JPS6357766A - イオン注入装置 - Google Patents
イオン注入装置Info
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- JPS6357766A JPS6357766A JP19981386A JP19981386A JPS6357766A JP S6357766 A JPS6357766 A JP S6357766A JP 19981386 A JP19981386 A JP 19981386A JP 19981386 A JP19981386 A JP 19981386A JP S6357766 A JPS6357766 A JP S6357766A
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- ion beam
- ions
- ion
- accelerating
- decelerating
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Links
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Landscapes
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、特に低エネルギー領域で大電流のイオンビー
ムを試料に照射することができるイオン注入装置に関す
るものである。
ムを試料に照射することができるイオン注入装置に関す
るものである。
従来のイオン注入装置の典型的な構成を第2図に示す。
2/は引出し電極を備えたイオン源、22は質量分析マ
グネット、23は分析スリット、2μは加速管、2夕は
第1の四重極レンズ、2乙。
グネット、23は分析スリット、2μは加速管、2夕は
第1の四重極レンズ、2乙。
27はビーム走査電極、21は試料チャンバー、コタは
加速管2弘と四電極レンズ2夕から成るイオンビーム加
速器である。このような従来の装置[高エネルギー領域
で大電流のイオンピームラ得るだめのもので、低エネル
ギー領域で大電流のイオンビームを得ることは難しかっ
た。即ち、このような従来の装置構成では低エネルギー
領域で大電流のイオンビームを得ることを想定していな
いが、仮に低エネルギーのイオンビームを得ようとする
と加速管2’!−で減速電界を印加しなければならず、
以下のような理由によシ犬電流の低エネルギーイオンビ
ームが得られなかった。
加速管2弘と四電極レンズ2夕から成るイオンビーム加
速器である。このような従来の装置[高エネルギー領域
で大電流のイオンピームラ得るだめのもので、低エネル
ギー領域で大電流のイオンビームを得ることは難しかっ
た。即ち、このような従来の装置構成では低エネルギー
領域で大電流のイオンビームを得ることを想定していな
いが、仮に低エネルギーのイオンビームを得ようとする
と加速管2’!−で減速電界を印加しなければならず、
以下のような理由によシ犬電流の低エネルギーイオンビ
ームが得られなかった。
従来のイオン注入装置では分析スリット23を通過した
イオンビームは加速管24を内では第3図に示すように
発散過程にある。ここで、加速管−≠内におけるイオン
ビームの速度ベクトルJ+を考える。ビームライン方向
の成分をJX、+ビーム径方向の成分をJyIとする。
イオンビームは加速管24を内では第3図に示すように
発散過程にある。ここで、加速管−≠内におけるイオン
ビームの速度ベクトルJ+を考える。ビームライン方向
の成分をJX、+ビーム径方向の成分をJyIとする。
このときの広がを角をθ1とする。低エネルギーのイオ
ンビームを得るためには、イオンを減速するのであるが
、この減速電界はビームライン方向に印加されるので、
速度ベクトルのX成分はJXlからJX2へと小さくな
る。Jylは不変なため減速後のイオンビームの速度ベ
クトルはJ2−(JXz + JyI )となり、広が
を角θ2が第≠図に示すように大きくなる。このように
発散過程にあるイオンビームを減速電界により減速する
とイオンビームの広がをがさらに大きくなり試料チャン
バー2r内の試料上に到達するイオンが減少してしまう
。従って、このような従来の装置構成においては低エネ
ルギー領域で大電流のイオンビームを得ることが困難で
あった。
ンビームを得るためには、イオンを減速するのであるが
、この減速電界はビームライン方向に印加されるので、
速度ベクトルのX成分はJXlからJX2へと小さくな
る。Jylは不変なため減速後のイオンビームの速度ベ
クトルはJ2−(JXz + JyI )となり、広が
を角θ2が第≠図に示すように大きくなる。このように
発散過程にあるイオンビームを減速電界により減速する
とイオンビームの広がをがさらに大きくなり試料チャン
バー2r内の試料上に到達するイオンが減少してしまう
。従って、このような従来の装置構成においては低エネ
ルギー領域で大電流のイオンビームを得ることが困難で
あった。
本発明の目的は、イオンビームの低エネルギー領域で大
