置構成図、第7九第8図は従来型制
御法による負荷変動時の場合の主なプロセス挙動を示す
説明図、第9図は炉内脱硝型ボイラの脱硝原理を示す説
明図、第10図は多燃料種燃焼型ボイラにおけるNOx
生成度合の説明図、第11図は負荷−排ガス特性図、第
12図は負荷−アンモニア特性及び負荷−N Oz値特
性図、第13〜第16図は本発明の実施例による負荷変
動時の場合の主なプロセス挙動を示す説明図である。 601・・・ボイラ自動制御装置、3・・・FDP (
押込通風機)、6・・・上段W/B入口ダンパ・・・下
段W/B入口ダンパ2・・・上段W/B空気流量発信器
、14・・・下段W/B空気流量発信器、17・・・N
Ox分析計。 tく

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、火力発電所のボイラで、NO_x低減を目的として
    、ボイラの各段にウインドボツクス(以下W/Bと略す
    )入口ダンパと、上段バーナ燃料流調弁及び下段バーナ
    燃料流調弁とを有する炉内脱硝ボイラにおいて、NO_
    x分析計からのNO_x値をフイードバツクして各段W
    /B入口ダンパを調整し、安定したNO_x制御を可能
    としたことを特徴とするボイラ自動制御装置。
JP61203717A 1986-09-01 1986-09-01 ボイラ自動制御装置 Pending JPS6361815A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5027088A (en) * 1989-03-14 1991-06-25 Kabushiki Kaisha Toshiba Signal wiring board
EP0646752A1 (de) * 1993-10-04 1995-04-05 Robert Bosch Gmbh Regelsystem für einen mit Brennstoff betriebenen Wärmeerzeuger, insbesondere Wassererhitzer
JP2009150619A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Babcock Hitachi Kk ボイラー装置
JP2021514050A (ja) * 2018-02-20 2021-06-03 ゼネラル エレクトリック テクノロジー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングGeneral Electric Technology GmbH 燃焼室を作動させるためのシステムおよび方法

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