JPS6360991A - (5r,6s,8r)−6−(1−ヒドロキシエチル)−2−(3r−ピロリジン−2−オン−3−イル)チオペネム−3−カルボン酸 - Google Patents

(5r,6s,8r)−6−(1−ヒドロキシエチル)−2−(3r−ピロリジン−2−オン−3−イル)チオペネム−3−カルボン酸

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JPS6360991A
JPS6360991A JP62211205A JP21120587A JPS6360991A JP S6360991 A JPS6360991 A JP S6360991A JP 62211205 A JP62211205 A JP 62211205A JP 21120587 A JP21120587 A JP 21120587A JP S6360991 A JPS6360991 A JP S6360991A
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スチュアート・ダブリュー・マコムビー
ジャヤラム・アール・タガット
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D499/00Heterocyclic compounds containing 4-thia-1-azabicyclo [3.2.0] heptane ring systems, i.e. compounds containing a ring system of the formula:, e.g. penicillins, penems; Such ring systems being further condensed, e.g. 2,3-condensed with an oxygen-, nitrogen- or sulfur-containing hetero ring
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    • C07D499/00Heterocyclic compounds containing 4-thia-1-azabicyclo [3.2.0] heptane ring systems, i.e. compounds containing a ring system of the formula:, e.g. penicillins, penems; Such ring systems being further condensed, e.g. 2,3-condensed with an oxygen-, nitrogen- or sulfur-containing hetero ring
    • C07D499/88Compounds with a double bond between positions 2 and 3 and a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. an ester or nitrile radical, directly attached in position 2
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
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    • A61P31/04Antibacterial agents

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、強力な抗菌活性を有する(5R,6S、8R
)−6−(]−ヒヒドロキシエチル −2−(3B−ピ
ロリジン−2−オン−3−イル)チオペネム−3−カル
ボン酸、4学的に許容されるその塩およびそのエステル
に関する。
〔従来技術〕
米国特許第4,530,793号と、日本公開公報昭和
57年第176988号とはそれぞれ一般的に、ペネム
環に付着したピロリドンチオ置換基について述べている
。しかし、本発明の特異的立体異性体は開示または説明
されていない。本発明の化合物は先行技術の化合物に比
べてすぐれた抗菌活性を有する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
抗菌剤の持続便用は病原菌の耐性菌株をもたらし、抗菌
剤の有効性を減するので、新しい抗菌剤が現在必要とさ
れている。さらに、特定の臨床症例においては、抗菌性
化合物がこのような化合物の使用を限定する臨床的有害
性を示す。本発明は上記その他の必要性を満たすもので
ある。
〔問題点を解決するだめの手段〕
(5R,6S、8R)−6−(1−ヒドロキシエチル)
−2−(3R−ピロリジン−2−オン−3−イル)チオ
ペネム−3−カルボン酸、薬学的に許容されるその塙お
よびそのエステルは、ダラム陽性菌とダラム陰性菌の両
方に対して抗菌活性を有する。
特に、3R−ピロリジン−2−オンは3S形およびラセ
ミ体温付物を凌駕する意外に強力な抗菌活性を有するの
で、3R形は抗菌剤として経口′#剤、非経口製剤訃よ
び局所用製列の製造に有用である。
本発明はまた、薬学的キャリヤーと組合せて本発明の化
合物を含む薬芋的組成物、NU菌感染症の治療に有効な
薬学的組成物製造への本発明の化合物の使用、および本
発明の化合物を薬学的に、?T:容されるキャリヤーと
混合することによる桑学的組成句の製造方法をも包括す
る。
ここに述べる化合物は現在用いられている化合物よりも
低濃度で抗菌活性を示すという点で有利である。
本発明の化合物は低い蛋白質結合性を有し、この化合物
の代謝物は不快臭を殆んどまたは全く有さない。
本発明の化合物は標準的な微生物学的分析法でテストし
た場合に、0.016〜5.66 mag/mg  の
テス性菌に対して活性である。さらに、本発明の化合物
は例えばベニシリナーゼやセファロスポリナーゼのより
なβ−ラクタマーゼを産生ずる微生物にAjシて活性を
示し、これらの酵素による分群に対して耐性を示す。例
えば、(5M、68.8R) −6−(1−ヒドロキシ
エチル)−2−(3R−ピロリジン−2−オン−3−イ
ル)チオペネム−3−カルボン酸のナトリウム塩は0.
