JPS6359373B2 - - Google Patents

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JPS6359373B2
JPS6359373B2 JP57196038A JP19603882A JPS6359373B2 JP S6359373 B2 JPS6359373 B2 JP S6359373B2 JP 57196038 A JP57196038 A JP 57196038A JP 19603882 A JP19603882 A JP 19603882A JP S6359373 B2 JPS6359373 B2 JP S6359373B2
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    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C51/00Shaping by thermoforming, i.e. shaping sheets or sheet like preforms after heating, e.g. shaping sheets in matched moulds or by deep-drawing; Apparatus therefor
    • B29C51/02Combined thermoforming and manufacture of the preform
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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    • B29C51/04Combined thermoforming and prestretching, e.g. biaxial stretching
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B29C43/00Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
    • B29C43/02Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor of articles of definite length, i.e. discrete articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B29C43/00Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
    • B29C43/32Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C43/36Moulds for making articles of definite length, i.e. discrete articles
    • B29C43/361Moulds for making articles of definite length, i.e. discrete articles with pressing members independently movable of the parts for opening or closing the mould, e.g. movable pistons
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B29C51/00Shaping by thermoforming, i.e. shaping sheets or sheet like preforms after heating, e.g. shaping sheets in matched moulds or by deep-drawing; Apparatus therefor
    • B29C51/10Forming by pressure difference, e.g. vacuum

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプラスチツク容器の製造方法と装置に
関し、さらに詳しくは少なくとも胴壁部が分子配
向しているカツプ状プラスチツク容器の製造方法
と装置に関する。
本発明者等はさきに、特願昭57−7701号や特願
