JPS59211940A

JPS59211940A - カラ−映像管

Info

Publication number: JPS59211940A
Application number: JP59092743A
Authority: JP
Inventors: フランク・ロウランド・ラグランド・ジユニア
Original assignee: RCA Corp
Current assignee: RCA Corp
Priority date: 1983-05-09
Filing date: 1984-05-08
Publication date: 1984-11-30
Also published as: US4528475A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈発明の背景〉この発明は、陰極ルミネッセント−スクリーンに関連し
て懸架されたフレームに取付けられたマスクを有する形
式のカラー映像管に関するものであシ、特に映像管内で
マスク・フレーム構体を懸架するための支持体に関する
ものである。

これらのカラー映像管においては、電子ビームが個々の
陰極ルミネッセント番スクリーンの素領域を衝撃す名糟
度は、大部分、映像管の動作期間中のマスク開孔とスク
リーンの素領域との整列の精度に依存口ている。従って
、電子ビームの衝撃による加熱効果によってマスクが膨
張すると、マスクの開孔とスクリーンの素領域とか不整
列になつて電子ビームの一部が不整列状態となシ、電子
ビームが衝撃すべきスクリーンの素領域以外の領域を衝
撃することになる。

最新のカラー映像管では、１９７４年４月９日付の米国
特許第３８０３４３６号明細書に示されているようなバ
イメタル形式のマスク取付構体が使用されており、マス
クが加熱されたときマスクの膨張を補償するようにマス
クをスクリーンに向はテ移動させる。上記特許では、映
像管のフェースプレート・パネルに埋設された突栓とマ
スク電極との間にバイメタル素子が接続されている。バ
イメタル素子はフレームに直接溶接されたスプリングあ
るいはスプリングとフレームとの間に配置された中間部
材として使用されることがある。

各スプリングが同じ方向、例えばすべてのスプリングか
マスターフレーム構体に対して時計方向または反時計方
向に伸びる４個のスプリング支持装置の場合、スプリン
グおよびフレームの熱膨張によって管の縦軸を中心とし
てマスクを回転させる。この回転によっても電子ビーム
とスクリーンの素領域との間に不整列を生じさせる。

両側のスプリングが共に上方または下方に向って伸び、
頂部のスプリングがいずれかの側方に向けて伸びる３個
のスプリング支持装置の場合は、マスクおよびスプリン
グの熱膨張によって管の長軸またけ短軸に沿ってシフト
させる。このようなシフトによっても電子ビームとスク
リーンの素領域との間に不整列を生じさせる。

今日まで、上述のような縦軸を中心とする回転および長
軸および短軸に沿うシフトに関する問題は完全には解決
されていなかった。この発明は、少なくＬもスクリーン
に対するマスクの回転およびシフトを最少にする改良さ
れた各種のスプリング支持装置を提供するものである。

〈発明の概要〉この発明による改良されたカラー映像管は排気された外
囲器を有し、この外囲器は新規な支持手段によって陰極
ルミネッセント・スクリーンに対して懸架されたフレー
ムに取付けられた有孔マスクを収容している。この映像
管はまた複数の電子ビームを形成し、ビームをマスクを
通してスクリーンに向けて導く電子銃を含んでいる。電
子銃の中心およびスクリーンの中心を通過する軸は管の
縦軸である。スクリーンはまた互いに直交し、また長手
軸（縦軸）に対して直交する長軸および短軸を有してい
る。支持手段は、外囲器に埋設されフレームの周囲に間
隔をおいて配置された複数の突栓（スタッド）および複
数のスプリングを含んでいる。各スプリングの一端の開
孔は突栓の１つを係合し、各スプリングの他端はフレー
ムに取付けられている。そしてスプリングとフレームと
の間の角度が、上記スプリングおよびフレームが加熱さ
れていないときは、スプリングとフレームとの取付点を
、上記スプリングおよびフレームが加熱されたときの上
記管の縦軸を含む面と平行な面内にある同じ臀付点と整
列させ、るような大きさとなるように、上記フレームに
対してスプリングが角度をなして取付けられている点で
改良されている。

