JPS6355839A - 陰極線管用マルチビ−ム電子銃 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈発明の分野〉 この発明は、陰極線管用の改良型マルチビーム電子銃に
関し、詳しくは、複数の陰極構体、制御グリッド電極及
びスクリーン・グリッド電極力ら成るモジュール式ビー
ム形成領域（ＢＦＲ）構体を有する電子銃に関する。上
記制御グリッド電極及びスクリーン・グリッド電極は、
整列した開口を有し、共通のセラミック製支持部材に取
り付けられている。上記スクリーン・グリッド電極は、
支持手段によって上記制御グリッド電極に対して位置決
めされている。上記支持手段はまた、上記ＢＦＲ購体を
７子銃の主収束レンズに対して位置決めしている。

〈発明の背景〉 １９８１年１１月３日付けでマクキャンドレス（ＭｃＣ
ａｎｄｌｅｓｓ　）氏に与、ｔ　Ｃ）ｔＬ７’（米国特
許第４　、２９８　、８１８号（特開昭５６−３６８５
３号に対応）の明細会には、モジュール式ビーム形成領
域（ＢＦＲ１購体が、複数の陰極構体と、制御グリッド
（Ｇｌ　）７樺及びスクリーン・グリッド（Ｇ２）’ｌ
極を含む少なくとも２つの連続する電極とから成る点で
、本願発明と類似するモジュール弐ＢＦＲ購体を有する
電子銃が記載されている。本願発明と異なり、上記米国
特許の発明のビーム形成領域の連続する電極は、共通の
セラミック製支持部材の表面上の金属化されたパターン
に別々に直接接続されている。Ｇ１電極と０２１ｆｉ極
との間の長さ方向（管軸に沿う方向）の間＠は、これら
電極のフランジの高さにより決定される。

支持ブラケットが、主収束レンズ対して離間された関係
で電子銃のガラス製支持ロッド中に埋め込まれている。

スクリーン・グリッドｔＷは支持ブランケットに溶接さ
れており、これによりモジュール弐ＢＦＲ構体は主収束
レンズから離間した関係を保って保持されている。この
米国特許明細書に記載されている発明の電子銃の欠点は
、支持セラミック部材の表面上の凹凸、或いは、制御グ
リッド電極又はスクリーン・グリッド電極の高さの変化
により、上記連続するＴ極相瓦間の長さ方向の間隔の変
化が生じることである。このような７子銃を用いたマル
チビーム陰極線管が適切に動作するには、ＢＦＲ構体の
上記連続する電極相互間の聞届及び整列が正確に維持さ
れていなければならない。上記開口が僅かｏ、ｏ１２７
ｒｔｔｒｔｔ　（０，５ｍｊ−１）だけでも不整列にな
ると、ビームの形状が歪み、陰極線管の性能が低下する
。

１９８５年２月１９日付けで上記マクキャンドレス氏に
与えられた米国特許＄　４　、５００．８０８号の明Ｍ
書には、モジュール式ビーム形成領域購体のスクリーン
・グリッド電極が、金属製支持プレートと、開口を有す
る別個の３つのプレートと全含む複合購造から成る点を
除いて、前記米国特許第４，２９８，８１８号の発明に
類似し念改良型の電子銃が記載されている。上記金属製
支持プレートｉ、制御グリッド電極から離間した関係を
保ってセラミック製支持部材の１つの表面上の金属化さ
れたパターンに直接ろう付けされており、上記制御グリ
ッド電極もまた、上記セラミック製支持部材の上記平面
上の別の金属化されたパターンに直接ろう付けされてい
る。上記金属製支持プレートは、上記制御グリッド電極
中の各開口に対向する窓を有する。上記の開口を有する
個々のプレートは、上記金属製支持プレートにろう付け
されており、その窓全閉じている。上記開口を有するプ
レートの各々には、Ｇ１電極中の開口の１つに離れて整
列した単一電子ビーム輪郭形成開口が含まれている。こ
の溝造により、前述の購造に比べて、Ｇ１及びＧ２電ｉ
の開口の正確な整列が得られるが、Ｇ１及びＧ２電極相
互間の長さ方向の間隔は依然としてセラミック製部材の
表面の平坦さとＧ１及びＧ２．胃ｉのフランジの高さと
により決まる。また、Ｇ２電序と主収束レンズとの間の
長さ方向の間隔は、Ｇ２電極の金属製支持プレートにろ
う付けされた開口を有する個々のプレートの厚さと平坦
さにより決まる。

