JPS6356455B2 - - Google Patents

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JPS6356455B2
JPS6356455B2 JP56205641A JP20564181A JPS6356455B2 JP S6356455 B2 JPS6356455 B2 JP S6356455B2 JP 56205641 A JP56205641 A JP 56205641A JP 20564181 A JP20564181 A JP 20564181A JP S6356455 B2 JPS6356455 B2 JP S6356455B2
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JP
Japan
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control
data
outside air
tct
sct
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JP56205641A
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Mutsumi Arakawa
Junichi Ueno
Yozo Kawaguchi
Shoichi Matsunaga
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Azbil Corp
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    • F24F11/50Control or safety arrangements characterised by user interfaces or communication
    • F24F11/54Control or safety arrangements characterised by user interfaces or communication using one central controller connected to several sub-controllers
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    • F24F11/81Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof for controlling the temperature of the supplied air by controlling the air supply to heat-exchangers or bypass channels
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
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    • F24F2110/10Temperature
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    • F24F2110/00Control inputs relating to air properties
    • F24F2110/20Humidity

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ビルデイング等の空調制御装置に用
いられる端末制御器に関するものである。
従来のかゝる空調制御装置は、電算機等を用い
た中央制御部と、構内各部へ分散した局部変換器
とにより構成され、各局部変換器からのデータに
基づいて中央制御部が判断処理を行ない、これの
結果を局部変換器へ送出して各部の空調機器を制
御しており、制御上の判断を中央制御部において
一括的に行なつていたゝめ、中央制御部の障害に
より全空調機器の制御が不可能となる欠点を有す
るものであつた。
また、中央制御部と各局部変換器とを、各個別
の布線により接続し、あるいは、複数本の母線に
より接続しているため、布線量が非常に多く、所
要線材費および布線工数費が高価になると共に、
局部変換器の追加による構成の変更が容易でない
うえ、装置構成上種々の組み合せが自在にできな
い等の欠点も有するものであつた。
