JPH06323778A - 沸騰用伝熱管 - Google Patents

沸騰用伝熱管

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JPH06323778A
JPH06323778A JP11067893A JP11067893A JPH06323778A JP H06323778 A JPH06323778 A JP H06323778A JP 11067893 A JP11067893 A JP 11067893A JP 11067893 A JP11067893 A JP 11067893A JP H06323778 A JPH06323778 A JP H06323778A
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JP
Japan
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heat transfer
tube
cavity
boiling
fins
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JP11067893A
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English (en)
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宏行 ▲高▼橋
Hiroyuki Takahashi
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来に比して伝熱性能が高く、熱交換器の高
性能化、小型化及び軽量化が可能な沸騰用伝熱管を提供
する。 【構成】 管本体5の外周面下には空洞3が設けられて
おり、この空洞3は細孔2を介して外部に連絡されてい
る。この細孔2の開口面積は、0.15乃至0.25m
2 に設定されている。また、管本体の外周面にはフィ
ン6が突出して設けられている。このフィン6の高さt
は0.30乃至0.50mmに設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、その外周面下に空洞が
設けられておりこの空洞内に侵入した冷媒を沸騰させる
ことにより冷媒に効率的に熱を伝達する沸騰用伝熱管に
関し、特に大型冷凍機(ターボ冷凍機及び吸収式冷凍機
等)の蒸発器の伝熱管として好適の沸騰用伝熱管に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、熱交換効率が優れた伝熱管とし
て、伝熱面積を増大させるためにその外周面から突出し
管軸方向に直交又は傾斜する方向に延びる放熱フィン
(ローフィン)が設けられたローフィンチューブがあ
る。また、このローフィンチューブに比してより一層伝
熱効率が優れた伝熱管として、沸騰用伝熱管がある。
【0003】図10は、従来の沸騰用伝熱管の一例を示
す模式図である(特開昭53−25379号)。管壁2
5から突出し周方向に延出して設けられた突出部21は
中央部で折り曲げられ、隣接する突出部21の中央部に
接触することにより突出部21で囲まれた空洞23を形
成している。また、突出部21の先端部には空洞23と
外部とを連絡する細孔22が形成されている。
【0004】一方、図11は従来の沸騰用伝熱管の他の
例を示す模式図である。管壁35にはブロック状の突起
31が形成されており、この突起31の上部は圧縮され
て側方に導出されブロック状突起31の周囲の格子状の
溝の上部を略塞いで、空洞33を形成している。空洞3
3の上部には細い間隙34が設けられており、この間隙
34を介して空洞33と外部とが連絡している。また、
突起31の表面にはローレット加工が施されて微細な凹
凸が設けられている(USP4216826)。
【0005】この種の伝熱管は、冷媒を沸騰させて伝熱
面から冷媒の気化に伴う気化熱を奪うため、伝熱効率が
高い。即ち、空洞23,33内に侵入した冷媒は、周囲
の壁面から熱が伝達されて沸騰する。冷媒の沸騰により
発生した蒸気泡は、空洞23,33内を満たす大きさま
で成長すると、微細な孔22又は間隙34を通って伝熱
管から離脱する。このとき、蒸気泡の一部は空洞23,
33内に残留し、この残留した蒸気泡の一部が核となっ
て再び蒸気泡が成長するため、蒸気泡の離脱から次の気
泡発生までの時間が短く、伝熱管からの蒸気泡発生が速
やかに行われる。このため、沸騰用伝熱管においては、
伝熱管とこの伝熱管に接触する冷媒との温度差が5℃以
下と小さい場合でも大きな伝熱量を確保できる。なお、
細孔22又は間隙34の大きさ又は幅を調整することに
より、残留気泡の量を調整することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の沸騰用伝熱管においては、比較的良好な伝熱性
