JPS635679B2 - - Google Patents
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- JPS635679B2 JPS635679B2 JP52020084A JP2008477A JPS635679B2 JP S635679 B2 JPS635679 B2 JP S635679B2 JP 52020084 A JP52020084 A JP 52020084A JP 2008477 A JP2008477 A JP 2008477A JP S635679 B2 JPS635679 B2 JP S635679B2
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Description
本発明は製造が容易でしかも伝熱効率の優れた
沸騰型熱交換器用伝熱管およびその製造方法に関
するものである。 一般に沸騰型熱交換器用伝熱管は、フレオン、
水、液体窒素、液体酸素などの液体中に浸漬し
て、これを加熱、沸騰させる形式の伝熱管であ
る。この種の伝熱管は、その表面に多数の未広が
りの空洞部を持つこと、即ち伝熱面に、残留気泡
が残る様な表面機構を有することが、熱伝達促進
に非常に有効である。 この時の熱伝達性能は、種々の要因が複雑に関
与するが特に空洞部の開口径の影響が大きい。即
ち、開口径が小さすぎると開口部からの気泡成長
に過大な過熱度を必要とし、また大きすぎると気
泡核が失われ残留気泡が確保できなく、従つて均
一な所望する開口径が必要である。 従来この沸騰型熱交換器用伝熱管としては、多
孔層の表面構造をもつもの及び機械加工あるいは
転造加工によりトンネル構造を有するものが知ら
れている。例えば()管の表面に金属粉末を焼
結して多孔層を形成した伝熱管、あるいは()
特公昭46−25827号に記載されているごとく管の
表面円周方向にフインを形成し、このフインの先
端部を管の長手方向に沿つて折曲げて管表面に外
部と連通する間隙部を形成した螺旋状の空洞部を
設けた伝熱管などが開発されている。 しかしながら上記()の焼結による方法は管
の長手方向にわたつて均一に焼結することが困難
で性能のバラツキを生ずる上、製造コストが極め
て高い問題がある。また()のフインの先端部
を管の長手方向に沿つて折曲げたものはフインの
高さを比較的高く形成しなければならず、このた
めステンレス管の如く硬質のものはフインの成形
性が悪く、しかもフインの折曲げ加工性も良くな
いなどの欠点があつた。更にこの方法によるもの
は、空洞部の形状、間隙部の寸法にバラツキが大
きく、性能のバラツキを生じる欠点があつた。 本発明はかかる点に鑑み種々研究を行つた結
果、比較的硬質の管においても容易に成形加工を
することができ、しかも核沸騰を促進する残留気
泡を形成するに望ましい空洞部と均一な幅を持つ
間隙部、及び広い放熱表面を有するフインとを
夫々形成して伝熱効率を向上せしめた沸騰型熱交
換器用伝熱管とその製造方法を提供するものであ
る。 即ち本発明は管の表面に螺旋状の空洞部を設
け、該空洞部の断面は、上部中央部に外部と連通
する均一な幅の狭い間隙部を有する略吊り鐘状に
形成し、且つ管表面の隣接する前記間隙部間に螺
旋状のフインを突設してなる沸騰型熱交換器用伝
熱管の第1の要旨とするものである。 更に本発明はフイン成形用工具を用いて、管の
表面に螺旋状の厚肉フインと溝を形成した後、幅
がフインピツチより狭い複数段の変形用転造円板
工具で隣接する前記厚肉フインの先端肩部を圧縮
変形せしめて近接する溝の上部空間部をうめるこ
とにより、その上部中央部に外部と連通する均一
な幅の狭い間隙部を設けた断面略吊り鐘状の空洞
部を形成すると共に、管表面の隣接する前記間隙
部間に螺旋状のフインを突出成形することを特徴
とする沸騰型熱交換器用伝熱管の製造方法を第2
の要旨とするものである。 以下本発明を図面を参照して詳細に説明する。 第1図は第1の発明に係る沸騰型熱交換器用伝
熱管の一態様を示す断面図である。この伝熱管は
管1の表面に螺旋状の空洞部2を設け、該空洞部
2の断面は、上部中央部に外部と連通する均一な
幅の狭い間隙部3を有する略吊り鐘状に形成し、
且つ管表面1aの隣接する前記間隙部3,3間に