なお、従来においては、中央制御部においてす
べての判断を行なつているため、情報処理量が多
く、処理に必要とする稼働時間を多く要し、各種
制御が円滑かつ速やかに行なえない欠点も生じて
いる。
本発明は、従来のかゝる欠点を根本的に解決す
る目的を有し、端末機器と接続されこの端末機器
とのデータ送受を行なう主制御器と、この主制御
器とデータ送受信を行ないかつ各種空調機器毎に
局部的な制御を行なう端末制御器とからなる空調
制御装置において、命令を格納した固定メモリ
と、データをアクセスする可変メモリと、計時手
段と、該計時手段の計時に従つて各メモリより命
令およびデータを読み出してタイムスケジユール
制御を行なう制御手段と、外気の温湿度、室内の
温湿度に基づいて外気と室内のエンタルピーを計
算するエンタルピー計算手段と、外気、室内のエ
ンタルピーを比較し外気取入制御を行なう外気取
入制御手段と、必要に応じて接続される設定器の
操作にしたがい前記可変メモリの内容表示および
該可変メモリに対するデータの更新を行なうデー
タ更新手段とを備え、全般的な制御不能状態を生
じないと共に、局部的な外気取入制御を円滑かつ
速やかに行なうものとした極めて効果的な、外気
取入れ制御機能付端末制御器を提供するものであ
る。
以下、実施例を示す図によつて本発明の詳細を
説明する。
第1図は全構成のブロツク図であり、主制御器
MCTにはキーボード、ブラウン管表示装置等の
端末機器TEが接続され、これらとのデータ送受
により、操作員によるデータの入力および操作員
に対するデータの出力が自在となつている一方、
主制御器MCTは、共通の伝送路Laにより副制御
器SCT1〜SCTnと接続され、所定のデータをこ
れに対して送信すると共に、副制御器SCT1
SCTnからのデータを受信するものとなつてい
る。
また、副制御器SCT1〜SCTnは、各々が各個
の伝送路Lb1〜Lbnにより各複数の端末制御器
TCT11〜TCT1o、TCT21〜TCT2o、TCTn1
TCTnoと接続され、これらと主制御器MCTとの
間のデータ送受信を必要に応じて中継するものと
なつており、各端末制御器TCT11〜TCTnoには、
局部的なセンサとして温度センサT、湿度センサ
HおよびフアンモータFMのステイタス接点等が
接続されていると共に、各種空調機を制御するた
めのモータ制御弁MVおよび電磁スイツチMS等
が接続され、各端末制御器TCT11〜TCTnoは、
副制御器SCT1〜SCTnとのデータ送受信および、
各センサT、Hの各検出々力ならびにフアンモー
タFMのステイタス接点の状況に基づき制御上の
判断を行ない、モータ弁MV、電磁スイツチMS
等に対して制御出力を送出することにより、各種
空調機の制御を局部的に行なうものとなつてい
る。
なお、主制御器MCTは、空調制御のほか、電
力制御状況および火災情報の監視も行なうものと
なつている。
第2図は、主制御器MCTのブロツク図であり、
マイクロプロセツサ等のプロセツサCPUnを中心
とし、固定メモリROMn、可変メモリRAMn
伝送回路TRXnおよびインターフエイスIFnを配
したうえ、これらを母線BUSnにより接続してお
り、あらかじめ固定メモリROMnへ格納した命
令をプロセツサCPUnが実行し、伝送回路TRXn
を介する副制御器SCT1〜SCTnとの送受信デー
タおよび、インターフエイスIFnを介する端末機
器TEとの送受データを、必要に応じて可変メモ
リRAMnへアクセスするものとなつている。
第3図は、副制御器SCT1〜SCTnのブロツク
図であり、主制御器MCTと同様に、プロセツサ
CPUsを中心とし、固定メモリROMs、可変メモ
リRAMsおよび伝送回路TRXs1、TRXs2を周辺
に配したうえ、これらを母線BUSsにより接続し
ており、固定メモリROMsで格納された命令に基
づき、伝送回路TRX1、TRX2を介する主制御器
MCTと各端末制御器TCT11〜TCTnoとの間のデ
ータ送受信を、必要とするデータの可変メモリ
RAMsに対するアクセスを行ないながら中継する
ものとなつている。
第4図は、端末制御器TCT11〜TCTnoのブロ
ツク図であり、これも主制御器MCTと同様、制
御部としてのプロセツサCPUtを中心とし、固定
メモリROMt、可変メモリRAMt、伝送回路
TRXtおよびインターフエイスIFt1、IFt2を周辺
に配し、母線BUStによりこれらを接続している
が、プログラマブル・リードオンリイメモリ