125 mcg/a/!  LD テストレベルにおい
て黄色ブドウ球菌に対して活性である。大腸[7112
0101(β−ラクタマーゼ産生菌)に対してテストし
た場合に、本発明の化合物は0.125 mcg/1t
tt レベルで活性を示した。
本発明の化合物は抗菌剤として、科目用、非経口用、局
所用2よび経皮用に調合することができる。
6口投与用には、不発明の化イーヤ物は典型的に錠剤、
カプセル剤、エリキシル削等の列形に製剤される。非経
口投与用には、本発明の化付物は液剤または懸濁剤に実
刑することができる。典型的な局所用製剤はローション
、クリーム、軟膏、スプレーおよび例えば経皮的デバイ
スのような薇械的投与テバイスへの使用に適した製剤の
ようなN斧jである。
上記製剤に用いられる典型的な薬学的に許容ざnるキャ
リヤーの例ヲ輌けると、ラクトースのような糖、コーン
スターチのような殿粉、セルロース及び例えばナトリウ
ムカルボキシメチルセルロースのような誘導体、および
技術上周部の他の多くのキャリヤーである。組成物は保
存剤、エアロゾルプロにラント、着色剤、a稠化剤、懸
濁化剤、分散、Qll、乳化剤、湿潤剤、安定剤および
緩衝剤も含むことができる。
本発明の化付物の均量は例えば被治療個体の年令と体重
、投与形式ならびに防止および軽減すべき細菌感染症の
種類と重症度のよう々種々な望素に依存する。11」投
与*ri分割投与量として、典型的に約1〜2507n
9/日の、−α曲内、好ぼしくは約5〜20r47日で
ある、このダ与1には典型的に、1slLjヒば125
,250または500〜の都合の良い糠の有情成分を適
当な生理的に許容されるキャリヤーまたンよ令釈剤と組
合せて含む用量単1fで投与される。
ここで用いる「薬学的に計容でシる填」は例えばナトリ
ウム1とフJリワム嘔のようなアルカリ金属塩;例えば
カルシウム塩、マグネシウム塩およびアルミニウム塩の
ようなアルカリ土金属塩;広範囲の適当な7に慢アミン
すなわち脂肪族、脂環式、(I11環式)脂肪族または
アル脂肪族の第一、第二または第三モノ−、ジーまたは
ポリアミンlたは複素環式塩基から形成されるアミン塩
、例えばトリエチルアミン、2−ヒドロキシエチルアミ
ン、ジー(2−ヒドロキシエチル)アミン、トリー(2
−ヒドロキシエチル)アミン、4−アミン安息香酸−2
−ジエチルアミンエチルエステル、1−エチルピペリジ
ン、ビシクロヘキシルアミン、N、N’−ジベンジVエ
チレンジアミン、ピリジン、コリジン、キノリン、プロ
力イン、ジヘンジルアミン、1−エフエナミンおよびN
−アルキルヒベリジンから誘導される塩を意味する。
「薬学的に許容されるエステル」とは、生理的に開裂可
能なエステルすなわち体内で容易に開裂して元の酸にな
る、ペニシリン、セファロスホリンおよびベネムの分野
で周知の代謝可能なエステルを意gHするうこのような
エステルの例はインダニル、フタリジル、メトキシメチ
ル、クリシルオキシメチル、フェニルグリシルオキシメ
チル、チェニルグリシルオキシメチル、アセトキンンチ
ルおよびピバロイルオキシメチルである。
前記塩とエステルの型造ははニジリン、セファロスポリ
ンおよびベネムのようなβ−ラクタムの塩を形成する通
常の方法によって実施される。例えば、本発明の化合物
の塩はこの化合物を適当なカルボ7版のアルカリ金属塩
のような金属化合物によって、またはアンモニアもしく
は適当な有機アミンによって処理することにより形成さ
れ、この場合塩形成剤の化学量論itまたはごく少し過
剰な量を用いることが好ましい。薬学的に許容されるエ
ステルはペニシリンおよびセファロスポリンの対応エス
テルの製造性と同様な方法で製造される。
下記の方法(Al−(C)を用いて、(5R,68,8
R) −6−(1−ヒドロキシエチル)−2−(3R−
ピロリジン−2−オン−3−イル)−チオペネムカルボ
ン酸および関連するその塩とそのエステル全製造するこ
とができる。
本発明の化合物は式(1): で示される化合物および薬学的に許容されるその塩とエ
