JPS6357391A - 自転車用ベルト駆動装置 - Google Patents
自転車用ベルト駆動装置Info
- Publication number
- JPS6357391A JPS6357391A JP61199384A JP19938486A JPS6357391A JP S6357391 A JPS6357391 A JP S6357391A JP 61199384 A JP61199384 A JP 61199384A JP 19938486 A JP19938486 A JP 19938486A JP S6357391 A JPS6357391 A JP S6357391A
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- JP
- Japan
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- gear
- belt
- toothed belt
- drive
- gear portion
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Retarders (AREA)
- Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の技術分野)
本発明は、ベルト駆動の自転車に関し、特に、ベルトを
駆動するための装置に関する。
駆動するための装置に関する。
(発明の技術的背景とその問題点)
第3図には従来の自転車用ベルト駆動装置が示されてい
る。即ち、このベルト駆動装置はクランク軸1に取付け
られている大径の駆動プーリ2と図示しない後輪側の軸
に取付けられている小径の従動プーリ3とを備え、駆動
プーリ2及び従動プーリ3には歯付ベルト4が巻き掛け
られている。かかる構成のベルト駆動装置においては、
自転車の走行中に歯付ベルト4が外れたリスリップする
のを防止するため、相互に接近するアイドラー5a、5
aにて歯付ベルト4を押圧して歯付ベルト4に一定の張
力を付与している。しかし、このようにアイドラ−5a
、5aにより歯付ベルト4を押圧すると、歯付ベルト4
がアイドラ−5a位置で屈曲しつつ回転駆動されるので
、損傷が激しく、このため、短期間で歯付ベルト4を交
換する必要が生じる。
る。即ち、このベルト駆動装置はクランク軸1に取付け
られている大径の駆動プーリ2と図示しない後輪側の軸
に取付けられている小径の従動プーリ3とを備え、駆動
プーリ2及び従動プーリ3には歯付ベルト4が巻き掛け
られている。かかる構成のベルト駆動装置においては、
自転車の走行中に歯付ベルト4が外れたリスリップする
のを防止するため、相互に接近するアイドラー5a、5
aにて歯付ベルト4を押圧して歯付ベルト4に一定の張
力を付与している。しかし、このようにアイドラ−5a
、5aにより歯付ベルト4を押圧すると、歯付ベルト4
がアイドラ−5a位置で屈曲しつつ回転駆動されるので
、損傷が激しく、このため、短期間で歯付ベルト4を交
換する必要が生じる。
第4図には他の従来のベルト駆動装置が示され、このベ
ルト駆動装置はクランク軸lに取付けられている駆動ギ
ヤ6と、駆動ギヤ6と噛み合う内歯7aを有する浮動束
7とを有し、浮動束7に巻き掛けた歯付ベルト4により
従動プーリ3を回転駆動している。かかる構成のベルト
駆動装置は、浮動束7が駆動ギヤ6により減速駆動され
るので、径の大きな駆動ギヤ6及び浮動束7を用いて従
動プーリ3の回転速度を確保する必要がある。しかし、
大径の駆動ギヤ6及び浮動束7を用いる場合には自転車
の重量が大きくなってしまう欠点がある。
ルト駆動装置はクランク軸lに取付けられている駆動ギ
ヤ6と、駆動ギヤ6と噛み合う内歯7aを有する浮動束
7とを有し、浮動束7に巻き掛けた歯付ベルト4により
従動プーリ3を回転駆動している。かかる構成のベルト
駆動装置は、浮動束7が駆動ギヤ6により減速駆動され
るので、径の大きな駆動ギヤ6及び浮動束7を用いて従
動プーリ3の回転速度を確保する必要がある。しかし、
大径の駆動ギヤ6及び浮動束7を用いる場合には自転車
の重量が大きくなってしまう欠点がある。
その他として、クランク軸に取付けた内歯を有するドラ
ム内に小径の駆動ギヤを配して噛み合わせて大きな回転
速度を得る構成のベルト駆動装置が提案されているが、
ドラムと駆動ギヤとの径差が大きいため、ドラムの内歯
と駆動ギヤとの噛み合い時に騒音が発生し易い欠点を有
している。
ム内に小径の駆動ギヤを配して噛み合わせて大きな回転
速度を得る構成のベルト駆動装置が提案されているが、
ドラムと駆動ギヤとの径差が大きいため、ドラムの内歯
と駆動ギヤとの噛み合い時に騒音が発生し易い欠点を有
している。
(発明の目的)
本発明の目的は、歯付ベルトを損傷することなく駆動す
ることができる上に軽量で騒音の発生することのない自
転車用ベルト駆動装置を提供することにある。
ることができる上に軽量で騒音の発生することのない自
転車用ベルト駆動装置を提供することにある。
(発明の概要)
本発明は、歯付ベルトの巻き掛ける外側ギヤ部の内部に
内側ギヤを設けて駆動ギヤを構成し、クランク軸に取付
けられて内周面に歯を有するクランクギヤに内側ギヤ部
を噛み合わせることを特徴とする。
内側ギヤを設けて駆動ギヤを構成し、クランク軸に取付
けられて内周面に歯を有するクランクギヤに内側ギヤ部
を噛み合わせることを特徴とする。
(発明の実施例)
゛ 以下1本発明の実施例を図面を参照して詳細に説
明する。
明する。
本発明に係る自転車用ベルト駆動装置は、第1図及び第
