JPS6358260A - IgM型抗体の測定法 - Google Patents

IgM型抗体の測定法

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JPS6358260A
JPS6358260A JP20396386A JP20396386A JPS6358260A JP S6358260 A JPS6358260 A JP S6358260A JP 20396386 A JP20396386 A JP 20396386A JP 20396386 A JP20396386 A JP 20396386A JP S6358260 A JPS6358260 A JP S6358260A
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antibody
igm
antigen
reaction
soln
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JP20396386A
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Inventor
Yoshihiro Yamauchi
芳裕 山内
Takayuki Imamura
隆幸 今村
Toshihiro Nakajima
敏博 中島
Ichiro Tsuji
一郎 辻
Masanori Unoki
宇野木 正憲
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Chemo Sero Therapeutic Research Institute Kaketsuken
Original Assignee
Chemo Sero Therapeutic Research Institute Kaketsuken
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 光Jトゲ机刊うL野 本発明は特定抗原に対するIgM型免疫グロブリンの検
出及び/又は定員法に関する。
bし米Jえ術−Uびその1】−点 免疫グロブリンには、I gG、  l gA、  [
gM、[gDおよびIgEの5種のクラスに分けられ、
J、i //の免疫グロブリンクラスの抗体は、ウィル
ス感染に対する免疫応答中に、多種多様な反応を示すこ
とが1口られているが、通常永続する免疫を残すウィル
スでは一次応答で規則的に恒常的なIgM免疫応答を誘
発することが知られている。これらのIgMクラスの抗
体:よ比較的早開に消退し、その後は持続性のIgGク
ラスの抗体に代わることが知られている。このように、
血清中のIgM抗体の存在は新しい感染(resent
 1nfection)を示す指標であり、その検出は
疾病の早1111に採取する個々の血清検体によって有
用な診断情報を提1%するものである。すなわち、 I
gMクラスの抗体測定は、所しいウィルス感染を最も早
く知ることのできる指標として臨床的にも非常にエサな
意義を侍っている。
このようなIgM!!2抗体を測定するため、既に教団
のウィルス抗原に対するIgM型抗体測定キットが市販
されている。現行のIgM型抗体測定キットでは、一般
にポリクローナル抗体を用いているために、特定抗原と
その特定抗原に対するモノクローナルを同時に添加する
ことにより測定時間を短縮することは、測定感度の低下
や精度を低下させる原因となり技術的に難しい問題があ
る。
その−例として、ヒトがB型肝炎ウィルスに感染したこ
とを最も早く知る場合に必要となる抗HDc−IgM抗
体の測定の場合を例にとって説明する。
B型肝炎はB型肝炎ウィルス(以下HBVと称する)に
より起こされる疾病であり、臨床的にも疫学的にも非常
に重大な問題を含むが、いまだ有効な治療対策が見いだ
されておらず、適切な対策の確立が要望されている。
H13Vは直径42nmの球型ウィルスであり、それぞ
れ別の抗原性をもつ外被(5urface)と芯(CO
「e)からなり、それぞれHB s抗原およびII B
 c抗JC(と呼はれている。さらにI−I B Vに
関連した抗原としてMagniusらが明らかにしたH
 B e抗原〔ジャーナル、イムノロジー(J、Imm
unology) 100,1017(+972))が
知られている。HI3 Vに関連した抗原・抗体系とし
ては、HB s抗原・抗体系、)IDC抗原・抗体系、
HB e抗原・抗体系がある。
B型肝炎ウィルス(HB V)感染においても、HI3
 c抗原に対するIgG、IgAおよびIgMクラスの
抗体が産生される。特にHBc抗体はH[3V感染の最