１９８５年Ｂ月２７日付けで−ｉ’イト（Ｗｒｉｇｈｔ
　）氏により出願された米国特許出願第７６９　、９７
８号の明細書には、電子銃用の別の改良型のモジュール
式ＢＦＲ購体が記載されている。この米国特許出願の明
細書に記載された７子銃には、一対の絶縁支持ロッドに
共に取り付けられたモジュール弐ＢＦＲ購体と主重来レ
ンズとが含まれている。このＢＦＲ構体には、複数の陰
極構体、制御グリッド富憧及びスクリーン・グリッドＴ
掘が含まれている。また、主集束レンズには、第１の収
束（Ｇ３）電極及び第２の収束（Ｇ４）電極が含まれて
いる。陰極構体、Ｇ１１Ｊ極及び０２Ｈ衝は、共通のセ
ラミック製部材に対して適正な位置にそれぞれ保持され
ている。平坦な第１の部分とこれからＴ気的に分離され
た第２の部分とを有する遷移部材が上記セラミック製部
材の１つの表面上の金属化され之パターンに取り付けら
れる。この遷移部材の第２の部分は、金属化されたパタ
ーンにろう付けされた平坦な部分と、この平坦な部分に
対して実質的に垂直であり、互いに平行な２つの直立部
分とを有する。Ｇ１電極は遷移部材の第１の部分にろう
付けされ、０２Ｎ極は、遷移部材の第２の部分の直立部
分相互間に配置されかつ複数のＬ字形支持部材によって
これら直立部分に取り付けられている。Ｇ１電極とＧ２
電極との間の長さ方向の間隔は、取りはずし可能なスペ
ーサにより設定される。各り字形支持部材の一方の端部
はＧ３電極に隣接するＧ２電極の表面に溶接され、他方
の端部は遷移部材の直立支持部分に溶接されている。こ
の遷移部材の直立支持部分により、Ｇ１電極に対して長
さ方向に離間されるＧ２Ｗ極の位置決めの範囲が、前述
した従来のＢＦＲ購体ように各電極の形成が正確でなけ
ればならない場合に比べて広くなる。Ｌ字形支持部材に
より、Ｇ２電極は遷移部材の直立部分相互間の幅よりも
狭くなり、　０２電極の電子ビーム形成開口が０１電極
中の対応する開口に整列するように０２電極全横方向に
位置決めすることが出来る。この米国特許出願明細書記
載のＢＦＲ構体では、遷移部材の直立部分により前述し
た従来の電子銃では得られない長さ方向の許容誤差範囲
が得られるため、Ｇ１寅極とセラミック部材の表面との
形成の正確さの要求度が比較的に減少する。しかし、こ
の購造の欠点は、ＢＦＲ構体が、一方の端部がガラス製
支持ロッドに固定され他方の端部が遷移部材の第２の部
分の平坦部分に固定された金属製ビード支持部材により
、ガラス製支持ロッドに取り付けられるため、０２電極
と０３％’極との間隔が、遷移部材の平坦部分に対して
間接的に設定されることである。従って、Ｇ１？Ｊｌｌ
の高さ、或いは、セラミック製支持部材の表面の平坦さ
が、最適範囲を越えて変化し念とすると、Ｇ２’ｉ極に
対する０１電極の長さ方向の間隔を維持するＧ２１ｒｉ
の上記変化に対応する位置の変化により、Ｇ２ｆ＠とａ
３Ｈとの間の長さ方向の間隔が逆に変化することになる
。ＢＦＲ購体の遷移フランジに取り付けられたビード支
持部材の端部は曲げることができ、それによって必要な
Ｇ２電憧とＧ３電（ｉとの間隔が得られるのであるが、
このような−時的な処置により、ガラス製支持ロッドが
裂けたり、或いは、金属製ビード支持部材における復元
力の結果としてＧ２富１ｉとＧ３電極との間隔が変化す
ることがある。