ステルである。
本発明の化合物のホシ造方法は、 (A)  一般式(4): 〔式中、Xはアルカリ、余積であり、官能基−OHと−
COOHは、必要に応じもしくは望ましい場合には、保
護される〕 で示される化合物を式(5): 〔式中、L は脱離基である〕 で示される化合物と反応させる;または(Bl  塩基
の存在下で、一般式(2):〔式中、Rは ジ、官能基−OHと一000Hは必要に応じまたは望ま
しい場合には保復される〕 で示される化イヤ物を式(3)二 で示される化合物と反応させる;または(C)一般式(
6): 〔式中、−0f(と−〇〇OHは必要に応じて任意に保
護される〕 で示される化合物を3価の有ffl IJン化合物と反
応させる; 上記(A)、 (均または(G)のプロセスの後で、必
要な場合または望ましい場合には、次の操作:(1)1
つ以上の保り基の保護解除; (11)  立体異性体の分離; (iil)  遊離酸から薬学的に許容でれる塩または
ニスアルへの転化; Uφ 塙またはエステルから遊離酸への転化;(V) 
 エステルのエステル父換反応またはエステルから薬学
的に計容される塩への転化; (vfl  塩から他の塩またはエステルへの転化;の
1つ以上’t−’! 2)Mすることから成る。
プロセス(A)において、化合物(4)と(5)の反応
は例えば水を含みつる有機溶媒(例えばアセトニトリル
と水)または例えばテトラヒドロフラン、エチルエーテ
ルまたはジオキサンのような無水有機溶媒のような溶媒
中で一般に実施される。この反応は例えばトリエチルア
ミンのような有機塩基またはより一般的には例えば炭酸
水素ナトリウムのような無機塩基である塩基の存在下で
一般に実施される。反応温度は典型的に約−10℃〜4
5℃であり、室f!(約25℃)が好ましい。化合物(
5)の脱廃基であるL は化学者に周知の、広範囲なこ
のような基から選択されるが、好ましいL 基は一〇S
O□CH3,−08O□C6H4−p−cH3オヨヒ−
oso2cF3である。特に好ましいL 基は一08O
□CH3である。
Lが一〇5O3CH3である化合物(5)は次のように
製造される。
酸性化した不活性な有機溶媒中での接触還元による反応
によって、jsJ−4−ベンジルオキシカルボニル−ア
ミノ−2−ヒドロキシ酪酸メチルから、化合物(S)−
3−ヒドロキシ−ピロリジン−2−オンを製造する。
例えば少量のek塩酸を用いて、メタノール反応媒質を
酸性化し、還元触媒として作用するパラジウム/炭素を
窒素雰囲気で導入する。水素による還元後にトリエチル
アミンのような塩基を導入し、混合物をベンゼンのよう
な不活性な溶媒中で加熱する。次に(S13−ヒドロキ
シピロリジン−2−オン生成物を例えばアルキレンシバ
ライド(例えばメチレンクロリド1)のような無水の不
活性な溶媒中で約0℃において、メタンスルボニルクロ
リドおよびトリエチルアミンと反応させて、+5)−3
−メタンスルホニルオキシ−ピロリジン−2−オンを侍
る。
上記のラクタムメシレートを次に+2けて、エステル化
チ、τベネムのアルカリ金属塩(好贅しくはカリウム塩
)と反応させる。エステル化チオペ坏ムは米国特許第4
,559.333号の対応エステル化ペネム製造法の開
示に従って製造される。例えば、(5R,6S、8R)
 −6−(1−ヒドロキシエチル)−2−カリウム−チ
オにネムー3−カルボン酸アリル1fs)−3−メタン
スルホニルオキシ−ピロリジン−2−オンと反応させて
、(5R,68,8R) −6−(1−ヒドロキシエチ
ル)−2−(3R−ピロリジン−2−オン−3−イル)
チオイネムー3−カルボン酸アリルを形成する。
アリル−寒は次にカルボキシル基から容易に除去されて
、2−エチルヘキサン酸ナトリウムまたはその遊離酸お
よび米国特許第4.314,942号に開示されている
ような触媒との反応によって、遊離カルボン酸またはカ
ルボン酸ナトリウム塩を生成する。遊離カルボン酸が望