螺旋状のフイン4を突設したものである。 第1の発明において、螺旋状の空洞部の断面形
状を、均一な幅の狭い間隙部を有する略吊り鐘状
に形成するのは、気泡核の生成を容易にすると同
時に生成した気泡が加熱され、成長して伝熱管か
ら離脱する際、空洞内に気泡を残留させることに
より、核沸騰を促進させ、沸騰熱伝達率を高める
効果を有する。又間隙部間の螺旋状のフインは、
管表面の放熱面積を広くして、気泡を含む低温流
体を加熱することにより、更に伝熱効率を高める
効果がある。 更に第1の発明に係る伝熱管は、均一な寸法、
形状のものを容易に安価に製造することができ
る。 次に上記形状の伝熱管を製造する第2の発明に
係る製造方法について説明する。第2図は、フイ
ン成形と変形加工を同時に行つているところを示
した図で、フイン成形用円板工具5…と2段の変
形用円板工具6,7とを同軸上に設けた転造工具
8Aを用いて成形している。転造工具は、第4図
及び第5図に示す様に120度の間隔を設けて8A,
8B,8Cと3本取り付けてある。第4図に示す
転造工具8A,8B,8Cは厚肉フイン9…の1/
3ピツチづつずらして取付けると共に、フイン成
形用円板工具5と変形用円板工具6,7をフイン
の螺旋角度に合わせて取付ける。管の外径をdと
するとtanβ=P/πdなる関係を満す角度βがその螺 旋角になり、2条の厚肉フイン9を形成する場合
にはtanβ=2P/πd、3条の場合にはtanβ=3P/πdと
な る。この関係は変形用円板工具6,7の取付け角
についても同様に定まる。 ここでそれぞれの転造工具を自転させることに
よつて、管はフイン成形及び変形加工を受けなが
ら軸方向へ送られる。 第1図において先づ銅、アルミニウム、ステン
レスなどの金属管1の表面にフイン成形用円板工
具5を押当てて転造により厚肉フイン9と溝12
を螺旋状に形成する。 このように管1の表面に厚肉フイン9…と溝1
2…を形成した後、フインピツチPより幅Dが狭
く、且つその外径がフイン成形用円板工具5の外
径より小さい2段の変形用円板工具6,7で前記
厚肉フイン9…の先端肩部を圧縮変形せしめて、
近接する溝の上部空間部をうめることにより、そ
の上部中央部に外部と連通する均一な幅の狭い間
隙部3を設けた断面略吊り鐘状の空洞部2を形成
すると共に、これら間隙部3,3の間にフインピ
ツチPと変形用円板工具6,7の幅Dとの差に等
しい幅の薄肉のフイン4…を形成する。この場合
変形用円板工具6,7はその幅Dが等しく、外径
が異なるものを用い、予め外径の小さい1段目の
変形用円板工具6で厚肉フイン9の先端肩部を少
し変形させた後、これより外径の大きい2段目の
変形用円板工具7を用いて最終の仕上形状に変形
せしめるものである。 またこの変形用円板工具6,7の先端部はカツ
ターとしての役割りを果すために第3図に示す如
く先端の角度αを90度以下に形成することが望ま
しい。また厚肉フイン9の先端肩部を圧縮変形さ
せる場合、一つの厚肉フイン9の両肩部(先端全
面)を同時に圧縮変形させると、該フイン9の底
部に過大な応力が加わつて座屈する虞れがあるの
で第2図に示す如く、変形用円板工具6,7を1
ピツチの間隔離して取付けて、片側づつ圧縮変形
させることが望ましい。またさらには、第2−1
図に示す如く、変形用円板工具8A−1,6,6
−1,7と3段にすると効果的である。これらの
工具を、例えば第4図の如く、3組(8A−1,
8B−1,8C−1、図示せず)取付けるのは、
前記と同様である。 また第6図は本発明の変形例を示す伝熱管で、
この伝熱管は変形加工により成形したフイン4の
基端両側部に段部10,10を設けた形状のもの
である。 この伝熱管の製造方法は第7図に示す如き転造
工具8′を用いて行う。この転造工具8′はフイン
成形用円板工具5と2段の変形用円板工具6,7
とを同軸上に取付けたもので第2図に示すものと
ほぼ同形状であるが2段目の変形用円板工具7の
幅を1段目の変形用円板工具6より狭く形成し、
且つその外径を大きくすることにより、両円板工
具6,7の外径差の1/2の高さを有する段部10
を成形することができる。この場合第8図に示す
如くフイン成形用円板工具5と1段目の変形用円
板工具6との間に、この変形用円板工具6より外
径が小さく、且つその幅が1ピツチ〜数ピツチ幅
のある中間変形用円板工具11を取付けた転造工