昭57−166642号において、フランジ部、胴壁部お
よび底壁部を有し、少なくとも胴壁部が分子配向
しているカツプ状プラスチツク容器の製造方法で
あつて、実質的に均一な厚さの平担な、分子配向
可能温度上限以下の温度の分子配向性のプラスチ
ツク素材片のフランジ部に対応する周縁部をダイ
スの肩部に係合させ、底壁部にほぼ対応する中央
部を上部(第1の)プランジヤと、下部(第2
の)プランジヤにより圧縮しながら、ダイスのキ
ヤビテイ内に導入して、上部プランジヤと下部プ
ランジヤの間から延出するプラスチツク素材片の
材料により、胴壁部をほぼ分子配向可能温度に保
持された上部プランジヤの側面と接触するように
して形成することにより中空成形体を形成し、そ
の後上部プランジヤを復帰させながら、中空成形
体の内部に加圧流体を送出して胴壁部を脹ませ、
分子配向可能温度の下限より低い温度に保持され
たキヤビテイの内面に接触せしめて冷却硬加する
方法を提案した。
さらに上記中空成形体を形成のさい、導入の前
記段階において、上部プランジヤと下部プランジ
ヤによる圧縮力を比較的高めて、延出する材料を
上部プランジヤとキヤビテイ内面間の空隙にほぼ
充満するよう蓄積し、その後圧縮力を低下させて
蓄積した材料を延伸することが望ましいと提案し
た。
しかしながら、上記中空成形体の形成にさい
し、上記圧縮力の低下を急激に行なうと、胴壁部
の肉厚分布が不均一となり、屡々胴壁部の破断が
起るという問題を生ずる。
本発明は上記問題に鑑みなされたものであつ
て、本発明は、フランジ部、胴壁部および底壁部
を有し、少なくとも該胴壁部が分子配向している
カツプ状プラスチツク容器の製造方法であつて、
内径が該フランジ部の外径に実質的に等しい第1
のキヤビテイと、内径が該胴壁部の外径に実質的
に等しい第2のキヤビテイを有し、第1のキヤビ
テイと第2のキヤビテイが段差部を介して接続す
るダイスの該段差部に、実質的に均一な厚さの平
担な、分子配向可能温度上限以下の温度の分子配
向性のプラスチツク素材片の、該フランジ部に対
応する周縁部を係合させ、該底壁部にほぼ対応す
る中央部を、外径が該胴壁部の内径よりも若干小
さい第1のプランジヤと、外径が、第2のキヤビ
テイの内径に実質的に等しい第2のプランジヤに
より圧縮しながら第2のキヤビテイ内に導入し
て、第1のプランジヤと第2のプランジヤの間か
ら延出する該プラスチツク素材片の材料により、
胴壁部をほぼ分子配向可能温度に保持された第1
のプランジヤの側面と接触するようにして形成す
ることにより中空成形体を形成し、そのさい該導
入の前記段階において、該導入の速度を比較的低
くし、かつ第1のプランジヤと第2のプランジヤ
による圧縮力を比較的高めて、延出する材料を第
1のプランジヤと第2のキヤビテイ内面間の空隙
にほぼ充満するよう蓄積し、その後制御された割
合で該導入の速度を高くし、同時に該圧縮力を低
下させて、該蓄積した材料を延伸して該中空成形
体の胴壁部を形成し、その後第1のプランジヤを
復帰させながら、該中空成形体の内部に加圧流体
を送出して、該中空成形体の胴壁部を脹ませ、該
分子配向可能温度の下限より低い温度に保持され
た第2のキヤビテイの内面に接触せしめて冷却硬
化することを特徴とするカツプ状プラスチツク容
器の製造方法を提供するものである。
さらに本発明はフランジ部、胴壁部および底壁
部を有し、少なくとも該胴壁部が分子配向してい
るカツプ状プラスチツク容器の製造装置であつ
て、該装置は、内径が該フランジ部の外径に実質
的に等しい第1のキヤビテイと、内径が該胴壁部
の外径に実質的に等しい第2のキヤビテイを有
し、第1のキヤビテイと第2のキヤビテイが段差
部を介して接続する固定ダイスと、外径が該胴壁
部の内径より若干小さい第1のプランジヤ、外径
が該キヤビテイの内径に実質的に等しい第2のプ
ランジヤ、プラスチツク素材片の該フランジ部に
対応する周縁部を該ダイスの段差部に係合させた
状態で、該底壁部にほぼ対応する中央部を第1の
プランジヤと第2のプランジヤにより圧縮しなが
ら該キヤビテイ内に導入するための第1のプラン
ジヤを駆動する第1の油圧シリンダー、第2のプ
ランジヤに加わる力を受ける第2の油圧シリンダ
ー、該導入の速度を制御するための第2の油圧シ
リンダーに接続する流量調節弁、該導入が所定深
さに達した時点を検出する手段、および該検出手
段の信号にもとづいて該流量調節弁の開度を制御
された速度で大にするための手段を備えることを
特徴とするカツプ状プラスチツク容器の製造装置
を提供するものである。
