JPS6359818A - 組織培養用培地支持体 - Google Patents

組織培養用培地支持体

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JPS6359818A
JPS6359818A JP61202060A JP20206086A JPS6359818A JP S6359818 A JPS6359818 A JP S6359818A JP 61202060 A JP61202060 A JP 61202060A JP 20206086 A JP20206086 A JP 20206086A JP S6359818 A JPS6359818 A JP S6359818A
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Japan
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fiber
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JP61202060A
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滝 瑛一路
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Toyobo Co Ltd
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    • Y02P60/216

Landscapes

  • Hydroponics (AREA)
  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Breeding Of Plants And Reproduction By Means Of Culturing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、植物のPAi、細胞培養に関し、環境条件を
コントロー/L/可能にし、かつ、取扱性にすぐれた組
織培養用培地支持体に関するものである。
く従来の技術〉 短期間に大量の繁殖を可能にするとか、短期間に品種改
良が可能とか、ウィルスフリーの植物が得られるなどか
ら、植物組織培養が注目全あび、さかんに行なわれるよ
うになった。上記組繊培養において、従来1例えば茎頂
などを置床するだめの、または、多芽体形成後の不定芽
を切りとり移植する発根のためなどの組織培養用培地に
は特定の組成からなる処方液を局側な精製寒天などを用
いて固化成形した。いわゆる寒天培地を用いることが知
られている。
しかしながら、上記寒天培地を用いる場合、寒天培地内
では微量な溶存酵素しかないため、寒天培地内へ発根し
た根は、酸素不足状告になり健全な伸長ができず奇形化
することが多かったり、ましてや、特定の組成からなる
処方?!−寒天でゲル状に固化成形しているため培養中
の生育段階に応じて必要になる培地中の養水分状1gの
コントロールは全く不可能であり、寒天培地を用いてい
ると′4養植物の生育を最適状態に保つことが困難であ
った。
〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明は1組織培養用培地支持体に寒天?用い之前記従
来の欠点すなわち、酸素不足状$や、培地の交換・補給
排出不可能状色を解消し、最母末件下でのffl織培養
を可能にする培地支持体?得ることを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明は、単繊維デニールが0.1〜50デニールで融
点が120℃以上の、主として合成繊維からなる繊維集
合体であり、r?!!度0.005〜0.150(r/
c!A)で保形あるいは成形されたブロック体からなる
組織培養用培地支持体である。
ここで、培地とは組織培養用に処理された処方液を意味
し、培地支持体とは該処方液を@養牛に含浸し、支持体
そのものが吸液したり、あるいは毛細管現象などによっ
て構造的に毛管保液するものをいう。
本発明で意図する繊維素材は主として合成繊維からなる
。合成繊維としてはポリエステル系、ポリアミド系、ポ
リオレフィン系、塩化ビニル系。
塩化ビニリデン系、ポリアクリロニトリル系、ポリ酢酸
ビニールアルコール系などが例示される。
これらは単一で使用されてもよいし、混合されて使用さ
れていてもよい。また、前記合成Ikl維は。
少なくとも50%以上が合収搬維であることが望ましい
。他の繊維は、天然繊維、再生U&雄、化学繊維等のい
ずれであってもよい。
また1本発明で意図する上記合成繊維は、融点が120
℃以上であることが必要である。融点が120℃を下回
ると組織培養時に必ず行なわれるオートクレーブ滅菌処
理に耐え得ない。
上記合成繊維は、単俄維デニールが0.1〜50デニー
ルであることが必要である。単繊維デニールが0.1デ
ニ一ル未満では繊維が細すぎ1m維保形後の密度が密に
なジすぎ5通気性が小さく、保水性が多くなりすぎ組織
培養用培地支持体として不適当である。また、単繊維デ
ニールが50デニールを越えると繊維保形後空隙が多く
なり通気性にはすぐれるが、保水性で劣るためよくない
。また、ja維が太いため根の伸長に伴なって繊維を押
し広げられず、根の伸長と妨げることになりよくない。
これらの繊維は、捲醐の有無、断面形状などいずれであ
ってもよい。また、必要に応じて現水性、吸水性加工が
施されてもよい。
繊維集合体とは、長繊維糸、短M&維糸、あるいは、こ
れらを混合したものであってもよく、また。
スパンポンド法、メルトブロー法などによる繊維積層体
であってもよいし、短繊維のランダム積層体、あるいは
カードウェッブ積層体であってもよい。
これらの保形、成形は熔融状台のままの接着であっても
、ホットメルトファイバーによるホットメルト法、ニー
ドルパンチ、ウォータジェットパンチなどのパンチング
法、あるいはit剤によるバインダー法などいずれであ
ってもよい。しかし。
保形密度は0.005F/−〜0.150 y/−でな
ければならない。′?!f度が0.005 y /aA
禾満では粗くて毛管保水性に劣り培地支持体内で培地を
均等に分布させ保持させることができない。また、 0
.150f/dを越えると通気性に劣り、かつ腎になり
すぎ。
植物の根が伸長しにくくなるためよくない。
く作 用〉 本発明の組織培養用培地支持体は細い繊維の集合体が保
形されたtM造であるため、微細な連続空隙を有し、従
来の寒天培地と異なり通気性にすぐれ培地の溶存酸素の
みならず、構造的に気相を有する。かつ微細な連続空隙
は毛管現象による保水性にすぐれ、X図する組俺培養処
方液すなわち培地をを効に構造体に支持するのである。
ま九、連続した空隙は植物の根が、繊維を押し広げなが
ら沖長し易く、植物の成長に都合のよい構造体になって
いる。
さらに繊維集合体はブロック状に保形されており取扱性
にすぐれ、その融点は通常行なわれるオートクレーブ滅
菌処理で溶融、変形の心配がなく。
また合成繊維は成分溶出等の問題もなく理化学的性質が
安定している。
得られたブロック体は所定サイズにカットされて培養装
置にセットされる。第1図は、大針増殖装置の一例を示
す茎頂培養による培養装置の原理図である。
培地は、培地溶液タンク1から培地送液管2を通って、
培地送液口3から培地送排プレート4上に並べられ之培
地支持体5に毛管給液され、培地支持体5中に含浸保持
される。余?Jの培地は、培地排出口6から培地溶液タ
ンク1へ循環される。
〈実施例〉 ポリエステル短繊維1デニール38W11およびポリエ
ステル短繊維13デニール64ffわたを、ホットメル
トファイバー4デニー/L151Hわたと重役比で20
%、50%、30%で混合しカード工程を通し通常のカ
ードウェッブを得た。該ウェッブを積層し厚み5 an
 、目付2200F/イに調整しキャタピラで圧稲しな
がら160℃熱風を積層ウェッブ中に通しホットメルト
ファイバーを溶融接着し保形ブロック体を得た。この時
の集合体の密度は0.044 t/crAであった。
次に、前記ポリエステfv保形ブロック体を培養装置に
合せた所定サイズにカットし上記した培養装置の培地支
持体5として上記培養装置にセットし、発根処方培地を
含浸させた。
一方、茎頂培養後、発根を伴わない多芽体形成までは、
通常の方法で培養し、不定芽を切り分けて培養植物7を
上記培養装置の培地支持体5上に移植した。
移植後は、培地溶液を適宜循環させ常時最適組成を保つ
よう、′jなわち発根が始まるころから培地溶液含浸i
tを減らし根の健全な生畏を促したりさらに根が充分沖
びた褒は含浸遣を大幅に減らし培養植物に水分ストレス
を与え外界条件に項化させるなどコントロールを行なっ
た。
育成された培養菌は、直接育苗ポットに移植栽培した。
〈発明の効果〉 本発明の組織培養用培地支持体は、培養中の培養植物生
育段階に応じて培地内の養水分および通気状祖を自由に
コントロールすることが可能であり、最適燗境乗件を保
つことが可ngになった。このため、培養植物は順調に
生育し1発生した根は自然状台と変らず健全で培養後1
通常の育苗を行なっても直ちに活着し植え偏みが少ない
などの状況が得られるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は培養装置の一例を示す原理図である。 1:培地溶液タンク 2:培地送液管 3:培地送液口 4:培地送排プレート 5:培地支持体 6:培地排出口 ア:培養植物