具8″を用いて、先端が不規則な形状に成形され
た厚肉フイン9の先端部を軽く圧縮形成して平滑
な面とすることにより、以後の変形加工によつて
整然とした仕上り形状を得ることができる。 なお上記説明では変形用円板工具として2段ま
たは3段のものについて示したが本発明方法はこ
れに限らず4段以上のものでも良い。またフイン
成形用円板工具5と変形用円板工具6,7とを同
軸上に取付けて連続的に加工を行う方法について
示したが、フイン及び溝成形と変形加工とを別個
に行つても良い。更に厚肉フイン9と溝12を成
形する方法としては上述の如く転造によらず切削
加工によつて成形しても良い。 しかして本発明方法によれば空洞部2とフイン
4とを同時に成形できると共に、変形用円板工具
6,7の外径を変えることにより容易に空洞部2
の大きさと間隙部3の幅Wを調整することができ
従つて所望する空洞部2の大きさと均一な幅の狭
い間隙部3が得られる。 また本発明方法によれば厚肉フイン9の成形に
おいてその変形量が少なくて済むため、ステンレ
スなど硬質の管においても伝熱性能に優れた形状
を有する表面機構が容易に得られる。即ち従来の
方法においてフインを形成する場合にはフインピ
ツチが19山/吋〜26山/吋のときはフインの高さ
は1.2〜1.5mm程度、35山/吋では0.8mm程度必要で
あるが、本発明方法によるものは0.5〜0.8mmの高
さで充分である。 また隣接するフイン間の間隔は従来方法では例
えば19山/吋で1mm、26山/吋は0.6〜0.7mmであ
るが本発明方法によれば何れの場合にも0.3〜0.4
mm程度形成すれば充分であり、その変形量が極め
て少ない。 次に本第1発明及び第2発明の実施例について
説明する。 実施例 1 外径18.88mmφ、肉厚1.19mmの銅管1を用いて
第2図、第3図及び第4図に示す転造工具8A,
8B,8Cにより成形を行つた。この場合転造工
具8A,8B,8Cのフイン成形用円板工具5…
は外径52.45mmφ、先端部の幅0.35mm、両面のテ
ーパー角度4度であり、また1段目の変形用円板
工具6は外径51.2mmφ、幅0.65mm、2段目の変形
用円板工具7は外径51.6mmφ、幅0.65mmのものを
用いた。 上記転造工具により銅管1を成形したところ、
フインピツチ35山/吋で高さ0.75mmの厚肉フイン
9が形成された後、変形加工されて第1図に示す
如く空洞部2の深さ0.4mm、間隙部3の幅、Wが
0.03mm、フイン4の高さ0.35mm、幅が0.1mmで各寸
法にバラツキの少ない表面機構を有する沸騰型熱
交換器用伝熱管が得られた。 実施例 2 外径18.88mmφ、肉厚1.19mmの銅管1を用いて、
第7図に示す転造工具8′により成形を行つた。
この場合転造工具8′のフイン成形用円板工具5
は外径52.45mmφ、先端部の幅0.35mm、両面のテ
ーパー角度4度であり、また1段目の変形用円板
工具6は外径51.4mm、幅0.65mm、2段目の変形用
円板工具7は外径51.7mm、幅0.48mmのものを用い
た。 上記転造工具8′により銅管1を成形したとこ
ろ、フインピツチ35山/吋で、高さ0.8mmの厚肉
フイン9が形成された後、変形加工されて第6図
に示す如く空洞部2の深さ0.35mm、間隙部3の幅
0.025mm、フイン4の高さが0.45mm、幅が0.12mm、
段部の高さ0.15mm、幅が0.08mmで各寸法にバラツ
キの少ない表面機構を有する沸騰型熱交換器用伝
熱管が得られた。 実施例 3 外径18.88mmφ、肉厚1.65mmのステンレス鋼管
1(SUS304TB−SC)を用いて、第2−1図に
示す3本の転造工具8A−1,8B−1,8C−
1により成形を行つた。この場合転造工具のフイ
ン成形用円板工具5は外径52.45mmφ、先端部の
幅0.35mm、両面のテーパー角度4度であり、また
1段目の変形用円板工具6は外径51.2mmφ、幅
0.65mm、2段目の変形用円板工具6−1は外径
51.4mmφ、幅0.65mm、3段目の変形用円板工具7
は外径51.6mmφ、幅0.65mmのものを用いた。 上記転造工具によりステンレス鋼管1を成形し
たところフインピツチ35山/吋で、高さ0.75mmの
厚肉フイン9が形成された後、変形加工されて第