2図に示すように、クランクギヤ10を備えている。こ
のクランクギヤ10は内周面に歯10aが設けられ、側
壁10bが一体的に形成されている。側110bの中心
には角穴10cが設けられ、この角穴10cにクランク
アーム11の一端より突出する角状の嵌合部11aが挿
入されている。この嵌合部11aは角状のクランク軸1
2上に嵌合され、クランク軸12の先端のねじ部12a
にキャップ13が螺合されている。クランクアーム11
の他端には図示しないペダルが取付けられる。
2図に示すように、クランクギヤ10を備えている。こ
のクランクギヤ10は内周面に歯10aが設けられ、側
壁10bが一体的に形成されている。側110bの中心
には角穴10cが設けられ、この角穴10cにクランク
アーム11の一端より突出する角状の嵌合部11aが挿
入されている。この嵌合部11aは角状のクランク軸1
2上に嵌合され、クランク軸12の先端のねじ部12a
にキャップ13が螺合されている。クランクアーム11
の他端には図示しないペダルが取付けられる。
クランクギヤ10にて駆動される駆動ギヤ14は大径の
外側ギヤ部14Aを有している。この外側ギヤ部14A
はその外周面に歯14aが設けられ、歯付ベルト15が
巻き掛けられている。外側ギヤ部14Aの内側には同軸
的に内側ギヤ部14Bが形成されている。この内側ギヤ
部14Bはクランクギヤ10よりも若干小径に形成され
、外周面に歯14bが設けられている。これら外側ギヤ
部14Aと内側ギヤ部14Bの一方の端面にはカバ一部
材16Aが一体的に形成されており、又外側ギヤ部14
Aの他方の端面にはクランクアーム11とクランクギヤ
10との間に配される他のカバ一部材16Bがボルト止
めされている。そして、クランクギヤ10は外側ギヤ部
14Aと内側ギヤ部14Bとの間に位置してその歯10
aが内側ギヤ部14Bの歯14bと噛み合っている。
外側ギヤ部14Aを有している。この外側ギヤ部14A
はその外周面に歯14aが設けられ、歯付ベルト15が
巻き掛けられている。外側ギヤ部14Aの内側には同軸
的に内側ギヤ部14Bが形成されている。この内側ギヤ
部14Bはクランクギヤ10よりも若干小径に形成され
、外周面に歯14bが設けられている。これら外側ギヤ
部14Aと内側ギヤ部14Bの一方の端面にはカバ一部
材16Aが一体的に形成されており、又外側ギヤ部14
Aの他方の端面にはクランクアーム11とクランクギヤ
10との間に配される他のカバ一部材16Bがボルト止
めされている。そして、クランクギヤ10は外側ギヤ部
14Aと内側ギヤ部14Bとの間に位置してその歯10
aが内側ギヤ部14Bの歯14bと噛み合っている。
尚、歯付ベルト15はケプラー繊維を含むゴム材より成
り、上記外側ギヤ部14Aと従動プーリ17とに巻き掛
けられている。
り、上記外側ギヤ部14Aと従動プーリ17とに巻き掛
けられている。
以上の構成を有するベルト駆動装置において。
ペダル操作によりクランクアーム11を回動すると、そ
れに伴なってクランクギヤ10が回転するので、その噛
み合っている内側ギヤ部14Bを介して駆動ギヤ14が
偏心して移動し、尚付ベルト15に所定の張力が加わる
。従って、その後はクランクギヤlOにより内側ギヤ部
14Bが回転されるので、外側ギヤ部14Aにて歯付ベ
ルト15が回転駆動される。
れに伴なってクランクギヤ10が回転するので、その噛
み合っている内側ギヤ部14Bを介して駆動ギヤ14が
偏心して移動し、尚付ベルト15に所定の張力が加わる
。従って、その後はクランクギヤlOにより内側ギヤ部
14Bが回転されるので、外側ギヤ部14Aにて歯付ベ
ルト15が回転駆動される。
このように、駆動ギヤの偏心移動で歯付ベルト15に張
力を付与する場合には、歯付ベル)15を屈曲させるこ
となく回転駆動させ得るので、歯付ベルト15を長期間
使用しても損傷することがない。
力を付与する場合には、歯付ベル)15を屈曲させるこ
となく回転駆動させ得るので、歯付ベルト15を長期間
使用しても損傷することがない。
また、クランクギヤ10により若干小径の内側ギヤ部1
4Bを回転するので、外側ギヤ部14Aの回転速度が上
昇し、従って、外側ギヤ部14Aの外径寸法をそれほど
大きくせずに従動プーリ17を所定の速度で回転させる
ことができる。
4Bを回転するので、外側ギヤ部14Aの回転速度が上
昇し、従って、外側ギヤ部14Aの外径寸法をそれほど
大きくせずに従動プーリ17を所定の速度で回転させる
ことができる。
よって、駆動ギヤ14を全体的に小さくして装置自体の
軽量化を図ることができる。そして、クランクギヤ10
と内側ギヤ部14Bとの外径寸法差が小さいので、騒音
の発生も防止し得る。
軽量化を図ることができる。そして、クランクギヤ10
と内側ギヤ部14Bとの外径寸法差が小さいので、騒音
の発生も防止し得る。
(発明の効果)
本発明によれば、駆動ギヤを歯付ベルトの巻き掛ける外
側ギヤ部とをその内部の内側ギヤ部とから構成し、クラ
ンク軸に取付けられて内周面に歯を有するクランクギヤ
に内側ギヤ部を噛み合わせるようにしたことで、歯付ベ
ルトを屈曲させることなく回転駆動することができる上
に駆動ギヤ寸法を大きくせずに後輪側の回転速度を確保
でき、かつ騒音の発生も防止し得る。従って、歯付ベル
トを長期間に亘って連続使用することができ、しかも自
転車の軽量化と騒音の低減化を図ることができるベルト
駆動装置を提供することができる。
側ギヤ部とをその内部の内側ギヤ部とから構成し、クラ
ンク軸に取付けられて内周面に歯を有するクランクギヤ
に内側ギヤ部を噛み合わせるようにしたことで、歯付ベ
ルトを屈曲させることなく回転駆動することができる上