ましい場合には、2−エチルヘキサン酸との反応によっ
て、(5R,6S。
8R)−6−41−ヒドロキシエチル)−2−(3R−
ピロリジン−2−オン−3−イル)−チオ投ネムー3−
カルボ/酸を形成することができる。
この代りに、塩を通常の方法で遊離カルボキシ化合物に
転化することもできる。
スルホキシド置換を含むプロセス(B)は通常、例えば
ジクロロメタンまたはテトラヒドロフランのような不活
性な溶媒中で実施される。この反応は冷却下で、例えば
−70℃〜10℃、好ましくはO℃〜5℃の温度におい
て通常実施される。
化合物(3)は次の反応: 化付物(5)         化合物(3)〔式中、
L は−oso□CH3〕 によって製造される。この反応は溶媒(例えばエタノー
ル)中、過剰なカリウム硫化水素の存在下、約25℃に
おいて行われる。
化付物(2)は周知の化合物である〔例えば、ヨーロッ
N%許第012)502号り照、この特許の製造例Aで
はRがエチルである式(2)の化合物ヲ裂造している〕
。一般に、Rは樫々な有機ラジカルでありうる。
式(6)の化合物の理化を含むプロセス(c)は通常、
ヨーロッ、e特許出願¥58317号に述べられている
方法と同様に実施される。従って、このプロセスは例え
ばトルエン、ベンゼン、または1.1.1゜2.2−?
ンタクロロエタン等の芳香族炭化水素のような、不活性
溶媒中で通常実施される。
一般に、理化反応は20℃〜80℃の範囲内の1;H,
慶1通常は40℃〜60℃において、約6〜24時間実
施される。
適当な3価の有ドlリン化合物は環式および/また(グ
非徨式トリアルキルボスフィツト、トリエチルホスフィ
ツトシよび混合アリールアルキルホスフィツトまたはホ
スホルアミドである。好ましい3価の有・→リン化合物
はトリアルキルホスフィノドでアリ、トリエチルホスフ
ィツトが特に好ましい。
式(6)の化合物は次の反応系列によって製造される。
+31                (7)(6′
) 段階1では、エタノール溶媒中で化合物(3)が1当量
の水酸化カリウムおよび1当量以上の二硫化炭素と反応
して、化合物(7)が生成する。
段階2では化合物(7)が式: し式中、Pはヒドロキシ保護基、例えば2.2.2−ト
リクロロエトキシカルボニルである〕で示される化合物
と反応する。この反応は溶媒(例えばTHF )中で1
5〜35℃において行われる。化合物(8)が生成する
段階3では、化合物(8)が溶媒(例えば、CH2Cl
2)甲、ジイソズロビルエチルアミンまたは他のヒンゾ
−)” 4 三7 ミニy tD n 在下テ0H2−
OH−CH2−000−(xX:JI!と反応する。化
合物(6′)が形成される、これは化e 麹(61の保
慢された形である。プロセス(C)では、1こ合物(6
)が保■されることが好ましい。
本発明のプロセスでは、一般に、化合物(2),(4)
および(6)のカルボキシ基が対応プロセスにおいて保
キラされる。化合物のヒドロキシ基も保、二隻されるこ
とが好ましい。
本発明のプロセスに用いられる適当なヒドロキシ保護基
は!−ラクタム分野でこのような目的の死力に通常用い
られる基であり、元素状亜鉛を用いる方法でたけ他の一
般的な方法によつて容易に解離される。好ましいヒドロ
キシ保護基はトリクロロエチルオキシカルボニル、ジメ
チルトリブチルシリル、トリメチルシリルオキシカルボ
ニルおよびトリメチルシリルであり、トリメチルシリル
が特に好ましい保護基であり、緩和な酸水溶液、例えば
酢酸水溶液による処理によって解離される。
適当なカルボキシ保a基ははネム分野で通常用いられて
いる基、例えばアリル、p−ニトロベンジルおよびトリ
クロロエチルのよ、うな基であり、kネム分子上に存在
する他の官能基と反応することなく、通常の粂件下で除
去される。好ましいカルボキシ保護基はアリルである。
保護さnているカルボキシ基からの保護基の除去は保膿
基の実体に応じて選択てれる通常の方法によって笑廊さ
れる。好ましい保み基であるアリルの除去は塩基存在下