も信頼性の高い指標となる抗体であり、その中でも特異
的なIgM型HBc抗体の測定は、II B Vの一過
性感染の診断および初感染と持続感染との鑑別を行うう
えて大きな何周性が認められている。
このようなHBc抗原に対するIgM抗体測定用のキッ
トもすてに開発、市販されており広く臨床検査に用いら
れているが、現行の抗HBc−1gN1測定キットにお
いては、−次反応(抗ヒ)IgM抗体に検体を添加)、
二次反応(抗原添加)および三次反応(標識抗体添加)
とそれぞれ別々に反応を行うために反応終了までに約2
5時間を必要としており、これに代わって短時間で測定
可能なキットの開発が望まれている。
ル訃夏l力 本発明は、このようなIgM型抗体の測定における短時
間での抗体測定法を提供するものである。
これまでのIgM型抗体測定法において、二次反応での
抗原添加後、三次反応として標識抗体を添加していたの
にスJ L、て、本発明者らはこの標識抗体にモノクロ
ーナル抗体を用いろことによって、従来の二次反応と三
次反応を同時に反応させることを可能にした。すなわち
本発明は、この結果に基づく、正確な測定が短時間で可
能なIgM型抗体測定法を提供するものである。
発亙立1uXJiユ(μ」1社 本発明に従えば、固十〇に固定した抗IgM抗体と検体
を反応さぜることによって抗IgM抗体・IgM抗体複
合体を形成させ、改にこれに特定抗原す3よび標識モノ
クローナル抗体を同時に反応させた後、標識剤の活性を
測定することによって特定抗原に対するIgM型抗体の
検出または定量が可能となる。
さらに詳述すれば、本発明は、二重サンドイツチ法に基
づいた、固相免疫測定法を原理とし、その反応ステップ
としては、第一次反応として、抗+gM型抗体コートビ
ーズと検体との反応、第二次反応として、この抗IgM
抗体・IgM抗体複合体と、目的のIgM型抗体と抗原
抗体反応を示す特定抗原との反応、及びこの特定抗原に
文、jする標識モノクローナル抗体との反応を同時に行
い、その後標識剤の活性測定を行うことによりI!f定
抗原に対するIgNI型抗体を測定するステップより構
成される。
これらの各反応ステップの基本的な原理として、まず−
次反応で、検14:中にIgM型抗体が存在゛rれは、
これらすべてのIgM型抗体が、同社1ビーズに結合し
た抗IgM抗体と結合する。その1応二改反応で、これ
らの中で特定抗原に対するIgへ1型抗体のみが、添加
された特定抗原と結合し、さらにこれに標識モノクロー
ナル抗体が結合し、抗原・抗体決合体を形成する。さら
にこの複合体の標識剤を測定することにより、検体中の
特定抗原に対するIgM型抗体を検出することができる
このような測定系の標識剤としては、酵素標識のものと
放射性同位元素標識のものが一般に使用されているが、
放n・1性向位元素を用いた測定キットは、使用の際に
法的なル1限があり、使用する施設や、法的な手続きが
必要となるために、誰でも手軽に使用するという点ては
問題がある。これに較へて酵素標識の測定系では、その
ような制限がないことから、特別な施設も必要とせず、
しかも安全に使用することが可能である。本発明では、
短時間でのより手軽なTgM型抗体測定法を提供するこ
とにおいて、標識剤として酵素を用いることが望ましい
本発明によれば、これを応用した一例として、B型肝炎
ウィルスに感染した場合の抗HBc−IgM抗体の測定
において、特異性の高い抗HBcモノクローナル抗体を
標識抗体として用いることにヨッテ抗II IJ c 
−1z %1抗体ノ測定カ月時間−Ciif rIUと
なる。またIt r3 c抗体の測定においては、II
 [3C抗体を測定するために必要となるH [3c抗
原が流血中には存在せずにHB Vに感染したヒト肝臓
からしか得られないために、HT3 c抗原採取の「7
には常に危険性を伴うとともに、その安定供給にも問題
があった。その影響とじてこのような抗11Bc−Ig
M抗体測定キットが高価になる結果となっていたが、本
発明の技術に紺換え技術を用いて、II B c抗原を
多量に安定的にしかも低コストで供給し、さらにこれを
用いてマウスを免疫して得られたモノクローナル抗体を
用いることによって、その結果従来の抗HB c −[
g M抗体の測定法と比較して大幅な測定時間の短縮と
低コストでの測定を可能にする抗HB c −1g M
抗体の測定が可能となる。
以下、本発明の構成を、さらに詳細に説明する。
(1)抗IgM抗体固定化固相の調製 血清から分離、精製したIgM抗体をヤギ等に免疫して
得られた抗IgM抗体(商業的にも人手可能)を、通常
の抗体精製法、たとえば塩析やイオン交換クロマトグラ