別の方法は、ビード支持部材がガラス製支持ロッドに取
り付けられた電子銃に、Ｇ２電極の位置の変化を補償す
るビード支持部材と０３電極の端部間の間隔の範囲を持
たせることである。これは、大量生産では実用的でない
。

〈発明の概要〉 この発明による陰極線管用電子銃は、少なくとも２本の
絶縁支持ロッドに固定されたモジュール式ビーム形成領
域購体と主収束レンズとから成る。

；ｃｏモモジュールビーム形成領域構体には、（ＬＩ＆
の陰極構体、制御グリッド電極及びスクリーン・グリッ
ド電極が含まれる。制御グリッド電極及びヌクリーン・
グリッド電極には、陰極構体からの複数７子ビームを通
過させるための整列した開口が設けられている。陰極構
体、制御グリッド電極及びヌクリーン・グリッド電極は
、共通のセラミツク製部材に対して適正な位置に個々に
保持されている。このセラミック製部材は、第１の主表
面と、反対側の第２の主表面とを有し、各主表面の少な
くとも一部には、金属化されたパターンが形成されてい
る。制御グリッド電極及びスクリーン・グリッド電極は
上記第１の主表面に取り付けられ、陰極構体は上記第２
の主表面に取り付けられている。遷移部材が、セラミッ
ク製部材の第１の主表面上の金属化されたパターンとス
クリーン・グリッド電極との間に設けられている。この
遷移部材には、金属化されたパターンに取り付けられた
実質的に平坦な部分と、この平坦な部分に対して実質的
に垂直であり、互いに実質的に平行な２つの直立部分と
が含″１ｉ″Ｌる。スクリーン・グリッドＴ衝は、これ
ら直立部分相互間に配置され、かつ、複数の階段状支持
部材によりこれら直立部分に接続された少なくとも１つ
の板状部材から成る。階段状支持部材の各々には、スク
リーン・グリッド電極接触部分、ビード支持接触部分及
びこれらヌクリーン・グリッド電極接触部分とビード支
持接触部分との間；で伸延する中央立上り部分が含まれ
る。各階段状支持部材のスクリーン・グリッド電極接触
部分は、スクリーン・グリッド電極に取り付けられてい
る。スクリーン・グリッド電極は、制御グリッド電極か
ら長さ方向に離間され、各階段状支持部材の中央立上り
部分は、遷移部材の直立部分に取り付けられている。各
階段状支持部材のビード支持接触部分は、絶縁支持ロッ
ドに固定された複数ビード支持部材の別々のものにそれ
ぞれ取り付けられており、これによりスクリーン・グリ
ッド電極は、主収束レンズから長さ方向に離間されてい
る。

〈実施の詳細な説明〉 第１図に示されているように、改良されたＴ子銃１０に
は、複数の金属製ビード支持部材１５により、一対のガ
ラス支持ロッド（又は、ビード）１４に固定されたモジ
ュール式ビーム形成領域（ＢＦＲ）構体１２が含まれる
。このモジュール弐ＢＦＲ購体１２には、各Ｔ子ビーム
に対する等間隔に配置された３個のインライン型陰極構
体１６（第１図では、３個のうち１個のみしか示されて
いない）と、制御グリッド（Ｇ１）７樺１８と、スクリ
ーン・グリッド（Ｇ２）電極２０とが含まれている。Ｂ
ＦＲ構体１２から長さ方向に隔たった位置に第１の収束
（Ｇ３）＠極２２と第２の収束（０４）１ｒｌｉ２４と
から成る主収束レンズが形成されている。