の接触鉛件下で、好ましくは我々のヨーロッパ特許出願
第0013663号に述べられた方法を用いて行われる
。従って、例えばテトラヒドロフラン、ジエチルエーテ
ルまたはメチレンクロリドのような、適当な非プロトン
性溶媒をアルカリ金属のアルキルカルボン酸塩、好1し
くはカリウムまたはナトリウムの2−エチルヘキサン酸
塩(これによると、アルカリ金属はネム塩、好ましくは
ナトリウムまたはカリウムのRネム塩が直接生ずる)ま
たはカルボン1k、好ましくは2−エチルヘキサン酸(
これによると、ベネム母#酸が生ずる)ならびに触媒と
してのパラジウム化付物とトリフェニルホスフィンとの
混合勿とともに用いることによって、アリル基を除去す
ることが好ましい。
〔実施例〕
次の実施り1jは本発明の1ヒ会吻と組成物の・文運を
説明する。111!に指示しないかぎり、全ての温度は
摂氏温度である。
実施例1 メタノール(lFiO阿t)中の(S)−4−ベンジル
オキシカルボニルアミノ−2−ヒドロキシ酪酸(,25
,3J、100ミリモル)と濃塩酸(2,0mJ)の溶
液を室温において24時間欅拌する。この溶液をパール
びん(Parr bottle)に移し、窒素雰囲気下
でパラジウム/炭素(10%、 2.5 g)  を加
える。内容物を圧縮水素雰囲気(50psi)下におき
、慢とうする(6時間)。セリットを通してPガ4する
ことによっ又、パラジウム/炭素を除去する。P’lf
ををA突端^−6してワックス様残渣を得、これケベン
ゼンに溶解して塩基性#4液を形成する。溶液を乾w 
トIJエナルアミン(3)πt)で処理して、還流温度
1で加熱し、攪拌する(41辱同)。回転蒸発器によっ
て、ヘンセン′f:、除云し、残渣に対してシリカ行い
、白色固体として標題化合物を得る。
200 MHz NMR(CDCF、 a ) :δ 
2,05(m、1B)。
2.50(m、1B)、3.35(m、2B)、4.3
0(t、J−8Hz。
1B)、4.65(hr−s、Hl−0)()、7.1
5(br−a、IH−N[()。
融点ニア5−77℃ 実施例2 実施例1の生成物(8L79.2ミ11モル)を乾燥メ
チレンクロリド(30me)中に?HrDさせ、0℃に
冷却する。伊p@液を次に唆燥トリエチルアミン(16
m/、118゜8ミリモル)とメタンスルホニルクロリ
ド(6,74tn1. F17.12ミリモル)とによ
りて処10ch)を用いるフラツシユ・クロマトグラフ
ィを行って、白色固体として柳v!(化pqrvw侍ン
)。
施flu : [a”126−−68.3′(C−0,
62、(l(C9,3>融点+ 122−124℃ 200 MHz NMR(CDCF、3) ’δ 24
5(m、2H)。
3.20(6,38)、 3.35(m、2)()、 
5.10(t、J−8h。
1f()および7.75(br−s、 1)]−NE(
)MS:  180 (M+1) 実施例3 (5R,68,8R) −6−(1−ヒト90キシエテ
ル)−2−(3R−ピロリジン−2−オン−3−イル)
チオにネムー3−カルボン酸アリル 実施例2の化合物(12L67ミlJモル)をジメチル
ホルムアミド(50,−/り甲に溶1・1イし、(5R
958,8R) −6−(1−とドロキシエチル)−2
−カ’J ウムーチオベ不ムー3−カルボギン酸アリル
によって処理する。この溶液を室温において12時間着
拌する。反応混付物全ジクロロメタン(300rJ)で
希釈し、次に硫酸銅水溶′gIL(5%。
50 trtl ) 、水(50I11/X2)  と
食塩水によって洗浄して、乾燥する。
一緒にした水層を酢酸エチル(lod)含有クロロホル
ム(200xl)で逆抽出する。全ての有機層を一緒に
して、真空中で濃縮乾固する。この固体のメチレンクロ
リドからの一再栢晶またにフラッシュ・クロマトグラフ
ィによって、黄色固体とじて標題化合物を得る。
200 MHz N MR(DMSO−d s ) ’
、δ 1,2(d、3B);2.1(m、IB);2.