能を得ることができるものの、満足できるものではない
という問題点がある。即ち、近時、熱交換器のより一層
の高性能化、小型化及び軽量化が要望されており、沸騰
用伝熱管に対しても更に優れた伝熱性能が要求されてい
る。
【0007】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、伝熱性能が向上し、熱交換器の軽量化及び
小型化が可能な沸騰用伝熱管を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る沸騰用伝熱
管は、管本体と、この管本体の外周面下に設けられ管軸
方向に直交又は傾斜して延びる空洞と、この空洞に沿っ
て設けられ前記空洞の内部空間と外部とを連絡する複数
の開口部と、前記管本体から外側に突出して設けられた
フィンとを有し、前記開口部の各開口面積は0.15乃
至0.25mm2 であり、前記フィンの高さは0.30
乃至0.50mmであることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明に係る沸騰用伝熱管は、管本体の外周面
下に設けられた空洞が管軸方向に直交又は傾斜して延び
ており、この空洞の内部空間は空洞に沿って所定のピッ
チで設けられた複数の開口部を介して外部と連絡してい
る。また、本発明に係る沸騰用伝熱管には、前記管本体
から外側に突出するフィンが設けられている。このフィ
ンから放出される熱により、伝熱管の周囲の冷媒は加熱
されて温度が上昇する。一方、空洞内では、周囲の空洞
壁面から熱が伝達されるために伝熱効率が高く、空洞内
に侵入した冷媒は容易に沸騰して蒸気泡が活発に発生す
る。この蒸気泡は、ある程度の大きさにまで成長する
と、前記開口部を通って伝熱管から離脱するが、蒸気泡
の一部は小さな蒸気泡となって空洞内に残留する。そし
て、空洞内には、前記伝熱管から離脱した蒸気泡に対応
する量の冷媒が侵入する。この空洞内に新たに侵入する
冷媒は、前記フィンにより加熱されて温度が上昇してい
るために少ない熱量で沸騰温度に到達する。従って、前
記空洞内に残留した蒸気泡を核として、蒸気泡が急速に
成長する。このようにして、蒸気泡の成長及び離脱を繰
り返すことにより、伝熱管から冷却媒体に熱が伝達され
る。
【0010】本発明においては、上述の如く、フィンに
よって伝熱管の周囲の冷媒の温度を上昇させることによ
り、空洞内での冷媒の沸騰を促進する。従って、本発明
に係る沸騰用伝熱管は、従来の沸騰用伝熱管に比して、
伝熱効率がより一層向上する。
【0011】なお、前記複数の開口部の各開口面積が
0.15mm2 未満であると、空洞内からの蒸気泡の離
脱が困難になり、空洞内に蒸気泡が溜まってこれが熱抵
抗となり、伝熱効率が低下する。また、前記開口部の各
開口面積が0.25mm2 を超えると、空洞内で成長し
た蒸気泡が開口部を介して完全に離脱してしまい、蒸気
泡成長の核となる蒸気泡が空洞内に残留しないため、蒸
気泡が成長し離脱するまでの時間が長くなり、伝熱効率
が低下する。従って、前記複数の開口部の各開口面積は
0.15乃至0.25mm2 であることが必要である。
【0012】また、前記フィンの高さが0.30mm未
満であると、フィンから放出される熱量が少なく、伝熱
管の周囲の冷媒の温度を上昇させるという効果を十分に
得ることができない。また、フィンの高さが0.50m
mを超えると、フィンから放出される熱量が過剰にな
り、管周面の温度が低下し、その結果空洞内での沸騰が
抑制されて、伝熱効率が低下する。従って、フィンの高
さは0.30mm乃至0.50mmであることが必要で
ある。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例について、添付の図面
を参照して説明する。
【0014】図1は、本発明の実施例に係る沸騰用伝熱
管の外周面に設けられた空洞及びフィンを示す模式図で
ある。管本体5の外周面下には、空洞3が管本体5の軸
方向に直交又は傾斜して設けられている。この空洞3
は、断面がT字型でありその頂部が管本体5の外周面を
構成するT字フィン1と、このT字フィン1間に配設さ
れ管本体5の外周面から突出し管本体5の軸方向に直交
又は傾斜する方向に延びるフィン6とにより囲まれてお
り、T字フィン1の頂部に一定の間隔で穿設された細孔
2(開口部)を介して外部空間と連絡している。この細
孔2の一つ当たりの開口面積は、0.15乃至0.25
mm2 に設定されている。また、フィン6の高さt(即
ち、管本体5から露出した部分の高さ)は、0.30乃
至0.50mmに設定されている。
【0015】このように構成された本実施例に係る沸騰
用伝熱管において、空洞3内に侵入した冷媒には空洞3
を囲む各壁面から熱が伝達され、空洞3内で冷媒が沸騰
して蒸気泡が発生する。この蒸気泡は、ある程度の大き