く詳細な説明〉以下、図を参照しつ＼この発明の詳細な説明する。

第１図は、フェースプレート・パネル２２ト、これにフ
ァネル２已によって結合された管ネック２４とからなる
排気されたガラス製外囲器２０を有する長方形のカラー
映像管１８を示している。パネル２２は観察用フェース
プレート２８と周辺フランジすなわち側壁３０とからな
っている。この側壁３０はフリット材料２７によってフ
ァネル２６に封着されている。

３色陰極ルミネッセント線状スクリーン３２がフェース
プレート２８の内面上に形成されている。スクリーン３
２は垂直方向すなわち短軸方向に実質的に平行に伸びる
螢光体の線状配列からなっている。

スクリーン３２の一部は当技術分野で周知の態様で光吸
収材料によって被覆されている。Ｌ字状の断面を有する
フレーム３５に取付けられた多孔色選択電極すなわちシ
ャドウ・マスク３４がスクリーン３２に対して予め設定
された間隔でパネル２２内に着脱可能に取付けられてい
る。このマスク−フレーム構体の新規な支持体を以下に
詳細に説明する。マスフ３４け、実質的に平行に垂直方
向の列をなして配列された多数のスリット状の開孔と、
各列のスリットを分離するためのウェブ部分とを含んで
いる。

インライン型電子銃３６（概略的に示されている）がネ
ック２４内に取付けられていて、マスク３４を通過して
スクリーン３２に至る共通平面集中路に沿って３本の電
子ビーム３８Ｂ、　３８Ｒ，および３８Ｇを発生し、指
向させる。

管１８ハ、ネック２４とファネル２６との接合部近傍に
おいてこれらを取巻く外部磁気偏向ヨーク４０と共に使
用するように設計されている。偏向ヨーク４０に適当な
電圧が印加されると、３本のビーム３８Ｂ、３８Ｒ１お
よび３８Ｇ（ｄ垂直および水平磁界を受け、これらのビ
ームはスクリーン３２上に長方形のマスクを描くように
スクリーンの長軸方向である水平方向、およびスクリー
ンの短軸方向である垂直方向に走査される。図面を簡単
にするために、偏向領域における偏向ビームの通路の実
際の曲がシは第１図には示されていない。その代シにビ
ームは偏向量Ｐ−Ｐにおいて瞬時に曲がるものとして概
略的に示されている。

マスク３４によって部分的に覆われているスクリーン３
２の一部が第２図に示されている。スクリーン３２は、
赤、緑、青放射螢光体素子の交番する線からなっている
。第２図にはまたパネル２２内でマスク３４とフレーム
３５との構体と懸架する４個のマスターフレーム支持体
４４（そのうちの２個が第１図に示されている）が示さ
れている。

フレーム３５は、第３図に示すように、スクリーン３２
に向って伸びる第１のフランジ４６と、管１８の縦軸Ｚ
−Ｚに向って内方に伸びる第２の７ランジ４８とを具備
したＬ字状断面を持っている。

各マスターフレーム支持体４４は、パネル２２ノ側壁に
埋設された金属製突栓５０と、弾力性のあるスプリング
５２とを含んでいる。各スプリングの一端はフレーム３
５の第１フランジ４６に溶接されている。

