JPS6359525B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6359525B2 JPS6359525B2 JP57046089A JP4608982A JPS6359525B2 JP S6359525 B2 JPS6359525 B2 JP S6359525B2 JP 57046089 A JP57046089 A JP 57046089A JP 4608982 A JP4608982 A JP 4608982A JP S6359525 B2 JPS6359525 B2 JP S6359525B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic core
- bobbin
- magnetic
- wound
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 14
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 8
- 238000010030 laminating Methods 0.000 claims description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910000976 Electrical steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 1
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- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 1
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/24—Magnetic cores
- H01F27/25—Magnetic cores made from strips or ribbons
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、各種電子回路に接続される小型トラ
ンスに関する。
ンスに関する。
従来のこの種の小型トランスにおいて、その鉄
心はE,I形またはL形に打ち抜いた板材を組み
合わせて突き合わせし、さらに積層してなるもの
であつた。しかしこの構造では鉄心の組立が面倒
で自動組立を採用し難く、またプレス抜きすると
きに材料の無駄が多く出る。さらに材料として一
般に使用される圧延板材は圧延方向に優れた磁気
特性を有していても、それと直角方向には磁気特
性がかなり低下する。このためにE形またはL形
等の鉄心ではその磁気回路中に必ず磁気特性が劣
る部分が存在することになり、これによつて効率
が低下していた。
心はE,I形またはL形に打ち抜いた板材を組み
合わせて突き合わせし、さらに積層してなるもの
であつた。しかしこの構造では鉄心の組立が面倒
で自動組立を採用し難く、またプレス抜きすると
きに材料の無駄が多く出る。さらに材料として一
般に使用される圧延板材は圧延方向に優れた磁気
特性を有していても、それと直角方向には磁気特
性がかなり低下する。このためにE形またはL形
等の鉄心ではその磁気回路中に必ず磁気特性が劣
る部分が存在することになり、これによつて効率
が低下していた。
このような問題を解決するため、実開昭50―
106616号公報では、電磁鋼帯を機械的に硬く巻い
て所要の剛性を有する巻鉄心を形成している。そ
して短冊形の電磁鋼帯を積層して形成した補助鉄
心にコイルを巻回し、この補助鉄心を巻鉄心に接
合してトランスを形成している。しかしながら、
この構成においては巻鉄心と補助鉄心とをそれぞ
れ別体に形成した後、両者を接合するため工程数
が多く作業が煩雑であるとともに両者の相対的な
位置決めに特別な治具を必要とするなどの欠点が
あり、依然として自動組立には不向きであつた。
またこのものにおいては巻鉄心に所要の剛性を持
たせるために剛性の高い電磁鋼板を高出力の巻回
装置を用いて硬く巻回しなくてはならず、設備費
がかかる上、作業に時間がかかりコスト高になる
などの欠点がある。
106616号公報では、電磁鋼帯を機械的に硬く巻い
て所要の剛性を有する巻鉄心を形成している。そ
して短冊形の電磁鋼帯を積層して形成した補助鉄
心にコイルを巻回し、この補助鉄心を巻鉄心に接
合してトランスを形成している。しかしながら、
この構成においては巻鉄心と補助鉄心とをそれぞ
れ別体に形成した後、両者を接合するため工程数
が多く作業が煩雑であるとともに両者の相対的な
位置決めに特別な治具を必要とするなどの欠点が
あり、依然として自動組立には不向きであつた。
またこのものにおいては巻鉄心に所要の剛性を持
たせるために剛性の高い電磁鋼板を高出力の巻回
装置を用いて硬く巻回しなくてはならず、設備費
がかかる上、作業に時間がかかりコスト高になる
などの欠点がある。
そこで本発明の目的は組立が容易で低コストで
製造できる小型トランスを提供することにある。
製造できる小型トランスを提供することにある。
以下、図面に基いて本発明の一実施例について
説明する。
説明する。
第1図および第2図において、1次および2次
のコイル1を巻回したボビン2の中心孔2aに内
磁鉄心3が貫通している。内磁鉄心3は、例えば
パーマロイや硅素鋼板などの磁性板材3aを積層
して角柱状に焼成したものである。その両端面3
b,3bは研磨等により一定に揃えてあり、かつ
中心孔2aから僅かに突出している。ボビン2の
両外側面には巻ガイド枠4,4が一体に突設して
あり、それをガイドして内磁鉄心3と同一素材の
磁性帯状材としての帯状リボン5がボビン2の外
周に所定巻数だけ巻回され、外磁鉄心5を形成し
ている。外磁鉄心5の帯状リボン5aは塑性変形
し易いように極めて薄く形成されたものであつて
コイル1を巻回するときに使用する周知の自動巻
