JPS635659Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS635659Y2 JPS635659Y2 JP15696185U JP15696185U JPS635659Y2 JP S635659 Y2 JPS635659 Y2 JP S635659Y2 JP 15696185 U JP15696185 U JP 15696185U JP 15696185 U JP15696185 U JP 15696185U JP S635659 Y2 JPS635659 Y2 JP S635659Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- hanging rod
- lid hanging
- pot
- hanger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 11
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Devices For Warming Or Keeping Food Or Tableware Hot (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は鍋蓋ハンガー、特に、鍋蓋を掛ける複
数の蓋掛け体の内、不使用状態にあるものを炊事
作業空間から退避させて、炊事作業空間を効率的
に利用し得るようにする鍋蓋ハンガーに関するも
のである。
数の蓋掛け体の内、不使用状態にあるものを炊事
作業空間から退避させて、炊事作業空間を効率的
に利用し得るようにする鍋蓋ハンガーに関するも
のである。
[従来技術及びその問題点]
流し台上方の水切棚に吊り下げ固定してこれに
鍋蓋を掛けておく形式の鍋蓋ハンガーがあるが、
この種鍋蓋ハンガーとしては、例えば、実開昭60
−106553号に記載されたものがある。
鍋蓋を掛けておく形式の鍋蓋ハンガーがあるが、
この種鍋蓋ハンガーとしては、例えば、実開昭60
−106553号に記載されたものがある。
これは、第7図に示すような構造で、線材で形
成された蓋掛杆1,1を、複数横に並べると共に
各蓋掛杆1,1の上下両端を相互に連結杆3,3
で連結してある。そして、各蓋掛杆1,1の一部
には、これを曲げて作つた蓋掛け用の円弧状段部
11が形成されている。又、上記複数の蓋掛杆
1,1の内、左右両端に位置する蓋掛杆1,1の
上端には固定手段5,5が連設されている。
成された蓋掛杆1,1を、複数横に並べると共に
各蓋掛杆1,1の上下両端を相互に連結杆3,3
で連結してある。そして、各蓋掛杆1,1の一部
には、これを曲げて作つた蓋掛け用の円弧状段部
11が形成されている。又、上記複数の蓋掛杆
1,1の内、左右両端に位置する蓋掛杆1,1の
上端には固定手段5,5が連設されている。
上記鍋蓋ハンガーを使用するときは同図に示す
ように、先ず、固定手段5,5を利用し、水切棚
の横桟に鍋蓋ハンガー全体を吊り下げる。そし
て、各蓋掛杆1,1に形成した段部11,11に
鍋蓋9,9の摘まみ部90を掛けると、複数の鍋
蓋9,9は整理された状態で鍋蓋ハンガーに掛け
られることと成る。
ように、先ず、固定手段5,5を利用し、水切棚
の横桟に鍋蓋ハンガー全体を吊り下げる。そし
て、各蓋掛杆1,1に形成した段部11,11に
鍋蓋9,9の摘まみ部90を掛けると、複数の鍋
蓋9,9は整理された状態で鍋蓋ハンガーに掛け
られることと成る。
ところが、上記従来の鍋蓋ハンガーでは、水切
棚A下方の炊事作業空間が効率的に利用できない
と言う問題があつた。
棚A下方の炊事作業空間が効率的に利用できない
と言う問題があつた。
これは、全ての蓋掛杆1,1が固定手段5に固
定されているから、不使用状態においても、これ
ら蓋掛杆が水切棚A下方の炊事作業空間に突出し
たままに成るからである。
定されているから、不使用状態においても、これ
ら蓋掛杆が水切棚A下方の炊事作業空間に突出し
たままに成るからである。
[技術的課題]
本考案は、上方に設けた固定手段で蓋掛杆1,