きなイオンビーム電流を得ることのできるイオン注入装
置を提供することにある。
きなイオンビーム電流を得ることのできるイオン注入装
置を提供することにある。
本発明は、イオンビームの通過経路にイオン引き出し電
極を備えたイオン源、質量分析マグネット、分析スリッ
ト、イオンビーム加減速器、ビーム走査電極、試料室チ
ャンバーを設置し、特にイオンビームの加減速器には、
加減速管の前段にイオンビームの飛程方向をそろえ又は
収束させるだめのレンズ手段である四重極レンズを備え
たことを特徴とするイオン注入装置である。
極を備えたイオン源、質量分析マグネット、分析スリッ
ト、イオンビーム加減速器、ビーム走査電極、試料室チ
ャンバーを設置し、特にイオンビームの加減速器には、
加減速管の前段にイオンビームの飛程方向をそろえ又は
収束させるだめのレンズ手段である四重極レンズを備え
たことを特徴とするイオン注入装置である。
本発明では、加減速管内の前にレンズ手段である四重極
し/ズを設け、このレンズを用いて加減速管内のビーム
形状を平行ビームまたは収束ビーム形状にできるので、
加減速管内で減速電界をイオンビームに加えてもイオン
ビームの広がを角が犬きくなラナい。その結果、イオン
ビームエネルギーを小さくしてもイオンビームが管壁等
にあたるなどの損失がなくなる為、低エネルギー領域に
おいてもイオンビーム電流は小さくならず、大電流のイ
オンビームが得られる。
し/ズを設け、このレンズを用いて加減速管内のビーム
形状を平行ビームまたは収束ビーム形状にできるので、
加減速管内で減速電界をイオンビームに加えてもイオン
ビームの広がを角が犬きくなラナい。その結果、イオン
ビームエネルギーを小さくしてもイオンビームが管壁等
にあたるなどの損失がなくなる為、低エネルギー領域に
おいてもイオンビーム電流は小さくならず、大電流のイ
オンビームが得られる。
第1図は本発明の実施例を示す図であって、イオン注入
装置の構成の平面図を示したものである。
装置の構成の平面図を示したものである。
簡単の為排気系はすべて省略した。/は、引出し電極を
備えだイオン源、2は質量分析マグネット、3は分析ス
リット、≠は第2の四重極レンズ、夕は加減速管、乙は
第1の四重極レンズ、7.♂はビーム走査電極、りは試
料チャンバー、10はイオノビーム加減速器である。各
部品はイオンビームの走行経路が、引出し電極を備えた
イオン源/から、質量分析マグネット2、分析スリット
3、第2の四重極しンズグ、加減速管!、第1の四重極
しンズ乙、ビーム走査電極7.♂、試料チャ/バー7、
の順に通過するように、構成されている。
備えだイオン源、2は質量分析マグネット、3は分析ス
リット、≠は第2の四重極レンズ、夕は加減速管、乙は
第1の四重極レンズ、7.♂はビーム走査電極、りは試
料チャンバー、10はイオノビーム加減速器である。各
部品はイオンビームの走行経路が、引出し電極を備えた
イオン源/から、質量分析マグネット2、分析スリット
3、第2の四重極しンズグ、加減速管!、第1の四重極
しンズ乙、ビーム走査電極7.♂、試料チャ/バー7、
の順に通過するように、構成されている。
イオンは数kV〜数10kVの電圧をかけたイオン引出
電極により引出され、質量分析スリット3を通過後、第
2の四重極しンズ弘により平行ビームにされる。次に加
減速管!でイオンビームは減速電界をかけられ、これに
よりビームエネルギーは減少する。さらに第1の四重極
しンズ乙により試料上にイオンビームの焦点を結び、7
.どのビーム走査電極により水平、垂直方向にイオンビ
ーもよい。
電極により引出され、質量分析スリット3を通過後、第
2の四重極しンズ弘により平行ビームにされる。次に加
減速管!でイオンビームは減速電界をかけられ、これに
よりビームエネルギーは減少する。さらに第1の四重極
しンズ乙により試料上にイオンビームの焦点を結び、7
.どのビーム走査電極により水平、垂直方向にイオンビ
ーもよい。
本実施例では、第2の四重極し/ズ≠と加減速管よと第
1の四重極し/ズ2からイオンビーム加減速器が構成さ
れているが、第7の四重極しンズ乙は省略できる。この
ような第1の四重極しンズ乙を省略した構成のイオン注
入装置では、加減速器!内でイオンビームが収束過程に
あるように第2の四重極し/ズ弘でイオンビームを制御
し、同時に試料上に焦点を合わせるように制御してもよ
い。
1の四重極し/ズ2からイオンビーム加減速器が構成さ
れているが、第7の四重極しンズ乙は省略できる。この
ような第1の四重極しンズ乙を省略した構成のイオン注
入装置では、加減速器!内でイオンビームが収束過程に
あるように第2の四重極し/ズ弘でイオンビームを制御
し、同時に試料上に焦点を合わせるように制御してもよ
い。
本発明により、ビームエネルギーを従来のイオン注入装
置と同じ領域を維持し、かつ低エネルギー領域について
も高エネルギー領域とほぼ同じ大きさのイオンビーム電
流を得ることができる。よって、たとえばバイポーラ・
トランジスタのペース層形成に適用した場合、高濃度の
数700Å以下の薄い層が短時間で形成できる。また、