各スプリングの他端には突栓５０の先細の端部に係合す
る開孔５４が形成されている。

第４図は、従来の映像管のスプリング５２と、フレーム
３５’の一部を示す。スプリング５２′は端と端とを結
合したバイメタル構成となっており、その一方の部分５
６は他方の部分５８よシも大きな熱膨張係数をもってい
る。スプリング５２の一端には開孔５４が形成されてお
シ、他端はフレーム３５に４溶接されている。スプリン
グは通常２あるいはそれ以上の点でフレームに溶接され
ているが、例示の関係から１個の溶接点６０のみが示さ
れている。スプリング５２は、その長い端部がフレーム
３５の端部と平行になるように配置されている。管の動
作中にフレーム３５およびスプリング５２が加熱される
と、それらは共に膨張し、スプリング５２はそのバイメ
タル構成によって曲がる。スプリング５２の一端は突栓
と係合しているので、スプリングの曲がシによってフレ
ームに溶接されたその他端は管のスクリーンに向けて動
く。加熱されたＬきのフレーム３５とスプリング５２の
位置が第４図に点線によって示されている。フレーム３
５とスプリング５２の膨張およびスプリングの曲がりに
よって、溶接点６０は新しい位置６１に変位する。第４
図では、この新しい点６１１−ｉ距離Ａだけ元の溶接点
６０の左で、元の溶接点よシ僅かに上方になっている。

位置６１と点６０とを通って伸びる線６２ハ、点６６を
通過する垂直線６４と角度ａを形成している。図示のよ
うに溶接点６０が左方へ移動することにより、４個のス
プリング支持装置では上述のマスクの回転を、３個のス
プリングによる支持装置ではマスクの移動を生じさせる
。

改良されたスプリング支持手段が第５図に示されている
。この改良された手段では、スプリング５２）−１、第
４図に示す従来の映像管における角度と同じ角度αをも
ってフレーム３５に取付けられている。スプリング５２
もまた端と端とを合わせた２個の部分５６と５８とを有
するバイメタル構成となっている。スプリング５２ＩＩ
ｉ一端に開孔５４を有し、他端張し、スプリング５２け
曲かシ、これらの各構成部分を第５図の点線で示す位置
に位置させる。スプリング５２の端部は角度ａをもって
フレーム３５の端部に対して傾けられているので、フレ
ームおよびスプリングが加熱されたとき、溶接点６６け
映像管の縦軸の方向に位置６７まで移動する。第５図に
おいて、線６８は映像管の縦軸を含む面と平行である。

従って、スプリングをフレームに対して適当に角度をつ
けることにより、前述の回軸および変位についての問題
は避けられるか、少なくとも減少する。

他のスプリング支持装置が第６図に示されている。この
装置では、フェースプレート・パネル７４内にマスター
フレーム構体７２を懸架するために３個のマスターフレ
ーム支持体７０が使用されている。

２個の側部スプリング７６がフレーム７８に取付けられ
ており、パネルワ４の側壁から上方に伸びている。

フレーム７８にはまた頂部スプリング９８が取付けられ
ておシ、このスプリンクラ８は突栓８６．！：保合して
横に伸びている。スプリング９８は上述のような端と端
が結合されたバイメタル形式のスプリングか。

あるいは以下に述べるようなスプリング・クリップ形式
の支持体のいずれかである。

第７図は他の従来の映像管における板ばね７６、バイメ
タル形式の素子すなわちクリップ８２．およびフレーム
７８１の一部を示す。板ばね９６１は単一の金属によっ
て形成され、クリップ８２ｒＩ′ｉ積層されたバイメタ
ル金属によって形成されている。板ばね７６は一端にパ
ネル突栓と係合する開孔８３を有し、他端はクリップ８
２の下端に溶接されている。クリソている。クリップ８
２の上側および下側部分は、クリップが加熱されたとき
に伸びる板ばね部分によって接続されている。映像管の
動作期間中、フレらは伸び、溶接点８４は新しい点８５
に移動する。第７図において、この新しい点８５は元の
溶接点８４の距離Ｂ左で、溶接点８４より僅かに上方で
ある。点線は各素子が加熱されたときの位置を示す。位
置８５と点８４とを通って伸びる線８６は、点８４を通
る垂直線８８と角θをなしている。図示のように、溶接
点８４か左へ移動することによシ上述のようにマスクを
回転あるいはシフトさせる。