第１の収束電極２２は、切断部が実質的に矩形であるカ
ップ状の下方の第１の部材２８と、開端部が第１の部材
２８の開端部と接合され、形状が第１の部材２８と類似
した上方の第２の部材３０とから成る。

部材２８と３０の閉端部には、第１図では中央の開口の
みしか示されていないが、３個の開口が設けられている
。第１の収束Ｔ翫２２中の各開口は、制御グリッドＴ序
１８とスクリーン・グリッドＷｉ２０の各開口と整列し
ている。第２の収束ｔｉ２４は、断面が矩形のカップ状
の部材３２と開口を有する平坦な部材３４とから成る。

これらの部材３２と３４の端部にも、インライン型の３
個の開口が設けられている。

各陰極構体１６は、前方端が閉じ、この上に７子放出被
覆物（図示せず）を有する、実質的に円筒形の陰極スリ
ーブ３８から成る。陰極スリーブ３８は、陰？１アイレ
ット４０内で、陰極スリーブ３８の開端部の所で支持さ
れている。ヒータ巻線４２が、電子放出被覆物を間接的
に加熱するために陰極スリーブ３８内に配置されている
。ヒータ巻線４２は、ヒータ当て金４６に溶接された一
対の脚４４ヲ有し、ヒータ当テ金４６は、ガラス支持ロ
ッド１４に一部が埋設されて固定された支持スタッド４
８に溶接されている。

第２図及び第３図に示されるモジュール弐ＢＦＲ購体１
２には、陰極構体託、制御グリッド電極１８及びスクリ
ーン・グリッド重庵２０が取り付けられる、アルミナの
含有量が約９９％であるセラミック部材５０が含まれて
いる。セラミック部材５０には、第１の主表面５２と、
これと実質的に平行に対向する第２の主表面５・１とが
含寸れる。セラミック部材５０ノ厚さは、約１．５　ｍ
ｍ　（０，０６インチ）である。第１の主表面５２の少
なくとも一部には金属化されたパターン５６ａ及び５６
ｂが設けられ、これにより、それぞれ、＠　極Ｉ　Ｂと
１９が第１の主表面５２に結合されている。金属化され
たパターン５６ａ及び５６ｂは、互いに電気的に分離さ
れた個別領域から成る。複数の電気的に分離された金属
化されたパターンＣ図では、これらのうちの１つである
５６０だけが示されている）が第２の主表面５４に設け
られ、これにより陰極構体１６が第２の主表面５４に結
合されている。セラミック製部材の金属化は当業者に周
知であり、これ以上の説明は不要である。主表面５２及
び５４には、これらに電気的に分離された金属化された
パターンが容易に設けられるようにする陸地状部分が第
３図に示すように形成されていてもよい。制御グリッド
電極１８は実質的に平坦なプレートで、その正確に離間
して形成された３個のインライン・ビーム形成開口６ｏ
（１個のみ図示）の両側には２個の平行なフランジ５８
が設けられている。

スクリーン・クリッド’ｉ序２０は、各々がビーム形成
開口を有する互いに独立した３個の板状部分から成って
もよいし、正確に配置された３個の開口を有する単一の
プレートを使用してもよい。スクリーン・グリッド雷極
２０の外側部分は２０ａ及び２ｏｂで、中央部分は２０
Ｃで示されている。凹部６４が、第１の収束雷極２２の
下方の第１の部材２８に隣し合ったスクリーン・グリッ
ドｔ％２０の表面に形成されている。この凹部６４によ
り、外側Ｔ子ビームに対する水平集中補正が行われて収
束７王の変化が補償される。このような購造は、１９８
５年５月２８日付けでつ゛アン・ヘラケン（Ｖａｎ　Ｈ
ｅｋ）：ｓｎ　）　氏ソの他に与えられ念米国特許第４
　、５２０　、２９２号の明細書に記載されている。ス
クリーン・グリッド雷極２０の互いに独立した部分２０
ａ、　２ｏｂ及び２０Ｃの位置は、スクリーン・グリッ
ド雷極２０の各開口６２がこれに対応する制御グリッド
電極１８の開口６０と整列するように個々に決められる
。