81基板ンこ窒素等を数keVでイオン注入することに
より、窒化膜などの表面化合物層を低i’ill’lで
形成できる。
置と同じ領域を維持し、かつ低エネルギー領域について
も高エネルギー領域とほぼ同じ大きさのイオンビーム電
流を得ることができる。よって、たとえばバイポーラ・
トランジスタのペース層形成に適用した場合、高濃度の
数700Å以下の薄い層が短時間で形成できる。また、
81基板ンこ窒素等を数keVでイオン注入することに
より、窒化膜などの表面化合物層を低i’ill’lで
形成できる。
第7図は本発明の実施例、第2図は従来のイオン注入装
置の構成図、第3図は従来の加速管でイオンビームが発
散過程にある様子、第グ図は発散過程のイオンビームに
減速電界をかけた時の様子、である。 /、2/・・・引き出し電極を備えたイオン源、2゜2
2・・・質量分析マグネット、3.23・・・分析スリ
ット、μ・・・第一の四重極レンズ、!・・・加減速管
、211t・・・加速管、乙、2!・・・第1の四重極
レンズ、7、乙21..27・・・ビーム走査電極、り
、−♂・・・試料チャンバー、IO・・・イオンビーム
加減速器、2り・・・イオンビーム加速器。
置の構成図、第3図は従来の加速管でイオンビームが発
散過程にある様子、第グ図は発散過程のイオンビームに
減速電界をかけた時の様子、である。 /、2/・・・引き出し電極を備えたイオン源、2゜2
2・・・質量分析マグネット、3.23・・・分析スリ
ット、μ・・・第一の四重極レンズ、!・・・加減速管
、211t・・・加速管、乙、2!・・・第1の四重極
レンズ、7、乙21..27・・・ビーム走査電極、り
、−♂・・・試料チャンバー、IO・・・イオンビーム
加減速器、2り・・・イオンビーム加速器。
Claims (1)
- 所定のイオンを試料に照射するイオン注入装置において
、前記イオンが通過する経路にイオンビーム加減速器を
備え、前記イオンビーム加減速器は前記イオンを加速又
は減速する加減速手段とイオンビームの広がを角を制御
するレンズ手段を前記イオン加減速手段の前段に少なく
とも有していることを特徴とするイオン注入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19981386A JPS6357766A (ja) | 1986-08-26 | 1986-08-26 | イオン注入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19981386A JPS6357766A (ja) | 1986-08-26 | 1986-08-26 | イオン注入装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6357766A true JPS6357766A (ja) | 1988-03-12 |
Family
ID=16414067
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19981386A Pending JPS6357766A (ja) | 1986-08-26 | 1986-08-26 | イオン注入装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6357766A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20150206701A1 (en) * | 2014-01-20 | 2015-07-23 | Varian Semiconductor Equipment Associates, Inc. | Two-dimensional mass resolving slit mechanism for semiconductor processing systems |
-
1986
- 1986-08-26 JP JP19981386A patent/JPS6357766A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20150206701A1 (en) * | 2014-01-20 | 2015-07-23 | Varian Semiconductor Equipment Associates, Inc. | Two-dimensional mass resolving slit mechanism for semiconductor processing systems |
US9496117B2 (en) * | 2014-01-20 | 2016-11-15 | Varian Semiconductor Equipment Associates, Inc. | Two-dimensional mass resolving slit mechanism for semiconductor processing systems |
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