7(ro、IH):3.3(t+J−511z、2B)
:3.85(d、、T−4H2,1)1):4.1 (
m、2日);4.7(aa。
2B);5.2(d、J−4H2,2)1);5.45
(d、J−1202゜I E ) ; 5.75 (s
 * I Hz) ; 5.95 (m + I B)
 : 8.1 (br−s 。
IH−NF() 実施例4 (5R,6S、8R) −6−(1−ヒドロキシエチル
)−2−(3R−ピロリジン−2−オン−3−イル)チ
オベネム−3−カルボンジナトリウム 実施例3の化合物(109,27,2ミリ七ル)′1に
アセトン(10%)含有メチレンクロリド(HD中に懸
濁して、激しく攪拌する(1時間)。この溶液に連続的
に、トリイソプロピルホスフィツト(3,35m413
.6ミリモル)、2−エチルへキサン酸ナトリウム(4
,5L27.2ミリモル)および触媒猾のI¥1:酸パ
ラジウム(0,61島2.72ミリモル)を加える。撹
拌しく2時間)1回転蒸発器によって溶媒を除去して、
残渣を得る。残渣を水(4o0mg)に溶解し、酢酸エ
チル(100πl×3)で洗浄する。水性抽出物をシリ
カゲルパッド(3インチ、逆相)に通し、水(50P1
e)で洗浄する。水性F液を一緒にし、凍結乾燥して、
黄色固体として標題fヒ冷物ケ得る。
200 MH2NMR(D20) :δ 1.2 (d
13 H) p 2.1 (m 。
1B):2.70(m、 1B);3.3(t、J=5
Hz、2B):3.85(d、J−4H2,1B);4
.15(m、2H)および5.60 (8。
IH)。
次の′%施例では、化合物(5R,68,8R) −6
−(1−ヒドロキシエチル)−2−(3R−ピロリジン
−2−オン−3−イル)−チオペネム−3−カルボン酸
と、これと等価の薬学的に許容されるその塩またはエス
テルを意味するために、「有効成分」なる用語を用いる
実施例5 カプセル剤 1、有効成分         250   5002
、 ラクトースUSP         100   
 503、コーンスターチ(j#、品等級)    5
0    43.54、 ミクロ結晶性セルロースNF
      95    50合計       50
0   650裂造方法 成分1.2.3および4を適当な混合器中で10〜15
分間混合する。成分5f:加え、1〜3分間混合する。
この混合物をカプセル封入装置によって2部分から成る
硬質ゼラチンカプセルに充填する。
実施例6 錠剤 2、ラクトースUSP         57   1
143、梢裏水中lO%ペーストとして   20  
 40コーンスターチ(食品等級) 4、 コーンスターチ(食品等級)     18  
  395、ステアリン酸マグネシウム      5
7合計       350  700 裂造方法 適当な混合器中で成分1と2を10〜15分間混合する
。混合物に成分3を加えて造粒する。湿った顆粒を必要
な場合には粗いスクリーン(例えば1/4”)に通し、
湿った顆粒を乾燥する。乾燥顆粒を粉砕する。成分4と
乾燥顆粒を一緒にし、10〜15分間混合する。成分5
を加え、1〜3分間混合する。混合物を適当な製錠機で
適当なサイズと重量に圧縮成形する。
実施例7 有効成分    0.5     1.0再構成のため
に、注射用無菌水または注射用制菌水を加える。
洟施例8 注射可卵な溶液 有効成分        100   500メチルパ
ラはン        1.8    1.8プロピル
パラベン        0.2    0.2曲硫酸
水素ナトリウム     3.2    3.2エデト
酸二ナトリウム     0.1     0.1硫酸
ナトリウム         2.6    2.6注
射用水(全f?r、 )        LOatl 
   1.0d製造方法 1、注射用水の一部(全量の85%)に65〜70℃に
おいてバラはンを溶解する。
2、25〜35℃に冷却する。曲4i7tejll水素
す) IJウム、エデト酸二ナトリウムおよび硫酸ナト
リウムを加えて、溶解する。
3、有効成分を加えて、溶解する。
に充てんする。
6、最後に、投与単位音オートクレーブ処理して殺菌す
る。
実施例9 有効成分       1.0 クエン酸ナトリウム    1.05 0、INクエン酸溶液を用いて、p[(全6.2に調節
する。
杏構成のたゆに、注射用無菌水”または注射用制菌水を
加える。
(外4名)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(5R,6S,8R)−6−(1−ヒドロキシエ