フィー等を用いて出来るだけ高純度に精製する。
次にポリスチレンビーズを常法により、グルタルアルデ
ヒド処理し、適当な緩衝)αたとえばPBS等で希釈し
た溶液中で、この抗ヒMgM抗体をポリスチレンビーズ
にコーティングする。
(2)2次反応用特定抗原の調製 2次反応に用いろ、測定したいTgM抗体に対する抗原
は、ウィルスおよびウィルスに感染している組織から分
離された抗原や、遺伝子組換え技術を利用して合成され
たウィルスの抗原を、通常の精製法たとえばイオン交換
クロマトグラフィー、各種のろ過、密度勾配遠心等を用
いてできるだけ高純度に精製することが必要である。ま
たこの精製された抗原を用いてモノクローナル抗体を調
製するために均一な抗原に調製することが必要である。
たとえば抗[(13cmIgM抗体の測定に用いる抗原
としてI−(B c抗原を調製する場合には、H131
/に感染したヒトの肝臓からIf B c抗原を抽出し
HF2 c抗原を精製することも出来ろが、その場合、
前に述べたように作業に危険性を1¥い、更に11BC
抗原の供給に量的な制約があることから、遺伝子Z(I
換え技術を利用して11 B c抗原を調製することが
望ましい。遺伝子組換え技術を利用することに上って、
これまでのような量的な制約を受けず、均一なHB c
抗原を安定に供給することが可能となり、しかも従来の
ような危険性を伴うこともなく安全に低コストてHBc
抗原を調製することができる。その場合、II B c
抗原発現プラスミドの構築において、HB c抗原をコ
ードするDNA断片のみを用いることによって、組換え
体中に池の)[B V構成成分を含まないHB c抗原
産生能を持つ切換え体を11;ることかてさ、その後の
II B (抗原の精製が容易になる。このことは下記
に述べるモノクローナル抗体の調製においても、特異性
の高いモノクローナル抗体を1:#るのに有fすである
(3)特定抗原に対するモノクローナル抗体の調製・ν
本発明の測定系で使用する、1+1定抗原に対ノ゛ろモ
ノクローナル抗体は、上述した2次反応用特定抗原を用
いて、通常のモノクローナル抗体の調製法に従って作製
する。すなわちこの抗原をマウスに免疫して得たマウス
牌臓細胞とマウスミエローマ細胞を融合し、さらにクロ
ーニングして11;られたハイブリドーマについて抗原
に対する特異性を調べ、目的の抗原に対して特異性の高
いものを選択する。さらにその選択したハイブリドーマ
を人工培地あるいはマウス腹腔内で増殖させることによ
って目的の抗原に対するモノクローナル抗体を得る。
このモノクローナル抗体に酵素を結合させコンジュゲー
トとし・、本測定系の標識モノクロナール抗体として使
用する。結合させる酵素としてはアルカリフォスファタ
ーゼ、グルコースオキシダーゼ、ペルオキシダーゼおよ
びβガラクトシダーゼ等がその例としてあげられる。
(・1)目的の特定抗原に対するIgM型抗体の測定あ
らかしめ生理食塩水で適当な1度になるように希釈した
検体を試験管に入れ、これに上述した抗IgM抗体結合
ビーズを1個加えて37℃前後で1時間振盪保fWする
。保温後、溶液を吸引除去後、蒸留水で3回程度洗浄し
、上述の抗Jグ液を添加する。さらにこの抗原に対する
標識モノクローナル抗体を同時に添加し37℃前後−C
2時間はと振盪保温する。その後反応溶液を吸引除去し
、蒸留水で再び3回程度洗浄した後、別の試9管に固相
ビーズを移し変える。さらに標識した酵素にあう基質m
液を添加し、暗所で37℃前後で約30分間反応させ2
Nの硫酸水溶1α等で反応を停止させる。各検体中の基
質の変化を、用いた基質の吸光度にあった波長で測定す
る。判定は同時に測定する陰性コントロールの平均値を
求め、 〔陰性コントロールの平均吸光度十標準偏差×
3〕を陰性、陽性の判定境界値とする。
以下、本発明をHB c −I g M型抗体の測定法
:こおけるシil 81例および実施例を例にとって更
に詳細に説明するが、本発明は、他のウィルス感染時に
生しるIgM型抗体の測定にも同様に適用できる。
匠Ml (1)抗ヒ)IgM抗体コートビーズの調製ヒトIgM
抗体をヤギに免疫して得られた抗ヒ1−IgM抗体を含
むヤギ血清を33%飽和硫安で塩析し、これを遠心分前
(9000rpm、20分)して得られた沈澱物をリン
酸ナトリウム緩衝1α(0,0+?5M、 11110
.3)に溶解後、同緩衝液にス1し4℃−夜透析した。
透析後これを遠心分it (3000rpm 、 10
分)して不溶解物を除去したのち、同緩衝液とDE−5
2ゲルを用いてイオン交換クロマトグラフィーを行い、
素通り画分を回収することによって抗ヒトIgM抗体を
精製した。このようにして得られた抗IgM抗体ヲP 
