JPS6359781B2 - - Google Patents

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JPS6359781B2
JPS6359781B2 JP60075113A JP7511385A JPS6359781B2 JP S6359781 B2 JPS6359781 B2 JP S6359781B2 JP 60075113 A JP60075113 A JP 60075113A JP 7511385 A JP7511385 A JP 7511385A JP S6359781 B2 JPS6359781 B2 JP S6359781B2
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JP
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core
elastic body
band
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burr
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JP60075113A
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JPS61232041A (ja
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22CFOUNDRY MOULDING
    • B22C9/00Moulds or cores; Moulding processes
    • B22C9/18Finishing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Casting Devices For Molds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は複数の分割型を用いて造形した中子表
面に形成されるバリを除去する装置に関する。
(従来の技術) シエル中子等の鋳造用中子を造形する方法とし
て、複数の分割型を用いる方法がある。
斯かる分割型を用いて中子を造形する場合、型
合せ面の隙間に中子砂が入り込み、このため造形
後の中子表面にフイン状のバリが形成されてしま
う。そして、このようなバリが形成されたままの
中子を用いて鋳造すると鋳造欠陥の原因となるた
め除去しなければならない。
そこで、従来にあつてはグラインダー或いはピ
アノ線等を用いた手作業によつて除去している
が、時間と手間がかかり中子を傷つけることもあ
り、更には除去残しが生じる場合もある。
このため、実公昭59−35321号に開示される如
きバリ除去装置も提案されている。
このバリ除去装置は台板にコイルバネを取付
け、台板を上下動せしめることでコイルバネを中
子の中空孔内で往復動させ、中空孔表面のバリを
除去するようにしたものである。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら上記したバリ除去装置による場合
は、中空孔等の円形孔内のバリしか除去すること
ができず、他の表面に形成されたバリを除去する
にはやはり手作業によらざるをえない。またコイ
ルバネを用いた場合には中子の損傷が発生し易
い。
(問題点を解決するための手段) 以上の問題を解決すべく本発明は、中子に対し
相対的に昇降動され、造型された前記中子の周囲
形状に適合させ、中子表面のバリを除去する除去
部材を有するバリ除去装置に於て、除去部材は支
持板とこの支持板に取付けられるウレタン等の樹
脂製の帯状弾性体とからなり、この帯状弾性体は
全体形状が中子の表面形状に略々倣つた形状をな
し、更に帯状弾性体の周囲には中子表面に向かつ
て開口する厚さ方向の切込みが多数形成されてい
ること、を特徴とする。
(作用) 除去部材の樹脂製帯状弾性体を中子表面に当接
させた状態で除去部材を中子に対して相対的に昇
降動せしめる。すると帯状弾性体は中子表面に隙
間なく当接した状態で中子表面を摺動し、中子表
面のバリは万遍なく弾性部材によつて除去され
る。
そして帯状弾性体の周囲には中子表面に向かつ
て開口する厚さ方向の切込みが多数形成されてい
るので、中子表面と帯状弾性体との接触が密に行
われ、従つてバリ除去効果が更に向上する。
特に切込みの存在によつてあらゆる方向(中子
に対する表面方向及び上下方向に加えて表面周囲
方向にも)に柔軟性があるので、寸法誤差を吸収
しつつ接触を密に行うことができる。
(実施例) 以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて説
明する。
第1図は本発明に係るバリ除去装置の全体図で
あり、バリ除去装置1は床2上に固定された基板
3上に左右一対の取付け台4,4を設け、これら
取付け台4にクランプ5を介して造形された中子
6をセツトするようにしている。
また、前記基板3の四隅部にはガイドロツド7
……を立設し、このガイドロツド7……の上端部
間に固定板8を取付け、この固定板8の中央に下
方に向つてロツド9aが突出動するシリンダユニ
ツト9を固着している。そして、前記ロツド9a
の下端には前記ガイドロツド7……が挿通する可
動板10を固着している。而して、シリンダユニ
ツト9が作動することで可動板10がガイドロツ
ド7に沿つて昇降動をなす。
可動板10の下面には取付部材11を介して板
体12を固着し、この板体12の下面からは下方
に向つて第1のロツド13及び第2のロツド14
を垂下し、第1のロツド13下端には中子6の上
部外表面に形成されたバリ6aを除去する第1の
除去部材15を、第2のロツド14には中子6の
内表面に形成されたバリ6aを除去する第2の除
去部材16をそれぞれ取付けている。
ここで、第1の除去部材15は下方から見た図
である第2図に示す如く、アルミ板などからなる
支持板17と、ウレタンゴム等の樹脂材質からな
る帯状弾性体18とからなり、支持板17には除
去部材15が下降した際に中子6と干渉しないた
めの開口19が形成されており、この開口19は
中子6の上部形状に略々倣つた形状をなし、その
周面には前記帯状弾性体18が挟持されている。