第８図に改良されたスプリング支持手段を示す。

この改良された手段では、スプリンクラ６およびクリッ
プ８２Ｉｒｉ第７因の従来技術の実施例における角度と
同じ大きさの角度θでフレーム７８に取付けられている
。取付角度を除いて、スプリング７６およびクリップ８
２ハ第７図のスプリング７８およびクリップ８２と同様
である。上記の角度をつけて取付けられているため、ク
リップ８２をフレーム７８に接続する溶接点９０は、加
熱されたとき、マスターフレーム取付構体を含む映像管
の縦軸の方向に位置９２へ移動する。第８図では、線９
４は映像管の縦軸を含む面に平行な面内にある。こ＼で
も、スプリング（板ばね）およびクリップをフレームに
対して適当な角度だけ傾けることによって、マスターフ
レーム構体の回転および移動の問題を避けるか、少なく
とも減少させることができる。

この発明の好ましい実施例を、線状スクリーン、スリッ
ト開孔マスク形式のカラー映像管について説明したが、
この発明Ｉ′ｉ、ドツト形式のスクリーン、円形開孔形
式の管、または他の形式のマスク電極と組合わされた他
の形式のスクリーンを有する管等、他の形式のカラー映
像管にも適用することができる。

この新規なマスク−フレーム支持装置は、マスクのスカ
ートを適当に曲げることによってフレームがマスクの一
体部分となるように形式された管とも使用できることは
言う迄もない。さらに、ここで述べた新規な支持装置の
実施例は、支持装置が加熱されたときマスクをスクリー
ンに向けて移動させたが、スプリングの位置を反転させ
ることによって、支持装置が加熱されたとき、マスクを
スクリーンから離れるように移動させるように支持装置
を使用することもできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は有孔マスク陰極線管の軸に沿う断面を示す平面
図、第２図は第１図の陰極線管のフェースプレートおよ
びマスターフレーム構体の背面図、第３図は第１図の陰
極線管の円３で囲んだ部分をシャドウ・マスクを取除い
て拡大して示した図、第４図は支持スプリングをフレー
ムに取付ける従末技術の側面図、第５図は第１図の陰極
線管の改良された支持スプリング装置紮の側面図、第６
図は他の陰極線管のフェースブレートドマスク−フレー
ム構体の背面図、第７図は支持スプリングをフレームに
取付ける他の従来技術の側面図、第８図は改良された支
持スプリング装置の他の実施例の側面図である。１８・・・映像管、２０・・・外囲器、３２・・・スク
リーン、３４・・・有孔マスク、３５・・・フレーム、
３６・・・電子銃、４４・・・支持手段、５０・・・突
栓、５２・・・スプリング、５４・・・スプリングの開
孔、６６・・・スプリングとフレームの取付点、６７・
・・同じ取付点、６８・・・縦軸を含む面と平行な面。特許ｔｌ１人　　アールシーニー　コーポレーション化
　理　人　　清　　水　　　哲　ほか２名（１５）１９７−

Claims

【特許請求の範囲】

（１）陰極ルミネッセント・スクリーンと、電子銃と、
支持手段によって上記スクリーンに関して懸架されたフ
レームに取付けられた有孔マスクとを収容した排気され
た外囲器を有し、上記電子銃の中心とスクリーンの中心を通過する軸は管
の縦軸となっており、上記スクリーンは互いに直交し且つ上記縦軸と垂直を々
す長軸および短軸を有し、上記支持手段は上記外囲器に埋設され且つ上記フレーム
の周囲に間隔をおいて設けられた複数の突栓と、一端に
との突栓の１つの係合する開孔を有し、他端が上記フレ
ームに取付けられた複数のスプリングとを有し、上記スプリングは上記フレームに対して角度をもって取
付けられておシ、とのスプリングとフレーム２の間の角
度は、スプリングおよびフレームが加熱されていないと
きは、このスプリングトフレームとの取付点を、上記ス
プリングおよびフレームか加熱されたときの上記管の縦
軸を含む面に平行な面内の同じ取付点と整列するような
大きさに設定されている、カラー映像管。