1を水切棚A等の固定部に吊り下げ状態に固定
し、蓋掛杆1,1に鍋蓋を掛けるようにした鍋蓋
ハンガーに於いて、鍋蓋ハンガー配設部の下方に
於ける炊事作業空間が効率良く利用できるように
するため、不使用状態にある蓋掛杆1,1を炊事
作業空間から退避させ得るようにすることを課題
とする。
1を水切棚A等の固定部に吊り下げ状態に固定
し、蓋掛杆1,1に鍋蓋を掛けるようにした鍋蓋
ハンガーに於いて、鍋蓋ハンガー配設部の下方に
於ける炊事作業空間が効率良く利用できるように
するため、不使用状態にある蓋掛杆1,1を炊事
作業空間から退避させ得るようにすることを課題
とする。
[技術的手段]
上記課題を解決するための本考案の技術的手段
は、弾性線材をU字バネ状に曲げて蓋掛杆1を形
成し、該蓋掛杆1の2つの辺に蓋掛け用の段部1
1を形成すると共にこれら2つの辺の上端外側に
係合軸を突設し、蓋掛杆1の上記2つの辺の係合
軸を蓋掛杆配設用の取付基板に対向配設した一対
の軸受孔に回動自在に係合すると共にこの係合状
態に於いては蓋掛杆1上端開放部が圧縮状態に成
るようにし、更に、上記軸受孔近傍に於ける蓋掛
杆1の回動域には障害突起を突設したことであ
る。
は、弾性線材をU字バネ状に曲げて蓋掛杆1を形
成し、該蓋掛杆1の2つの辺に蓋掛け用の段部1
1を形成すると共にこれら2つの辺の上端外側に
係合軸を突設し、蓋掛杆1の上記2つの辺の係合
軸を蓋掛杆配設用の取付基板に対向配設した一対
の軸受孔に回動自在に係合すると共にこの係合状
態に於いては蓋掛杆1上端開放部が圧縮状態に成
るようにし、更に、上記軸受孔近傍に於ける蓋掛
杆1の回動域には障害突起を突設したことであ
る。
[作用]
上記技術的手段は次のように作用する。
先ず、取付基板に設けた固定手段を利用して、
鍋蓋ハンガー全体を水切棚に取付ける。
鍋蓋ハンガー全体を水切棚に取付ける。
そうすると、U字状の蓋掛杆1,1は水切棚A
の下方に垂下した状態になつて炊事作業空間に突
出することと成る。
の下方に垂下した状態になつて炊事作業空間に突
出することと成る。
そして、蓋掛杆1の2つの辺に形成された段部
11に、鍋蓋9の摘まみ90を既述した従来のも
のと同様にして出掛ける。
11に、鍋蓋9の摘まみ90を既述した従来のも
のと同様にして出掛ける。
次に、複数の蓋掛杆1,1の内、使用していな
いものがある時は、不使用状態にある蓋掛杆1
を、取付基板との係合軸支部を中心にして回動さ
せ、炊事作業空間から退避させる。
いものがある時は、不使用状態にある蓋掛杆1
を、取付基板との係合軸支部を中心にして回動さ
せ、炊事作業空間から退避させる。
そして、取付基板の軸受孔近傍に於ける蓋掛杆
1の回動域には障害突起が配設されており、然
も、蓋掛杆1の上端は圧縮された状態で軸受孔に
取付けられているから、不使用状態にある蓋掛杆
1を回動させた時は、該蓋掛杆1の2つの辺は上
記障害突起を弾性的に乗り越えて回動することと
成る。
1の回動域には障害突起が配設されており、然
も、蓋掛杆1の上端は圧縮された状態で軸受孔に
取付けられているから、不使用状態にある蓋掛杆
1を回動させた時は、該蓋掛杆1の2つの辺は上
記障害突起を弾性的に乗り越えて回動することと
成る。
従つて、上記障害突起は、蓋掛杆1の復帰回動
に対するストツパーとしての機能を果すことと成
り、該蓋掛杆1は水切棚下方の炊事作業空間から
退避した状態に保持されるのである。
に対するストツパーとしての機能を果すことと成
り、該蓋掛杆1は水切棚下方の炊事作業空間から
退避した状態に保持されるのである。
[効果]
本考案は次の特有の効果を有する。
不使用状態にある蓋掛杆1,1を、鍋蓋ハンガ
ー配設部下方の炊事作業空間から退避させ得るか
ら、炊事作業空間が効率良く使用できる。
ー配設部下方の炊事作業空間から退避させ得るか
ら、炊事作業空間が効率良く使用できる。
[実施例]
次に、上記した本考案の実施例を図面に従つて
詳述する。
詳述する。
本考案実施例の鍋蓋ハンガーは、第1図に示す
ように取付基板4と、該共通な取付基板4に取付
けられる複数の蓋掛杆1,1から成つており、取