(Programable Only Memory.)を用いた書込メ
モリPROMが設けられ、これに対するデータ書
込用のライター(書込回路)WRTを介して母線
BUStへ接続しており、これを介して書込メモリ
PROMに対するデータのアクセスが行なわれ、
一旦書込またはデータは紫外線照射または電気的
手段等による消去操作までは永久に保持されるも
のとなつている。
また、可変メモリRAMtには、電源+V側へ大
容量のコンデンサCPSが接続されており、主電源
の停電が生じても、約48時間は可変メモリRAMt
の格納データが消滅しないものとなつている。
たゞし、コンデンサCPSの代りに電池を用いても
同様である。
なお、プロセツサCPUtは、固定メモリROMt
に格納された命令を実行し、伝送回路TRXtを介
する副制御器SCT1〜SCTnとのデータ送受信お
よび、インターフエイスIFt1を介する各センサお
よびステイタス接点からのデイジタルデータ入力
DI、アナログデータ入力AIの受取り、ならびに
各制御部位に対するデイジタルデータ出力DO、
アナログデータ出力AOの送出を行ない、必要と
するデータを可変メモリRAMtへアクセスしてい
るが、重要なデータはライターWRTを介して書
込メモリPROMへ固定的に格納しており、各セ
ンサの検出々力およびステイタス接点の状況を示
す各データDI、AIおよび送受データに応じて制
御上の判断をプロセツサCPUtが行なつたうえ、
各データ出力DO、AOを制御出力として送出す
るものとなつている。
このほか、インターフエイスIFt2を介するコネ
クタCNには、キーボードおよび文字表示器を有
する小形かつ携帯用の設定器PSTが必要に応じ
て接続され、これの操作によりプロセツサCPUt
が応動し、可変メモリRAMtおよび書込メモリ
PROMの内容表示および、これらに対するデー
タの更新または新規格納が自在に行なわれるもの
となつている。
第5図は、端末制御器TCT11〜TCTnoのプロ
セツサCPUtによる制御動作を示す総合的フロー
チヤートであり、電源投入または停電の回復によ
る“START”につぎ、初期状態設定の“イニシ
ヤライズ”を行なつたうえ、可変メモリRAMt
対して誌験データのアクセスを行ない、これのア
クセスが正常か否かの判断、可変メモリRAMt
設定値のデータが格納されているか否かの判断お
よび、停電の回復時に行なう可変メモリRAMt
おける格納データの全ビツト数が停電発生前と同
一か否かの判断、等により“自己診断”を行な
い、若し、“異常あり?”のYESであれば、書込
メモリPROMの内容を転送のうえ可変メモリ
RAMtへ新規に格納する等の“異常対策処理”を
行なつたうえ、“データ送受信”により、副制御
器SCT1〜SCTnを介して主制御器MCTへ異常の
発生を報知すると共に、主制御器MCTから必要
とするデータの送信を受け、これを可変メモリ
RAMtへ格納する。
“異常あり?”がNOであれば、デイジタルデ
ータ入力“DI取込”およびアナログデータ入力
“AI取込”を行ない、これらを可変メモリRAMt
へ格納の後、後述の“タイムスケジユール制御”、
“レベル制御”、“上下限監視”、“最適始動制御”、
“節電運転制御”、および“調節制御”等を行な
い、これらの結果に応じてデイジタルデータ出力
“DO送出”、アナログデータ出力“AO送出”を
行なつてから、設定器PSTの有無を“PSTチエ
ツク”により判断し、“PSTあり?”がNOであ
れば、直ちに“データ送受信”へ移行するが、こ
れのYESに応じては、設定器PSTに対するデー
タの送出および、設定器PSTからのデータ格納
等の“対PST処理”を行なつたうえ、“データ送
受信”を行ない、必要とする現状の各データを送
信すると共に、受信データの可変メモリRAMt
対する格納を行ない、以上の動作を反復する。
第6図は、空調機に対する電源のON、OFF制
御および、これに応ずる温度の制御状況を示すタ
イミングチヤートであり、第5図の“タイムスケ
ジユール制御”に基づき、第6図TSのとおり空
調機に対する電源のON、OFF条件が設定され、
構内特定部位の使用開始時刻tsと使用終了時刻te
との間においてのみ、電源ONが許容されるもの
となつている。
すなわち、第7図に“タイムスケジユール制
御”のフローチヤートを示すとおり、“タイムス
ケジユール読出・時刻チエツク”により、可変メ
モリRAMtへ週間プログラムとして格納されてい
る使用開始時刻tsと使用終了時刻teとを読み出し
たうえ、プロセツサCPUtの内部に構成されてい