以下実施例である図面を参照しながら本発明に
ついて説明する。
第1図において、1は上部プランジヤ、2は下
部プランジヤ、3はダイス、4は押えパツドであ
る。第2図,第3図,第4図,第5図,第6図に
さらに詳しく示されるように、ダイス3は、図示
されないフレームに固設されており、上部キヤビ
テイ3aおよび下部キヤビテイ3bが形成されて
いる。上部キヤビテイ3aは短円筒状であつて、
その内径は形成されるべき容器11(第6図)の
フランジ部11aの外径にほぼ等しく定められて
おり、一方下部キヤビテイ3bは円筒状であつ
て、その内径は容器11の胴壁部11bの外径に
実質的に等しく定められる。上部キヤビテイ3a
の内面3a1は、水平な段差部3cを介して、下部
キヤビテイ3bの内面3b1に接続する。
上部プランジヤ1の外径は、製造されるべきプ
ラスチツク容器11の胴壁部11bの内径よりも
若干小さく定められている。すなわち上部プラン
ジヤ1と下部キヤビテイの内面3b1とのクリアラ
ンスx(第4図参照)が、圧縮延伸成形によつて
形成される中空成形体15の胴壁部15aの最大
肉厚yよりも大きく定められており、例えばx−
y=0.2〜0.8mm程度に定められている。
第4図に示すように、上部プランジヤ1には導
孔7が軸線方向に形成されており、導孔7の下端
開口部は、スプリング9によつて上方に牽引され
る截頭円錐形状のプラグ8によつて常時は閉じら
れている。導孔7は図示されない導管、電磁バル
ブを介して、図示されない加圧エア源に連通して
おり、図示されないリミツトスイツチによつて、
上部プランジヤ1の底面1aがほぼ段差部3cの
レベルより下方に位置するとき、上記電磁バルブ
が開いて、導孔7に加圧エアが供給されるように
構成されている。そして図示されないヒータが内
蔵されていて、底面1aおよび側面1bは、容器
11を形成するプラスチツクの分子配向可能温度
附近に保持される。
下部プランジヤ2は、その外径が下部キヤビテ
イ3bの内径に実質的に等しく、その上方部が下
部キヤビテイ3b内を摺動可能に構成されてい
る。
押えパツド4は、中空部4a(第6図)を有し
ていて、中空部4aの内面に沿つて上部プランジ
ヤ1が摺動可能に構成されている。押えパツド4
の底面4bは平担であつて、段差部3cに対向す
るように配設されており、かつその下部4cは、
上部キヤビテイ3a内を上下動可能に、その外径
が上部キヤビテイ3aの内径とほぼ等しいか、そ
れより僅かに小さく定められている。押えパツド
4の上下動はロツド5を介して図示されない駆動
機構によつて行なわれる。
第1図に戻つて、16,17は夫々、上部プラ
ンジヤ1および下部プランジヤ2を上下動させる
ための油圧シリンダーである。18は油圧ポン
プ、19はリリーフ弁であつて、油圧シリンダー
16によつて上部プランジヤ1に加えられる最大
荷重はリリーフ弁19によつて設定されるように
なつている。20は圧力計、21は流量調節弁、
31は圧力スイツチである。流量調節弁21は、
比例電磁式であつて、流量は弁への入力電流に比
例して連続的に変化するよう設定される。後述の
ように、上部プランジヤ1と下部プランジヤ2に
よりプラスチツク素材片10(以下素材片とよ
ぶ)のほぼ中央部10aを圧縮しながら、中央部
10aを下部キヤビテイ3b内に導入するさいの
導入速度は、流量調節弁21の流量によつて調節
される。なお図示されないが、上部プランジヤ1
及び下部プランジヤ2を夫々単独で上昇させるた
めの油圧系統が、油圧シリンダー16および17
に付設されている。
22はポテンシオメータであつて、その可動端
子22aは、下部プランジヤ2の下端部に固着さ
れており、下部プランジヤ2の下降距離、従つて
上記の導入の深さを電圧変化として検出できるよ
うになつている。23は電子式特性変換器(例え
ば(株)島津製作所製、M622形)であつて、入力電
圧信号に対して適宜設定された非直線関数の電圧
を出力する。24は直流電圧入力型流量調節弁用
パワー増幅器である。
下部プランジヤ2の下降距離は、第7図aに示
されるように、ポテンシオメータ22によつて電
圧として検出される。ポテンシオメータ22の出
力電圧信号は電子式特性変換器23に入力する
が、この入力信号にもとづいて電子式特性変換器
23は、第7図bに示すように、下降距離d1まで
は比較的低い電圧v1を出力するが、その後比較的
緩やかな勾配で出力電圧が上昇し、下降距離d2
後は比較的高い電圧v2を出力するように設定され
ている。電子式特性変換器23の出力電圧はパワ