上記米国特許第４，２９８，８１８号及び第４，５００
　、８０８号明細書に記載されているＴ子銃においては
、制御クリッド電極及びスクリーン・グリッド％ｆ　Ｗ
　ｕ、セラミック部材表面上の金属化されたパターンに
直接ろう付けされている。形成された複数の金属部分の
ろう付けにより、これらの部分の少なくとも一部に歪み
が生じ、セラミック部材に応力が加わる。この応力が十
分大きくなると、セラミック部材は裂けてしまい、これ
により陰櫃グリッド購体は使用不可能となる。

１９８５年５月１７日付けのマグキャンドレス（Ｍｃ−
Ｃａｒ＞１ｉｌｅｓｓ　）氏により出願された米国特許
出願第７３５　、２６１号（特願昭６１−１１３４０９
号に対応）明ＮＪ書には、セラミック部材上の金属化さ
れたパターンにろう付けされた実質的に平坦な２金属の
遷移部材が記載されており、その遷移部材に、制御グリ
ッドｉ　階及びスクリーン・グリッド雷極が溶接されて
いる。遷移部材の厚さは、ろう付けの際にセラミック部
材に加わる応力が最小になるように、セラミック部材の
厚さの約２０％に制限されている。

本願の第３図及び第４図に示されているように、実質的
に平坦な第１の部分６８と断面がＬ字形の第２の部分７
０とを有する第１の遷移部材６６が、第１の主表面５２
上の金属化されたパターン５６ａ及び５６’ｂにろう付
けされ、同時に、第２の遷移部材７２が、第２の主表面
５４上の金属化されたパターン５ａＣ［ろう付けされる
。第１の遷移部材６６の第２の部７ｏは、金属化された
パターン５６−Ｏに接する実質的に平坦な第１の部分７
４と、この第１の部分７４に実質的に垂直な直立部分７
６とを有する。第１の遷移部材６６の第１の部分６８及
び第２の部分７０と第２の遷移部材７２とには、それぞ
れ、上記米国特許出願第７３５，２６１号明細書に記載
されたものと同様なブレークアウェイ・フレーム（後刻
フレームの一部を取り去るフレーム）７８が設けられて
いる。

第４図に示されているように、第１の遷移部材６６には
、７字形の切込みブリッジ領域８０によって、第１の部
分６８と第２の部分７ｏに接続されたフレーム部分７８
が設けられている。ブリッジ領域８０のところで第１の
遷移部材６６のフレーム部７８を例えば折って取り去る
ことにより、第１の部分６８と第２の部分ワ○が電気的
に分離される。第３図に示されているように、第１の遷
移部材６６の第２の部分７０が、セラミック部材５０の
第１の主表面５２０両側に沿って伸延しているので、ス
クリーン・グリッド電万２０を、互いに実質的に平行な
直立部分７６の間に配置するのが可能となる。制御グリ
ッドＴ極１８が、第１の遷移部材６６の第１の部６８に
ろう付けされる。第１の遷移部材６６の直立部分７６の
高さは、スクリーン・グリッド電極部分２０ａ、　２０
ｋ）及び２ｏＣの位置の長さ方向の変化が制御グリツ１
１１８の高さの変化ヤセラミック部材５０の平坦さの不
均整に適応できる程十分な高さである。即ち、板状スク
リーン・グリッド電極部分２０ａ、２０ｂ及び２００が
適当な取りはずし可能なスペーサ（図示せず）によって
長さ方向に配置できかつ横方向に位置づけでき、連続す
るＴ極相瓦間に所望の間隔と整列が得られるため、セラ
ミック部材５０の第１の主表面５２と制御グリッド富極
１８は正確でなくてもよいっ少なくとも２つの階段状の
支持部材８２がスクリーン・グリッド電極部分２ｏａ、
　２ｏｂ及び２ｏＣの各々に、１つが各側面上に位置す
るように固定されている。階段状支持部材８２の各々に
は、スクリーン・グリッド電極接触部分８４、ビード支
持接触部分８６及び約２．０ＭＩＩＩの正確な長さｌ工
の中央立上シ部分８８が含まれる。スクリーン・グリッ
ドｔＷ接触部分８４Ｆｉ、スクリーン・グリッド電極２
０の板状部分２０ａ、　　２０ｂ及び２００に取り付け
られている。