B S (0,15M) テ希釈L10μs/m1に調
製した。
ポリスチレンビーズ(直径0.25インチ)を常法によ
りグルタルアルデヒド処理した後、これに上記のように
して調製した抗ヒトIgM抗体を1%BSAを含むPB
Sで・1℃、48時間処理することにより結合させた。
(2)■換えHB c抗原の調製 T、 Maniatis ら著rMolecular 
CloningJ COI(1Spring 1lar
bor Lab、 +982記載の技術に1fい、II
BVのDNA配列を含むプラスミドpHBV (特願昭
57−145093号を参照)を制限酵素Rsalおよ
びXholで消化し、HBc遺伝子を含むDNA断片を
得た。さらにこれを5allで消化し約600bpのブ
レC領域が除かれたH B C遺伝子断片を得た。これ
を酵母由来のプロモーターを含む大腸菌−酵母シャトル
ヘクターのプロモーター下流に正しい方向で組み込み、
I−I B c発現用プラスミドを構築した。これを酵
母菌サツカロミセス・セレビシェA H22[a Ic
u2 his4 cant(Cir1)](黴工研条寄
第312号)に上記の特許出願に記載の方法と同様にし
て形質転換させることによりII B c抗原産生能を
有する形質転換酵母を得た。
この形質転換酵母を常法により培養した後、遠心分離に
より菌体600gを分離し、これに50mMリン酸緩f
4i ill 3U (pH7,2)を加えて、GOO
Kg/cm’の圧力で約3時間マントンゴーリン破砕機
にかけ、菌体を破砕した。この菌体破砕液に酢酸をp 
II 5 、4になるように添加し、4°C930分間
処理し遠心分シ1により沈澱を除いた。さらに終濃度2
.5Mになるように硫安を添加し一夜放置後、遠心分離
により沈澱を回収した。これを10mMリン酸緩衝液、
50mMJ、g化カリウム(pl+7.3)に対して透
析を行った後、DEAEセルロースカラムに吸着させ、
塩化カリウム濃度勾配緩衝液を用いてHBc抗原抗原ク
ラクシコンめた。これをさらに限外ろ過、しよ糖密度勾
配遠心、塩化セシウム超遠心を行い、濃縮、精製された
Ht3c抗原を得た。
(3)標識抗HB cモノクローナル抗体の調製上記の
ように精製した絹換え酵母由来HBc抗原をP B S
 (0,05M)で透析した。この組換えHBC抗原1
00μmにフロイント完全アジュバント(ディフコ社製
)を添加しl011g/mlに調製し、曲中水滴型とし
たものを、BALB/Cマウス(1!!、4〜5週令)
に接種し、基礎免疫を行った。その10日後、紐換えH
B c抗原100μmにフロイントの不完全アジュバン
ト(ディフコ社製)を添加し同様に調製した抗原を接種
し、追加免疫を行った。その2週間後、同抗原を再び接
種し、さらに追加免疫を行った。
上述のごとく免疫して得たマウスの牌臓細胞を以下、通
常の方法、例えは渡辺武監1:)「ハイブリドーマ法と
モノクローナル抗体j p20〜p29  R&Dプラ
ンニング社 1982  に記載の方法によりマウスミ
ff、 D−マ細胞(P3−X63−Ag8−IJI)
と融合させ、これをクローニングして組換えII B 
c抗原に対する特異性モノクローナル抗体を産生ずるハ
イブリトーマを得た。これをマウス腹腔内で増殖させろ
ことによって抗HB c抗原モノクローナル抗体な肖た
このモノクローナル抗体に標識剤となる酵素をP、 K
、 Nakane、 A、 Kawaai、 J、 H
iatocl+em、Cytocl+、22(12)、
1974.1084−10!jlの方法に従って調製し
た。
すなわちワサビペルオキシダーゼ(l(RP)I(ln
gを 0.3M NallC032mlに溶解し、2z
フルオロジニトロヘンゼンのエタノールl i夜0.1
mlを加え、室温で1時間反応させた。次に0.3M過
ヨーソ酸(d液を加え、4℃で30分反応させた後、0
.32Mエチレングリコール溶?&1.O+alを加え
、0℃でさらに1〜;3時間反応さすた。その後、0 
、05M炭酸緩衝液(pH9,5)で平衡化したセファ
デックスG−25を用いて分画を行い、アルデヒド化H
RPを得た。このアルデヒド化HRPM液に上記で調製
したHBc抗原特異性モノクローナル抗体10mg/m
lを11加え、4℃で一夜反応させ、N a B tl
 aで還元処理し、PBSて透析した。透析後セファデ
ックスG−200でゲルろ過し、II RP標識モノク
ローナル抗体を得た。なおフラクションの確認は吸光光
度計を用い、280nmでタンパク質を、403nmて
ペルオキシダーゼ量を測定した。
幻l (り抗HB c −1g M抗体の測定生理食塩水で5
018に希釈した検体10μmと検体希釈液200μm