ー増幅器24に入力し、パワー増幅器24は第7
図cに示すように、入力電圧に比例する直流電流
を出力する。
なお電子式特性変換器23は、圧力スイツチ3
1が動作をスタートした時点(すなわち下部プラ
ンジヤ2に加わる押圧力が最大値に達した時点)
で、圧力スイツチ31から発せられる信号32に
もとづいて出力ONとなり、下部プランジヤ2が
下死点(下降距離d3に対応する)に達した時点
で、出力電圧が0になるように構成されている。
以上の装置により容器11は次のようにして製
造される。
素材片10(厚さは通常約1.5〜4.0mm)を、室
温のまま、もしくは分子配向可能温度上限より低
い温度に均一に加熱した後、第1図に示すよう
に、下部プランジヤ2の上面2aが段差部3cと
同レベルに位置する状態において、段差部3c上
に載置した後、直ちに押えパツド4によつて周縁
部10bを所定の押圧力でクランプする。
次いで油圧ポンプ18を作動させて、上部プラ
ンジヤ1を降下させ、第2図に示すように素材片
10のほぼ中央部10aに、上部プランジヤ1と
下部プランジヤ2を当接させる。この時点(第8
図のt0)では電子式特性変換器23の出力電圧は
0であるので、流量調節弁21は閉じている(す
なわち開度0である)。そのため第8図の時点t1
において、素材片10に加わる押圧力は、リリー
フ弁19によつて設定された最大値に達する。こ
の時点t1で圧力スイツチ31の信号によつて、電
子式特性変換器23は出力ONとなつて、比較的
低い電圧v1を出力し、同時に流量調節弁21の開
度は小となり(第8図a)、素材片のほぼ中央部
10aは、第8図bに示されるように、上部プラ
ンジヤ1と下部プランジヤ2により比較的高い押
圧力で圧縮されながら、比較的遅い速度で下部キ
ヤビテイ3b内に導入される。そのため両プラン
ジヤの間から延出する材料によつて形成される胴
壁部15′aが、第3図に示すように、下部キヤ
ビテイの内面3b1と上部プランジヤの側面1b間
の空隙をほぼ充満する。すなわち降下の前期段階
において、前記空隙に材料が蓄積される。
次に下部プランジヤ2の下降距離が第7図aの
d1点(通常全工程、すなわちd3の約15〜40%)に
達すると、電子式特性変換器の出力電力は第7図
bに示すように、ある勾配をもつてd2点に至るま
での間上昇する。それに応じてパワー増幅器24
の出力電流も、ある勾配をもつて増加し(第7図
c)、そのため流量調節弁21は時点t2以後、制
御された速度で開いて、下降距離d2に対応する時
点t3において開度が大となる(第8図a)。
この間第8図bに示すように、下部プランジヤ
2は極端に急激でない制御された割合で下降速度
が増大し、素材片10に加わる押圧力も、時点
t2′以後(タイムラグのため時点t2′は時点t2より若
干遅れる)制御された速度で減少し、時点t3にほ
ぼ等しい時点t3′以後ある一定値に落着く。
そして時点t3以後は下部プランジヤ2は比較的
急速に下降する。時点t2′以後、特に時点t3′以後
は、素材片のほぼ中央部10aに加わる圧縮力が
小さくなるので、両プランジヤの間から延出する
材料が少なくなるのに対して、降下速度が上昇す
るため胴壁部15′aの前記蓄積された材料に軸
方向のテンシヨンが加わつて、比較的肉厚の胴壁
部15′aは軸方向に延伸し、高さ対直径比が大
きい場合(例えば2〜3)でも、ほぼ均一な肉厚
の、かつ軸方向に分子配向した胴壁部15aが形
成される。第4図に示すように、胴壁部15aは
第1のプランジヤ1の側面1bと接触している。
従つて前期段階後(時点t2′後)の降下の後期
段階においては、胴壁部15a(第4図)は、形
成中の胴壁部15′aの延伸によつて供給された
材料と、両プランジヤの間から延出する若干の材
料によつて形成される。そのため降下が終了、す
なわち中空成形体15が形成された時点(第8図
のt4、第7図のd3に対応)では、第4図に示すよ
うに、胴壁部15aと下部キヤビテイの内面3b1
の間に空隙12が形成される。
なお成形中、下部キヤビテイ内面3b1および下
部プランジヤ2の上面2aは、図示されない内蔵
ヒータによつて当該プラスチツクの分子配向可能
温度下限より若干低い(通常約20〜50℃低い)温
度、例えばポリプロピレンの場合は約70〜100℃
に保持される。
上記押圧力の低下を、例えば圧力調節弁を用い
て急激に行なうと、その瞬間急激にプランジヤ
1,2の下降速度が増大して、胴壁部15′aの
前記蓄積された材料に瞬間的に急激にテンシヨン
が加わるので、延伸中に胴壁部15aが破断した