これらスクリーン・グリッド電極部分２０ａ、　　２ｏ
ｂ及び２００は、＠１の遷移部材６６の直立部分７６相
互間に配置されている。これらスクリーン・グリッド電
極部分２０ａ、　２０ｂ、及び２０Ｃの幅は、これらの
部分が、これらの富極部分２Ｑａ、２０ｂ、２ｏｃの中
に設けられた開口６２が制御グリッド電極１８中の開口
６０と整列するように直立部分７６相互間で横方向に位
置づけできるような幅である。制御グリッド電極１８と
スクリーン・グリッド電極２０との間の長さ方向の間隔
１２は、これらの間に配置された取りはずし可能なスペ
ーサ（図示せず）を用いて得られる。中央立上り部分８
８が直立部分７６に溶接されており、これによりスクリ
ーン・グリッド電極部分２０ａ、　２０１）及び２００
は制御グリッドＮ極１８に整列しかつこれから離間され
て固定されている。

この構造において、第１と第２の遷移部材６６と７２は
、面どうしが接触してラミネートしたバイメタル層から
成る。第１の遷移部材６６は、ニッケル４２％、鉄５８
％のケラケル−鉄合金で形成された第１の金属層９０か
ら成る。この第１の金属層９０の厚さは、約０．２ｍｙ
ｔ（約０．００８インチ）である。望ましくは銅で形成
された第２の金属層９２は、約０．０２５朋（約０．０
０１インチ）の厚さを持つ。第２の金属、壱９２の融点
は約１０３３°Ｃであり、第１の金属層９ｏの融点は約
１４２７°Ｃである。第２の金属層９２は、第１の主表
面５２上の金属化された層５６ａ及び５６１）に接触し
ている。第２の遷移部材７２もまた、厚さが０．２朋の
ニッケルー鉄層９４と、第２の主表面５４トの金属化さ
れた層５６Ｃに直接ろう付けされた厚さが０．０２５１
ｆｆｆｆの銅層９６とを、それらの表面どうしを接触に
ラミネートしたバイメタルから成る。ＢＦＲ購体構体は
、ビード支持部材１５ヲビード支持接触部分８６に溶接
することにより雷子銃１０に取り付けられで、いる。

第３図に関して、制御グリッド劃〔８とスクリーン・グ
リッド＠、ＦＭ２０との間の長さ方向の間隔１２は、支
持部材８２の中央立上り部分８８を第１の遷移部材６６
の直立部分７６に溶接する際に、これらのＴ憧１８と２
０との間にスペーサを配置することにより設定される。

支持部材８２の各々は、中央立上９部分８８がビード支
持接触部分８６の頂部からスクリーン・グリッド７砺接
触部分８４の頂部までの正確に測定された長さ１１を持
つように形成されるため、スクリーン・グリッドＮ極２
０の頂部からビード支持接触部分８６の頂部までの距離
１３も、各ＢＦＲ構体１２に対して正確に固定される。