1図に示す如く空洞部2の深さ0.4mm、間隙部3
の幅、Wが0.03mm、フイン4の高さ0.35mm、幅が
0.1mmで各寸法にバラツキの少ない表面機構を有
する沸騰型熱交換器用伝熱管が得られた。 実施例 4 外径18.88mmφの銅管に通常のピツチ35山/吋、
高さ0.86mmのフインを有する伝熱管Bと実施例1
により得られた本発明の伝熱管Aを用いてフレオ
ンR−11における沸騰熱伝達率の単位長さ当りの
性能を測定した。 実験装置は凝縮器とテストセクシヨンである蒸
発器とからなり、自然循環式の冷凍機を構成して
いる。 テストセクシヨンには、テストチユーブが1本
水平に取り付けられ管内に通水することにより、
管外の冷媒が沸騰するしくみとなつている。実験
条件を第1表に、測定結果を第9図のグラフに示
す。 これから従来の伝熱管Bより本発明伝熱管Aが
沸騰熱伝達率において、非常に優れていることが
わかる。
沸騰型熱交換器用伝熱管およびその製造方法に関
するものである。 一般に沸騰型熱交換器用伝熱管は、フレオン、
水、液体窒素、液体酸素などの液体中に浸漬し
て、これを加熱、沸騰させる形式の伝熱管であ
る。この種の伝熱管は、その表面に多数の未広が
りの空洞部を持つこと、即ち伝熱面に、残留気泡
が残る様な表面機構を有することが、熱伝達促進
に非常に有効である。 この時の熱伝達性能は、種々の要因が複雑に関
与するが特に空洞部の開口径の影響が大きい。即
ち、開口径が小さすぎると開口部からの気泡成長
に過大な過熱度を必要とし、また大きすぎると気
泡核が失われ残留気泡が確保できなく、従つて均
一な所望する開口径が必要である。 従来この沸騰型熱交換器用伝熱管としては、多
孔層の表面構造をもつもの及び機械加工あるいは
転造加工によりトンネル構造を有するものが知ら
れている。例えば()管の表面に金属粉末を焼
結して多孔層を形成した伝熱管、あるいは()
特公昭46−25827号に記載されているごとく管の
表面円周方向にフインを形成し、このフインの先
端部を管の長手方向に沿つて折曲げて管表面に外
部と連通する間隙部を形成した螺旋状の空洞部を
設けた伝熱管などが開発されている。 しかしながら上記()の焼結による方法は管
の長手方向にわたつて均一に焼結することが困難
で性能のバラツキを生ずる上、製造コストが極め
て高い問題がある。また()のフインの先端部
を管の長手方向に沿つて折曲げたものはフインの
高さを比較的高く形成しなければならず、このた
めステンレス管の如く硬質のものはフインの成形
性が悪く、しかもフインの折曲げ加工性も良くな
いなどの欠点があつた。更にこの方法によるもの
は、空洞部の形状、間隙部の寸法にバラツキが大
きく、性能のバラツキを生じる欠点があつた。 本発明はかかる点に鑑み種々研究を行つた結
果、比較的硬質の管においても容易に成形加工を
することができ、しかも核沸騰を促進する残留気
泡を形成するに望ましい空洞部と均一な幅を持つ
間隙部、及び広い放熱表面を有するフインとを
夫々形成して伝熱効率を向上せしめた沸騰型熱交
換器用伝熱管とその製造方法を提供するものであ
る。 即ち本発明は管の表面に螺旋状の空洞部を設
け、該空洞部の断面は、上部中央部に外部と連通
する均一な幅の狭い間隙部を有する略吊り鐘状に
形成し、且つ管表面の隣接する前記間隙部間に螺
旋状のフインを突設してなる沸騰型熱交換器用伝
熱管の第1の要旨とするものである。 更に本発明はフイン成形用工具を用いて、管の
表面に螺旋状の厚肉フインと溝を形成した後、幅
がフインピツチより狭い複数段の変形用転造円板
工具で隣接する前記厚肉フインの先端肩部を圧縮
変形せしめて近接する溝の上部空間部をうめるこ
とにより、その上部中央部に外部と連通する均一
な幅の狭い間隙部を設けた断面略吊り鐘状の空洞
部を形成すると共に、管表面の隣接する前記間隙
部間に螺旋状のフインを突出成形することを特徴
とする沸騰型熱交換器用伝熱管の製造方法を第2
の要旨とするものである。 以下本発明を図面を参照して詳細に説明する。 第1図は第1の発明に係る沸騰型熱交換器用伝
熱管の一態様を示す断面図である。この伝熱管は
管1の表面に螺旋状の空洞部2を設け、該空洞部
2の断面は、上部中央部に外部と連通する均一な
幅の狭い間隙部3を有する略吊り鐘状に形成し、
且つ管表面1aの隣接する前記間隙部3,3間に