さにまで成長すると、細孔2を通り伝熱管から離脱す
る。このとき、前記蒸気泡の一部分が分離して、空洞3
内に残留する。
【0016】一方、伝熱管の周囲の冷媒は、フィン6か
ら放散される熱により加熱されて温度が上昇している。
そして、前記伝熱管から離脱した蒸気泡に対応して、伝
熱管の周囲の冷媒が細孔2を介して空洞3内に侵入す
る。この空洞3内に侵入した冷媒は、フィン6により加
熱されて温度が高くなっているために沸騰しやすく、空
洞3内に残留している蒸気泡を核として新たな蒸気泡が
速やかに成長する。このようにして、冷媒の沸騰、蒸気
泡の成長及び蒸気泡の離脱を繰り返し、伝熱管から冷媒
の気化に伴う気化熱が放出される。
【0017】本実施例においては、フィン6により伝熱
管の周囲の冷媒が加熱されるため、空洞内に侵入する冷
媒の温度が高く、図10,11に示す従来の沸騰用伝熱
管に比して、空洞内において蒸気泡が成長する速度が速
い。従って、本実施例に係る沸騰用伝熱管は、従来の沸
騰用伝熱管に比して伝熱効率が高く、熱交換器のより一
層の軽量化及び小型化が可能になる。
【0018】図2は、本実施例に係る沸騰用伝熱管の製
造方法を示す模式的断面図である。材料となる原管とし
ては、例えばりん脱酸銅からなるストレート管を使用す
る。
【0019】先ず、加工すべき管13の内側にマンドレ
ル12を配置し、管13の外側に複数のフィン形成用デ
ィスクからなるディスク群7、歯車ディスク8、半割り
ディスク9及び平面ディスク10が同一の回転軸11に
取り付けられた加工用治具を配置する。図3に示すよう
に、この加工用治具は、例えば3組設けられており、各
治具は管13の周面を3等配する位置で管周面に接触す
るように配置されている。管13は、これらの治具に対
して相対的に回転しつつ、軸方向に移動する。
【0020】ディスク群7は、通常のローフィンチュー
ブの製造に使用されるものと同一である。歯車ディスク
8は、図4(a),(b)に夫々正面図及び側面図を示
すように、周面に断面形状が略三角形の凹凸が設けられ
いる。半割りディスク9は、図5(a),(b)に夫々
正面図及び側面図を示すように、円周部分に周方向に延
出する刃が設けられている。平面ディスク10は、図6
(a),(b)に夫々正面図及び側面図を示すように、
円筒状の部材である。
【0021】図2のようにストレートチューブであった
管13は、例えば、図中矢印で示す方向へ回転しながら
徐々に送り込まれ、先ず、ローフィン成形用のディスク
群7により成形されて、縮径されると共にその外周に多
重螺旋構造のフィンが形成され、ローフィンチューブ形
状に加工される。次に、歯車ディスク8によって管13
の外周に設けられたフィンが1枚おきに押し潰されて、
短寸化されると共に頂部に切り込みが設けられる。次い
で、この短寸化されたフィンは半割りディスク9で先端
部を半割りされ、続く平面ディスク10により押し潰さ
れて、その頂部が平坦化されてT字状に成形される。こ
のT字状に成形されたフィンの頂部両縁は隣接するフィ
ンに接し、T字フィンとその両側のフィンとにより囲ま
れた2つの空洞が形成される。この場合に、前述の歯車
ディスク8によって形成された切り込み部分が空洞上部
の細孔となる。このようにして、本実施例に係る伝熱管
が完成する。
【0022】次に、本発明の実施例に係る沸騰用伝熱管
を実際に製造し、その性能を調べた結果について、従来
例と比較して説明する。
【0023】下記表1に示す外径及び肉厚のりん脱酸銅
管を加工して、図1に示す構造の沸騰用伝熱管(実施
例)、図10に示す構造の沸騰用伝熱管(従来例1)、
図11に示す構造の沸騰用伝熱管(従来例2)及びロー
フィンチューブ(従来例3)の各伝熱管を得た。各伝熱
管のフィン数(従来例1,2については突出部21又は
ブロック状突起31の数)、フィンの高さ(実施例につ
いては管本体から露出した部分のフィンの高さ)及び開
口部の開口面積を表1に併せて示した。
【0024】
【表1】
【0025】これらの伝熱管の伝熱性能を評価するため
に、過熱度ΔT(伝熱管と冷媒との伝熱面における温度
差)と熱流束qとの関係を調べた。但し、冷媒として
は、フロンR−123(蒸発温度;34.85℃、蒸発
圧力0.13022MPa)を使用した。図7は、横軸
に過熱度をとり、縦軸に熱流束をとって、実施例及び従
来例の各伝熱管の伝熱性能を調べた結果を示すグラフ図
である。この図7から明らかなように、ローフィンチュ
ーブである従来例3は、過熱度が小さいときには伝熱性
能が著しく低下する。従来例1,2は、過熱度が5℃以
下と小さいときでも比較的良好な伝熱性能を示すが、十
分であるとはいえない。一方、実施例の沸騰用伝熱管
は、過熱度が5℃以下と小さいときでも従来例1,2に
比して熱流束値が大きく、極めて優れた伝熱性能を示し
た。
【0026】次に、図1に示す構造の伝熱管において、
細孔2の開口面積と伝熱性能との関係を調べた。即ち、
