JPS635795Y2 - - Google Patents

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JPS635795Y2
JPS635795Y2 JP1982082799U JP8279982U JPS635795Y2 JP S635795 Y2 JPS635795 Y2 JP S635795Y2 JP 1982082799 U JP1982082799 U JP 1982082799U JP 8279982 U JP8279982 U JP 8279982U JP S635795 Y2 JPS635795 Y2 JP S635795Y2
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JP
Japan
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head
screen
liquid
porous material
foam
Prior art date
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JP1982082799U
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English (en)
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JPS58186858U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は発泡散布装置における発泡ヘツド、更
に詳しくは、例えば防腐剤や白あり駆除剤などの
液剤を発泡させて散布する装置に用いられるヘツ
ドであり、別々に供給される液剤と空気とを混合
させると共に泡沫として吐出する発泡ヘツドに関
するものであつて、主な目的とするところは発泡
効率がよくて泡沫を円滑に吐出させることがで
き、施工場所の隈々迄容易に泡沫を送り込むこと
ができる発泡ヘツドを提供することである。
本考案を以下図に示す実施例に基いて詳述す
る。本発明に係る発泡ヘツドは、後部に夫々空気
取入口2と液剤取入口3とを有する筒体1と、筒
体1の前部開口を塞ぐ通気性を有するスクリーン
4とを備え、上記スクリーン4と、このスクリー
ン4に向けて開口する上記液剤取入口3と上記ス
クリーン4との間に位置する拡散フイン26はフ
エルトのような微少な通気間隙が全体に亘つて略
均一に分散する多孔質材5とこの多孔質材5の一
面の全面に亘つて密接する剛性を有する網体6と
より成り、多孔質材5が網体6によつて保持され
て筒体1前部の開口に取着されたことを特徴とす
るものである。この発泡ヘツドAは、第1図に示
すように、フレーム10上に載置したポンプ11
とフアン12とに夫々給液ホース13と給気ホー
ス14を介して接続され、液剤と空気とが別々に
ヘツドA内に供給される。フレーム10上にはこ
の他液剤を貯えるタンク15が備え付けられる。
またフレーム10には車輪16が取着されてお
り、フレーム10の一端より延出するハンドル1
7を持つて手軽に移動できる。ポンプ11及びフ
アン12はエンジン18によつて同時に駆動さ
れ、ポンプ11はタンク15から液剤を吸い込ん
では上記の給液ホース13によつて液剤を発泡ヘ
ツドAに送り出し、フアン12は上端の吸気口1
9より空気を吸引してはこれを給気ホース14を
通して発泡ヘツドAに送り出す。この発泡ヘツド
Aを構成する筒体1は、第3図に示すように、前
面が大きく開口し、後端が絞られたラツパ形状に
成形され、後端に突出する筒部を空気取入口2と
し、この空気取入口2に上記の給気ホース14が
接続される。一方、液剤取入口3としては、同図
に示すように、L形パイプ20が用いられ、1片
が筒体1の後部側壁を貫通しナツト21によつて
筒体1に保持され、筒体1外に突出して筒体1の
口軸と略平行に並ぶ部分に上記の給液ホース13
が接続される。このL形パイプ20の他端は筒体
1内でカツプ24に接続され、カツプ24を筒体
1内の定位置に保持する。カツプ24はその閉塞
面を空気取入口2に向け筒体1と同軸上に位置
し、L形パイプ20を通して送られる液剤の流れ
方向を変え筒体1内の前方に向けて送り出す。こ
のカツプ24の前方にはボルト25によつて拡散
フイン26が固定され、カツプ24より飛び出す
液剤を、筒体1内に流れる空気中に分散させて霧
化させる。筒体1は図に示すように、前面開口が
長方形となつた扁平形状に成形されており、上記
カツプ24とスクリーン4との間に対応する筒体
1内にはガイド板30が配設され、上記の霧化さ
れた液剤を含む空気を円滑にスクリーン4に案内
する。ガイド板30は筒体1内の底部に位置する
底板31の両側より側板32が上方に延出する断
面略コ字状に成形される。多孔質材5は裏面をガ
イド板30前端に密接させて金属製の網体6とガ
イド板30との間に配置される。多孔質材5と網
体6とは周縁を額縁33に保持させており、この
額縁33から延出する舌片34をボルト35によ
つて筒体1に固定することにより、両者が同時に
筒体1の開口に取付けられる。多孔質材5として
は上述のフエルトの他、発泡合成樹脂のように全
体に亘つて均一に微小孔が分散したものが用いら
れる。筒体1内で霧化されて空気中に混合した液
剤は多孔質材5を通過する間に更に空気と混合し
て空気を内部に取り込んで発泡し、泡沫となつて
多孔質材5から網体6を通して外部に吐出される
ものであり、この発泡過程に大きな風圧を受ける
多孔質材5は網体6によつて定位置に保持され
る。このようにして、液剤を発泡させて使用する
のは、例えば、第5図に示すように、床下に白あ
り駆除液のような薬剤を散布する場合に効果的で
あり、同図に示すように、畳40を上げて床下に
発泡ヘツドAを位置させ、前述のポンプ11及び
フアン12を駆動することにより、薬剤が泡沫P
となつて床下の隅々迄行き亘る。上記の液剤とし
ては用途に適した薬剤の水溶液に起泡剤を添加し
て調整され、タンク15内に充填される。尚、本
考案の発泡ヘツドAは上記の実施例のみに限定さ
れるものではなく、第6図と第7図及び第10図
に示す構造のヘツドが必要に応じて使用される。
第6図に示すヘツドBは、泡沫を例えば床板など
に設けた小さな開口のような使い箇所を通して所
定箇所に散布する構造のものであり、筒体1の前
面に筒体1と同形状のラツパ管41を取付け、多
孔質材5及び網体6を通過した大泡沫をラツパ管
41によつて絞り込み、先端の吐出管42を返し
て外部に吐出させる構造となつている。第7図に
は、更に他の実施例として、前端の全周面から泡
沫を吐出させる構造の発泡ヘツドCが示され、こ
のヘツドCは上記カツプ24を有するラツパ状の