螺旋状のフイン4を突設したものである。 第1の発明において、螺旋状の空洞部の断面形
状を、均一な幅の狭い間隙部を有する略吊り鐘状
に形成するのは、気泡核の生成を容易にすると同
時に生成した気泡が加熱され、成長して伝熱管か
ら離脱する際、空洞内に気泡を残留させることに
より、核沸騰を促進させ、沸騰熱伝達率を高める
効果を有する。又間隙部間の螺旋状のフインは、
管表面の放熱面積を広くして、気泡を含む低温流
体を加熱することにより、更に伝熱効率を高める
効果がある。 更に第1の発明に係る伝熱管は、均一な寸法、
形状のものを容易に安価に製造することができ
る。 次に上記形状の伝熱管を製造する第2の発明に
係る製造方法について説明する。第2図は、フイ
ン成形と変形加工を同時に行つているところを示
した図で、フイン成形用円板工具5…と2段の変
形用円板工具6,7とを同軸上に設けた転造工具
8Aを用いて成形している。転造工具は、第4図
及び第5図に示す様に120度の間隔を設けて8A,
8B,8Cと3本取り付けてある。第4図に示す
転造工具8A,8B,8Cは厚肉フイン9…の1/
3ピツチづつずらして取付けると共に、フイン成
形用円板工具5と変形用円板工具6,7をフイン
の螺旋角度に合わせて取付ける。管の外径をdと
するとtanβ=P/πdなる関係を満す角度βがその螺 旋角になり、2条の厚肉フイン9を形成する場合
にはtanβ=2P/πd、3条の場合にはtanβ=3P/πdと
な る。この関係は変形用円板工具6,7の取付け角
についても同様に定まる。 ここでそれぞれの転造工具を自転させることに
よつて、管はフイン成形及び変形加工を受けなが
ら軸方向へ送られる。 第1図において先づ銅、アルミニウム、ステン
レスなどの金属管1の表面にフイン成形用円板工
具5を押当てて転造により厚肉フイン9と溝12
を螺旋状に形成する。 このように管1の表面に厚肉フイン9…と溝1
2…を形成した後、フインピツチPより幅Dが狭
く、且つその外径がフイン成形用円板工具5の外
径より小さい2段の変形用円板工具6,7で前記
厚肉フイン9…の先端肩部を圧縮変形せしめて、
近接する溝の上部空間部をうめることにより、そ
の上部中央部に外部と連通する均一な幅の狭い間
隙部3を設けた断面略吊り鐘状の空洞部2を形成
すると共に、これら間隙部3,3の間にフインピ
ツチPと変形用円板工具6,7の幅Dとの差に等
しい幅の薄肉のフイン4…を形成する。この場合
変形用円板工具6,7はその幅Dが等しく、外径
が異なるものを用い、予め外径の小さい1段目の
変形用円板工具6で厚肉フイン9の先端肩部を少
し変形させた後、これより外径の大きい2段目の
変形用円板工具7を用いて最終の仕上形状に変形
せしめるものである。 またこの変形用円板工具6,7の先端部はカツ
ターとしての役割りを果すために第3図に示す如
く先端の角度αを90度以下に形成することが望ま
しい。また厚肉フイン9の先端肩部を圧縮変形さ
せる場合、一つの厚肉フイン9の両肩部(先端全
面)を同時に圧縮変形させると、該フイン9の底
部に過大な応力が加わつて座屈する虞れがあるの
で第2図に示す如く、変形用円板工具6,7を1
ピツチの間隔離して取付けて、片側づつ圧縮変形
させることが望ましい。またさらには、第2−1
図に示す如く、変形用円板工具8A−1,6,6
−1,7と3段にすると効果的である。これらの
工具を、例えば第4図の如く、3組(8A−1,
8B−1,8C−1、図示せず)取付けるのは、
前記と同様である。 また第6図は本発明の変形例を示す伝熱管で、
この伝熱管は変形加工により成形したフイン4の
基端両側部に段部10,10を設けた形状のもの
である。 この伝熱管の製造方法は第7図に示す如き転造
工具8′を用いて行う。この転造工具8′はフイン
成形用円板工具5と2段の変形用円板工具6,7
とを同軸上に取付けたもので第2図に示すものと
ほぼ同形状であるが2段目の変形用円板工具7の
幅を1段目の変形用円板工具6より狭く形成し、
且つその外径を大きくすることにより、両円板工
具6,7の外径差の1/2の高さを有する段部10
を成形することができる。この場合第8図に示す
如くフイン成形用円板工具5と1段目の変形用円
板工具6との間に、この変形用円板工具6より外
径が小さく、且つその幅が1ピツチ〜数ピツチ幅
