JPS6361447A - 回転ヘツド式記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はビデオ或はオーディオ等に用いられる回転ヘッ
ド式記録再生装置に関するものである。

従来の技術 近年、回転ヘッド式記録再生装置はビデオレコーダのみ
でなくオーディオ用としても利用さｎようとしている。

以下図面を参照しながら、上述した従来の回転ヘッド式
記録再生装置の一例について説明する。

第７図は従来の回転ヘッド式記録再生装置の要部の上面
を示すものである。第７図において、１は回転ヘッドを
もったテープガイドドラム、２゜３はテープローディン
グブロック、４，６はテープガイドローラ、６，７はテ
ープガイド傾斜ポストで共にテープローディングプロツ
ク２．３上に設けられている。８はシャーシ、９，１０
ｉｄシヤー７８上に設けた切欠き溝で、テープローディ
ングブロック２，３のテープローディング、アンローデ
ィング動作時のテープ引出し、収納動作の案内をする。

１１はキャプスタン、１２はピンチローラでこの間にテ
ープを挾んでテープの記録再生時の定速送りを行う。１
３はテープガイドローラ、１４はテープカセット、１５
．１６はハブ、１７はテープ、１８は供給リール台（図
ではハブ径と同じ）にブレーキを加えるためのブレーキ
シュー、１９はブレーキアーム、２０はブレーキアーム
１９の回動支軸、２１はブレーキ力を発生させるための
ばねである。

以上のように構成された回転ヘッド式記録再生装置につ
いて以下その動作について説明する。

まず所定位置に装着されたテープカセット１４からテー
プ１７がテープローディングブロック２゜３のテープカ
セット内から前方への移動によって引きだされテープガ
イドドラム１への巻掛けが行われ、引き続くピンチロー
ラ１２のキャプスタン１１への圧接によってテープの定
速走行が行われ、記録或は再生が可能な状態となる。テ
ープガイドローラ４，６、テープガイド傾斜ポスト６．
７はテープガイドドラムへのテープの巻掛けと走行の案
内を行う。

ブレーキシュー１８によるブレーキ力は供給されるテー
プに適度のバックテンションを与えて、テープの走行と
ヘッドとテープとの当接を安定化させようとするもので
ある。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成ではバックテンションを
発生させるためのブレーキ力が一定トルクであるために
供給側のテープの巻径に反比例して変化し、テープ巻始
めと巻終力とでは約２倍以上の変化となり、テープの走
行とヘッドとテープとの当接が不安定となるという問題
点を有していた。

又、これらの解決策としてガイドローラ４と１３との間
のシャーシ上にテープテンション検出アームを設け、テ
ープテンションの増減に応じて変位し、供給リール台へ
のブレーキ力を加減するようにしたものがあるが機構が
複雑となり機器を小形化する上で問題点となっていた。

本発明は上記問題点に鑑み、機器の小形化、簡素化ので
きるテープテンション制御装置をもった回転ヘッド式記
録再生装置を提供するものである。

又、実公昭６１−１６７３０．３６４９７があるがこれ
らは、テープテンション検出手段とブレーキ手段とがシ
ャーシ上に設けられ、広いスペースを必要とするもので
小形化が要求されるオーディオ用等ではそのまま実施す
ることができないものである。

問題点を解決するだめの手段 上記問題点を解決するために本発明の回転ヘッド式記録
再生装置は、回転ヘッドをもちテープを巻掛は走行案内
するテープガイドドラムと、テープカセットからテープ
を引きだしてテープガイドドラムに巻掛はテープ走行案
内するテープローディングブロックと、テープローディ
ングブロック上にあって引きだしたテープを巻掛はテー
プテンションを検出するテープテンション検出部材とシ
ャーシ上に保持されテープテンシコン検出部材との間に
テープを挾んでテープにブレーキをかけるテープブレー
キ手段と、テープテンション検出部材をテープブレーキ
手段に押圧するテンシ目ン検出部材附勢手段という構成
を、或は上記ｆおいてテープテンション検出部材をシャ
ーシ上に設け、テープブレーキ手段をテープローディン
グブロック上に設けるという構成を備えたものである。

作　　用 本発明は上記した構成によってテープテンションを検出
してその場でテープへのブレーキが制御されるので従来
のようにリール台に伝達するための伝達機構が不要とな
るとともにテープローディングブロック上にブレーキ機
構の一方を構成し、他方をその附近のシャーシ上に待機
させておくのみでよいので小スペース内に構成できる。

実施例 以下本発明の一実施例の回転ヘッド式記録再生装置につ
いて、図面を参照しながら説明する。

第１図は本発明の一実施例の回転ヘッド式記録再生装置
の要部上面を示すものである。第１図において、２２は
テンション検出アームでテープガイドローラ４と同軸（
Ｃ回動可に支持されている。