る時計による計時々刻との一致をチエツクし、こ
れの結果が“ON時間帯?”のYESであれば、
“タイムフラグセツト”を行ない、“NO時間
帯?”がNOであれば、直ちに“タイムフラグリ
セツト”を行なう。
なお、プロセツサCPUt内の時計は、必要に応
ずる主制御器MCTとの“データ送受信”により、
時刻の校正が行なわれる。
第8図は、“レベル制御”のフローチヤートで
あり、端末制御器TCT11〜TCTnoに対し、あら
かじめ定められている重要度のデマンドレベル
と、電力消費状況および停電時における非常用発
電機の運転状況ならびに停電回復等の状況にした
がつて定まるコマンドレベルとの比較がなされ、
主制御器MCTから副制御器SCT1〜SCToを介し
て与えられるコマンドレベルよりも自己のデマン
ドレベルが低位であれば、空調機の運転を停止す
るものとなつている。
また、コマンドレベルとデマンドレベルとは、
電力消費状況に応ずるものと、停電後における停
電回復時のものと、発電機運転中のものとに分か
れており、各条件毎に前述のレベル比較が行なわ
れる。
すなわち、第8図において、“停電中?”が
NOであれば、“電力コマンドレベル電力デマ
ンドレベル”により、電力消費状況に応ずるレベ
ル比較がなされ、これがYESであれば、直ちに
空調機の“運転中ならレベルフラグリセツト”と
なるのに対し、“電力コマンドレベル電力デマ
ンドレベル”のNOでは、“停復電コマンドレベ
ル停復電デマンドレベル”により、停電後にお
ける停電回復時のレベル比較が行なわれたうえ、
これのYESにより“運転中ならレベルフラグリ
セツト”へ移行し、これのNOでは、“タイムス
ケジユール運転時間帯ならレベルフラグセツト”
によつて第7図のタイムフラグをチエツクのう
え、空調機をONとするレベルフラグをセツトす
る。
また、“停電中?”のYESでは、“発電機コマ
ンドレベル発電機デマンドレベル”により、発
電機運転中の1ベル比較がなされ、これのYES
に応じて“運転中ならレベルフラグリセツト”、
これのNOに応じては“タイムスケジユール時間
帯ならレベルフラグセツト”へ移行する。
なお、これらは、各制御項目毎に行なわれるた
め、“全制御項目完?”がYESとなるまで以上の
動作を反復する。
第9図は、“上下限監視”のフローチヤートで
あり、第6図に示す温度制御状況TC中の警報上
限値THAおよび、警報下限値TLAを監視し、実測
値Tpがこれらへ達すれば、主制御器MCTに対し
警報を示すデータが送信されるものとなつてい
る。
すなわち、空調機の“動力ON?”がYESであ
れば、第6図に示す最適始動期間tsu等の“不安
定期間経過?”のYESを前提とし、あらかじめ
可変メモリRAMtへ格納されている警報上限値
THAおよび同下限値TLAと、温度センサTによる
室温実測値Tpとを“TpTHA”、“TpTLA”によ
り比較し、これらのYESにより“警報フラグセ
ツト”を行なつたうえ、主制御器MCTに対して
データ送信による“警報送出”を行なうが、これ
らのNOでは、“警報フラグリセツト”を行ない、
復帰メツセージを送出する。
なお、第6図および第9図においては、室内温
度実測値Tpを対象としているが、このほか、室
内湿度および空調機各部の圧力、流量等必要とす
る各種物理量についても適用することができる。
第10図は、“最適始動制御”のフローチヤー
トであり、構内特定部位の使用開始時刻ts以前に
定められる始動時刻TPSに空調機を始動し、室温
実測値TPを使用開始時刻TSにおいて、予冷目標
値TPCまたは予熱目標値TPWへ到達させることを
目的としている。
すなわち、空調機の“未始動?”がYESであ
ることを前提とし、“運転時間帯?”を第7図の
タイムフラグにより判断のうえ、これがNOであ
れば、可変メモリRAMt内の週間プログラムおよ
び実稼動データを基準とし、かつ、空調が何日実
行されなかつたかに基づき、“休日明け補正処理”
を行ない、補正係数を定めてから、“始動時刻計
算”を行なう。
なお、始動時刻tPSは、始動時の室温実測値を
TPR、室内の熱的条件に応じて定まる室温変化係
数の予測値をkj^とし、休日明け補正係数をKと
すれば、次式により示される。
(冷房時) (暖房時) ここで、Kは、mを連続休日日数、K′を設定
係数(たとえば1.5程度)とすると、次式で与え
られる。
K=ni=1 K′/i2 ただし、K′は予め設定しておく なお、室温変化係数は、当日の実測室温変化係
数kj^、当日に使用した予測室温変化係数kj^に