り、あるいは局部的に薄肉の部分が発生するなど
のトラブルを生じ易い。従つて押圧力の低下の速
度は、上記トラブルが発生しない上限以下の、か
つ生産性を高めるためなるべく高い値になるよう
に、電子式特性変換器23によつて設定制御され
る。なおd3が100mmの場合、t1よりt4までの時間は
通常約0.3〜1.5秒のオーダである。
その後上部プランジヤ1を上昇させると、第5
図に示すように、エア圧力によつてプラグ8が下
つて、プラグ8と導孔7の開口部間の隙間13よ
り加圧エアが吹出されて、中空成形体15は吹込
成形され(このさい若干の分子配向が行なわれ
る)、底壁部15bは下部プランジヤの上面2a
に、胴壁部15aは下部キヤビテイの内面3b1
密接して、分子配向可能温度より低い温度まで冷
却し、硬化する。そして第6図に示すように、フ
ランジ部11a、胴壁部11bおよび底壁部11
cを有する容器11が形成される。上記吹込成形
によつて胴壁部15aは、周方向にも若干分子配
向した胴壁部11bとなる。かつ胴壁部11bは
胴壁部15aよりもごく僅かに薄くなるが、その
肉厚はほぼ均一である。上部プランジヤ1が容器
11より出た後、押えパツド4および下部プラン
ジヤ2を上昇させて、ダイス3より容器11を抜
出す。以上のように上部プランジヤ1を上昇させ
ながら、つまり原位置に復帰させながら吹込成形
して、胴壁部15aを脹させるのであるから、吹
込成形終了後に上部プランジヤ1を上昇させる方
式に比べて生産速度が高い。
第9図は流量調節弁21の開度制御のための他
の実施例を示したものであつて、第1図と同符号
の部分は同様な部分を示す。26は加減速信号型
流量調節弁用パワー増幅器(例えば油研工業(株)、
AMET型)であつて、出力ONで比較的小電流i1
を出力し(第10図)、時点t2でリミツトスイツ
チ27がONとなると、内蔵されたリレーが作動
して、所定の勾配で出力電流が増大して、時点t3
で所定値i2に達し、時点t4でリミツトスイツチ2
8がONとなると、出力電流が0となるように構
成されている。なお圧力スイツチ31が動作をス
タートした時点t1で、圧力スイツチ31から発せ
られる信号32にもとづいてパワー増幅器26は
出力ONとなるようになつている。
t0は上部プランジヤ1が素材片10に当接した
時点である。下部プランジヤ2が下降して、下降
距離が第7図のd1に対応する距離に達すると、下
部プランジヤ2に固着された接触子30がリミツ
トスイツチ27をONにし、さらに下降して下死
点(第7図のd3点に対応する点)に達すると、リ
ミツトスイツチ28がONとなるようになつてい
る。パワー増幅器26の出力電流は流量調節弁2
1の開度を第1図の実施例の場合と同様に制御す
る。第9図の実施例における容器11が製造され
るプロセスは前述の第1図の場合と同様である。
本発明は以上の実施例によつて制限されるもの
でなく、例えば本発明者等が先きに特願昭57−
166642号において提案したように、押えパツドを
用いることなく、上部キヤビテイが短円筒状部と
その上端に連接する上拡りのテーパ部よりなり、
段差部が短円筒状部の下端に連接する環状凹部と
その内側の環状凸部よりなるダイスを用いて、素
材片の直径を短円筒状部の内径より僅かに大き
く、かつその厚さは短円筒状部の高さよりも小さ
くして、素材片を、上部プランジヤにより短円筒
状部に圧入(すなわち緊挿)することによつてダ
イス肩部に係合させてもよい。
さらに第2図〜第6図ではダイス3を固定し
て、押えパツド4を上下する構造で説明されてい
るが、本発明では押えパツド4を固定し、ダイス
3を上下に可動に構成して、プラスチツク素材片
10を押えパツド4の下部に導入した後にダイス
3および下プランジヤ2を上昇させて、プラスチ
ツク素材片10のダイスの肩部に係合させ、その
後、上プランジヤによつてプラスチツク素材片を
加圧してもよい。
本発明によれば、胴壁部の肉厚がほぼ均一で分
子配向した、高さ対直径比の大きい(例えば2〜
3)カツプ状プラスチツク容器を、胴壁部の破断
を招くことなく高い生産速度で製造することがで
きるという効果を奏する。
以下具体例について説明する。
具体例 第9図で第1の油圧シリンダー16と第2の油
圧シリンダー17の内径は各々100mmである。レ
リーフバルブ19の圧力設定値を45Kg/cm2とし
て、流量調節弁21の開度小の時の流量が13.5
/min、おなじく開度大の時の流量が100/
minとなるように加減速信号型流量調節弁用パワ