線機(図示せず。)を一部手直しすることによつ
てボビン2に巻回したものである。内磁鉄心3の
両端面3b,3bはそれぞれ外磁鉄心5の内側面
に対接しており、内磁鉄心3外磁鉄心5とは互い
に協働して閉磁気回路を構成している。そして内
磁鉄心3がボビン2から僅かに突出しているため
に帯状リボン5は内磁鉄心3に強く巻回し、この
接合部分にギヤツプを生じない。
のコイル1を巻回したボビン2の中心孔2aに内
磁鉄心3が貫通している。内磁鉄心3は、例えば
パーマロイや硅素鋼板などの磁性板材3aを積層
して角柱状に焼成したものである。その両端面3
b,3bは研磨等により一定に揃えてあり、かつ
中心孔2aから僅かに突出している。ボビン2の
両外側面には巻ガイド枠4,4が一体に突設して
あり、それをガイドして内磁鉄心3と同一素材の
磁性帯状材としての帯状リボン5がボビン2の外
周に所定巻数だけ巻回され、外磁鉄心5を形成し
ている。外磁鉄心5の帯状リボン5aは塑性変形
し易いように極めて薄く形成されたものであつて
コイル1を巻回するときに使用する周知の自動巻
線機(図示せず。)を一部手直しすることによつ
てボビン2に巻回したものである。内磁鉄心3の
両端面3b,3bはそれぞれ外磁鉄心5の内側面
に対接しており、内磁鉄心3外磁鉄心5とは互い
に協働して閉磁気回路を構成している。そして内
磁鉄心3がボビン2から僅かに突出しているため
に帯状リボン5は内磁鉄心3に強く巻回し、この
接合部分にギヤツプを生じない。
この構成の小型トランスによれば、内磁鉄心を
挿入したコイルボビンに磁性帯状材を巻回して外
磁鉄心を形成するため、内磁鉄心と外磁鉄心との
接合作業が不要となり工程数が減少する。また内
磁鉄心の両端面をボビンから突出させたため、内
磁鉄心と外磁鉄心の接合部にギヤツプを生じるこ
とがなく磁気効率が低下することがない。また磁
性帯状材はガイド枠にガイドされて巻回されるた
め、特別な治具を要することなく巻回することが
できる。したがつて組立の自動化も容易である。
また、磁性帯状材として、塑性変形し易く巻回作
業が容易なものを用いることができ、大がかりな
装置が不要になるなどその効果は誠に顕著であ
る。
挿入したコイルボビンに磁性帯状材を巻回して外
磁鉄心を形成するため、内磁鉄心と外磁鉄心との
接合作業が不要となり工程数が減少する。また内
磁鉄心の両端面をボビンから突出させたため、内
磁鉄心と外磁鉄心の接合部にギヤツプを生じるこ
とがなく磁気効率が低下することがない。また磁
性帯状材はガイド枠にガイドされて巻回されるた
め、特別な治具を要することなく巻回することが
できる。したがつて組立の自動化も容易である。
また、磁性帯状材として、塑性変形し易く巻回作
業が容易なものを用いることができ、大がかりな
装置が不要になるなどその効果は誠に顕著であ
る。
図面は本発明に係る小型トランスの一実施例に
関し、第1図はその一部断面正面図、第2図は第
1図―線断面図である。 1……コイル、2……ボビン、3……内磁鉄
心、3a……磁性板材、4……巻ガイド枠、5…
…外磁鉄心、5a……磁性帯状材(帯状リボン)。
関し、第1図はその一部断面正面図、第2図は第
1図―線断面図である。 1……コイル、2……ボビン、3……内磁鉄
心、3a……磁性板材、4……巻ガイド枠、5…
…外磁鉄心、5a……磁性帯状材(帯状リボン)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 1次および2次のコイルが巻回してあるボビ
ンと、上記ボビンの中心孔に挿通してある複数の
磁性板材を積層してなる内磁鉄心と、上記ボビン
の外周に巻回してある磁性帯状材からなる外磁鉄
心とを具備し、 上記コイルボビンの両外側面には、上記磁性帯
材の巻回時に上記磁性帯材をガイドする巻ガイド
枠が一体的に形成してあり、 上記内磁鉄心の両端面はそれぞれ上記中心孔か
ら僅かに突出して上記外磁鉄心の内側面に対接し
ている ことを特徴とする小型トランス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4608982A JPS58162016A (ja) | 1982-03-23 | 1982-03-23 | 小型トランス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4608982A JPS58162016A (ja) | 1982-03-23 | 1982-03-23 | 小型トランス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58162016A JPS58162016A (ja) | 1983-09-26 |
JPS6359525B2 true JPS6359525B2 (ja) | 1988-11-21 |
Family
ID=12737254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4608982A Granted JPS58162016A (ja) | 1982-03-23 | 1982-03-23 | 小型トランス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58162016A (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50106616U (ja) * | 1974-02-07 | 1975-09-02 |
-
1982
- 1982-03-23 JP JP4608982A patent/JPS58162016A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58162016A (ja) | 1983-09-26 |
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