基づき、次式の演算により翌日の予測室温変化係
数kj^+1を求め、学習制御による補正が行なわ
れる。
kj^+1=α・kj^+(1−α)・kj^
……(3) たゞし、αは係数である。
したがつて、“始動時刻計算”により、(1)〜(3)
式の演算を行ない、始動時刻tpsを求めたならば、
プロセツサCPUt内の時計回路による計時と、始
動時刻tpsとの比較を行ない、“始動時刻?”が
YESとなれば、“始動フラグセツト”により、始
動時刻tpsとなつたことを保持する。
また、“運転時間帯?”のYESでは、“始動フ
ラグリセツト”が行なわれる。
たゞし、本出願人の別途出願による「空調機の
最適制御方式」(特願昭56−130741)により開示
されている最適停止制御を行なうことも任意であ
る。
第11図は、“節電運転制御”のフローチヤー
トであり、これによつて第6図の節電運転SPが
行なわれる。
すなわち、まず“タイムスケジユール運転時間
帯?”をタイムフラグにより判断し、これが
YESとなれば、早期、ビルデイングの室の壁体
等が充分に暖まらないうちに、間欠運転動作に入
る事を防ぐことも考慮して、各端末制御器
TCT11〜TCTno毎に定められたオフセツト期間
t0の経過を“起動時刻よりオフセツト時間経
過?”によつて判断し、これのYESにより“新
サイクル開始時刻?”を判断のうえ、これが
YESであれば、温度センサTの検出々力をチエ
ツクして、室温実測値Tpが冷房許容値TACと暖房
許容値TAWとの間かを“室温許容範囲内?”によ
り判断し、これがYESであれば“節電フラグリ
セツト”を行ない、空調機を起動しないものと
し、第6図の各サイクルタイムTc1〜tco中のOFF
期間tOFF1〜tOFFoを定める。
このオフセツト期間TOは、本来、ビルデイン
グ全体の電力負荷の平均化を計るために、他の空
調機等と関連して、他の空調機等のサイクルタイ
ムの開始時がほぼ一致しないように設定されるも
のである。
また、“新サイクルタイム開始時刻?”のNO
では、“節電フラグリセツト中?”のYESによ
り、空調機の特性に応じて定まる最小停止期間を
“最小リセツト期間経過?”によつて判断のうえ、
こゝにおいても“室温許容範囲?”を判断し、こ
れのNOに応じて“節電フラグセツト”を行な
い、これに応じて空調機をONとし、各サイクル
タイムtc1〜tco中のON期間tpN1〜tONoを定める。
たゞし、“室温許容範囲?”がYESであつて
も、“最大リセツト期間経過?”がYESであれ
ば、空調機の保安上“節電フラグセツト”によ
り、空調機をONとする。
したがつて、あらかじめ一定期間として定めら
れたサイクルタイムTc1〜Tco毎にOFF期間tOFF1
〜tOFFoが形成され、節電が達せられると共に、室
温実測値Tpに応じてOFF期間tOFF1〜tOFFoの長短
が定められるため、室温実測値Tpがほゞ許容範
囲ΔTACまたはΔTAW内に保たれる。
第12図は、“調節制御”のフローチヤートで
あり、これによつて、空調機の弁開度および外気
取入状況の制御が行なわれる。
すなわち、フアンコイル・ユニツト等の空調機
におけるフアンモータFMの運転状況に応じ“空
調機ON?”の判断を行ない、これのYESにより
“制御モード決定”へ移行し、季節によつて定ま
る冷房、暖房、熱回収、外気取入れ、除湿、加湿
等のいずれか、または、これらの組み合せによる
制御モードを決定してから、制御モードに応ずる
調整係数を可変メモリRAMtから読み出し、“調
整係数設定”を行なつたうえ、“PID演算により
比例、積分、微分演算を行なつて外気取入れ用ダ
ンパーの開度も含めた制御出力を求めたうえ、除
湿時における温度低下補償等の“干渉補償処理”
を行なつた後、例えば、除湿に要求される弁開度
が80%、冷戻に要求される弁開度が50%とすれ
ば、これの大きい方80%を選択する等の“High
セレクト”を行なう。
また、これに続いて、外気の温度と湿度および
室内の温度と湿度とに基づいて外気と室内との
“エンタルピー計算”を行ない、外気が冷房に使
用可能であるか否かを“外気取入判断”により決
定し、衛生上必要とする外気取入ダンパーの最少
開度、空調機における弁の最大開度等の制限を
“開度制限処理”により設定のうえ、弁開度とこ
の弁を通過する流体の流量との関係を“制御出力
直線化処理”により直線状としてから、最終的に
“制御出力決定”を行なう。
なお、“空調機ON?”のNOでは、直ちに弁開
度に対する“全閉制御出力決定”が行なわれる。