を試験管に入れ、これに前にfA製した抗ヒトIgM抗
体コートビーズを1個加え、37℃で1時間+1[して
検体中のIgM抗体をビーズに吸着させた。;容iαを
吸引除去後、蒸留水で3回洗浄し、上述のH13c抗原
液200μmとペルオキシダーゼ環識抗HB cモノク
ローナル抗体200711を加え、さら;こ37℃で2
時間賑盪した。反応後、溶)αを再び吸引除去し、蒸留
水で3同法79シた後、別の試験管に固相ビーズを移し
付え、これに0.01%11202を含む0−フェニレ
ンジアミン2HCIi液1mlを加え、暗所で37℃、
30分間放置し、その後2N硫酸水溶液1mlを加えて
反応を停止させた。
各試験管の492nmにおける吸光度を分光光度計によ
り測定した。
測定における陽性コントロールとなる抗II B (用
gM抗体陽性検体として、I3 !!:!肝炎初感染患
者から採取した血清を使用した。一方、陰性コントロー
ルとなる抗HBc−IgM抗体陰性(検体は(lI常人
から得られた血清を使用した。本発明の測定法に従い、
コントロール血清と検体について測定を行った場合と、
従来の市販品の抗HBc司g %i抗体測定キットを用
い、従来の3ステツプ(二次反応て)[B c抗原を加
えた後、三次反応てIr1s Xa抗体を添加する方法
)で同じ検体を測定した場合の吸光度および1.1定結
果を第1表、第2表に示し、た。
第1表 コントロール血清測定値(吸光度) 陽性対照  陰性対照    判定境界値本測定法  
   1.086   0.046     0.31
?従来法(市販品)   0.912   0.084
     0.312備考:判定境界値は陰性対照、陰
性対照より算出したもの第2表 検体の測定結果(吸光度および判定) 臨床検体      本測定法      従来法(市
販品)に0.     吸光度 判定結果    吸光
度  判定結果1      1.347    (1
)      1.243    (1)2     
 0.0515   (−)      0.074 
   (−’13      1.482    (1
)      1.136    (1)4     
 1.425    (1)      1.412 
   (1)5      0.064    (−)
0.093    (・−)備考:(1)は陽性、(−
)は陰性の判定結果を示すさらに抗1(Bc−IgM抗
体陽性検体22例、陰性検体・11例の計63例の臨床
検体の測定において、現在市販されている抗++13c
mIgM抗体測定キットと本発明の測定法を用いて測定
した結果を第3表に示した。
第  3  表 測定結果(検体数) 本発明による測定法は、現在市販されている;3ステツ
プの抗HBc−[gM抗体測定試葉による測定法に比べ
て、HI3c抗原添加および酵素標識抗体の添加を同時
に行い反応ステップを1スデップ減らすことに加え、さ
らに各反応時間の短縮も行っており、その結果として大
幅に測定時間を>IJ縮している。しかもこれらの表が
ら判るように、本測定法による結果は、従来の測定法に
よる場合と比較して各検体の吸光度およびそのt++定
において;i何ら労る結果はなく、本測定法が短時間で
かつ有効な抗+1 Bc −1g M抗体iU’l定法
であることが確認された。
このように本発明によれば、抗!lBcigM抗II:
 ;fill定法の場合に確認されたように、曲のウィ
ルス感染11テにおけるIgM型抗体の測定においても
同(玉に、短時間で正「αなIgM型抗体を測定するこ
とができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)特定抗原に対するIgM型抗体の検出または定量
    を行うにあたり、固相に固定した抗IgM抗体と検体を
    反応させて抗IgM抗体・IgM抗体複合体を形成させ
    、次にこの抗IgM抗体・IgM抗体複合体に特定抗原
    及び特定抗原に対する標識モノクローナル抗体を同時に
    反応させた後、標識剤を検出または定量するIgM型抗
    体の測定法。
  2. (2)標識モノクローナル抗体が酵素で標識されている
    前記第(1)項記載のIgM型抗体の測定法。
  3. (3)特定抗原がB型肝炎ウィルスコア抗原(HBc抗
    原)である前記第(1)項記載のIgM型抗体の測定法
  4. (4)B型肝炎ウィルスコア抗原(HBc抗原)が遺伝
    子組換え技術を用いて調製されたものである前記第(3
    )項記載のIgM型抗体の測定法。
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