JPS6358373A - 情報記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〕 本発明はマイクロフィルム等の情報記録媒体の画像を記
録するリーダープリンタなどの情報記録装置に関する。

（従来の技術） 従来、この種の装置としては、第９図に示すように、リ
ニアスライドポリウム９０により２画像を記録する際に
現像器に印加する現像バイアス電圧や、マイクロフィル
ムを照明するランプ光量を変化させ、画像濃度を調整す
るものがある。しかし、この場合には、ポリウム９０の
目盛と操作部９１の位置に、操作部９１の遊び等によっ
て必然的にずれが生じ、濃度調整の再現性が悪いという
問題点があった。また、ポリウム９０には、高精度のも
のを用いる必要があり、コスト高となっていた。さらに
、最近のリーダープリンタ等は。

ＣＰＵによってデジタル制御されるものが多く、この場
合ポリウムの値をデジタル値に変換するＡ／Ｄ変換器が
必要となり、更にコスト高となるという問題点があった
。

そこで、これらの問題点を解決するものとして、第１０
図に示すように、濃度制御電圧をスイッチ回路によって
切換え、この切換えられた値に対応したＬＥＤアレイ１
００により表示する複写機に用いられているものと同様
のものがある。

１記切換え操作は、濃淡キー１０１．１０２を押すこと
によって行なう、この場合には、濃度調整の再現性もよ
く、デジタル制御にも対応でき、リニアスライドポリウ
ム等の高価な部品を必要としないので、コストダウンが
可能である。

（発明が解決しようとする問題点） しかし、斯かる従来技術の場合には、マイクロフィルム
の画像を記録するプリンタでは、通常の紙原稿から複写
物を得る複写機と異なって、原稿となるマイクロフィル
ムの濃度範囲が著しく広く、濃度調整範囲を通常の複写
機より広範囲としなければならない、このため、ｅ度調
整のｌステップ当りの濃度変化４ｋが大きくなり、最適
の画像濃度が得られないという問題点があった。また、
１ステップ当りの濃度変化量を小さくした場合には、Ｌ
ＥＤの数を大幅に増やさなければならず、コスト高にな
ると共に大きな取付スペースを必要とし、又濃度調整操
作が煩雑になるという問題点がある。

本発明は、上記を末技術の問題点を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、広範囲でしかも
高分解能で画像濃度の調整を再現性よく行なうことがで
き、しかも低コストにて操作性の良い調整を実現できる
情報記備装りを提供することにある。

（問題点を解決するための手段） 上記の目的を達成するために、本発明は、情報記録媒体
の画像を記録する情報記録装置において、上記記録画像
の濃度を調整する画像濃度調整手段と、該画像濃度調整
手段によって調整された画像濃度を広い範囲に亘って粗
く表示する第１の濃度表示手段と、該第１の濃度表示手
段の表示間隔を細く表示する第２の濃度表示手段を備え
るように構成されている。

（作　用） 本発明においては、第１の画像濃度表示手段によって粗
く画像濃度を表示し、この表示された画像濃度の近傍を
、第２の画像濃度表示手段によって細く表示する。

（実施例） 以ドに本発明を図示の実施例に基づいて説明する。

第１図及び第２図は本発明に係る情報記録装置の一実施
例としてのマイクロフィルムリーダープリンタを示すも
のである。第１図において、Ｆは情報記録媒体としての
ロール状マイクロフィルム、ｌは投影ランプ、２は反射
鏡、３はコンデンサーレンズ、４は投影レンズ、５，６
，７．８は反射ミラー、９は投影スクリーンである。ま
た、１０．１１はＷいに９０°をなすように配設された
走査ミラー、１２は像記録媒体としての感光ドラム、１
３は感光ドラム１２のＬ方に配設され、その軸方向に沿
ったスリット１４を有するシャ−２ター基台、１６．１
６はシャッター基台１３トに艮手方向に沿って移動可能
に配設され、スリット１４の開口長を調節する第１のシ
ャッター板である。

１８はシャッター基台１３のＬ側に幅方向に移動可能に
配設され、スリット１４全体を開閉する第２のシャッタ
ー板である。上記走査ミラー１０．１１は矢印Ｆ又はＲ
方向に移動口８１となっており、通常は投影光路Ａより
矢印Ｆ方向に外れた位置に待避しており、プリント時に
Ｒ方向に移動して光路Ａ内のスタートポジションに位置
し、その後Ｆ方向に移動して光路ＢによりフィルムＦの
投影像をスリット１４を介して感光ドラム１２上に走査
露光する。この時、シャッター基台１３も走査ミラー１
０．１１と同期して移動する。

第２図はマイクロフィルムの検索部を示す配置図である
０図において、２０は供給リール、２１．２２はガイド
ローラ、２３．２４はフィルム移動通路を挟んで対設し
たガラス板、２５はキャプスタンローラ、２６はピンチ
ローラ、２７は巻取リール、２８はマーク検出器である
。供給リール２０及び巻取リール２７はフィルム緊張兼
巻取用モータ（図示せず）に連結され、キャプスタンロ
ーラ２５はフィルム駆動用モータ（図示せず）に連結さ
れている。