に駆動ギヤ寸法を大きくせずに後輪側の回転速度を確保
でき、かつ騒音の発生も防止し得る。従って、歯付ベル
トを長期間に亘って連続使用することができ、しかも自
転車の軽量化と騒音の低減化を図ることができるベルト
駆動装置を提供することができる。
第1図及び第2図は本発明に係るベルト駆動装置の分解
斜視図と正面図、第3図及び第4図は従来のベルト駆動
装置をそれぞれ示す正面図である。 10−一−−−−−−クランクギヤ、 10 a −−−−−−一歯、 11−−−−−−−−クランクアーム、12−−−−一
−−−クランク軸、 14−−−−−−m−駆動ギヤ、 14A−−−−−−一外側ギヤ部、 14B−−−−一−−内側ギヤ部、 15−−−−−−−一歯付ベルト。
斜視図と正面図、第3図及び第4図は従来のベルト駆動
装置をそれぞれ示す正面図である。 10−一−−−−−−クランクギヤ、 10 a −−−−−−一歯、 11−−−−−−−−クランクアーム、12−−−−一
−−−クランク軸、 14−−−−−−m−駆動ギヤ、 14A−−−−−−一外側ギヤ部、 14B−−−−一−−内側ギヤ部、 15−−−−−−−一歯付ベルト。
Claims (1)
- 後輪側に回転力を伝達する歯付ベルトが巻き掛けられる
外側ギヤ部及び該外側ギヤ部の内部に設けられている内
側ギヤ部を含む駆動ギヤと、クランク軸に取付けられて
内周面に歯が設けられ、前記外側ギヤ部と内側ギヤ部と
の間に配され、該内側ギヤ部と噛み合うクランクギヤと
を備えることを特徴とする自転車用ベルト駆動装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61199384A JP2542196B2 (ja) | 1986-08-26 | 1986-08-26 | 自転車用ベルト駆動装置 |
US07/049,820 US4768998A (en) | 1986-08-26 | 1987-05-14 | Belt driving apparatus for bicycle |
CA000545256A CA1291653C (en) | 1986-08-26 | 1987-08-25 | Belt driving apparatus for bicycle |
DE8787307519T DE3763043D1 (de) | 1986-08-26 | 1987-08-25 | Riemenantrieb fuer fahrrad. |
EP87307519A EP0258041B1 (en) | 1986-08-26 | 1987-08-25 | Belt driving apparatus for bicycle |
KR1019870009318A KR920001423B1 (ko) | 1986-08-26 | 1987-08-26 | 자전거용 벨트 구동장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61199384A JP2542196B2 (ja) | 1986-08-26 | 1986-08-26 | 自転車用ベルト駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6357391A true JPS6357391A (ja) | 1988-03-12 |
JP2542196B2 JP2542196B2 (ja) | 1996-10-09 |
Family
ID=16406871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61199384A Expired - Lifetime JP2542196B2 (ja) | 1986-08-26 | 1986-08-26 | 自転車用ベルト駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2542196B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS529240A (en) * | 1975-07-12 | 1977-01-24 | Kazuo Okuno | Rotary crank for vehicle or the like |
JPS5884252A (ja) * | 1981-11-12 | 1983-05-20 | Bridgestone Cycle Co | 伝動帯の自動張力調節機能を有する伝動装置の内接浮動車 |
-
1986
- 1986-08-26 JP JP61199384A patent/JP2542196B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS529240A (en) * | 1975-07-12 | 1977-01-24 | Kazuo Okuno | Rotary crank for vehicle or the like |
JPS5884252A (ja) * | 1981-11-12 | 1983-05-20 | Bridgestone Cycle Co | 伝動帯の自動張力調節機能を有する伝動装置の内接浮動車 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2542196B2 (ja) | 1996-10-09 |
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Legal Events
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