のある中間変形用円板工具11を取付けた転造工
具8″を用いて、先端が不規則な形状に成形され
た厚肉フイン9の先端部を軽く圧縮形成して平滑
な面とすることにより、以後の変形加工によつて
整然とした仕上り形状を得ることができる。 なお上記説明では変形用円板工具として2段ま
たは3段のものについて示したが本発明方法はこ
れに限らず4段以上のものでも良い。またフイン
成形用円板工具5と変形用円板工具6,7とを同
軸上に取付けて連続的に加工を行う方法について
示したが、フイン及び溝成形と変形加工とを別個
に行つても良い。更に厚肉フイン9と溝12を成
形する方法としては上述の如く転造によらず切削
加工によつて成形しても良い。 しかして本発明方法によれば空洞部2とフイン
4とを同時に成形できると共に、変形用円板工具
6,7の外径を変えることにより容易に空洞部2
の大きさと間隙部3の幅Wを調整することができ
従つて所望する空洞部2の大きさと均一な幅の狭
い間隙部3が得られる。 また本発明方法によれば厚肉フイン9の成形に
おいてその変形量が少なくて済むため、ステンレ
スなど硬質の管においても伝熱性能に優れた形状
を有する表面機構が容易に得られる。即ち従来の
方法においてフインを形成する場合にはフインピ
ツチが19山/吋〜26山/吋のときはフインの高さ
は1.2〜1.5mm程度、35山/吋では0.8mm程度必要で
あるが、本発明方法によるものは0.5〜0.8mmの高
さで充分である。 また隣接するフイン間の間隔は従来方法では例
えば19山/吋で1mm、26山/吋は0.6〜0.7mmであ
るが本発明方法によれば何れの場合にも0.3〜0.4
mm程度形成すれば充分であり、その変形量が極め
て少ない。 次に本第1発明及び第2発明の実施例について
説明する。 実施例 1 外径18.88mmφ、肉厚1.19mmの銅管1を用いて
第2図、第3図及び第4図に示す転造工具8A,
8B,8Cにより成形を行つた。この場合転造工
具8A,8B,8Cのフイン成形用円板工具5…
は外径52.45mmφ、先端部の幅0.35mm、両面のテ
ーパー角度4度であり、また1段目の変形用円板
工具6は外径51.2mmφ、幅0.65mm、2段目の変形
用円板工具7は外径51.6mmφ、幅0.65mmのものを
用いた。 上記転造工具により銅管1を成形したところ、
フインピツチ35山/吋で高さ0.75mmの厚肉フイン
9が形成された後、変形加工されて第1図に示す
如く空洞部2の深さ0.4mm、間隙部3の幅、Wが
0.03mm、フイン4の高さ0.35mm、幅が0.1mmで各寸
法にバラツキの少ない表面機構を有する沸騰型熱
交換器用伝熱管が得られた。 実施例 2 外径18.88mmφ、肉厚1.19mmの銅管1を用いて、
第7図に示す転造工具8′により成形を行つた。
この場合転造工具8′のフイン成形用円板工具5
は外径52.45mmφ、先端部の幅0.35mm、両面のテ
ーパー角度4度であり、また1段目の変形用円板
工具6は外径51.4mm、幅0.65mm、2段目の変形用
円板工具7は外径51.7mm、幅0.48mmのものを用い
た。 上記転造工具8′により銅管1を成形したとこ
ろ、フインピツチ35山/吋で、高さ0.8mmの厚肉
フイン9が形成された後、変形加工されて第6図
に示す如く空洞部2の深さ0.35mm、間隙部3の幅
0.025mm、フイン4の高さが0.45mm、幅が0.12mm、
段部の高さ0.15mm、幅が0.08mmで各寸法にバラツ
キの少ない表面機構を有する沸騰型熱交換器用伝
熱管が得られた。 実施例 3 外径18.88mmφ、肉厚1.65mmのステンレス鋼管
1(SUS304TB−SC)を用いて、第2−1図に
示す3本の転造工具8A−1,8B−1,8C−
1により成形を行つた。この場合転造工具のフイ
ン成形用円板工具5は外径52.45mmφ、先端部の
幅0.35mm、両面のテーパー角度4度であり、また
1段目の変形用円板工具6は外径51.2mmφ、幅
0.65mm、2段目の変形用円板工具6−1は外径
51.4mmφ、幅0.65mm、3段目の変形用円板工具7
は外径51.6mmφ、幅0.65mmのものを用いた。 上記転造工具によりステンレス鋼管1を成形し
たところフインピツチ35山/吋で、高さ0.75mmの