ー増幅器26を調整し、リミツトスイツチ27を
第2の油圧シリンダー17が上死点から15mm下降
した時にスイツチがONとなるように位置を調整
して取りつけた。
メルトフローインデツクスが5g/10分のポリ
プロピレンホモポリマーから成る厚み3mm、径60
mmのブランクをオーブンによつて145℃に加熱し
た後に、第9図の装置の上部キヤビテイ3aに載
置し、押えパツド4によつてブランクの周辺を押
え上部プランジヤ1を、降下させてブランクの中
心部を加圧した。
下部プランジヤ2の油圧シリンダー17内の圧
力は急速に高まり、予め45Kg/cm2よりもやや低い
圧力で信号を発生するように調整された圧力スイ
ツチ31の信号をONする。
圧力スイツチ31の信号により流量調節弁21
が開き、13.5/minの流量で下部プランジヤを
支承する油圧シリンダー17内の油が流れ、下部
プランジヤ2は降下する。下部プランジヤが上死
点から15mm降下した位置でリミツトスイツチ27
が入り、流量調節弁の流量を100/minに次第
に増加させ、下部プランジヤが深さ100mm降下し
た後に、リミツトスイツチ28によつて流量調節
弁の流量を0として、下部プランジヤ2と上部プ
ランジヤ1の動きを止めた。
その後上部プランジヤ1の底面より6Kg/cm2
圧力でエアーを導入しながら上プランジヤ1を引
き上げ、更に押えパツド4と下プランジヤ2を上
昇させ、平均胴壁厚み0.3mm、高さ95mm、内径52
mmの胴壁厚み分布の良好な透明な容器を得た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例である装置の説
明用図面、第2図、第3図、第4図、第5図、第
6図は第1図の装置を用いてプラスチツク容器が
製造される工程を示す要部縦断面図、第7図a,
bおよびcは、夫々第1図の装置の下部プランジ
ヤの下降距離と、ポテンシオメータの出力電圧、
電子式特性変換器の出力電圧、およびパワー増幅
器の出力電流の関係の例を示す線図、第8図a,
bは第1図における流量調節弁の開度、下部プラ
ンジヤの上面の位置および押圧力の時間的経過の
例を示す線図、第9図は本発明の第2の実施例で
ある装置の説明用図面、第10図は第9図の装置
における加減速信号型流量調節弁用パワー増幅器
の出力電流の時間的経過を示す線図である。 1……上部(第1)のプランジヤ、1b……側
面、2……下部(第2の)プランジヤ、3……ダ
イス、3b……下部キヤビテイ(第2のキヤビテ
イ)、3c……段差部、10……プラスチツク素
材片、10a……中央部、10b……周縁部、1
1……プラスチツク容器、11a……フランジ
部、11b……胴壁部、11c……底壁部、15
……中空成形体、15a……胴壁部、16……
(第1の)油圧シリンダー、17……(第2の)
油圧シリンダー、21……流量調節弁、22……
ポテンシオメータ(検出手段)、23……電子式
特性変換器(開度を制御された速度で大にするた
めの手段)、26……加減速信号型流量調節弁用
パワー増幅器(開度を制御された速度で大にする
ための手段)、27……リミツトスイツチ(検出
手段)、31……圧力スイツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 フランジ部、胴壁部および底壁部を有し、少
    なくとも該胴壁部が分子配向しているカツプ状プ
    ラスチツク容器の製造方法であつて、内径が該フ
    ランジ部の外径に実質的に等しい第1のキヤビテ
    イと、内径が該胴壁部の外径に実質的に等しい第
    2のキヤビテイを有し、第1のキヤビテイと第2
    のキヤビテイが段差部を介して接続するダイスの
    該段差部に、実質的に均一な厚さの平坦な、分子
    配向可能温度上限以下の温度の分子配向性のプラ
    スチツク素材片の、該フランジ部に対応する周縁
    部を係合させ、該底壁部にほぼ対応する中央部
    を、外径が該胴壁部の内径よりも若干小さい第1
    のプランジヤと、外径が、第2のキヤビテイの内
    径に実質的に等しい第2のプランジヤにより圧縮
    しながら第2のキヤビテイ内に導入して、第1の
    プランジヤと第2のプランジヤの間から延出する
    該プラスチツク素材片の材料により、胴壁部をほ
    ぼ分子配向可能温度に保持された第1のプランジ
    ヤの側面と接触するようにして形成することによ
    り中空成形体を形成し、そのさい該導入の前期段
    階において、該導入の速度を比較的低くし、かつ