２３はテンション検出アーム２２上に回動可に支持され
たテープテンション検出ローラ、２４はブレーキシュー
、２６はブレーキシュー支持部材でシャーシ８上に固定
されている。尚図示してないがねじりコイルばね等によ
ってテンション検出アーム２２は所定の力で時計方向の
附勢力を与えられていてブレーキシュー２４にテンショ
ン検出アーム２３を圧接している。

以上のように構成された回転ヘッド式記録再生装置につ
いて以下第１図乃至第４図を用いてその動作を説明する
。

まず第１図はテープカセット１４内のテープ１７をテー
プローディングブロノク２，３によって引きだし、テー
プガイドドラム１に巻掛け、キャプスタン１１とピンチ
ロラ１２により定速走行をしながら記録或は再生状態に
ある所を示す。テンション検出アームはテープ１７をブ
レーキシュー２４に所定の初期圧力で圧接し、テープ１
７にブレーキ負荷により生ずるテープテンションと、ブ
レーキシュー２４とテンション検出ローラ２３の圧接力
により生ずる摩擦力の増加分を加えたテープテンション
の合力の大小てよってテンション検出ローラ２３の圧接
力が制御されテンションが大きくなれば圧接力が小さく
なりブレーキ力を大きくし、テンションが小さくなれば
圧接力が大きくなりブレーキ力を小さくすることＱてよ
って供給側のテープの巻量が変化し、カセット内の負荷
トルクや、リール台の負荷トルクによるテープテンショ
ンが変化してもテープガイドドラムに供給されるテープ
のテンションはほぼ一定にすることができる。

又、テープテンション検出アーム２２は点線に示す位置
に変化させることによって、テープのローディングやア
ンローディング或は早送りや巻戻しの動作を支障なく行
うことができる。

第２図はテンション検出ローラ２３へのチー１１フ０巻
掛は状態を示す詳細図で、Ｆは初期に与えるばね等によ
る圧接力、ＰはテープテンションＴ１．Ｔ２．が働いた
ときのブレーキシュー２４の圧接力であり、θはテープ
１７のテンション検出ローラ２３への巻付は角である。

このように構成し、たときけ Ｔ２＝Ｔ１　＋Ｐμ となり、θ＝９０°、テープとブレーキシュとの間の摩
擦係数μ＝：　０．３とし、Ｔ＝２ｇｒでＴ２＝１０ｑ
ｒを得ようとするときは、上式からＦ　＝　３５．２ｇ
ｒとなり、Ｔ１＝０のときＰ　＝　２９　ｇ　ｒ従って
Ｔ　　＝８，７ｇｒ１又、Ｔ１＝　１ｏｇｒのときＴ２
＝１５４ｇｒという具合で、Ｔ１が０から１０ｇｒまで
変化してもＴ　２　ハ８．７　ｑ　ｒから１５．２ｇｒ
までしか変化しないことが分る。実際には、ディジタル
オーディオ用カセントの場合、テープカセットの負荷は
テープ巻始めのときで２９”＊巻終力のときで１ｑｒ位
のものであり、２ｑｒのときに得られていた１０ｇｒの
テンションＨ１１ｑｒでは９．４ｑｒ　と実用上支障の
ない値が得られる。第３図は第２図における側面図であ
る。第４図はテンション検出ローラ２３の上下にフラン
ジ部２６゜２７を設けて走行するテープ１７の高さ方向
の位置規制ができるようにした所を示す。第５図は、本
発明の第２の実施例におけるブレーキ構成部を示す上面
部分図で、第１図においてテンション検出アーム２２と
ブレーキシュー２４の取付位置関係を逆にしたものでち
る。第６図において、２８はテープローディングプロツ
ク上に設けたブレーキシュー支持部、２９はテープ走行
位置を規制するテープガイドローラ、点線はテープの早
送り、巻戻し時におけるテンション検出アームを変位さ
せた所を示す。

第６図はこのようにして構成されたテンション制御装置
をもった回転ヘッド式記録再生装置における供給リール
台側においてカセント出口におけるテープテンションＴ
１　と、テープガイドドラム１の入口におけるテープテ
ンションＴ２の関係の一例を示すグラフであり、点線は
第７図に示す従来例における変化の様子を示すものであ
る。（従来例におけるＴ２はカセットから引きだされる
テープの張力を示す。） 尚、Ｔ１　の変化に対するＴ２の変化の割合を更に小さ
くするにはテンション検出ローラへの巻付角θを更に大
きくしたり、テープとの間の摩擦係数が更に大きなブレ
ーキシューを選んでやればよい。

尚、テープテンション検出部材は、テンション検出アー
ム上に固定したビンで構成すれば一層小形化が可能であ
るが制御効果はローラとした場合に比べて少し劣る（そ
の他の条件を川−とした場合）ので同様の効果を得るに
は条件を考慮する必要がある。