第13図は、“エンタルピー計算”および“外
気取入判断”の詳細を示すフローチヤートであ
り、“START”についで“外気エンタルピー計
算”により外気エンタルピーiOAを求めてから、
“室内エンタルピー計算”により室内エンタルピ
ーiRAを求め、“iOA<iRA”により両者の比較
を行ない、これの結果がYESであれば、“TOA
<TRA”によつて外気温度TOAと室内温度
TRAとを比較し、これのYESについで、空調機
のフアンが運転中か否かを“FAN運転中?”に
より判断する。
“FAN運転中?”がYESであれば“取入フラ
グセツト”により外気取入条件の成立状態を保持
し、“ダンパ比例制御”により、図上省略した外
気取入用ダンパの開度を設定する。
また、“取入フラグセツト”中に、“iOA<
iRA”または“TOA<TRA”がNOとなれば、
“FAN運転中?”のYESを前提として“取入フラ
グリセツト”により外気取入を中止状態とする。
したがつて、以上の各ルーチンが終了すれば、
各フラグの状況および制御量の状況に応じて最終
的な制御出力が決定され、第5図のとおり、デイ
ジタルデータ出力“DO送出”およびアナログデ
ータ出力“AO送出”により、実際の制御出力が
空調機に対して送出され、第6図に示す制御が局
部的に行なわれると共に、これらの決定に関与す
るデータおよび制御状況のデータが、副制御器
SCT1〜SCTnにおいて各端末制御器TCT11
TCTno毎に編集されたうえ、主制御器MCTと各
端末制御器TCT11〜TCTnoとの間において送受
信されるため、主制御器MCTにおいては常に最
新の制御状況を示すデータが可変メモリRAMn
へ格納され、これを端末機器TEにより確認でき
る一方、端末機器TEから与えられた最新のデー
タが各端末制御器TCT11〜TCTnoの可変メモリ
RAMtへ格納されるものとなる。
たゞし、各端末制御器TCT11〜TCTnoは、制
御上の基礎データを可変メモリRAMtおよび書込
メモリPROMへ格納しているため、主制御器
MCT、副制御器SCT1〜SCTnおよび各伝送路
La、Lb1〜Lbm中のいずれか、または、すべてに
障害を生じても、各端末制御器TCT11〜TCTno
独自の動作により、各空調機に対する局部的な制
御が支障なく行なわれる。
一方、タイムスケジユール制御と外気取入制御
との連携により、タイムスケジユールによつて定
められた時間帯においてのみ外気取入制御がなさ
れ、早朝等の不要な外気取入を阻止できると共
に、必要に応じた時間帯の外気取入を積極的に行
なうことが任意となり、かつ、各部位毎のタイム
スケジユールを設定器により、現場の状態に応じ
て設定することが自在であり、各部位毎の外気取
入制御を行なう時間帯を各個別に最適なものとし
て定めることができる。
また、主制御器MCTと副制御器SCT1〜SCTn
との間は、共通の伝送路Laにより接続され、副
制御器SCT1〜SCTnと各端末制御器TCT11
TCTnoとの間は、各個別の伝送路Lb1〜Lbnによ
り接続されるため、副制御器SCT1〜SCTnを端
末制御器TCT11〜TCTnoの各群毎に、これの近
傍へ設置すれば、布線量および布線工数の低減が
実現すると共に、必要に応じて端末制御器TCT
および副制御器SCTを設ければよいため、全体
としての構成変更が極めて容易となる。
なお、制御上の判断機能が各端末制御器
TCT11〜TCTnoへ分散されているため、判断処
理速度が向上し、制御を円滑かつ速やかに行なう
ことができる。
このほか、各フローチヤートは、条件に応じて
適宜順序を入れ替え、あるいは、不要のステツプ
を省略してもよく、装置構成の規模によつては、
副制御器SCT1〜SCTnを省略することも任意で
あり、制御対象機器としては、各種の冷、暖房機
のほか、取入外気と排出空気との熱交換に用いる
全熱交換機、ボイラ、冷凍機等を任意に選定でき
る。
また、制御部としてプロセツサを用いず、各種
論理回路の組み合せによる専用の制御回路を用い
ても同様であり、本発明は種々の変形が自在であ
る。
第14図は本発明の概要を示す機能ブロツク図
であり、同図からも分かるように本発明は、命令
を格納した固定メモリ1と、データをアクセスす
る可変メモリ2と、計時手段3と、この計時手段
3の計時に従つて各メモリより命令およびデータ
を読み出してタイムスケジユール制御を行なう制
御手段4と、外気の温湿度、室内の温湿度に基づ
いて外気と室内のエンタルピーを計算するエンタ