Ｇ３１Ｊ極２２とＧ’４　＠　極２４がガラス支持ロッ
ド１４に固定さ九りビード付けの際に、ビード支持部材
１５も、Ｇ３ｉ極２２からの正確な距離でガラス支持ロ
ッド１４に固定される。従って、ＢＦＲ構体１２のビー
ド支持接触部分８６がビード支持部材１５に取り付けら
れる際に、０２電［２０の頂部とＧ３ｆｆ極２２の底部
表面との間の間隔は、ビード支持部材１５を曲げる必要
なしに、或いは、変形させる必要なしに得られる。

第５図には、上記米国特許出願第７６９，９７８号明細
書に記載されたモジュール弐ＢＦＲ構体１１２が示され
ている。このＢＦＲ構体１１２は、複数のＬ字形支持部
材１８２を利用して、スクリ°−ン・グリッド（Ｇ２）
＄憧１２０’を第１の遷移部材１６６の直立部分１７６
に固定している屯で本願発明のＢＦＲ購体上体１２なる
。Ｌ字形支持部材１８２の各々には、スクリーン。

グリッド電画接触部分１８４と遷移直立接触部分１１８
とが含まれる。ＢＦＲ構体１１２は、一対のガラス製支
持ロッド１１４に固定され、自由端が遷移部材１６６の
平坦な表面１７４に溶接された複数のビード支持部材１
１５により、電子銃に接続されている。この構造におい
て、本願発明の構造と同様に、制御グリッド（０１Ｎ［
極１１８とスクリーン・グリッド電極１２０との間の長
さ方向のＧ１−Ｇ２間隔１５は、取りはずし可能なスペ
ーサ（図示せず）により得られる。

しかし、本願発明の構造と異なり、ビード支持部材１工
５が遷移部材１６６の表面１７４に取付けられるから、
スクリーン・グリッド軍極１２０と主収束レンズの第１
収束（Ｇ３）電樺１２２との間の長さ方向の０２−Ｇ３
間隔１６もまたＧ１−０２間隔が設定されるときに設定
される。第５図に示されるように、Ｇｌ　−Ｇ２間隔１
５が設定される際、表面１７４からの、スクリーン・グ
リッド１Ｊｉ１２０の頂部の高さ１７も設定される。ビ
ード支持部材１１５は、主収束レンズがガラス製支持ロ
ッド１１４に取り付けられるのと同時にガラス製支持ロ
ッド１１４に取り付けられるため、ビード支持部材１１
５の取り付は表面と第１の収束電極１２２との間の総間
隔は、／６＋７７となる。もし、Ｇ１−Ｇ２間隔１５が
最適範囲にないと、セラミック部材１５０の表面の平坦
さにおける変化、或いは、制御グリッド軍極１１８のフ
ランジの高さの変化により、１７は１５の変化に比例し
て変化し、１６は１７の変化に反比例して変化する。最
適な長さ方向の０２−Ｇ３間隔１６を維持するために、
ビード支持部材１１５を遷移部材１６６の表面１７４に
溶接する際に、取りはずし可能なシム（図示せず）をス
クリーン・グリッド電極１２０の頂部表面と第１の収束
電極１２２の底部表面との間に配置してもよい。表面１
７４に接触したビード支持部材１１５の端部を十分に曲
げて、ヌクリーン・グリッド電極１２０と第１の収束電
極１２２の表面間のシムを保持することが出来る。