    第1のプランジヤと第2のプランジヤによる圧縮
    力を比較的高めて、延出する材料を第1のプラン
    ジヤと第2のキヤビテイ内面間の空隙にほぼ充満
    するよう蓄積し、その後制御された割合で該導入
    の速度を高くし、同時に該圧縮力を低下させて、
    該蓄積した材料を延伸して該中空成形体の胴壁部
    を形成し、その後第1のプランジヤを復帰させな
    がら、該中空成形体の内部に加圧流体を送出し
    て、該中空成形体の胴壁部を脹ませ、該分子配向
    可能温度の下限より低い温度に保持された第2の
    キヤビテイの内面に接触せしめて冷却硬化するこ
    とを特徴とするカツプ状プラスチツク容器の製造
    方法。 2 フランジ部、胴壁部および底壁部を有し、少
    なくとも該胴壁部が分子配向しているカツプ状プ
    ラスチツク容器の製造装置であつて、該装置は、
    内径が該フランジ部の外径に実質的に等しい第1
    のキヤビテイと、内径が該胴壁部の外径に実質的
    に等しい第2のキヤビテイを有し、第1のキヤビ
    テイと第2のキヤビテイが段差部を介して接続す
    る固定ダイス、外径が該胴壁部の内径より若干小
    さい第1のプランジヤ、外径が該キヤビテイの内
    径に実質的に等しい第2のプランジヤ、プラスチ
    ツク素材片の該フランジ部に対応する周縁部を該
    ダイスの段差部に係合させた状態で、該底壁部に
    ほぼ対応する中央部を第1のプランジヤと第2の
    プランジヤにより圧縮しながら該キヤビテイ内に
    導入するための第1のプランジヤを駆動する第1
    の油圧シリンダー、第2のプランジヤに加わる力
    を受ける第2の油圧シリンダー、該導入の速度を
    制御するための第2の油圧シリンダーに接続する
    流量調節弁、該導入が所定深さに達した時点を検
    出する手段、および該検出手段の信号にもとづい
    て該流量調節弁の開度を制御された速度で大にす
    るための手段を備えることを特徴とするカツプ状
    プラスチツク容器の製造装置。
JP19603882A 1982-09-27 1982-11-10 プラスチツク容器の製造方法と装置 Granted JPS5985721A (ja)

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US06/480,308 US4519977A (en) 1982-09-27 1983-03-30 Method for making a plastic container
EP83302415A EP0106425B1 (en) 1982-09-27 1983-04-28 Method and apparatus of manufacturing a tubular plastic container
DE8383302415T DE3381137D1 (de) 1982-09-27 1983-04-28 Verfahren und vorrichtung zum herstellen eines rohrfoermigen kunststoffbehaelters.
US06/660,678 US4615928A (en) 1982-09-27 1984-11-20 Method and apparatus for making a plastic container and an improvement thereof

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5613123A (en) * 1979-07-16 1981-02-09 Sumitomo Bakelite Co Ltd Plastic vessel and manufacture thereof
JPS5624110A (en) * 1979-08-06 1981-03-07 Kishimoto Akira Manufacture and its device for hollow plastic body
JPS56118812A (en) * 1980-02-27 1981-09-18 Sumitomo Bakelite Co Ltd Manufacture of hollow container with thin material

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