JPS6357884B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6357884B2
JPS6357884B2 JP16045781A JP16045781A JPS6357884B2 JP S6357884 B2 JPS6357884 B2 JP S6357884B2 JP 16045781 A JP16045781 A JP 16045781A JP 16045781 A JP16045781 A JP 16045781A JP S6357884 B2 JPS6357884 B2 JP S6357884B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer diameter
line speed
specific point
cable
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16045781A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5861515A (ja
Inventor
Shuji Akizuki
Hideo Sano
Koji Kobuchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Cable Works Ltd
Original Assignee
Fujikura Cable Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Cable Works Ltd filed Critical Fujikura Cable Works Ltd
Priority to JP16045781A priority Critical patent/JPS5861515A/ja
Publication of JPS5861515A publication Critical patent/JPS5861515A/ja
Publication of JPS6357884B2 publication Critical patent/JPS6357884B2/ja
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  • Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は絶縁材料を導体上に押し出して被覆
電線を製造するラインにおいて、被覆電線の外径
を制御する方法に関するものである。
従来、導体上に絶縁材料を押し出し加硫させて
被覆電線を製造するために、ケーブル連続加硫装
置などが使用されている。この被覆電線(以下ケ
ーブルという)の製造ラインにおいては、被覆の
厚さや偏心率、外径などを適時測定して、その結
果により、ラインの走行速度あるいは絶縁材料を
押し出す押出機のスクリユー回転を調整して、被
覆の厚さなどを一定のレベルに合わせる必要があ
る。この場合、ケーブルの外径測定器は、被覆直
後のケーブル外径を検出できるように、押出機の
直後に設置することが理想であるが、一般にカテ
ナリー型連続加硫装置(以下CV機という)のよ
うに、製造ラインが100メートルを越える場合で
あると、例えば100メートル前後の長いパイプを
通過してからでないと、ケーブル外径を測定する
ことはむずかしい。したがつて、外径測定後に、
その結果に基づいて直ちにラインの走行速度の調
整を行つたとしても、制御に遅れが生じ、満足な
制御特性が得られないばかりでなく、ハンチング
を起こす危険性がある。
この発明は前記背景に基づいてなされたもの
で、導体上の特定点が押出機を通過した際のライ
ン速度を記憶し、次いで連続加硫装置からケーブ
ルが引き出されて、特定点が外径測定器を通過し
た際の外径を求めるとともに、ケーブルの特定点
をサンプル測定して最小設定外径に対応した基準
速度を求めて、この値にラインの走行速度を設定
することにより、最小設定外径のケーブルを製造
するようになし、1回の調整でラインの走行速度
を設定し得るようにして、品質の向上と製造コス
トの低減を図ることを目的とするものである。
以下、この発明を図面を参照して説明する。
第1図は、この発明をCV機に適用した場合の
一実施例を示すもので、まず、全体構成について
説明する。
被覆が施されるべき導体1を送出機2によつ
て、計尺装置3を介してCV機4の押出機5に送
りこみ、押出機5によつて例えば、ポリエチレン
樹脂などの熱可塑性未架橋材料を導体上に押し出
し被覆して、加硫筒6で加熱加硫(架橋)して冷
却した後、引取機7によつて被覆電線(ケーブ
ル)8を巻き取るとともに、引取機7の付近で外
径センサ9aによつて外径を検出し、外径測定器
9によりケーブル8の外径を算出する。
そして、前記送出機2は、ライン速度設定機1
0によつて駆動モータ11の回転数を調整後、減
速ギヤ12を介して駆動せしせられるようになつ
ており、また、前記押出機5は、押出量設定器1
3でスクリユーモータ14の回転数を調整するこ
とによつて絶縁材料の押出量が調整されるように
なつている。また、スクリユーモータ14の回転
数は、回転数検出器15によつて検出されて、ラ
イン速度設定器10に伝達され、絶縁材料の押出
量に対応して導体1の走行速度、すなわちライン
速度が同調される構成となつている。
また、ライン速度設定器10(あるいは必要に
応じて押出量設定器13)は、例えば中央処理装
置などのコンピユータ機能を有する制御装置(以
下CPUという)16によつて、サーボモータ1
7を介して設定がなされ、かつ、CPU16には、
減速ギヤ12からパルスジエネレータ18、ライ
ン速度測定器19を介してデイジタル化されたラ
イン速度信号が入力されるとともに、計尺装置3
から、パルス数変換器20を介して導体1の移動
量が入力されるようになつている。なお、第1図
中符号21はCPU16にキー操作などによつて
必要なデータを入力して目的とする制御を行わせ
るための手動指令部である。
一方、第2図は第1図に示した一実施例におい
て、被覆電線8の外径を設定するまでの工程をフ
ローチヤートで表わしたもので、以下、第2図に
基づいて外径の制御方法を説明する。