歯先断面積が異なる種々の歯車ディスクを使用すること
により、細孔の開口面積が相互に異なる複数の伝熱管を
製造した。なお、これらの伝熱管は、細孔の開口面積以
外の寸法については表1の実施例の欄に示す伝熱管と同
一である。
【0027】これらの伝熱管について、伝熱性能の指標
である管外側伝熱係数を測定した。なお、管外側伝熱係
数の測定には、冷媒としてフロンR−123を使用し
た。図8は、横軸に細孔の開口面積をとり、縦軸に管の
外周面の伝熱係数をとって、細孔の開口面積と伝熱性能
との関係を示すグラフ図である。この図8から明らかな
ように、細孔の開口面積と管外側伝熱係数との関係を示
す曲線は細孔の開口面積が0.15乃至0.25mm2
のときにピークを示す。即ち、図1に示す構造の伝熱管
においては、細孔の開口面積を0.15乃至0.25m
2 とすることにより、良好な伝熱性能を得ることがで
きる。
【0028】次に、図1に示す構造の伝熱管において、
フィンの高さと伝熱性能との関係を調べた。即ち、図2
に示すディスク群7を調整してローフィンチューブの段
階でのフィンの高さを種々変化させることにより、管本
体から突出するフィンの高さが相互に異なる複数の伝熱
管を製造した。これらの伝熱管のフィン高さ以外の寸法
は、表1の実施例の欄に示す伝熱管と同一である。
【0029】これらの伝熱管について、管外側伝熱係数
を測定した。なお、管の外周面の伝熱係数の測定には、
冷媒としてフロンR−123を使用した。図9は、横軸
にフィン高さをとり、縦軸に管の外周面の伝熱係数をと
って、フィン高さと伝熱性能との関係を示すグラフ図で
ある。この図9から明らかなように、フィン高さが0.
30mm未満の場合は、伝熱性能が管の外周面にフィン
がないとき(即ち、図9においてフィン高さが0のと
き)と殆ど変わらず、フィン高さが0.50mmを超え
ると、伝熱性能が著しく低下する。従って、図1に示す
構造の伝熱管においては、フィン高さを0.30mm乃
至0.50mmとすることが必要である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る沸騰用
伝熱管は、管本体と、この空洞の内部空間と外部とを連
絡する開口部と、前記管本体から突出するフィンとが設
けられているから、前記フィンにより伝熱管の周囲の冷
媒が加熱され、温度が上昇した冷媒が前記空洞内に侵入
する。このため、本発明に係る沸騰用伝熱管は、従来の
沸騰用伝熱管に比して空洞内における冷媒の沸騰が促進
され、極めて良好な伝熱性能が得られる。従って、本発
明は、熱交換器の性能向上、小型化及び軽量化に極めて
有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る沸騰用伝熱管の空洞及び
フィンを示す模式図である。
【図2】本発明に係る沸騰用伝熱管の製造方法を示す模
式的断面図である。
【図3】本発明に係る沸騰用伝熱管の製造方法を示す軸
断面の模式的側面図である。
【図4】(a),(b)は夫々フィン成形装置の歯車デ
ィスクを示す正面図及び側面図である。
【図5】(a),(b)は夫々フィン成形装置の半割り
ディスクを示す正面図及び側面図である。
【図6】(a),(b)は夫々フィン成形装置の平面デ
ィスクを示す正面図及び側面図である。
【図7】実施例及び従来例1,2,3の伝熱性能を示す
グラフ図である。
【図8】管の外周面の伝熱係数の細孔の開口面積に対す
る依存性を示すグラフ図である。
【図9】管の外周面の伝熱係数のローフィンの高さに対
する依存性を示すグラフ図である。
【図10】従来の沸騰用伝熱管の一例を示す模式図であ
る。
【図11】従来の沸騰用伝熱管の他の例を示す模式図で
ある。
【符号の説明】
1;T字フィン 2,22;細孔 3,23,33;空洞 5;管本体 6;フィン 7;ディスク群 8;歯車ディスク 9;半割りディスク 10;平面ディスク 11;回転軸 12;マンドレル 13;管 21;突出部 25,35;管壁 31;突起 34;間隙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管本体と、この管本体の外周面下に設け
    られ管軸方向に直交又は傾斜して延びる空洞と、この空
    洞に沿って設けられ前記空洞の内部空間と外部とを連絡
    する複数の開口部と、前記管本体から外側に突出して設
    けられたフィンとを有し、前記開口部の各開口面積は
    0.15乃至0.25mm2 であり、前記フィンの高さ
    は0.30乃至0.50mmであることを特徴とする沸
    騰用伝熱管。
JP11067893A 1993-05-12 1993-05-12 沸騰用伝熱管 Pending JPH06323778A (ja)

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