厚肉フイン9が形成された後、変形加工されて第
1図に示す如く空洞部2の深さ0.4mm、間隙部3
の幅、Wが0.03mm、フイン4の高さ0.35mm、幅が
0.1mmで各寸法にバラツキの少ない表面機構を有
する沸騰型熱交換器用伝熱管が得られた。 実施例 4 外径18.88mmφの銅管に通常のピツチ35山/吋、
高さ0.86mmのフインを有する伝熱管Bと実施例1
により得られた本発明の伝熱管Aを用いてフレオ
ンR−11における沸騰熱伝達率の単位長さ当りの
性能を測定した。 実験装置は凝縮器とテストセクシヨンである蒸
発器とからなり、自然循環式の冷凍機を構成して
いる。 テストセクシヨンには、テストチユーブが1本
水平に取り付けられ管内に通水することにより、
管外の冷媒が沸騰するしくみとなつている。実験
条件を第1表に、測定結果を第9図のグラフに示
す。 これから従来の伝熱管Bより本発明伝熱管Aが
沸騰熱伝達率において、非常に優れていることが
わかる。
【表】
以上説明した如く本発明に係る伝熱管によれ
ば、低温液体の核沸騰を促進する気泡が残留する
ように管の表面に均一な幅の狭い間隙部を有する
その断面が略吊り鐘状の空洞部を形成し、しかも
管表面に多数のフインを突設して放熱表面を広く
形成してあるので、気泡を含む低温流体を加熱す
るような場合には特に優れた伝熱効率を得ること
ができる。更に本発明に係る伝熱管の製造方法に
よれば変形量が少ないため硬質の管でも容易に成
形を行うことができると共に管の全面にわたつて
整然とした一定の空洞部、間隙部、フイン部を有
する表面機構が得られ性能のバラツキが少ない沸
騰型熱交換器用伝熱管を得ることができるなど顕
著な効果を有するものである。
ば、低温液体の核沸騰を促進する気泡が残留する
ように管の表面に均一な幅の狭い間隙部を有する
その断面が略吊り鐘状の空洞部を形成し、しかも
管表面に多数のフインを突設して放熱表面を広く
形成してあるので、気泡を含む低温流体を加熱す
るような場合には特に優れた伝熱効率を得ること
ができる。更に本発明に係る伝熱管の製造方法に
よれば変形量が少ないため硬質の管でも容易に成
形を行うことができると共に管の全面にわたつて
整然とした一定の空洞部、間隙部、フイン部を有
する表面機構が得られ性能のバラツキが少ない沸
騰型熱交換器用伝熱管を得ることができるなど顕
著な効果を有するものである。
第1図は本発明に係る伝熱管の断面図、第2図
は第1図に示す伝熱管を成形する方法を示す説明
図、第2−1図は、第1図に示す伝熱管を形成す
る他の方法を示す説明図、第3図は変形用円板工
具の側面図、第4図は3本の転造工具を組合せた
状態を示す説明図、第5図は第4図のX−O−Y
線に沿う断面図、第6図は本発明に係る他の実施
例を示す伝熱管の断面図、第7図および第8図は
第6図に示す伝熱管を成形する方法を示す説明
図、第9図は本発明に係る伝熱管の性能を示す図
である。 1……管、2……空洞部、3……間隙部、4…
…フイン、5……フイン成形用円板工具、6,6
−1,7……変形用円板工具、8A,8B,8
C,8A−1,8′,8″……転造工具、9……厚
肉フイン、10……段部、11……中間変形用円
板工具、12……厚肉フイン間の溝。
は第1図に示す伝熱管を成形する方法を示す説明
図、第2−1図は、第1図に示す伝熱管を形成す
る他の方法を示す説明図、第3図は変形用円板工
具の側面図、第4図は3本の転造工具を組合せた
状態を示す説明図、第5図は第4図のX−O−Y
線に沿う断面図、第6図は本発明に係る他の実施
例を示す伝熱管の断面図、第7図および第8図は
第6図に示す伝熱管を成形する方法を示す説明
図、第9図は本発明に係る伝熱管の性能を示す図
である。 1……管、2……空洞部、3……間隙部、4…
…フイン、5……フイン成形用円板工具、6,6
−1,7……変形用円板工具、8A,8B,8
C,8A−1,8′,8″……転造工具、9……厚
肉フイン、10……段部、11……中間変形用円
板工具、12……厚肉フイン間の溝。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 管の表面円周方向に螺旋状の空洞部を設け該
空洞部の断面は、上部中央部に外部と連通する均
一な幅の狭い間隙部を有する略吊り鐘状に形成
し、且つ管表面の隣接する前記間隙部間に螺旋状