「ステツプ1(以下S1というように略す)」ケ
ーブル製造ラインをスタートさせ、 「S2」被覆電線8の仕様に基つき、ライン速度
設定器10ならびに押出量設定器13によつて、
ライン速度を設定するとともに押出機5による絶
縁材料の押出量を初期設定する。
「S3」製造ラインの走行速度をほぼ一定にした
後、導体1の特定点(初期基準点)を定めて、こ
の特定点の移動距離を計尺装置3によつて計尺し
パルス変換器20を介してCPU16に伝達し、
特定点が押出機5を通過する瞬間のパルスジエネ
レータ18の出力をライン速度測定器19でデジ
タル信号にしてCPU16にライン速度V0として
伝達し、 「S4」このライン速度V0を記憶しておく。
「S5」次いで、特定点があらかじめ測定してお
いた押出機5から外径センサ9aまでの離L1
走行する間のパルス数を計尺装置3によつて検出
し、一定時間経過(すなわち一定パルス数カウン
トを検出)したかどうかを判定させ、 「YES」であると 「S6」外径測定器9により特定点のケーブル8
の外径D0を測定するとともに、この特定点のケ
ーブル8に印などをつけた後、 「S7」特定点前後のケーブル8をサンプルとし
て採集し、 「S8」サンプルの各データ、外径D0、導体径
d、最大肉厚、最小肉厚などを測定する。
「S9」次いでこれらのサンプル値を手動指令部
21によりCPU16に入力して、 「S10」同心率などを求めるとともに、同心率
がケーブル規格を満足する範囲のケーブル8の最
小外径Dsを求める。この最小外径の算出と同時
にラインの標準速度VsをVs=V0(D0 2−d2)/(Ds 2−d2
)式に よつて求める。
「S12」次いで外径制御を開始して 「S12」S11で求めたVsになるようにサーボモー
タ17を介してライン速度設定器10を修正設定
する。
「S13」ライン速度がVsに変化してほぼ一定と
なつたら、 「S14」S3,S4と同じように計尺装置3および
ライン速度測定器19などによつてライン速度を
検出し、CPU16に算出記憶させておいて、 「S15」第2回目の特定点が外径測定器9に到
達するまでの時間経過後、 「S16」第2回目の特定点の被覆電線8の外径
を測定し、 「S17」ての外径がDsであるかどうかを確認し、
「YES」Dsであれば設定完了として安定運転に入
る。
「S18」一方、S17において「NO」であれば、
CPU16によつて記憶しておいたVsに対して誤
差分の修正を加える操作をS12で行わせ、以下繰
り返される。
以上説明したように、この発明は絶縁材料を押
し出した後、一定距離を経た点で被覆電線の外径
を測定する場合、サンプル測定値とその際のライ
ン速度とによつて、最小設定外径ならびに基準ラ
イン速度を算出して設定することを特徴とするも
のであるから、基準ライン速度が1回の調整でな
し得て調整作業が簡単であり、また、被覆電線の
外径を最小寸法に合わせて設定し得てライン速度
を高め、かつ、絶縁被覆材料の量を少なくしてコ
ストダウンを図ることができる。さらに、最小外
径の算出ならびに基準速度の設定をそれぞれコン
ピユータ機能を有する制御装置によつて行い得る
から制御を迅速に確実に行うことができるなどの
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のカテナリー型連続加硫装置
に適用した被覆電線製造ラインの概略説明図、第
2図は被覆電線製造工程のフローチヤートであ
る。 1……導体、2……送出機、3……計尺装置、
4……カテナリー型連続加硫装置(CV機)、5…
…押出機、7……引取機、8……被覆電線(ケー
ブル)、9……外径測定器、10……ライン速度
設定器、11……駆動モータ、13……押出量設
定器、14……スクリユーモータ、16……制御
装置(CPU)、17……サーボモータ)18……
パルスジエネレータ、19……ライン速度測定
器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 導体上の特定点が押出機を通過したときのラ
    イン速度を測定し、次いで連続加硫装置から被覆
    電線が引き出されて特定点が外径測定器を通過し
    たときの初期外径を測定するとともに、特定点部
    分の被覆電線をサンプル測定して最小設定外径を
    算出し、この最小設定外径に対応した基準速度を
    特定点が押出機を通過したときのライン速度なら
    びに、初期外径、最小設定外径からそれぞれ算出
    し、この基準速度をライン速度として設定するこ
    とを特徴とする被覆電線の外径制御方法。
JP16045781A 1981-10-08 1981-10-08 被覆電線の外径制御方法 Granted JPS5861515A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16045781A JPS5861515A (ja) 1981-10-08 1981-10-08 被覆電線の外径制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16045781A JPS5861515A (ja) 1981-10-08 1981-10-08 被覆電線の外径制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5861515A JPS5861515A (ja) 1983-04-12
JPS6357884B2 true JPS6357884B2 (ja) 1988-11-14

Family

ID=15715346

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16045781A Granted JPS5861515A (ja) 1981-10-08 1981-10-08 被覆電線の外径制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5861515A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5861515A (ja) 1983-04-12

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