筒体1と、筒体1の前面に取着されるエンドプレ
ート45及び両者の間に装着される筒状のスクリ
ーン4とより構成される。このスクリーン4は上
記の多孔質材5でできた筒体の外周を網体6で覆
つて形成され、筒体1と同軸上に配置される。カ
バープレート45は筒体1の前面開口に配設した
ステー46へボルト47によつて固定され、筒状
のスクリーン4の前端開口を塞ぐ。従つて、筒体
1内に供給される空気と液剤が混合した後に、こ
の混合物は流れの向きを変え、スクリーン4を通
してヘツドCの全周から泡沫となつて吐出され
る。またカバープレート45の内方にはバツフル
板49が設けられ、泡沫の形成及び吐出能を高め
るようになつている。この構造のヘツドCは、例
えば、第8図及び第9図に示すように、床板50
の開口を利用して上方から床下に突出させて使用
され、床下全域に発泡した液剤を散布する。尚、
上記実施例では、白あり駆除用のような薬剤を泡
沫にして床材に散布するのに発泡ヘツドを利用し
た例を示したが、本考案に係る発泡ヘツドは、そ
の他発泡による散布に適した各種の液剤の散布に
適している。
本考案は以上のように、フエルトのような微小
な通気間隙が全体に亘つて略均一に分散する多孔
質材とこの多孔質材の一面の全面に密接する剛性
を有する網体とでスクリーンが形成され、このス
クリーンによつて空気及び液剤が個別に供給され
る筒体の前部開口が塞がれているため、筒体内で
一先ず空気と混合した液剤が多孔質材を通過する
間、更に多量の空気と接触して空気を内部に取り
込んで発泡し、泡沫となつてヘツドより吐出され
るものであり、従つて別々に筒体に供給される液
剤と空気とをヘツドで発泡させると同時にこれを
吐出させることができ、ヘツドだけを必要箇所に
持ち込むことにより、狭い場所でも容易に発泡に
よる液剤の散布を行うことができるという利点が
ある。しかも、液剤取入口からスクリーンへと向
かつて飛び出す液剤が拡散フインにあたることで
分散霧化してスクリーンの全面に供給されるよう
になつているために、液剤が空気中に分散してい
ること、スクリーンの全面に供給されることによ
つて、スクリーンによるところの発泡がきわめて
高い効率でなされるとともに、発泡倍率も高くな
つているものであり、この点においても良好な液
剤の散布を行なえるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る発泡ヘツドを用いる発泡
散布装置を示す斜視図、第2図は同上の装置を示
す一部省略概略正面図、第3図は同上の発泡ヘツ
ドの縦断面図、第4図は同上のヘツドの側面図、
第5図は同上のヘツドの一使用例を示す概略図、
第6図及び第7図は夫々本考案の他の実施例を示
す縦断面図、第8図及び第9図は夫々第7図に示
す発泡ヘツドの一使用例を示す概略図であり、 1は筒体、2は空気取入口、3は液剤取入口、
4はスクリーン、5は多孔質材、6は網体であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 別々に供給される液剤と空気とを混合すると共
    に泡沫として吐出させるためのヘツドであり、後
    部に夫々空気取入口と液剤取入口とを有する筒体
    と、筒体の前部開口を塞ぐ通気性を有するスクリ
    ーンと、このスクリーンに向けて開口する液剤取
    入口と上記スクリーンとの間に位置する拡散フイ
    ンとを備え、上記スクリーンはフエルトのような
    微少な通気間隙が全体に亘つて略均一に分散する
    多孔質材とこの多孔質材の一面の全面に亘つて密
    接する剛性を有する網体とより成り、多孔質材が
    網体によつて保持されて筒体前部の開口に取着さ
    れた発泡散布装置における発泡ヘツド。
JP8279982U 1982-06-03 1982-06-03 発泡散布装置における発泡ヘツド Granted JPS58186858U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8279982U JPS58186858U (ja) 1982-06-03 1982-06-03 発泡散布装置における発泡ヘツド

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JP8279982U JPS58186858U (ja) 1982-06-03 1982-06-03 発泡散布装置における発泡ヘツド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58186858U JPS58186858U (ja) 1983-12-12
JPS635795Y2 true JPS635795Y2 (ja) 1988-02-17

Family

ID=30091837

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JP8279982U Granted JPS58186858U (ja) 1982-06-03 1982-06-03 発泡散布装置における発泡ヘツド

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5563792B2 (ja) * 2009-08-05 2014-07-30 地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所 発泡装置
JP2013162766A (ja) * 2012-02-10 2013-08-22 Semco Co Ltd 薬剤送出装置及び薬剤送出装置を用いた薬剤の散布方法

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JPS56252B2 (ja) * 1975-09-20 1981-01-07

Family Cites Families (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS599706Y2 (ja) * 1979-06-15 1984-03-27 株式会社丸山製作所 フオ−ムミストノズル

Patent Citations (1)

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JPS56252B2 (ja) * 1975-09-20 1981-01-07

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JPS58186858U (ja) 1983-12-12

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