のフインを突設してなる沸騰型熱交換器用伝熱
管。 2 フイン成形用工具を用いて管の表面円周方向
に螺旋状の厚肉フインと溝を形成した後、幅がフ
インピツチより狭い複数段の変形用転造円板工具
で隣接する前記厚肉フインの先端肩部を圧縮変形
せしめて近接する溝の上部空間部をうめることに
より、その上部中央部に外部と連通する均一な幅
の狭い間隙部を設けた断面略吊り鐘状の空洞部を
形成すると共に、管表面の隣接する前記間隙部間
に螺旋状のフインを突出成形することを特徴とす
る沸騰型熱交換器用伝熱管の製造方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008477A JPS53105751A (en) | 1977-02-25 | 1977-02-25 | Heat transfer tube for boiling type heat exchanger and method of fabricating the same |
DE2808080A DE2808080C2 (de) | 1977-02-25 | 1978-02-24 | Wärmeübertragungs-Rohr für Siedewärmetauscher und Verfahren zu seiner Herstellung |
US05/881,860 US4216826A (en) | 1977-02-25 | 1978-02-27 | Heat transfer tube for use in boiling type heat exchangers and method of producing the same |
US06/034,920 US4313248A (en) | 1977-02-25 | 1979-05-01 | Method of producing heat transfer tube for use in boiling type heat exchangers |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008477A JPS53105751A (en) | 1977-02-25 | 1977-02-25 | Heat transfer tube for boiling type heat exchanger and method of fabricating the same |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53105751A JPS53105751A (en) | 1978-09-14 |
JPS635679B2 true JPS635679B2 (ja) | 1988-02-04 |
Family
ID=12017227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008477A Granted JPS53105751A (en) | 1977-02-25 | 1977-02-25 | Heat transfer tube for boiling type heat exchanger and method of fabricating the same |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS53105751A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10024682C2 (de) * | 2000-05-18 | 2003-02-20 | Wieland Werke Ag | Wärmeaustauscherrohr zur Verdampfung mit unterschiedlichen Porengrößen |
-
1977
- 1977-02-25 JP JP2008477A patent/JPS53105751A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53105751A (en) | 1978-09-14 |
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