    チル)−2−(3R−ピロリジン−2−オン−3−イル
    )チオペネム−3−カルボン酸、薬学的に許容されるそ
    の塩および薬学的に許容されるそのエステル。
  2. (2)アルカリ金属塩である特許請求の範囲第1項記載
    の化合物。
  3. (3)アルカリ金属がナトリウムである特許請求の範囲
    第2項記載の化合物。
  4. (4)アルカリ土金属塩である特許請求の範囲第1項記
    載の化合物。
  5. (5)アミン塩である特許請求の範囲第1項記載の化合
    物。
  6. (6)薬学的に許容されるキャリヤーと組合せた、特許
    請求の範囲第1項〜第5項のいずれか1項に記載の化合
    物を含む薬学的組成物。
  7. (7)特許請求の範囲第1項〜第5項のいずれか1項に
    記載の化合物の細菌感染症治療に有用な薬学的組成物製
    造への利用。
  8. (8)特許請求の範囲第1項〜第5項のいずれか1項に
    記載の化合物を薬学的に許容されるキャリヤと混合する
    ことから成る薬学的組成物の製造方法。
  9. (9) (A)一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼(4) 〔式中、Xはアルカリ金属であり、官能基−OHと−C
    OOHは必要に応じまたは望ましい場合には保護される
    〕 で示される化合物を、 式: ▲数式、化学式、表等があります▼(5) 〔式中、L^1は脱離基である〕 で示される化合物と反応させる、または (B)塩基の存在下で、一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼(2) 〔式中、Rは ▲数式、化学式、表等があります▼基とは異なる有機ラ
    ジカル であり、官能基−OHと−COOHは必要に応じまたは
    望ましい場合には保護される〕 で示される化合物を式: ▲数式、化学式、表等があります▼(3) で示される化合物と反応させる、または (C)一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼(6) 〔式中、−OHと−COOHは必要な場合には任意に保
    護される〕 で示される化合物を3価の有機リン化合物と反応させる 上記(A)、(B)または(C)のプロセスの後に、必
    要に応じまたは望ましい場合には、次の操作; (i)1個またはそれ以上の保護基の保護解除;(ii
    )立体異性体の分離; (iii)遊離酸から薬学的に許容される塩または代謝
    可能なエステルへの転化; (iv)塩またはエステルから遊離酸への転化;(v)
    エステルのエステル交換反応またはエステルから薬学的
    に許容される塩への転化; (vi)塩から他の塩またはエステルへの転化の1つ以
    上を実施することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の化合物の製造方法。
JP62211205A 1986-08-25 1987-08-25 (5r,6s,8r)−6−(1−ヒドロキシエチル)−2−(3r−ピロリジン−2−オン−3−イル)チオペネム−3−カルボン酸 Pending JPS6360991A (ja)

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US90006686A 1986-08-25 1986-08-25
US900066 1986-08-25

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JP62211205A Pending JPS6360991A (ja) 1986-08-25 1987-08-25 (5r,6s,8r)−6−(1−ヒドロキシエチル)−2−(3r−ピロリジン−2−オン−3−イル)チオペネム−3−カルボン酸

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ZA876276B (en) 1988-02-24
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PH24872A (en) 1990-12-26
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