マイクロフィルムＦは供給リール２０と巻取リール２７
間に張り渡され、キャプスタンローラ２５の駆動により
巻取リール２７に巻取られ或いは供給リール２０に巻戻
される。

マイクロフィルムＦは、第３図に示すように、マイクロ
フィルムＦのコマ３０内にネガ画像が記録されており、
各コマの周辺が透明になっていて、このコマ３０の一側
透明部には不透明な検索マーク３１が記録されている。

フィルムＦは、ガラス板２３．２４の間を通過する際照
明装２！１゜２．３からの光によってコマ３０と検索マ
ーク３１が照明され、照明されたコマ３０の画像がスク
リーン９上に投影される。

マーク検出器２８は光電変換素子を有し、光電変換素子
と照明装ｆｆｌ　ｌ　、　２．３との間を検索マーク３
１が通過すると、光電変換素子に入射する光が検索マー
ク３１によって断続されることにより光電変換素子から
パルス信号が発生する。このパルス信号はマーク検出信
号として計数部に送られて計数される。

本実施例では、上記の構成に加えて、記録する画像の濃
度を調整する画像濃度調整手段と、該画像濃度調整手段
によって調整された画像濃度を、広い範囲にわたって粗
く表示する第１の濃度表示手段と、細く表示する第２の
濃度表示ｆ段を備えている。

第４図は操作パネルに設けられた画像濃度調整部及び表
示部を示すものである。４０．４１は画像濃度調整手段
の濃淡調整キーであり、該濃淡キー４０．４１を操作す
ることにより、後述するＣＰＵ５３を介して濃度調整回
路５６を作動させ、現像器（図示せず）に印加される現
像バイアス電圧及びランプｌの光量の一方又は双方を変
化させることにより１画像濃度を広い範囲にわたって細
い間隔で調整するためのものである。尚、この濃淡キー
４０．４１は、押している時間に関係なく、１回押すご
とに１段階ずつ濃度が変化するものでも、押している時
間に応じて連続的に濃度が変化するものでもどちらでも
よい、４２は第１の濃度表示ｆ段としての多数のＬＥＤ
４３を配列してなるＬＥＤアレイである。４４は第２の
濃度表示手段としての２桁の７−セグメント数字表示器
である。なお、上記ＬＥＤアレイ４２は、例えば７−セ
グメント数字表示器４４の数字がＯ〜９の時は一番左端
のＬＥＤ４３が点灯し、該表示器４４の数字がｌＯ〜１
９の時は左から２番目のＬＥＤ４３が点灯するようにな
っている。以下。

順次９９まで同様である。

第５図は制御系を示すブロック図である０図において、
４０．４１は前記濃淡キー、５０゜５１．５２はインタ
ーフェイス回路、５３はＣＰＵ、５４はＲＡＭ、５５は
ＲＯＭ、５６は濃度調整回路、４２は前記ＬＥＤアレイ
、４４は前記７−セグメント数字表示器である。

以上の構成において、本実施例に係る情報記録装置では
、次のようにして画像情報の記録が行なわれる。まず、
検索波ごに所望コマ番号を入力すると、検索指令によっ
てキャプスタンローラ２５が回転し、マイクロフィルム
Ｆが巻取リール２７に巻き取られる方向に移動しはじめ
る。フィルムＦ上の検索マーク３１は、マーク検出器２
８を通過するとき、マーク検出器２８内の光電変換素子
により読み取られ、マーク検出信号として検索回路の計
数器で計数されて、所望コマ３０の検索が行なわれる。

検索回路の詳細は特公昭４１−２６０号公報において公
知なので、ここでは説明を省略する。所望コマ３０の検
索マーク３１を検出すると、駆動系が停止してフィルム
が静止し、所望のコマ３０が投影レンズ４及び反射ミラ
ー５，６，７．８を介して投影光路Ａによりスクリーン
９上に投影される。

今、この投影像をプリントする場合は、まず濃淡キー４
０．４１を押して所望の画像濃度に設定する。すなわち
、第６図に示すように、初期設定を行なった後、Ｃキー
４０が押されたか否かを判別しくステップ■）、５＋−
−４０が押された場合にはステップ■に進み、押されな
かった場合にはステップ■に進む、ステップ■では、淡
キー４１が押されたか否かを判別し、押されなかった場
合にはＢに進み、押された場合にはステップ■で濃度り
がＯか否かを判別する。ＤがＯの場合はＢに進み、０以
外の場合は、ステップ■でＤ＝Ｄ−１の演算を行ない、
次にステップ■でＤを１０で割った余りが９か否かを判
別する。余りが９以外の場合はステップＯに進み、９の
場合には、Ｄを１０で割ったときの１０の桁の数プラス
２番目のＬＥＤを消灯しくステップ■）、更にＤをｌｏ
で割ったときの１０の桁の数プラス１番目のＬＥＤを点
灯する（ステップ■）。