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 単繊維デニールが0.1〜50デニールで融点が120
    ℃以上の、主として合成繊維からなる繊維集合体であり
    、密度0.005〜0.150(g/cm^3)で保形
    あるいは成形されたブロック体からなる組織培養用培地
    支持体。
JP61202060A 1986-08-28 1986-08-28 組織培養用培地支持体 Expired - Fee Related JPH07102055B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP61202060A JPH07102055B2 (ja) 1986-08-28 1986-08-28 組織培養用培地支持体

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JP61202060A JPH07102055B2 (ja) 1986-08-28 1986-08-28 組織培養用培地支持体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6359818A true JPS6359818A (ja) 1988-03-15
JPH07102055B2 JPH07102055B2 (ja) 1995-11-08

Family

ID=16451276

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JP61202060A Expired - Fee Related JPH07102055B2 (ja) 1986-08-28 1986-08-28 組織培養用培地支持体

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JP (1) JPH07102055B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02211864A (ja) * 1989-02-10 1990-08-23 Mitsui Sugar Co Ltd 固定化植物培養細胞による有用物質の生産法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6342627A (ja) * 1986-08-08 1988-02-23 農林水産省野菜・茶業試験場長 茎頂培養による育苗方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6342627A (ja) * 1986-08-08 1988-02-23 農林水産省野菜・茶業試験場長 茎頂培養による育苗方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02211864A (ja) * 1989-02-10 1990-08-23 Mitsui Sugar Co Ltd 固定化植物培養細胞による有用物質の生産法

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Publication number Publication date
JPH07102055B2 (ja) 1995-11-08

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