この帯状弾性体18は第4図に示す如く、中子6
の表面に向つて開口する切込み20……が長さ方
向に等間隔(例えば5mm程度)で厚み方向に一定
深さ(例えば6mm程度)で多数形成されている。
尚、帯状弾性体18の開口19からの内方への突
出寸法は、除去部材15が下降した際に中子表面
に弾性体18が当接する寸法とする。
また、第2の除去部材16は平面図である第3
図に示す如く、第2のロツド14に支持される支
持板21とこの支持板21の周囲に挟持される帯
状弾性体22からなり、支持板21及び帯状弾性
体22は前記同様の材質からなり、支持板20の
形状は中子6の内表面形状よりも小さくされ、帯
状弾性体22には中子表面に向つて開口する切込
みが形成され、更に支持板21からの突出寸法は
帯状弾性体22が中子6の内表面に当接する寸法
とする。
一方、前記基板3の中央にはシリンダユニツト
23を固設し、このシリンダユニツト23の上方
へ突出動をなすロツド23a上端には左右の中子
6,6間に臨む第3の除去部材24を取付けてい
る。この際除去部材24も前記第1及び第2の除
去部材15,16と同様の支持板25及び帯状弾
性体26からなる。
以上の如き構成からなるバリ除去装置1の作用
を具体的数値を挙げて説明する。
先ず、分割型を用いて抗析強度38〜43Kg/cm2
平均粒度95〜100メツシユのレジンコーテツドサ
ンドを使用し、ブロー圧力28〜30Kg/cm2、金型温
度330℃、焼成時間40秒の条件下で中子を造形し、
この中子を2個対として、バリ除去装置1の取付
け台4,4にセツトし、クランプ5,5で固定す
る。
次いで、シリンダユニツト9を駆動し、第1及
び第2の除去部材15,16を降下せしめるとと
もに、シリンダユニツト23を駆動して第3の除
去部材24を上昇せしめる。すると、第1、第2
及び第3の除去部材15,16,24の帯状弾性
体18,22,26の寸法は中子表面よりも1mm
程度中子側に食い込む寸法となつており、且つ弾
性体には切込みを形成しているため弾性体は中子
表面形状に倣つて容易に変形し、中子6表面に弾
性体18,22,26が圧接した状態で除去部材
15,16,24は昇降動をなす。そして、この
昇降動を例えば2往復程度行うことで、中子6表
面のバリ6aは万遍なく除去される。
尚、実施例にあつては中子を固定し、除去部材
を昇降動せしめるようにしたが、除去部材を固定
し、中子を昇降動させてもよい。また昇降手段は
シリンダユニツトに限らない。
(発明の効果) 以上に説明した如く本発明によれば、中子に対
し除去部材を相対的に昇降動せしめるとともに、
除去部材に中子表面形状に倣つて圧接する帯状弾
性体を設けたので、例えば従来1回のバリ除去作
業に120秒程要していたのが10秒程度まで短縮す
ることができ、且つ中子全表面を同時にバリ除去
できるため効率的であり、除去残しが生じること
がなく、更に弾性体によつて除去するため、中子
が損傷するおそれもない。また、帯状弾性体に切
込みを設ければ、中子表面と弾性体との接触が密
になるので、バリ除去効果は更に向上する等多く
の効果を発揮する。
特に帯状弾性体はウレタン等の樹脂製であり、
且つ切込みの存在によつてあらゆる方向(中子に
対する表面方向及び上下方向に加えて表面周囲方
向にも)に柔軟性があるので、寸法誤差を吸収し
つつ接触を密に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るバリ除去装置の全体図、
第2図は第1の除去部材を下方から見た図、第3
図は第2の除去部材の平面図、第4図は除去部材
の一部拡大図である。 尚、図面中1はバリ除去装置、4は中子取付け
台、6は中子、6aはバリ、7はガイドロツド、
9,23はシリンダユニツト、15,16,24
は除去部材、17,21,25は支持板、18,
22,26は帯状弾性体、20は切込みである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 中子に対し相対的に昇降動され、造型された
    前記中子の周囲形状に適合させ、中子表面のバリ
    を除去する除去部材を有するバリ除去装置に於
    て、 除去部材は支持板とこの支持板に取付けられる
    ウレタン等の樹脂製の帯状弾性体とからなり、 この帯状弾性体は全体形状が中子の表面形状に
    略々倣つた形状をなし、 更に帯状弾性体の周囲には中子表面に向かつて
    開口する厚さ方向の切込みが多数形成されている
    こと、 を特徴とする鋳造用中子のバリ除去装置。
JP7511385A 1985-04-09 1985-04-09 鋳造用中子のバリ除去装置 Granted JPS61232041A (ja)

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JP7511385A JPS61232041A (ja) 1985-04-09 1985-04-09 鋳造用中子のバリ除去装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP7511385A JPS61232041A (ja) 1985-04-09 1985-04-09 鋳造用中子のバリ除去装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61232041A JPS61232041A (ja) 1986-10-16
JPS6359781B2 true JPS6359781B2 (ja) 1988-11-21

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Family Applications (1)

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JP7511385A Granted JPS61232041A (ja) 1985-04-09 1985-04-09 鋳造用中子のバリ除去装置

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JPS61232041A (ja) 1986-10-16

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