しかし、このような−時しのぎの処置は、上記端部を曲
げることによシガラス製支持ビード１１４が裂けてしま
う可能性があり、避けるべきである。

最適な長さ方向の０２−０３間隔７６’（（得るための
別の方法は、ガラス製支持ビード１１４中のビード支持
部材１１５を再配置してＧ１−Ｇ２間隔１５の変化を補
償することである。しかし、これは、異なる間隔の多数
の７子銃が必要であり、本願発明の構造に比べて実用的
でない。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の電子銃の推奨実施例の一部破断側面
図、第２図は第１図を２−２線方向に見たＢＦＲ購体構
体大平面図、第３図は第２図の３−３線方向のＢＦＲ購
体構体面図、第４図は遷移部材の平面図、第５図はこの
発明の別の実施例のＢＦＲ構体の断面図である。 １０・・・マルチビーム”Ｊ　子銃、１２・・・モジュ
ール式ビーム形成領域構体、１４・・・絶縁支持ロッド
、１５・・・ビード支持部材、１６・・・陰極構体、１
８・・・制御グリッドｔｒｉ、２０・・・スクリーン・
グリッド＠Ｊ、、　２０ａ、　２０ｂ、　２０Ｃ・・・
板状部材、５０・・拳共通セラミック部材、５２・・・
第１の主表面、５４・・・第２の主表面、５６ａ　、　
５６ｂ、　５６Ｃ・・・金属化されたパターン、６６・
・・遷移部材、７４・・・平坦部分、７６・・・直立部
分、８２・・・階段状支持部材、８４・・・スクリーン
・グリッドＴ瓶接触部分、８６・・・ビード支持接触部
分、８８・・・中央立上り部分。 特ＦＦ出［人　　　アールシーニー　コーポレーション
代　理　人　　　清　水　　　　哲　ほか２名第３因 第４口

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）少なくとも２本の絶縁支持ロッドに取り付けられ
   たモジュール式ビーム形成領域構体と主収束レンズとか
   ら成る陰極線管用マルチビーム電子銃であつて、上記ビ
   ーム形成領域構体は、複数の陰極構体と、制御グリッド
   電極と、スクリーン・グリッド電極とを有し、これら制
   御グリッド電極及びスクリーン・グリッド電極は、上記
   陰極構体からの複数の電子ビームを通過させるための整
   列した開口を有し、上記陰極構体、上記制御グリッド電
   極及びスクリーン・グリッド電極は、第１と第２の主表
   面を有し金属化されたパターンがこれら主表面の各々の
   少なくとも一部に形成された共通セラミック部材に対し
   て適正な位置にそれぞれ保持されており、上記制御グリ
   ッド電極及びスクリーン・グリッド電極は上記第１の主
   表面に取り付けられており、上記陰極構体は上記第２の
   主表面に取り付けられており、 遷移部材が上記セラミック部材の上記第１の主表面上の
   金属化されたパターンと上記スクリーン・グリッド電極
   との間に配置され、この遷移部材は、上記金属化された
   パターンに取り付けられた実質的に平坦な部分と、この
   平坦な部分に実質的に垂直であり、互いに実質的に平行
   な２つの直立部分とを有し、 上記スクリーン・グリッド電極は、上記遷移部材の上記
   直立部分相互間に配置された少なくとも１つの板状部材
   を有し、 複数の階段状支持部材が上記スクリーン・グリッド電極
   と上記遷移部材の上記直立部分とを相互接続し、上記階
   段状支持部材の各々は、スクリーン・グリッド電極接触
   部分、ビード支持接触部分及びこれらスクリーン・グリ
   ッド電極接触部分とビード支持接触部分との間に伸延す
   る中央立上り部分を有し、上記階段状支持部材の各々の
   上記スクリーン・グリッド電極接触部分は上記スクリー
   ン・グリッド電極に取り付けられており、上記階段状支
   持部材の各々の上記中央立上り部分は上記制御グリッド
   電極に対して長さ方向に離間されて上記遷移部材の上記
   直立部分に取り付けられており、上記階段状支持部材の
   各々の上記ビード支持接触部分は上記絶縁支持ロッドに
   固定された複数のビード支持部材の個々のものに取り付
   けられていて、これにより上記スクリーン・グリッド電
   極が上記主収束レンズから長さ方向に離間されているよ
   うに構成された陰極線管用マルチビーム電子銃。