又、平均的なテープカセットの負荷によるテープ引出し
負荷がテープ巻始め即ち供給側テープ最大巻径時のテー
プ引出しに要する力と供給リール台に加えたバックテン
ション用負荷トルクによるテープ引出し力との和と、テ
ープ巻終力即ち供給側テープ最小巻径時のテープカセッ
トの負荷によるテープ引出し力と供給リール台に加えた
バックテンショントルクによるテープ引出し力との和と
がほぼ同等になるように供給リール台に加えるバックテ
ンション用負荷トルクを設定することＫよって、前述の
Ｔ１の値のテープ巻始め時とテープ巻終力時との値の変
化を最小限にすることが可能で、使用中に生ずるＴ２の
変化を最小限に押えることができるものである。

発明の効果 以上のように本発明は回転ヘッドをもちテープを巻掛は
走行案内するテープガイドドラムと、テープカセットか
らテープを引きだしてテープガイドドラムに巻掛はテー
プ走行案内するテープローディングブロックと、テープ
ローディングブロノク上伊てあって引きだしたテープを
巻掛はテープテンシンを検出するテープテンション検出
部材と、シャーシ上に保持されテープテンション検出部
材との間にテープを挾んでテープにブレーキをかけるテ
ープブレーキ手段と、テープテンション検出部材をテー
プブレーキ手段に押圧するテンション検出部材附勢手段
を設けること、或は上記においてテープテンション検出
部材をシャー／上に設け、テープブレーキ手段をテープ
ローディングプロツク上に設けることにより簡単な構成
で小形化に適したテープテンション制御装置をもった回
転ヘッド式記録再生装置を実現することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例：ｌこおける回転ヘッド
式記録再生装置の要部を示す上面図、第２図はそのテー
プテンション検出制御部の詳細を示す部分上面図、第３
図はその側面図、第４図はテンション検出ローラについ
ての他の実施例を示す側面図、第５図は本発明の第２の
実施例における回転ヘッド式記録再生装置の要部を示す
部分上面図、第６図は本発明の実施例におけるＴ１とＴ
２との関係を示すグラフ、第７図は従来の回転ヘッド式
記録再主装置の要部を示す上面図である。 １・・・・・・テープガイドドラム、２，３・・・・・
・テープローディングブロノク、１４・・・・・・テー
プカセット、１７・・・・・・テープ、２３・・・・・
・テープテンション検出ｏ　−−７，２４・・・・・・
ブレーキシュー。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名ご　
？？

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）回転ヘッドをもちテープを巻掛け走行案内するテ
   ープガイドドラムと、テープカセットからテープを引き
   だしてテープガイドドラムに巻掛けテープ走行案内する
   テープローディングブロックと、テープローディングブ
   ロック上にあって引きだしたテープを巻掛けテープテン
   ションを検出するテープテンション検出部材と、シャー
   シ上に保持されテープテンション検出部材との間にテー
   プを挾んでテープにブレーキをかけるテープブレーキ手
   段と、テープテンション検出部材をテープブレーキ手段
   に押圧するテンション検出部材附勢手段とを備えたこと
   を特徴とする回転ヘッド式記録再生装置。 （２）回転ヘッドをもちテープを巻掛け走行案内するテ
   ープガイドドラムと、テープカセットからテープを引き
   だしてテープガイドドラムに巻掛けテープ走行案内する
   テープローディングブロックと、テープローディングブ
   ロック上にあって引きだしたテープにブレーキをかける
   ブレーキ手段と、シャーシ上にあってテープを巻掛けテ
   ープテンションを検出するテープテンション検出部材と
   、テープテンション検出部材をテープブレーキ手段に押
   圧するテンション検出部材附勢手段とを備えたことを特
   徴とする回転ヘッド式記録再生装置。 （３）テープテンション検出部材を回動可に支持された
   アーム上に回転可能に支持されたローラとしたことを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載の回転ヘッド式記録
   再生装置。 （４）テープテンション検出部材を回動可に支持された
   アーム上に回転可能に支持されたローラとしたことを特
   徴とする特許請求の範囲第２項記載の回転ヘッド式記録
   再生装置。 （６）テープカセットのテープ引出力と、供給リール台
   に加えた負荷トルクによりテープ引出力との和が、テー
   プ巻始めとテープ巻終りとでほぼ等しくなるようにした
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の回転ヘッ
   ド式記録再生装置。 （６）テープカセットのテープ引出力と、供給リール台
   に加えた負荷トルクによりテープ引出力との和が、テー
   プ巻始めとテープ巻終力とでほぼ等しくなるようにした
   ことを特徴とする特許請求の範囲第２項記載の回転ヘッ
   ド式記録再生装置。