付基板4の裏面には挟持腕50,50が配設され
ている。そして、上記取付基板4と挟持腕50,
50が、鍋蓋掛を水切棚に固定する為の既述した
固定手段となる。
ように取付基板4と、該共通な取付基板4に取付
けられる複数の蓋掛杆1,1から成つており、取
付基板4の裏面には挟持腕50,50が配設され
ている。そして、上記取付基板4と挟持腕50,
50が、鍋蓋掛を水切棚に固定する為の既述した
固定手段となる。
蓋掛杆1は、第2図に示す如く金属線を正面U
字状に曲成したもので、該金属線は弾性を有する
素材で形成されている。そして、2つの辺19,
19の上端部は外向きに曲げられて係合軸15,
15が形成されている。
字状に曲成したもので、該金属線は弾性を有する
素材で形成されている。そして、2つの辺19,
19の上端部は外向きに曲げられて係合軸15,
15が形成されている。
上記蓋掛杆1は、側面から見た場合には第3図
に示すように、既述した従来のものと同様な形状
に曲成されており、その中央部には鍋蓋の摘まみ
を掛ける為の円弧状の段部11が形成されてい
る。
に示すように、既述した従来のものと同様な形状
に曲成されており、その中央部には鍋蓋の摘まみ
を掛ける為の円弧状の段部11が形成されてい
る。
他方、第6図に示す如く、取付基板4の前面に
は蓋掛杆1の取付部と成る凹部42,42が設け
られており、上記凹部42,42は取付基板4の
下方に開放している。又、該凹部42,42の外
側両側壁には軸受孔43,43とその下方の障害
突起48,48がそれぞれ対向配設されている。
は蓋掛杆1の取付部と成る凹部42,42が設け
られており、上記凹部42,42は取付基板4の
下方に開放している。又、該凹部42,42の外
側両側壁には軸受孔43,43とその下方の障害
突起48,48がそれぞれ対向配設されている。
又、取付基板4裏面の両端部近傍には、一対の
挟持腕50,50が配設されており、これら挟持
腕50,50は第4図に示す構造で取付基板4に
取付けられている。
挟持腕50,50が配設されており、これら挟持
腕50,50は第4図に示す構造で取付基板4に
取付けられている。
即ち、取付基板4の正面壁の裏側に対向配設し
た一対の対向壁6,6間には軸61が架設してあ
り、取付基板4の上面壁の後端近傍には係合孔4
5が穿設してある。
た一対の対向壁6,6間には軸61が架設してあ
り、取付基板4の上面壁の後端近傍には係合孔4
5が穿設してある。
他方、挟持腕50は、一端に段部52を他端に
は軸孔51を備えた略L字状の屈曲板で形成され
ており、上記軸孔51はその一部に開削部53を
具備している。
は軸孔51を備えた略L字状の屈曲板で形成され
ており、上記軸孔51はその一部に開削部53を
具備している。
そして、取付基板4の正面壁裏面に配設した軸
61に挟持腕50の軸孔51を外嵌させると両者
は回動自在に結合されることと成る。
61に挟持腕50の軸孔51を外嵌させると両者
は回動自在に結合されることと成る。
さて、取付基板4に蓋掛杆1を組付ける時は、
蓋掛杆1の先端開放部を圧縮状態にし、該先端部
外側に突出する一組の係合軸15,15を、凹部
42,42の外側壁に配設した軸受孔43,43
に弾性的に掛ける。
蓋掛杆1の先端開放部を圧縮状態にし、該先端部
外側に突出する一組の係合軸15,15を、凹部
42,42の外側壁に配設した軸受孔43,43
に弾性的に掛ける。
そして、本考案実施例の鍋蓋ハンガーを使用す
るときは、取付基板4の裏面に配設した一組の挟
持腕50,50で、第1図の一点鎖線で示す水切
棚Aの横桟を挟み、鍋蓋ハンガー全体を該水切棚
Aに取付ける。
るときは、取付基板4の裏面に配設した一組の挟
持腕50,50で、第1図の一点鎖線で示す水切
棚Aの横桟を挟み、鍋蓋ハンガー全体を該水切棚
Aに取付ける。
次いで、既述した従来のものと同様にして各蓋
掛杆1,1の段部11,11に鍋蓋9を掛ける。
掛杆1,1の段部11,11に鍋蓋9を掛ける。
不使用状態にある蓋掛杆1,1は、上方に回動
させれば第1図右端に配設された蓋掛杆1のよう