また、前記のように濃キーが押された場合は。

ステップ■に進んでＤ−９９か否かを判別し。

９９の場合にはＢに進み、それ以外はステップ■に進む
、ステップ■ではＤ＝Ｄ＋　１を演算し、次にＤを１０
で割った余りが０か否か判別する（ステップｆＵ、余り
がＯ以外の場合はステップＯに進み、０の場合はステッ
プ■に進んでＤを１０で割ったときの１０の桁の番目の
ＬＥＤを消灯し。

更にＤを１０で割ったときの１０の桁プラス１番目のＬ
ＥＤを点灯する（ステップｏ）。

次に、ステップＯにおいてＤの数字を７−セグメント表
示器に表示した後、コピキーが押されたか否かを判別し
くステップＯ）、押されない場合はＡに、押された場合
は、コピーを実行（ステップ０）した後、Ａに進む、し
かして、上記濃淡キー４０．４１によって設定された画
Ｓ濃度は、ＬＥＤアレイ４２によって１０．２０，３０
．・・・というように粗く表示し、該ＬＥＤアレイ４２
の設定間隔の濃度を７−セグメント数字表示器４４によ
って・・・ｌ、・・・２．・・・３．・・・４というよ
うに細く表示する。その後、プリントボタン（図示せず
）を押して周知のプロセスによりマイクロフィルムＦの
所定領域の画像を転写紙上にプリントする。

このように、ＬＥＤアレイ４２によって設定された画像
濃度を粗く表示するので、操作者は、概略どの程度の濃
度に設定したのか容易に判別することができ、しかもＬ
ＥＤアレイ４２のｇＪ整間隔においては、７−セグメン
ト数字表示器４４に細く表示されるので、細い範囲にわ
たって操作者は所９１の画像濃度に調整することができ
る。

第７図及び第８図は本発明の他の実施例を示すものであ
り、前記実施例と同一の部分には同一の符号を付して説
１１すると、この実施例では第１の表示り段がＬＥＤア
レイではなくてアナログメータ７０によって構成されて
いる。そのため、第８図に示すように、ＣＰＵ５３で画
像濃度に対応するデユーティ比のパルス列を発生させ、
このパルス列をモ滑回路８０によりアナログ電圧に変換
して、アナログメータ７０を作動させるようになってい
る。その他の構成及び作用については、前記実施例と同
一であるのでその説明を省略する。

（発明の効果） 本発明は以」二の構成及び作用よりなるもので。

広範囲でしかも小さな間隔で操作性良く画像濃度の調整
を行なうことができ、しかも設定された画像濃度を細く
表示できるので濃度調整の再現性がよい、また、リニア
スライドポリウムや多数のＬＥＤ等を必要としないので
、コストダウンが可ず針となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る情報記録装置の一実施例としての
マイクロフィルムリーダープリンターを示す概略図、第
２図は同装首の検索部を示す概略図、第３図はマイクロ
フィルムを示すモ面図、第４図は画像濃度調整部及び表
示部を示すモ面図、第５図は制御系を示すブロック図、
第６図は制御系の動作を示すフローチャート、第７図は
他の実施例を示すモ面図、第８図は同実施例の制御系を
示す要部のみのブロック図、第９図及び第１０図は従来
のそれぞれ異なった例を示すモ面図である。 符　　号　　の　　説　　明 Ｆ・・・マイクロフィルム ４０．４１・・・ｅ淡キ− ４２・・・ＬＥＤアレイ ４４・・・７−セグメン１字表示器 ５３・・・ＣＰＵ　　　　　５６・・・Ｃ度調整回路特
許出願人　キャノン株式会社、１・“゛・□代理人　弁
理士　　１則　　良　　和　　信　、゛ノ′ 代理人　１ｐ理七　　奥　　［ロ　　規　　之　。 −ゴ 第１図 第２図 第３影１ ｉｔ怜↑マーク 第４図 第５図

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）情報記録媒体の画像を記録する情報記録装置にお
   いて、上記記録画像の濃度を調整する画像濃度調整手段
   と、該画像濃度調整手段によって調整された画像濃度を
   広い範囲に亘って粗く表示する第１の濃度表示手段と、
   該第１の濃度表示手段の表示間隔を細く表示する第２の
   濃度表示手段を備えたことを特徴とする情報記録装置。
2. （２）前記第１の濃度表示手段がＬＥＤアレイからなる
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の情報記録
   装置。
3. （３）前記第１の濃度表示手段がアナログメータからな
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の情報記
   録装置。
4. （４）前記第２の濃度表示手段が７−セグメント数字表
   示器からなることを特徴とする特許請求の範囲第１項乃
   至第３項いずれかの項に記載の情報記録装置。