ルピー計算手段5と、外気、室内のエンタルピー
を比較し外気取入制御を行なう外気取入制御手段
6と、必要に応じて接続される設定器の操作にし
たがい可変メモリ2の内容表示およびこの可変メ
モリ2に対するデータの更新を行なうデータ更新
手段7とを備えている。
以上の説明により明らかなとおり、本発明によ
れば、分散された制御機能を集中的に管理してい
るため、全般的なデータの変更および制御状況の
監視が可能となり、かつ、障害発生の影響が局部
的に限定されると共に、布線量および布線工数の
低減が達成されたうえ、全構成の増設、変更等が
容易となり、かつ、局部的な条件に応じた外気取
入の制御状況が円滑かつ速やかとなることによ
り、各種用途の空調制御装置において顕著な効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示し、第1図は全構成の
ブロツク図、第2図は主制御器のブロツク図、第
3図は副制御器のブロツク図、第4図は端末制御
器のブロツク図、第5図は端末制御器のプロセツ
サによる制御動作を示す総合的フローチヤート、
第6図は空調機の電源ON、OFF制御および温度
の制御状況を示すタイミングチヤート、第7図は
“タイムスケジユール制御”のフローチヤート、
第8図は“レベル制御”のフローチヤート、第9
図は“上下限監視”のフローチヤート、第10図
は“最適始動制御”のフローチヤート、第11図
は“節電運転制御”のフローチヤート、第12図
は“調節制御”のフローチヤート、第13図は第
12図における“エンタルピー計算”および“外
気取入判断”の詳細を示すフローチヤート第14
図は本発明の概要を示す機能ブロツク図である。 MCT……主制御器、SCT1〜SCTn……副制御
器、TCT11〜TCTno……端末制御器、TE……端
末機器、T……温度センサ、H……湿度センサ、
MV……モータ制御弁、FM……フアンモータ、
MS……電磁スイツチ、CPUn,CPUs,CPUt
…プロセツサ、ROMn,ROMs,ROMt……固定
メモリ、RAMn,RAMs,RAMt……可変メモ
リ、TRXn,TRXS1,TRXS2,TRXt……伝送回
路、IFn,IFt1,IFt2……インターフエイス、
WRT……ライター、PROM……書込メモリ、
BUSn,BUSs,BUSt……母線、1……固定メモ
リ、2……可変メモリ、3……計時手段、4……
制御手段、5……エンタルピー計算手段、6……
外気取入制御手段、7……データ更新手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 端末機器と接続され該端末機器とのデータ送
    受を行なう主制御器と、該主制御器とデータ送受
    信を行ないかつ各種空調機器毎に局部的な制御を
    行なう端末制御器とからなる空調制御装置におい
    て、命令を格納した固定メモリと、データをアク
    セスする可変メモリと、計時手段と、該計時手段
    の計時に従つて各メモリより命令およびデータを
    読み出してタイムスケジユール制御を行なう制御
    手段と、外気の温湿度、室内の温湿度に基づいて
    外気と室内のエンタルピーを計算するエンタルピ
    ー計算手段と、外気、室内のエンタルピーを比較
    し外気取入制御を行なう外気取入制御手段と、必
    要に応じて接続される設定器の操作にしたがい前
    記可変メモリの内容表示および該可変メモリに対
    するデータの更新を行なうデータ更新手段とを備
    えたことを特徴とする外気取入制御機能付端末制
    御器。
JP56205641A 1981-12-18 1981-12-18 外気取入制御機能付端末制御器 Granted JPS58106349A (ja)

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JPS6115032A (ja) * 1984-06-29 1986-01-23 Shimizu Constr Co Ltd 屋内環境の調整方法
JPH01181112A (ja) * 1988-01-14 1989-07-19 Fuji Photo Film Co Ltd 温湿度制御方法および装置
JP5373532B2 (ja) * 2009-10-06 2013-12-18 アズビル株式会社 空調操作装置および空調操作方法

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