に、炊事作業空間となる水切棚Aの下方空間から
退避することと成る。
させれば第1図右端に配設された蓋掛杆1のよう
に、炊事作業空間となる水切棚Aの下方空間から
退避することと成る。
そして、水切棚Aの下方に突出した状態にある
蓋掛杆1を上方に回動させた時は、第5図に示す
如く、蓋掛杆1の2つの辺19,19は、取付基
板4の凹部42,42に突設した障害突起48,
48を弾性的に乗り越えて回動する。従つて、蓋
掛杆1は水切棚Aの下方に突出した使用状態か又
は、上方に回動させた不使用状態かのいずれか一
方の状態に安定的に保持されるのである。
蓋掛杆1を上方に回動させた時は、第5図に示す
如く、蓋掛杆1の2つの辺19,19は、取付基
板4の凹部42,42に突設した障害突起48,
48を弾性的に乗り越えて回動する。従つて、蓋
掛杆1は水切棚Aの下方に突出した使用状態か又
は、上方に回動させた不使用状態かのいずれか一
方の状態に安定的に保持されるのである。
第1図は本考案実施例の斜視図、第2図は蓋掛
杆1の正面図、第3図は蓋掛杆1の側面図、第4
図は取付基板4に於けるフツク5配設部の断面
図、第5図は蓋掛杆を回動させる場合の作用説明
図、第6図は取付基板4の正面図、第7図は従来
例の説明図であり、図中、 1……蓋掛杆、5……フツク、15……係合
軸、43……軸受孔、A……水切棚。
杆1の正面図、第3図は蓋掛杆1の側面図、第4
図は取付基板4に於けるフツク5配設部の断面
図、第5図は蓋掛杆を回動させる場合の作用説明
図、第6図は取付基板4の正面図、第7図は従来
例の説明図であり、図中、 1……蓋掛杆、5……フツク、15……係合
軸、43……軸受孔、A……水切棚。
Claims (1)
- 上方に設けた固定手段で、蓋掛杆1,1を水切
棚A等の固定部に吊り下げ状態に固定し、蓋掛杆
1,1に鍋蓋を掛けるようにした鍋蓋ハンガーに
於いて、弾性線材をU字バネ状に曲げて蓋掛杆1
を形成し、該蓋掛杆1の2つの辺に蓋掛け用の段
部11を形成すると共にこれら2つの辺の上端外
側に係合軸を突設し、蓋掛杆1の上記2つの辺の
係合軸を、蓋掛杆配設用の取付基板に対向配設し
た一対の軸受孔に回動自在に係合すると共に、こ
の係合状態に於いては蓋掛杆1上端開放部が圧縮
状態に成るようにし、更に、上記軸受孔近傍に於
ける蓋掛杆1の回動域には障害突起を突設した鍋
蓋ハンガー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15696185U JPS635659Y2 (ja) | 1985-10-14 | 1985-10-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15696185U JPS635659Y2 (ja) | 1985-10-14 | 1985-10-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6264442U JPS6264442U (ja) | 1987-04-21 |
JPS635659Y2 true JPS635659Y2 (ja) | 1988-02-16 |
Family
ID=31079069
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15696185U Expired JPS635659Y2 (ja) | 1985-10-14 | 1985-10-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS635659Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-10-14 JP JP15696185U patent/JPS635659Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6264442U (ja) | 1987-04-21 |
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